映画批評の画像もいまだに出ないし、
デジカメで撮った画像もどうやってアップしたらいいのやら
分からないし、面倒そうだし・・・
はてさて困ったぞ・・・

なんか特に最近新しいこととか、
変わったことにチャレンジする気力が失せてきている。

あ・・歳のせいかしらん・・・
せっかく書こうと思ったのに画像がでないのか・・・。
残念だなぁ〜・・・。
もともとは、観た作品を忘れないためにメモがわりに始めた日記。
3月は1本も観ていないのではなく、
スタッフ価格でレンタルできるうちに観ちゃえ〜!と
感想を書く時間も惜しんで、今まで観ようと思いながらも
そのままになっていた作品などを観ていました。

これからはそれらを中心に書いていこうと思いますが、
観てから時間が経っているので、自分の中での鮮度が落ちて
まさに一言メモとかになってしまう可能性も・・・(笑)

とにかく、これからは一般のお客としてレンタルするので
お金を無駄にしないように、
以前観た作品を誤ってレンタルしないように、
できるだけ備忘録として書いていくつもりです。

ただね〜、
スタッフ価格と比べると普通の値段ではレンタルする気に
なかなかなれないんだよね〜・・・。

とりあえず、以前から溜まりに溜まっている分も合わせて
なんとか書いていこうかと思います・・・。
2001年・米
監督/スティーヴ・ラッシュ
出演/チャーリー・シーン

======================
株式ブローカーのライアンは、大損を出してしまい職を失い、
恋人のシンディの部屋に転がり込むが
彼女は愛想をつかして新しい恋人とブラジルに旅立ってしまう。
職も金もなくシンディの部屋でどんよりするライアンは
シンディの代わりに彼女の仕事の
新聞の人生相談コラムを書くことを思いつく・・・
=================================

チャーリー・シーンが株のブローカー役!
う〜ん、『ウォール街』を思い出してニンマリしちゃう!(笑)


出て行った恋人シンディになりすまして
人生相談コラムを書くライアン。
軽い気持ちではじめたコラムはたちまち大評判になってしまい、
編集長のペイジに心を惹かれるも、シンディの恋人のふりを続けているために
愛を告白することもできず・・・。

ライアン役がチャーリー・シーン
編集長ペイジ役がアンジー・ハーモン
あさはかな恋人シンディ役がデニース・リチャーズ

およっ?チャリ坊とデニース嬢!?
この2人は離婚したんだよね?
2001年製作だから、結婚前かな?仲が良かった頃に作られたんだなぁ〜・・・。

野心的で利己的なブローカーが、人生どん底に落ちたとき
人の心の痛みが分かる繊細で温かみのある人間に生まれ変わる。

相談者の気持ちを理解するために髭を脱毛テープでひっこぬいたりする
チャリ坊のコミカルなシーンもあり。

少々、小粒な感じで劇場未公開なうえに
5年経ってからのリリースに納得してしまうが
あったか〜い気持ちになる気楽に観れる作品

うひひ〜面白すぎる!
とりあえず画像だけ先に・・・。
とりあえず画像だけ
2007年・米
監督/ブレット・ラトナー
出演/ジャッキー・チェン
   クリス・タッカー

=====================
中国のハン大使暗殺未遂事件が起こり
護衛のリーは、事件の手がかりを追って
カーターと共にフランスへと向かう・・・
==============================

ジャッキー&タッカーに今回は真田広之!
おまけにイヴァン・アタルが出てるっていうからワクワクワク!

あら・・?
クリス・タッカー・・・だよね?
貫禄がついたというか、ぶっちゃけ太ったね・・・。
ふっくらとした顔の黒人さんは、どうも見分けがつかない蛍風。
みんな同じような顔の見えてさ・・・(笑)
『フィフス・エレメント』の頃がベストだったような気がするなぁ。

ストーリー的には、こんなもんかな?という程度だが、
ジャッキーと真田広之のアクションには熱いものがこみ上げる世代の蛍風。
しかもエッフェル塔という高い場所でのバトルは感慨深い。
デューク真田のアクションは健在だ!

若いコたちが、「真田広之ってアクションできるんですね〜」と言ったのにショック!
そうか・・JAC時代の真田を知らないのかぁ。

工藤夕貴のアクションシーンもGOOD。

真田広之の相手としてサイズが丁度いいジャッキー。
(トムトムも丁度良かったケド)
20年前に観たかった組み合わせだ。

「お決まり」な感じもするストーリーだが、
シリーズものなら、これはこれでいいのだろう。

欲を言えば、イヴァン・アタル演じる運転手とリー&カーターの
オトボケシーンがもっと多ければ良かったのだが・・・。
1962年・米
監督/ブレイク・エドワーズ
出演/ジャック・レモン
   リー・レミック

======================
クライアントの会社のPRを仕事とするジャック。
やりたくない事でもクライアントの希望を叶える自分に
嫌気がさす彼は、酒で憂さを忘れようとする。
そして家で待つ妻キアステンにも一緒に飲んで
楽しく過ごしたいと言う。
そして2人はいつしかアルコール依存症となり・・・
=================================

ジャックの仕事は、今で言う広告代理店かな?
依頼主の希望で、パーティーに出席する美女を取り揃えたりもする。

ふとしたことから取引先の秘書キアステンと出会い
チョコレート好きな彼女に、初めてお酒を飲ませる。

そして2人は恋に落ち、結婚するのだった。

子供にも恵まれ、幸せな家庭を築いていた2人だが、
仕事の憂さを晴らすため酒を飲むジャックは、
仕事が終わったら、2人で楽しく過ごしたい、と
授乳への影響を考え、酒を口にしていなかったキアステンをなじる。

ジョーの苦しみと愛情からキアステンは酒を口にし・・・。

真面目なキアステンがジョーと出会い酒を覚える。
そして、ジョーを愛するが故に酒に溺れ身を滅ぼしていく。

蛍風はほとんどアルコールを飲まない(飲めない)ので
酒に溺れる感覚はよく分からないが、悲惨だね・・・。

いくら愛する者がいても、禁断症状の時は
自分が酒を口にすることしか考えられない。
どうにかして飲みたい。なんとしても飲みたいって・・・。
相手に飲ませてやろうなんてこれっぽっちも思いつかない。
・・・恐ろしいな。

ジョーはアルコール依存症の更正会に入り、立ち直ろうとする。
しかしキアステンは・・・。

1962年に製作されたこの作品。
現代なら、もっとドロドロに落ちぶれるキアステンの姿を
カメラに収めるのだろうが
当時としてはこれでもセンセーショナルだったんだろうな。

おとなしめの描写にも関わらず、面白いと感じるのは
今と違って、昔はストーリーで「魅せる」つくりだったからだろう。


ヘンリー・マンシーニが手がけた主題歌が
ロマンチックでけだるく、やるせない雰囲気を演出。
この歌、とってもいいね!

それにしてもキアステンに酒を覚えさせ、
立ち直ろうとしている時に、また酒を飲ませ、
ついには自分だけ更正してしまうジョーって一体・・・。
なんだか勝手だなぁ・・・。
なんとしても2人で一緒に立ち直ろうとするべきなのでは・・・。

陽気で美しい2人の生活が酒に溺れ転落していく。
もはや取り戻すことのできないバラ色の日々。

主役2人の鬼気迫る演技
やるせないマンシーニの音楽
どっしりとした見ごたえのある作品


勝手にタイトルからロマンチックな作品だと思っていただけに
作品の持つメッセージ、迫力に圧倒されました。
2003年・米
出演/ピーター・ギャラガー
   ベンジャミン・マッケンジー

=====================
貧しい地区チノに住むライアンの弁護を引き受けたサンディは
彼を自分の家にひきとることに。
ライアンは今までとは全く違う高級住宅街での生活に戸惑う。
そして周囲の人間もライアンを冷たい目でみるのだった・・・
================================

♪ちゃらららら〜ん ちゃらららら〜ん
オープニングの曲を聴いた相方が一言

「なんだ?この幸薄そうな曲は!」

う〜む、確かにビバヒルと比べると違うよね・・・。

別世界のような高級住宅街で暮らすことになり戸惑う主人公
同じ設定でも描き方に差があるのは時代の流れなんですかね。

登場人物たちは、とにかく悩みを抱えて鬱々悶々している。
華やかな高級住宅街が舞台なのに突き抜けた明るさがない。
なんかね、大変だね・・・。

本作品で大人気となったマリッサ役のミーシャ・バートン
このマリッサがしゃしゃり出てきてトラブルへと発展する。
けっこう自己チュー気味なのだが、
これが現代では魅力あるヒロインなんだろうか?
彼女、どこかで観たことがあると思ったら
『翼をください』に出てたコだ・・・!

もともとピーター・ギャラガー目当てで選んだ作品だが
男性陣のなんと粒ぞろいなこと!(笑)

主人公ライアン役のベンジャミン・マッケンジー君のカワイイこと!
中年になった時の顔が想像できてしまうのが難点だが
あの憂いを帯びた表情、はにかんだ笑顔
かっわいいじゃないですかーー!!

サス役のアダム・ブロディも回が進むにつれ
ぐっと大人の表情がでてきて、イイ男になりつつあるし・・・。

渋さでいえばケイレブ役のアラン・デイル
こういう社会的地位のあるトップの役をやらせたら
その貫禄と凄みは上手いな〜・・・。

しかし蛍風一番のお好みは
ルーク役のクリス・カーマック

金髪に青いおめめ、たくましい体に爽やかな笑顔!
これぞ青春スター!って感じですがな。

マリッサの言動にモヤモヤする蛍風だが、
母ジュリー役のメリンダ・クラークの美しさには
毎回クラクラしてしまう。
なんてお美しい人なんだろう・・・。

なんだかんだと悩みやトラブルを抱える登場人物たち。
砂を噛むような苦すぎる青春。
こんなにビターな青春モノでも、妊娠問題はあるんだ。
これは青春モノの定番かな?(笑)

本作品は、主人公の高校生だけでなく親世代の問題も描いている。
それゆえ苦しく苦い人生模様に見えるのだろう。
高校生くらいのうちは、明るくハジケて欲しいと思うのだが・・ね。

メリンダ・クラークの美しさと男性陣が魅力的なことが見所だった作品。
←『タイムボカン 名曲の夕べ』、最近これを聴きながら掃除しています(笑)

復活した『ヤッターマン』の主題歌には驚いた・・・。
世良正則と野村のヨッチャン・・・。
まぁ、世代的には分かる・・・。
しかし主題歌として、あのアレンジは如何なものか?

ボカニストとしては、山本正之が唄っていないことにショックを受けた。

ボカンはサンアクと山本師匠の歌声が基本なのだ。

過去にもボカンシリーズで山本師匠が歌っていないものもあるが、
大々的に復活!と宣伝していたくらいだから、当然歌っているのもだと・・・。

あのアレンジではボカニストとしては納得できないし、
子供たちが聞いて夢中になれるのだろうか・・・?
あれは、ボーナストラックや特典として収録されていたら
それはそれでサイコーだと思えるのだが。

ならばせめてエンディングだけでも山本師匠に任せれば良かったのに。
ああいうしっとりとした雰囲気の
『ミレンジョ・ララバイ』だって過去にあるんだしさ・・・。

キャラについては、サンアクは申し分なし。
ドロンジョの露出度が控えめになったくらいかしらん。
ま、時代の流れですな。

ガンちゃんはちょっぴり弱虫系に変更したらしいが、
あれは・・弱虫なのか?
なんだかやる気のない冷めた男の子って感じがしたケド。

あれでは『タイムボカン 王道復古』で描かれていた
アイちゃんと結婚したガンちゃんが
アイちゃんのプリンプリンしたお尻にでれ〜っとなる姿に
繋がらないなぁ・・・。

今回改めて感じたことはヤッターワンのデザインの良さ。
ああ、こんなに可愛かったんだ。
おもちゃにしてもパッと目をひくデザインと色だね。

画も当然、当時と比べてキレイになった。
ボヤッキーのつくるメカの操作ボタン、ちょっと増えた?
ドロンジョの席に3つしかなかったのに、
隣の席に更に3つできた?(笑)

ストーリーは毎回楽しめる。
大食いやらバカデミー賞とか北の国からだとか、
気になるネタをよくぞ拾ってくるものだな〜と感心してしまう。

だからこそ山本師匠の復活を望む。
世良さんとヨッちゃんのはエンディングでもいいからさ〜・・・。
2007年・日
監督/曽利 文彦
VC/黒木 メイサ

======================
日本のテクノロジーは大きく発展するが
それを危険視した国連は規制しようとする。
それに反発した日本は2067年に完全に鎖国してしまう。
その10年後、ベールに包まれた日本に
米国SWORD隊員・ベクシルが潜入し・・・
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バイオテクノロジーとロボット技術の発展で世界をリードする日本。
しかし国連によりその技術に厳格な規制がかけられ、
日本は国連を脱退、完全なる鎖国を行うのだった・・・。

日本の様子は衛星でもレーダーでもまったく確認できず
しかしなお、ロボット技術は世界に君臨していた・・・。

ほぉ〜・・・
なんだか面白そうな設定ですな。

・・・と思ったけど。

あ〜、主人公が米国人ってとこからしてなんだか嫌な予感がしたんだ。

日本の作品ではロボットは友達や正義の味方だったりするが
外国の作品では、逆に人間に反旗を翻す悪い存在に描かれることが多い。

本作品も、ロボット産業とバイオテクノロジーを否定するかのような感じだし
日本よりも海外を意識した作品なのかしらん・・・。

優れた技術により完全なる鎖国を実現した日本。
食料はどうするのかしら?と思ったら
あ〜・・ああいう状態ならそれは問題ないことなのね。

東京の人々の暮らしが戦後から昭和40年代位の感じ。
「人間らしく生きる」で、あの時代のような描き方は少々うんざりだ。
ノスタルジックすぎて、現代社会を否定されているような感じだなぁ。

映像は素晴らしい
個人的にはフル3DCGはあまり好きではない。
(キャラは2D、背景は3Dってのが一番好きなんだけど・・・)
それでもキャラたちの微妙な動きは素敵だと思えた。
ハリウッド映画のような描写と、アニメ特有のカットが
上手く演出されていたように思われる。

ボイスキャストの黒木メイサ谷原章介も違和感がなかったが
やはり大塚明夫櫻井孝宏など、
馴染みの声が聞こえると安心感がある。

想像していたのとは全く違うストーリーで
なんだかなぁ・・としょぼくれた気分になってしまう。
キサラギのキャラがもっと濃ければ、
また違ったものになったかもしれない。
しかしながら映像は素晴らしく、
描写・構図などこれからの実写に影響を与えるかもしれない。

作品としては分かりやすく面白い結末なのかもしれないが
ロボットはお友達の日本人にすれば、やるせないストーリー。
観終わって、まったくスッキリしなかった作品。
2006年・米
監督/ベティ・トーマス
出演/ブリタニー・スノウ
   ジェシー・メトカーフ

======================
母親の失恋のせいで転校ばかりのケイト。
しかしごくごく平凡でとりえもない彼女は
透明人間のような存在。
親しい友達もできず、転校していっても気づいてもらえない。
そんな彼女だが今度の転校先では、
三つまたをかけた男にリベンジする計画に参加することに・・・
=================================

バスケ部のスターで学校一モテる男ジョン・タッカー。
彼は違うタイプの女の子3人と同時に付き合っていた。
それを知った彼女達は、ジョンに復讐するために協力し
転校生ケイトを彼好みに仕立て上げるのだった・・・。

モテモテ君のジョン・タッカー役がジェシー・メトカーフ
『デスパレード〜』の彼ね。
個人的にはジョンの弟スコット役のペン・バッジェリー君のほうが
かわいい〜と思うケド(笑)

ジョンは三つまたがバレないように、グループの違う女の子たちと付き合う。
放送部で知的なキャリー。演じるのはアリエル・ケベル
チアリーダーのヘザー。演じるのはアシャンティ
菜食主義で動物愛護家のベス。演じるのはソフィア・ブッシュ

ブリタニー・スノウ演じる地味な転校生ケイトが
3人の作戦のおかげで、どんどんキレイになり学校の人気者となる。
当然ジョンもケイトに猛アタック!

ジョンを懲らしめるためにTバックはかせて恥をかかせても
女性ホルモン剤飲ませて、女々しくさせて恥をかかせても
結局ジョンの人気は高まるばかり・・・。
それが納得できるのはネトカーフ君の魅力によるところが大きいだろう。

男を懲らしめるコメディかと思いきや、
女の子の友情を描いた楽しい青春ガールズものって感じ。


この年頃の女の子って楽しいね
女の子の友情っていいね

楽しい気分になったガールズ・ムービー。
2007年・米
監督/クリス・ミラー
VC/濱田 雅功

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ハロルド国王が病に倒れ、
次期国王の座をおしつけられそうになったシュレックは
もう1人の王位継承権を持つアーサーを探しにいくが
その間にチャーミング王子が悪役達とともに王国に攻め入り・・・
=================================

シリーズ3作目。
かなり期待していた作品。

ん〜・・でも3作目になると
スパイスのきいたヒネリが薄くなり
以前よりもファミリー向けになった
のかなぁ。
シュレックがパパになるって設定からして
ちょっと心配はしてたんだけど。

まぁそれでも幽閉されたお姫様たちのシーンは面白かったけど
逆に純粋な心を持つお子様のいる家庭ではどう思われたのかしらん?
あ、そういう親御さんは、そもそもシュレックなんか観せないのかな?

このシリーズはあと2作は作ることが決定しているらしいが
シュレックの子供たちの話になるのかなぁ・・・。
その時、前作までが持っていた毒のあるユーモアがどこまで描かれるのか。
こども達がハチャメチャいたずらして終わりって不安もあるなぁ・・・。
2007年・仏
監督/ジェラール・クラヴジック
出演/サミー・ナセリ
   フレデリック・ディーファンタル

======================
ベルギーの怪物と恐れられた凶悪犯が
マルセイユ警察に移送されてくるが、
まんまと逃がしてしまったエミリアン達。
犯人を追ってモナコに向かい・・・
=================================

ドジな警察官・エミリアン
華麗なドラテクでぶっちぎりのスピードで走るタクシードライバー・ダニエル。
この2人のかけあいと、爆走シーンがウリだったはずのこのシリーズ。

なんだか今回は完全にコメディに路線変更したみたい。
エミリアン&ダニエルじゃなくてなくて、ジベール署長が主役みたい(笑)
『ピンクパンサー』がクルーゾー警部モノになったのと似ている。
今後このシリーズはこうなっていこうとしているのかな・・・?

逃がしちゃった犯人を捕まえにいくってだけのストーリー。
ドキドキハラハラよりも、署長はじめマルセイユ警察の面々のワハハトホホがメイン。
こういうコメディは好きだけど、1作目に受けた衝撃と爽快感は見当たらない。

日本語吹き替えば2種類収録。
劇場版のオリエンタルラジオ達芸能人と声優版。
もちろん声優版のほうが安心して作品に集中で楽しめる。

しかし意外だったのが高田純次!
ジベール署長の奇声やおトボケシーンはピッタリだ。
ジベール署長演じるベルナール・ファルシーの顔が
だんだん高田純次に見えてくる(笑)
高田純次をキャスティングした人はスゴイな〜・・・。

今までのようなカーアクションはほとんどなし。
ジベール署長をはじめマルセイユ警察のゆる〜い面々の爆笑コメディ。

『TAXi』シリーズとしてはその点どうなのかが疑問だが
コメディだと割り切ってみれば笑って楽しめる作品。
毎週この『朱蒙』を観ているのですが
今回の36話から主役・朱蒙の声が代わってビックリ!
今までは確か
『エル・ガザド』のL.A役宮野真守だったよね?
今回はディランの小杉十郎太だった!

小杉十郎太氏は確かに上手い!渋い!
・・・だけど、ヘナチョコ朱蒙から一人前の男になる過程を
宮野氏のちょっと甘えた拗ねたような若々しい声で
聴きなれていただけに戸惑いを隠せない。

年が明けたら声が代わってビックリだ・・・。
行方不明だったのが発見されて、声が代わってビックリだ・・・。
宮野氏に何かあったのかと思ったよ・・・。


役者が同じなんだから、吹き替えもずっと同じで良かったんじゃないの?
余談だがクムワ王役のチョン・グァンリョルは素敵だな〜

変わったといえば『みなみけ』。
『みなみけ』と『みなみけ おかわり』は
違う製作会社が担当するって放送前から知っていたけど
いざ変わると、戸惑うなぁ・・・。
もともとは『みなみけ』『〜おかわり』の画を見たときは
『〜おかわり』の方が好みだったけど
『みなみけ』が見慣れた目には『〜おかわり』は違和感を感じた。
いろんな事情があるんだろうけど・・さ。
そのうち小杉朱蒙も『〜おかわり』も見慣れてくると思うけど、ね。
2006年・英
監督/エドワード・バザルゲット
出演/アレクサンダー・シディング
   ベン・クロス

======================
ローマを倒すと誓ったカタルゴのハンニバル・バルカ。
彼は象と5万の兵士を引き連れ、雪のアルプスを越え
ローマ軍にせまるのだった・・・
=================================

これは去年観た作品。
早く感想を書かなきゃと思いながら、自分の中でうまく消化できなくて
なかなか書けなかった作品。

というのも、この時代のことは全然知識がなく
単に「象をつれて冬のアルプス超え」が興味をひいただけで選らんだ作品だった。
そういう訳で、時代背景が良く分からず、登場人物の名前もスキピオとか
馴染みのないカタカナ名前ですんなりと頭に入ってこなかった(笑)
役者の顔と役名が頭の中でごちゃごちゃになって・・・。

す、すきぴお?
とら・・とらめねしす?とらしめねす?
うぅっ・・・と悶々としているうちにBSのどこか(NHKだったかな?)で
ハンニバルのアルプス越えのドキュドラマが放送されていた。
その解説で少しは理解できた。
(私が観たのはアルプス越えの部分だけだったけど)

そうしているうちにTBSかどこかの新春番組でローマのことをやっていて
BBC協力の名のもと、ハンニバルの部分は
この本作品『ガーディアン ハンニバル戦記』が使われていた。
それを観てようやくなんとなく分かったような気になった(笑)

本作品ではハンニバルは活躍を妬んだ政治家(?)によって
思うように援軍を得られなかった・・悲運の天才戦術家って感じ。

BSの方では、戦術家としてはもちろんのこと
冬のアルプスを象と兵士を率いたハンニバルの統率力にローマは驚いた、
と解説してたっけ。

TBSのほうではハンニバルがとった戦術を図で解説してくれたので
やっとその陣形がスゴイってことが分かった。
これは現在でも軍で勉強するほどスゴイ戦術だったんだ〜・・・。

ハンニバルは勝ち方は知っていても勝利の使い方を知らなかった。
彼に政治のかけひきが出来たら歴史はどうなっていただろう?
あるいは、カルタゴの政治家がハンニバルを妬まず
彼を完全にバックアップしていたらどうなっていただろう?

本作品『ガーディアン ハンニバル戦記』だけではピンとこない作品だったが
BS、TBSと観て、ハンニバルという天才に興味が持てた。

因みにアルプス超えのシーンはBSの方が良かったな・・・。
TBSは蛙男商会のアニメがサイコ〜だった!(笑)
2006年・米
監督/マーク・ネヴェルダイン
   ブライアン・テイラー
出演/ジェイソン・ステイサム

======================
フリーの殺し屋シェブ・チェリオスは
宿敵ヴェローナに毒を注射されてしまう。
毒の進行を遅らせるためには
アドレナリンを出し続けなければならず・・・
================================

派手なアクションとかる〜いノリ
面白ければいいじゃん!やり過ぎちゃってもいいじゃん!

そんな作品。

解毒剤を手に入れるまでアドレナリンを出すために
ひたすら走りまわったり、コカインやったり。
挙句の果てにはワッフル焼き器で手を焼いたり
心臓蘇生のAED使ったり。
人工アドレナリンのエピネフリンを摂取するために
わずかに含まれている鼻炎スプレーを鼻にしゅぽしゅぽしたり(笑)

とにかく93分ドタバタアクション。
シェブ役がジェイソン・ステイサム
渋いお顔の彼だからこそ、アドレナリンを出すために
必死になればなるほど笑えくる。

お尻丸出しで頑張るステイサムさん。
アクションを突きつめた笑い
ノリと笑いとアクションだけの93分。
観ているこちとらもアドレナリン出して笑ってしまう。

芸術性とかドラマ性とか求めるヒトには決しておすすめできないが
何も考えず、ひたすらバカやって笑いたい気分には丁度良い。

「難しいこと考えずノリで笑っちゃえ〜」な作品。
去年はなかなか日記が更新できなかった。
年々その傾向が顕著に・・・。
今年こそは、できるだけこまめに更新しようと思う・・・。

去年はとても良い年だった。
相方からスイートテン貰った!
・・11年目の記念日を少々過ぎてしまったが、
それでも貰った!
「急がなくてもいいから、10周年のうちに下さいね」と
猶予を与え、気長に待っていたのが良かったみたい。

50万位の貰えればいいな〜と思っていたが、
150万のダイヤを貰った〜!
以前にもここに書いたが、スイートテンは結婚前からの約束。
結婚してから給料天引きでスイートテン用の貯金をしていてくれた。
このお金、使いたい時もあっただろうに、
スイートテン用だからと手をつけずに貯め続けていた相方。

結婚前の約束を守ってくれたことが嬉しかった
こんな私に150万も出してくれたことが嬉しかった

でも一番嬉しかったのは
「いつもありがとう」の言葉
嬉しくてわんわん泣いちゃいました。
でも何の事だろう?普段たいした事してないのに・・・(笑)

ダイヤはエンゲージリングと同じくティファニー。
「どんな感じか見たいから」と店員さんにつけさせて
自分はコーヒー飲みながら「う〜ん、次!」とセレブ気分を味わったそうです。
そ〜いうことは500万位出さないと・・・(笑)

「結婚10周年でこんなの貰えるなんて!次の記念日にはどんなの貰えるの?」
思わず尋ねてしまった私。
「えっ・・うっ・・」と動揺した相方。
・・・次のこと考えてなかったな(笑)

今年もお互いに思いやりを持ってのんびりゆったり暮らしていこう。
また1年、2人の歴史を刻もう。今年もよろしくね。
2007年・日
監督/FROGMAN
VC/FROGMAN

======================
みんなが平和に暮らせるようにという願いを持ち
世界征服を企む悪の秘密結社・鷹の爪団。
家賃を払えず夜逃げするがひょんなことから宇宙へ。
そこでフェンダーミラーの悪事に気づき・・・
=================================

監督、脚本、VCまでもがFROGMANがほぼひとりでこなしている。

深夜TVで放映されていた時は
初めの2話くらいまでは、
チープな映像と独特の間に「なんだかな〜」と思っていたのだが
回を重ねる事に、その独特の間とステキなギャグにトリコになった(笑)

思えば、深夜という時間にぴったりの作品だった。
街が寝静まった深夜にイヒヒ〜ッと笑っていたものだ(笑)

本作品、劇場版はTVシリーズの終わりフェンダーミラーの戦いから始まる。
なんとか勝ったものの、家賃が払えず夜逃げするが
レオナルド博士が作った夜逃げマシーンはただのトラックではなく、
宇宙へと飛び出してしまう。
そこで宿敵フェンダーミラーのとんでもない悪事に気づき、
鷹の爪団と追ってきた大家さん、
そして自己チューな正義の味方デラックスライターとともに立ち向かう。

TV版を観ていることが前提の作品。
観ていないと個々のキャラのつながりやギャグがわからないだろう。

個人的にデラックスファイターの妻・デラックスヨメがでていないのが残念だが
その分大家さんと粗大ゴミからつくられたロボット・ソダイが大活躍(笑)

画面の横に制作費の棒グラフ・バジェットゲージが表示され
CGを使った画面で予算が激減するのが分かる心憎い気配り(笑)


TV放映時、後半にやっていたように『古墳ギャルのコフィー』も同時収録。
桶狭間先生がどうして落ち武者になったかの謎が明かされる(笑)

大・大・大満足の作品!
TV版観ていないと面白さが分からないだろうな・・・
今から劇場版第二段が楽しみだな〜
「た〜か〜の〜つ〜め〜」(笑)
2003年・イスラエル
監督/ラアナン・アレクサンドロヴィッチ
出演/シアボンガ・シブ

======================
アフリカの小さな村に住むジェイムズは
村を代表して聖地エルサレムに巡礼の旅にやってくるが
不法労働目的と誤解され留置所に。
釈放してくれたのは労働者を斡旋する男シミだった・・・。
=================================

純粋で敬虔なクリスチャンのジェイムズ。
村を代表して聖地エルサレムへの巡礼するためイスラエルに入国するが
不法労働目的と勘違いされ留置所に。
聖地エルサレムを訪れるために着た正装が逆にあやしい格好と思われたのだ。
いや、それ以前にアフリカからの入国者は不法労働目的という先入観があったようだ。

ワケも分からず拘留され、誰もジェイムズの話に耳を傾けるものはいない。

留置所から釈放してくれたのは、外国人労働者を斡旋するシミだった。
シミが払ってくれた身に覚えのない保釈金の借金のため
ジェイムズは彼のもとで仕事をすることになる。
これも神の試練の一つだと・・・。

誠実で思いやりにあふれた青年ジェイムズが
カネがすべての世界に放り込まれる。


フライヤ・・他人に利用され吸い取られる存在
「フライヤになるな」とシミの父親から助言されたジェイムズは
金儲けの仕組みを理解し、次第に拝金主義へと染まっていく・・・。

正直で純粋なジェイムズが、次第に拝金主義へとまみれていく。
嘘をつき、人を出し抜き、当初の目的地エルサレムのことも
「エルサレムは逃げないさ」と、金儲けにいそしむようになる。

道徳と金儲け
ジェイムズが間違いに気づいた時、
思いがけないかたちでエルサレムの地の立つことになる。
これは神の試練だったのか?導きだったのか?

イスラエル映画って珍しい気がする。
地味だけど、道徳に訴える良質な作品。

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