2001年・米
監督/ヘンリー・セリック
出演/ブレンダン・フレイザー

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人気アニメーターのステュは事故にあい、
目覚めると自分の作ったキャラクターのモンキーボーンなどが
歌い踊っていた。
そこは人間の悪夢で成り立つ異世界だった・・・
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そうそう、これが蛍風が大好きなブレだよ〜!!!
ハムナプトラのようなヒーロー然としているより
こういうイカレたブレが大好きだ〜!!!
『原始のマン』に匹敵するほどの大好きなブレである。

モンキーボーンがちょっとお下劣だがカワイイ(笑)
マリリン・モンローの真似をするシーンでは
キャーキャー騒いじゃったよ・・・(笑)

ステュが仮の体にする体操選手役の役者はウマイ。
ウーピーも楽しそうに死神役を演じている。
オープニングのアニメはブレに似ていて笑える。
ブレはアニメにするとあんな顔になるのね。

子供向けではなく、ダークな大人のファンタジー的作品。
面白いのに同時期にリリースされた
他の作品と比べてあまりレンタルされない・・・。
こういう作品は観たいを思わないのかなぁ。
蛍風は好きな作品だけにちょっとガッカリ。
2000年・米
監督/ノーラ・エフロン
出演/ジョン・トラボルタ

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お天気キャスターのラスは街の人気者。
しかしサイドビジネスのスノーモービル店が
暖冬のため売上が悪化!
困ったラスはナンバーくじ番組のマスコットガールと
共謀して一攫千金を狙うが
次から次へと問題が起こり・・・
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登場人物全員イカレてる〜(笑)

スノーモービル店の負債を解消すべく
不正をして宝くじを当てたラス。
せっかく大金を当てたものの企みを知った人間から
次から次へと脅され、返済額(?)がどんどん増えていく(笑)

いつも真面目なイメージのビル・プルマンが
しょーもない警官を演じ、
逆にいつもクセのある役をするティム・ロスが
クールな役所を演じている。
この作品のティム・ロスはかっこいいわ〜・・・。

最近おなじみになりつつあるトラボルタの「小悪党」は
観ていて安定感あり。
大悪党ではなく愛すべき小悪党である。

ラストは急いでまとめた感はあるものの
気楽に楽しめる作品。
2000年・米
監督/スティーヴン・フリアーズ
出演/ジョン・キューザック
   イーベン・ヤイレ

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中古レコード店を経営するロブは
恋人にふられ、自分のどこが悪かったのかと考え、
今までの失恋トップ5の彼女達に
自分をふった理由を尋ねてみることに・・・
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予告編が面白かったの観ることに。

しかし肝心の音楽ネタが私には分からず笑えなかった。
ファンなら大笑いできるのかも・・・。

キャサリンやティムなど意外な大物が出演していたのには
ビックリしてしまった。
キャサリン様は相変わらずお美しいし、
ティムも相変わらずデカイ(笑)

音楽ネタがよくわからない蛍風には
予告編が1番面白かったデス。。。
2000年・米
監督/ジャン・ジャック・アノー
出演/ジュード・ロウ

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1942年のスターリングラード。
士気が弱まっているソ連軍だが、
ヴァシリの活躍で一気に盛り帰す。
危機感を感じたドイツ軍はヴァシリ暗殺の指示をだし
狙撃の名手がスターリングラードに送りこまれるが・・・
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良かったよ、面白かったよ〜。

ジュード・ロウの美貌に頼りきった作品かと思いきや
ストーリーがしっかりしている。

ソ連軍では突撃させた歩兵がビビッて逃げ帰ってくると
射殺したという話は知っていたが、
映像でみるとやはり衝撃度は高い。
武器なしで突撃しても死、逃げても死というのは凄惨だ。
ソ連は人があまっていたのかしら・・・?

愛と友情を高らかにキャッチコピーにしている
「パール・ハーバー」なんかより
こちらの作品の方が戦時下における愛と友情と運命の悲惨さが
とてもよく描かれている。

「パール・・」より地味な宣伝展開は、
やはりドイツ軍VSソ連軍のスターリングラード攻防は
アメリカにおいてはパール・・より認知度が低いためか?

『クロコダイルの涙』でもそうだったけど
この作品でもジュードの相手役の女優さんはイマイチ。
ジュード様が惹かれる女性なら、
美女じゃないとなんか納得できないわ(笑)

ストーリーも映像もGODD。
「戦争アクション」モノとして長く愛される作品になりそう。
カウンターに中年女性のお客様が来て、
ひじをカウンターにつきながら
「『カッコーの木の下で』はどこ?」と聞かれた。

カッコーの木の下って作品あったかなぁ・・・。
S級作品にタイトルをひっかけたB級作品に 
そんなのあったかなぁ・・・と必死で考えてたら
「店員のくせにあの有名な作品知らないの?」と言われてしまった。

「誠に申し訳ございませんが、
当店にはカッコーで始まるタイトルの作品は
『カッコーの巣の上で』しかご用意しておりません」と
丁重に申し上げたところ、
「あっ、それよそれ。それどこにあるのよ?」

・・・カッコーの木の下でってどんな木よ。
大きな栗の木の下じゃあるまいし(笑)

店員やっているといっても万単位の在庫数の
すべてのタイトルと展開場所は把握できませんよ〜(泣)

今月私が観た作品では
『未確認・・・』と『マレーナ』が良かった。
『恋はハッケヨイ!』も良かったなぁ!
とはいえ『ロスト・ソウルズ』には期待を裏切られガックリ。
イヤな予感してたんだよね、『ロスト・ソウルズ』。
レンタル開始直後は高回転だったのに、
しばらく経つとパッタリ回転しなくなったから。

来月はちょっと硬派な作品を中心に観ようかな?
2000年・豪
監督/デイン・ペリー
出演/アダム・ガルシア

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地元の製鋼所ではたらくショーン。
仲間達と今までのタップとは違う「ブーツメン」という
グループを結成するが・・・
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ストーリーもカメラワークも何もかもが
リズミカルなテンポの良い作品。
キーボードを打つ指もなんとなくリズミカルになってしまう(笑)

ポール・マーキュリオの「ダンシング・ヒーロー」と
似たようなテイスト。
あ、そういえばどちらも豪州だわ。
ダンシング・・・が好きな人には、この作品も満足できると思う。

主人公のアダム・ガルシアも彼女も蛍風好みのお顔立ちです(笑)
特にガルシアは「コヨーテ・アグリー」の時よりカッコイイ〜!

残念なのがDVDの特典が無かったこと!
メイキイングとかタップシーンロングバージョンを期待してたのになぁ。
やっぱDVDには特典がついてないとガッカリしちゃう・・・。
「特典」とは名ばかりで予告編が特典として収録されているのも
ガッカリしちゃうけどね。

タップの舞台がまた観たくなった。
観終わってスカッとする作品。満足じゃ〜!
2000年・米
監督/ヤヌス・カミンスキー
出演/ウィノナ・ライダー

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悪魔に憑かれた過去をもつマヤ。
人間を滅ぼす大いなる悪魔がピーター・ケルソンに
のりうつって復活することをしった彼女は・・・
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期待してたんだけどね・・・
久々に大きく期待を裏切られた作品。

ストーリーが一方通行というか空回りというか
とにかくあっという間にしかもあっさりと終わった感じ。
見せ場もヤマ場もない。
同じ悪魔復活モノのでもデミ・ムーアの「第七の予言」のほうが
まだヤマ場があったぞ・・・。

ウィノナが宙に浮くシーンがパッケージにあるにもかかわらず、
そのシーンは未公開シーンとなっていた。
パッケージを見たときは「これが目玉だ!」と思ったのになぁ。
DVD特典の未公開シーンは、やはり作品のテイストと同じく
独善的で空回りな感じをうける。
やはり未公開シーン、あっても無くてもかまわないものばかり。

せっかくウィノナを起用したのに、いかされていない。
ウィノナはホラー向けの顔をしていると思う。
何かに怯える表情がホラー向けなのだ。
そのウィノナのホラーということで期待してたのにな・・ちぇっ。

映像はとても美しい。
ダークな陰影がクラシックな雰囲気をかもしだし、
エクソシストのようなクラシックホラーみたいと期待させてくれた。
でも期待させただけのストーリーでしたわ・・・。
2000年・米
監督/ブルース・パルトロウ
出演/グウィネス・パルトロウ
   ヒューイ・ルイス

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賞金5000ドルのカラオケ大会の優勝を目指す6人。
カラオケを通して、自分を見つめ直し、
人々の絆が深まる・・・
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懐かしいあの歌声はヒューイ・ルイス!
ヒューイ・ルイスが映画に出ているなんて知らなかった!!!

賞金5000ドルのカラオケ大会を目指して様々な人々のストーリーが
絡み合う良く出来た作品。

カラオケによって自己を解放する姿に笑いながらも
最後にはシンミリとさせるストーリーはお見事。

ヒューイはもちろんのこと出演者の歌声も素晴らしい。
歌の吹き替えは黒人のアンドレだけとのこと。
たしかにあの歌は本職の歌手じゃないと難しいよね・・・。
ちなみに普通歌の吹き替えは、歌を流していて
役者はそれに合わせてクチパクをするのだが、
彼はクチパクのタイミングが合わず、
歌手が演技に合わせて歌ったとのこと(笑)

ヒューイ・ルイスが観れただけでも嬉しいのに、
素晴らしい脚本で感動したよ!
1985年・日
監督/山口和彦 他
出演/山下真司
   松村雄基

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ラグビー全日本メンバーにも選ばれた名選手が
学園の荒廃に挑み、わずか数年で全国優勝を成し遂げた
実話をもとにドラマ化した作品。
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やっと観終わった・・・全9巻・・・。
このところ仕事が忙しくて時間をとるのが大変だった・・。
でも観たぞ、全9巻!

放映当時は途中から観て、ラグビーシーンがイマイチだったので
全部見なかった作品。
話題になっているから今回改めて観直したけど
いやはや面白いですわ。

長いスカートや赤いシャツなど当時のツッパリファッションが
懐かしい〜。
今じゃあんな服装のツッパリいないよねぇ〜・・・。
個人的には水原君が気になった。
どうみても高校生じゃないよ〜、彼(笑)

大映らしい台詞まわしにもまた懐かしさの涙!(笑)
松村雄基演じる大木君のセリフがおかしいよ。
「着物と人には柄がある」
「女はいたぶるもんじゃねぇ、抱くもんだ」
・・・って、それ高校1年生の言う言葉?(笑)
ハッキリいって当時の高校生でも、そんな言葉言わないよ〜(笑)

芥川氏のナレーションも大映ならでは。
肝心な心情をあの情緒たっぷりのナレーションが
語ってくれる。
・・・おいおい演技で見せてくれよ〜(笑)

9巻のラストに出演者の座談会が収録されているが、
それがまた面白い。
あのセリフまわし、当時でも疑問に思いながら演じていたのね・・・(笑)

懐かしさとセリフに涙、青春のアツサに感動もしました。
2000年・米
監督/ジョナサン・リン
出演/ブルース・ウィリス
   マシュー・ペリー

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カナダで歯科医をしているオズの隣家に
なんと伝説の殺し屋ジミーが引っ越してきた!
関わりたくないと思うオズの気持ちとは裏腹に
ジミーは何故かオズのことを気に入り・・・
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これは脚本が良い。
オズ役のマシューの演技もGOOD!
ブルース・ウィリスに関して言えば
もっとキレた演技をして欲しかったなぁ〜・・・。

ジミーの妻役のナターシャ様は相変わらずお美しい!
女が見てもきれいだと素直に思える。
スカートから伸びる細く長いおみ足は
さすがモデルですわ〜。ため息が出てしまう!

それにしても伝説の殺し屋ジミーの刺青はどうしてチューリップなんだろう?
日本ではチューリップは可愛らしいイメージの花だけど
アメリカでは違うのかなぁ?
「伝説の殺し屋ジミー・ザ・チューリップ」って言われても
恐そうな感じしないけどなぁ〜・・・。
それともこの可愛らしいチューリップもギャグの1つなのかしらん?

気楽に楽しめる作品でした。
2000年・米
監督/デヴィッド・マクナリー
出演/パイパー・ベラーボ
   マリア・ベロ

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ヴァイオレットはソングライターになる夢を持って
NYにやって来る。
しかし、デモテープは突き返され、
ステージ恐怖症で人前で歌えず、
おまけに空き巣に入られ落ち込む毎日。
そんな時「コヨーテ・アグリー」というバーを知り・・・
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主人公のヴァイオレットをはじめ女の子が
とってもかわいい!!
肌を露出したファッションも下品にならずに
キュートにそして健康的!
体がシマッているから着こなせるファッションだわ・・・。
ポッコリお腹なら、あのヘソだしは出来ないもの。
好感の持てるファッションだけど自分が着こなせるかというと
まず無理。
体をきれいに引締めなくては絶対に無理だ〜(笑)

・・・いやそれ以前にこの歳でヘソだしは
周りがひくだろうな(笑)

作品的には主人公とコヨーテの仲間の子達の
繋がりが希薄な感じ。
コヨーテの仲間だけじゃなく、登場人物の繋がりが
希薄。
恋と友情をもっともっと描いて欲しかった。
ヴァイオレットがただ1人で夢を実現させようと
頑張っている印象を受ける。
夢の実現は孤独な過程、厳しいぞと伝えたいのかな?

キレイでかわいい子達が沢山でているから
もっと友情部分を描いてほしかったなぁ。
1992年・日
監督/:佐藤純彌
出演/緒方拳
    西田敏行

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鎖国をしていた江戸時代に
嵐のためにロシアの漂着した大黒屋光太夫の一行。
過酷な運命が彼らを襲う・・・
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緒方拳が大黒屋光太夫を演じている。
光太夫役は西田敏行の方が良かったんじゃないかな・・・?

全体的に話の流れをただ追っただけという感じ。
シベリヤの寒さも、光太夫の望郷の念、それを叶えるための熱意も
ただ淡々と描かれている。

映画を観た後に活字で確認しないと
この作品の世界観がよく分からない。

エンターテイメント性が希薄な作品。
2000年・米/伊
監督/ジュゼッペ・トルトナーレ
出演/モニカ・ベルッチ

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1940年のイタリア・シチリア島。
少年レナートは町で1番の美女マレーナに憧れる。
美しいが故、町の女性からは嫌われ、
男達からは言い寄られるマレーナ。
そのマレーナの夫が戦死したと知らせが来て・・・
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久々に格調の高い作品を観たって感じ。

少年レナートの目を通して
自分勝手な大人達と戦争の悲劇を静かに描かれている。

ハリウッドのような大胆な場面転換がなく
静かにそして悲しく流れる時間。
マレーナ役のモニカの美貌にモリコーネの音楽が重なるとき
深く静かな感動で涙が溢れる。

ラストのレナートの独白がいい。
「私を忘れないでと抱き付いて分かれた女たちは沢山いた。
しかし私が忘れられないのはマレーネ・・・。」
遠くから見ているだけの存在だったマレーネを
いつまでも忘れない少年時代の恋。

格調高く、素晴らしい感動作品でした。
1995年・独
監督/ペーター・ティム
出演/ウルリッヒ・ミューエ

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くじ引きで子ブタが当たり大喜びの子供達だが、
ペット禁止のアパート暮らしの一家に
厳しい現実問題が・・・
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これはファミリー・コメディらしいです。
ドイツ映画といえばエログロのイメージを持っていただけに
「ドイツのファミリーコメディーとは珍しい!」と
期待してたんだけど・・・。
やっぱりドイツ映画でした・・・(笑)

まずルディと名付けられた子ブタ。
子ブタなのはほんの少しだけですぐに大きくなる(笑)
初めは可愛がっていた子供達も
ルディってば クサ〜イ!といいだす始末。

ペット厳禁のアパートで大家に内緒でルディを飼うものの
見つかってしまい、新たな家を見つけなければいけない現実問題が
家族を襲います。

副題にある「夢はレースで1等賞!」は
世界一速いブタを決めるレースで、
ルディは前回チャンピオンブタにあっさり勝って、
あっさりと世界デャンピオンになります。
しかし、このレース部分、ほんとあっさりと終わって
この作品の主題がブタレースではないことを思い知らされます。

父親はエジプト考古学者だけど職がなく家事をするけど
失敗ばかり。
代わりに母親が教師をしながらセクハラに耐え
家族とルディの面倒をみる毎日がツライというおハナシでした。

・・・これのどこがファミリー・コメディーなんだ?
すぐに大きくなる子ブタ、住居問題、セクハラ、父親の無職問題、
ドイツはチャイルドムービーでもシビアに現実を語るのね・・・。
2000年・英
監督/イモジェン・キンメル
出演/シャーロット・ブリテン
   リー・ロス

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夫が失業し、缶詰工場で働くことになったデイジー。
近所の子供からは太っていることをバカにされ、
職場でもトイレ掃除をやらされたりとメゲる毎日。
今日こそ退職しようと上司に相談に行ったところ
陰で「ダイエット集団」と呼ばれている
謎の太った女性ばかりの集まりに誘われた。
そこはなんと女相撲のサークルだった・・・
============================================

おしゃれでかわいい作品。

太っていることを気にしているデイジーだが
夫はそのままで充分に美しい!絶対痩せるなという。

夫にはそう言われるが、自分の体型にコンプレックスをもつ彼女が
「太っていることは強さ、強さは美しさ」という
SUMO組織の言葉に自己を解放し、どんどん綺麗にキュートになっていく。

道場の入り口の扉に「スタミナ バランス」と書いてあったり
やはり勘違いニッポンの部分はあるものの、
土俵に撒く塩を籐のバスケットに入れたりと
センスのよいインテリア。

彼女達が着るペラペラで派手な着物は日本人から見れば
浅草あたりで売っているような土産物に思えるが、
これが向こうでは一般的な着物のイメージなのかもしれない。

以前アメリカのTVドラマでも日本人役がペラペラ着物を
着ていた時、日本人はこんな着物着ないよ〜と思ったが、
向こうでは、このペラペラ着物が一般的なイメージらしい。
キチンとした着物だと違和感を持つらしい。
私だってインディアンといえば羽飾りをつけて・・・って
イメージしちゃうもんなぁ・・・。
スーツを着てインディアンですって言われても
ちょっとピンとこないというか・・・。

SUMOによって生き生きとしていくデイジー。
事情をしらない夫は、彼女が宇宙人に寄生されたと勘違い(笑)

キュートでおしゃれで元気がでる作品。
1999年・英
監督/ピーター・ヒューイット
出演/トム・コートネイ

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1977年のイギリス。
法律事務所で働いているヴィンスは
サタデーナイト・フィーバーに憧れて
日々ディスコダンスの練習。
ある日、父ハロルドは老人ホームのパーティーに呼ばれて
時計を止めるマジックをするつもりが、
ピースメーカーを止めてしまったから、さぁ大変・・・
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トラボルタやユリ・ゲラーなど70年代の
懐かしい話題が満載!

サタデーナイト・・・のトラボルタに憧れるハナシは
「フォーエバー・フィーバー」(だっけ?)という
アジア映画があったけど、それよりももっとアツイ
フィーバー映画であり笑える。

70年代を代表するカルチャー、ブームがもりだくさん!
「チャーリーズ・エンジェル」や、とても高価だけど
めちゃくちゃ大きいデスクトップPCなど笑える。
ディスコブームの後のパンクブームも描かれていて
「ブルース・リー」ネタがあれば完璧だったのなぁ!

ストーリーもGOOD。
ブームに浮かれる世間とは対照的に
父ハロルドの淡々とした姿勢が、あったかくて切ない。

懐かしい70年代カルチャーに心を弾ませながらも、
どこかしんみりとした切なさを味わった。
良い作品でした・・・。
1991年・米
監督/ロルフ・カネフスキー
出演/クレイグ・ペック

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春休みを過ごそうと友人達と別荘へ向かった一行。
ところがカエルのような
謎の生命体に次々と襲われ・・・
==========================================

お、おもしろすぎる〜!(笑)

別荘へ向かう途中、事故現場を見たホラーマニアが
「これは警告だ!ホラー映画では警告なんだ〜!」と言い出し、
みんなをうんざりさせる(笑)

劇中ホラーマニアが
「怪物がどこから来たのか、何物なのか関係無い。逃げるんだ!」
と言うとおり、この巨大なカエルちゃんがなぜそこにいるのか、
なぜ人を襲うのかは一切説明がない(笑)

おまけにオーメンやらグリズリーやら
いろんなホラー映画のパロディーがいっぱい!
そしてティーン向けホラーに欠かせない
むりやりなお色気シーンもある。

バカバカしさという点では、
こちらの作品の方がスクリームより上と感じた。
2000年・米
監督/ドナルド・ペトリー
出演/サンドラ・ブロック
   マイケル・ケイン

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連続爆弾犯の次のターゲットがミスコンと分かり、
FBIは潜入捜査をすることに。
その潜入する捜査官にしゃれっ気なしの
グレイシーが選ばれ・・・
===========================================

一言で言えばスカッとする作品!

軽妙な台詞まわしはアドリブの場合が多かったそうな。
キャスト・スタッフの和気あいあいとした現場だったんだろうな。

現代版マイ・フェア・レディといった感じの作品。
サンドラ扮する主人公が洗練され、綺麗になっていくと同時に
友情が芽生えていく。
仕事への責任感から次第に綺麗になっていき、
同時に友情も芽生えるという設定は、
ありそうでなかなかなかった話ではないだろうか?
今までの場合は、まず恋愛がメインだった。
そういう意味では新鮮に感じた。

DVDの特典に未公開シーンが収録されていたけど、
カットされたシーンが結構あるのね・・・。
そのカットされたシーンにしか出演していない
役者さんはちょっとかわいそうだな・・・。

サンドラの父親の再婚相手の女優さんは
とってもエレガント!
出場を辞退した(させられた?)ミス・ニュージャージーは
ゴージャス!
そうそう、サンドラの実の妹のシーンも
カットされたそうだ・・・。観たかったなぁ。

恋愛部分が希薄なため、これから先
名作として長く残るかどうか分からないが、
記憶に留めておきたい愛すべき作品。
1998年・米
監督/アンソニー・ヒコックス
出演/ザック・ギャリガン

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高校生のマークは友人達と
近くに出来たロウ人形館のミッドナイトパーティに
参加する。
しかしロウ人形に見入った友人達が
次々と行方不明になり・・・
===========================================

魂を悪魔に売った邪悪な男が
6人を生贄としてロウ人形とし、
世界史上邪悪なる者達を復活させ、世界征服を狙うおハナシ。

敵は主人公マークの祖父がその昔戦った相手。
祖父の友人達の助けをかりて戦う。

真夜中のロウ人形館の不気味さ、ホラー、スプラッターと
ティーンが集まってキャーキャー楽しむために作られた作品。
この手のティーン向け作品は今も昔も変わりがないね。

それにしても蛍風ビックリしちゃったよ。
復活させる世界史上邪悪な6人が
ドラキュラ、狼男、フランケンシュタイン、
サド公爵にミイラにゾンビなんだもん(笑)
(因みにサド公爵役の俳優は蛍風好みのルックス)

ラスト主人公マークは、ロウ人形館主と6人の邪悪な存在を
祖父の友人達の力をかりて戦うのだが、
祖父の友人だけあって、みんな老人!
しかもリーダーの老人は車椅子。
ゾンビ対老人・・・すごい設定だ(笑)

エンディングの後にこの作品をロメロ、
スピルバーグ等緒先輩に捧ぐとあった。
あれ、トビー・フーパーにも捧げてあったかな・・・?
最近フーパーの作品おいてあるビデオ店は少ないんだよね〜・・・。
この作品を捧げられた緒先輩はどう思ったんでしょうか?(笑)
2001年・米
監督/スティーブン・ソマーズ
出演/ブレンダン・フレイザー

===========================================
前作のハムナプトラの帰還から8年後。
リックとエヴリン、そして息子のアレックスは
遺跡を発掘し、スコーピオンキングの腕輪を発見。
その腕輪を狙う者にアレックスごと誘拐されてしまい・・・
===========================================

いや〜、前作の人物関係を忘れていて
思い出すのに時間がかかってしまった・・・。
本作を観る前に、もう1度観ておけば良かったな・・・。

ILMのCGはすごい。
見せ場が沢山ある。

ブレのアクションシーンも
前作よりすごいと思う。
ブレ、かっこいいよ〜。

でもね、子持ちの設定になっている所がちょっと ひっかかる。
ファミリーで楽しめるように意識したのかもしれないけど、
ヒーローは独身でなくっちゃ!(笑)
蛍風としては、「愛する家族」よりも
「最愛の唯一の女」を助けるヒーローに、よろめいてしまうのだ。
「あ〜ん、『私の為だけ』にあんな危険な目に〜」と
後方でハラハラするほうが好きだ(笑)

そんな一昔前のヒロインとは違う妻エヴリン。
愛する夫のためにガンガン戦い、
現代のたくましきヒロイン像を表現している。

CG、アクションと見せ場は沢山あるものの、
ストーリー的には単純はRPGの様相。
息子アレックスの登場と同様に、ファミリー層、
子供が分かりやすいようにしたためか?

ストーリーに沿ったハラハラドキドキ感は前作の方が
勝っている。
しかしながら、CG、アクションをファミリーで楽しむには
もってこいの作品であろう。

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