『三国志』・・サモ・ハン・キンポーは水島裕
2009年8月25日 アジア
2008年・中
監督/ダニエル・リー
出演/アンディ・ラウ
サモ・ハン
======================
劉備の陣営に仕えることになった趙雲は
羅平安と知り合う。
羅平安は趙雲に兄と慕われるが戦功著しい趙雲と
差が広がるばかりだった・・・。
=================================
趙雲がメイン
しかもアンディ・ラウ
そして共演はサモ・ハンで吹き替えは水島裕
水島サモ・ハン
少女時代を思い出して胸がキュンってなっちゃうよ(笑)
ストーリーはサモ・ハン演じる架空の人物・羅平安の視点で
趙雲の活躍を描いたもの。
趙雲子龍といえば劉備の息子・阿斗を救出する長坂の戦い。
このシーンの描き方は大体2つあるような気がする。
イケイケドンドンゴーゴーゴーな勇ましい描き方
あるいは死線をくぐり抜けるドラマチックな描き方
本作品はどちらのタイプかしら~とワクワクしていたんだけど・・・
これぞ見せ場!って感じじゃなく、
話の流れの一つとしてアクションみてたら終わってった感じ。
もっとも阿斗を背中にくくり付けていたのが気になっていたからかもしれないが。
今までは腹にくくりつけて脱出するのしか見たことがなかったので・・・。
ホントはどっち側だったんだろ?
守り優先なら腹側だよね・・・
でも戦うなら背中側だよね・・・。
劉備・関羽・張飛などもチラッと出てくる。
そして日本では人気の高い孔明もでてくるが
これがものすごくヤな感じで賢いというより悪賢いって感じ(笑)
こういう孔明は観たことがないなぁ・・・。
期待が大きかっただけに、「あら、こんな作品なの?」と
想像していたものとはかなり違っていてちょっとガッカリ。
サモ・ハンも組み手の一つでも披露してくれていたら良かったんだけどね。
邦題も『三国志』じゃなくて、もっと違ったほうが良かったと思うぞ。
でも、ま、もともと水島サモ・ハンが見たくて選んだ作品だから
これで良しとしよう・・・。
監督/ダニエル・リー
出演/アンディ・ラウ
サモ・ハン
======================
劉備の陣営に仕えることになった趙雲は
羅平安と知り合う。
羅平安は趙雲に兄と慕われるが戦功著しい趙雲と
差が広がるばかりだった・・・。
=================================
趙雲がメイン
しかもアンディ・ラウ
そして共演はサモ・ハンで吹き替えは水島裕
水島サモ・ハン
少女時代を思い出して胸がキュンってなっちゃうよ(笑)
ストーリーはサモ・ハン演じる架空の人物・羅平安の視点で
趙雲の活躍を描いたもの。
趙雲子龍といえば劉備の息子・阿斗を救出する長坂の戦い。
このシーンの描き方は大体2つあるような気がする。
イケイケドンドンゴーゴーゴーな勇ましい描き方
あるいは死線をくぐり抜けるドラマチックな描き方
本作品はどちらのタイプかしら~とワクワクしていたんだけど・・・
これぞ見せ場!って感じじゃなく、
話の流れの一つとしてアクションみてたら終わってった感じ。
もっとも阿斗を背中にくくり付けていたのが気になっていたからかもしれないが。
今までは腹にくくりつけて脱出するのしか見たことがなかったので・・・。
ホントはどっち側だったんだろ?
守り優先なら腹側だよね・・・
でも戦うなら背中側だよね・・・。
劉備・関羽・張飛などもチラッと出てくる。
そして日本では人気の高い孔明もでてくるが
これがものすごくヤな感じで賢いというより悪賢いって感じ(笑)
こういう孔明は観たことがないなぁ・・・。
期待が大きかっただけに、「あら、こんな作品なの?」と
想像していたものとはかなり違っていてちょっとガッカリ。
サモ・ハンも組み手の一つでも披露してくれていたら良かったんだけどね。
邦題も『三国志』じゃなくて、もっと違ったほうが良かったと思うぞ。
でも、ま、もともと水島サモ・ハンが見たくて選んだ作品だから
これで良しとしよう・・・。
『ラスト エンペラー 溥儀 全6巻28話』・・子供は老人を怖がる
2009年5月25日 アジア
1988年・中
出演/陳道明
======================
清朝末期、未だ強大な権力を持つ西太后が次の皇帝に選んだのは
まだ3歳にも満たない溥儀だった・・・
================================
これもかなり前に観た作品なので、細かいところは覚えていない。
あ~ん、もうっ!
溥儀の話はジョン・ローンが演じた『ラストエンペラー』で
だいたいのことは把握していたので分かりやすかったが
やっぱり漢字の多い字幕はキツイ!
しかも普段使わない漢字が多いし・・・
溥儀役は子供・少年・青年・晩年を4人が演じる。
もともと晩年時代を演じる朱旭が目当てで選んだ作品。
やっぱり朱旭さん、上手かった!
しかしそれ以上に青年時代を演じた陳道明の上手いこと!
ストーリー上メインの時代を演じる役者さんなので、
当然上手い人をつれてきたのだろうが、この人のことは知らなかったなぁ。
それから子供時代を演じた子も可愛かった~~!
幼い溥儀が初めて西太后に会うシーンが印象的。
西太后を怖がって泣いてしまう。
ムッとする西太后(笑)
中国三大悪女の1人だからか、とも連想させるが
子供ってもともと普段見慣れない古いものや老人を怖がる傾向があるよね。
なんか子供らしいなって笑ってしまった。
日本人役もでてくるが、役者本人の台詞の上に日本語の台詞が重なる
ボイスオーバー形式。
日本人の台詞は日本語で、という製作側の意気込みは伝わってくるが、
これ、声あってないですよー!
画面に映る役者より、声がかなり若いですよー。
綺麗な発音の台詞だけど、キレイすぎますよー!
感情がこもってなくて、もろアナウンサーのニュース読みですよー!(笑)
時代の荒波の中で 多くを与えられたり、全てを奪われたり。
やりたい放題だったり、抑圧されたり。
基本すべてが人任せ。
周囲の思惑でてっぺんからどん底までまさに激動の人生。
そういう意味では気の毒な人だったんだなぁ・・・。
実父の醇親王が代わりに即位していたら、
溥儀の人生も少しは変わっていたのかな・・・。
出演/陳道明
======================
清朝末期、未だ強大な権力を持つ西太后が次の皇帝に選んだのは
まだ3歳にも満たない溥儀だった・・・
================================
これもかなり前に観た作品なので、細かいところは覚えていない。
あ~ん、もうっ!
溥儀の話はジョン・ローンが演じた『ラストエンペラー』で
だいたいのことは把握していたので分かりやすかったが
やっぱり漢字の多い字幕はキツイ!
しかも普段使わない漢字が多いし・・・
溥儀役は子供・少年・青年・晩年を4人が演じる。
もともと晩年時代を演じる朱旭が目当てで選んだ作品。
やっぱり朱旭さん、上手かった!
しかしそれ以上に青年時代を演じた陳道明の上手いこと!
ストーリー上メインの時代を演じる役者さんなので、
当然上手い人をつれてきたのだろうが、この人のことは知らなかったなぁ。
それから子供時代を演じた子も可愛かった~~!
幼い溥儀が初めて西太后に会うシーンが印象的。
西太后を怖がって泣いてしまう。
ムッとする西太后(笑)
中国三大悪女の1人だからか、とも連想させるが
子供ってもともと普段見慣れない古いものや老人を怖がる傾向があるよね。
なんか子供らしいなって笑ってしまった。
日本人役もでてくるが、役者本人の台詞の上に日本語の台詞が重なる
ボイスオーバー形式。
日本人の台詞は日本語で、という製作側の意気込みは伝わってくるが、
これ、声あってないですよー!
画面に映る役者より、声がかなり若いですよー。
綺麗な発音の台詞だけど、キレイすぎますよー!
感情がこもってなくて、もろアナウンサーのニュース読みですよー!(笑)
時代の荒波の中で 多くを与えられたり、全てを奪われたり。
やりたい放題だったり、抑圧されたり。
基本すべてが人任せ。
周囲の思惑でてっぺんからどん底までまさに激動の人生。
そういう意味では気の毒な人だったんだなぁ・・・。
実父の醇親王が代わりに即位していたら、
溥儀の人生も少しは変わっていたのかな・・・。
『三国志 』・・中国モノは吹き替えが欲しい(笑)
2009年5月20日 アジア
1994年・中
出演/孫彦軍
唐国強
====================
漢王朝末期、世は乱れ、己が天下を獲らんと
各地で英雄達が立ち上がる・・・
=================================
これは以前に観た作品なので、全何巻か全何話か忘れてしまいまいた(笑)
1巻が2枚組みで6話収録されていて
観終わるのにかなり時間がかかった記憶があります。
吹き替えが収録されておらず、
ただでさえ苦手な字幕で、漢字が多い!とブーブー言いながら観てました(笑)
中国モノは吹き替えつけて欲しいのよねん・・・(笑)
今は吹き替え版やダイジェスト版などいろいろ出てるようですな。
最初のうちは昭和50年代の教育テレビのような室内セットや
貂蝉の’80年代風ケバめのメイクの苦笑させられたが
巻が進むにつれ、次が気になって仕方なくなった!
やはりストーリー自体が面白いんだろうな・・・。
ものすごく長いので登場人物も多い。
・・・多いうえに、途中で役者が変わる!(笑)
役名と顔が一致しないうちに、違う人になってるから混乱する。
役者が変わらなくても孔明役の唐国強さんは
途中でふっくらとしてきて、メイクのせいもあって
似てるけど違う人?なんて勘違いしたりもした。
唐国強さん、スゴイ上手い!
蛍風の場合、三国志のキャラは昔NHKで放送していた人形劇のイメージなので
孔明は色白でほっそりした顔のイメージ。
唐国強さんはそれとはちょっと違い、手なんてガッシリ大きいが
やっぱり賢そうな感じがする。
孔明は涼しげで賢そうな顔じゃないと・・ね。
個人的に某超大作の孔明は、ちょっとしっくりこないのよね(笑)
孫権とバッタンコでも良かったような・・・
ものすごく長くて面白かったけど
孫の諸葛尚の戦死のあたりとか、孔明の死後の話はなくてもいいかなって
ちょっと思ったりもした。
いや、逆にあったからこそ
最終話が終わった後に無常観が漂うのかもしれない。
男たちが命をかけて火花散らすも
時は無常。また新たな英雄がでてくるだけのこと・・・。
話数、登場人物、漢字の多さに苦労したが
それだけに物語の世界にどっぷりとハマって
最終話で一抹の寂しさと世のむなしさを感ずることができたのかもしれない。
スッゲェ面白かったデス。
出演/孫彦軍
唐国強
====================
漢王朝末期、世は乱れ、己が天下を獲らんと
各地で英雄達が立ち上がる・・・
=================================
これは以前に観た作品なので、全何巻か全何話か忘れてしまいまいた(笑)
1巻が2枚組みで6話収録されていて
観終わるのにかなり時間がかかった記憶があります。
吹き替えが収録されておらず、
ただでさえ苦手な字幕で、漢字が多い!とブーブー言いながら観てました(笑)
中国モノは吹き替えつけて欲しいのよねん・・・(笑)
今は吹き替え版やダイジェスト版などいろいろ出てるようですな。
最初のうちは昭和50年代の教育テレビのような室内セットや
貂蝉の’80年代風ケバめのメイクの苦笑させられたが
巻が進むにつれ、次が気になって仕方なくなった!
やはりストーリー自体が面白いんだろうな・・・。
ものすごく長いので登場人物も多い。
・・・多いうえに、途中で役者が変わる!(笑)
役名と顔が一致しないうちに、違う人になってるから混乱する。
役者が変わらなくても孔明役の唐国強さんは
途中でふっくらとしてきて、メイクのせいもあって
似てるけど違う人?なんて勘違いしたりもした。
唐国強さん、スゴイ上手い!
蛍風の場合、三国志のキャラは昔NHKで放送していた人形劇のイメージなので
孔明は色白でほっそりした顔のイメージ。
唐国強さんはそれとはちょっと違い、手なんてガッシリ大きいが
やっぱり賢そうな感じがする。
孔明は涼しげで賢そうな顔じゃないと・・ね。
個人的に某超大作の孔明は、ちょっとしっくりこないのよね(笑)
孫権とバッタンコでも良かったような・・・
ものすごく長くて面白かったけど
孫の諸葛尚の戦死のあたりとか、孔明の死後の話はなくてもいいかなって
ちょっと思ったりもした。
いや、逆にあったからこそ
最終話が終わった後に無常観が漂うのかもしれない。
男たちが命をかけて火花散らすも
時は無常。また新たな英雄がでてくるだけのこと・・・。
話数、登場人物、漢字の多さに苦労したが
それだけに物語の世界にどっぷりとハマって
最終話で一抹の寂しさと世のむなしさを感ずることができたのかもしれない。
スッゲェ面白かったデス。
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『アルナーチャラム〜踊るスーパースター〜』・・やっぱりスーパースターだね(笑)
2007年6月20日 アジア
1997年・インド
監督/スンダルC
出演/ラジニカーント
サウンダリヤー
======================
村の富豪の長男として育ったアナルーチャラムは
いとこのヴェーダヴァッリと恋に落ちるが、
自分が孤児であることを知り、村を出て都会のマドラスへ。
そこで億万長者の息子だと発覚。
300億の遺産を相続するために30日で3億を使いきる試練に挑戦することに・・・
=================================
スーパースター ラジニカーント!(笑)
ラジニ兄貴は、スーパースターの名の通り、本作品でもオーラだしまくりの大活躍!
村中の誰もが恐れ、敬う人気者のアナルーチャラム。
妹の結婚式にやってきたいとこのヴェーダヴァッリと恋におちるが、
自分が孤児だと分かり、あきらめることに。
インドらしいというか、カーストが違う者との結婚には二の足を踏む。
今でもそうなのかなぁ・・・。
今まで村でブイブイいわせていたアナルーチャラムだが
失意のあまり都会のマドラスヘ・・・。
そこで自分が億万長者の忘れ形見で、遺産相続の権利があると知る。
遺産はいらない、自分の親が分かっただけで充分だと言うアナルーチャラムだが
遺産を悪人共が狙っていると知り、相続の条件である
「30日間で3億使い切る」試練に挑戦する。
人に施しをしてはならない
30日後、資産として残してはならない
この挑戦のことを誰にも言ってはいけない、などの条件付。
インドの通貨、経済はよく分からない。
3億ルピーってどのくらいなんだろ?
超一流ホテルを丸ごと貸切
競馬
服はすべてレンタル
いかもも売れそうもない映画を製作
トンデモ候補を擁立して選挙
頑張ってお金を使い切ろうとするアナルーチャラムだが
彼の相続を阻止する悪者どもは
自腹を切ってアナルーチャラムの計画を妨害する
騎手達を買収しアナルーチャラムの賭けた馬を勝たせ
映画を高値で買い付け
候補者全員を辞退させたり
大金を得ようとして、ドツボにはまる悪人ども!(笑)
ギリギリ3億使いきったアナルーチャラムだが
悪人から父の遺産を守っただけだ、遺産はいらない、と
さすがスーパースターらしいところをみせてくれる(笑)
さすがインド映画ということでとにかく長い!166分!
歌と踊りとアクションてんこ盛り!
大げさな効果音としぐさ!
色とりどりの衣装を何度も着替え、カットをつないでいく歌と舞の妄想シーン!
長いケド、ラジニ兄貴と歌謡ショーのようなインド映画の魅力が
ギュギュッと詰まっていて、うひょひょ〜っと楽しめた166分。
途中何回か、休憩したけどね(笑)
監督/スンダルC
出演/ラジニカーント
サウンダリヤー
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村の富豪の長男として育ったアナルーチャラムは
いとこのヴェーダヴァッリと恋に落ちるが、
自分が孤児であることを知り、村を出て都会のマドラスへ。
そこで億万長者の息子だと発覚。
300億の遺産を相続するために30日で3億を使いきる試練に挑戦することに・・・
=================================
スーパースター ラジニカーント!(笑)
ラジニ兄貴は、スーパースターの名の通り、本作品でもオーラだしまくりの大活躍!
村中の誰もが恐れ、敬う人気者のアナルーチャラム。
妹の結婚式にやってきたいとこのヴェーダヴァッリと恋におちるが、
自分が孤児だと分かり、あきらめることに。
インドらしいというか、カーストが違う者との結婚には二の足を踏む。
今でもそうなのかなぁ・・・。
今まで村でブイブイいわせていたアナルーチャラムだが
失意のあまり都会のマドラスヘ・・・。
そこで自分が億万長者の忘れ形見で、遺産相続の権利があると知る。
遺産はいらない、自分の親が分かっただけで充分だと言うアナルーチャラムだが
遺産を悪人共が狙っていると知り、相続の条件である
「30日間で3億使い切る」試練に挑戦する。
人に施しをしてはならない
30日後、資産として残してはならない
この挑戦のことを誰にも言ってはいけない、などの条件付。
インドの通貨、経済はよく分からない。
3億ルピーってどのくらいなんだろ?
超一流ホテルを丸ごと貸切
競馬
服はすべてレンタル
いかもも売れそうもない映画を製作
トンデモ候補を擁立して選挙
頑張ってお金を使い切ろうとするアナルーチャラムだが
彼の相続を阻止する悪者どもは
自腹を切ってアナルーチャラムの計画を妨害する
騎手達を買収しアナルーチャラムの賭けた馬を勝たせ
映画を高値で買い付け
候補者全員を辞退させたり
大金を得ようとして、ドツボにはまる悪人ども!(笑)
ギリギリ3億使いきったアナルーチャラムだが
悪人から父の遺産を守っただけだ、遺産はいらない、と
さすがスーパースターらしいところをみせてくれる(笑)
さすがインド映画ということでとにかく長い!166分!
歌と踊りとアクションてんこ盛り!
大げさな効果音としぐさ!
色とりどりの衣装を何度も着替え、カットをつないでいく歌と舞の妄想シーン!
長いケド、ラジニ兄貴と歌謡ショーのようなインド映画の魅力が
ギュギュッと詰まっていて、うひょひょ〜っと楽しめた166分。
途中何回か、休憩したけどね(笑)
トンマッコルへようこそ・・ユートピア・ファンタジー
2007年5月20日 アジア
2005年・韓国
監督/パク・クァンヒョン
出演/シン・ハギュン
チョン・ジョエン
======================
朝鮮戦争真っ只中。
不思議な村トンマッコルに迷い込んだ敵対する兵士たち。
銃を構えにらみ合いする彼らだが、
村の食料庫を爆破してしまったことから
協力して農作業をすることに・・・
=================================
墜落した米兵パイロットが1人
道に迷った韓国軍兵士が2人
仲間とはぐれた人民軍兵士が3人
たどり着いたのは子供のように純粋なという意味のトンマッコル
戦争のことなどまったく知らず、村人が笑顔で暮らす村。
ひょんなことから協力して村の農作業を手伝う兵士たちは
いつしか憎みあう心を忘れ、互いに笑顔で語らう仲に。
しかし米兵スミスが敵に捕らわれていると思った米軍は
トンマッコルを敵陣地だと思い爆撃を計画する・・・。
争うことも知らずいつも笑顔のトンマッコルの村人
音楽が久石譲のせいか、トトロやナウシカのような
宮崎アニメにでてくるような、のどかな村の印象をうける。
この作品に、久石の音楽はピッタリだ!
笑顔のトンマッコルの人々の中で、
憎み殺しあうことが愚かなことだと認識させられる。
物語には「敵」が必要だが、本作品では米軍がその役割。
優しい人々が暮らすトンマッコルを有無を言わさず思い込みで攻撃しようとする。
ものすごく反米。今の韓国の世情が反米なのかしらん?
爆撃・銃撃シーンは迫力がある
日本映画にくらべてこういうシーンは韓国は上手い。
朝鮮戦争で戦った人がまだまだたくさんいるからなのかな?
兵役があるからなのかな?
迫力があるし、ハリウッドよりも優れていると感じることもある。
本物を知っているかららこそ、見せ方も知っているってことなのかな?
迷い込んだ兵士たちが命がけで守ったトンマッコル
もしかしたら今も本当にあるかもしれないユートピアのような村
美しい映像、迫力ある映像
戦うことの愚かさを含ませたファンタジー作品
「喜び」マーク作品ですな。
監督/パク・クァンヒョン
出演/シン・ハギュン
チョン・ジョエン
======================
朝鮮戦争真っ只中。
不思議な村トンマッコルに迷い込んだ敵対する兵士たち。
銃を構えにらみ合いする彼らだが、
村の食料庫を爆破してしまったことから
協力して農作業をすることに・・・
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墜落した米兵パイロットが1人
道に迷った韓国軍兵士が2人
仲間とはぐれた人民軍兵士が3人
たどり着いたのは子供のように純粋なという意味のトンマッコル
戦争のことなどまったく知らず、村人が笑顔で暮らす村。
ひょんなことから協力して村の農作業を手伝う兵士たちは
いつしか憎みあう心を忘れ、互いに笑顔で語らう仲に。
しかし米兵スミスが敵に捕らわれていると思った米軍は
トンマッコルを敵陣地だと思い爆撃を計画する・・・。
争うことも知らずいつも笑顔のトンマッコルの村人
音楽が久石譲のせいか、トトロやナウシカのような
宮崎アニメにでてくるような、のどかな村の印象をうける。
この作品に、久石の音楽はピッタリだ!
笑顔のトンマッコルの人々の中で、
憎み殺しあうことが愚かなことだと認識させられる。
物語には「敵」が必要だが、本作品では米軍がその役割。
優しい人々が暮らすトンマッコルを有無を言わさず思い込みで攻撃しようとする。
ものすごく反米。今の韓国の世情が反米なのかしらん?
爆撃・銃撃シーンは迫力がある
日本映画にくらべてこういうシーンは韓国は上手い。
朝鮮戦争で戦った人がまだまだたくさんいるからなのかな?
兵役があるからなのかな?
迫力があるし、ハリウッドよりも優れていると感じることもある。
本物を知っているかららこそ、見せ方も知っているってことなのかな?
迷い込んだ兵士たちが命がけで守ったトンマッコル
もしかしたら今も本当にあるかもしれないユートピアのような村
美しい映像、迫力ある映像
戦うことの愚かさを含ませたファンタジー作品
「喜び」マーク作品ですな。
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『エンター・ザ・フェニックス』・・ユン・ピョウとエッチ本
2007年5月16日 アジア
2004年・香港
監督/スティーヴ・フォン
出演/ダニエル・ウー
イーソン・チャン
======================
香港マフィア赤義堂のボスが死の間際に
息子ジョージに跡を継がせるよう言い残す。
しかしジョージはゲイだった。
そこでタイにジョージを探しにいくが、
同居人サムをジョージと間違えてしまい・・・
=================================
美女を探すならモンコック、ゲイを探すならタイ
ってなワケでジョージを探しにタイにやってきた子分のハチ達。
しかし同居人サムをジョージと間違えてしまう。
孤児のサムはマフィアの親分に憧れ、ジョージは親分になりたくなかったことから
勘違いされたまま香港に向かった二人。
しかし赤義堂に恨みを持つ者から命を狙われ・・・。
赤義堂のボス洪一役がユン・ピョウ
おぉ〜っユン・ピョウ!お久しぶりね!
少々、歳はとったけど正義感あふれる面影は今も健在!
ジョージ役のダニエル・ウーは、甘いマスクでスラッとしたイイ男。
サム役のイーソン・チャンもなかなか良いね!
ジャッキー・チェンが製作総指揮を務める本作品。
マフィアを描いてはいるが、随所に笑いを散りばめた楽しい作品。
跡目がゲイっていう設定や、死んだボスの遺品を整理していたら
エッチ本がでてきたりなんてことまで(笑)
ユン・ピョウが隠れてエッチ本なんて似合わなすぎて逆におかしい!
ワイヤーを使ったアクション
迫力の肉弾戦
そんなバカな・・の、お約束の攻撃
戦いのあとの、一息おいた笑い
むか〜し夢中になった香港アクションに似てるな〜
ジャッキー・チェンもチラッと特別出演。
カレン・モク以外にも、もう1人くらい女優がいても良かったんだけどな。
ジョージがゲイって設定だから女優は少なかったのかな?
だったら、もっといろ〜んなタイプの男優を周りにはべらしても良かったのに(笑)
往年の香港映画に比べれば、多少パンチ不足の感も否めないが
ニコニコ笑い、楽しい気分になった作品。
監督/スティーヴ・フォン
出演/ダニエル・ウー
イーソン・チャン
======================
香港マフィア赤義堂のボスが死の間際に
息子ジョージに跡を継がせるよう言い残す。
しかしジョージはゲイだった。
そこでタイにジョージを探しにいくが、
同居人サムをジョージと間違えてしまい・・・
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美女を探すならモンコック、ゲイを探すならタイ
ってなワケでジョージを探しにタイにやってきた子分のハチ達。
しかし同居人サムをジョージと間違えてしまう。
孤児のサムはマフィアの親分に憧れ、ジョージは親分になりたくなかったことから
勘違いされたまま香港に向かった二人。
しかし赤義堂に恨みを持つ者から命を狙われ・・・。
赤義堂のボス洪一役がユン・ピョウ
おぉ〜っユン・ピョウ!お久しぶりね!
少々、歳はとったけど正義感あふれる面影は今も健在!
ジョージ役のダニエル・ウーは、甘いマスクでスラッとしたイイ男。
サム役のイーソン・チャンもなかなか良いね!
ジャッキー・チェンが製作総指揮を務める本作品。
マフィアを描いてはいるが、随所に笑いを散りばめた楽しい作品。
跡目がゲイっていう設定や、死んだボスの遺品を整理していたら
エッチ本がでてきたりなんてことまで(笑)
ユン・ピョウが隠れてエッチ本なんて似合わなすぎて逆におかしい!
ワイヤーを使ったアクション
迫力の肉弾戦
そんなバカな・・の、お約束の攻撃
戦いのあとの、一息おいた笑い
むか〜し夢中になった香港アクションに似てるな〜
ジャッキー・チェンもチラッと特別出演。
カレン・モク以外にも、もう1人くらい女優がいても良かったんだけどな。
ジョージがゲイって設定だから女優は少なかったのかな?
だったら、もっといろ〜んなタイプの男優を周りにはべらしても良かったのに(笑)
往年の香港映画に比べれば、多少パンチ不足の感も否めないが
ニコニコ笑い、楽しい気分になった作品。
『反則王』・・人生の調味料は偶然・きっかけ・成り行き(笑)
2007年1月30日 アジア
2000年・韓
監督/キム・ジウン
出演/ソン・ガンホ
======================
冴えない銀行員のイム・デホ。
仕事が出来ずに、上司からヘッドロックをかけられ
「はずしてみろ」と嫌がらせとからかわれる毎日。
ある日、偶然小さなプロレス道場を見つけたデホは
成り行きで覆面反則レスラーとなってリングにあがることに・・・
=================================
イム・デホ役がソン・ガンホ
この人が主演ならそこそこ面白いのは予想できる!
蛍風の中でお気に入りの「安心できる役者」である。
この人が出演している作品で、「ハズレ」は滅多にない、好みの俳優だ。
『南極日誌』はソン・ガンホの演技は良かったケド、ストーリーが・・・
うだつのあがらない銀行員イム・デホが
プロレス道場に入門し、次第に生き生きと輝きを放つ!
小心者だが、素直で真面目で従順なデホが
子供の頃夢中になった覆面反則レスラーになることで
突飛だけれど感情を表に出すことを知り、「情熱」を体現する。
ちょっぴり切ないサラリーマンの悲哀
じわ〜っと湧き上がる情熱
優しいユーモア
人生そんなに甘いことばかりじゃないけど
一歩踏み出せば、何かが少し変わる
それは成り行きだっていいじゃない(笑)
完璧じゃなくたって、成功しなくたっていいじゃない
そんな元気を与えてくれた佳作。
監督/キム・ジウン
出演/ソン・ガンホ
======================
冴えない銀行員のイム・デホ。
仕事が出来ずに、上司からヘッドロックをかけられ
「はずしてみろ」と嫌がらせとからかわれる毎日。
ある日、偶然小さなプロレス道場を見つけたデホは
成り行きで覆面反則レスラーとなってリングにあがることに・・・
=================================
イム・デホ役がソン・ガンホ
この人が主演ならそこそこ面白いのは予想できる!
蛍風の中でお気に入りの「安心できる役者」である。
この人が出演している作品で、「ハズレ」は滅多にない、好みの俳優だ。
『南極日誌』はソン・ガンホの演技は良かったケド、ストーリーが・・・
うだつのあがらない銀行員イム・デホが
プロレス道場に入門し、次第に生き生きと輝きを放つ!
小心者だが、素直で真面目で従順なデホが
子供の頃夢中になった覆面反則レスラーになることで
突飛だけれど感情を表に出すことを知り、「情熱」を体現する。
ちょっぴり切ないサラリーマンの悲哀
じわ〜っと湧き上がる情熱
優しいユーモア
人生そんなに甘いことばかりじゃないけど
一歩踏み出せば、何かが少し変わる
それは成り行きだっていいじゃない(笑)
完璧じゃなくたって、成功しなくたっていいじゃない
そんな元気を与えてくれた佳作。
『恋するブラジャー大作戦(仮)』・・良いブラジャーですか?
2006年9月21日 アジア
2001年・香港
監督/パトリック・レオン
出演/ルイス・クー
ラウ・チンワン
======================
日本下着メーカーの香港支社は、本社からの命令で
初めて男性の下着デザイナーを採用することに。
採用されたウェインとジョニーは、
期限までに究極のブラを作ることができるのか?!
=================================
香港で3作まで作られた人気シリーズ「絶世好」の第1作目らしい。
「絶世好」のことは知らないので、どんなシリーズかは分からないケド・・・。
日本大手下着メーカー「シス」は、女性社員だけという伝統を破り
香港支社に男性デザイナーを採用するよう命令する。
目的は「究極のブラ」を開発すること!
そこで女たらしのウェインとやたらと強気なジョニーの2人が採用される。
ウェイン役がルイス・クー
ジョニー役がラウ・チンワン
社内は男性社員がやってくるというので、
みな浮き足だち熱烈な歓迎ぶり。
しかしチーフデザイナーのレナだけは、2人の起用に納得できずにいた。
ウェインとジョニーはブラ作りなんて簡単と思っていたが、
実際はそんなに甘くはなかった・・・。
ブラ研究に悪戦苦闘する2人。
単なるドタバタかと思いきや、トリンプが協力しただけあって
真面目にブラジャーのことを描いている。
ブラジャーにあんなに形やラインがあるとは知りませんでした。
正しいブラのつけ方や、良いブラの条件・見分け方などの説明には
思わず「ほほぉ〜、そうなんだ〜」と感心してしまった。
それから自分のブラが良いブラか点検してしまいました(笑)
レナ役のジジ・リョンがカワイイ!
上司サマンサ役カリーナ・ラウの存在感はさすが。
女たらしが女性だらけの職場でブラデザインするという面白そうな設定のわりには
テンポが悪い部分もあり、恋愛も地味な印象。
しかし同時に真面目な印象も受けた。
ラウ・チンワンとカリーナ・ラウのシーンは、
香港映画らしいテンポの良い楽しいシーンなんだけどな・・・。
青山千可子などが出演する日本シーンはいらなかったと思う。
別に日本で撮影しなくても、日本人を出さなくても成立する作品だと思ったのだが・・・。
ラブコメとしては地味だが
ブラジャーを真面目に描いた企業奮闘モノとしては、気楽に観れる作品、かな・・・?
監督/パトリック・レオン
出演/ルイス・クー
ラウ・チンワン
======================
日本下着メーカーの香港支社は、本社からの命令で
初めて男性の下着デザイナーを採用することに。
採用されたウェインとジョニーは、
期限までに究極のブラを作ることができるのか?!
=================================
香港で3作まで作られた人気シリーズ「絶世好」の第1作目らしい。
「絶世好」のことは知らないので、どんなシリーズかは分からないケド・・・。
日本大手下着メーカー「シス」は、女性社員だけという伝統を破り
香港支社に男性デザイナーを採用するよう命令する。
目的は「究極のブラ」を開発すること!
そこで女たらしのウェインとやたらと強気なジョニーの2人が採用される。
ウェイン役がルイス・クー
ジョニー役がラウ・チンワン
社内は男性社員がやってくるというので、
みな浮き足だち熱烈な歓迎ぶり。
しかしチーフデザイナーのレナだけは、2人の起用に納得できずにいた。
ウェインとジョニーはブラ作りなんて簡単と思っていたが、
実際はそんなに甘くはなかった・・・。
ブラ研究に悪戦苦闘する2人。
単なるドタバタかと思いきや、トリンプが協力しただけあって
真面目にブラジャーのことを描いている。
ブラジャーにあんなに形やラインがあるとは知りませんでした。
正しいブラのつけ方や、良いブラの条件・見分け方などの説明には
思わず「ほほぉ〜、そうなんだ〜」と感心してしまった。
それから自分のブラが良いブラか点検してしまいました(笑)
レナ役のジジ・リョンがカワイイ!
上司サマンサ役カリーナ・ラウの存在感はさすが。
女たらしが女性だらけの職場でブラデザインするという面白そうな設定のわりには
テンポが悪い部分もあり、恋愛も地味な印象。
しかし同時に真面目な印象も受けた。
ラウ・チンワンとカリーナ・ラウのシーンは、
香港映画らしいテンポの良い楽しいシーンなんだけどな・・・。
青山千可子などが出演する日本シーンはいらなかったと思う。
別に日本で撮影しなくても、日本人を出さなくても成立する作品だと思ったのだが・・・。
ラブコメとしては地味だが
ブラジャーを真面目に描いた企業奮闘モノとしては、気楽に観れる作品、かな・・・?
『SPIRIT』・・四十路男がブツブツ(笑)
2006年4月21日 アジア2005年・香港
監督/ロニー・ユー
出演/ジェット・リー
中村 獅童
=========================
20世紀初頭、病弱な霍元甲(ファ・ユァンジア)は
いつか天津一の武術家になろうと思っていた。
成長したユァンジアは、武術の達人として名声が高まるが
それにつれてうぬぼれも強くなっていき・・・
=========================
相方が珍しく映画館に行きたいといった。
従業員価格のレンタルまで待てないほど
何をそんなに観たいのかと思ったら、コレだった。
「カンフー映画って、久しぶりじゃないかっ!
しかもリンチェイだしさっ!」
未だにジェット・リーのことをリー・リンチェイと呼ぶ
アナログな家庭でござんす(笑)
う〜ん、カンフー映画なら、
なおさらビデオ(DVD)でも良いと思うのだが、
「男のロマンってやつだよ〜」と
ワケの分からぬことを言いはじめ・・・(笑)
監督がロニー・ユー
アクション監督にユエン・ウーピン
主演がジェット・リー
香港映画(今じゃ中国映画っていったほうがいいのか?)だが
ハリウッドで活動した面々だけあって、
良い意味でも悪い意味でも昔の香港映画っぽさが薄い
復讐や食堂の乱闘などの伝統はそのままに
アクションシーンは、洗練された画面。
見せ方がイマ風というか、ハリウッドっぽいというか
以前の香港映画より、格段にカッコよく感じる。
スン・リー演じる盲目の娘ユエツーとのシーンも
奥ゆかしさが感じられ、なかなか良い。
しかし、なくてもいいと思った蛍風(笑)
以前なら日本人は悪役として描かれることが多かったが
田中役の中村獅童が、なかなかの正義感ぶりを発揮。
代わりに三田役の原田眞人が悪役を引き受けたって感じかな?
香港が舞台ならイギリス人を悪役にしてもいいじゃないかと思うケド。
本作品の日本人は、欧米にひっついて、
中国人にいばるような印象が・・・。
そう思われているんですかね・・・。
香港のカンフー映画ということで
もっとベタなものを想像していたが、
わりとこざっぱりした印象を受けた
ほら、カンフー映画ってさ〜、
「とぉさぁ〜〜ん」とか叫んで涙流して、復讐を誓い
原っぱで決闘ってイメージがあるから、さ・・・(笑)
相方曰く、
「ベタな作品じゃなかったけど、これはこれで面白い。
でもさ〜、あのエンディングの歌は余計だよな・・・。」
カンフー映画(香港映画)といえば
決闘に勝って、いきなり「終劇」が出て
余韻もへったくれもなかったからね〜(笑)
ジェット・リーのアクションはやはり美しい。
中村獅童の動きも美しい
想像していたのとは多少違ったが、これはこれで良いと思う。
「ベタなドラマが無くて良かったけどさ〜
もっと修行シーンとか、いろんな外人との闘いがあればいいのにさ〜。
やっぱりエンディングの歌はいらないよな〜」
あはは〜。
2人分合わせて3600円払った四十男がまだブツブツ言ってる(笑)
監督/ロニー・ユー
出演/ジェット・リー
中村 獅童
=========================
20世紀初頭、病弱な霍元甲(ファ・ユァンジア)は
いつか天津一の武術家になろうと思っていた。
成長したユァンジアは、武術の達人として名声が高まるが
それにつれてうぬぼれも強くなっていき・・・
=========================
相方が珍しく映画館に行きたいといった。
従業員価格のレンタルまで待てないほど
何をそんなに観たいのかと思ったら、コレだった。
「カンフー映画って、久しぶりじゃないかっ!
しかもリンチェイだしさっ!」
未だにジェット・リーのことをリー・リンチェイと呼ぶ
アナログな家庭でござんす(笑)
う〜ん、カンフー映画なら、
なおさらビデオ(DVD)でも良いと思うのだが、
「男のロマンってやつだよ〜」と
ワケの分からぬことを言いはじめ・・・(笑)
監督がロニー・ユー
アクション監督にユエン・ウーピン
主演がジェット・リー
香港映画(今じゃ中国映画っていったほうがいいのか?)だが
ハリウッドで活動した面々だけあって、
良い意味でも悪い意味でも昔の香港映画っぽさが薄い
復讐や食堂の乱闘などの伝統はそのままに
アクションシーンは、洗練された画面。
見せ方がイマ風というか、ハリウッドっぽいというか
以前の香港映画より、格段にカッコよく感じる。
スン・リー演じる盲目の娘ユエツーとのシーンも
奥ゆかしさが感じられ、なかなか良い。
しかし、なくてもいいと思った蛍風(笑)
以前なら日本人は悪役として描かれることが多かったが
田中役の中村獅童が、なかなかの正義感ぶりを発揮。
代わりに三田役の原田眞人が悪役を引き受けたって感じかな?
香港が舞台ならイギリス人を悪役にしてもいいじゃないかと思うケド。
本作品の日本人は、欧米にひっついて、
中国人にいばるような印象が・・・。
そう思われているんですかね・・・。
香港のカンフー映画ということで
もっとベタなものを想像していたが、
わりとこざっぱりした印象を受けた
ほら、カンフー映画ってさ〜、
「とぉさぁ〜〜ん」とか叫んで涙流して、復讐を誓い
原っぱで決闘ってイメージがあるから、さ・・・(笑)
相方曰く、
「ベタな作品じゃなかったけど、これはこれで面白い。
でもさ〜、あのエンディングの歌は余計だよな・・・。」
カンフー映画(香港映画)といえば
決闘に勝って、いきなり「終劇」が出て
余韻もへったくれもなかったからね〜(笑)
ジェット・リーのアクションはやはり美しい。
中村獅童の動きも美しい
想像していたのとは多少違ったが、これはこれで良いと思う。
「ベタなドラマが無くて良かったけどさ〜
もっと修行シーンとか、いろんな外人との闘いがあればいいのにさ〜。
やっぱりエンディングの歌はいらないよな〜」
あはは〜。
2人分合わせて3600円払った四十男がまだブツブツ言ってる(笑)
『南極日誌』・・で、どうしたかったの?
2006年4月19日 アジア
2005年・韓
監督/イム・ピルソン
出演/ソン・ガンホ
======================
到達が困難とされる南極到達不能点を
目指す6人の探検隊達。
順調かと思われていた探検だが、
80年前のイギリス探検隊の
日誌を発見してから、なにかが次第に狂っていく・・・
=================================
南極の中でも最も困難な場所と言われる南極不能点を
目指す探検隊。
探検家としてベテランの隊長のもと、
順調にペースを保っていた彼等だが、
80年前のイギリス探検隊の日誌を発見した日から、
その日誌に書かれていた通りの出来事が起こり、
何かが狂いはじめていくのだった・・・。
次第に狂気へと走る隊長役がソン・ガンホ
あぁ〜、やっぱりこのヒトは上手い!
冷静な冒険かが、パッと見た目には分からない程度に
徐々に「狂って」いく様。
冷たい狂気というものを感じさせる。
ん〜、だけどね・・・。
ソン・ガンホも他のキャストも良いのだけれど・・・。
南極探検にホラー要素を含ませているようだが、
どちらにしても中途半端な印象を受ける。
過酷な自然の中で、幻覚を見たり
正常な判断ができなくなるってことを言いたいのは分かるが
別に80年前のイギリス探検隊のお話はいらなかったのでは?
単純に南極の中でも過酷な南極到達不能点を
目指す探検ストーリーでも充分に楽しめたと思う。
その反対に、ホラーならホラーでトコトン描いても良かったと思うな。
それにもっと言うなら、「温度」がイマイチ伝わってこない作品。
ぶぉ〜ごぉ〜っていう南極の冷たさが感じられないんだよね・・・。
『八甲田山』みたいなスゴイのを期待していただけに
肩透かしをくらったような南極の寒さ。
ソン・ガンホはじめキャストの演技は良かったが
結局何を描きたかったのかよく分からなかった作品。
監督/イム・ピルソン
出演/ソン・ガンホ
======================
到達が困難とされる南極到達不能点を
目指す6人の探検隊達。
順調かと思われていた探検だが、
80年前のイギリス探検隊の
日誌を発見してから、なにかが次第に狂っていく・・・
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南極の中でも最も困難な場所と言われる南極不能点を
目指す探検隊。
探検家としてベテランの隊長のもと、
順調にペースを保っていた彼等だが、
80年前のイギリス探検隊の日誌を発見した日から、
その日誌に書かれていた通りの出来事が起こり、
何かが狂いはじめていくのだった・・・。
次第に狂気へと走る隊長役がソン・ガンホ
あぁ〜、やっぱりこのヒトは上手い!
冷静な冒険かが、パッと見た目には分からない程度に
徐々に「狂って」いく様。
冷たい狂気というものを感じさせる。
ん〜、だけどね・・・。
ソン・ガンホも他のキャストも良いのだけれど・・・。
南極探検にホラー要素を含ませているようだが、
どちらにしても中途半端な印象を受ける。
過酷な自然の中で、幻覚を見たり
正常な判断ができなくなるってことを言いたいのは分かるが
別に80年前のイギリス探検隊のお話はいらなかったのでは?
単純に南極の中でも過酷な南極到達不能点を
目指す探検ストーリーでも充分に楽しめたと思う。
その反対に、ホラーならホラーでトコトン描いても良かったと思うな。
それにもっと言うなら、「温度」がイマイチ伝わってこない作品。
ぶぉ〜ごぉ〜っていう南極の冷たさが感じられないんだよね・・・。
『八甲田山』みたいなスゴイのを期待していただけに
肩透かしをくらったような南極の寒さ。
ソン・ガンホはじめキャストの演技は良かったが
結局何を描きたかったのかよく分からなかった作品。
『わが家の犬は世界一』・・ペットを思う気持ちは万国共通
2006年1月23日 アジア
2002年・中国
監督/ルー・シュエチャン
出演/グォ・ヨウ
======================
北京に住むラオの家では犬を飼っているが、
未登録だったために警察に
犬を連れていかれてしまう。
タイムリミットは18時間。
それまでに登録料を支払うか、
別の方法で助け出すしかないラオだった・・・
=================================
日本でも中国でも犬を飼う際は登録しなければならない。
しかし中国では登録料がべらぼうに高く
登録しないまま飼う者も多く、
ペットショップでもみんな登録していないから大丈夫と
言われたという話を聞いたことがある。
本作品のラオもカーラと名付けた犬をかわいがっていたが
妻が散歩に連れていった時に警察に摘発されてしまう。
期限までに登録料を払わなければカーラは処分されてしまう。
しかし登録料は5000元。
ラオの一家にとっては、簡単に払える額ではない。
息子が警官に1匹くらい見逃してよ〜と懇願するも
おれにはそんな権限はない、と断られてしまう。
ラオもなんとか見逃してもらおうと賄賂を贈るのだが
カーラは返してもらえない。
あの手この手で登録料を払わずにカーラを取り戻そうとするラオだが
結局散財するハメになってしまう。
中国のペット事情、それから食犬文化。
犬を飼っている身としては、
日本で良かった〜と思わず愛犬を抱きしめてしまった。
ちなみに中国ではこの作品の公開後、
登録料が5000元から1000元に引き下げられたそうな・・・
ペット事情、生活など現代中国の日常が描かれ
時に可笑しく、時に切なく繰り広げられる作品
国や文化は違っても、
ペット(=家族)を思う気持ちは万国共通なんだね〜
監督/ルー・シュエチャン
出演/グォ・ヨウ
======================
北京に住むラオの家では犬を飼っているが、
未登録だったために警察に
犬を連れていかれてしまう。
タイムリミットは18時間。
それまでに登録料を支払うか、
別の方法で助け出すしかないラオだった・・・
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日本でも中国でも犬を飼う際は登録しなければならない。
しかし中国では登録料がべらぼうに高く
登録しないまま飼う者も多く、
ペットショップでもみんな登録していないから大丈夫と
言われたという話を聞いたことがある。
本作品のラオもカーラと名付けた犬をかわいがっていたが
妻が散歩に連れていった時に警察に摘発されてしまう。
期限までに登録料を払わなければカーラは処分されてしまう。
しかし登録料は5000元。
ラオの一家にとっては、簡単に払える額ではない。
息子が警官に1匹くらい見逃してよ〜と懇願するも
おれにはそんな権限はない、と断られてしまう。
ラオもなんとか見逃してもらおうと賄賂を贈るのだが
カーラは返してもらえない。
あの手この手で登録料を払わずにカーラを取り戻そうとするラオだが
結局散財するハメになってしまう。
中国のペット事情、それから食犬文化。
犬を飼っている身としては、
日本で良かった〜と思わず愛犬を抱きしめてしまった。
ちなみに中国ではこの作品の公開後、
登録料が5000元から1000元に引き下げられたそうな・・・
ペット事情、生活など現代中国の日常が描かれ
時に可笑しく、時に切なく繰り広げられる作品
国や文化は違っても、
ペット(=家族)を思う気持ちは万国共通なんだね〜
『ダンス・オブ・ドリーム』・・アンディ・ラウに悩殺
2005年11月12日 アジア
2001年・香港
監督/アンドリュー・ラウ
出演/アンディ・ラウ
======================
ホテルで働くカムは、ある晩のパーティーで
ダンサーのラウを見て心を奪われる。
そして彼女はラウのダンス教室に通うのだった・・・
======================
おしゃれや贅沢もせず、決して美人とはいえないカム。
そんなカムは、ホテルのパーティーでラウのダンスをみて
一大決心をする。
なけなしの貯金をはたいて、ラウのダンス教室に通うことに!
一方ラウは、一等地にダンス教室を構え、
イギリスでの世界大会に出場したいという夢を持っていた。
夢をかなえるには、お金が必要。
夢は叶う!金さえあれば!をモットーに
いくつも会社を経営する女社長ティナに取り入り
ティナから資金を得ようとするのだった。
女社長ティナは、事業のことで頭がいっぱいで
最近ちっとも笑うことはない。
ティナの弟ジミーは、微笑みを忘れた姉が
幸せな気分になれるようにと、高額な報酬でラウに依頼する。
ラウ役のアンディ・ラウが素敵ぃぃぃーーっ!
均整のとれた引き締まった体に、たましい二の腕
美しいお顔で踊る姿は、カムやティナじゃなくても心奪われる(笑)
それだけじゃない、おどけた姿や、悩む姿もお美しい!
いや〜、もともとアンディ・ラウはわりと好みのルックスだったが
これほど悩殺(笑)されたのは今回が初めてだ〜(笑)
カム役のサンドラ・ンもGOOD!
美人じゃないけど、持ち前のバイタリティで
周囲を愉快な気分にさせるカムが好感度大!
こんな友達いたらいいな〜と思わせてくれる。
ティナ役のアニタ・ムイもスタイルがよくてダンスが素敵!
ライザ・ミネリや汀夏子を思い浮かべてしまった。
冷淡で厳しいティナが、カムと出会って次第に笑うようになるのだが
その笑顔がとても素敵だ!
もともとジミー役のエディソン・チャン目当てで選んだのだが
これほどキャラクターが豊かな作品だとは思わなかった!
ストーリーも好感が持てるが、
ラストのダンスの時のラウの本心が
はっきりと分からないまま終わってしまったのが残念ではあるが、
盛りあがったところでおしまいはいかにも香港的で
これはこれでいいのかも・・と思う。
「喜びマーク」とまではいかないが
美しいアンディ・ラウとエディソン・チャンで目の保養。
そしてどちらも応援したくなるカム・とティナを演じた
サンドラ・ンとアニタ・ムイに元気づけられた、
陽気でハッピーな気分になれた作品。
監督/アンドリュー・ラウ
出演/アンディ・ラウ
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ホテルで働くカムは、ある晩のパーティーで
ダンサーのラウを見て心を奪われる。
そして彼女はラウのダンス教室に通うのだった・・・
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おしゃれや贅沢もせず、決して美人とはいえないカム。
そんなカムは、ホテルのパーティーでラウのダンスをみて
一大決心をする。
なけなしの貯金をはたいて、ラウのダンス教室に通うことに!
一方ラウは、一等地にダンス教室を構え、
イギリスでの世界大会に出場したいという夢を持っていた。
夢をかなえるには、お金が必要。
夢は叶う!金さえあれば!をモットーに
いくつも会社を経営する女社長ティナに取り入り
ティナから資金を得ようとするのだった。
女社長ティナは、事業のことで頭がいっぱいで
最近ちっとも笑うことはない。
ティナの弟ジミーは、微笑みを忘れた姉が
幸せな気分になれるようにと、高額な報酬でラウに依頼する。
ラウ役のアンディ・ラウが素敵ぃぃぃーーっ!
均整のとれた引き締まった体に、たましい二の腕
美しいお顔で踊る姿は、カムやティナじゃなくても心奪われる(笑)
それだけじゃない、おどけた姿や、悩む姿もお美しい!
いや〜、もともとアンディ・ラウはわりと好みのルックスだったが
これほど悩殺(笑)されたのは今回が初めてだ〜(笑)
カム役のサンドラ・ンもGOOD!
美人じゃないけど、持ち前のバイタリティで
周囲を愉快な気分にさせるカムが好感度大!
こんな友達いたらいいな〜と思わせてくれる。
ティナ役のアニタ・ムイもスタイルがよくてダンスが素敵!
ライザ・ミネリや汀夏子を思い浮かべてしまった。
冷淡で厳しいティナが、カムと出会って次第に笑うようになるのだが
その笑顔がとても素敵だ!
もともとジミー役のエディソン・チャン目当てで選んだのだが
これほどキャラクターが豊かな作品だとは思わなかった!
ストーリーも好感が持てるが、
ラストのダンスの時のラウの本心が
はっきりと分からないまま終わってしまったのが残念ではあるが、
盛りあがったところでおしまいはいかにも香港的で
これはこれでいいのかも・・と思う。
「喜びマーク」とまではいかないが
美しいアンディ・ラウとエディソン・チャンで目の保養。
そしてどちらも応援したくなるカム・とティナを演じた
サンドラ・ンとアニタ・ムイに元気づけられた、
陽気でハッピーな気分になれた作品。
『DMZ 非武装地帯 追憶の三十八度線』・・1本ではもったいない
2005年10月27日 アジア
2004年・韓国
監督/イ・キュヒョン
出演/キム・ジョンフン
======================
徴兵で入隊した大学の映画学科学生キム・ジフン。
出来ることならラクな部隊に配属され、
平穏無事の兵役を終えたいと思っていた彼だが、
配属されたのは、なんとDMZの捜索隊だった・・・
=================================
監督のイ・キュヒョンの実体験をもとに作られた作品。
DMZとは南北軍事境界線の非武装地帯。
いわゆる38度線ってやつね。
軍の協力が得られずに、手間も費用も大幅にかかった作品とのこと。
なるほど、自由奔放な軍隊生活、兵士の気構えなどどこ吹く風
みんなできるだけラクに兵役を終えたいと思っている。
これは、軍にとってはあまり推奨できない描かれ方ですな(笑)
前半は軍隊生活がユーモアたっぷりにのびのびと描かれいる。
しかし、1時間を過ぎたあたりから事態は急展開する。
朴大統領が暗殺され、時勢が混沌とする中
絶好の機会とばかりに北朝鮮が国境を超え南進してくる。
捜索隊のキム・ジフンらは、
北の兵士と命をかけて向き合うこととなる・・・。
後半の北朝鮮の南進とその兵士リ・サンホとのストーリーを
メインに描かれていたら、もっと面白かったのに、と思う。
残り30分で南進とサンホの娘のストーリーを展開するには
おまけのおまけみたいで、なんだかもったいない。
自由奔放な軍隊生活で終わり?と思ったら
いきなり南進・・それで終わりかと思ったら現代の話まで・・・。
つめこみ過ぎでベタでしつこい印象すら受けてしまう。
監督の体験を全て描きたかったという気持ちは分かるが
ひとつの作品につめこむよりも
3部作ぐらいにして、それぞれじっくり描いたほうが良かったのでは?
それぞれのエピソードが興味深いものばかりだし、もったいないよ。
北朝鮮兵士リ・サンホ役のチョン・チェギョンの演技が素晴らしい。
イ・ミンギ役のパク・ゴンヒョンの演技も良い。
もちろん主役キム・ジフン役のキム・ジョンフンも
新兵らしい初々しさで良い。
キャストは皆、上手かったと思う
話が盛りこみ過ぎで、多少ベタでしつこい感もあるが
キャストが素晴らしく、なかなか面白かった作品。
日本語吹き替えが収録されていないのが残念だったケド・・・。
監督/イ・キュヒョン
出演/キム・ジョンフン
======================
徴兵で入隊した大学の映画学科学生キム・ジフン。
出来ることならラクな部隊に配属され、
平穏無事の兵役を終えたいと思っていた彼だが、
配属されたのは、なんとDMZの捜索隊だった・・・
=================================
監督のイ・キュヒョンの実体験をもとに作られた作品。
DMZとは南北軍事境界線の非武装地帯。
いわゆる38度線ってやつね。
軍の協力が得られずに、手間も費用も大幅にかかった作品とのこと。
なるほど、自由奔放な軍隊生活、兵士の気構えなどどこ吹く風
みんなできるだけラクに兵役を終えたいと思っている。
これは、軍にとってはあまり推奨できない描かれ方ですな(笑)
前半は軍隊生活がユーモアたっぷりにのびのびと描かれいる。
しかし、1時間を過ぎたあたりから事態は急展開する。
朴大統領が暗殺され、時勢が混沌とする中
絶好の機会とばかりに北朝鮮が国境を超え南進してくる。
捜索隊のキム・ジフンらは、
北の兵士と命をかけて向き合うこととなる・・・。
後半の北朝鮮の南進とその兵士リ・サンホとのストーリーを
メインに描かれていたら、もっと面白かったのに、と思う。
残り30分で南進とサンホの娘のストーリーを展開するには
おまけのおまけみたいで、なんだかもったいない。
自由奔放な軍隊生活で終わり?と思ったら
いきなり南進・・それで終わりかと思ったら現代の話まで・・・。
つめこみ過ぎでベタでしつこい印象すら受けてしまう。
監督の体験を全て描きたかったという気持ちは分かるが
ひとつの作品につめこむよりも
3部作ぐらいにして、それぞれじっくり描いたほうが良かったのでは?
それぞれのエピソードが興味深いものばかりだし、もったいないよ。
北朝鮮兵士リ・サンホ役のチョン・チェギョンの演技が素晴らしい。
イ・ミンギ役のパク・ゴンヒョンの演技も良い。
もちろん主役キム・ジフン役のキム・ジョンフンも
新兵らしい初々しさで良い。
キャストは皆、上手かったと思う
話が盛りこみ過ぎで、多少ベタでしつこい感もあるが
キャストが素晴らしく、なかなか面白かった作品。
日本語吹き替えが収録されていないのが残念だったケド・・・。
『トリック・マスター』・・香港らしい賑やかさ
2005年10月17日 アジア
1999年・香港
監督/バリー・ウォン
出演/チョアン・カーファイ
チャウ・シンチー
==================================
警察官のフンは、つまらない潜入捜査ばかりでウンザリの毎日。
大物詐欺師のフェラーリを逮捕すれば昇進といわれ、
勇んで潜入するも結果は散々。おまけに停職になってしまう。
そこで凄腕の詐欺師ウォンに弟子入りするのだが・・・
==================================
高校生に化けてわがままな金持ち令嬢の警護をするフン。
もっと大きな仕事がしたいと上司に直訴したところ
大物詐欺師フェラーリ逮捕の潜入を言い渡される。
意気揚揚とフェラーリに近づくことに成功するが
逆に罠にはめられてしまう。
リベンジに燃えるフンは恋人の義兄・ウォンに
しぶしぶ詐欺の手ほどきをうけることに・・・
ドジな警察官フン役がチョン・カーファイ
凄腕の詐欺師ウォン師匠役がチャウ・シンチー
悪役フェラーリが監督も務めているバリー・ウォン
シンチーはブルース・リーを彷彿とさせるいでたち。
もちろんカンフーも披露してくれる。
内容的には香港らしいドタバタ劇で、目新しいものはない。
ま、1999年製作だから仕方ないのかもしれないが・・・。
あっと驚く展開、騙された〜と思わず唸る展開はない。
香港映画の持つ良い意味でのパワーとテンポに圧倒され、
いつのまにかラスト、といった感じ。
『少林サッカー』『カンフーハッスル』『食神』と
シンチーものが面白かっただけに、少々物足りなさを感じた。
シンチーが主役ではないから、
上記3作と比べてはいけないのかもしれないが。
いかにも香港らしい、賑やかな作品。
監督/バリー・ウォン
出演/チョアン・カーファイ
チャウ・シンチー
==================================
警察官のフンは、つまらない潜入捜査ばかりでウンザリの毎日。
大物詐欺師のフェラーリを逮捕すれば昇進といわれ、
勇んで潜入するも結果は散々。おまけに停職になってしまう。
そこで凄腕の詐欺師ウォンに弟子入りするのだが・・・
==================================
高校生に化けてわがままな金持ち令嬢の警護をするフン。
もっと大きな仕事がしたいと上司に直訴したところ
大物詐欺師フェラーリ逮捕の潜入を言い渡される。
意気揚揚とフェラーリに近づくことに成功するが
逆に罠にはめられてしまう。
リベンジに燃えるフンは恋人の義兄・ウォンに
しぶしぶ詐欺の手ほどきをうけることに・・・
ドジな警察官フン役がチョン・カーファイ
凄腕の詐欺師ウォン師匠役がチャウ・シンチー
悪役フェラーリが監督も務めているバリー・ウォン
シンチーはブルース・リーを彷彿とさせるいでたち。
もちろんカンフーも披露してくれる。
内容的には香港らしいドタバタ劇で、目新しいものはない。
ま、1999年製作だから仕方ないのかもしれないが・・・。
あっと驚く展開、騙された〜と思わず唸る展開はない。
香港映画の持つ良い意味でのパワーとテンポに圧倒され、
いつのまにかラスト、といった感じ。
『少林サッカー』『カンフーハッスル』『食神』と
シンチーものが面白かっただけに、少々物足りなさを感じた。
シンチーが主役ではないから、
上記3作と比べてはいけないのかもしれないが。
いかにも香港らしい、賑やかな作品。
2004年・香港
監督/ベニー・チャン
出演/ジャッキー・チェン
======================
銀行強盗が発生し、優秀な警察官チャンは
「3時間で解決する」と豪語するが、
犯人達の罠にかかり、部下を死なせてしまう。
ただ1人生き残ったチャンは、酒に溺れる毎日。
しかし、1人の青年が新しい相棒に任命されたとやってきて・・・
=================================
これぞジャッキー!
久々にそう感じた作品。
カンフーたっぷり(←ここポイント!)
度肝を抜くスタントアクションあり
正義あり復讐あり
復讐・・といってもやはり大人になったジャッキー。
昔の作品のように相手を倒して終わりではなく
若者の過ちを大きな愛をもって接する部分がある。
おっとなだね〜ジャッキー(笑)
罪を憎んで人を憎まずってやつだね。
ハリウッドで吸収したのか
良い意味でハリウッドっぽいド派手な爆破シーン
そしておもちゃを使ったカラフルな映像
これぞジャッキー!と思うと同時に
これまでとは(メダリオンとかさ・・・)違うぞジャッキー!と
感嘆してしまう。
相棒役のニコラス・ツェーの端整なお顔立ちにうっとりし
シャーリーン・チョイの可愛らしさに微笑んでしまう。
昔のジャッキー作品の共演者といえば
サモハンとかユンピョウとかカンフー仲間だったんだけどね・・・。
ただね〜
ジャッキーモノとして124分は長すぎる!
せめて104分くらいにして欲しかった
あそことあそこを削ってさ・・・ゴニョゴニョ
笑いの部分が少なかった(ってかあったのか?)のも残念。
とはいえ、
ジャッキーモノとしては近年で最高の出来ではないだろうか?
楽しめました。
監督/ベニー・チャン
出演/ジャッキー・チェン
======================
銀行強盗が発生し、優秀な警察官チャンは
「3時間で解決する」と豪語するが、
犯人達の罠にかかり、部下を死なせてしまう。
ただ1人生き残ったチャンは、酒に溺れる毎日。
しかし、1人の青年が新しい相棒に任命されたとやってきて・・・
=================================
これぞジャッキー!
久々にそう感じた作品。
カンフーたっぷり(←ここポイント!)
度肝を抜くスタントアクションあり
正義あり復讐あり
復讐・・といってもやはり大人になったジャッキー。
昔の作品のように相手を倒して終わりではなく
若者の過ちを大きな愛をもって接する部分がある。
おっとなだね〜ジャッキー(笑)
罪を憎んで人を憎まずってやつだね。
ハリウッドで吸収したのか
良い意味でハリウッドっぽいド派手な爆破シーン
そしておもちゃを使ったカラフルな映像
これぞジャッキー!と思うと同時に
これまでとは(メダリオンとかさ・・・)違うぞジャッキー!と
感嘆してしまう。
相棒役のニコラス・ツェーの端整なお顔立ちにうっとりし
シャーリーン・チョイの可愛らしさに微笑んでしまう。
昔のジャッキー作品の共演者といえば
サモハンとかユンピョウとかカンフー仲間だったんだけどね・・・。
ただね〜
ジャッキーモノとして124分は長すぎる!
せめて104分くらいにして欲しかった
あそことあそこを削ってさ・・・ゴニョゴニョ
笑いの部分が少なかった(ってかあったのか?)のも残念。
とはいえ、
ジャッキーモノとしては近年で最高の出来ではないだろうか?
楽しめました。
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『カンフーハッスル』・・ありえねーケドあったらいいかも(笑)
2005年8月1日 アジア
2004年・中
監督/チャウ・シンチー
出演/チャウ・シンチー
ブルース・リャン
======================
ギャング団・斧頭会に憧れるチンピラのシンは
斧頭会の名をかたり豚小屋砦と呼ばれる貧民街で
恐喝をしていると、本物の斧頭会がやってきた。
しかし最強と思われた斧頭会は
アパートの住民にあっさりと撃退され・・・
=================================
ありえねーがキャッチコピーの本作品。
何の変哲もないごくごく一般庶民が
実はものスゴイ拳法の達人だった。
ありえねー
しかもその達人は1人だけじゃなかった
コシの弱い麺職人!
手荒い仕立て屋!
担がれやすい人足!
ありえねー
その達人を抹殺するために送られた刺客は
古琴波動拳の使い手で琴の弦の波動で闘うのだった
ありえねー
しかしその刺客を撃退したのが大家夫婦だった
夫は太極拳の達人
妻は獅子の咆哮の技を持つ最強夫婦
ありえねー
そしてチンピラのシンの身にも
ありえねーことが起こるのだった・・・。
全編ありえねーの連続だが、
ありえねーけど、あったら面白いなーと思う事が次々と。
そしてドリフにも似たベタな笑い。
ワイヤーばかりではない、鼻につくようなCGじゃない
両方が程よい加減で使われ、
さらにスローモーションを駆使した見事な画面。
笑いと興奮、CGとワイヤーとスロー
すべてがやりすぎることなく
絶妙のバランスで構成された作品。
面白かったデス。
監督/チャウ・シンチー
出演/チャウ・シンチー
ブルース・リャン
======================
ギャング団・斧頭会に憧れるチンピラのシンは
斧頭会の名をかたり豚小屋砦と呼ばれる貧民街で
恐喝をしていると、本物の斧頭会がやってきた。
しかし最強と思われた斧頭会は
アパートの住民にあっさりと撃退され・・・
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ありえねーがキャッチコピーの本作品。
何の変哲もないごくごく一般庶民が
実はものスゴイ拳法の達人だった。
ありえねー
しかもその達人は1人だけじゃなかった
コシの弱い麺職人!
手荒い仕立て屋!
担がれやすい人足!
ありえねー
その達人を抹殺するために送られた刺客は
古琴波動拳の使い手で琴の弦の波動で闘うのだった
ありえねー
しかしその刺客を撃退したのが大家夫婦だった
夫は太極拳の達人
妻は獅子の咆哮の技を持つ最強夫婦
ありえねー
そしてチンピラのシンの身にも
ありえねーことが起こるのだった・・・。
全編ありえねーの連続だが、
ありえねーけど、あったら面白いなーと思う事が次々と。
そしてドリフにも似たベタな笑い。
ワイヤーばかりではない、鼻につくようなCGじゃない
両方が程よい加減で使われ、
さらにスローモーションを駆使した見事な画面。
笑いと興奮、CGとワイヤーとスロー
すべてがやりすぎることなく
絶妙のバランスで構成された作品。
面白かったデス。
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『メダリオン』・・蛍風の中で「ジャッキー」モノとは
2005年3月6日 アジア
2003年・香港/米
監督/ゴードン・チャン/サモ・ハン・キンポー
出演/ジャッキー・チェン
======================
手にしたものは超人的なパワーを
持つことができるという伝説のメダルを
犯罪組織のボス・スネークヘッドが手中に収めようと
メダルを司る少年・ジャイごと誘拐する
香港警察のエディはスネークヘッドを追い・・・
=================================
ジャッキー生誕50周年!
日本公開作50作目!
主演30作目!
いろいろな意味を含めたジャッキーメモリアル作!!!
なんだけどね・・・
ジャッキーは確かにスゴイ
50歳であれだけのアクションをこなすジャッキーは素晴らしい。
いつも思うのだが、もっと早く、20年くらい前に
アメリカはジャッキーを認めるべきだったと思う。
でも本作品は・・・
ジャッキーモノというより
ハリウッドの意向が作品に影響を与えているのかな?
はっきりいってジャッキーにはロマンスは必要ない!
ぐうたら息子で、強い師匠と出会い特訓を受ければ良い。
途中で市場でコミカルな乱闘をすれば良い。
闘って闘って、「とおさぁぁ〜ん」と父親の仇を討てば良い。
最後は逆転で敵を打ち倒し、物語はいきなり終わる。
最後はNG集で締めくくる。
それが蛍風の考えるジャッキーモノである
だからジャッキーにラブシーンはいらない
ましてやあのラストはいかにもハリウッドが好みそうなもので
ジャッキーモノとしてはかけ離れたラストだ。
むしろ特典に収録されている別バージョンの方が
ジャッキーモノに近い。
ジャッキー・チェン主演作なのに
なんだかスッキリしなかった作品。
ストーリー的にエディ・マーフィーの
『ゴールデン・チャイルド』を思い出した作品。
============
秋林瑞佳サマ
============
やはりヒラリー・スワンクといったら『ベスト・キッド4』ですよね!
モーガン・フリーマンはホントいろいろな作品に出演しており
ほとんどが話題作で、それなりの名演技を披露しているので
フリーマンならこれだ!という作品が人によってマチマチですね。
正直なところフリーマンに関しては、今回の受賞は
え?初受賞?まだ獲っていなかったんだ・・と思っちゃいました。
もう3回くらい獲っててもおかしくない名優だと思うのですが。
『ロビン・フッド』のモーガンは覚えてないなぁ・・・
当時ファンだったクリスチャン・スレーターと
ケビン・コスナーのタイツしか覚えてないデス(笑)
監督/ゴードン・チャン/サモ・ハン・キンポー
出演/ジャッキー・チェン
======================
手にしたものは超人的なパワーを
持つことができるという伝説のメダルを
犯罪組織のボス・スネークヘッドが手中に収めようと
メダルを司る少年・ジャイごと誘拐する
香港警察のエディはスネークヘッドを追い・・・
=================================
ジャッキー生誕50周年!
日本公開作50作目!
主演30作目!
いろいろな意味を含めたジャッキーメモリアル作!!!
なんだけどね・・・
ジャッキーは確かにスゴイ
50歳であれだけのアクションをこなすジャッキーは素晴らしい。
いつも思うのだが、もっと早く、20年くらい前に
アメリカはジャッキーを認めるべきだったと思う。
でも本作品は・・・
ジャッキーモノというより
ハリウッドの意向が作品に影響を与えているのかな?
はっきりいってジャッキーにはロマンスは必要ない!
ぐうたら息子で、強い師匠と出会い特訓を受ければ良い。
途中で市場でコミカルな乱闘をすれば良い。
闘って闘って、「とおさぁぁ〜ん」と父親の仇を討てば良い。
最後は逆転で敵を打ち倒し、物語はいきなり終わる。
最後はNG集で締めくくる。
それが蛍風の考えるジャッキーモノである
だからジャッキーにラブシーンはいらない
ましてやあのラストはいかにもハリウッドが好みそうなもので
ジャッキーモノとしてはかけ離れたラストだ。
むしろ特典に収録されている別バージョンの方が
ジャッキーモノに近い。
ジャッキー・チェン主演作なのに
なんだかスッキリしなかった作品。
ストーリー的にエディ・マーフィーの
『ゴールデン・チャイルド』を思い出した作品。
============
秋林瑞佳サマ
============
やはりヒラリー・スワンクといったら『ベスト・キッド4』ですよね!
モーガン・フリーマンはホントいろいろな作品に出演しており
ほとんどが話題作で、それなりの名演技を披露しているので
フリーマンならこれだ!という作品が人によってマチマチですね。
正直なところフリーマンに関しては、今回の受賞は
え?初受賞?まだ獲っていなかったんだ・・と思っちゃいました。
もう3回くらい獲っててもおかしくない名優だと思うのですが。
『ロビン・フッド』のモーガンは覚えてないなぁ・・・
当時ファンだったクリスチャン・スレーターと
ケビン・コスナーのタイツしか覚えてないデス(笑)
『マッハ ! 』・・シンプルにとことんアクション
2004年12月13日 アジア
2003年・タイ
監督/プラチャヤー・ピンゲーオ
出演/トニー・ジャー
=====================
タイの小さな村の仏像オンバクの首が持ち去られた。
村人達は、オンバクの首が戻らないと
災いが起こると恐れ、青年ティンが
首を獲り返しにバンコクへと向かう・・・
=================================
そそそ、こういうのが観たかったんだ〜!
村の信仰の象徴オンバク像の首を取り戻しに
ムエタイの使い手ティンが村人の息子ハム・レイを頼って
単身バンコクへと向かう。
そこでなんやかやと格闘技賭博の選手となり
相手をボコッボコッに倒し、
ついには美術品泥棒の一味もボコッボコッにやっつけて
首を取り戻してめでたし、めでたし〜っておハナシ。
愛だの恋だの余計なストーリーなんかなくて
ひたすら生身の人間によるアクション!
CGやワイヤーが全盛の今日にあって、
シンプルでありながら超人的なアクションには
ただただ驚き!
・・・人間ってこんなに跳べるんだ!
ムエタイといえば、おカマちゃんボクサー(?)しか知らないので
こんなにもカッコ良くて見栄えのするアクションだとは思わなかった。
欲を言えば、邦題は違ったほうが良かったな。
「オンバクの首」とか、さ・・・。
面白かったデス。
スカッとしました!(笑)
監督/プラチャヤー・ピンゲーオ
出演/トニー・ジャー
=====================
タイの小さな村の仏像オンバクの首が持ち去られた。
村人達は、オンバクの首が戻らないと
災いが起こると恐れ、青年ティンが
首を獲り返しにバンコクへと向かう・・・
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そそそ、こういうのが観たかったんだ〜!
村の信仰の象徴オンバク像の首を取り戻しに
ムエタイの使い手ティンが村人の息子ハム・レイを頼って
単身バンコクへと向かう。
そこでなんやかやと格闘技賭博の選手となり
相手をボコッボコッに倒し、
ついには美術品泥棒の一味もボコッボコッにやっつけて
首を取り戻してめでたし、めでたし〜っておハナシ。
愛だの恋だの余計なストーリーなんかなくて
ひたすら生身の人間によるアクション!
CGやワイヤーが全盛の今日にあって、
シンプルでありながら超人的なアクションには
ただただ驚き!
・・・人間ってこんなに跳べるんだ!
ムエタイといえば、おカマちゃんボクサー(?)しか知らないので
こんなにもカッコ良くて見栄えのするアクションだとは思わなかった。
欲を言えば、邦題は違ったほうが良かったな。
「オンバクの首」とか、さ・・・。
面白かったデス。
スカッとしました!(笑)
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『涙女』・・たくましさの裏に
2004年11月18日 アジア
2002年・加/仏/韓
監督/リュウ・ビンジェン
出演/リャオ・チン
======================
働かない夫の代わりに、
子守りのバイトをしながら
街頭で違法DVDを売るグイ。
ある日、夫が麻雀仲間に怪我を負わせ逮捕される。
そして被害者の妻から治療費を請求されるのだった。
とっさに嘘泣きをしたグイの才能に
葬具屋のヨーミンは葬式で歌い哭く「哭き女」の
商売を始めるように勧める・・・
=================================
中国の葬式には「哭き女」の風習があるようだ。
「哭き女」とは葬式で故人を偲んで
高らかに大声で歌い哭き、遺族の代わりに
故人への悲しみを一手に引きうける役目なんだそうな。
日本とは違い、カラフルで色とりどりな花輪
大声で歌う「哭き女」
横のテーブルで麻雀をする列席者
そんな日本とはまったく違った形で故人を偲ぶ風習を
初めて知った蛍風。
ふ〜ん、こういう見送り方も世界にはあるんだ・・・。
主人公グイをはじめ、
とにかくパワフルでバイタリティーあふれる中国女性。
そのたくましさに圧倒されてしまう。
これが「大陸」の人なんだろうか・・・。
ケンカしたら、絶対負けちゃいそうだ・・・(笑)
しかし、その「たくましさ」の裏に隠された
グイの悲しみ、孤独。
それがラストに明かされる。
途中でブチッと切れたような終わり方だが、
これがかえって余韻を残す。
どんなことがあっても、
グイはたくましく生きぬいていくのだろうな、と。
中国の風習、人物像、グイの生きかた、そして悲しみ。
決して娯楽作品ではないが、なかなかに興味深い作品。
監督/リュウ・ビンジェン
出演/リャオ・チン
======================
働かない夫の代わりに、
子守りのバイトをしながら
街頭で違法DVDを売るグイ。
ある日、夫が麻雀仲間に怪我を負わせ逮捕される。
そして被害者の妻から治療費を請求されるのだった。
とっさに嘘泣きをしたグイの才能に
葬具屋のヨーミンは葬式で歌い哭く「哭き女」の
商売を始めるように勧める・・・
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中国の葬式には「哭き女」の風習があるようだ。
「哭き女」とは葬式で故人を偲んで
高らかに大声で歌い哭き、遺族の代わりに
故人への悲しみを一手に引きうける役目なんだそうな。
日本とは違い、カラフルで色とりどりな花輪
大声で歌う「哭き女」
横のテーブルで麻雀をする列席者
そんな日本とはまったく違った形で故人を偲ぶ風習を
初めて知った蛍風。
ふ〜ん、こういう見送り方も世界にはあるんだ・・・。
主人公グイをはじめ、
とにかくパワフルでバイタリティーあふれる中国女性。
そのたくましさに圧倒されてしまう。
これが「大陸」の人なんだろうか・・・。
ケンカしたら、絶対負けちゃいそうだ・・・(笑)
しかし、その「たくましさ」の裏に隠された
グイの悲しみ、孤独。
それがラストに明かされる。
途中でブチッと切れたような終わり方だが、
これがかえって余韻を残す。
どんなことがあっても、
グイはたくましく生きぬいていくのだろうな、と。
中国の風習、人物像、グイの生きかた、そして悲しみ。
決して娯楽作品ではないが、なかなかに興味深い作品。
『アタック・ナンバーハーフ 2 全員集合 ! 』・・「本物」のニセモノ
2004年10月28日 アジア
2002年・タイ
監督/ヨンユット・トンコントーン
出演/チャイチャーン・ニムプーンサワット
======================
オカマのバレーボールチーム・サトリーレック。
メンバーのノンが突然、敵チームに移籍をし、
友情も分裂の危機を迎える・・・
=================================
前作ではオカマの可愛らしさとたくましさをみせつけられた
スポコンだったが、
今回は、彼ら(彼女達?)の大学時代の出会いから
友情の危機について描かれた青春モノとなっている。
スポコンを期待していたので、これにはちょっとガッカリ。
キャッキャッと賑やかな乙女(?)達の友情物語で
前作のような爽快感はなく、少女マンガのようなノリ。
ノンが引き抜かれた敵チームは
サトリーレックのそっくりチームで、
メンバーも似たようなタイプのオカマだったという設定。
しかし、このニセモノチーム、
女性顔負けの美しさを持つピアのそっくりさんは、
「本物」の女性。
ノンのそっくりさんは、ノン役の「本物」の兄弟。
その他、「本物」のサトリーレックのメンバーが出演しているそうな。
ニセモノだけど「本物」ってところが
本編には関係ないが、面白いところだ(笑)
スポコンではない、かといって単純にコメディーともくくれない。
「ちょっと変わった女の子」達の友情ドラマってところか?
監督/ヨンユット・トンコントーン
出演/チャイチャーン・ニムプーンサワット
======================
オカマのバレーボールチーム・サトリーレック。
メンバーのノンが突然、敵チームに移籍をし、
友情も分裂の危機を迎える・・・
=================================
前作ではオカマの可愛らしさとたくましさをみせつけられた
スポコンだったが、
今回は、彼ら(彼女達?)の大学時代の出会いから
友情の危機について描かれた青春モノとなっている。
スポコンを期待していたので、これにはちょっとガッカリ。
キャッキャッと賑やかな乙女(?)達の友情物語で
前作のような爽快感はなく、少女マンガのようなノリ。
ノンが引き抜かれた敵チームは
サトリーレックのそっくりチームで、
メンバーも似たようなタイプのオカマだったという設定。
しかし、このニセモノチーム、
女性顔負けの美しさを持つピアのそっくりさんは、
「本物」の女性。
ノンのそっくりさんは、ノン役の「本物」の兄弟。
その他、「本物」のサトリーレックのメンバーが出演しているそうな。
ニセモノだけど「本物」ってところが
本編には関係ないが、面白いところだ(笑)
スポコンではない、かといって単純にコメディーともくくれない。
「ちょっと変わった女の子」達の友情ドラマってところか?