う~ん・・・
言葉がでない。
熱狂的なファンというわけじゃなかったけど
80年代まさにマイケルはスーパースターで
我が青春もとうとう終わってしまったか・・という感じです。
私よりも上の世代が、プレスリーが亡くなった時も
同じような喪失感を味わったのかなぁ・・・。

マイケルは50歳だったのか。
享年50歳という報道には違和感を覚える。
マイケルには年齢なんて意味がないように感じる。
年齢とかそういう現実からかなり超越したところにいる存在のようだから。

マイケルといえばスリラーのPV。
マイケル・・というよりジョン・ランディス&リック・ベイカーに
心躍らせた当時の蛍風です。
当時から嗜好はあまり変わらないのね(笑)

それから東京ドームでのコンサートの時
チケットが入手困難というにも関わらず
TV局のお偉いさんのコが「アリーナ席2つならなんとかなる」

世の中ってそういうものなのか~とぼんやり思った蛍風でした。

結局マイケルではなく、映画のチケットの方を貰ったケド。
「フツーこういう場合は映画じゃなくてマイケルだろ~」と言われた。
しかもかなりB級だった気がする。
当時の私はマイケルよりもB級映画の方が優先度が高かったのだ。
まぁ・・今も同じようなもんだけど(笑)

マイケル・ジャクソン。
POPの王様と評される。
しかし、個人的には王様というより
マイケル・ジャクソンという世界の王子様といった感じだ。
今、一つの時代が終わりを告げました。
2006年・米
監督/マイク・ジャッジ
出演/ルーク・ウィルソン
   ダックス・シェパード

======================
ごくごく平均的な男ジョーは
軍の極秘研究で1年間の冬眠プログラムの被験者に選ばれる。
ジョーが目覚めると、なんと500年もの時が過ぎていて
アメリカはバカばっかりになり、
ジョーは天才ともてはやされることに・・・
=================================

1年間の冬眠実験のはずが、ごたごたの中忘れ去れたジョー。
500年後に目覚めた彼が目にしたのは
ゴミの山とレベルが低下した人々だった・・・。

知的な人間は妊娠出産を計画的に考えすぎるあまり時期を逃し絶滅。
一方、あまり考えず、その場の勢いでヤッちゃう人々は
その生殖能力で次々子供を生み、子孫が増えていく。
かくしてアメリカは下半身優先のバカ国家となってしまった。

ゴミはそのまま放置

スペルは誤字のままどんどん変化

スター・バックスはスタア・バックスという風俗店に。

水はトイレのみで、人々が水代わりに飲むのはゲータレード

みんなが好きなゲータレードは作物も好き、という理由で
作物にも水代わりにゲータレード

映画はストーリーもなく、延々と男の尻が映るだけ。
でもそれが大人気


いろいろと風刺がきいていて面白い。
閣僚が首からぶらさげているでっかいメダル。
ラッパーとかがつけているものの巨大版(笑)
やっぱりアメリカでラッパーは、バカにされているのね。

ゲータレードの電解質についての会話のやりとりは、かなり笑える。
電解質はなんだか分からないけど、言葉は知っているから使いたい未来人。
故にまったくかみ合わないジョーとの会話(笑)

常識を知らない傍若無人な若者をみると、
おいおい、日本の将来は大丈夫か?と心配になることがあるが
それはアメリカも同じことなのね。

でもまぁ、「今の若いモンは・・」って嘆きはいつの時代もあるものだし、
みんな成長して「大人」になり歴史は続いてきたのだから
首をかしげるような今の若いモンも変わるのだろう。
心配することはない。

・・・でも、実は10年単位じゃ気づかない程度に
徐々にレベルが下がっているのか?

未来は必ずしも進化しているものとは限らない。
勉強しろよ、本を読めよ、考えろよ。
親世代の心配をネタにギャハハと笑ってしまう作品。

ちなみに原題は IDIOCRACY
26世紀~という邦題は『20世紀少年』にひっかけたものだが、
その時の旬を意識したなかなか良いネーミングだと思う。
こういうのって回転するのよね~。
『20世紀少年』が話題になってなかったらなんてつけたんだろ?
「バカ国家」かしら?
普通のコメディっぽいタイトルつけても、
一部のファンぐらいにしか回転しないだろうな。

レンタル店にとっては小粒な作品ほど、邦題が重要になってくるんだよな~。

2008年・日
監督/堤 幸彦
出演/唐沢 寿明
   豊川 悦司

======================
ロックスターになる夢をあきらめ実家のコンビニで働くケンヂ。
そんなケンヂの周りで、何かが起こり始めていた。
それは幼い頃ケンヂが書いた「よげんの書」に酷似していて・・・
=================================

原作は浦沢直樹のコミック。

原作は読んでいたし、3部作になるということで
全部リリースされてから観ようかと思っていたんだけど・・・。
原作読んでいない相方がどうしても観たくて選んできた作品。

これだけじゃ「ともだち」の正体分からないんだよ?
「ともだち」の正体教えてあげよっか?(笑)

なんてからかいながら観てたけど・・・。

原作読んだけど、細かいことっていうか大まかな事しか覚えていない(笑)
そんな訳で、思い出しながら観るには丁度良い展開のスピード。
原作とちょっと違うような点もあったけど、キャストがイメージどおりで驚いた。

結構長いなと思いながらも飽きずに一気に観られたのは
原作が良いからかな?
脚本が良いのかな?
監督が良いのかな?
多分全部が良くできているのだろう。

面白かった・・・ケド、2作目観るまでには
また忘れちゃうんだろうな(笑)
昔の映画みたいにインターミッションいれて全部やっちゃえばいいのに。
でもそれをすると、劇場では一日2回くらいしが上映できないだろうね(笑)

相方は満足していたみたい。
だけど私が観たいってのは『26世紀青年』だよっ!(笑)
うっ・・・!

『燃えよ!カンフー』の感想を書かなきゃな~と思いながら
そのままになっていて・・・。

『テネイシャスD 運命のピックを探せ』とか
もうホントに思い出せないくらい数々の作品で
『燃えよ~』のパロディシーンがあって、
アメリカではキホンの作品なんだなと、いつも納得させられて・・・。

今年に入ってからも『カンフー・キングダム』がリリースされて
「相変わらず同じようなことやってるな~、ステキだぜキャラダイン!」
なんてウキウキしてたのに・・・。

ああ~、もうガックリきてしまいました・・・。



2005年・米/メキシコ/コロンビア
監督/フリオ・ヒメネス
出演/アンドレス・ガルシア
   ロレーナ・ロハス

====================
年老いた大富豪が若妻を迎えるも、新婚早々に死亡。
ところがその魂は若くてセクシーな男の肉体にのり移り、
財産目当てだった若妻たちの陰謀を暴き、復讐を果たす・・
==============================

こういうストーリーでTVドラマ。
ミステリー・ロマンスそしてセクシーてんこもり(笑)
こういう題材ならドッロドロのホラーで映画にしても面白いと思うのだが
そこはホレ、やはりラテ~ンドラマだからセクシーミステリーが核なのね(笑)

BSジャパンで放送されていて
毎週録画していて、ある程度たまったら一気に観ようと思ってたら
もう終わっちゃったのねん・・・。
本来は143話もあって、DVDではそれを12話にまとめたっていうから
勝手に「放送は全話やる」と勘違いして、楽しみにしていたんだケド。



大富豪ペドロ・ホセ・ドノソ役のアンドレアス・ガルシア
今でも充分に男前。
若い頃はさぞかし・・と想像してしまう。

そして、のり移られる若い男サルヴァドール・セリンサ役がマリオ・シマロ

学はないが、働き者の若い農夫サルバドールの肉体に
ペドロの知識と経験が宿った時、 老いも若きも女性はメロメロ
胸をはだけたサルヴァドールが振り向くだけで、
あ~んと身もだえしてしまうのだ(笑)

蛍風はラテ~ンなルックスはあまり好みではないのだが
毎回画面でサルヴァドールにメロメロになるシーンをみせられると
なんだかドキドキしてしまう(笑)

ストーリーは確かに面白い!
若妻イザベルのファッションもステキだ!


しかし134話を12話に編集しているため、
あんた誰?いつそういう事になったの?と不明な部分もある。
ま、そういう事はラテンでは 細かいことなんでしょうが(笑)
それに134話もあったら、グダグダの部分も多いんだろうな・・・(笑)

放送では字幕だったけど、DVDでは吹き替えが収録されているとか・・。
しかいサルヴァドール役が小山力也
あ~、これぴったりじゃないの!

字幕ではあやふやですっとばした事も、吹き替えでは語ってくれてるのかなぁ?

同じくBSジャパンで放送中の『ビクトリア』も最終シーズンに突入。
こちらも怒涛の展開で、ハラハラしたりツッコミいれたり毎週楽しい。
これがラテンドラマの楽しいところなんだな・・・。

平日NHKで「にっぽん木造駅舎の旅」という
5分間のミニ番組が放送されている。
この番組はテツでもない蛍風も、面白いと感じて毎回観ている。
(早朝の再放送を録画して、だけど)
なんてったって5分っていう時間がちょうどいいよね~!

今は無人となった駅でも、
国鉄OBや地元の人々が手入れや清掃をしていて
古めかしい駅舎に、あったかい雰囲気がマッチング!
人々の愛情が感じられる駅舎にステキだな~と見惚れてしまう。

番組は南から紹介されていて、九州の車体がカラフルなのが印象的だった。
相方にそれを言うと
そそ、JR九州の電車は面白いんだよ!
カラーリングが凝っていて、センスが良いんだよ!


あ~・・そうなんだ。目をキラキラさせるほど面白いことなんだ・・(笑)

蛍風が印象的だったのは「嘉例川」駅。
「どんな風だったか忘れたけど、ステキに思ったことだけは覚えてるよ」
基本的に興味のない事はスルーなんで(笑)

じゃ、ウチにある本で確認しなさい

で、渡された本がこれ。
廃線跡や時刻表、車体だけでなく、駅舎も好きだったのか・・・(笑)
2007年・仏/独/ベルギー/伊/南アフリカ
監督/ビレ・アウグスト
出演/ジョセフ・ファインズ
   デニス・ヘイスバート

======================
1968年アパルトヘイト政策真っ只中の南アフリカ。
コーサ語が話せるジェームズ・グレゴリーは
反政府運動の首謀者ネルソン・マンデラの看守に命じられる。
多くの白人同様に、黒人を見下していたグレゴリーだが、
マンデラに接するうちに「白人の常識」に疑問を持つようになる・・・
=================================

マンデラさんを描いた作品って初めてのような気が・・・。
ああ、もう「歴史」なのね。デクラークさんも。

アパルトヘイト、人種隔離政策。
当時、遠くの南アフリカのことはよく分からないし
経済力のある日本人は「名誉白人」とされ、差別されていなかったので
まあ、よその国のことだから・・ぐらいにしか思っていなかった。

「名誉白人」
今改めて考えるとなんと上から目線の称号だろう・・。
白人至上主義ぷんぷんの称号。
でも、子供だったからそのまま素直に
差別されなくて良かったとしか思っていなかった。
アパルトヘイトの名の下にどのような事が行われ、
マンデラさんたちがどのようなことを訴えていたのかも知らずに・・・。

ジョセフ・ファインズ演じるグレゴリーも
政府の言うがままにマンデラ達を社会を脅かす危険な共産主義者と考えていた
グレゴリーの妻グロリアにいたっては黒人はテロリストと断言する。
刑務所に入っている白人は囚人で、黒人はテロリストって・・・。

白人のものを奪う凶悪なテロリストが黒人

ぎょっとしたけど、政府を疑わず、素直に信じていたなら
そういう考えに疑問を持つ白人などほとんどいなかったであろう。
第一、自分たちが上だという意識があるのだから。

ダイアン・クルーガー演じるグレゴリーの妻グロリア
彼女の言動は白人社会で暮らす人々が当然信じて疑わないものであったのだろう。

時が流れ国際批判が高まるにつれマンデラの処遇も変化する。
初めは暗い独房だったのが、仲間との相部屋になり
最後は家具付の部屋で囚人というより軟禁状態にまでグレードアップ。

マンデラさんを演じるのは『24-TWENTY FOUR-』シリーズの
デニス・ヘイスバートさん。
マンデラさんに似てる・・かな?
似てるのかもね・・。
しかし、「実在の人物」モノのお約束どおり、
「似てるけど本人よりも二枚目」の伝統は健在。
最近では「誠実な黒人」というとヘイスバートさんに役が回ってくるのかな?
一昔前だったらデンゼル・ワシントンなんかがキャスティングされてたかも。


マンデラさんの投獄生活の内情を今まで知らなかった
アパルトヘイト政策で何が行われ、何が隠されていたのか知らなかった
当時の白人がどのように黒人を思っていたのか知らなかった


そういう意味では興味深く、
グレゴリーの心の変化に同調しながら観るヒューマンドラマとしても、
胸に深いものが満ちてきた作品。

面白かったデス。
普段スポーツ中継は観ない。
1時間も2時間もどうなるのか分からない試合を
ずっと見ていられない。
要するに、集中力が持続しない、こらえ性がないんですな(笑)
「ラグビー」と「相撲」だけはちゃんと最初から最後まで見られるんだけどナ・・。

で、先日TVつけたらサッカーやっていた。日本VSチリ。

「にっちりかぁ~」と思いながらチャンネルを変えると野球やっていた。


「ソ」「巨」
「ソ連と巨人かぁ~」

・・・ソ連も野球やるんだ
・・・?!
ち、違う!ソ連じゃない!そもそもソ連なんてもうないし。
じゃどこ?ソ・・ソ・・

ソフトバンクホークスとたどり着くのに数分かかりました。
ホークスといえば南海しか頭になくって・・・(笑)

う~む、かなり時代から取り残されてしまっているなぁ。



風を感じたいらしい
最近、窓辺で風にふかれるのが好きみたい。

あ、ワンコが呼びに来た・・・。
続きはまた後で・・・。

:::再開:::

呼ばれてリビングに行ったら
ワンコは窓と私の顔をしきりに交互に見る。

ん?何か教えたいの?

窓を見たら、網戸に小さな虫が止まってた。

虫を追い払ったら、やれやれという感じで再び風にふかれはじめたワンコ。

誰か来たよ~と教えに来たのか?
視界の邪魔だから取って~と嘆願にきたのか?
う~む・・・。


1988年・中
出演/陳道明

======================
清朝末期、未だ強大な権力を持つ西太后が次の皇帝に選んだのは
まだ3歳にも満たない溥儀だった・・・
================================

これもかなり前に観た作品なので、細かいところは覚えていない。
あ~ん、もうっ!

溥儀の話はジョン・ローンが演じた『ラストエンペラー』で
だいたいのことは把握していたので分かりやすかったが
やっぱり漢字の多い字幕はキツイ!
しかも普段使わない漢字が多いし・・・

溥儀役は子供・少年・青年・晩年を4人が演じる。
もともと晩年時代を演じる朱旭が目当てで選んだ作品。
やっぱり朱旭さん、上手かった!

しかしそれ以上に青年時代を演じた陳道明の上手いこと!
ストーリー上メインの時代を演じる役者さんなので、
当然上手い人をつれてきたのだろうが、この人のことは知らなかったなぁ。

それから子供時代を演じた子も可愛かった~~!

幼い溥儀が初めて西太后に会うシーンが印象的。
西太后を怖がって泣いてしまう。
ムッとする西太后(笑)

中国三大悪女の1人だからか、とも連想させるが
子供ってもともと普段見慣れない古いものや老人を怖がる傾向があるよね。
なんか子供らしいなって笑ってしまった。

日本人役もでてくるが、役者本人の台詞の上に日本語の台詞が重なる
ボイスオーバー形式。
日本人の台詞は日本語で、という製作側の意気込みは伝わってくるが、
これ、声あってないですよー!
画面に映る役者より、声がかなり若いですよー。
綺麗な発音の台詞だけど、キレイすぎますよー!
感情がこもってなくて、もろアナウンサーのニュース読みですよー!(笑)

時代の荒波の中で 多くを与えられたり、全てを奪われたり。
やりたい放題だったり、抑圧されたり。

基本すべてが人任せ。
周囲の思惑でてっぺんからどん底までまさに激動の人生。
そういう意味では気の毒な人だったんだなぁ・・・。
実父の醇親王が代わりに即位していたら、
溥儀の人生も少しは変わっていたのかな・・・。
1994年・中
出演/孫彦軍
   唐国強

====================
漢王朝末期、世は乱れ、己が天下を獲らんと
各地で英雄達が立ち上がる・・・
=================================

これは以前に観た作品なので、全何巻か全何話か忘れてしまいまいた(笑)
1巻が2枚組みで6話収録されていて
観終わるのにかなり時間がかかった記憶があります。

吹き替えが収録されておらず、
ただでさえ苦手な字幕で、漢字が多い!とブーブー言いながら観てました(笑)
中国モノは吹き替えつけて欲しいのよねん・・・(笑)
今は吹き替え版やダイジェスト版などいろいろ出てるようですな。


最初のうちは昭和50年代の教育テレビのような室内セットや
貂蝉の’80年代風ケバめのメイクの苦笑させられたが
巻が進むにつれ、次が気になって仕方なくなった!

やはりストーリー自体が面白いんだろうな・・・。

ものすごく長いので登場人物も多い。
・・・多いうえに、途中で役者が変わる!(笑)
役名と顔が一致しないうちに、違う人になってるから混乱する。

役者が変わらなくても孔明役の唐国強さんは
途中でふっくらとしてきて、メイクのせいもあって
似てるけど違う人?なんて勘違いしたりもした。

唐国強さん、スゴイ上手い!

蛍風の場合、三国志のキャラは昔NHKで放送していた人形劇のイメージなので
孔明は色白でほっそりした顔のイメージ。
唐国強さんはそれとはちょっと違い、手なんてガッシリ大きいが
やっぱり賢そうな感じがする。
孔明は涼しげで賢そうな顔じゃないと・・ね。
個人的に某超大作の孔明は、ちょっとしっくりこないのよね(笑)
孫権とバッタンコでも良かったような・・・


ものすごく長くて面白かったけど
孫の諸葛尚の戦死のあたりとか、孔明の死後の話はなくてもいいかなって
ちょっと思ったりもした。

いや、逆にあったからこそ
最終話が終わった後に無常観が漂うのかもしれない。


男たちが命をかけて火花散らすも
時は無常。また新たな英雄がでてくるだけのこと・・・。

話数、登場人物、漢字の多さに苦労したが
それだけに物語の世界にどっぷりとハマって
最終話で一抹の寂しさと世のむなしさを感ずることができたのかもしれない。

スッゲェ面白かったデス。
2007年・独
監督/ダニー・レヴィ
出演/ウルリッヒ・ミューエ

====================
1944年12月25日、劣勢にたたされたナチスを奮起させるべく
ゲッペルスは、きたる1月1日ベルリンで
総統の大演説会を撮影し、国威高揚を計ろうとするが
肝心のヒトラーは心神喪失でスピーチどころではない。
そこでユダヤ人俳優グリュンバウムがスピーチ指導を命じられる・・・
=============================

たっぷりの皮肉をあふれんばかりのユーモアで描いた作品

どんなに忙しくても、決め事を守らねばならぬナチス。
緊急事態なのに挨拶(敬礼?)は欠かさない(笑)

命令を下すにも手続きが必要。
いろんな部署へ書類が回り、沢山の確認印が押されていく(笑)

真面目というか几帳面というか融通がきかないというか・・・。

滑稽に描かれているけど
あ~、日本と同盟国だったのが分かるような気がするなぁ。
アメリカだとトップダウンだし、フランス人もこういうのが嫌いそうだしなぁ(笑)

ささやかな抵抗なのかいたずら心なのか、
型破りなアプローチでヒトラーに指導するグリュンバウム。

流れとはいえ、ヒトラーを殴ってしまったり、犬のまねをさせたり・・・。

隣室で密かに監視している将校たちはハラハラドキドキ。

こんなに巧みなユーモアのある作品をドイツも作るようになったんだ。
しかしラストカットはシニカルでグロな雰囲気にも思えるドイツらしい作品。

面白かったデス。

およっ!

2009年5月14日 つぶやき
およっ!
久しぶりに来たら、えらく変わって・・・。

観た作品を忘れないために始めた日記なのに
書かないうちに忘れてしまったものが・・・(笑)

ええ、これからはできるだけ 書き連ねるように
努力しましょう(笑)

秋林さんやHAYUTAさんなど
以前から楽しく読ませていただいている方々が
更新されていて嬉しかった!刺激をうけた!

よ~し、頑張るぞ、マイペースで・・・(笑)

ウチのワンコ、せっかく洗った毛布の上に・・・
相変わらず、居心地のいいトコロ探すのが上手いなぁ・・・(笑)

美しき青森

2008年9月19日 つぶやき
青森で思ったことは キレイということ。

町も道路も古い駅舎も
掃除が行き届いていてキレイ

きっと1人1人が物を大切にし
自分のもの、公共のもの関わらず
汚さないように使う
使ったらキレイにする
汚れていたらキレイにする

そういう心意気が染み付いているのかも。

新しくもない
ドハデでもない
古い建物だけど
そこに生活する人々の
環境に対する真面目な態度が
物に対する慈しみ、愛着が感じられる

青森、いいですねぇ。
見習わなくっちゃ・・・。

鉄子弁当

2008年9月18日 つぶやき
鉄子弁当
旅行モードから日常にひきもどされる瞬間は
今晩の夕飯はどうしよう?と考える時。

出発前に冷蔵庫はキレイに整理してカラッポ。
留守中預けていたワンコのお迎えにも行かなきゃならない。
外食してたらお迎えの時間に間に合わない!
・・・出前もなぁ。
海産物はたっぷり食べてきたし、
ピザなんて我らの胃にヘビーすぎる。

悶々と考えて駅構内を歩いていると
出発前にゲットできなかった鉄子弁当が・・・!
「旅の終わりは駅弁で」と今まで言ったことも考えたこともない台詞で
相方に提案。

売り子の人が私達が買った後
鉄っちゃん 終了です」と言ってた。

鉄子弁当。正しくは
鉄子の旅プロデュース日本縦断弁当~ぎっしり東海編~
鉄子だから鉄ちゃんって呼んでたんだ・・・よね?
鉄ヲタ(鉄ちゃん)に人気の弁当って意味じゃない・・よね?

「君、鉄ちゃんだと思われたぞ」と相方がニヤニヤしながら言う。
私・・・テツじゃないのに。

で、東海編は前回の「こだわり東日本編」と違って
鶏手羽がドーン目立って第一印象が あ、肉だ
煮物はやっぱり美味しい。
金目鯛も美味しかった。
ご飯は茶飯にウナギと梅干にゴマの2種。

ウナギと梅干って食べ合わせ悪いんじゃ・・と思ったら
付録の漫画に気にしないようにと書いてあった(笑)
まぁ、少量だし問題ないでしょう。

今回のかまぼこも無地。
「鉄」やレアなマークの焼印付は今回もお目にかかれず。

どーんと目立っていた手羽元の甘辛煮は、あまり好みじゃなかった・・・。
でもトータルでみるとおまけの漫画も含めて満足の一品でした(笑)
そーいう意味でしたか(笑)
竜飛海底駅を後にして到着した函館。
あれれ、駅が新しくなってる!
綺麗だけど・・・普通のファッションビルみたいだなぁ。
以前のほうが北海道に到着したーーっって感じだったけどなぁ。

電車内で小さな駅弁を食べたにもかかわらず
せっかく函館にきたのだから・・とお鮨。

食べ終わると相方が
「じゃ、青森に戻るか」

えっ・・・?
確かに竜飛海底駅からは函館行きしかなかったけど。
トンボ帰りですか・・・。

あ、「青森で深く堪能する旅」ってこのことだったのか・・・(笑)
海の底と地面の終わりの場所
今回の旅のメインがこの海底駅見学だったらしい。
「新幹線が開通すれば、見られなくなっちゃうでしょ!」
・・・そうか、そういうことならテツでもない蛍風だって
見たくなっちゃう(笑)

ホームに降り立つと案内のおじさんが。
スタスタとおじさんのところに行く蛍風に対して
その時降り立った他の相方を含め6人は
おじさんには目もくれず、ひたすらホームで写真撮りまくり。

・・・帰りも同じホームなんだから、その時でもいいのに。

「違う!乗ってきた車両だから撮るんだ!」

・・・そっか、そういうもんなんだ(笑)

ホームは人が1人やっと立てるくらいの幅。
周りは薄暗くて、やっぱり普通の駅とは違って
いざという時のためのものなんだな、と改めて実感。

トンネル内は一年を通して一定の温度ということで
半袖ではちと涼しかった。
案内のおじさんが、トンネルの概要や歴史を説明しつつ
ケーブルカーへ向かう。

「私の後をちゃんとついてきてくださいね。
たまに、よっぱらいが変な穴に入っていって大騒ぎになりますから」

あはは~、確かに酔っ払いじゃなくても、
他の通路(穴)に入ってみたくなっちゃうよ!(笑)

途中の日本一深いところにある公衆電話、使ってみたかった~

みんながケーブルカーやトンネル内の写真を撮るのに忙しかったので
ケーブルカーでは一番前に座ることができた。

ホント急な勾配をウィンウィンと進む。
次第に前方の明かりが大きくなる!
一番前に座れて良かった~

相方はでかしたぞ、と写真撮ってたけど。
こういう車窓の風景も撮りたいのかぁ。
だったら途中で他の人と交代してあげたほうが良かったかな?

地上では記念館を見学しようかと思っていたが
案内のおじさんが、竜飛岬を散策する人がいれば一緒に行ってくれるとのこと。
ガイドつきなら詳しいし、それが終わってから記念館を見学すればいいかと
軽い気持ちでついていったら・・・。

岬をぐるっと一回り、1時間30分!
しかも坂道で・・・。
元気でかろやかにヒョイヒョイと山を登るおじさんの後ろから
運動不足の我らがヒーヒーいいながらついていく!
人間、年齢じゃないな。普段の鍛え方だな・・・。

草がぼうぼうの階段らしきところを必死で下っているときに
ふと顔をあげるとそこには大きな海が!

視界をさえぎる物はなにもない。
切り立った崖は、まさに本州の端だと実感させられる見事な風景。
風がすり抜け、額の汗を優しくなでる。

懐かしくも荘厳な風景に、圧倒されていると相方が
「今にも三國連太郎がここから登ってきそうだね」

・・・ん?『飢餓海峡』のことをいってるのかしらん。

途中、階段国道や(体力がないので下りませんせしたが)、
石川さゆりの歌碑など見どころ満載。
特に工事していた時、発破置き場だったトンネルや穴など
おじさんの説明なしでは分からないことがあって
一緒についてきて得した気分!

でもおじさん、あの道の状態は
散策じゃなくて、ハードなハイキングですよっ!(笑)

時間めいっぱい使っての散策(笑)だったので記念館は見学できなかった。
だけど海底駅は見学できなくなっても
記念館はいつでもみれるだろうし、損した気分はなし。
むしろ次にきた時に・・と楽しみが残った。

竜飛岬、またいつか訪れてみたい場所が増えました。

弘前城は

2008年9月13日 つぶやき
桜の季節に行くとこんなにも素晴らしいのか・・・。

やっぱり今回の旅もお城つき。
桜の季節じゃないけど、桜の木の多さに
春はそうとう見事なもんだろうな、と想像できる。
天気が良かった。

空の蒼
木々の緑
橋の赤

すべてが美しい!

天守の中は、他のお城同様、急で狭い階段。
だけどここは、土足でしかも滑り止めがついた階段だった!
これはポイント高い!
スリッパに履き替えて・・ってところが多いけど
あのスリッパだと大きくて登りづらい。
ましてや高所恐怖症の蛍風には下りは恐ろしいのなんのって・・・(笑)

天守の中の展示物は刀が多いなぁという印象。
ああいう場所では絵とか書状とか瓦のかけらが多いけど
ここ弘前城は「こんなところに刀が何本も・・・」と感じた。

弘前城は「丁度いいサイズ」と感じた。
建てた時代のせいか、南部から独立したせいか・・・。


お城好きでもない私のお楽しみ
お城を見ながらソフトクリームは今回もダメ。
お城の敷地内でお城を見ながらソフトクリームなの。
敷地内じゃなきゃダメ!
お城が見えなきゃダメ!
アイスじゃダメなのっ!


上田城、盛岡城と三連続空振りだなぁ~・・・。

弘前城は
手ごろなサイズで、のどかでゆったりとした
景色が素晴らしいお城でした。

青森だった

2008年9月12日 つぶやき
青森だった
今回は青森だった。
「ずっと青森で深~く堪能できるからネ!」

深く堪能って鉄道ですか?
それともお城ですかい?

三沢にいきました。
航空際ってのがやってました。
ブルーインパルスが飛ぶ予定でした。

しかしながらいつもの旅行と同じく雨
ブルーインパルスは滑走路を走っただけでした。
タクシーの運転手さんが
「晴れてればピューッといってゴーーッって飛ぶんだけどね」と
教えてくれました。

ピューッといってゴーーッって・・・
良く分からないケド、雰囲気は分かりました(笑)

お目当ての曲芸飛行が見られなかった相方はポツリと
「三沢は天守閣もないし・・・」

あ・・・
三沢基地は現代のお城っていう位置づけでの旅だったのね(笑)
そりゃ自衛隊の基地に天守閣はついてないでしょう!
あったら見てみたいケド(笑)

そういう訳で当初予定に入っていなかったらしい弘前城にも行くことになったのです。

ああ夏休み

2008年9月12日 つぶやき
ああ夏休み
今年の夏休みは北の方らしい。
相方との旅では、私の楽しみは食事なので駅弁を・・・。

またもや鉄子弁当はゲットできず、
前回美味しかったお弁当の秋バージョンを。
う~ん、美味しかったけど、
春バージョンに比べると感激するほどでは・・・。
残念!

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