2006年・米
出演/ダイナモ
   田中 光太郎

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日本、ブラジルなど
世界の街角の様々なストリート・パフォーマンスを紹介!
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タイトルはラテンアメリカのスラングでストリートの意味のバリオ、
そして出演者の平均年齢が19歳ということからつけられたらしい。

BMXやダンス、バスケット、即興ラッパーなど
個性的で華麗な驚きのパフォーマンスが続々登場。
MTVの人気番組で、6回分収録されているが、
一気に観るよりも、エピソード毎に休憩を入れて見たほうが
盛り上がるような気がする。
みんな凄すぎて続けてず〜っと観ていると
スゴ過ぎるがゆえにだんだん奇人変人大集合みたいに思えてきて
「白いギターさし上げて!」と叫んでしまう(笑)
白いギターのネタが分かるのは何歳ぐらいなんだろ?
若い人は分からないのかな・・・?(笑)

カードマジックのダイナモさんは特にスゴイ。
画面を何度みてもトリックが分からない。
実際に見てみたいなぁ〜。

エピソード1か2に収録されている日本のダンスするコ達の表情が良い!
もうキラッキラッして、
若さとはこういうものか、と失ってしまったものを思い出す。
もちろんダンスがスゴイのは言うまでもない。

日本人の縄跳び(ロープジャンプ)の人たちは知っていたが
中華鍋の人たちは観たことないなぁ・・・

MTVだけあって映像がクール!
出演している各国のパフォーマーもクール!

世の中には知られていないだけで、スゴイ技を持った若者が大勢いるんだな〜。
毎週、観ているアニメの一つがこの『ぼくらの』。
原作は読んでいないので、比較することはできないケド。

ロボットのパイロットといえば少年少女が定番とはいえ
これは何歳くらいを対象とした作品なんだろ?
パイロットと同じ中学一年生ぐらいじゃないよね?
『エヴァ・・』を観た時に感じたような居心地の悪さ・・・。
キツくてエグくて殺伐としたストーリーに衝撃をおぼえる。
心をぐりぐりと深くえぐられるような感覚。
スゴイ作品だと思う。

教師との淫行があったり、
不動産屋の息子が町が壊れれば父さんが儲かる、と言ったり・・・。
今度はどんな殺伐としたお話かと思えば
新聞少年の話や、心臓病の友人の話とか
えぇ話やのぅ・・としみじみしたり。
今後も目が話せないアニメですな。

アニメがDVD化されるとき、
未放送話や違うバージョンが収録されることがたまにあるけど
これはどうなのかなぁ・・・。
未放送があったら、観たいなぁ・・・。

ちなみにウチの相方はタイトルを覚える気がないのか覚えられないのか
「体長500メートルぐらいのロボットのやつ」と言ってる。
この他に
「体長50メートルくらいのロボットのやつ」とよんでるのもある
どうやら『機神大戦ギガンティック・フォーミュラー』のことらしい・・・(笑)

今月私が観た作品は
ラジニ兄貴の次が『チャーリー〜』の全10巻で
長〜い作品が続いて疲れちゃったみたい・・・。
しばらくは長い作品は手を出したくないなぁ・・・。

さて来月はどんな作品に出会えるかしら・・・!
2005年・カナダ/南アフリカ
出演/ジェフリー・ピアース

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私立探偵チャーリー・ジェイドは爆発に巻き込まれ
目覚めると、そこは自分の知らない世界だった。
世界は一つではなく、3つの世界のパラレルワールドで、
そのすべてに巨大企業ヴェクスコアが絡んでいた・・・
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世界はアルファ・ベータ・ガンマの3つのパラレルワールドで成り立つ。
アルファ界は環境汚染がひどく、資源が不足し、人々に自由はない
ベータ界は現代の地球に近い
ガンマ界は自然が美しく残され、楽園のような場所。

巨大企業ヴェクスコアは、3つの世界をつなげるリンクを開発し
ガンマ界の資源をアルファ界に持ってこようとする。

ヴェクスコアの計画を知ったガンマ界のリーナはリンクを破壊し
その衝撃でベータ界に飛ばされる。
そしてアルファ界の同じ場所にいたチャーリーもベータ界に飛ばされるのだった・・・。

う〜んSFは苦手だなぁ・・・。
蛍風のちっこい脳みそじゃ、
難解すぎて理解不能なことだらけ(笑)

1巻に2話ずつ収録されていて、特典としてクリス・ヘプラーの解説があるのだが、
それを観て、ああそういう意味だったの?!と分かる始末。
解説観ないと理解できないってTVドラマとしてアリなんだろうか?(笑)

訳が分からなくてツライな〜と思いながらも
TVドラマのような連続ものは、
回が進むと面白くなるもんだから我慢して続きを観ることに。
・・・やっと面白くなるのは中盤11話目ぐらいから。
こんなに長いこと難解な(面白くない)状態って
TVドラマとしてアリなんだろうか?(笑)


面白くなってきたな〜と思った途端、またアレレ???
最終話に至っては、「これはどの世界?精神世界?」と頭ゴチャゴチャ・・・!
しかも謎は完全に解き明かされないまま!

10巻の解説でクリスも「やっとたどりつきましたね」と言うとおり
何度途中で止めようかと思ったことか!(笑)
しかし、一度観てしまったもんはしょうがない、
頑張って最後まで観たよ、蛍風。
お客様の中には脱落した人がかなり多くて、最終巻のレンタル回数ときたら・・・(笑)

クリス曰く、謎の解明は製作が噂されている第二シーズンに期待しましょう、
・・・って噂かい?!
普通TVドラマなら、
シーズンが終わる前に次シーズンの製作が決まるんじゃない?
決まってないってことは・・・やっぱり・・・

難解で辛かった作品だが、感心する点もいくつかある。
一つは映像の美しさ
TVドラマとは思えないほどのクオリティの高い映像!
二つ目は南アフリカ
普段「南アフリカ」モノなんてあまりお目にかからない。
南アフリカの街並み、風景、
そしてアパルトヘイト後の現在の状況が興味深い。
人種差別は今でも人々の心に根強く残っているんだ・・・
そしてゼロワン・ボクサー
和風テイストを取り入れた彼のファッションはビミョーに不思議(笑)
男なのに頭にかんざし。しかも箸。
浴衣のようなのを羽織るときもあるが、袖が短い!
それじゃ誰かのお下がりだよ(笑)
日本語吹き替えをアテている萩原聖人がGOOD!
アニメ『アカギ』の時も思ったけど、
無機質で冷たい感じを潜ませた声がゼロワンによく合っている!
チャーリーの声をアテている小山力也と対照的で、
キャスティングした人はスゴイと思う!

TVドラマの枠を超えた映像は素晴らしい
ただしTVドラマとしては難解すぎて、仕事で疲れた頭にはかなり辛い
SFが好きな人なら別かもしれないけど・・・。

でも、一度観ちゃったから、もし続きがでたら観るだろうな・・・。
でないと、20話分の時間が無駄になってしまう気がするから・・・(笑)
1997年・インド
監督/スンダルC
出演/ラジニカーント
   サウンダリヤー

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村の富豪の長男として育ったアナルーチャラムは
いとこのヴェーダヴァッリと恋に落ちるが、
自分が孤児であることを知り、村を出て都会のマドラスへ。
そこで億万長者の息子だと発覚。
300億の遺産を相続するために30日で3億を使いきる試練に挑戦することに・・・
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スーパースター ラジニカーント!(笑)
ラジニ兄貴は、スーパースターの名の通り、本作品でもオーラだしまくりの大活躍!

村中の誰もが恐れ、敬う人気者のアナルーチャラム。
妹の結婚式にやってきたいとこのヴェーダヴァッリと恋におちるが、
自分が孤児だと分かり、あきらめることに。

インドらしいというか、カーストが違う者との結婚には二の足を踏む。
今でもそうなのかなぁ・・・。

今まで村でブイブイいわせていたアナルーチャラムだが
失意のあまり都会のマドラスヘ・・・。
そこで自分が億万長者の忘れ形見で、遺産相続の権利があると知る。

遺産はいらない、自分の親が分かっただけで充分だと言うアナルーチャラムだが
遺産を悪人共が狙っていると知り、相続の条件である
「30日間で3億使い切る」試練に挑戦する。

人に施しをしてはならない
30日後、資産として残してはならない
この挑戦のことを誰にも言ってはいけない、などの条件付。

インドの通貨、経済はよく分からない。
3億ルピーってどのくらいなんだろ?

超一流ホテルを丸ごと貸切
競馬
服はすべてレンタル
いかもも売れそうもない映画を製作
トンデモ候補を擁立して選挙


頑張ってお金を使い切ろうとするアナルーチャラムだが
彼の相続を阻止する悪者どもは
自腹を切ってアナルーチャラムの計画を妨害する


騎手達を買収しアナルーチャラムの賭けた馬を勝たせ
映画を高値で買い付け
候補者全員を辞退させたり


大金を得ようとして、ドツボにはまる悪人ども!(笑)

ギリギリ3億使いきったアナルーチャラムだが
悪人から父の遺産を守っただけだ、遺産はいらない、と
さすがスーパースターらしいところをみせてくれる(笑)

さすがインド映画ということでとにかく長い!166分!
歌と踊りとアクションてんこ盛り!
大げさな効果音としぐさ!
色とりどりの衣装を何度も着替え、カットをつないでいく歌と舞の妄想シーン!


長いケド、ラジニ兄貴と歌謡ショーのようなインド映画の魅力が
ギュギュッと詰まっていて、うひょひょ〜っと楽しめた166分。

途中何回か、休憩したけどね(笑)
2006年・米
監督/マーティン・スコセッシ
出演/レオナルド・ディカプリオ
   マット・デイモン

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貧しく犯罪者の身内が多いビリーは警察官になる。
小さな頃からマフィアのボスに可愛がられていたコリン。
ビリーは極秘潜入捜査でマフィアの組織に入り込み、
コリンは、情報を盗むため警察官となりマフィアのために働く・・・。
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本年度アカデミー作品賞・監督賞・脚色賞・編集賞受賞

『インファナル・アフェア』のハリウッド・リメイク作品。
リメイクが作品賞受賞するとは思わなかったので、驚いたなぁ。

オリジナルと比べると
刹那的な絶望感というかキリキリした緊張感が足りないかな?
アンディ・ラウ&トニー・レオンがマット&デカプーになると、
なんだかガキンチョのケンカみたいに見えてくる(笑)
デカプーもいい年なんだけど、少年の頃から画面で見ているから
いまだに大人には思えなくて・・・(笑)

マフィアのボス・コステロ役のジャック・ニコルソン
確かに上手い・・けどこのヒトはいつも上手いから、
いつも通りのジャック・ニコルソン程度の印象。
上手すぎるヒトは期待のハードルが高くなってしまうからなぁ・・・。

脚本のせいもあるかもしれないが、オリジナルのボス・サムに比べると
作品全体をぐいぐい引っ張っていくニコルソンのコステロ。
ニコルソンにかかればマット&デカプーも
手のひらの上でコロコロ状態なんだな(笑)

チャリ坊の父マーティン・シーンがGOOD!
意外にディグナム役のマーク・ウォルバーグが良かったのに驚いた。
その反面、ディグナム役をアレック・ボールドウィン
チェンジでも面白かったかもしれない。

スコセッシにしては少々アクが薄まった感じがする。

コステロの役割が、オリジナルとの違いを認識させ、
これはこれで面白いストーリーのしめくくり方となっている。

リメイクされると話題が出たとき、
初めに候補にあがっていたブラピで観たかったような気がする。
新人警官の役だと、トウがたちすぎているのは分かるケド


主役2人が悪いわけじゃないけれど、
個人的にアンディ・ラウが好きなので仕方がない。
オリジナルの方が好きだ。

オリジナルと比べたりしなければ、
これはこれなりに豪華で派手な見ごたえアリの作品


ところで、観るまでは主役2人は逆の役だと思ってた。
やんちゃ顔のマットは、警察官だけどアフィアのふり
真面目顔のデカプーは、悪党だけど警察官に化けるってほうだと思ったの。
強面のマフィアの中ではデカプーの端整な顔立ちは目立つよなぁ・・・。
2002年・米
出演/スティーヴォー

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ジャッカスのメンバー・スティーヴォーの
おバカで過激なパフォーマンス!
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↑ジャッカス軍団のことは、こうとしか書けない・・・(笑)

『プリズン・ブレイク』を観て思うことは、マイケルの全身タトゥー。
どこに何が彫ってあるのか、マイケルは覚えているってのがスゴイと思う。
しかも、ヒントを彫ってあるだけで、そのタトゥーを観て
これは○○だ!って覚えているんだからスゴイよなぁ〜・・・。

ジャッカス軍団でタトゥーといえば、このスティーヴォ。
背中に自分の顔をデカデカとタトゥーしているヒト。
前を向いても、後ろを向いてもスティーヴォーと分かるヒト(笑)
背中タトゥーをいれた頃は、
純粋になかなかオモシロキャラだと思ってたんだけどね・・・。

ジャッカスのゲテモノ特攻隊長スティーヴォー。
ジャッカスの中でも「いじられキャラ」のように感じてしまうのは
そのパフォーマンスが
必死すぎておバカすぎてイタく思えてしまうからかもしれない。

この作品でもイタいよ・・・スティーヴォー。
ご自分のナニの左右の袋をそれぞれ太ももにホチキス止め。
タマタマチョウチョだよ〜ん・・・ってさ。
そこまでやってくれなくても充分だよ、スティーヴォー。

必死すぎておバカすぎてイタくていじらしさまで感じさせるスティーヴォー。
笑えるけど哀しさも感じてしまう。

もうちょっと普通に近づいてもいいんだよ、スティーヴォー!
1984年・米
監督/ジョン・ミリアス
出演/パトリック・スウェイジ
   チャーリー・シーン

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ある日突然、空から共産軍がやってきて
高校をはじめ、この小さな田舎町を制圧した。
マットたち高校生男女8人は、なんとか山に逃げ込み
敵に立ち向かう・・・
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パトリック・スウェイジ
チャーリー・シーン
C・トーマス・ハウエル
リー・トンプソン
ジェニファー・グレイ


蛍風世代には甘酸っぱい思い出とともに
グッとこみあげてくるものがある面々(笑)


ストーリーは、コロラドの小さな田舎町に、
突如ソ連・キューバ共闘軍が空から侵攻してきてなぜか高校を制圧。
マットたちが住む、この小さな田舎町は第三次世界大戦の中心になってしまった。

なんとか生き延びたマットくんやジェッド君たち男女8人は山に逃げ込む。
そこで仲間から狩りの仕方を学んだりして
ボーイスカウトのキャンプのような生活。

邦題が『若き勇者たち』。
勇者っていうからには、何かスゴイことをやってくれるのかと思いきや
共産軍相手にゲリラ活動

その集団名は、高校の体育会系クラブの愛称だったウルヴェリン。
ゲリラ活動とクラブ活動は一緒なのか?(笑)
いやいや、これが若さってもんだったのかもしれない。
当時観ていたら、アツくなってたかもしれないし(笑)

軍相手にボーイスカウトだから、結局のところやることは抵抗レベル。
敵をやっつけて、平和を取り戻すぞ〜ってところまではいかない。

当時の人気若手スターを集めて、
いろいろやったから、今度は戦争モノでもやってみようか〜って感じ。
だから邦題に勇者なんてつけたのかもしれない。

原題は RED DAWN
「アカがはじまった」「アカをやっつけろ」「アカが降りてきた」
こっちのほうが合っているような気がするなぁ。
しかし「アカが降りてきた」じゃ、いくら人気若手スター大挙出演でも
ヤングギャルは観なかっただろうな(笑)

スタジャンにスリムジーンズの細い体のチャリ坊ことチャーリー・シーンがまぶしい。
そうだ、昔はこんなに痩せていたんだった!
チャリ坊、お互い歳とったね、横にも成長したね。

ストーリー的には今観ると、こんなんでいいのか?とツッコミをいれてしまうが
監督がジョン・ミリアスだから、何か意味があるのかなぁ・・・。

戦争モノとしても青春モノとしても
なんだかピンとこない「時代の寵児」的作品。

2006年・米
監督/ジェフ・トレメイ
出演/ジョニー・ノックスヴィル

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過激でおバカなジャッカス集団の映画、第二弾!
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↑またもや、こうとしか書けない・・・(笑)

今回もやってくれます、やってくれました!ジャッカスの皆さん!(笑)

股間のイチモツに靴下をはかせ、目や耳をつけてネズミちゃんに。
本物のねずみちゃんを這わせてにおいをつけたところで
蛇の待つケースに差し入れる。
「ほらほらねずみちゃんだよ〜」、と動かしたところ
ヘビちゃんが牙をむきだしガブッ!

牛のようにお尻に焼き鏝をいれるバム。形はナニ。
熱くて動くため、きれいに押せずに
結局、何度も押すことに・・・。
尻を見たバムの母は「きれいなお尻だったのに・・・」と言葉を失う。

家の呼び鈴を押すと、エアバッグが飛び出し訪問者をノックアウト!
こういうシンプルなネタはかなり笑える!

アラブ系テロリストに扮したメンバーがタクシー運転手を怖がらせる予定が
逆ドッキリに変更

怖がらせるつもりが、逆にトランクにいれらることに。
それだけでなく、アラブ髭のメイクは、実はメンバー達の陰毛だった・・・。

ゲストが多彩。
ルーク・ウィルソンやスパイク・ジョーンズ。
ジョン・ウォーターズも出てた(笑)!!

今回も体を張ったネタのスティーヴォ
頬に釣り針さして、鮫のおとりになったり
ビール浣腸したり。
でもスティーヴォの場合、笑うよりなんだか悲しくなってしまうのねん。
スティーヴォ、そこまでしなくても・・って。

TV版よりゲロネタ少なし。
前回よりアクション(スケボーなどの)少ないかな。
下ネタと悪戯が多かったような気がする。


まあ、今回もR−18なので、おこちゃまは大人になるまで我慢してください(笑)
それから今回も、汚れを知らぬ純真可憐な乙女の皆様にはお勧めできませんね(笑)
2005年・米
監督/ジョン・フォーセット
出演/マリア・ベロ
   ショーン・ビーン

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アデルは娘サラをつれて、
元夫ジェームスの住むウェールズに行く。
そこは何かいわくありげの土地だった。
そして翌日サラが海で溺れ行方不明に。
かわりに別の少女が現れ・・・
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製作年が2004年だったり2005年だったり。
製作国もアメリカだったり英・独合作だったり。
いったいどれが本当なんだろ・・・?

この作品を選んだ理由はショーン・ビーンが出てるから(笑)

ウェールズの美しいけれどどこか淋しげな風景の中で
まぶしそうな微笑みをたたえるショーン・ビーン
これだけでもグッとくるのに吹き替えがてらそままさき氏!
これよ、これっ!これが観たかったのよ〜(笑)

う〜ん、でもね・・・

いなくなった娘を助け出しに行く母
そこは別の世界
父親はストーリーのかやの外
そして父親役がショーン・ビーン


これって『サイレント・ヒル』と同じじゃないの〜?
おまけに自分では気づかなかったけど、実は死んじゃってたってラストまで一緒。

違いは『サイレント〜』はクリーチャーデザインが秀逸だったこと
本作品は自然の風景の美しさと、ショーン・ビーンがいっぱい映ってたってこと(笑)
この2作はのリメイク関係なんですかね?偶然ですかね?

ショーン・ビーンを堪能したいなら本作品を。
そうでないなら、別にどっちを観ても変わらない作品(笑)
2005年・日
監督/渡部 高志
声の出演/釘宮 理恵
     日野 聡

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高校生・坂井悠二は、突然周りの動きが止まり
人々が燃え、その魂のようなものを吸い込むものを見た。
そして炎髪・灼眼の少女に出会う・・・
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いつも誰かしらレンタルしていて
面白いのかしら?とずっと気になっていた作品。

原作を読んでいないので、単語がなかなか覚えられない。
ぐぜのともがら?・・紅世の徒
れーじまいご?・・零時迷子

フレイムヘイズとよばれる者たちがそれぞれ紅世の王の力を借りながら戦う。
紅世の王たちは、ペンダントの形をしていたり本の形をしていたり
フレイムヘイズたちに合わせた形で個性的で面白い。

そういう戦いの合間に、鈍感な悠二をめぐり
シャナとクラスメート吉田一美の恋のバトル。

吉田一美ちゃんは、おとなしそうなのにシャナに一歩もひかない。
気が強いシャナちゃんだけど、悠二のこととなるといじらしいくらいカワイイ。
シャナちゃんの想い、なんでわかってあげないのかしら、鈍感悠二め!(笑)

恋と戦い
壮大な世界観
個性豊なキャラクター


マージョリー&マルコシアスのコンビ好きだな〜
フリアグネ、メリヒム・・いいね〜(笑)
特にメリヒム!
ガイコツ君が肉付けするとあんなにイイ男になるなんて〜(笑)

キャラクター名をはじめ、言葉が難しかったり長かったりと
聞いているだけではすんなりと頭に入ってこない部分もあるが
画面を彩る多様な赤色が美しい。
魅力的なキャラクターとドキドキ恋物語&壮大な戦いの物語が
上手くからみあった作品。

面白かったデス。
あ〜メロンパンが食べたくなったーーっ!(笑)
今月驚いたニュースの中の一つに、
中国の高速列車が開業一ヶ月で点検したところ車内の備品が盗まれていた、という記事。

緊急時の脱出用ハンマー
高そうに思ったのかな?何かあったらどうするんだろ?
わりと重さがあるだろうに、それでも持っていくのか?
トイレットペーパーのホルダー
乗車記念?持って行きやすいかもしれないケド。
センサー付の蛇口
どうやって取り外したの?止水線とめなきゃダメなんじゃないの?
道具持ち歩いていたの?
便座の温度調節のつまみ
もはやこれは理解不能(笑)持ち帰って何に使うの?

中国はオリンピックに向けて金属が不足しているというが
売るのかな?記念なのかな?
それとも乗車料金に備品代も含まれていると思ったのかな?(笑)
車輪盗まれなかっただけでも良かったと思わなきゃいけないのか?(笑)

鉄道大好き君のウチの相方は、ひどくショックを受けていたみたい。
車体がかわいそうだと嘆いていた。

今月私が観た作品は、割と小粒なものが多かった。
『プラダ〜』『トンマッコル〜』は、
10年後に観ても、同じように面白いと感じられる作品だと思う。
さて、来月はどんな作品に出会えますことやら。
2004年・米
出演/ロイド・カウフマン

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『悪魔の毒々モンスター』のトロマ社がカンヌ映画祭で、
いかにお金をかけずに自社作品を売るかを記録したドキュメンタリー
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画像がでてこない・・・。
レンタル・オンリーなのかな?

『カブキマン』『悪魔の毒々モンスター』等の
ツッコミ甲斐のあるZ級作品を手がけるトロマ社!

映画祭開催中のカンヌに行き、自社作品を売り込む!
でもトロマ社。
できるだけお金をかけないがモットー。

カンヌに向かう飛行機内での間食用に
近くのスーパーで買ったおやつ持参のカウフマン

スタッフの多くはボランティア
一室に寝返りも打てないほどの過密状態でみんなで寝泊り

人が大勢集まる場所でのゲリラ宣伝
でもやりすぎちゃって、壁をよごしたり床を汚したり
お金をかけないようにするつもりが
弁償代でお金がどんどん出ていってしまう・・・(笑)


お金をかけずに体をはって頑張って宣伝するが、ぞんざいな扱い。

ホテルの向かいの部屋は大手映画会社
広くて快適そうなお部屋
トロマ社にはうんざり・・というか毛嫌いか?と思うほどの態度
その大手は飼い犬同伴で、
しかもそのお犬様は高価なパスまで専用でお持ちになっている(笑)


お犬様はトロマ社の部屋に興味津々で大冒険
だけどトロマ社!お犬様をからかって脅かす!

ビビリまくって自分の部屋に戻るお犬様
すると飼い主の大手様が、またもや文句を言いにくる(笑)

「いかにお金をかけないか」で頑張るトロマ社だが、
見向きもされず、なかなか買い付けてくれるところがなくて・・・
でも日本の会社、買ってたぞ!(笑)

ふんだりけったり七転八倒の売り込みゲリラ宣伝だがトロマ社はあきらめない!
情熱とタフな心と見栄をはらない金銭感覚で頑張るトロマ!

ラスト、次の年にも同じホテルを予約しようとしたら丁重に断られたトロマ。
あの部屋を一体どこが借りたのか見にいくと
なんと、あの大手様が借りていた!
しかも、あのお犬様もいた!(笑)


華やかな映画祭の裏で繰り広げられる熾烈な商戦
それをドキュメンタリーとして作品にしちゃうトロマ
しかも出来上がった作品はやっぱりトロマらしい作品。


今年も行ってるのかな?
多分カウフマンおやっさんのことだから行ってるんだろうな(笑)
2005年・米
出演/ウェントワース・ミラー

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兄リンカーンを脱獄させるため
マイケルが練りに練った脱獄計画だったが
脱出ルートがふさがれてしまい・・・
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前回7巻までしかリリースされず
なんでちゃっちゃっと一気にリリースしないのよ!と憤るあまり
裏切られたような気分をず〜っと引きずっていた。
しかし第2シーズンがリリースされ始めたことだし
そろそろ観ておくか・・と選んだ作品。

7巻・第13話目のおさらいでもしてくれるのかと思いきや、
フツーに第14話がはじまる。

全身タトゥーで準備万端で刑務所にやってきたマイケルだが
予期せぬ出来事が重なり、計画変更の連続。
・・・なんのための準備だったのかと、ついツッコミをいれたくなってしまう(笑)

脱獄仲間や女医サラのフォックスリバー刑務所にやってくるまでの
背景が描かれていたのが嬉しい。
ティーバック、哀しいなぁ・・・

ティーバック、ますます気になる蛍風。
演じるロバート・ネッパーの身のこなしが好きなのか
吹き替えの若本規夫の声が好きなのか
多分、両方すきなんだろうな(笑)

塀の外に出たということでは、一応は区切りの良い終わり方だが
やはりシーズン2に繋げるカタチ。
シーズン3まであるらしいから、まだまだ楽しみはたっぷりあるのだろう。

プリズン・ブレイク・・日本語だと「牢破り」
やっぱり「牢破り」ってタイトルのほうが個人的には好きなんだけどなぁ(笑)
牢破りした後の今後のシーズンでも、
タイトルはやはり「プリズン・ブレイク」。
いや、なんとくなくちょっと思っただけ(笑)

少し前にトゥイーナー役のレイン・ギャリソン
死亡者をだす自動車事故を起こしたって記事があったけど
今後のシーズンには出演するのかな?
ホントにプリズン入りして、
「お前トゥイーナーだろ?」って苛められたりしないのかな?
2005年・韓国
監督/パク・クァンヒョン
出演/シン・ハギュン
   チョン・ジョエン

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朝鮮戦争真っ只中。
不思議な村トンマッコルに迷い込んだ敵対する兵士たち。
銃を構えにらみ合いする彼らだが、
村の食料庫を爆破してしまったことから
協力して農作業をすることに・・・
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墜落した米兵パイロットが1人
道に迷った韓国軍兵士が2人
仲間とはぐれた人民軍兵士が3人

たどり着いたのは子供のように純粋なという意味のトンマッコル
戦争のことなどまったく知らず、村人が笑顔で暮らす村。
ひょんなことから協力して村の農作業を手伝う兵士たちは
いつしか憎みあう心を忘れ、互いに笑顔で語らう仲に。

しかし米兵スミスが敵に捕らわれていると思った米軍は
トンマッコルを敵陣地だと思い爆撃を計画する・・・。

争うことも知らずいつも笑顔のトンマッコルの村人
音楽が久石譲のせいか、トトロやナウシカのような
宮崎アニメにでてくるような、のどかな村の印象をうける。
この作品に、久石の音楽はピッタリだ!

笑顔のトンマッコルの人々の中で、
憎み殺しあうことが愚かなことだと認識させられる。

物語には「敵」が必要だが、本作品では米軍がその役割。
優しい人々が暮らすトンマッコルを有無を言わさず思い込みで攻撃しようとする。
ものすごく反米。今の韓国の世情が反米なのかしらん?

爆撃・銃撃シーンは迫力がある
日本映画にくらべてこういうシーンは韓国は上手い。

朝鮮戦争で戦った人がまだまだたくさんいるからなのかな?
兵役があるからなのかな?
迫力があるし、ハリウッドよりも優れていると感じることもある。
本物を知っているかららこそ、見せ方も知っているってことなのかな?

迷い込んだ兵士たちが命がけで守ったトンマッコル
もしかしたら今も本当にあるかもしれないユートピアのような村
美しい映像、迫力ある映像
戦うことの愚かさを含ませたファンタジー作品

「喜び」マーク作品ですな。
2006年・米
監督/マイケル・ケイトン=ジョーンズ
出演/シャロン・ストーン
   デヴィッド・モリッシー

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小説家キャサリンが乗った車が事故を起こし
同乗していた男が死亡。事故か殺人か?
精神科医のマイケルがキャサリンの精神鑑定をするが・・・
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ラジー賞作品賞・女優賞・脚本賞・続編賞の計4部門受賞

そんなワケで、たいした期待もせずに選んだ作品。

前作『氷の微笑』が公開されたときはスゴかった記憶が・・・。
脚のくみかえシーンをはじめ、妖艶で危険な魅力たっぷりのシャロン・ストーン。
対するは、女性に振り回されて泥沼にハマる役が多かったマイケル・ダグラス。
マイケル・ダグラスはお気に入りの役者だったので観たら
逆にシャロンの迫力に圧倒されたんだっけ・・・。
あれから何年経ったんだっけ?
続編の噂がず〜っとあったけど、あれから13、4年?
今の中学生が生まれた頃・・・!

はぁ〜歳月ってのは恐ろしいのぉ・・・(笑)

本作品の第一印象はまさに歳月だった。

もっと早く続編を作ってあげたかった!
シャロン姐さんはの艶と迫力は健在だが、背中の肉が・・・
高慢のエッセンスである「若さ」が不足・・・。

シャロン姐さんは、一体何歳か分からないが50近いのかな?
それを考えると、一般の同年代より数百倍キレイだし若い。
だからこそ余計にもっと若いうちにキャサリン・トラメルをやらせてあげたかった!

ストーリー展開?作品の出来?
そんなものはどうでもいい。

これは
シャロン姐さんが艶と頭脳と迫力で男を手玉にとるのを観るためのものなんだから(笑)
シャロン姐さんの迫力に、圧倒されて画面に釘付け。
ヘビににらまれたカエル状態(笑)

誰の言ってることが真実か分からない精神科医マイケル・グラス(この役名にちょっと笑った)
すべてが終わってキャサリンに手玉に取られたと改めて思い知らされる。
「フッ・・やられちまったな。俺の負けだ」
いやあるいは
「見抜いていたか、さすがだな」さて、どちらでしょう?


観てるこっちもマイケルと同じ。
シャロン姐さんに圧倒され翻弄され、すべてが終わって
「フッ・・姐さん、さすがだね。私の負けです」と
何の勝負か分からないが負けを認めてしまう迫力(笑)

なぜシャーロット・ランプリングが出演したんだろうという疑問は残るが
シャロン姐さんの迫力は健在で、それなりに見入ってしまった作品。

ところで前作ではゲイかバイセクシャルの人達の抗議があったよね?
今回はなかったのかな?それとも時代が変わったのかな?
2004年・香港
監督/スティーヴ・フォン
出演/ダニエル・ウー
   イーソン・チャン

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香港マフィア赤義堂のボスが死の間際に
息子ジョージに跡を継がせるよう言い残す。
しかしジョージはゲイだった。
そこでタイにジョージを探しにいくが、
同居人サムをジョージと間違えてしまい・・・
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美女を探すならモンコック、ゲイを探すならタイ
ってなワケでジョージを探しにタイにやってきた子分のハチ達。

しかし同居人サムをジョージと間違えてしまう。
孤児のサムはマフィアの親分に憧れ、ジョージは親分になりたくなかったことから
勘違いされたまま香港に向かった二人。

しかし赤義堂に恨みを持つ者から命を狙われ・・・。

赤義堂のボス洪一役がユン・ピョウ
おぉ〜っユン・ピョウ!お久しぶりね!
少々、歳はとったけど正義感あふれる面影は今も健在!

ジョージ役のダニエル・ウーは、甘いマスクでスラッとしたイイ男。
サム役のイーソン・チャンもなかなか良いね!

ジャッキー・チェンが製作総指揮を務める本作品。
マフィアを描いてはいるが、随所に笑いを散りばめた楽しい作品。
跡目がゲイっていう設定や、死んだボスの遺品を整理していたら
エッチ本がでてきたりなんてことまで(笑)
ユン・ピョウが隠れてエッチ本なんて似合わなすぎて逆におかしい!

ワイヤーを使ったアクション
迫力の肉弾戦
そんなバカな・・の、お約束の攻撃
戦いのあとの、一息おいた笑い


むか〜し夢中になった香港アクションに似てるな〜

ジャッキー・チェンもチラッと特別出演。

カレン・モク以外にも、もう1人くらい女優がいても良かったんだけどな。
ジョージがゲイって設定だから女優は少なかったのかな?
だったら、もっといろ〜んなタイプの男優を周りにはべらしても良かったのに(笑)

往年の香港映画に比べれば、多少パンチ不足の感も否めないが
ニコニコ笑い、楽しい気分になった作品。

2006年・米
監督/デイヴィッド・フランケル
出演/アン・ハサウェイ
   メリル・ストリープ

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ジャーナリストをめざすアンディは
ファッション雑誌ランウェイの
編集長ミランダのアシスタントの職を得る。
ミランダのアシスタントは多くの女性が憧れるポストだが
その一方で、ミランダの命令に対処できず、
何人もクビになった厳しい仕事だった・・・
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大物編集長ミランダの権力は絶大で、デザイナーにも影響力大。
しかしその命令は豪雨の中飛行機を飛ばせだの
発売前のパリーポッターの新作を手に入れろだの
本来の仕事とは関係ないプライベートなことまで!

ミランダの指令には、上手く対応できて当たり前。
彼女の一歩先を読んだ気配りができなければならない。

編集長のアシスタントというより、もはや執事のようなお仕事。

暴君ミランダに仕えるアンディ役がアン・ハサウェイ
『プリティ・プリンセス』シリーズの彼女ね。
ハサウェイ嬢は、シャネルだのなんだのと華麗なファッションを披露。
一流ブランドを身にまとい、トレンドを意識させる若々しいファッション。
個人的にはハサウェイ嬢は、
『プリティ〜』のようなコンサバなほうが似合うと思うケド。

大物編集長ミランダ役がメリル・ストリープ
プラチナブロンドっていうのかな?白いショートヘアに
知性と強さと気品があふれるファッション。
小娘とは違うデキる女のファッション。
これで無理難題な命令を出すんだから、
小心者の蛍風なら、その迫力に圧倒されて
「それってホントに無謀な命令?私には無理なだけじゃない?」
と錯覚してしまいそうだ(笑)

メリル・ストリープは昔はお嬢な役が多かったのに、貫禄だな〜。

確固たる意思と計算で冷徹でクールな編集長
子供を想い、仕事と家庭の両立に1人密かに悩む。

1人の人間の中で葛藤する二つの性質を
生き生きと魅力的に演じたメリル・ストリープはさすが。
アカデミー賞助演女優賞も納得。

メリル・ストリープがド〜ンとしてるから
アン・ハサウェイも活きてくる。


後味の良い「ガンバル女の子のサクセスストーリー」ものは
久しぶりに観たような気がする。

面白かったデス。満足しました。

でも暴君な編集長の下で働いて、
それがなんで次のキャリアアップになるんだろ?
アメリカでも忍耐を要求されてるのかな?

2006年・米
監督/ブライアン・ロビンズ
出演/ティム・アレン

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スゴ腕法律家のデイヴは、家庭よりも仕事優先。
ある日、不思議な犬シャギーに噛まれたデイヴは
犬に変身してしまう・・・
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最近パソ部屋にいると、ウチのワンコが呼びにくる。
何か用かな?と思ってリビングについていくと、満足気に自分のベッドに収まる。
何でもなかったのか・・と再びパソ部屋に戻ると、またまた呼びに来る。
・・・リビングにいなきゃダメッてこと?
それともパソ部屋にいちゃダメッてこと?

ワンコといえば、つい最近、
アメリカで中国の小麦を原料に加えたペットフードを食べたワンコが
死亡したニュースがあったけど。

ペットフードは、アメリカでしかもAAFCOの基準をクリアしたものが安全だと思ってた。
問題のペットフードは米産じゃないみたいだけど、
日本より基準が厳しい米国での事件。
しかもユーザーには分からない原料が原因ってことが怖いなぁ・・・。
今回の事に限らず、中国産の食料から薬品や毒性が検出されたってことはあるが、
そういうものを作って輸出するってことは
中国のヒトは毒に耐性があるんだろうか?

で、ワンコつながりということで選んだ本作品。
ティム・アレンが人間の意識を持ちつつも犬に変身してしまう。
変なことしちゃダメだと思いながらも、
猫を夢中で追いかけてしまったり、
「座れ」のコマンドを聞くと反射的にお座りしてしまったり(笑)

さすがティム・アレンだけに思い切った犬ぶりを披露!
そのハジケぶりで本作品と『サンタクローズ3』の演技で
ラジー賞の最低主演男優賞にノミネート(笑)
作品自体も最低ファミリー映画賞にノミネート。
結局どちらも受賞しなかったようだけど・・・。

犬の演技ということなら『ディディエ』のアラン・シャバのほうが良いと思うなぁ。
『ディディエ』は犬が人間になるお話で、シチュエーションがちょっと違うケド。

キャスト・スタッフがなかなか豪華
デイヴの妻役が『セックス・アンド・ザ・シティ』のクリスティン・デイヴィス
邪悪な科学者コザック博士役がロバート・ダウニーJr.
ダニー・グローヴァーも出演していて
音楽がアラン・メンケン
監督のブライアン・ロビンスは、
『ヘッドロック〜GO!GO!アメリカンプロレス』の監督。
『ヘッドロック〜』はサイコーだったなぁ・・・。

子供がいる犬好きの家庭なら、それなりに楽しめるディズニー製作作品。
どちらも当てはまらなければ、少々キツイかも・・・。
2002年・仏/伊/独
監督/ジャコモ・バティアート
出演/ステファノ・アコルシ
   ティエリー・レルミット

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フランス大使ベルニスを助けたことから
彼の養子になったカサノバ。
しかしベルニスの愛人エレナを愛してしまい・・・
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ベニスに赴任したフランス大使ベルニスと知り合うが
彼の愛人エレナをそうとは知らず愛してしまったカサノバ。
それが原因でベルニスに裏切られ幽閉されてしまう。
なんとか脱獄しフランスに向かったカサノバは
ベルニスとポンパドゥール夫人の勢力争いに関わっていく・・・。

TV版ということもあり、お色気シーンは少ない。
ステファノ・アコルシが若々しい魅力でカサノバを好演。

色事の話というより心から信頼していたベルニスへの復讐劇といった感じ。
ポンパドゥール夫人とベルニスの王宮での勢力争いがおこり
カサノバはポンパドゥール夫人につき、
ベルニスの手札であるシャーロットに近づく・・・。

ベニスの美しい風景
フランス王宮のきらびやかさ
美青年ステファノ・アコルシ


なかなか目によろしい作品(笑)

TVドラマなだけに「やらし〜部分」は無く
復讐と政治権力に色恋をブレンドした観やすい作品。

2006年・日
監督/小島 正幸
声の出演/松田 洋治
     小山 力也

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2002年8月10日。大地震が起こり富士山が噴火した。
政治家の家に生まれた小学5年生の柳舷一郎は
炎の中、両親が待つ別荘へと向かうが・・・
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かわぐちかいじ原作のコミックをアニメ化した作品。
原作は読もうと思っていたが、
なかなか終わらないようで読む機会を逃していた。
DVDに限らず、続きモノは一気に読みたい(観たい)タイプなもんで・・・(笑)

詳しい内容は知らないが、
10巻以上ある原作を前・後編の2巻で収まるとは当然思えず
ま、「さわり」の部分だけアニメ化されたなら、それはそれでいっか、と選んだ作品。

前編「海峡」は、大地震により都市は壊滅状態、富士山は噴火
挙句の果てに琵琶湖が割れて、日本が二つに分断されてしまう。

主人公・舷一郎は、強い意志と正義と希望を持ち
途中で出会った坂巻とともに西に向かう。

これがもうなんか、息をつかせぬ緊張感の連続!
下手なパニック映画よりもキリキリして画面から目が離せない。
そんな状況下でも決して希望を捨てず純粋で勇気ある行動をとる舷一郎は
これぞ主人公!さすが政治家の息子
ぐいぐい物語をひっぱっていく。

後編「国境」は、震災から15年が経ち
台湾で避難生活する日本人と、台湾政府内のパワーゲームが絡み合って進む。
後編での舷一郎は、えっ?と戸惑うほど
あっさりと日本人グループのリーダー的存在に収まる。
・・・それでいいのかなぁ。

原作は読んでいないので、原作どおりの展開かどうかは分からないが
舷一郎たちの日本での活躍はどうなるの?と続きが気になった。
前編が力強く画面に釘付けになったのに対し
後半は少しご都合主義的な感じも・・・。

前・後編の2巻にするのではなく、前編だけでも良かったと思う。
または、後編で終わらせるのではなく、
原作すべてアニメ化したほうが良いと思う。
続き、製作してくれないかなぁ・・・。

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