『WATARIDORI』・・オリジナルと日本語バージョンの大きな違い
2003年11月10日 洋画その他・海外TVドラマ2001年・仏
監督/ジャック・クルーゾ
ミッシェル・デバ
====================================
100種類を超える渡り鳥達の旅を
CGを一切使わずに、記録した作品・・・
====================================
↑こんな風にしか説明できないあらすじ。
たくさんの渡り鳥達。
なぜ、彼等は過酷な旅をするのだろうか?
彼等の目に移る地球は、どんなものなのだろうか?
とてもとても美しい映像。
そして劇的な構図。
いつもと同じように、
音声・日本語吹き替え、字幕・日本語で観ていたのだが、
吹き替えは、オリジナルにはないところまで、
延々と情景を説明している。
確かに、分かりやすく感情移入しやすいが、
「想像する」範疇を狭められているような気がする。
それに比べてオリジナルは、ほとんどナレーションがなく、
少し冷めた感じで、状況を説明する程度。
解説がない分、各々の感情にゆだねられる感じがする。
んん〜、ただね〜・・・
劇場でオリジナル音声で観た人は退屈しなかったのだろうか?
そんな危険性がある作品でもある。
蛍風は、鳥が好きなので、
この素晴らしい映像と美しい鳥たちの羽に夢中になったけど、
興味がない人には、かなりツライ作品なのでは?
格調高く、スケールアップした「生き物地球紀行」みたいな作品。
監督/ジャック・クルーゾ
ミッシェル・デバ
====================================
100種類を超える渡り鳥達の旅を
CGを一切使わずに、記録した作品・・・
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↑こんな風にしか説明できないあらすじ。
たくさんの渡り鳥達。
なぜ、彼等は過酷な旅をするのだろうか?
彼等の目に移る地球は、どんなものなのだろうか?
とてもとても美しい映像。
そして劇的な構図。
いつもと同じように、
音声・日本語吹き替え、字幕・日本語で観ていたのだが、
吹き替えは、オリジナルにはないところまで、
延々と情景を説明している。
確かに、分かりやすく感情移入しやすいが、
「想像する」範疇を狭められているような気がする。
それに比べてオリジナルは、ほとんどナレーションがなく、
少し冷めた感じで、状況を説明する程度。
解説がない分、各々の感情にゆだねられる感じがする。
んん〜、ただね〜・・・
劇場でオリジナル音声で観た人は退屈しなかったのだろうか?
そんな危険性がある作品でもある。
蛍風は、鳥が好きなので、
この素晴らしい映像と美しい鳥たちの羽に夢中になったけど、
興味がない人には、かなりツライ作品なのでは?
格調高く、スケールアップした「生き物地球紀行」みたいな作品。
『オスカー・ワイルド』・・世の中にある2つの悲劇
2003年11月8日 洋画その他・海外TVドラマ1997年・英
監督/ブライアン・ギルバート
出演/スティーブン・フライ
ジュード・ロウ
============================================
詩人であり作家のオスカー・ワイルド。
妻子ある彼が、貴族の三男ボジーと関係をもち
男色の罪で投獄された事件を描く・・・
============================================
秋林瑞佳サマの日記に、かつて『ドリアン・グレイの肖像』で
ヘルムート・バーガー様がドリアン役を演じていたこと、
そしてその作品はビデオになっていないことを知り
残念に思っておりました。
悲嘆にくれる蛍風に心中を察してくださったかのように
『ドリアン・・・』のポスター画像のリンク!
あああああ、体中の力が抜けるような
美し過ぎるヘルムート様のお姿!!!
耽美で、でかだ〜んな雰囲気に悩殺された蛍風です。
ヘルムート様の『ドリアン・・』が観れないなら
せめて・・・と思い選んだこの作品。
てっきりジュード・ロウ様がオスカー役かと思っていたら、
スティーブン・フライという大柄な役者がオスカー役でした。
ジュード様は、オスカーの恋人ボジー役。
想像していたオスカーとは違うことに
苛立ちながら観ていた蛍風、
しかし、話が進むにつれ、
その宝石のような言い回しの台詞や、見え隠れする繊細さに
「好みじゃないけど、このオスカーは素敵なんじゃない?」
と思うように・・・。
ジュード様演じるボジー。
貴族のお気楽三男坊、育ちの良さ、恐れを知らぬ若さ、そして美貌で
オスカーをとりこにする。
ちょっと生意気でとんがったところもあるボジーだが、
そんなところが年配のオスカーをひきつけたのかもしれない。
オスカーとボジーのベットシーンもちゃんとあるのだが、
ホント、ジュード様の体はきれいでした。
背中から腰にかけて、無駄のないすらりとした後姿!
形のいいヒップ!
いや〜、良いもん見せてもらいましたよ。
寿命が3年延びた気がします(笑)。
オスカー・ワイルドの生涯全般を描いた作品かと思っていたが、
ボジーとの男色裁判がメインとなる作品。
個人的には、もっと幅広いオスカーの生きかたを知りたかった。
実在の作家を描いた作品らしく、台詞がとても豪華で美しい。
「世の中には2つの悲劇がある。
望むものを得られなかった悲劇と、それを得られた悲劇」
オスカーは、ボジーの愛を得たために、投獄された。
作家の彼には、2年の強制労働は、死期を早めるものだった・・・。
美形ぞろいの男の子たち、美しい台詞。
ため息をつくと同時に、物足りなさをも感じた作品。
監督/ブライアン・ギルバート
出演/スティーブン・フライ
ジュード・ロウ
============================================
詩人であり作家のオスカー・ワイルド。
妻子ある彼が、貴族の三男ボジーと関係をもち
男色の罪で投獄された事件を描く・・・
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秋林瑞佳サマの日記に、かつて『ドリアン・グレイの肖像』で
ヘルムート・バーガー様がドリアン役を演じていたこと、
そしてその作品はビデオになっていないことを知り
残念に思っておりました。
悲嘆にくれる蛍風に心中を察してくださったかのように
『ドリアン・・・』のポスター画像のリンク!
あああああ、体中の力が抜けるような
美し過ぎるヘルムート様のお姿!!!
耽美で、でかだ〜んな雰囲気に悩殺された蛍風です。
ヘルムート様の『ドリアン・・』が観れないなら
せめて・・・と思い選んだこの作品。
てっきりジュード・ロウ様がオスカー役かと思っていたら、
スティーブン・フライという大柄な役者がオスカー役でした。
ジュード様は、オスカーの恋人ボジー役。
想像していたオスカーとは違うことに
苛立ちながら観ていた蛍風、
しかし、話が進むにつれ、
その宝石のような言い回しの台詞や、見え隠れする繊細さに
「好みじゃないけど、このオスカーは素敵なんじゃない?」
と思うように・・・。
ジュード様演じるボジー。
貴族のお気楽三男坊、育ちの良さ、恐れを知らぬ若さ、そして美貌で
オスカーをとりこにする。
ちょっと生意気でとんがったところもあるボジーだが、
そんなところが年配のオスカーをひきつけたのかもしれない。
オスカーとボジーのベットシーンもちゃんとあるのだが、
ホント、ジュード様の体はきれいでした。
背中から腰にかけて、無駄のないすらりとした後姿!
形のいいヒップ!
いや〜、良いもん見せてもらいましたよ。
寿命が3年延びた気がします(笑)。
オスカー・ワイルドの生涯全般を描いた作品かと思っていたが、
ボジーとの男色裁判がメインとなる作品。
個人的には、もっと幅広いオスカーの生きかたを知りたかった。
実在の作家を描いた作品らしく、台詞がとても豪華で美しい。
「世の中には2つの悲劇がある。
望むものを得られなかった悲劇と、それを得られた悲劇」
オスカーは、ボジーの愛を得たために、投獄された。
作家の彼には、2年の強制労働は、死期を早めるものだった・・・。
美形ぞろいの男の子たち、美しい台詞。
ため息をつくと同時に、物足りなさをも感じた作品。
『1票のラブレター』・・生活と選挙
2003年11月6日 洋画ヒューマン・青春・スポーツ2001年・イラン/伊
監督/パパク・パヤミ
出演/ナシム・アブティ
シラス・アビティ
============================================
イランのキシュ島。
のどかなこの島に、パラシュートで投票箱が落されてきた。
今日は選挙。
警備兵の今日の仕事は、選挙管理委員と投票箱を守ることだった。
そして現われた選挙管理委員は、若い娘だった・・・。
============================================
のどかなこの島の住人は、選挙もひとごとだ。
選挙管理委員の娘が投票を呼びかけても、
中央政治に無関心の島民は、なかなか投票してくれない。
選挙管理委員が若い娘というのも、真面目にとりあってくれない要因だ。
男性優位のイスラム社会では、
たとえ候補者の写真であっても、
夫以外の男の顔をみることに嫌悪する女性たち。
かたや、夫に連れられて自分の意思ではなく、
夫の言う通りの候補者に投票する妻たち。
中央から遠く離れたこの島は、政府より地主が強い。
地主がいるのに、選挙なんか関係ないという風潮。
困ったことは政府ではく、地主に嘆願すればいいのだから。
一生懸命投票を呼びかける選挙管理委員の娘に、
初めはイヤイヤついて回った警備兵だが、
彼女のけな気な様に、次第に心惹かれて票集めを手伝う。
キャストはすべて素人。
それだけに選挙管理委員の娘のひたむきさが、
素直に伝わってくる。
凝った演出、音楽がなく、
それどころか、エンジンかなにかの音で、
台詞が聞きとれないところさえある。
手作りの素朴さが伝わってくるような作品。
監督/パパク・パヤミ
出演/ナシム・アブティ
シラス・アビティ
============================================
イランのキシュ島。
のどかなこの島に、パラシュートで投票箱が落されてきた。
今日は選挙。
警備兵の今日の仕事は、選挙管理委員と投票箱を守ることだった。
そして現われた選挙管理委員は、若い娘だった・・・。
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のどかなこの島の住人は、選挙もひとごとだ。
選挙管理委員の娘が投票を呼びかけても、
中央政治に無関心の島民は、なかなか投票してくれない。
選挙管理委員が若い娘というのも、真面目にとりあってくれない要因だ。
男性優位のイスラム社会では、
たとえ候補者の写真であっても、
夫以外の男の顔をみることに嫌悪する女性たち。
かたや、夫に連れられて自分の意思ではなく、
夫の言う通りの候補者に投票する妻たち。
中央から遠く離れたこの島は、政府より地主が強い。
地主がいるのに、選挙なんか関係ないという風潮。
困ったことは政府ではく、地主に嘆願すればいいのだから。
一生懸命投票を呼びかける選挙管理委員の娘に、
初めはイヤイヤついて回った警備兵だが、
彼女のけな気な様に、次第に心惹かれて票集めを手伝う。
キャストはすべて素人。
それだけに選挙管理委員の娘のひたむきさが、
素直に伝わってくる。
凝った演出、音楽がなく、
それどころか、エンジンかなにかの音で、
台詞が聞きとれないところさえある。
手作りの素朴さが伝わってくるような作品。
2001年・米
監督/トッド・ソロンズ
出演/セルマ・ブレア
============================================
「フィクション」「ノンフィクション」の2話構成。
「フィクション」
女子大生ヴァイは脳性小児マヒのBFマーカスと大喧嘩。
その夜バーで偶然、黒人の教授と会い・・・
「ノンフィクション」
ドキュメンタリー映画作家志望のトビーは
10代の若者をテーマに作品を撮ろうとしていた。
そして落ちこぼれのスクービーに目をつけ・・・
============================================
アメリカ社会をシニカルにブラックユーモアで表現した作品、
・・・なんだそうな。
しかしアメリカ社会の根深い差別、タブーとやらが分からない蛍風には
何がブラックユーモアなのかピンとこない作品だった。
脳性小児マヒのBFを持つ白人女子大生ヴァイ。
ピューリッツアーを受賞したことのある黒人大学教授スコット。
ヴァイは黒人を差別してはいけないと自分に言い聞かせながら
スコットに抱かれようとする。
しかしスコットは、彼女をねじ伏せるように
レイプまがいのSEXで快感を得るのだった・・・。
う〜ん、なんとなくタブーってのは分かるような気がするが、
人種感のタブーは、日本人の蛍風にはピンとこない。
ぼんやりとしか伝わらない。
2話目の「ノンフィクション」のほうが、
1話目よりは少し理解できるような気がする。
しかしそれもハッキリと理解できるものではない。
現代の10代をテーマにドキュメンタリー映画を作ろうとするトビー。
彼が被写体に選んだのは、何事にもやる気なしの落ちこぼれスクービー。
彼を意地悪な視点で撮影するも、
そのトビーもまた、人生の落ちこぼれなのである。
笑えたのは、スクービーの1番下の弟マイキーの
「僕はイイ子ちゃんだよ」という、こまっしゃくれたところ。
ホント、イヤな子供だ(笑)
その他の点では、家政婦コンスエロの理不尽な扱われかたが、
「差別」なんだと分かるぐらい、かな?
分かる人にはこの作品のブラックさが、たまらないようだが、
蛍風には全然ピンとこなかった作品。
監督/トッド・ソロンズ
出演/セルマ・ブレア
============================================
「フィクション」「ノンフィクション」の2話構成。
「フィクション」
女子大生ヴァイは脳性小児マヒのBFマーカスと大喧嘩。
その夜バーで偶然、黒人の教授と会い・・・
「ノンフィクション」
ドキュメンタリー映画作家志望のトビーは
10代の若者をテーマに作品を撮ろうとしていた。
そして落ちこぼれのスクービーに目をつけ・・・
============================================
アメリカ社会をシニカルにブラックユーモアで表現した作品、
・・・なんだそうな。
しかしアメリカ社会の根深い差別、タブーとやらが分からない蛍風には
何がブラックユーモアなのかピンとこない作品だった。
脳性小児マヒのBFを持つ白人女子大生ヴァイ。
ピューリッツアーを受賞したことのある黒人大学教授スコット。
ヴァイは黒人を差別してはいけないと自分に言い聞かせながら
スコットに抱かれようとする。
しかしスコットは、彼女をねじ伏せるように
レイプまがいのSEXで快感を得るのだった・・・。
う〜ん、なんとなくタブーってのは分かるような気がするが、
人種感のタブーは、日本人の蛍風にはピンとこない。
ぼんやりとしか伝わらない。
2話目の「ノンフィクション」のほうが、
1話目よりは少し理解できるような気がする。
しかしそれもハッキリと理解できるものではない。
現代の10代をテーマにドキュメンタリー映画を作ろうとするトビー。
彼が被写体に選んだのは、何事にもやる気なしの落ちこぼれスクービー。
彼を意地悪な視点で撮影するも、
そのトビーもまた、人生の落ちこぼれなのである。
笑えたのは、スクービーの1番下の弟マイキーの
「僕はイイ子ちゃんだよ」という、こまっしゃくれたところ。
ホント、イヤな子供だ(笑)
その他の点では、家政婦コンスエロの理不尽な扱われかたが、
「差別」なんだと分かるぐらい、かな?
分かる人にはこの作品のブラックさが、たまらないようだが、
蛍風には全然ピンとこなかった作品。
『硫黄島の砂』・・土地と命の交換、それが戦争
2003年11月3日 洋画アクション1949年・米
監督/アラン・ドワン
出演/ジョン・ウェイン
ジョン・エイガー
============================================
第二次世界大戦、海兵隊のストライカーは鬼軍曹と恐れられていた。
彼の部隊に新兵が配属されてくるが、
ストライカーの厳格な海兵隊教育は、
新兵達には理解されず、敬遠されるだけだった。
中でもコンウェイは、特に反発するのだった・・・
============================================
タイトルに硫黄島がついているが、
硫黄島の戦いは、ラスト30分くらいだけ。
戦場を生き抜きながら、鬼軍曹の海兵隊魂と心の傷、
戦場についたばかりの浮き足立った新兵達を襲う
過酷な戦場の現実の中で
互いの結束が次第に深まっていく。
頑固一徹、鬼軍曹のストライカー。
新兵を容赦なくシゴクのだが、それは親心なのだ。
それに反発するコンウェイは、父も海兵隊でコンプレックスをもっており
ことのほかストライカーに反発する。
「俺は親父とは違う、出来の悪い息子さ!」
そして最後にはコンウェイもストライカーの真意を理解する。
日本兵がストーリーに絡むことはないため、
雑念なく作品の展開に入りこめる。
それでも日本兵のシルエットが
米兵と同じ身長、肩幅ガッチリ、股足長いもので、
どうみてもガイジンじゃないか〜と苦笑する部分もあるのだが(笑)
戦争モノというより、
「海兵隊バンザイ!」という雰囲気が強く
海兵隊の宣伝映画みたいだ。
劇中、硫黄島の砂をにぎりしめ
「なんでこんな土地のために命をかけるんだ?」
「土地と命の交換、それが戦争だ」
むむむ〜、重いセリフだ・・・。
男くさいドラマチックなストーリーで、
頑固親父ジョン・ウェンの演技が素晴らしい作品。
監督/アラン・ドワン
出演/ジョン・ウェイン
ジョン・エイガー
============================================
第二次世界大戦、海兵隊のストライカーは鬼軍曹と恐れられていた。
彼の部隊に新兵が配属されてくるが、
ストライカーの厳格な海兵隊教育は、
新兵達には理解されず、敬遠されるだけだった。
中でもコンウェイは、特に反発するのだった・・・
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タイトルに硫黄島がついているが、
硫黄島の戦いは、ラスト30分くらいだけ。
戦場を生き抜きながら、鬼軍曹の海兵隊魂と心の傷、
戦場についたばかりの浮き足立った新兵達を襲う
過酷な戦場の現実の中で
互いの結束が次第に深まっていく。
頑固一徹、鬼軍曹のストライカー。
新兵を容赦なくシゴクのだが、それは親心なのだ。
それに反発するコンウェイは、父も海兵隊でコンプレックスをもっており
ことのほかストライカーに反発する。
「俺は親父とは違う、出来の悪い息子さ!」
そして最後にはコンウェイもストライカーの真意を理解する。
日本兵がストーリーに絡むことはないため、
雑念なく作品の展開に入りこめる。
それでも日本兵のシルエットが
米兵と同じ身長、肩幅ガッチリ、股足長いもので、
どうみてもガイジンじゃないか〜と苦笑する部分もあるのだが(笑)
戦争モノというより、
「海兵隊バンザイ!」という雰囲気が強く
海兵隊の宣伝映画みたいだ。
劇中、硫黄島の砂をにぎりしめ
「なんでこんな土地のために命をかけるんだ?」
「土地と命の交換、それが戦争だ」
むむむ〜、重いセリフだ・・・。
男くさいドラマチックなストーリーで、
頑固親父ジョン・ウェンの演技が素晴らしい作品。
2002年・米
監督/トム・ブレイディ
出演/ロブ・シュナイダー
============================================
チアリーダーのジェシカは、そのカワイ子ちゃんぶりから
やりたい放題、言いたい放題のハッピーな毎日。
ある日、古代のピアスを手に入れたジェシカは
翌日目覚めると、中年オヤジになっていた・・・
============================================
蛍風好き好き〜♪のアダム・サンドラープロデュースの作品。
ウチの相方はロブ・シュナイダーがお気に入りなので、
アダム&シュナイダー作品を観る時は、イジョーに盛りあがる(笑)
ブロンドカワイ子ちゃんで、チアリーダーのジェシカ。
だけど性格はかなりワル、そしてBFはアメフト選手。
青春モノでよくみられる、典型的なイジワルなハイスクールの女王様。
ははは、この設定からして完璧だ!
このイジワルカワイ子ちゃんジェシカが、
ある朝目覚めると、鏡に映った姿はサエナイ中年おやじだった・・・!
この中年おやじがロブ・シュナイダー!
ピチピチのネコちゃんのTシャツ着て、女子高生を演じてます(笑)
階段落ちから枕叩き、はては鼻毛抜きまで、
これでもか、これでもかとお笑いがタ〜ップリ!
サンドラーが「おとぼけなお笑い」なら
シュナイダーは、ドリフのような「ベタな笑い」。
それが体は中年おやじ、心は女子高生だから、
すごいことになっている(笑)
もぅ、なんでこれが劇場未公開なのさ!
ジェシカ役のレイチェル・マクアダムズ、
親友エイプリル役のアナ・ファリス。
2人ともキュートでカワイイ!!!
そしてシュナイダーの演技もおもしろカワイイ(笑)
そうそう、蛍風お気に入りのサンドラーは、
見るからにニセモノなドレッドヘアで、
何かというと「ここにハッパが隠せます・・」と
怪しげな店員役で、おトボケぶりを披露してくれます。
蛍風大大満足だ〜〜〜!!!
恋あり友情あり家族愛あり。
そしてベタベタのお笑い満載!
蛍風の中ではシュナイダー主演作としては
『デュース・ビガロウ、激安ジゴロ!?』を超えたね・・・(笑)
監督/トム・ブレイディ
出演/ロブ・シュナイダー
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チアリーダーのジェシカは、そのカワイ子ちゃんぶりから
やりたい放題、言いたい放題のハッピーな毎日。
ある日、古代のピアスを手に入れたジェシカは
翌日目覚めると、中年オヤジになっていた・・・
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蛍風好き好き〜♪のアダム・サンドラープロデュースの作品。
ウチの相方はロブ・シュナイダーがお気に入りなので、
アダム&シュナイダー作品を観る時は、イジョーに盛りあがる(笑)
ブロンドカワイ子ちゃんで、チアリーダーのジェシカ。
だけど性格はかなりワル、そしてBFはアメフト選手。
青春モノでよくみられる、典型的なイジワルなハイスクールの女王様。
ははは、この設定からして完璧だ!
このイジワルカワイ子ちゃんジェシカが、
ある朝目覚めると、鏡に映った姿はサエナイ中年おやじだった・・・!
この中年おやじがロブ・シュナイダー!
ピチピチのネコちゃんのTシャツ着て、女子高生を演じてます(笑)
階段落ちから枕叩き、はては鼻毛抜きまで、
これでもか、これでもかとお笑いがタ〜ップリ!
サンドラーが「おとぼけなお笑い」なら
シュナイダーは、ドリフのような「ベタな笑い」。
それが体は中年おやじ、心は女子高生だから、
すごいことになっている(笑)
もぅ、なんでこれが劇場未公開なのさ!
ジェシカ役のレイチェル・マクアダムズ、
親友エイプリル役のアナ・ファリス。
2人ともキュートでカワイイ!!!
そしてシュナイダーの演技もおもしろカワイイ(笑)
そうそう、蛍風お気に入りのサンドラーは、
見るからにニセモノなドレッドヘアで、
何かというと「ここにハッパが隠せます・・」と
怪しげな店員役で、おトボケぶりを披露してくれます。
蛍風大大満足だ〜〜〜!!!
恋あり友情あり家族愛あり。
そしてベタベタのお笑い満載!
蛍風の中ではシュナイダー主演作としては
『デュース・ビガロウ、激安ジゴロ!?』を超えたね・・・(笑)
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ドリアン・グレイは冷徹な美しさ・・10月のまとめ
2003年10月31日 つぶやきタダ券が手に入ったので久しぶりに映画館へ!
「蛍風さん、好きそうな映画だから・・・」って
『リーグ・オブ・レジェンド』。
チケットには
透明人間、トム・ソーヤ、冒険家、ヴァンパイア、
ネモ船長、不老不死の男、ジキル博士&ハイド氏
と、書いてある。
ん〜・・・確かに嫌いじゃない雰囲気だけど(笑)、
『キル・ビル』のタダ券は一体誰が持っていったんだ?
何の予備知識もなく映画館に行った蛍風。
リーグ・オブ・レジェンドっていうからには
透明人間やトム・ソーヤ達がサドンデスでもするのかと
ちょっぴり期待していたのだが・・・(笑)
文学上の登場人物同士が戦うお話ではなく、
彼等が超人紳士同盟だかなんだかチームを組んで
敵をやっつけるお話でした。
蛍風の中では冒険家といえば上村直巳、
しかし上村氏は文学上の人ではないので、
本作品の冒険家とはクォーターメインのことだった。
この役をショーン・コネリー。
彼はその昔『未来惑星ザルドス』というトンデモ作品で
蛍風を驚かせてくれたように
『リーグ・オブ・・』もやっぱりそんな作品(笑)
だってトム・ソーヤ青年がアメリカの諜報部員って設定なんだよ〜(笑)
それじゃハックルベリーや長靴下のピッピはどうした?!(笑)
蛍風かなり笑いたかったのだが、
年配のお客さんが多く、真面目にご鑑賞されていたので
笑うことができませんでした。
「不死身の男」と漠然とした表現は一体誰かと思いきや、
これがドリアン・グレイ!
一緒に観に行った相方はドリアン・グレイを知らなかったように
知名度が低いんでしょうか?
蛍風、かなり夢中で読んだ記憶があるんだケド・・・。
画面はとても美しいの一言でした。
アフリカの赤、ロンドンのブルー、ベネチアの黒。
だけどストーリーが・・・(笑)。
かなりのトンデモ作品でしたが、
秋林瑞佳サマのすちゃらか映画レビューで
この作品を「戦隊ヒーロー」と表現していたのに納得!
そして秋林サマのドリアン・グレイ役評に蛍風も同意見です!!!
スチュワート・ダウンゼントは二枚目なのは分かるけど、
ドリアン・グレイのイメージじゃないのよね〜・・・。
蛍風は(若き日の)ジュード・ロウ様がいいかと思っていましたが、
ヘルムート・バーガー様!!!!
あああ、ピッタリですっっっ!!!
ヘルムート様がドリアンを演じていたのは知りませんでした。
ドリアン・グレイの肖像が映画化されていたのも知りませんでした。
早速チェックしなければ・・・!
蛍風もヴァンパイア役に違和感を覚えました!
なんか彼女だけ毛色が違うな、と。
なるほど、モニカ・ベルッチなら納得できたかもしれません!!!
ジキル&「ハルク」も同意見ですし、
もう、驚くほど何もかも秋林サマと同意見の作品でした。
この作品は劇場じゃなく、ビデオになってから
家でツッコミいれながら見たかった作品だなぁ〜・・・。
大声で笑いたかった・・・。
今月私が観た作品では『マイケル・ムーア・・』と
『歌え!フィッシャーマン』が甲乙つけがたい作品だった。
テイストはかなり違うが、良い作品だったと思う。
『横領』には久々にビックリしたが・・・(笑)
さて、来月は何を観ようかな?
「蛍風さん、好きそうな映画だから・・・」って
『リーグ・オブ・レジェンド』。
チケットには
透明人間、トム・ソーヤ、冒険家、ヴァンパイア、
ネモ船長、不老不死の男、ジキル博士&ハイド氏
と、書いてある。
ん〜・・・確かに嫌いじゃない雰囲気だけど(笑)、
『キル・ビル』のタダ券は一体誰が持っていったんだ?
何の予備知識もなく映画館に行った蛍風。
リーグ・オブ・レジェンドっていうからには
透明人間やトム・ソーヤ達がサドンデスでもするのかと
ちょっぴり期待していたのだが・・・(笑)
文学上の登場人物同士が戦うお話ではなく、
彼等が超人紳士同盟だかなんだかチームを組んで
敵をやっつけるお話でした。
蛍風の中では冒険家といえば上村直巳、
しかし上村氏は文学上の人ではないので、
本作品の冒険家とはクォーターメインのことだった。
この役をショーン・コネリー。
彼はその昔『未来惑星ザルドス』というトンデモ作品で
蛍風を驚かせてくれたように
『リーグ・オブ・・』もやっぱりそんな作品(笑)
だってトム・ソーヤ青年がアメリカの諜報部員って設定なんだよ〜(笑)
それじゃハックルベリーや長靴下のピッピはどうした?!(笑)
蛍風かなり笑いたかったのだが、
年配のお客さんが多く、真面目にご鑑賞されていたので
笑うことができませんでした。
「不死身の男」と漠然とした表現は一体誰かと思いきや、
これがドリアン・グレイ!
一緒に観に行った相方はドリアン・グレイを知らなかったように
知名度が低いんでしょうか?
蛍風、かなり夢中で読んだ記憶があるんだケド・・・。
画面はとても美しいの一言でした。
アフリカの赤、ロンドンのブルー、ベネチアの黒。
だけどストーリーが・・・(笑)。
かなりのトンデモ作品でしたが、
秋林瑞佳サマのすちゃらか映画レビューで
この作品を「戦隊ヒーロー」と表現していたのに納得!
そして秋林サマのドリアン・グレイ役評に蛍風も同意見です!!!
スチュワート・ダウンゼントは二枚目なのは分かるけど、
ドリアン・グレイのイメージじゃないのよね〜・・・。
蛍風は(若き日の)ジュード・ロウ様がいいかと思っていましたが、
ヘルムート・バーガー様!!!!
あああ、ピッタリですっっっ!!!
ヘルムート様がドリアンを演じていたのは知りませんでした。
ドリアン・グレイの肖像が映画化されていたのも知りませんでした。
早速チェックしなければ・・・!
蛍風もヴァンパイア役に違和感を覚えました!
なんか彼女だけ毛色が違うな、と。
なるほど、モニカ・ベルッチなら納得できたかもしれません!!!
ジキル&「ハルク」も同意見ですし、
もう、驚くほど何もかも秋林サマと同意見の作品でした。
この作品は劇場じゃなく、ビデオになってから
家でツッコミいれながら見たかった作品だなぁ〜・・・。
大声で笑いたかった・・・。
今月私が観た作品では『マイケル・ムーア・・』と
『歌え!フィッシャーマン』が甲乙つけがたい作品だった。
テイストはかなり違うが、良い作品だったと思う。
『横領』には久々にビックリしたが・・・(笑)
さて、来月は何を観ようかな?
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2002年・米
監督/ロン・アンダーウッド
出演/エディ・マーフィー
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2087年の月、リトルアメリカ。
密輸で逮捕され、出所したばかりのプルートは
寂れたバーを月1番のホットなクラブへと成功させた。
しかし月を牛耳る謎の男の手下からクラブを売れと
迫られる。
断ったプルートは、トラブルに巻き込まれることに・・・
============================================
ラジー賞にノミネートされた評判のよろしくない作品。
制作費1億ドルかけてワザとチープなつくりにしたそうな。
そうなの?そうなのかな・・・?
ホント安〜い作品を見慣れているせいか
蛍風はチープには見えなかったケド(笑)
月で使われる紙幣がヒラリーさんだったり
冷凍愛玩犬やセクシーお手伝いロボットなどなど
小さな笑いがちりばめられている。
ストーリーがどうとか、設定がどうとかじゃなく
これは「エディ・マーフィーを楽しむ」作品。
単純にそれでいいんじゃないかな・・・?
監督/ロン・アンダーウッド
出演/エディ・マーフィー
============================================
2087年の月、リトルアメリカ。
密輸で逮捕され、出所したばかりのプルートは
寂れたバーを月1番のホットなクラブへと成功させた。
しかし月を牛耳る謎の男の手下からクラブを売れと
迫られる。
断ったプルートは、トラブルに巻き込まれることに・・・
============================================
ラジー賞にノミネートされた評判のよろしくない作品。
制作費1億ドルかけてワザとチープなつくりにしたそうな。
そうなの?そうなのかな・・・?
ホント安〜い作品を見慣れているせいか
蛍風はチープには見えなかったケド(笑)
月で使われる紙幣がヒラリーさんだったり
冷凍愛玩犬やセクシーお手伝いロボットなどなど
小さな笑いがちりばめられている。
ストーリーがどうとか、設定がどうとかじゃなく
これは「エディ・マーフィーを楽しむ」作品。
単純にそれでいいんじゃないかな・・・?
『グリース』・・縦ノリロックでキメキメダンス!
2003年10月27日 洋画その他・海外TVドラマ1978年・米
監督/ランダル・クレイザー
出演/ジョン・トラボルタ
オリビア・ニュートン・ジョン
============================================
夏休みに甘い出会いをしたドニーとサンディ。
もう会えないかと思っていた2人だが、
サンディが転校した学校は、なんとドニーの通う高校だった・・・
============================================
不良グループのリーダー、ドニーにジョン・トラボルタ!
育ちの良いお嬢様サンディにオリビア・ニュートン・ジョン!
この頃のオリビアは確かバリバリのアイドルだったような気が・・・。
当時、オリビアの高校生役はいくらなんでもキツイと
言われていた記憶があるが、
今、見ると、あまりキツクない。
・・・というか、洋の東西問わず、
最近の高校生は、昔より大人っぽいからなぁ〜・・・。
蛍風の時代は、化粧する高校生なんてツッパリくらいだったもの。
・・・もしかしてツッパリって死語?(笑)
初々しいオリビアと、
当時のツッパリの代名詞リーゼントでクールに決めたトラボルタ。
パジャマパーティーあり、ダンス大会あり、ロードレースあり。
蛍風が子供の頃憧れていた大人(アメリカ高校生)の世界が一杯!
歌もダンスも青春の甘酸っぱさもGOODだが、
蛍風はドニーの親友・キニキー役のジェフ・コナウェイに釘づけ!
はふぅぅ〜ん、顔も体型も好みだわ〜・・・。
しかしDVDの特典のインタビューで現在の姿を見たら
あらら、あまり好みじゃないわ・・・。
四半世紀経つと、人間誰しも顔が変るからなぁ・・・。
最近流行りの「横ゆれ」のヒップホップよりも
「縦ノリ」ロックのほうがシビれる蛍風。
そしてトラボルタのキメキメのダンス!
憧れの青春ってのはこういうもんだと
思い出した作品。
監督/ランダル・クレイザー
出演/ジョン・トラボルタ
オリビア・ニュートン・ジョン
============================================
夏休みに甘い出会いをしたドニーとサンディ。
もう会えないかと思っていた2人だが、
サンディが転校した学校は、なんとドニーの通う高校だった・・・
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不良グループのリーダー、ドニーにジョン・トラボルタ!
育ちの良いお嬢様サンディにオリビア・ニュートン・ジョン!
この頃のオリビアは確かバリバリのアイドルだったような気が・・・。
当時、オリビアの高校生役はいくらなんでもキツイと
言われていた記憶があるが、
今、見ると、あまりキツクない。
・・・というか、洋の東西問わず、
最近の高校生は、昔より大人っぽいからなぁ〜・・・。
蛍風の時代は、化粧する高校生なんてツッパリくらいだったもの。
・・・もしかしてツッパリって死語?(笑)
初々しいオリビアと、
当時のツッパリの代名詞リーゼントでクールに決めたトラボルタ。
パジャマパーティーあり、ダンス大会あり、ロードレースあり。
蛍風が子供の頃憧れていた大人(アメリカ高校生)の世界が一杯!
歌もダンスも青春の甘酸っぱさもGOODだが、
蛍風はドニーの親友・キニキー役のジェフ・コナウェイに釘づけ!
はふぅぅ〜ん、顔も体型も好みだわ〜・・・。
しかしDVDの特典のインタビューで現在の姿を見たら
あらら、あまり好みじゃないわ・・・。
四半世紀経つと、人間誰しも顔が変るからなぁ・・・。
最近流行りの「横ゆれ」のヒップホップよりも
「縦ノリ」ロックのほうがシビれる蛍風。
そしてトラボルタのキメキメのダンス!
憧れの青春ってのはこういうもんだと
思い出した作品。
『横領』・・何でもアリで、なんにもナシ
2003年10月25日 洋画サスペンス・ミステリー・ホラー・SF1993年・米
監督/ジョン・シュースネン
出演/チャド・マックィーン
============================================
警備員のバイトで駐車場の監視カメラをみていたケビン。
そこへあやしげな仕掛けをした車に鞄を入れた男が
その後逮捕された。
ケビンは防犯ビデオを編集し、まんまとその鞄をせしめることに成功した。
その鞄にはなんと500万ドルもの大金が入っていた・・・
============================================
これは・・・
はじめからこういうストーリーだったのか?
冒頭いきなり川でサンオイルを
セクシーに塗る水着のカワイ子ちゃんのショット。
お色気で観客を喜ばせようなんざ、B級のニオイがプンプン(笑)
マフィアの金を横領、犯罪サスペンス!
銃撃戦ドンパチあるぜ!
マフィアと警察に追われてカーチェイスあるぜ!
もちろんお色気も必要だな、
よーし、水着にストリップ、レズシーンまでつけちゃうぜ!
あと必要なのはスターだな・・・。
ってなワケでフォード警部役にマーチン・シーン!
・・・の弟ジョー・エステベス
スコット役にパトリック・スウェイジ!
・・・の弟ドン・スウェイジ
ジョン役に名優スティーブ・マックィーン!
・・・の息子チャド・マックィーン
なんじゃこりゃ。七光りムービーか?
数集めりゃいいってもんじゃないだろうに(笑)
しかもストーリー展開がすごすぎる!
冒頭から物語をひっぱってきたケビン。
横取りした金を友人のスコットとジョンに預け、
ちょっと出かける、といなくなってしまう。
ケビンを待つ間、スコットとジョンは
ギターを買う!
服を買う!
車を買う!
高級レストランで食らう!
女引っ掛ける!
高級別荘を借りる!
高級別荘で何をするかと思えば、ローラースケートで走りまわる!
自転車でプールに突っ込む!
やりたい放題のスウェイジ弟とマックィーン息子である。
「ケビン、まだ帰ってこないのかなぁ〜、どうしちまったんだ」
「待ってる間にカワイ子ちゃんと・・・」
とエスコート嬢を豪邸に招きいれる(笑)
そして唐突にケビンが砂漠で自殺したと知らせが入る。
実はケビンはマフィアの拷問にあい、ヘリから落されたのだ。
ここで、とても同じ作品の話だとは思えないような
ヘリから今にも落されそうな迫力あるケビンのスタント!
それでケビンの出番は終わりである(笑)
身の危険を感じたスコットとジョンは
銃を買い、車で逃走する。
車好きのチャドちゃんらしく、いろいろな車を乗り継いで逃走する。
そしてマフィアとの対決。
マフィアの銃弾2人には当たらない!
当たってはいけないのだ。
なぜなら彼等はスウェイジの弟とチャドちゃんだから!
スター(の家族)サマはヤられてはいけないのである(笑)
当然、ヘナチョコいや、スター(の家族)サマの撃った銃弾は
いともあっさりと敵を倒してしまう。
2人はそのまま金を持って国外に逃げましたとさ・・・。
そして圧巻はマーチン・シーンの弟、
ジョーエステベス扮するフォード警部の言葉!
「運のいい奴等だ」
ええーっ!あんたマフィアの金を捜査してたんじゃないの?!
そんな言葉を呟いて終わりにしていいのー?!(笑)
もともとはマフィアの金を横領したケビンの話だったのでは?
それがスター(の家族)サマが、やりたい放題の挙句、
スター(の家族)サマの作品になってしまったような・・・。
出資者の言いなりでどんどん違うストーリー展開になったような・・・。
そんなふうに疑ってしまうほどのビックリ展開である。
『横領』、マフィアの金を横取りしたケビンの話というより、
監督、脚本家、ケビン役のジュリー・スペイサーが
出資者とスター(の家族)サマに作品を横領されたみたい(笑)
スター(の家族)サマをそろえ、
ウケそうな要素をたくさん盛り込んであるのだが、
いざ終わってみると、何にも残らない。
あららビックリ〜のB級作品。
監督/ジョン・シュースネン
出演/チャド・マックィーン
============================================
警備員のバイトで駐車場の監視カメラをみていたケビン。
そこへあやしげな仕掛けをした車に鞄を入れた男が
その後逮捕された。
ケビンは防犯ビデオを編集し、まんまとその鞄をせしめることに成功した。
その鞄にはなんと500万ドルもの大金が入っていた・・・
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これは・・・
はじめからこういうストーリーだったのか?
冒頭いきなり川でサンオイルを
セクシーに塗る水着のカワイ子ちゃんのショット。
お色気で観客を喜ばせようなんざ、B級のニオイがプンプン(笑)
マフィアの金を横領、犯罪サスペンス!
銃撃戦ドンパチあるぜ!
マフィアと警察に追われてカーチェイスあるぜ!
もちろんお色気も必要だな、
よーし、水着にストリップ、レズシーンまでつけちゃうぜ!
あと必要なのはスターだな・・・。
ってなワケでフォード警部役にマーチン・シーン!
・・・の弟ジョー・エステベス
スコット役にパトリック・スウェイジ!
・・・の弟ドン・スウェイジ
ジョン役に名優スティーブ・マックィーン!
・・・の息子チャド・マックィーン
なんじゃこりゃ。七光りムービーか?
数集めりゃいいってもんじゃないだろうに(笑)
しかもストーリー展開がすごすぎる!
冒頭から物語をひっぱってきたケビン。
横取りした金を友人のスコットとジョンに預け、
ちょっと出かける、といなくなってしまう。
ケビンを待つ間、スコットとジョンは
ギターを買う!
服を買う!
車を買う!
高級レストランで食らう!
女引っ掛ける!
高級別荘を借りる!
高級別荘で何をするかと思えば、ローラースケートで走りまわる!
自転車でプールに突っ込む!
やりたい放題のスウェイジ弟とマックィーン息子である。
「ケビン、まだ帰ってこないのかなぁ〜、どうしちまったんだ」
「待ってる間にカワイ子ちゃんと・・・」
とエスコート嬢を豪邸に招きいれる(笑)
そして唐突にケビンが砂漠で自殺したと知らせが入る。
実はケビンはマフィアの拷問にあい、ヘリから落されたのだ。
ここで、とても同じ作品の話だとは思えないような
ヘリから今にも落されそうな迫力あるケビンのスタント!
それでケビンの出番は終わりである(笑)
身の危険を感じたスコットとジョンは
銃を買い、車で逃走する。
車好きのチャドちゃんらしく、いろいろな車を乗り継いで逃走する。
そしてマフィアとの対決。
マフィアの銃弾2人には当たらない!
当たってはいけないのだ。
なぜなら彼等はスウェイジの弟とチャドちゃんだから!
スター(の家族)サマはヤられてはいけないのである(笑)
当然、ヘナチョコいや、スター(の家族)サマの撃った銃弾は
いともあっさりと敵を倒してしまう。
2人はそのまま金を持って国外に逃げましたとさ・・・。
そして圧巻はマーチン・シーンの弟、
ジョーエステベス扮するフォード警部の言葉!
「運のいい奴等だ」
ええーっ!あんたマフィアの金を捜査してたんじゃないの?!
そんな言葉を呟いて終わりにしていいのー?!(笑)
もともとはマフィアの金を横領したケビンの話だったのでは?
それがスター(の家族)サマが、やりたい放題の挙句、
スター(の家族)サマの作品になってしまったような・・・。
出資者の言いなりでどんどん違うストーリー展開になったような・・・。
そんなふうに疑ってしまうほどのビックリ展開である。
『横領』、マフィアの金を横取りしたケビンの話というより、
監督、脚本家、ケビン役のジュリー・スペイサーが
出資者とスター(の家族)サマに作品を横領されたみたい(笑)
スター(の家族)サマをそろえ、
ウケそうな要素をたくさん盛り込んであるのだが、
いざ終わってみると、何にも残らない。
あららビックリ〜のB級作品。
『13階段』・・40代以上が好きそうな
2003年10月24日 邦画2002年・日
監督/長澤 雅彦
出演/反町 隆史
山崎 努
============================================
障害致死罪で服役していた三上純一は、
仮出所して実家にいた。
そこへ服役していた刑務所の刑務官・南郷から
ある死刑囚の冤罪を晴らす調査の助手をして欲しいと頼まれ・・・
============================================
三上純一役に反町隆史。
内向的で心に傷を抱えている純一を静かに演じる。
彼を見守る南郷役に山崎努。
いやはやさすが山崎努、といった渋い演技である。
ストーリーは冤罪を晴らすため事件を調査していくと
意外な事実が待ちうけていた・・・というもの。
それなりに緊張感があり、サスペンスミステリーとして
合格点ではあるが、
どこか「キレイごと」的な印象を受けた。
被害者より加害者の人権にたった描き方というか・・・。
刑務所、山崎努とくれば
『刑務所の中』のほうが、蛍風好み。
本作品は40代以上を中心にレンタルされている。
確かに、その年代が好きそうな作品である。
監督/長澤 雅彦
出演/反町 隆史
山崎 努
============================================
障害致死罪で服役していた三上純一は、
仮出所して実家にいた。
そこへ服役していた刑務所の刑務官・南郷から
ある死刑囚の冤罪を晴らす調査の助手をして欲しいと頼まれ・・・
============================================
三上純一役に反町隆史。
内向的で心に傷を抱えている純一を静かに演じる。
彼を見守る南郷役に山崎努。
いやはやさすが山崎努、といった渋い演技である。
ストーリーは冤罪を晴らすため事件を調査していくと
意外な事実が待ちうけていた・・・というもの。
それなりに緊張感があり、サスペンスミステリーとして
合格点ではあるが、
どこか「キレイごと」的な印象を受けた。
被害者より加害者の人権にたった描き方というか・・・。
刑務所、山崎努とくれば
『刑務所の中』のほうが、蛍風好み。
本作品は40代以上を中心にレンタルされている。
確かに、その年代が好きそうな作品である。
『紳士協定』・・バイリンガルなグレゴリー・ペック(笑)
2003年10月23日 洋画その他・海外TVドラマ1947年・米
監督/エリア・カザン
出演/グレゴリー・ペック
============================================
出版社社長の招きでカリフォルニアからNYに移ってきたフィル。
目的は「反ユダヤ主義」について記事を書くことだった。
記事をかくために、フィルは周囲に自分はユダヤ人だと
思わせることにした。
すると人々は急によそよそしくなり・・・
============================================
1947年度アカデミー作品賞受賞作。
フィルは母と息子のトミーの3人で、NYにやってくる。
自分のことを知っている人間がいないのを幸いに
フィルは自分をユダヤ人だと思わせることにし、
「反ユダヤ主義」を体験することにする。
「反ユダヤ主義」について無知な蛍風。
1947年、戦後間もない時代に、アメリカで反ユダヤ主義が
広がっていたとは知らなかった。
アメリカはドイツ軍と戦ったのに「反ユダヤ主義」なの?
ユダヤ人だと思わせることに成功したフィルに、
想像以上の差別・迫害が待っていた。
ホテルでは宿泊を断られ、息子トミーは近所の子供から苛められ・・・。
「反ユダヤ主義」が蔓延したのは、表だって差別する人間ではなく、
「差別なんてイヤね」と口にするだけで、
毅然と立ちあがらない人間が多いからだという。
これはすべての問題に通じることではないだろうか?
本作品はDVDに日本語吹き替えが収録されているのだが、
音源が当時TVで放映されたものなので、
TVでカットされた部分は、吹き替えられていない。
ボーッと観てて、日本語で喋っていたグレゴリー・ペックが
いきなり英語で喋り出したのでビックリした(笑)
予算の都合もあるだろうが、やはり新たな吹き替えも収録して欲しかった。
「この俳優にはこの声優」とイメージが固まっていて、
残念ながら、その声優が他界してしまっている場合もあるので、
オリジナル言語・TV放映音声・新録音を収録し、
ユーザーが選べるようにしてくれると嬉しいのだが・・・。
良い作品だとは思うが、「反ユダヤ主義」を実感したことがないため
作品の世界にのめりこむことが出来なかった。
それにしてもグレゴリー・ペックは二枚目だなぁ・・・。
監督/エリア・カザン
出演/グレゴリー・ペック
============================================
出版社社長の招きでカリフォルニアからNYに移ってきたフィル。
目的は「反ユダヤ主義」について記事を書くことだった。
記事をかくために、フィルは周囲に自分はユダヤ人だと
思わせることにした。
すると人々は急によそよそしくなり・・・
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1947年度アカデミー作品賞受賞作。
フィルは母と息子のトミーの3人で、NYにやってくる。
自分のことを知っている人間がいないのを幸いに
フィルは自分をユダヤ人だと思わせることにし、
「反ユダヤ主義」を体験することにする。
「反ユダヤ主義」について無知な蛍風。
1947年、戦後間もない時代に、アメリカで反ユダヤ主義が
広がっていたとは知らなかった。
アメリカはドイツ軍と戦ったのに「反ユダヤ主義」なの?
ユダヤ人だと思わせることに成功したフィルに、
想像以上の差別・迫害が待っていた。
ホテルでは宿泊を断られ、息子トミーは近所の子供から苛められ・・・。
「反ユダヤ主義」が蔓延したのは、表だって差別する人間ではなく、
「差別なんてイヤね」と口にするだけで、
毅然と立ちあがらない人間が多いからだという。
これはすべての問題に通じることではないだろうか?
本作品はDVDに日本語吹き替えが収録されているのだが、
音源が当時TVで放映されたものなので、
TVでカットされた部分は、吹き替えられていない。
ボーッと観てて、日本語で喋っていたグレゴリー・ペックが
いきなり英語で喋り出したのでビックリした(笑)
予算の都合もあるだろうが、やはり新たな吹き替えも収録して欲しかった。
「この俳優にはこの声優」とイメージが固まっていて、
残念ながら、その声優が他界してしまっている場合もあるので、
オリジナル言語・TV放映音声・新録音を収録し、
ユーザーが選べるようにしてくれると嬉しいのだが・・・。
良い作品だとは思うが、「反ユダヤ主義」を実感したことがないため
作品の世界にのめりこむことが出来なかった。
それにしてもグレゴリー・ペックは二枚目だなぁ・・・。
『歌え!フィッシャーマン』・・実りある豊かな人生
2003年10月21日 洋画ヒューマン・青春・スポーツ2001年・ノルウェー
監督/クヌート・エリーク・イェンセン
============================================
ノルウェー最北端の小さな町ベルレヴォークの
男性合唱団。
平均年齢はなんと60歳!
そんな合唱団に密着したドキュメンタリー・・・。
============================================
ベルレヴォークは人口1200人の小さな町。
その男性合唱団は1917年に設立され、
96歳のエイナル・ストランド、87歳のレイダル・ストランド
2人のストランド・ボーイズが中心メンバー。
トレードマークはセーラー帽にタキシード。
これがとてつもなく、カッコイイィィィ〜のである。
団員はとても個性派ぞろいで、車椅子の指揮者をはじめ
元ヤク中、元コミュニストなどさまざま。
そして共通点は歌が大好きで、町を愛していること!
若い頃はエンジニアになりたかったという団員の1人。
しかし、今は漁師なって後悔はしていないという。
その晴々とした顔は、実りある人生という言葉がぴったりだ。
ロシアのコンサートの招かれた彼等。
荒涼とした風景を目にして大騒ぎ。
「木が1本も生えてないぞ」
「原発のせいだ」
「アメリカがあおったせいだ」
彼等が東京を見たら、さぞ驚くだろう。
おい、地面がないぞ、土がないぞって(笑)
彼等の歌声はとても素晴らしい。
荒波立つ防波堤の上で、寒風ふきすさぶ斜面で歌う彼等。
そして圧巻なのは、粉雪舞う厳冬下で、眉を凍らせ
鼻にツララをたらして歌う(笑)!
平均年齢60歳の方々に、
なんでそんなとこで歌わせにゃならんのかと思うのだが、
彼等は屋外が良く似合うのだ!
厳しい自然の中で歌うのが似合うのだ!
コンサート会場もいいのだが、断然屋外が似合うのだ!
彼等の生活・表情・歌声は、
人間にとって豊かな生活とは、何かを教えてくれる。
それは決してお金でも物でも地位でもない。
己の心1つなのだ。
素晴らしい作品、素晴らしき人々。脱帽デス。
監督/クヌート・エリーク・イェンセン
============================================
ノルウェー最北端の小さな町ベルレヴォークの
男性合唱団。
平均年齢はなんと60歳!
そんな合唱団に密着したドキュメンタリー・・・。
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ベルレヴォークは人口1200人の小さな町。
その男性合唱団は1917年に設立され、
96歳のエイナル・ストランド、87歳のレイダル・ストランド
2人のストランド・ボーイズが中心メンバー。
トレードマークはセーラー帽にタキシード。
これがとてつもなく、カッコイイィィィ〜のである。
団員はとても個性派ぞろいで、車椅子の指揮者をはじめ
元ヤク中、元コミュニストなどさまざま。
そして共通点は歌が大好きで、町を愛していること!
若い頃はエンジニアになりたかったという団員の1人。
しかし、今は漁師なって後悔はしていないという。
その晴々とした顔は、実りある人生という言葉がぴったりだ。
ロシアのコンサートの招かれた彼等。
荒涼とした風景を目にして大騒ぎ。
「木が1本も生えてないぞ」
「原発のせいだ」
「アメリカがあおったせいだ」
彼等が東京を見たら、さぞ驚くだろう。
おい、地面がないぞ、土がないぞって(笑)
彼等の歌声はとても素晴らしい。
荒波立つ防波堤の上で、寒風ふきすさぶ斜面で歌う彼等。
そして圧巻なのは、粉雪舞う厳冬下で、眉を凍らせ
鼻にツララをたらして歌う(笑)!
平均年齢60歳の方々に、
なんでそんなとこで歌わせにゃならんのかと思うのだが、
彼等は屋外が良く似合うのだ!
厳しい自然の中で歌うのが似合うのだ!
コンサート会場もいいのだが、断然屋外が似合うのだ!
彼等の生活・表情・歌声は、
人間にとって豊かな生活とは、何かを教えてくれる。
それは決してお金でも物でも地位でもない。
己の心1つなのだ。
素晴らしい作品、素晴らしき人々。脱帽デス。
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『マトリックス リローデッド』・・禅問答
2003年10月20日 洋画サスペンス・ミステリー・ホラー・SF2003年・米
監督/ラリー&アンディー・ウォシャウスキー
出演/キアヌ・リーブス
============================================
ネオは毎晩のように悪夢にうなされていた。
それは愛するトリニティーが命を落すというものだった。
そして予言者を信じるモーフィアスとともに、
再びマトリックスへと乗り込むネオだったが・・・
============================================
前作のことは覚えているつもりだったが、
細かな部分を忘れていて、思い出しながら観た蛍風。
たしかに、高速道路のシーンは面白く、見応えがあったが、
前作のほうが面白かったような・・・。
派手なアクションシーンの次は、観念的な禅問答のような会話、
その会話で眠くなったところで、また派手なアクション・・・。
そのくり返しの印象を受ける。
しかもエージェント・スミス軍団と戦うシーンは、
格闘ゲームのような感じだったし・・・。
衝撃を受けた作品の続編ということで、
評価のハードルが厳しくなるのは仕方がないのだが、
目新しさを感じることは少なかった。
前作はモーフィアスとの友情や、
自分の使命に恐れ・不安を抱いたネオ等の
心理面が面白かったのだが、
本作品は、心理面というより、説明的な部分が多かったのでは?
しかしながら、シリーズものにたまにある
「次回作の予告編的作り」ではなく
リローデッドも1つの作品としての出来、完成度は合格点。
前作および『アニマトリックス』を観てから、
本作品を観れば、また印象が違ったかもしれない。
前作には届かないなぁ〜と思う反面、
『リローデッド』1つではなく、次回作を観なければ
評価はだせないとも思った作品。
監督/ラリー&アンディー・ウォシャウスキー
出演/キアヌ・リーブス
============================================
ネオは毎晩のように悪夢にうなされていた。
それは愛するトリニティーが命を落すというものだった。
そして予言者を信じるモーフィアスとともに、
再びマトリックスへと乗り込むネオだったが・・・
============================================
前作のことは覚えているつもりだったが、
細かな部分を忘れていて、思い出しながら観た蛍風。
たしかに、高速道路のシーンは面白く、見応えがあったが、
前作のほうが面白かったような・・・。
派手なアクションシーンの次は、観念的な禅問答のような会話、
その会話で眠くなったところで、また派手なアクション・・・。
そのくり返しの印象を受ける。
しかもエージェント・スミス軍団と戦うシーンは、
格闘ゲームのような感じだったし・・・。
衝撃を受けた作品の続編ということで、
評価のハードルが厳しくなるのは仕方がないのだが、
目新しさを感じることは少なかった。
前作はモーフィアスとの友情や、
自分の使命に恐れ・不安を抱いたネオ等の
心理面が面白かったのだが、
本作品は、心理面というより、説明的な部分が多かったのでは?
しかしながら、シリーズものにたまにある
「次回作の予告編的作り」ではなく
リローデッドも1つの作品としての出来、完成度は合格点。
前作および『アニマトリックス』を観てから、
本作品を観れば、また印象が違ったかもしれない。
前作には届かないなぁ〜と思う反面、
『リローデッド』1つではなく、次回作を観なければ
評価はだせないとも思った作品。
『サラマンダー』・・マシュー・マコノヒーの変身
2003年10月18日 洋画アクション2003年・米
監督/ロブ・ボウマン
出演/クリスチャン・ベイル
マシュー・マコノヒー
============================================
ロンドンの地下鉄工事現場で巨大な竜・サラマンダーが発見された。
サラマンダーは現場を焼きつくし、12歳のクインだけが
生き残った。
サラマンダーは世界を炎で燃やしつくし、
わずかに生き残った人々は恐怖の中で暮していた・・・。
============================================
あ〜・・・ツッコミいれて笑う気にもならない。
その昔、恐竜を絶滅させ、冬眠状態に入ったサラマンダー。
地上が再び「食べ物」で満ちた時、復活する。
サラマンダーは大きな翼で空を飛び、
口から炎をだし、すべてを焼き尽くす。
ん〜・・・これは単に巨大竜サラマンダーを描きたかった作品。
各国がサラマンダーに対して、どのように攻撃したのか
セリフで語られるのみ。
ラストは焼き尽くされたロンドンで、
オスのサラマンダーを退治しようとするのだが、
焼き尽くされたというより、火事場みたいな情景。
そもそも、人間はサラマンダーに対抗できなかったというのに
いとも簡単にロンドンまで辿り付いてしまう主人公達。
とはいえ、こんな作品でも発見が。
それはマシュー・マコノヒー。
スキンヘッドでゴツイ役を熱演。
クレジット観るまで、彼だとは気づかなかったほどの変身ぶり。
マシュー、この路線のほうが似合うんじゃないか?
『ダイナソー』や『ジュラシック・パーク』のように
単に恐竜を観るためのような作品。
蛍風、個人的には、
昔の日本のギャオスのほうが断然面白かったと思うのだが・・・。
監督/ロブ・ボウマン
出演/クリスチャン・ベイル
マシュー・マコノヒー
============================================
ロンドンの地下鉄工事現場で巨大な竜・サラマンダーが発見された。
サラマンダーは現場を焼きつくし、12歳のクインだけが
生き残った。
サラマンダーは世界を炎で燃やしつくし、
わずかに生き残った人々は恐怖の中で暮していた・・・。
============================================
あ〜・・・ツッコミいれて笑う気にもならない。
その昔、恐竜を絶滅させ、冬眠状態に入ったサラマンダー。
地上が再び「食べ物」で満ちた時、復活する。
サラマンダーは大きな翼で空を飛び、
口から炎をだし、すべてを焼き尽くす。
ん〜・・・これは単に巨大竜サラマンダーを描きたかった作品。
各国がサラマンダーに対して、どのように攻撃したのか
セリフで語られるのみ。
ラストは焼き尽くされたロンドンで、
オスのサラマンダーを退治しようとするのだが、
焼き尽くされたというより、火事場みたいな情景。
そもそも、人間はサラマンダーに対抗できなかったというのに
いとも簡単にロンドンまで辿り付いてしまう主人公達。
とはいえ、こんな作品でも発見が。
それはマシュー・マコノヒー。
スキンヘッドでゴツイ役を熱演。
クレジット観るまで、彼だとは気づかなかったほどの変身ぶり。
マシュー、この路線のほうが似合うんじゃないか?
『ダイナソー』や『ジュラシック・パーク』のように
単に恐竜を観るためのような作品。
蛍風、個人的には、
昔の日本のギャオスのほうが断然面白かったと思うのだが・・・。
2000年・米/カナダ/英
監督/マイケル・ムーア
出演/マイケル・ムーア
============================================
アメリカのTVシリーズ。
マイケルによるアポなし突撃取材で、現代の世相を考える・・・。
============================================
マリサ様の日記に、
最近のレンタルビデオ店にはTVシリーズが多いことが。
やはり皆様気づいていらっしゃったんですね(笑)
一昔前では「TVモノ」は店では敬遠されていました。
作品の出来をみれば、理由はお分かりでしょう(笑)
それが近年ホールマーク社のクオリティの高さ、
そして『ダーク・エンジェル』の成功で、
TVモノはイケル!となったわけです。
それ以前にも『X−ファイル』や『ER』の実績はあるものの、
『ER』のように長く続いちゃっているものは、
新規のレンタルがなかなか見込めない状況です。
やはりあれだけ何巻も続くと、
気軽に1巻目を借りるわけにはいかないようでして(笑)
かと言って、『アリー』や『ビバヒル』のような作品は
レンタルするのは固定ファンであり、
残念ながら爆発的な回転を望めない作品です。
それにファンはレンタルよりセルのようでして・・・。
そろそろ新しいものが欲しいなという時に
『ダーク・・』と『バンド・オブ・ブラザース』の成功。
そして『24』のようにメーカーもレンタル市場を優先することもあり
我々はTVシリーズに安心感を持つこととなりました。
TVシリーズの良い所。
それは1巻目をレンタルしてくれれば、2巻目以降のレンタルも望めること!
全員が最終巻までレンタルすることはなくても、
半数が最終巻までレンタルしてくれれば、バンバンザイです。
単発の劇場未公開作よりずっと回転を見こめる作品なのです。
ちなみにシリーズものの1巻目だけが多くて、
それ以降本数が少なくなるのは
脱落を見込んでのことですが、
皆様の利用するお店はどうなんでしょう?
さてさて『アホでマヌケな・・』もやはりTVシリーズ。
全3巻と書きたいところだが、リリースの予定が分からないので
とりあえず『1〜3』ということで(笑)。
これは1回目の放送を順に収録しているものではなく
第2期をランダム(?)に収録したもの。
当然1巻目が1番面白い!
湾岸戦争でガソリンが高騰したことで
マイケルがサダム・フセインの看板を掲げ、
激安ガソリンスタンドを開いたり、
大統領選候補者に「モッシュ」させようとしたり。
悪徳企業の社長に抗議するのにランジェリー・モデルをおくりこんだり。
「禁断のNYツアー」では、無実の黒人が暴行された
警察署のトイレをツアーしたりする。
アポなし突撃取材、いやがらせのような抗議だが
これが笑える、爆笑なのである。
2巻目以降は、その笑いが少なくなるものの、
必ず爆笑する回も収録されているのでご安心を(笑)
蛍風1巻目以外だと、2巻目のIQが高すぎたために
警察官試験に不合格になった人の話が面白かった。
適性試験では警察官の適性IQは営業セールスマンより低く、
彼のIQだと、弁護士が適性だという結果だった。
そこで番組では、子供の頃からの警察官になりたいという
彼の夢を叶えるために、バカになる特訓をする(笑)
『ボーリング・・・』のドジョウ狙いでリリースされた本作品は、
高回転を期待できるシリーズではないし、できないだろう。
『ボーリング・・』のように社会的メッセージというより
茶化している部分が多く、より娯楽的である。
しかし、蛍風は思いっきりツボにハマった作品。
監督/マイケル・ムーア
出演/マイケル・ムーア
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アメリカのTVシリーズ。
マイケルによるアポなし突撃取材で、現代の世相を考える・・・。
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マリサ様の日記に、
最近のレンタルビデオ店にはTVシリーズが多いことが。
やはり皆様気づいていらっしゃったんですね(笑)
一昔前では「TVモノ」は店では敬遠されていました。
作品の出来をみれば、理由はお分かりでしょう(笑)
それが近年ホールマーク社のクオリティの高さ、
そして『ダーク・エンジェル』の成功で、
TVモノはイケル!となったわけです。
それ以前にも『X−ファイル』や『ER』の実績はあるものの、
『ER』のように長く続いちゃっているものは、
新規のレンタルがなかなか見込めない状況です。
やはりあれだけ何巻も続くと、
気軽に1巻目を借りるわけにはいかないようでして(笑)
かと言って、『アリー』や『ビバヒル』のような作品は
レンタルするのは固定ファンであり、
残念ながら爆発的な回転を望めない作品です。
それにファンはレンタルよりセルのようでして・・・。
そろそろ新しいものが欲しいなという時に
『ダーク・・』と『バンド・オブ・ブラザース』の成功。
そして『24』のようにメーカーもレンタル市場を優先することもあり
我々はTVシリーズに安心感を持つこととなりました。
TVシリーズの良い所。
それは1巻目をレンタルしてくれれば、2巻目以降のレンタルも望めること!
全員が最終巻までレンタルすることはなくても、
半数が最終巻までレンタルしてくれれば、バンバンザイです。
単発の劇場未公開作よりずっと回転を見こめる作品なのです。
ちなみにシリーズものの1巻目だけが多くて、
それ以降本数が少なくなるのは
脱落を見込んでのことですが、
皆様の利用するお店はどうなんでしょう?
さてさて『アホでマヌケな・・』もやはりTVシリーズ。
全3巻と書きたいところだが、リリースの予定が分からないので
とりあえず『1〜3』ということで(笑)。
これは1回目の放送を順に収録しているものではなく
第2期をランダム(?)に収録したもの。
当然1巻目が1番面白い!
湾岸戦争でガソリンが高騰したことで
マイケルがサダム・フセインの看板を掲げ、
激安ガソリンスタンドを開いたり、
大統領選候補者に「モッシュ」させようとしたり。
悪徳企業の社長に抗議するのにランジェリー・モデルをおくりこんだり。
「禁断のNYツアー」では、無実の黒人が暴行された
警察署のトイレをツアーしたりする。
アポなし突撃取材、いやがらせのような抗議だが
これが笑える、爆笑なのである。
2巻目以降は、その笑いが少なくなるものの、
必ず爆笑する回も収録されているのでご安心を(笑)
蛍風1巻目以外だと、2巻目のIQが高すぎたために
警察官試験に不合格になった人の話が面白かった。
適性試験では警察官の適性IQは営業セールスマンより低く、
彼のIQだと、弁護士が適性だという結果だった。
そこで番組では、子供の頃からの警察官になりたいという
彼の夢を叶えるために、バカになる特訓をする(笑)
『ボーリング・・・』のドジョウ狙いでリリースされた本作品は、
高回転を期待できるシリーズではないし、できないだろう。
『ボーリング・・』のように社会的メッセージというより
茶化している部分が多く、より娯楽的である。
しかし、蛍風は思いっきりツボにハマった作品。
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1974年・英
監督/ロナルド・ニーム
出演/ジョン・ボイド
============================================
フリージャーナリストのミラーは、ひょんなことから
ケネディ大統領が暗殺された夜に自殺したユダヤ人の老人の日記を読む。
そこにはナチスSSの幹部ロシュマンに関する犯罪が書かれていた。
名を変え、現在も生きているロシュマンの背後には
ナチス残党の秘密組織「オデッサ」があった・・・
============================================
ロシュマンの行方を追う若き記者ピーター・ミラーを演じるのは
今とあまり変わっていないジョン・ボイド。
若者の役らしいが、そんな風には見えなかった蛍風(笑)
ミラーは、フリーの強みか、危険を顧みずロシュマンの行方を追って
ナチ地下組織「オデッサ」に潜入する。
オデッサは、戦犯をはじめナチ残党の逃亡を手助けするため、
偽名や偽のパスポートを手配し、
逃げ延びた物は世界各国、さまざまな分野で活躍していた。
1974年に作られた本作品は、地味で骨太な作りである。
なにしろ演出というか、現在なら絶対このシーンには
音楽が流れるという場面でも
「静か」に物語は進行する。
んん〜、「音楽がない」と思うなんて
蛍風、最近の演出過剰なハリウッドものに毒されたかな?
フレデリック・フォーサイス原作の本作品。
原作は読んでいないので、比べることは出来ないが、
緊張の連続、そしてラストに明かされたミラーの真意に
ヤ、ヤられた〜と思わず呟いた蛍風。
ジョン・ボイドのルックス同様に、
華やかさには欠けるものの、重厚な骨太な大人のサスペンス。
監督/ロナルド・ニーム
出演/ジョン・ボイド
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フリージャーナリストのミラーは、ひょんなことから
ケネディ大統領が暗殺された夜に自殺したユダヤ人の老人の日記を読む。
そこにはナチスSSの幹部ロシュマンに関する犯罪が書かれていた。
名を変え、現在も生きているロシュマンの背後には
ナチス残党の秘密組織「オデッサ」があった・・・
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ロシュマンの行方を追う若き記者ピーター・ミラーを演じるのは
今とあまり変わっていないジョン・ボイド。
若者の役らしいが、そんな風には見えなかった蛍風(笑)
ミラーは、フリーの強みか、危険を顧みずロシュマンの行方を追って
ナチ地下組織「オデッサ」に潜入する。
オデッサは、戦犯をはじめナチ残党の逃亡を手助けするため、
偽名や偽のパスポートを手配し、
逃げ延びた物は世界各国、さまざまな分野で活躍していた。
1974年に作られた本作品は、地味で骨太な作りである。
なにしろ演出というか、現在なら絶対このシーンには
音楽が流れるという場面でも
「静か」に物語は進行する。
んん〜、「音楽がない」と思うなんて
蛍風、最近の演出過剰なハリウッドものに毒されたかな?
フレデリック・フォーサイス原作の本作品。
原作は読んでいないので、比べることは出来ないが、
緊張の連続、そしてラストに明かされたミラーの真意に
ヤ、ヤられた〜と思わず呟いた蛍風。
ジョン・ボイドのルックス同様に、
華やかさには欠けるものの、重厚な骨太な大人のサスペンス。
『タキシード』・・着ても脱いでもスゴイ、じゃダメ?
2003年10月13日 洋画アクション2002年・米
監督/ケヴィン・ドノヴァン
出演/ジャッキー・チェン
============================================
タクシー運転手ジミーは、大富豪デブリンのお抱え運転手になる。
このデブリンは、ハンサムで女性にモテモテで、
どこか謎めいた人物だった。
ある日、何者かに命を狙われ意識不明になったデブリン。
ジミーは、デブリンのタキシードを着てみると、
それはハイテクタキシードだった・・・
============================================
スピルバーグが直々に「君にしかできない役」だと
ジャッキーをくどいたとか・・・。
我等がジャッキーでも、スピルバーグにくどかれると
OKしちゃうもんかしら?
気弱で憧れの女性もデートに誘えないジャッキー扮するジミー。
デブリンのスーパーハイテクタキシードを着ると
スゴ腕スパイ並みの身体能力を発揮する。
このタキシードは、いろいろなモードがあって、
攻撃・防御はもちろんのこと、ダンスやソウルフルな歌だって
完璧にこなしちゃう。
ドジで気弱なジミーが、タキシードを着た途端
華麗なアクションを披露する、というのが大前提。
そんなワケでジャッキーがいくら華麗なアクションをやってのけても
「すごいタキシードだ」と思わせてしまう。
ドリームワークス側にしてみれば、ご自慢のVFXを
よりすごいものに思わせるのにジャッキーは、まさしく完璧な人選であろう。
しかし、ジャッキーファンとしてみれば、
「ジャッキーの強さ」が影に隠れてしまっているため
物足りなさが残る。
いや・・「タキシード」を着たら、スゴイんですって
作品の趣旨にあった演技をこなしたジャッキーを褒めるべきなんだろうが、
蛍風としては、「着ても脱いでもスゴイんです」って
ジャッキーが観たかった・・・。
ジャッキーのアクションはGOODだが、
「気弱な男が大変身」なら黒人コメディアンでも
しっくりくる役だったんじゃないかな?
娯楽作品としては合格の面白さだが、
「ジャッキーもの」としては物足りなさを感じる。
昔の作品のように、ラスト間際に太鼓かドラムの音をバックに
脅威的な反撃で敵をやっつけるジャッキーが観たいなぁ。
もちろんラストは、いきなりブツッっと「終劇」が出るヤツを・・・(笑)
監督/ケヴィン・ドノヴァン
出演/ジャッキー・チェン
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タクシー運転手ジミーは、大富豪デブリンのお抱え運転手になる。
このデブリンは、ハンサムで女性にモテモテで、
どこか謎めいた人物だった。
ある日、何者かに命を狙われ意識不明になったデブリン。
ジミーは、デブリンのタキシードを着てみると、
それはハイテクタキシードだった・・・
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スピルバーグが直々に「君にしかできない役」だと
ジャッキーをくどいたとか・・・。
我等がジャッキーでも、スピルバーグにくどかれると
OKしちゃうもんかしら?
気弱で憧れの女性もデートに誘えないジャッキー扮するジミー。
デブリンのスーパーハイテクタキシードを着ると
スゴ腕スパイ並みの身体能力を発揮する。
このタキシードは、いろいろなモードがあって、
攻撃・防御はもちろんのこと、ダンスやソウルフルな歌だって
完璧にこなしちゃう。
ドジで気弱なジミーが、タキシードを着た途端
華麗なアクションを披露する、というのが大前提。
そんなワケでジャッキーがいくら華麗なアクションをやってのけても
「すごいタキシードだ」と思わせてしまう。
ドリームワークス側にしてみれば、ご自慢のVFXを
よりすごいものに思わせるのにジャッキーは、まさしく完璧な人選であろう。
しかし、ジャッキーファンとしてみれば、
「ジャッキーの強さ」が影に隠れてしまっているため
物足りなさが残る。
いや・・「タキシード」を着たら、スゴイんですって
作品の趣旨にあった演技をこなしたジャッキーを褒めるべきなんだろうが、
蛍風としては、「着ても脱いでもスゴイんです」って
ジャッキーが観たかった・・・。
ジャッキーのアクションはGOODだが、
「気弱な男が大変身」なら黒人コメディアンでも
しっくりくる役だったんじゃないかな?
娯楽作品としては合格の面白さだが、
「ジャッキーもの」としては物足りなさを感じる。
昔の作品のように、ラスト間際に太鼓かドラムの音をバックに
脅威的な反撃で敵をやっつけるジャッキーが観たいなぁ。
もちろんラストは、いきなりブツッっと「終劇」が出るヤツを・・・(笑)
『シャンハイ・ヌーン』・・いくつになっても「おじさぁん〜」
2003年10月11日 洋画アクション2000年・米
監督/トム・ダイ
出演/ジャッキー・チェン
オーウェン・ウィルソン
============================================
1881年・紫禁城。
ペペ姫が姿をくらまし、彼女を誘拐したと身代金を要求が。
近衛兵チョン・ウェンは、身代金を届ける一行に「かばん持ち」として
なんとか同行することができ、
一路アメリカ・ネバダ州カーソン・シティーへと向かうが・・・
============================================
紫禁城から連れ去られるペペ姫をルーシー・リューが演じている。
ルーシーはキレイ。
香港の「ジャッキーもの」には、これほどの美女は出演していないだろう。
さすがハリウッド、である。
近衛兵チョン・ウェンを演じるジャッキー。
ペペ姫の部屋の前で、彼女が紫禁城を出る話を聞いてしまう。
ん?ジャッキーは宦官なの?
いや、そうではないらしい・・・。
宦官でないのに、高貴な姫の部屋の前をウロウロできるのかしらん?
その辺は歴史に詳しくない蛍風なので、なんとも言えない。
で、ジャッキーはペペ姫の身代金を届けるために
アメリカへ渡るのだが、
そこでオーウェン・ウィルソン扮する列車強盗のロイ・オバノンと出会う。
ジャッキーのアクションとオーウェンの喋くりが
うまくからみあっている。
しかしながら、どこか消化不良な気分を味わう。
西部劇、ドンパチ、インディアン。
昔の西部劇ではインディアンは悪者に描かれているが、
本作品では、ジャッキーを助ける役回りになっている。
非・欧米人に配慮したのか?
チョン・ウェンといった役名といい、1つ1つが「いかにも」的である。
ジャッキーが「おじさぁん」と、今でも若者役を演じているのが、
昔からのジャッキー作品のようで嬉しいが(笑)、
本作品は「ジャッキーもの」というより
ジャッキーが招かれて出演した「ハリウッドもの」
といった印象を受けた作品。
監督/トム・ダイ
出演/ジャッキー・チェン
オーウェン・ウィルソン
============================================
1881年・紫禁城。
ペペ姫が姿をくらまし、彼女を誘拐したと身代金を要求が。
近衛兵チョン・ウェンは、身代金を届ける一行に「かばん持ち」として
なんとか同行することができ、
一路アメリカ・ネバダ州カーソン・シティーへと向かうが・・・
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紫禁城から連れ去られるペペ姫をルーシー・リューが演じている。
ルーシーはキレイ。
香港の「ジャッキーもの」には、これほどの美女は出演していないだろう。
さすがハリウッド、である。
近衛兵チョン・ウェンを演じるジャッキー。
ペペ姫の部屋の前で、彼女が紫禁城を出る話を聞いてしまう。
ん?ジャッキーは宦官なの?
いや、そうではないらしい・・・。
宦官でないのに、高貴な姫の部屋の前をウロウロできるのかしらん?
その辺は歴史に詳しくない蛍風なので、なんとも言えない。
で、ジャッキーはペペ姫の身代金を届けるために
アメリカへ渡るのだが、
そこでオーウェン・ウィルソン扮する列車強盗のロイ・オバノンと出会う。
ジャッキーのアクションとオーウェンの喋くりが
うまくからみあっている。
しかしながら、どこか消化不良な気分を味わう。
西部劇、ドンパチ、インディアン。
昔の西部劇ではインディアンは悪者に描かれているが、
本作品では、ジャッキーを助ける役回りになっている。
非・欧米人に配慮したのか?
チョン・ウェンといった役名といい、1つ1つが「いかにも」的である。
ジャッキーが「おじさぁん」と、今でも若者役を演じているのが、
昔からのジャッキー作品のようで嬉しいが(笑)、
本作品は「ジャッキーもの」というより
ジャッキーが招かれて出演した「ハリウッドもの」
といった印象を受けた作品。
『SWEET SIXTEEN』・・切なくて痛い16歳
2003年10月9日 洋画ヒューマン・青春・スポーツ2002年・英/独/スペイン
監督/ケン・ローチ
出演/マーティン・コムストン
============================================
リアム15歳。
祖父と麻薬の密売をしている母の恋人スタンと3人暮し。
姉シャンテルは未婚の母となり一人暮し。
スタンのせいで服役中の母は16歳の誕生日の前日に出所予定。
どん底から抜け出し、家族と幸せに暮すには金が必要だった・・・
============================================
い、痛い・・・。
痛い青春・・・。
祖父とスタンから虐待を受けているリアム。
彼の夢は母と姉とその子供、家族3人だけで幸せに暮すこと。
自分達の家を手に入れるため、彼はスタンの麻薬を盗み出し
友人のピンボールと一緒に麻薬密売を始める。
荒稼ぎを始めた彼等に「そのスジ」の大物ビッグ・ジェイが目をつける。
リアムの頭の良さと度胸を気に入ったビッグ・ジェイは
「リアムだけ」を仲間にする。
家族と暮す家を持つために友人ピンボールと離れるリアム。
しかしピンボールには、リアムのように頼る家族はいない。
ピンボールにはリアムだけなのだ・・・。
とにかく全編を通じて「痛い」。
心がちぎれそうだ。
16歳の誕生日をもうすぐ迎えるリアム。
人生16年も生きていないのに、このどん底ぶりは胸が苦しくなる。
印象的だったのは、リアムとピンボールが何かを「覗く」こと。
警察の捜査を窓越しに覗く、
天体望遠鏡を覗いて、星をみる、等々。
それはまるで、16歳の誕生日を迎えるリアムが
大人の世界を覗いているかのようだ。
自分の知らない世界を、これから行こうとする世界を・・・。
涙ウルウルの感動ものではない。そんなもんじゃない。
心にド〜ンと重くのしかかる、張り裂けそうな涙である。
切なくて、痛い、考えさせられる青春モノ。
監督/ケン・ローチ
出演/マーティン・コムストン
============================================
リアム15歳。
祖父と麻薬の密売をしている母の恋人スタンと3人暮し。
姉シャンテルは未婚の母となり一人暮し。
スタンのせいで服役中の母は16歳の誕生日の前日に出所予定。
どん底から抜け出し、家族と幸せに暮すには金が必要だった・・・
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い、痛い・・・。
痛い青春・・・。
祖父とスタンから虐待を受けているリアム。
彼の夢は母と姉とその子供、家族3人だけで幸せに暮すこと。
自分達の家を手に入れるため、彼はスタンの麻薬を盗み出し
友人のピンボールと一緒に麻薬密売を始める。
荒稼ぎを始めた彼等に「そのスジ」の大物ビッグ・ジェイが目をつける。
リアムの頭の良さと度胸を気に入ったビッグ・ジェイは
「リアムだけ」を仲間にする。
家族と暮す家を持つために友人ピンボールと離れるリアム。
しかしピンボールには、リアムのように頼る家族はいない。
ピンボールにはリアムだけなのだ・・・。
とにかく全編を通じて「痛い」。
心がちぎれそうだ。
16歳の誕生日をもうすぐ迎えるリアム。
人生16年も生きていないのに、このどん底ぶりは胸が苦しくなる。
印象的だったのは、リアムとピンボールが何かを「覗く」こと。
警察の捜査を窓越しに覗く、
天体望遠鏡を覗いて、星をみる、等々。
それはまるで、16歳の誕生日を迎えるリアムが
大人の世界を覗いているかのようだ。
自分の知らない世界を、これから行こうとする世界を・・・。
涙ウルウルの感動ものではない。そんなもんじゃない。
心にド〜ンと重くのしかかる、張り裂けそうな涙である。
切なくて、痛い、考えさせられる青春モノ。
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