まだまだ続くヨン様・・7月のまとめ
2004年7月31日 つぶやき今月はビックタイトルのリリースが集中して
かなり疲れました・・・。
ヨン様人気にあやかった韓国ドラマのリリースも続いていて
なんだか本当にウンザリですわ・・・。
ヨン様関係、以前はオバサマが多かったのですが、
最近は奥様のおつかいで男性の方もチラホラ・・・。
「借りていかないと女房に怒られるんだよ〜」
そんなこと言われてもレンタル中なんですよ・・・
「次は何巻借りればいいか調べてくれない?」
ちゃんと奥様にきいてらっしゃいよ
「ウチじゃ、最近このビデオばっかりで他のを見れないんだよ」
そんなこと私に言われても・・・
「この男(ヨン様)のどこがいいんだ?」
ヨン様を支持する男性は少ないようだ・・・
あああ〜っ もうイヤ〜ッッ
冬ソナや韓国ドラマを見ていないけど
もう何ヵ月もヨン様関係にふりまわされていると
いい加減キライになっちゃいそうだ・・・。
来日した時や、TVでみかけた時、
「あら、素敵♪」と思ったけど、そろそろ限界だ!!!
例年なら8月は稼ぎ時。
しかし今年はオリンピックがあるので、そんなには忙しくないだろう。
ビッグイベントがTV放送されるとき、店内はガラガラだ。
気をつけるとすれば、オリンピックに興味のない人や子供、
あるいはマニアの難解な質問だろう。
こういう時はお客様の滞在時間に対して売上は少ない。
走りまわったり寝転んだりイタズラするおこちゃまにも
気を配らなければならない。
怪我でもしたら、大変なことになる。
お盆休み明け、オリンピック終了後の延滞にも頭を悩まされるだろう。
延滞したまま帰省してしまう人や、
東京に遊びにきたついでにレンタルして、
そのままご自宅に帰ってしまう人もいるのだ(笑)
返してくださいね、廃盤の1本モノなら絶対に返してね(笑)
今月私が観た作品の中では
『誘惑のシネマ』がとても勉強になった。
懐かしい作品、忘れていた作品に出会えた。
『アメリカン・パイ3』もショーン・ウィリアム・スコット大活躍で
期待以上に楽しめた。
『ウェインズワールド1,2』も懐かしくて大興奮した(笑)
『恐怖の報酬』で名作の持つスゴさを実感したものの
最後の最後に『シェイド』でコケてしまった7月。
さて、来月は世間様同様、我が家でもオリンピックに
モニターが占領されそうな気配。
好きな作品を観ることができるかしらん・・・?
かなり疲れました・・・。
ヨン様人気にあやかった韓国ドラマのリリースも続いていて
なんだか本当にウンザリですわ・・・。
ヨン様関係、以前はオバサマが多かったのですが、
最近は奥様のおつかいで男性の方もチラホラ・・・。
「借りていかないと女房に怒られるんだよ〜」
そんなこと言われてもレンタル中なんですよ・・・
「次は何巻借りればいいか調べてくれない?」
ちゃんと奥様にきいてらっしゃいよ
「ウチじゃ、最近このビデオばっかりで他のを見れないんだよ」
そんなこと私に言われても・・・
「この男(ヨン様)のどこがいいんだ?」
ヨン様を支持する男性は少ないようだ・・・
あああ〜っ もうイヤ〜ッッ
冬ソナや韓国ドラマを見ていないけど
もう何ヵ月もヨン様関係にふりまわされていると
いい加減キライになっちゃいそうだ・・・。
来日した時や、TVでみかけた時、
「あら、素敵♪」と思ったけど、そろそろ限界だ!!!
例年なら8月は稼ぎ時。
しかし今年はオリンピックがあるので、そんなには忙しくないだろう。
ビッグイベントがTV放送されるとき、店内はガラガラだ。
気をつけるとすれば、オリンピックに興味のない人や子供、
あるいはマニアの難解な質問だろう。
こういう時はお客様の滞在時間に対して売上は少ない。
走りまわったり寝転んだりイタズラするおこちゃまにも
気を配らなければならない。
怪我でもしたら、大変なことになる。
お盆休み明け、オリンピック終了後の延滞にも頭を悩まされるだろう。
延滞したまま帰省してしまう人や、
東京に遊びにきたついでにレンタルして、
そのままご自宅に帰ってしまう人もいるのだ(笑)
返してくださいね、廃盤の1本モノなら絶対に返してね(笑)
今月私が観た作品の中では
『誘惑のシネマ』がとても勉強になった。
懐かしい作品、忘れていた作品に出会えた。
『アメリカン・パイ3』もショーン・ウィリアム・スコット大活躍で
期待以上に楽しめた。
『ウェインズワールド1,2』も懐かしくて大興奮した(笑)
『恐怖の報酬』で名作の持つスゴさを実感したものの
最後の最後に『シェイド』でコケてしまった7月。
さて、来月は世間様同様、我が家でもオリンピックに
モニターが占領されそうな気配。
好きな作品を観ることができるかしらん・・・?
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『シェイド』・・誰をだますって?こっちがだまされたよ・・・
2004年7月30日 洋画その他・海外TVドラマ
2003年・米
監督/ダミアン・ニーマン
出演/ガブリエル・バーン
======================
ベテラン詐欺師チャーリー・ミラーは
恋人ティファニーとカードの天才ヴァーノンとで
伝説のギャンブラー・ディーンと対決することに・・・
================================
ベテラン詐欺師ミラーにガブリエル・バーン
カードの天才ヴァーノンにスチュアート・タウンゼント
伝説のギャンブラー・ディーンにシルヴェスター・スタローン
シルヴェが大きな扱いを受けている作品だが
主役はガブリエル・バーン扮するチャーリー・ミラーである。
いつも思うのだが
シルヴェはカッコつければつけるほどカッコ悪い。
マヌケにみえてしまう。
シルヴェはチンピラや少々ハズレた役のほうが
俄然カッコ良くみえるのに・・・
今回のシルヴェも仕立ての良さそうなスーツを着て
伝説のギャンブラーを演じているが、全然サマになっていない(笑)
そのせいかガブリエル・バーンが堅実な演技をしているものの
ヒジョーに影が薄くなってしまっている。
シルヴェが登場するまでは、ストーリー的にも
なかなか期待させるものがあったのだが
終わってみると「なんじゃこれ・・・」って印象。
ディーンとかつて恋仲であったかのようなイブ役に
メラニー・グリフィス。
あー、彼女老けた・・・。
ドン・ジョンソンと結婚してたころのキラキラ感がない。
不二子ちゃん的役柄ティファニー役のサンディ・ニュートンだが
イマイチ不可解というか浅いというか中途半端な役柄設定。
ストーリー序盤のカードテクニックと
ヴァーノン役のスチュアート・タウンゼントの魅力だけが救い。
だましだまされの心理的かけひきも
浅いというかキリキリした緊張感に欠ける。
この作品を選んだこと自体「だまされた」と感じてしまった作品。
監督/ダミアン・ニーマン
出演/ガブリエル・バーン
======================
ベテラン詐欺師チャーリー・ミラーは
恋人ティファニーとカードの天才ヴァーノンとで
伝説のギャンブラー・ディーンと対決することに・・・
================================
ベテラン詐欺師ミラーにガブリエル・バーン
カードの天才ヴァーノンにスチュアート・タウンゼント
伝説のギャンブラー・ディーンにシルヴェスター・スタローン
シルヴェが大きな扱いを受けている作品だが
主役はガブリエル・バーン扮するチャーリー・ミラーである。
いつも思うのだが
シルヴェはカッコつければつけるほどカッコ悪い。
マヌケにみえてしまう。
シルヴェはチンピラや少々ハズレた役のほうが
俄然カッコ良くみえるのに・・・
今回のシルヴェも仕立ての良さそうなスーツを着て
伝説のギャンブラーを演じているが、全然サマになっていない(笑)
そのせいかガブリエル・バーンが堅実な演技をしているものの
ヒジョーに影が薄くなってしまっている。
シルヴェが登場するまでは、ストーリー的にも
なかなか期待させるものがあったのだが
終わってみると「なんじゃこれ・・・」って印象。
ディーンとかつて恋仲であったかのようなイブ役に
メラニー・グリフィス。
あー、彼女老けた・・・。
ドン・ジョンソンと結婚してたころのキラキラ感がない。
不二子ちゃん的役柄ティファニー役のサンディ・ニュートンだが
イマイチ不可解というか浅いというか中途半端な役柄設定。
ストーリー序盤のカードテクニックと
ヴァーノン役のスチュアート・タウンゼントの魅力だけが救い。
だましだまされの心理的かけひきも
浅いというかキリキリした緊張感に欠ける。
この作品を選んだこと自体「だまされた」と感じてしまった作品。
『ウェインズ・ワールド2』・・そうきたか〜っ!!!
2004年7月28日 洋画コメディ・ラブストーリー
1993年・米
監督/スティーブン・サージク
出演/マイク・マイヤーズ
======================
夢でジム・モリソンと出会い
コンサートを開けとお告げを受けたウェイン。
地元オーロラの町で
「ウェイン・ストック」を開催しようとするが
なかなか出演をOKしてくるアーティストが揃わず・・・
================================
前作がヒットして出演者が豪華になった本作品。
ウェイン&ガースの主演コンビと
ウェインの恋人カサンドラ役のティア・カレルは続投。
しかし今回はティアの歌声は前回に比べると少ない。
で、今回は誰が歌っているのかといえばエアロスミス!
「ルック・ライク・ア・レディ」だっけ?
この歌かなりヒットしたんですよ。
今の音頭とっているだけの(失礼、蛍風にはそう聞こえる)
ラップなんかより
ヘビメタやハードロックのほうが、蛍風には聞きやすい。
ま、世代の違いなんでしょうが・・・。
その他にガースが誘惑される役でキム・ベイシンガー!
彼女の演技にはもう大笑い!
ドリュー・バリモアのちらっと出演。
ドリューに関して言えば、トム・グリーンと結婚しただけあって
こういうコメディーはもともと好きなんだろうな、と思ってしまう。
全作のロブ・ロウに代わって、
今回の仇役はクリストファー・ウォーケン様!
カサンドラとダンスを踊るシーンは、さすがに様になっている。
パロディもふんだんに盛りこまれている。
『卒業』をあそこまでパロったことに脱帽。
個人的に1番アツクなったシーンは・・・
ティアの浮気現場を張りこんでいたウェイン達。
ウェインは電柱に登り、黄色いヘルメットをつけて作業服姿。
ガースは交通整理をするフリをして警官姿。
残りの二人はバイクをいじりながらの皮ジャンと
海軍兵に扮してセーラー姿
張りこみがバレでウォーケン様におっかけられた
一行が逃げ込んだ場所はゲイバー
そしてウェイン達がステージに登ったとき
あの曲が流れる!!!
ウェイン達の服装、そしてゲイバーとくれば
そう、あのパウエルさんも歌った
ビレッジ・ピープルの「YMCA」!!!
あ〜でも1人足りないなと思っていると
舞台のソデにウェインの夢にでてきたインディアンが!
スパイ大作戦の音楽が流れる張りこみシーンから
まさかこのパロになるとは予想のしていなかったので
そうきたか〜っと思わず叫んでしまいました(笑)
ビレッジ・ピープルは特に初代ボーカルの
ビクター・ウイリスの頃が好きなので、
この展開には大興奮してしまった・・・(笑)
作品全体の印象をいえば、
1作目よりも洗練された印象を受ける一方で
ごちゃごちゃした良い意味での魅力が薄くなった感じ。
ウォーケン様出演
ベタは笑いと意表をつくパロ
そして音楽がエークセレントッ(笑)な作品
監督/スティーブン・サージク
出演/マイク・マイヤーズ
======================
夢でジム・モリソンと出会い
コンサートを開けとお告げを受けたウェイン。
地元オーロラの町で
「ウェイン・ストック」を開催しようとするが
なかなか出演をOKしてくるアーティストが揃わず・・・
================================
前作がヒットして出演者が豪華になった本作品。
ウェイン&ガースの主演コンビと
ウェインの恋人カサンドラ役のティア・カレルは続投。
しかし今回はティアの歌声は前回に比べると少ない。
で、今回は誰が歌っているのかといえばエアロスミス!
「ルック・ライク・ア・レディ」だっけ?
この歌かなりヒットしたんですよ。
今の音頭とっているだけの(失礼、蛍風にはそう聞こえる)
ラップなんかより
ヘビメタやハードロックのほうが、蛍風には聞きやすい。
ま、世代の違いなんでしょうが・・・。
その他にガースが誘惑される役でキム・ベイシンガー!
彼女の演技にはもう大笑い!
ドリュー・バリモアのちらっと出演。
ドリューに関して言えば、トム・グリーンと結婚しただけあって
こういうコメディーはもともと好きなんだろうな、と思ってしまう。
全作のロブ・ロウに代わって、
今回の仇役はクリストファー・ウォーケン様!
カサンドラとダンスを踊るシーンは、さすがに様になっている。
パロディもふんだんに盛りこまれている。
『卒業』をあそこまでパロったことに脱帽。
個人的に1番アツクなったシーンは・・・
ティアの浮気現場を張りこんでいたウェイン達。
ウェインは電柱に登り、黄色いヘルメットをつけて作業服姿。
ガースは交通整理をするフリをして警官姿。
残りの二人はバイクをいじりながらの皮ジャンと
海軍兵に扮してセーラー姿
張りこみがバレでウォーケン様におっかけられた
一行が逃げ込んだ場所はゲイバー
そしてウェイン達がステージに登ったとき
あの曲が流れる!!!
ウェイン達の服装、そしてゲイバーとくれば
そう、あのパウエルさんも歌った
ビレッジ・ピープルの「YMCA」!!!
あ〜でも1人足りないなと思っていると
舞台のソデにウェインの夢にでてきたインディアンが!
スパイ大作戦の音楽が流れる張りこみシーンから
まさかこのパロになるとは予想のしていなかったので
そうきたか〜っと思わず叫んでしまいました(笑)
ビレッジ・ピープルは特に初代ボーカルの
ビクター・ウイリスの頃が好きなので、
この展開には大興奮してしまった・・・(笑)
作品全体の印象をいえば、
1作目よりも洗練された印象を受ける一方で
ごちゃごちゃした良い意味での魅力が薄くなった感じ。
ウォーケン様出演
ベタは笑いと意表をつくパロ
そして音楽がエークセレントッ(笑)な作品
『ウェインズ・ワールド』・・パーティ オ〜ン!!
2004年7月26日 洋画コメディ・ラブストーリー
1992年・米
監督/ペネロープ・スフィーリス
出演/マイク・マイヤーズ
ダナ・カーヴィ
=====================
地下室にある自分の部屋から
ケーブルTVでトーク番組を放送しているウェイン。
若者に大人気のこの番組を乗っ取って
大儲けしようとするプロデューサーが現われて・・・
================================
え・・・
1992年製作ってことは10年以上も前になるのか!
劇場公開当時、映画館に足を運んだ蛍風。
あれから10年以上もたっていたとは・・・。
当時はウェイン&ガースのコンビはしらなかったけど
「サタデー・ナイト・ライブ」のキャラということで
ウキウキと観にいった記憶が。
当時も今も蛍風の中では「SNL出身」は安心マークなのである(笑)
さらにこの作品はロブ・ロウが出演ということで
ロブ・ロウ?本当にあのロブ・ロウかしらっ?と
期待ととまどいを胸に秘めて観に行ったもんです(笑)
それほど蛍風の中ではSNLとロブ・ロウは意外性があったのです。
ストーリーは・・・これは完全に忘れてました。
ギャグも完全に忘れてました(笑)
まぁ、ストーリーもギャグも「時代性」の一言ですな。
今の若い子が見ても、面白くない可能性も。
ただ、今回改めて観て思ったことは
後に製作された『オースティン・パワーズ』は
洗練されてうまくまとめた作りだな、ということ。
やはり『オースティン〜』は良く出来た作品ですな。
パーティ・オ〜ン
シュウィ〜ン
エークセレントッ
懐かしい思いに浸れた作品(笑)
監督/ペネロープ・スフィーリス
出演/マイク・マイヤーズ
ダナ・カーヴィ
=====================
地下室にある自分の部屋から
ケーブルTVでトーク番組を放送しているウェイン。
若者に大人気のこの番組を乗っ取って
大儲けしようとするプロデューサーが現われて・・・
================================
え・・・
1992年製作ってことは10年以上も前になるのか!
劇場公開当時、映画館に足を運んだ蛍風。
あれから10年以上もたっていたとは・・・。
当時はウェイン&ガースのコンビはしらなかったけど
「サタデー・ナイト・ライブ」のキャラということで
ウキウキと観にいった記憶が。
当時も今も蛍風の中では「SNL出身」は安心マークなのである(笑)
さらにこの作品はロブ・ロウが出演ということで
ロブ・ロウ?本当にあのロブ・ロウかしらっ?と
期待ととまどいを胸に秘めて観に行ったもんです(笑)
それほど蛍風の中ではSNLとロブ・ロウは意外性があったのです。
ストーリーは・・・これは完全に忘れてました。
ギャグも完全に忘れてました(笑)
まぁ、ストーリーもギャグも「時代性」の一言ですな。
今の若い子が見ても、面白くない可能性も。
ただ、今回改めて観て思ったことは
後に製作された『オースティン・パワーズ』は
洗練されてうまくまとめた作りだな、ということ。
やはり『オースティン〜』は良く出来た作品ですな。
パーティ・オ〜ン
シュウィ〜ン
エークセレントッ
懐かしい思いに浸れた作品(笑)
『ジャンダラ』・・仏教の国のベストセラー小説
2004年7月25日 アジア
2001年・タイ
監督/ノンスィー・ニミプット
出演/エスカラット・ザルスク
=====================
ジャンダラの母は、
彼が生まれる時に死んだ。
妻が死んだのはジャンダラのせいだと
彼を憎む父親は、家をハーレムのようにして暮していた・・・
================================
最愛の妻の命と引き換えに生まれてきたジャンダラを
父親は憎み、召使い達と同じ扱いをする。
ジャンダラもまた、そんな父親を憎みながら成長する。
父は妻を失った哀しみから、女を囲い
ハーレムのような生活をする。
そして成長したジャンダラは、父の愛人達と関係を持ち、
いつしか父親とジャンダラの立場は逆転するのだった・・・
タイで30年以上もの間ベストセラーの小説を映画化した作品。
体にまとわりつくような湿度を感じる画面。
けだるい暑さが人を業へと駆りたてる。
人生とは数奇なもの。
勢いあるものは、いつしか衰える。
それは運命。それが人生。
やるせなさと虚しさが、
湿度の高い熱波とともにまとわりつくような作品。
ところで20歳のジャンダラ役のエスカラット・ザルスクと
15歳のジャンダラ役のスウィニット・パンジャマワットは
とてもよく似ている。
同じ役者が、ちょっと大人びた演技をしているのかと思った(笑)
監督/ノンスィー・ニミプット
出演/エスカラット・ザルスク
=====================
ジャンダラの母は、
彼が生まれる時に死んだ。
妻が死んだのはジャンダラのせいだと
彼を憎む父親は、家をハーレムのようにして暮していた・・・
================================
最愛の妻の命と引き換えに生まれてきたジャンダラを
父親は憎み、召使い達と同じ扱いをする。
ジャンダラもまた、そんな父親を憎みながら成長する。
父は妻を失った哀しみから、女を囲い
ハーレムのような生活をする。
そして成長したジャンダラは、父の愛人達と関係を持ち、
いつしか父親とジャンダラの立場は逆転するのだった・・・
タイで30年以上もの間ベストセラーの小説を映画化した作品。
体にまとわりつくような湿度を感じる画面。
けだるい暑さが人を業へと駆りたてる。
人生とは数奇なもの。
勢いあるものは、いつしか衰える。
それは運命。それが人生。
やるせなさと虚しさが、
湿度の高い熱波とともにまとわりつくような作品。
ところで20歳のジャンダラ役のエスカラット・ザルスクと
15歳のジャンダラ役のスウィニット・パンジャマワットは
とてもよく似ている。
同じ役者が、ちょっと大人びた演技をしているのかと思った(笑)
『ミシェル・ヴァイヨン』・・音と雰囲気だけ
2004年7月23日 洋画アクション
2003年・仏
監督/ルイ・バルカン・クヴレア
出演/サガモール・ステヴナン
======================
ミシェル・ヴァイヨン率いる
「チーム・ヴァイヨン」は
ル・マン24時間耐久レースに出場することに。
しかし父の代からの宿敵チーム「リーダー」が
執拗にそして悪質に妨害してくる・・・
================================
フランスで大人気のコミックを映画化した作品。
う〜む・・・
むむむ・・・
これは・・・
ストーリーはほとんどなし。
車のエンジン音をきかせるためだけのような作品
コース攻略のため、用語がいろいろと飛び交うが、
「シケイン 右 左 5速」と言われても
車に興味のない蛍風にゃ、何事か?って感じ(笑)
そのコース攻略もメインストーリーではないため
『イニシャルD』ほど詳しくなく
素人の蛍風でもほほぉ〜と感動するほどではない。
車好きが観ればまた違うのかも知れないが
印象としてはニトロをぶっ放して直線をはしる
『ワイルド・スピード』に似ている。
エンジン音とル・マンの雰囲気を味わうだけの作品。
『イニD』のほうが好きだな・・・。
監督/ルイ・バルカン・クヴレア
出演/サガモール・ステヴナン
======================
ミシェル・ヴァイヨン率いる
「チーム・ヴァイヨン」は
ル・マン24時間耐久レースに出場することに。
しかし父の代からの宿敵チーム「リーダー」が
執拗にそして悪質に妨害してくる・・・
================================
フランスで大人気のコミックを映画化した作品。
う〜む・・・
むむむ・・・
これは・・・
ストーリーはほとんどなし。
車のエンジン音をきかせるためだけのような作品
コース攻略のため、用語がいろいろと飛び交うが、
「シケイン 右 左 5速」と言われても
車に興味のない蛍風にゃ、何事か?って感じ(笑)
そのコース攻略もメインストーリーではないため
『イニシャルD』ほど詳しくなく
素人の蛍風でもほほぉ〜と感動するほどではない。
車好きが観ればまた違うのかも知れないが
印象としてはニトロをぶっ放して直線をはしる
『ワイルド・スピード』に似ている。
エンジン音とル・マンの雰囲気を味わうだけの作品。
『イニD』のほうが好きだな・・・。
2003年・米
出演/キーファー・サザーランド
======================
妻を亡くしそのショックから
CTUを離れていたジャック・バウアー。
彼のもとに大統領からロスに
核爆弾が持ちこまれた可能性があると
捜査の依頼が・・・
================================
前回は大統領候補暗殺事件。
今回はぐっと話が大きくなってロスでの核爆弾テロ。
大統領候補だったパーマーはめでたく大統領となっており
ジャックは前回の事件のショックでCTUを離れ、
娘キムも住みこみのベビーシッターをしている設定。
で、今回もジャック&キムのとんでも親子ぶりは健在。
ジャックは極秘情報であるロス核爆弾テロの事をキムに電話で話す。
ロスは危ないから逃げなさい!
パニックになるから誰にも言うな!
えーっ!極秘情報で家族にも一切言っちゃいけないお達しなのに
予想通りキムはBFに電話し、
ベビーシッターしている子供と3人でロスを離れようとする。
こうやって余計なことしているから、泥沼になっていく。
キムの暴走で何人も怪我をし、命を落していく。
そんなキムに対しジャックは、
お前はそのままでいい。いつまでも変らないでくれ
おいおい、絶対変った方がイイと思うぞ(笑)
ほんの数時間前までCTUを離れていたジャックだが
ものすごくエラそうな態度。
監視がきつくてヘリを飛ばせないとトニーが言えば、
一言「なんとかしろ!」
オレ様ジャック様にかかれば無理を通せば道理が引っ込むのである。
なにしろヒーローオレ様ジャック様はスゴイ。
飛行機が墜落して足を怪我したにも関わらず
数分後にはホイサッサと何人もの敵を倒す!
心停止しても、やはりすぐに敵を倒す。
それも選びぬかれた精鋭の特殊部隊員に対して!
やりたい放題、なんでもアリのジャック様だが
大統領に対しては腰が低く忠実。
アメリカ人にとって大統領は特別な存在なのかしらん。
登場人物の中でパーマーだけが唯一マトモな存在だし・・・。
前回はCTU内の裏切り者を探すのがサブストーリーだったせいか
思わせぶりなカメラワークだった。
しかし今回は核爆弾テロとターゲットがはっきりしているため
とても観やすい展開。
それでも前回同様とても24時間でおさまる話とは思えない展開。
移動距離等考えると、
同じ町内でバタバタ動きまわっている感じなんだけどな(笑)
それにしてもCYUの勤務体系はどうなっているのかしらん。
かなりキツそうだわ・・・。
で、今回はハッキリいって24時間で終わっていない。
ラストは次の事件の始まりで終わっている。
これにはちょっとショック。
やっぱり全24話で収めるべきじゃない?
CTUの人たちもまた徹夜になるのかしらん?(笑)
バウアー親子のとんでもぶりが更に拍車がかかり
事件もよりビッグになったセカンドシーズン。
話がどんどんビッグになっていくのは
シリーズものにはよくあるパターンだが、
ここまでオレ様な
バウアーには最終的にはエイリアンと戦って欲しいと思ってしまう。
エイリアンVSプレデターVSジャック・バウアー
そんな戦いを24時間でまとめたらもの
すごいトンデモ作品になりそうじゃない?(笑)
============
秋林瑞佳サマ
============
『夜を楽しく』ですか!
子供の頃に、そんなシーンを見た記憶があって
でもはっきりと覚えていなくてムズムズしていました。
ありがとうございます!
ところであの「イカす」写真のドパルデューは
『102』の時のものではないでしょうか?
あの作品の役も結構「いっちゃって」ましたよね・・・(笑)
出演/キーファー・サザーランド
======================
妻を亡くしそのショックから
CTUを離れていたジャック・バウアー。
彼のもとに大統領からロスに
核爆弾が持ちこまれた可能性があると
捜査の依頼が・・・
================================
前回は大統領候補暗殺事件。
今回はぐっと話が大きくなってロスでの核爆弾テロ。
大統領候補だったパーマーはめでたく大統領となっており
ジャックは前回の事件のショックでCTUを離れ、
娘キムも住みこみのベビーシッターをしている設定。
で、今回もジャック&キムのとんでも親子ぶりは健在。
ジャックは極秘情報であるロス核爆弾テロの事をキムに電話で話す。
ロスは危ないから逃げなさい!
パニックになるから誰にも言うな!
えーっ!極秘情報で家族にも一切言っちゃいけないお達しなのに
予想通りキムはBFに電話し、
ベビーシッターしている子供と3人でロスを離れようとする。
こうやって余計なことしているから、泥沼になっていく。
キムの暴走で何人も怪我をし、命を落していく。
そんなキムに対しジャックは、
お前はそのままでいい。いつまでも変らないでくれ
おいおい、絶対変った方がイイと思うぞ(笑)
ほんの数時間前までCTUを離れていたジャックだが
ものすごくエラそうな態度。
監視がきつくてヘリを飛ばせないとトニーが言えば、
一言「なんとかしろ!」
オレ様ジャック様にかかれば無理を通せば道理が引っ込むのである。
なにしろヒーローオレ様ジャック様はスゴイ。
飛行機が墜落して足を怪我したにも関わらず
数分後にはホイサッサと何人もの敵を倒す!
心停止しても、やはりすぐに敵を倒す。
それも選びぬかれた精鋭の特殊部隊員に対して!
やりたい放題、なんでもアリのジャック様だが
大統領に対しては腰が低く忠実。
アメリカ人にとって大統領は特別な存在なのかしらん。
登場人物の中でパーマーだけが唯一マトモな存在だし・・・。
前回はCTU内の裏切り者を探すのがサブストーリーだったせいか
思わせぶりなカメラワークだった。
しかし今回は核爆弾テロとターゲットがはっきりしているため
とても観やすい展開。
それでも前回同様とても24時間でおさまる話とは思えない展開。
移動距離等考えると、
同じ町内でバタバタ動きまわっている感じなんだけどな(笑)
それにしてもCYUの勤務体系はどうなっているのかしらん。
かなりキツそうだわ・・・。
で、今回はハッキリいって24時間で終わっていない。
ラストは次の事件の始まりで終わっている。
これにはちょっとショック。
やっぱり全24話で収めるべきじゃない?
CTUの人たちもまた徹夜になるのかしらん?(笑)
バウアー親子のとんでもぶりが更に拍車がかかり
事件もよりビッグになったセカンドシーズン。
話がどんどんビッグになっていくのは
シリーズものにはよくあるパターンだが、
ここまでオレ様な
バウアーには最終的にはエイリアンと戦って欲しいと思ってしまう。
エイリアンVSプレデターVSジャック・バウアー
そんな戦いを24時間でまとめたらもの
すごいトンデモ作品になりそうじゃない?(笑)
============
秋林瑞佳サマ
============
『夜を楽しく』ですか!
子供の頃に、そんなシーンを見た記憶があって
でもはっきりと覚えていなくてムズムズしていました。
ありがとうございます!
ところであの「イカす」写真のドパルデューは
『102』の時のものではないでしょうか?
あの作品の役も結構「いっちゃって」ましたよね・・・(笑)
『カリギュラ 』・・混沌・混乱・無秩序・暴君
2004年7月19日 洋画その他・海外TVドラマ
1980年・米
監督/ティント・ブラス
出演/マルコム・マクダウェル
=====================
カリギュラは父を暗殺し、
ローマ帝国三代皇帝になる。
彼の暴政は凄まじく、狂気とエロスと混沌の渦だった・・・
================================
映画史上もっとも悪趣味と評されることもある本作品。
監督がティント・ブラス、
キャストはマルコム・マクダウェルやピーター・オトゥールらの
ローマ皇帝の血と孤独と狂気の一大史劇の要素がありながらも
出来あがった作品はプロデューサーである
ペントハウス社オーナーのボブ・グッチョーネの影響が強い。
カリギュラは父ティベリウスを暗殺して三代ローマ皇帝の座に就く。
しかし、近親相姦関係にある妹の助言で腹心の部下を処刑。
夢にまで描いていた権力の座は退屈であると同時に
命の危険を感じるものだった。
自分がそうしたように、弟も皇帝である自分を暗殺するのではと
疑心暗鬼になり、弟も処刑する。
その一方ではエロスに溢れた退廃的な生活を送っていた。
目をつけた処女の結婚式当日、
神である皇帝からの祝福ぞよ〜といって
新郎の目の前で台所のテーブルで新婦を犯す。
そして新郎をよつんばいにさせ、
石鹸だかクリームだかを彼の尻に塗り
お前にも贈り物ぞよ〜と腕を突っ込む。
可哀想なこの新郎は、その後も縄で宙吊りにされ、
いたぶられ、おもちゃにされる。
人気とりのため金をばらまいていたカリギュラ。
財政が苦しくなると、元老院の妻達を娼婦として売春宿をはじめる。
お前の妻は毛深くて商品にならんな〜と勝手なことまで言っちゃう。
まぁ、そんなこんなで将来に危険を感じた側近達が
クーデターをおこしてカリギュラを殺したって話なんだけど・・・。
会話の途中でいきなり女性のおマタのアップ。
なんか意味があるのかと思えば、全然意味なし。
話の筋とはまったく関係ないところで
延々とレズシーンが続く。
なんでもプロデューサーのグッチョーネが、
勝手に撮って、勝手にくっつけて編集したんだとか・・・。
まぁ、ペントハウスだからね。女の裸をウリにしたいんだろうけどさ。
出来あがった作品を観て、スタッフ・キャストが激怒したというのも
納得のヘンな作品になってしまっている。
孤独と狂気に苦しむカリギュラを
マルコム・マクダウェルが尻丸だしで頑張ってはいるが、
女性器とイチモツのアップの連続で
何が狂気なのか訳が分からなくなっている。
権力の持つ魅惑と恐怖にとりつかれたカリギュラを描き
また、一方で男女のおマタのモザイク嵐。
真面目な史劇を期待した人には、
股間と血でぐちゃぐちゃのエログロにゲンナリ。
女の子の裸を期待した人には、もったいぶった史劇は鼻につく
結果、どちらにも支持されずに
奇怪な印象だけが残る迷作・怪作となった作品。
監督/ティント・ブラス
出演/マルコム・マクダウェル
=====================
カリギュラは父を暗殺し、
ローマ帝国三代皇帝になる。
彼の暴政は凄まじく、狂気とエロスと混沌の渦だった・・・
================================
映画史上もっとも悪趣味と評されることもある本作品。
監督がティント・ブラス、
キャストはマルコム・マクダウェルやピーター・オトゥールらの
ローマ皇帝の血と孤独と狂気の一大史劇の要素がありながらも
出来あがった作品はプロデューサーである
ペントハウス社オーナーのボブ・グッチョーネの影響が強い。
カリギュラは父ティベリウスを暗殺して三代ローマ皇帝の座に就く。
しかし、近親相姦関係にある妹の助言で腹心の部下を処刑。
夢にまで描いていた権力の座は退屈であると同時に
命の危険を感じるものだった。
自分がそうしたように、弟も皇帝である自分を暗殺するのではと
疑心暗鬼になり、弟も処刑する。
その一方ではエロスに溢れた退廃的な生活を送っていた。
目をつけた処女の結婚式当日、
神である皇帝からの祝福ぞよ〜といって
新郎の目の前で台所のテーブルで新婦を犯す。
そして新郎をよつんばいにさせ、
石鹸だかクリームだかを彼の尻に塗り
お前にも贈り物ぞよ〜と腕を突っ込む。
可哀想なこの新郎は、その後も縄で宙吊りにされ、
いたぶられ、おもちゃにされる。
人気とりのため金をばらまいていたカリギュラ。
財政が苦しくなると、元老院の妻達を娼婦として売春宿をはじめる。
お前の妻は毛深くて商品にならんな〜と勝手なことまで言っちゃう。
まぁ、そんなこんなで将来に危険を感じた側近達が
クーデターをおこしてカリギュラを殺したって話なんだけど・・・。
会話の途中でいきなり女性のおマタのアップ。
なんか意味があるのかと思えば、全然意味なし。
話の筋とはまったく関係ないところで
延々とレズシーンが続く。
なんでもプロデューサーのグッチョーネが、
勝手に撮って、勝手にくっつけて編集したんだとか・・・。
まぁ、ペントハウスだからね。女の裸をウリにしたいんだろうけどさ。
出来あがった作品を観て、スタッフ・キャストが激怒したというのも
納得のヘンな作品になってしまっている。
孤独と狂気に苦しむカリギュラを
マルコム・マクダウェルが尻丸だしで頑張ってはいるが、
女性器とイチモツのアップの連続で
何が狂気なのか訳が分からなくなっている。
権力の持つ魅惑と恐怖にとりつかれたカリギュラを描き
また、一方で男女のおマタのモザイク嵐。
真面目な史劇を期待した人には、
股間と血でぐちゃぐちゃのエログロにゲンナリ。
女の子の裸を期待した人には、もったいぶった史劇は鼻につく
結果、どちらにも支持されずに
奇怪な印象だけが残る迷作・怪作となった作品。
『ミッション・クレオパトラ』・・お気に入りのキャスト大集合
2004年7月17日 洋画コメディ・ラブストーリー
2002年・仏
監督/アラン・シャバ
出演/モニカ・ベルッチ
==============================
エジプトの女王クレオパトラは
シーザーの高慢な態度に怒り
豪華な宮殿を90日間で建てて
エジプトが1番だと認めさせようとする・・・
==============================
フランスのコミックが原作のコメディー。
クレオパトラ役にモニカ・ベルッチ。
うんうん美しいもんね。
シーザー役にアラン・シャバ。
おっ『ディディエ』の犬男か。
ジェラール・ドパルデューが太っちょ怪力男。
三つ編みがちょっと笑える。
『おかしなおかしな訪問者』のクリスチャン・クラヴィエが
ちょっと小奇麗な感じで出演。
なんかそれだけで笑える。
まあそんなワケでフランスを代表するキャストが集まって
わいわいドタバタぎゃーぎゃーするおハナシ。
『トロイ』の影響でサンダルものがまたもや注目を集めつつある中
クレオパトラ&シーザー!
キャストはモニカ・ベルッチ!ジェラール・ドパルデュー!
ってなことで真面目な史劇だと思ってレンタルされる年配の方が・・・
返却の際「つまらなかった・・」とガッカリされる姿には
同情するものがあります。
はじめからバカチンコメディーだと知っていれば
また違っていただろうに・・・
ジャケットをコメディー色を強いものすれば良かったのになぁ・・・。
フランスを代表する豪華キャストが
楽しそうに出演しているコメディー。
とはいえ、ハリウッドもののように
大爆笑できるコメディーではないが・・・。
監督/アラン・シャバ
出演/モニカ・ベルッチ
==============================
エジプトの女王クレオパトラは
シーザーの高慢な態度に怒り
豪華な宮殿を90日間で建てて
エジプトが1番だと認めさせようとする・・・
==============================
フランスのコミックが原作のコメディー。
クレオパトラ役にモニカ・ベルッチ。
うんうん美しいもんね。
シーザー役にアラン・シャバ。
おっ『ディディエ』の犬男か。
ジェラール・ドパルデューが太っちょ怪力男。
三つ編みがちょっと笑える。
『おかしなおかしな訪問者』のクリスチャン・クラヴィエが
ちょっと小奇麗な感じで出演。
なんかそれだけで笑える。
まあそんなワケでフランスを代表するキャストが集まって
わいわいドタバタぎゃーぎゃーするおハナシ。
『トロイ』の影響でサンダルものがまたもや注目を集めつつある中
クレオパトラ&シーザー!
キャストはモニカ・ベルッチ!ジェラール・ドパルデュー!
ってなことで真面目な史劇だと思ってレンタルされる年配の方が・・・
返却の際「つまらなかった・・」とガッカリされる姿には
同情するものがあります。
はじめからバカチンコメディーだと知っていれば
また違っていただろうに・・・
ジャケットをコメディー色を強いものすれば良かったのになぁ・・・。
フランスを代表する豪華キャストが
楽しそうに出演しているコメディー。
とはいえ、ハリウッドもののように
大爆笑できるコメディーではないが・・・。
『恋は邪魔者』・・いつまでも初々しくて
2004年7月14日 洋画コメディ・ラブストーリー
2003年・米
監督/ペイトン・リード
出演/レニー・ゼルウィガー
ユアン・マクガレー
======================
女が幸せになるには
恋なんて邪魔という内容の本を書いた
女流作家バーバラ。
超プレイボーイジャーナリスト・キャッチャーに
本のカバーストーリーを書いてもらうことに。
しかしキャッチャーはドタキャンばかり。
ついにバーバラはTVでキャッチャーはサイテー男と発言し・・・
================================
レニー&ユアン。
旬で好感度の高い2人が出演。
60年代のニューヨークを舞台に
オシャレでキュートはファッション。
その中でかわいらしい2人が繰り広げるラブコメ。
レニーとユアンはキャリアの割りに
いつも「ういういしい」感じがして、
蛍風の中では好感度の高い2人。
画面に映るだけでほんわかとした気分になる。
もっともユアンに関してはSWシリーズは除くが・・・。
何度か書いているが、スターウォーズシリーズは苦手なもんで・・・。
可愛らしい2人の可愛らしい恋の鞘当てゲームかと思いきや
意外なドンデンガエシにあらまぁビックリ。
コノ手の作品で、まさかどんでん返しがあるとは思わなかったので
こりゃ、やられた〜と思わず唸ってしまった。
ところでバーバラとキャッチャーが電話で話す
画面を2分割したシーン。
それぞれは、フツーの動作をしているのだが
分割した画面を並べることで、
なにやらムフフな動作に見えるというもの。
これって、昔の映画でもあったなぁ〜・・・なんだっけ・・・?
キャスト良し、ストーリー良し、
ファション、インテリアもなかなかGOOD。
小粒な感じはするものの、良く出来たラブコメの佳作。
監督/ペイトン・リード
出演/レニー・ゼルウィガー
ユアン・マクガレー
======================
女が幸せになるには
恋なんて邪魔という内容の本を書いた
女流作家バーバラ。
超プレイボーイジャーナリスト・キャッチャーに
本のカバーストーリーを書いてもらうことに。
しかしキャッチャーはドタキャンばかり。
ついにバーバラはTVでキャッチャーはサイテー男と発言し・・・
================================
レニー&ユアン。
旬で好感度の高い2人が出演。
60年代のニューヨークを舞台に
オシャレでキュートはファッション。
その中でかわいらしい2人が繰り広げるラブコメ。
レニーとユアンはキャリアの割りに
いつも「ういういしい」感じがして、
蛍風の中では好感度の高い2人。
画面に映るだけでほんわかとした気分になる。
もっともユアンに関してはSWシリーズは除くが・・・。
何度か書いているが、スターウォーズシリーズは苦手なもんで・・・。
可愛らしい2人の可愛らしい恋の鞘当てゲームかと思いきや
意外なドンデンガエシにあらまぁビックリ。
コノ手の作品で、まさかどんでん返しがあるとは思わなかったので
こりゃ、やられた〜と思わず唸ってしまった。
ところでバーバラとキャッチャーが電話で話す
画面を2分割したシーン。
それぞれは、フツーの動作をしているのだが
分割した画面を並べることで、
なにやらムフフな動作に見えるというもの。
これって、昔の映画でもあったなぁ〜・・・なんだっけ・・・?
キャスト良し、ストーリー良し、
ファション、インテリアもなかなかGOOD。
小粒な感じはするものの、良く出来たラブコメの佳作。
『クライム・チアーズ』・・妊婦チアリーダー
2004年7月11日 洋画ヒューマン・青春・スポーツ
2000年・米
監督/フランシン・マクドーガル
出演/マーリー・シェルトン
=============================
チアリーダーのキャプテン・ダイアンは
アメフト部の人気者ジャックと恋に落ち妊娠する。
2人は同棲し、学園の憧れのマトだが
ジャックのアルバイトだけでは
親子3人暮していけないと危機感をもったダイアンは
チアリーダーの仲間と銀行強盗することに・・・
==============================
チアリーダーのキャプテンでみんなの憧れのマト黒幕・ダイアン
母親が刑務所暮しの不良・カンザス
一流大学を目指す頭脳派・ルーシー
熱心なキリスト教徒バージン・ハンナ
憧れの芸能人と革ばりのソファーで抱き合うのが夢の
ストーカー・クレオ
父親がヤバい仕事の殺し屋・ファーン
この6人のチアリーダー達が
キアヌの映画(『ハートブルー』か?)に
啓示を受けて銀行強盗するおハナシ。
個性あふれる6人が一致団結してチームワークで銀行強盗。
前半はよくあるタイプの学園モノだが
チアリーダーが銀行強盗を計画する破天荒なストーリー。
学園の憧れの的チアリーダーを描いているせいか
彼女達の行動・キャラはとってもキュート!
特に強盗する際の変装(?)は従来のものとは違い
とってもオシャレである。
オシャレといえば妊婦となったダイアンだが
それでもみなと同じヘソ出しチアのユニフォームで闊歩する(笑)
これってオシャレなんだろうか?
ヘソ出しというよりハラ出し・・・。
妊婦がハラ出しなんてオバサン心配しちゃうわよ(笑)
後日談がなかなか気が効いている。
コメディタッチでキュートで爽やか。
好感の持てる作品。
監督/フランシン・マクドーガル
出演/マーリー・シェルトン
=============================
チアリーダーのキャプテン・ダイアンは
アメフト部の人気者ジャックと恋に落ち妊娠する。
2人は同棲し、学園の憧れのマトだが
ジャックのアルバイトだけでは
親子3人暮していけないと危機感をもったダイアンは
チアリーダーの仲間と銀行強盗することに・・・
==============================
チアリーダーのキャプテンでみんなの憧れのマト黒幕・ダイアン
母親が刑務所暮しの不良・カンザス
一流大学を目指す頭脳派・ルーシー
熱心なキリスト教徒バージン・ハンナ
憧れの芸能人と革ばりのソファーで抱き合うのが夢の
ストーカー・クレオ
父親がヤバい仕事の殺し屋・ファーン
この6人のチアリーダー達が
キアヌの映画(『ハートブルー』か?)に
啓示を受けて銀行強盗するおハナシ。
個性あふれる6人が一致団結してチームワークで銀行強盗。
前半はよくあるタイプの学園モノだが
チアリーダーが銀行強盗を計画する破天荒なストーリー。
学園の憧れの的チアリーダーを描いているせいか
彼女達の行動・キャラはとってもキュート!
特に強盗する際の変装(?)は従来のものとは違い
とってもオシャレである。
オシャレといえば妊婦となったダイアンだが
それでもみなと同じヘソ出しチアのユニフォームで闊歩する(笑)
これってオシャレなんだろうか?
ヘソ出しというよりハラ出し・・・。
妊婦がハラ出しなんてオバサン心配しちゃうわよ(笑)
後日談がなかなか気が効いている。
コメディタッチでキュートで爽やか。
好感の持てる作品。
2003年・米
監督/ジェシー・ディラン
出演/ジェイスン・ビッグス
アリスン・ハニガン
======================
ジムはついにミッシェルにプロボーズする
フィンチ達仲間は、2人の結婚を祝い
バチェラーパーティーを開くが・・・
===============================
蛍風大好きなこのシリーズ
なんと今回はジムとミッシェルの結婚がテーマ。
そして一応シリーズ最終らしい。
前作で暴走し異彩を放ったジムのパパ。
今回もやはり笑わせてくれるのだが、前作に比べると少々控えめ。
1作目でメインだったケビンは回を重ねるごとに
ますます影が薄くなっている。
で、今回は誰が光っていたかというと
スティフラー役のショーン・ウィリアム・スコット!!!
スティフラーの作品といっても
過言ではないほどの大活躍(笑)
特にゲイバーでのダンス対決に大興奮!
音楽がバナナラマやデュランデュランと、
蛍風世代には涙がでるほどの懐かしさ!(笑)
その音楽に合わせてスティフラー役のショーンが踊る!
こりゃ、たまりませんわ〜!!!
目玉のバチェラーパーティーも
期待通りのお笑いてんこ盛り状態。
スティフラーのママ好きのフィンチも
最後の最後でキメて(?)くれて大満足。
本作品は劇場未公開。
う〜ん何故かしらん?
シリーズを重ねると人気が尻すぼみになっていくのは
よくあることだし
青春の性を扱った作品であることから
劇場公開では難しいシーンもあることからか?
残念なことではあるが、米国劇場公開版に
過激シーンをプラスした本作品は
ビデオ向きな作品であることも事実。
同時に劇場未公開作品、シリーズモノということで
シリーズを観たことのない人には
レンタルしてもらえないのも淋しい現実だ。
ジムが結婚してシリーズ最終となってしまったが
スティフラーが大活躍した本作品を考えると
スティフラーシリーズが出来てもおかしくない。
それにはショーン・ウィリアム・スコットが
キアヌみたいにビッグになるぞと色気を出さずに
今の路線を歩んでもらうことが前提だが・・・(笑)
シリーズ大好き、
お気に入りショーン・ウィリアム・スコット大活躍
そんな蛍風には大満足の作品!!!
同好の士がどれだけいるか疑問ではあるが・・・(笑)
監督/ジェシー・ディラン
出演/ジェイスン・ビッグス
アリスン・ハニガン
======================
ジムはついにミッシェルにプロボーズする
フィンチ達仲間は、2人の結婚を祝い
バチェラーパーティーを開くが・・・
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蛍風大好きなこのシリーズ
なんと今回はジムとミッシェルの結婚がテーマ。
そして一応シリーズ最終らしい。
前作で暴走し異彩を放ったジムのパパ。
今回もやはり笑わせてくれるのだが、前作に比べると少々控えめ。
1作目でメインだったケビンは回を重ねるごとに
ますます影が薄くなっている。
で、今回は誰が光っていたかというと
スティフラー役のショーン・ウィリアム・スコット!!!
スティフラーの作品といっても
過言ではないほどの大活躍(笑)
特にゲイバーでのダンス対決に大興奮!
音楽がバナナラマやデュランデュランと、
蛍風世代には涙がでるほどの懐かしさ!(笑)
その音楽に合わせてスティフラー役のショーンが踊る!
こりゃ、たまりませんわ〜!!!
目玉のバチェラーパーティーも
期待通りのお笑いてんこ盛り状態。
スティフラーのママ好きのフィンチも
最後の最後でキメて(?)くれて大満足。
本作品は劇場未公開。
う〜ん何故かしらん?
シリーズを重ねると人気が尻すぼみになっていくのは
よくあることだし
青春の性を扱った作品であることから
劇場公開では難しいシーンもあることからか?
残念なことではあるが、米国劇場公開版に
過激シーンをプラスした本作品は
ビデオ向きな作品であることも事実。
同時に劇場未公開作品、シリーズモノということで
シリーズを観たことのない人には
レンタルしてもらえないのも淋しい現実だ。
ジムが結婚してシリーズ最終となってしまったが
スティフラーが大活躍した本作品を考えると
スティフラーシリーズが出来てもおかしくない。
それにはショーン・ウィリアム・スコットが
キアヌみたいにビッグになるぞと色気を出さずに
今の路線を歩んでもらうことが前提だが・・・(笑)
シリーズ大好き、
お気に入りショーン・ウィリアム・スコット大活躍
そんな蛍風には大満足の作品!!!
同好の士がどれだけいるか疑問ではあるが・・・(笑)
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『エニグマ奪還』・・異色の戦争モノ
2004年7月7日 洋画アクション
2001年・独/米/オーストリア/ハンガリー
監督/ステファン・ルツォヴィッキー
出演/マット・ルブランク
==============================
ナチスの暗号解読機エニグマを盗みだすために
米国人スパイ・オルーク、英国軍人アーチー、
暗号解読のプロ・ジョノがドイツに潜入することに。
しかしエニグマは女性だけの工場で作られており
怪しまれず行動するには女装するしかなかった・・・
==============================
エニグマ、ナチス、潜入・・・
お堅い戦争モノかと思いきや
ドラッグクイーンの指導のもと女装に励む3人。
バリバリバリ、ドッゴォーンな戦争モノではなく
やっかいもの達がチームを組んで
女装に励み、友情を育みながら
任務遂行に努力する軽妙なタッチの作品。
それでいて、戦争・戦略における
兵士の命の軽さ虚しさも描かれている。
これなら戦争モノを敬遠がちの女性にも
すんなりと受け入れてもらえそうな作風。
逆にいえば、バリバリの戦争モノファンには
不満を覚える部分もあるかもしれないが・・・。
軽快なテンポで軽妙なタッチ。
多少物足りなさを感じる部分もあるが、
かなり気楽に観れる戦争モノ作品。
監督/ステファン・ルツォヴィッキー
出演/マット・ルブランク
==============================
ナチスの暗号解読機エニグマを盗みだすために
米国人スパイ・オルーク、英国軍人アーチー、
暗号解読のプロ・ジョノがドイツに潜入することに。
しかしエニグマは女性だけの工場で作られており
怪しまれず行動するには女装するしかなかった・・・
==============================
エニグマ、ナチス、潜入・・・
お堅い戦争モノかと思いきや
ドラッグクイーンの指導のもと女装に励む3人。
バリバリバリ、ドッゴォーンな戦争モノではなく
やっかいもの達がチームを組んで
女装に励み、友情を育みながら
任務遂行に努力する軽妙なタッチの作品。
それでいて、戦争・戦略における
兵士の命の軽さ虚しさも描かれている。
これなら戦争モノを敬遠がちの女性にも
すんなりと受け入れてもらえそうな作風。
逆にいえば、バリバリの戦争モノファンには
不満を覚える部分もあるかもしれないが・・・。
軽快なテンポで軽妙なタッチ。
多少物足りなさを感じる部分もあるが、
かなり気楽に観れる戦争モノ作品。
『恐怖の報酬』・・ジリジリとした緊張
2004年7月6日 洋画サスペンス・ミステリー・ホラー・SF
1952年・仏
監督/アンリ・ジョルジュ・クルーゾー
出演/イヴ・モンタン
======================
町から遠くはなれた油田で火災が発生し、
石油会社はニトロを爆発させ
その爆風で火災を消しとめようとする。
そこでニトロを積んだトラックの運転手として
4人の男が雇われる・・・
================================
メキシコに近いラス・ピエドラスの町。
町は不景気で、来るのは簡単だが、出て行くのが難しい町。
職も金もなく、男どもはダラダラ酒を飲んでいるばかり。
唯一景気の良い場所はアメリカ人が支配している石油会社だけ。
そして油田で火災が発生し、爆風で火災を消火するため
マリオとジョー、ビンバとルイジがニトロ運搬の運転手として
1人2000ドルで雇われる。
ちょっとした衝撃で爆発するニトロなのに、
簡単な緩衝材をひいただけの普通のトラックで
荒れ果てた道を進む彼等。
トラックを運転するだけのストーリーなのに
ジリジリするような緊張感の連続。
生死ギリギリの状態でマリオとジョーの立場が逆転する。
若さゆえの度胸、年老いたからこその死への恐怖。
イヴ・モンタン演じるマリオがふてぶてしく、たくましく成長し
シャルル・ヴァネル演じるジョーが、
小さく情けない存在になっていく
その過程と演技の素晴らしさ。
観客を谷底に突き落とすかのような
容赦ないラストもGOOD。
50年以上も昔に作られた作品でありながら
今も1級品の輝きを失わない作品であろう。
監督/アンリ・ジョルジュ・クルーゾー
出演/イヴ・モンタン
======================
町から遠くはなれた油田で火災が発生し、
石油会社はニトロを爆発させ
その爆風で火災を消しとめようとする。
そこでニトロを積んだトラックの運転手として
4人の男が雇われる・・・
================================
メキシコに近いラス・ピエドラスの町。
町は不景気で、来るのは簡単だが、出て行くのが難しい町。
職も金もなく、男どもはダラダラ酒を飲んでいるばかり。
唯一景気の良い場所はアメリカ人が支配している石油会社だけ。
そして油田で火災が発生し、爆風で火災を消火するため
マリオとジョー、ビンバとルイジがニトロ運搬の運転手として
1人2000ドルで雇われる。
ちょっとした衝撃で爆発するニトロなのに、
簡単な緩衝材をひいただけの普通のトラックで
荒れ果てた道を進む彼等。
トラックを運転するだけのストーリーなのに
ジリジリするような緊張感の連続。
生死ギリギリの状態でマリオとジョーの立場が逆転する。
若さゆえの度胸、年老いたからこその死への恐怖。
イヴ・モンタン演じるマリオがふてぶてしく、たくましく成長し
シャルル・ヴァネル演じるジョーが、
小さく情けない存在になっていく
その過程と演技の素晴らしさ。
観客を谷底に突き落とすかのような
容赦ないラストもGOOD。
50年以上も昔に作られた作品でありながら
今も1級品の輝きを失わない作品であろう。
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『ファインディング・ニモ』・・美しい映像と個性あふれるキャラ
2004年7月4日 アニメ・マンガ
2003年・米
監督/アンドリュー・スタントン
声優/木梨 憲武
室井 滋
======================
カクレクマノミのニモは右のヒレが小さい。
そのため上手く泳げないと心配する父マリーン。
そんな心配性の父に反抗したニモは
ダイバーに捕まってしまう。
そしてニモを探す旅にでたマーリンだった・・・
================================
評判通りの美しい映像。
夕陽がきらめく水面や、ゆらゆら動くイソギンチャク。
あまりの美しさに水中にいる気分になるほどのリアルさ。。
しかしそこまでしてアニメにこだわらなくても
実写でもいいのではとも思ってしまう(笑)
キャラクター達はとても個性あふれ、輝いている。
特ににぎやかで忘れんぼさんのドリー!
室井滋が声をアテているのだが、これがもう素晴らしい!!!
ストーリーも単に子供向けで終わらせることなく
子育てに悩む(あるいは悩むであろう)大人達にも
子供を信じるんだ、といメッセージが盛りこまれており
父親マーリンも息子のニモも共に成長するストーリーはGOOD。
まさしく大人も子供も楽しめる作品
監督/アンドリュー・スタントン
声優/木梨 憲武
室井 滋
======================
カクレクマノミのニモは右のヒレが小さい。
そのため上手く泳げないと心配する父マリーン。
そんな心配性の父に反抗したニモは
ダイバーに捕まってしまう。
そしてニモを探す旅にでたマーリンだった・・・
================================
評判通りの美しい映像。
夕陽がきらめく水面や、ゆらゆら動くイソギンチャク。
あまりの美しさに水中にいる気分になるほどのリアルさ。。
しかしそこまでしてアニメにこだわらなくても
実写でもいいのではとも思ってしまう(笑)
キャラクター達はとても個性あふれ、輝いている。
特ににぎやかで忘れんぼさんのドリー!
室井滋が声をアテているのだが、これがもう素晴らしい!!!
ストーリーも単に子供向けで終わらせることなく
子育てに悩む(あるいは悩むであろう)大人達にも
子供を信じるんだ、といメッセージが盛りこまれており
父親マーリンも息子のニモも共に成長するストーリーはGOOD。
まさしく大人も子供も楽しめる作品
2003年・米
監督/ケヴィン・バーンズ、スティーヴン・スミス
======================
『七年目の浮気』や『青い珊瑚礁』など
シネマの歴史を彩る
魅惑のシーンを集めた作品
===============================
↑タイトル、サブタイトルが違うけど
確かにこのジャケットだわ・・・。
発売日も同じだし・・・。
米PLAYBOYによるコンピレーション作品。
サブタイトルに究極のセックスシーンとついてあるせいか
PLAYBOYによる企画のせいか
官能シーン収録のお宝作品とあるせいか
発売元のせいか
18禁AVにジャンル分けされているところが多いようだ。
実際、蛍風の店でもAVコーナーにある。
しかしね〜、収録されている作品が
『卒業』『氷の微笑』『クレオパトラ』『危険な情事』
『青い珊瑚礁』『初体験リッジモンド・ハイ』
『アメリカン・パイ』『卒業白書』などなど
全部AVじゃないよ!!!
素人投稿120分とか高級ソープDXとか
「そういうシーン」ばかりのAVだと思ってみたら
なんじゃこりゃってなるだろう。
映画におけると性描写の歴史を社会情勢をからめて綴る作品。
ホラー映画の歴史の変遷を描いた『アメリカン・ナイトメア』の
ラブシーン版といったところ。
シネマが出来た頃は「見世物」的存在だった。
そこで男女が延々とキスするだけのもの見せたら
他人の性ことなど知らない時代でとてもヒットした。
しかし当時はキリスト教思想が強く、
「見世物」の性ではけしからん、しかし、性を扱えば儲かる
ということで聖書や史劇テーマにした作品が
多くつくられるようになった。
当時は足がちらちらみえるだけでセクシーだったのだ。
戦争が始まり、男達が戦場へ行く。
戦中戦後は、ラブシーンが多く描かれるようになった。
しかし戦後しばらく経つと、
今度は良き母親、良き父親、そして素晴らしい家族が
もてはやされTVでホームコメディが多くつくられるようになった。
ラブ&ピースな時代にはフリーセックスが多く描かれ、
その後、性描写は過激の一途をたどることになる。
『危険な情事』『氷の微笑』のように
エロティック+サスペンスがもてはやされるようになるが
それも飽きられはじめ、性に1番敏感なティーンを対象とした
エッチ+コメディ+青春が多く作られるようになった。
ハリウッドでは暴力シーンよりも性描写のほうが規制が厳しいらしい。
『真夜中のカーボーイ』はアカデミー賞を受賞した
初めてのX指定(成人向け)作品らしい。
う〜ん、『真夜中の・・』はX指定だったのか・・・。
知らなかった・・・・。
いろいろな作品のシーンが登場。
『卒業白書』のトムトムのズボンなしのダンス。
懐かしかった〜。
今観ると、トムトムとってもかわいい〜。
当時はそんなこと思わなかったのに、
こりゃオバサンになった証拠かしらん?(笑)
『メリーに首ったけ』や『ポーキーズ』など
約100タイトルのシーンが収録されており
あぁ〜、もう1度この作品観ようかなと思ってしまう。
なかなか面白かったし、懐かしかったし、勉強になった作品。
GOODです。喜びマーク作品ですな。
監督/ケヴィン・バーンズ、スティーヴン・スミス
======================
『七年目の浮気』や『青い珊瑚礁』など
シネマの歴史を彩る
魅惑のシーンを集めた作品
===============================
↑タイトル、サブタイトルが違うけど
確かにこのジャケットだわ・・・。
発売日も同じだし・・・。
米PLAYBOYによるコンピレーション作品。
サブタイトルに究極のセックスシーンとついてあるせいか
PLAYBOYによる企画のせいか
官能シーン収録のお宝作品とあるせいか
発売元のせいか
18禁AVにジャンル分けされているところが多いようだ。
実際、蛍風の店でもAVコーナーにある。
しかしね〜、収録されている作品が
『卒業』『氷の微笑』『クレオパトラ』『危険な情事』
『青い珊瑚礁』『初体験リッジモンド・ハイ』
『アメリカン・パイ』『卒業白書』などなど
全部AVじゃないよ!!!
素人投稿120分とか高級ソープDXとか
「そういうシーン」ばかりのAVだと思ってみたら
なんじゃこりゃってなるだろう。
映画におけると性描写の歴史を社会情勢をからめて綴る作品。
ホラー映画の歴史の変遷を描いた『アメリカン・ナイトメア』の
ラブシーン版といったところ。
シネマが出来た頃は「見世物」的存在だった。
そこで男女が延々とキスするだけのもの見せたら
他人の性ことなど知らない時代でとてもヒットした。
しかし当時はキリスト教思想が強く、
「見世物」の性ではけしからん、しかし、性を扱えば儲かる
ということで聖書や史劇テーマにした作品が
多くつくられるようになった。
当時は足がちらちらみえるだけでセクシーだったのだ。
戦争が始まり、男達が戦場へ行く。
戦中戦後は、ラブシーンが多く描かれるようになった。
しかし戦後しばらく経つと、
今度は良き母親、良き父親、そして素晴らしい家族が
もてはやされTVでホームコメディが多くつくられるようになった。
ラブ&ピースな時代にはフリーセックスが多く描かれ、
その後、性描写は過激の一途をたどることになる。
『危険な情事』『氷の微笑』のように
エロティック+サスペンスがもてはやされるようになるが
それも飽きられはじめ、性に1番敏感なティーンを対象とした
エッチ+コメディ+青春が多く作られるようになった。
ハリウッドでは暴力シーンよりも性描写のほうが規制が厳しいらしい。
『真夜中のカーボーイ』はアカデミー賞を受賞した
初めてのX指定(成人向け)作品らしい。
う〜ん、『真夜中の・・』はX指定だったのか・・・。
知らなかった・・・・。
いろいろな作品のシーンが登場。
『卒業白書』のトムトムのズボンなしのダンス。
懐かしかった〜。
今観ると、トムトムとってもかわいい〜。
当時はそんなこと思わなかったのに、
こりゃオバサンになった証拠かしらん?(笑)
『メリーに首ったけ』や『ポーキーズ』など
約100タイトルのシーンが収録されており
あぁ〜、もう1度この作品観ようかなと思ってしまう。
なかなか面白かったし、懐かしかったし、勉強になった作品。
GOODです。喜びマーク作品ですな。
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ヨン様とコリン・・6月のまとめ
2004年6月30日 つぶやき1年のうちで1番ヒマな6月がとうとう終わってしまった。
もうちょっと純粋に好みの作品が観たかったが、
『24-TWENTY FOUR- シーズン?』を観ている途中なので
そっちに時間をとられてしまった。
全巻見終えたら感想を書くけど、TVシリーズってやつは
1度観始めたら、次のストーリーが気になる終わり方。
全巻見終えた人は早くも次のシーズンが待ちきれないらしい。
そんな中でヨン様の
『冬のソナタ』だけは、不思議な回転をしている。
普通は順番にレンタルしていくのだが、
この作品に限っては、順番に関係なくレンタルされていく。
この傾向は特にオバサマ方に顕著である。
ほとんどフルレンタル状態なので、
レンタルできる巻ならなんでもいい状態らしい。
でも順番に観なくちゃ面白味が半減しないのだろうか?
それともヨン様さえ観れればそれでO.K.なんだろうか?
「順番に関係なくレンタル」
『アンパンマン』や『クレヨンしんちゃん』など
キッズものにはよくみられる傾向だが、
『冬のソナタ』もこの傾向の仲間入りするとは。
『冬のソナタ』は続けて見なくても大丈夫なストーリーなんだろうか?
コリン・ファレル・・・
そういえば以前業界紙でコリン・ファレルに注目という記事が。
『S.W.A.T』がかなりの期間高回転し、
続く『フォーンブース』もそれと同等の回転率。
『リクルート』のリリースも控えているし、過去の作品も
なかなかの人気作品なワケで、甘めのマスクでありながら
男ウケするハードな作品ということで男女を狙える俳優として
かなり注目されているようです。
知名度が高く、作品もヒットしているにも関わらず
イマイチ爆発的人気につながらず、微妙な位置にいる
ベン・アフレックよりもコリン・ファレルのほうが
店としては信頼度が高いです。
ただね〜、このまま人気が持続してビッグスターになると
レンタルではなく映画館&販売の方に流れてしまって
セガールさん達のようなビデオ界のスターに
納まってくれないかもという不安もありますね(笑)
7月は大きな作品のリリースが目白押し。
自分の好きな作品を観る時間がとれるか心配・・・。
多分ヘトヘトの毎日になるんだろうな・・・。
もうちょっと純粋に好みの作品が観たかったが、
『24-TWENTY FOUR- シーズン?』を観ている途中なので
そっちに時間をとられてしまった。
全巻見終えたら感想を書くけど、TVシリーズってやつは
1度観始めたら、次のストーリーが気になる終わり方。
全巻見終えた人は早くも次のシーズンが待ちきれないらしい。
そんな中でヨン様の
『冬のソナタ』だけは、不思議な回転をしている。
普通は順番にレンタルしていくのだが、
この作品に限っては、順番に関係なくレンタルされていく。
この傾向は特にオバサマ方に顕著である。
ほとんどフルレンタル状態なので、
レンタルできる巻ならなんでもいい状態らしい。
でも順番に観なくちゃ面白味が半減しないのだろうか?
それともヨン様さえ観れればそれでO.K.なんだろうか?
「順番に関係なくレンタル」
『アンパンマン』や『クレヨンしんちゃん』など
キッズものにはよくみられる傾向だが、
『冬のソナタ』もこの傾向の仲間入りするとは。
『冬のソナタ』は続けて見なくても大丈夫なストーリーなんだろうか?
コリン・ファレル・・・
そういえば以前業界紙でコリン・ファレルに注目という記事が。
『S.W.A.T』がかなりの期間高回転し、
続く『フォーンブース』もそれと同等の回転率。
『リクルート』のリリースも控えているし、過去の作品も
なかなかの人気作品なワケで、甘めのマスクでありながら
男ウケするハードな作品ということで男女を狙える俳優として
かなり注目されているようです。
知名度が高く、作品もヒットしているにも関わらず
イマイチ爆発的人気につながらず、微妙な位置にいる
ベン・アフレックよりもコリン・ファレルのほうが
店としては信頼度が高いです。
ただね〜、このまま人気が持続してビッグスターになると
レンタルではなく映画館&販売の方に流れてしまって
セガールさん達のようなビデオ界のスターに
納まってくれないかもという不安もありますね(笑)
7月は大きな作品のリリースが目白押し。
自分の好きな作品を観る時間がとれるか心配・・・。
多分ヘトヘトの毎日になるんだろうな・・・。
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『娼婦ベロニカ』・・日本でいうと太夫みたいなもの?
2004年6月27日 洋画その他・海外TVドラマ
1998年・米
監督/マーシャル・ハースコヴィッツ
出演/キャサリン・マコーマック
ルーファス・シーウェル
==============================
16世紀のベネチア。
ベロニカとマルコは恋仲になるが、
身分違いのため、結婚はできなかった。
マルコが忘れられないベロニカは、
高級娼婦となる決意をする・・・
==============================
結婚は契約であり、女は学問を禁じられていた時代。
政略結婚したマルコが忘れられないベロニカは
高級娼婦となる道を選ぶ。
高級娼婦は、図書室の入室を許可され
学問と芸術、そして政治に通じていることが条件だった。
高級娼婦となったベロニカは、詩人としても才能も開花させ、
ついにはその美貌とテクで国の危機を救うこととなる。
この時代のイタリアの高級娼婦は日本の花魁?太夫?と似ている。
学問、芸術、政治に通じ、庶民には手の届かない存在。
愛するマルコが忘れられないため、
高級娼婦となり彼の属する特権階級に出入りするベロニカ。
単に美貌やエッチが上手いだけでなく、
詩人としての才能まで開花させ、国の危機まで救っちゃう。
この実在の人物をハリウッドが映画化。
いかにもハリウッドが好きそうな「自立した愛に生きる女」
1人の女が愛に生き、才能まで開花させる、
それはそれで構わないが、
ホントにそれでいいのかしらん?と思うラスト。
自分のことばかりで、マルコの妻子のことはどうなのさって感じ。
自立するわ、愛に生きるわ、とそればかりで
全般的に大味な印象を受ける。
もっとドラマティックになる要素もあっただけに
個人権利を主張しすぎた印象で少々残念な作品。
監督/マーシャル・ハースコヴィッツ
出演/キャサリン・マコーマック
ルーファス・シーウェル
==============================
16世紀のベネチア。
ベロニカとマルコは恋仲になるが、
身分違いのため、結婚はできなかった。
マルコが忘れられないベロニカは、
高級娼婦となる決意をする・・・
==============================
結婚は契約であり、女は学問を禁じられていた時代。
政略結婚したマルコが忘れられないベロニカは
高級娼婦となる道を選ぶ。
高級娼婦は、図書室の入室を許可され
学問と芸術、そして政治に通じていることが条件だった。
高級娼婦となったベロニカは、詩人としても才能も開花させ、
ついにはその美貌とテクで国の危機を救うこととなる。
この時代のイタリアの高級娼婦は日本の花魁?太夫?と似ている。
学問、芸術、政治に通じ、庶民には手の届かない存在。
愛するマルコが忘れられないため、
高級娼婦となり彼の属する特権階級に出入りするベロニカ。
単に美貌やエッチが上手いだけでなく、
詩人としての才能まで開花させ、国の危機まで救っちゃう。
この実在の人物をハリウッドが映画化。
いかにもハリウッドが好きそうな「自立した愛に生きる女」
1人の女が愛に生き、才能まで開花させる、
それはそれで構わないが、
ホントにそれでいいのかしらん?と思うラスト。
自分のことばかりで、マルコの妻子のことはどうなのさって感じ。
自立するわ、愛に生きるわ、とそればかりで
全般的に大味な印象を受ける。
もっとドラマティックになる要素もあっただけに
個人権利を主張しすぎた印象で少々残念な作品。
1999年・米
監督/アレクサンダー・ペイン
出演/マシュー・ブロデリック
リース・ウィザースプーン
====================
何事にも積極的で優等生のトレイシー・フリック。
彼女は早くから生徒会長に立候補していた。
教師マッカリスターは、そんな彼女がハナにつく。
そして対立候補にフットボール部の人気者ポールを
担ぎ出すことを思いつく・・・
===============================
授業だろうと生徒会だろうと積極的な優等生トレイシー。
朝も早くから登校し、生徒会長選挙の準備に励む。
かたや人気教師マッカリスター。
生徒会顧問の彼だが、トレイシーの積極ぶりが
なぜかハナにつく。
このままだとトレイシーが当選し、
1年間いや〜な気分になると思った彼は
アメフト部の人気者ポールを立候補させることを思いつく。
そしてマッカリスターVSトレイシーの
泥沼の戦いが始まるのだった・・・。
口達者で上昇志向の強いトレイシーにリース・ウィザー・スプーン
なんとかしてトレイシーを阻もうとする教師マッカリスターに
マシュー・ブロデリック。
突然会長選挙に駆り出された人気者ポールにクリス・クライン。
これがなかなかうまいキャスティングなのである。
とくにクリス・クラインはこれがデビュー作で、
人の良い、素朴だがどこか抜けている坊ちゃん然としたポールが
見事ハマっている。
よくよく考えればトレイシーは優等生でイイ子ちゃんなのだが
マッカリスターの側から描かれているため
ホントに憎らしく「優等生ヅラ」したイヤな生徒に思えてくる。
結局のところマッカリスターもトレイシーも、
どっちもどっちなんだけどね(笑)
年齢や立場を超えたマッカリスターVSトレイシーの
泥沼の戦いのブラックな笑いが冴える中、
ポールが一種の癒し系的キャラとなっている。
リース・ウィザースプーンの小憎らしさ
マシュー・ブロデリックの堕ちていく様
クリス・クラインの素朴さ
キャストそれぞれの演技が光る作品。
高校生よりも、大人が観て
こんな教師、こんな生徒はゴメンだとシニカルに笑う作品。
監督/アレクサンダー・ペイン
出演/マシュー・ブロデリック
リース・ウィザースプーン
====================
何事にも積極的で優等生のトレイシー・フリック。
彼女は早くから生徒会長に立候補していた。
教師マッカリスターは、そんな彼女がハナにつく。
そして対立候補にフットボール部の人気者ポールを
担ぎ出すことを思いつく・・・
===============================
授業だろうと生徒会だろうと積極的な優等生トレイシー。
朝も早くから登校し、生徒会長選挙の準備に励む。
かたや人気教師マッカリスター。
生徒会顧問の彼だが、トレイシーの積極ぶりが
なぜかハナにつく。
このままだとトレイシーが当選し、
1年間いや〜な気分になると思った彼は
アメフト部の人気者ポールを立候補させることを思いつく。
そしてマッカリスターVSトレイシーの
泥沼の戦いが始まるのだった・・・。
口達者で上昇志向の強いトレイシーにリース・ウィザー・スプーン
なんとかしてトレイシーを阻もうとする教師マッカリスターに
マシュー・ブロデリック。
突然会長選挙に駆り出された人気者ポールにクリス・クライン。
これがなかなかうまいキャスティングなのである。
とくにクリス・クラインはこれがデビュー作で、
人の良い、素朴だがどこか抜けている坊ちゃん然としたポールが
見事ハマっている。
よくよく考えればトレイシーは優等生でイイ子ちゃんなのだが
マッカリスターの側から描かれているため
ホントに憎らしく「優等生ヅラ」したイヤな生徒に思えてくる。
結局のところマッカリスターもトレイシーも、
どっちもどっちなんだけどね(笑)
年齢や立場を超えたマッカリスターVSトレイシーの
泥沼の戦いのブラックな笑いが冴える中、
ポールが一種の癒し系的キャラとなっている。
リース・ウィザースプーンの小憎らしさ
マシュー・ブロデリックの堕ちていく様
クリス・クラインの素朴さ
キャストそれぞれの演技が光る作品。
高校生よりも、大人が観て
こんな教師、こんな生徒はゴメンだとシニカルに笑う作品。
『少年義勇兵』・・半ズボンの兵士達
2004年6月23日 アジア
2000年・タイ
監督/ユッタナ・ムクダーサニット
出演/ルンルアン・アナンタヤ
===============================
1941年のタイ。
中立の姿勢をとていたタイだが、
いずれはどこかの国に侵されるのは明らかだった。
敵になるのは日本か英国か?
最近小さな町チュンボーンに姉夫婦と越してきたマールット。
尊敬する義兄は日本人カワカミ。
日本とは交戦したくないと思っている。
ある日学校に将校がやってきて、国を守るため義勇兵を募集した。
国を愛するマールットは志願するのだった・・・
================================
実話をもとに作られた作品。
中立の立場をとっていたタイだが、周辺国の情勢をかんがえると
いずれは日本か英国と戦わなければならない情勢だった。
義兄が日本人であることから
「日本のスパイ」と級友から揶揄されるマールット。
義兄は尊敬しているが、国のために少年義勇兵に志願する。
まだ戦争が始まっていないのに、少年義勇兵を募ったことにビックリ。
日本だと、兵士の数が少なくなっての学徒動員でしょ?
タイはすでにギリギリの状態だったのかしらん・・・。
隊長や教官から兵士としての気構えや戦い方を学ぶ彼等。
整列の仕方から銃の扱いまで叩きこまれる幼き少年兵。
厳しい訓練の合間には美少女チッチョンを巡って
副知事の息子プラユットと恋の鞘当てを繰り広げるマールット。
そこには瑞々しいばかりの少年の青春が描かれる。
そして運命の12月8日未明。日本軍と交戦が始まるのだった・・・。
「日本軍に侵略される」というセリフがあって、え?と思った。
シンガポールに向かうためにタイは単に通過しただけ
という印象があったからだ。
しかし、タイの人にとっては確かに「侵略」なんだと改めて感じた。
未明から始まったこの戦いは、政府が日本軍の通過を承認して
わずか8時間で終わる。
作品によると日本軍の死傷者200名、タイ軍10人、
少年義勇兵は死傷者なし、とのこと。
死傷者200名だしても日本軍が勝ったということは
圧倒的な兵士の数で押したってことかしらん?
目標はシンガポールで、タイは通過点だから
まだまだ兵士の数が大量だったのは当たり前か。
この戦いは12月だが、暖かい国タイ、
少年達は半ズボン。これが幼さを印象づける。
かたや日本軍だが、どうも日本軍に見えないのである。
実際のところはどうか知らないが、
ああいう装備・服装の日本兵は初めてである。
戦いが終わり、町に戻ってきた少年義勇兵を日本兵がからかう。
しかもなぜか関西弁で(笑)。
そこへ日本軍の上官が現れ、
彼等は国のために勇敢に戦った兵士だ、
年は関係ないと言い敬礼する。
上官は関西弁ではなかった(笑)
日本人の蛍風としては、この上官のセリフで
救われたという気分になった。
少年義勇兵の厳しい訓練の合間の青春、そして過酷な実戦。
わずか8時間だが、彼等は大人になった。
戦争映画として興味深いものもあるが、
青春映画としてみてもまずまずの佳作。
監督/ユッタナ・ムクダーサニット
出演/ルンルアン・アナンタヤ
===============================
1941年のタイ。
中立の姿勢をとていたタイだが、
いずれはどこかの国に侵されるのは明らかだった。
敵になるのは日本か英国か?
最近小さな町チュンボーンに姉夫婦と越してきたマールット。
尊敬する義兄は日本人カワカミ。
日本とは交戦したくないと思っている。
ある日学校に将校がやってきて、国を守るため義勇兵を募集した。
国を愛するマールットは志願するのだった・・・
================================
実話をもとに作られた作品。
中立の立場をとっていたタイだが、周辺国の情勢をかんがえると
いずれは日本か英国と戦わなければならない情勢だった。
義兄が日本人であることから
「日本のスパイ」と級友から揶揄されるマールット。
義兄は尊敬しているが、国のために少年義勇兵に志願する。
まだ戦争が始まっていないのに、少年義勇兵を募ったことにビックリ。
日本だと、兵士の数が少なくなっての学徒動員でしょ?
タイはすでにギリギリの状態だったのかしらん・・・。
隊長や教官から兵士としての気構えや戦い方を学ぶ彼等。
整列の仕方から銃の扱いまで叩きこまれる幼き少年兵。
厳しい訓練の合間には美少女チッチョンを巡って
副知事の息子プラユットと恋の鞘当てを繰り広げるマールット。
そこには瑞々しいばかりの少年の青春が描かれる。
そして運命の12月8日未明。日本軍と交戦が始まるのだった・・・。
「日本軍に侵略される」というセリフがあって、え?と思った。
シンガポールに向かうためにタイは単に通過しただけ
という印象があったからだ。
しかし、タイの人にとっては確かに「侵略」なんだと改めて感じた。
未明から始まったこの戦いは、政府が日本軍の通過を承認して
わずか8時間で終わる。
作品によると日本軍の死傷者200名、タイ軍10人、
少年義勇兵は死傷者なし、とのこと。
死傷者200名だしても日本軍が勝ったということは
圧倒的な兵士の数で押したってことかしらん?
目標はシンガポールで、タイは通過点だから
まだまだ兵士の数が大量だったのは当たり前か。
この戦いは12月だが、暖かい国タイ、
少年達は半ズボン。これが幼さを印象づける。
かたや日本軍だが、どうも日本軍に見えないのである。
実際のところはどうか知らないが、
ああいう装備・服装の日本兵は初めてである。
戦いが終わり、町に戻ってきた少年義勇兵を日本兵がからかう。
しかもなぜか関西弁で(笑)。
そこへ日本軍の上官が現れ、
彼等は国のために勇敢に戦った兵士だ、
年は関係ないと言い敬礼する。
上官は関西弁ではなかった(笑)
日本人の蛍風としては、この上官のセリフで
救われたという気分になった。
少年義勇兵の厳しい訓練の合間の青春、そして過酷な実戦。
わずか8時間だが、彼等は大人になった。
戦争映画として興味深いものもあるが、
青春映画としてみてもまずまずの佳作。