神隠しと貝隠し・・7月のまとめ
2002年7月31日 つぶやきつ、疲れた・・・。
覚悟はしていたけど、児童・学生が夏休みに入ってから
もう忙しい毎日だよ・・・。
心身ともに疲れてきた。
今月のS級タイトルといえばやはり『千と千尋の神隠し』。
リリース初日は100本近くあったのに午前中で
フルレンタル状態。
普段アニメを観そうもない人まで
「千と千尋ありますか?」という状態。
さすがジブリさまさまですわ〜。
S級タイトルリリースとくれば
それにひっかけたB級作品のタイトルが
蛍風のお楽しみの1つ。
毎月どんなお馬鹿なタイトルがでるかな〜とワクワクしてしまう。
この『千と千尋・・・』にも
ちゃんとひっかけたタイトルがあるのをご存知でしょうか?
『チラッと千夏の貝隠し』(笑)
もちろんアダルトですが、どんな内容なんでしょうかねぇ〜。
『オーシャンズ11』にひっかけた『ローションズ11』なんて
アダルト作品もありました。(笑)
今月蛍風が観た作品は、結構アタリが多かった。
『メメント』はエポックメイキング的作品にあるであろうし、
『コーキー・ロマーノ・・・』『ルート666』は
予想通りの馬鹿馬鹿しさで大笑い。
しかし今月の1番は『ゴーストワールド』!
一風変わった、それでいて切ない青春モノ。
『ゴースト・・』は蛍風にとって長く記憶に残りそうな作品になりそう。
さて、8月はどんな作品に出会えますことやら・・・。
覚悟はしていたけど、児童・学生が夏休みに入ってから
もう忙しい毎日だよ・・・。
心身ともに疲れてきた。
今月のS級タイトルといえばやはり『千と千尋の神隠し』。
リリース初日は100本近くあったのに午前中で
フルレンタル状態。
普段アニメを観そうもない人まで
「千と千尋ありますか?」という状態。
さすがジブリさまさまですわ〜。
S級タイトルリリースとくれば
それにひっかけたB級作品のタイトルが
蛍風のお楽しみの1つ。
毎月どんなお馬鹿なタイトルがでるかな〜とワクワクしてしまう。
この『千と千尋・・・』にも
ちゃんとひっかけたタイトルがあるのをご存知でしょうか?
『チラッと千夏の貝隠し』(笑)
もちろんアダルトですが、どんな内容なんでしょうかねぇ〜。
『オーシャンズ11』にひっかけた『ローションズ11』なんて
アダルト作品もありました。(笑)
今月蛍風が観た作品は、結構アタリが多かった。
『メメント』はエポックメイキング的作品にあるであろうし、
『コーキー・ロマーノ・・・』『ルート666』は
予想通りの馬鹿馬鹿しさで大笑い。
しかし今月の1番は『ゴーストワールド』!
一風変わった、それでいて切ない青春モノ。
『ゴースト・・』は蛍風にとって長く記憶に残りそうな作品になりそう。
さて、8月はどんな作品に出会えますことやら・・・。
コメントをみる |

『神さまお願い!』・・神さまと大仏様が出会う場所(笑)
2002年7月29日 洋画コメディ・ラブストーリー2001年・米
監督/ジョン・マロリー・アッシャー
出演/マット・キースラー
============================================
地方TV局のプロデューサー・ジャックは
ゴルフ場で老人にボールを当ててしまう。
責任を感じたジャックは老人を家まで連れて帰り・・・
============================================
アーノルド・パーマーに似ていることからアーニーと呼ばれた老人。
実は彼の正体はお忍びで地上にやってきたゴルフ好きの神様だった!
それとは知らずに神様にボールをぶつけてしまったジャック。
バチが当たるどころか、クビになりかけていた仕事も順調になる。
初めはアーニーを大切に扱っていたのに
「仕事だろ!契約しただろ!」とアーニーを追い詰めてしまう。
人間、波に乗っている時こそ、周りを思いやる気持ちが必要なんだよね。
内容、ストーリー展開がやや浅い感もあるが、
作品としてはよくあるハートフル・コメディ。
しかしね、しかしね、この作品の最後でビックリ映像!
懲りずにまたまたお忍びで地上のゴルフ場に現れた神様。
今度はなんと日本のゴルフ場。
そのゴルフ場、なぜかグリーン上に大仏様が祭られていて、
ご丁寧に朱色の鳥居つき!(笑)
キャディーさんも振袖風の上着をきたミニスカートのお嬢さん!
に、日本のゴルフ場でグリーン上に
大仏祭ってあるところってあるんですか?!
それに大仏に朱色の鳥居ってのも・・・。
蛍風、ゴルフ場に行ったことないけど、
TV中継見る限りでは、グリーンに大仏様はおろか
何かを置いてあるなんて見たことありません(笑)
キャディーさんだって、なまめかしい格好をした女性なんて
見たことありません。
いや〜、ビックリしたわ・・・(笑)
観て損はしないけど、得した気分にもならない作品。
「カンチガイ日本」モノとして
おさえておくなら別だが・・・(笑)。
監督/ジョン・マロリー・アッシャー
出演/マット・キースラー
============================================
地方TV局のプロデューサー・ジャックは
ゴルフ場で老人にボールを当ててしまう。
責任を感じたジャックは老人を家まで連れて帰り・・・
============================================
アーノルド・パーマーに似ていることからアーニーと呼ばれた老人。
実は彼の正体はお忍びで地上にやってきたゴルフ好きの神様だった!
それとは知らずに神様にボールをぶつけてしまったジャック。
バチが当たるどころか、クビになりかけていた仕事も順調になる。
初めはアーニーを大切に扱っていたのに
「仕事だろ!契約しただろ!」とアーニーを追い詰めてしまう。
人間、波に乗っている時こそ、周りを思いやる気持ちが必要なんだよね。
内容、ストーリー展開がやや浅い感もあるが、
作品としてはよくあるハートフル・コメディ。
しかしね、しかしね、この作品の最後でビックリ映像!
懲りずにまたまたお忍びで地上のゴルフ場に現れた神様。
今度はなんと日本のゴルフ場。
そのゴルフ場、なぜかグリーン上に大仏様が祭られていて、
ご丁寧に朱色の鳥居つき!(笑)
キャディーさんも振袖風の上着をきたミニスカートのお嬢さん!
に、日本のゴルフ場でグリーン上に
大仏祭ってあるところってあるんですか?!
それに大仏に朱色の鳥居ってのも・・・。
蛍風、ゴルフ場に行ったことないけど、
TV中継見る限りでは、グリーンに大仏様はおろか
何かを置いてあるなんて見たことありません(笑)
キャディーさんだって、なまめかしい格好をした女性なんて
見たことありません。
いや〜、ビックリしたわ・・・(笑)
観て損はしないけど、得した気分にもならない作品。
「カンチガイ日本」モノとして
おさえておくなら別だが・・・(笑)。
『エボリューション』・・別エンディングを支持
2002年7月27日 洋画サスペンス・ミステリー・ホラー・SF2001年・米
監督/アイバン・ライトマン
出演/デイビッド・ドゥカブニー
======================================
ある夜巨大隕石が落下。
地元大学の教授アイラとハリーは
隕石に付着していた液体を持ち帰った。
するとその液体はみるみる進化を初め・・・
======================================
アイバン・ライトマン監督でオーランド・ジョーンズが出演となれば
期待で(決して大きくない)胸がふくらむ蛍風(笑)
この作品でもオーランドはちょい下ネタ笑い担当。
この「ちょい」ってところがミソですな。
あまりにもお下劣な下ネタだと
女性&ファミリーには敬遠されちゃうもんね。
作品全体は「ゴースト・バスターズ」を連想させる笑い。
そう思っているところにダン・エイクロイドが出てきて嬉しい限り。
2002.1.12の『未確認生命体 ザ・フロッグ』でも書いたが、
「どこから奴等が来て、何が目的かは関係ない」
「とにかく逃げて、とにかく立ち向かえ」
これがイキモノパニックの定石。
本作品もSFパニック・コメディということで
定石をしっかりとふまえており、リクツ抜きで楽しめる。
DVDには試写会であまりにも不評をかい
変更を余儀なくされたという別エンディングが収録されている。
オーランド扮するハリーがお尻にエイリアンの子供を宿すというモノ。
蛍風はこっちの方が好きだなぁ〜。
最後の闘いでオーランドが遭遇した事態が納得できるし、
続編を期待させる作りだし。
作品全体を覆うブラック・ユーモアに合う
エンディングだと思うのになぁ〜。
パニックモノに小賢しい理屈なんかいらない。
単純に気楽に楽しめる作品。
監督/アイバン・ライトマン
出演/デイビッド・ドゥカブニー
======================================
ある夜巨大隕石が落下。
地元大学の教授アイラとハリーは
隕石に付着していた液体を持ち帰った。
するとその液体はみるみる進化を初め・・・
======================================
アイバン・ライトマン監督でオーランド・ジョーンズが出演となれば
期待で(決して大きくない)胸がふくらむ蛍風(笑)
この作品でもオーランドはちょい下ネタ笑い担当。
この「ちょい」ってところがミソですな。
あまりにもお下劣な下ネタだと
女性&ファミリーには敬遠されちゃうもんね。
作品全体は「ゴースト・バスターズ」を連想させる笑い。
そう思っているところにダン・エイクロイドが出てきて嬉しい限り。
2002.1.12の『未確認生命体 ザ・フロッグ』でも書いたが、
「どこから奴等が来て、何が目的かは関係ない」
「とにかく逃げて、とにかく立ち向かえ」
これがイキモノパニックの定石。
本作品もSFパニック・コメディということで
定石をしっかりとふまえており、リクツ抜きで楽しめる。
DVDには試写会であまりにも不評をかい
変更を余儀なくされたという別エンディングが収録されている。
オーランド扮するハリーがお尻にエイリアンの子供を宿すというモノ。
蛍風はこっちの方が好きだなぁ〜。
最後の闘いでオーランドが遭遇した事態が納得できるし、
続編を期待させる作りだし。
作品全体を覆うブラック・ユーモアに合う
エンディングだと思うのになぁ〜。
パニックモノに小賢しい理屈なんかいらない。
単純に気楽に楽しめる作品。
『人狼 JIN-ROH 』・・人の皮をかぶった狼は所詮人にはなれない悲しさ
2002年7月25日 アニメ・マンガ2000年・日
監督/沖浦 啓之
声優/武藤 寿美
============================================
昭和30年代、反政府鎮圧部隊・首都警の伏は
初めての出動で地下水路で反政府ゲリラを追い詰めるが
それは幼い少女だった。
伏は命令に反して射殺することが出来ず・・・
============================================
PRODUCTION I.G の作品。
今ではなかなかお目にかかれない風景が描かれている。
昔の公衆電話ボックス、そうそうドアを開ける部分が丸だったんだよね〜。
ローラーで洗濯物の水気を絞る洗濯機。
手でキコキコハンドルを回して水気を絞ったもんだ。
昔はさ、歯磨き粉もラミネートチューブじゃなくて鉛チューブでさ、
中身が少なくなると洗濯機のローラーにいれて絞りだしてたよ、蛍風。
いや・・昭和30年代じゃないけど、
蛍風の子供時代にはまだそういうものが残ってました(笑)
で、本作はさすがPURODUCTION I.G
戦闘シーン、殺伐とした悲しいストーリーが見事。
アニメというより映画に限りなく近いテイスト。
でもね〜、台詞がボソボソと低く小さくて音量あげていると
いきなり戦闘シーンでバリバリと大きな音。
これにはチョットまいったなぁ〜。
ボリューム上げて真剣に聞き入っていると
いきなりドッカ〜ン、バリバリバリだもん。
深夜だったこともあって、ご近所から抗議がきたらどうしようと
ビクビクしてしまった。
ヘッドフォンつければ良かったかな?
いや、深夜ヘッドフォンつけてビデオ観るなんて
なんかアヤシすぎて嫌だなぁ〜・・・(笑)
コアなファンに絶大なる人気を誇るPURODUCTION I.G
本作は様々な賞を受賞しており優れた作品。
しかし、これは別にアニメじゃなくても実写でも良かったんじゃない?
いや、アニメでこのストーリーこの作風だから
I.G ってことなんでしょうかねぇ・・・。
硬派な大人向けのアニメ作品。
監督/沖浦 啓之
声優/武藤 寿美
============================================
昭和30年代、反政府鎮圧部隊・首都警の伏は
初めての出動で地下水路で反政府ゲリラを追い詰めるが
それは幼い少女だった。
伏は命令に反して射殺することが出来ず・・・
============================================
PRODUCTION I.G の作品。
今ではなかなかお目にかかれない風景が描かれている。
昔の公衆電話ボックス、そうそうドアを開ける部分が丸だったんだよね〜。
ローラーで洗濯物の水気を絞る洗濯機。
手でキコキコハンドルを回して水気を絞ったもんだ。
昔はさ、歯磨き粉もラミネートチューブじゃなくて鉛チューブでさ、
中身が少なくなると洗濯機のローラーにいれて絞りだしてたよ、蛍風。
いや・・昭和30年代じゃないけど、
蛍風の子供時代にはまだそういうものが残ってました(笑)
で、本作はさすがPURODUCTION I.G
戦闘シーン、殺伐とした悲しいストーリーが見事。
アニメというより映画に限りなく近いテイスト。
でもね〜、台詞がボソボソと低く小さくて音量あげていると
いきなり戦闘シーンでバリバリと大きな音。
これにはチョットまいったなぁ〜。
ボリューム上げて真剣に聞き入っていると
いきなりドッカ〜ン、バリバリバリだもん。
深夜だったこともあって、ご近所から抗議がきたらどうしようと
ビクビクしてしまった。
ヘッドフォンつければ良かったかな?
いや、深夜ヘッドフォンつけてビデオ観るなんて
なんかアヤシすぎて嫌だなぁ〜・・・(笑)
コアなファンに絶大なる人気を誇るPURODUCTION I.G
本作は様々な賞を受賞しており優れた作品。
しかし、これは別にアニメじゃなくても実写でも良かったんじゃない?
いや、アニメでこのストーリーこの作風だから
I.G ってことなんでしょうかねぇ・・・。
硬派な大人向けのアニメ作品。
2000年・米
監督/パトリック・ルシエ
出演/クリストファー・プラマー
============================================
ヴァン・ヘルシングはロンドンで
カーファックス博物館を甥のサイモンと運営している。
ある日、館員のソリーナの手引きで金庫から棺桶が盗み出される。
強盗達は金目のものが入っていると思ったのだ。
ヘルシングは警察に通報せず、
密かに棺桶の捜索を開始する・・・
============================================
監督のルシエは長年ウェス・クレイブンと仕事をしてきた人だとか。
クレイブンが製作を指揮したこともあってか、
クレイブンの作品に似た感じに仕上がっている。
残忍なシーンやグロな死体を見せたりせずに
「あ、次に何かきそう・・・」と雰囲気で恐怖感を演出。
ドラキュリアやヘルシングの正体など、今までに無かった設定。
これには蛍風ヤラレタ〜って感じ。
ドラキュリア役のジェラード・バトラーがもぅカッコイイ!
ドラキュラといえば、闇にまぎれて処女の生き血を喰らうのだから
やっぱセクシーでかっこいい役者じゃないとね!
その点バトラーは合格点。
あのセクシーな身のこなし、何もかも見透かしたような視線。
ぐわ〜、術を使わなくてもドラキュラの言いなりになってしまいそうだ!
いや、逆に蛍風かぶりついてしまうかもしれない(笑)
ヘルシング役のクリストファー・ブラマーをはじめ、
出演者がどこかで見たことのある顔ぶればかり。
ダニー・マスターソンは『フェイス/オフ』でイカレた娘のBF役やってたし、
ショーン・パトリック・トーマスは
『セイブ・ザ・ラストダンス』に出ていたっけ・・・。
サイモン役のジョニー・リー・ミラーは007シリーズのM役のお孫さんだとか。
似てる・・・?似てない・・・?
ホラーとしては物足りない部分もあり、
ヘルシングとドラキュラの正体意外は目新しいものはないが、
雰囲気で恐怖感を煽る古典的な手法、
美意識を感じさせる赤の映像など好感が持てる。
なによりもバドラーの影のある冷酷でセクシーなドラキュラがGOOD。
ライトなホラー作品といったところか・・・?
監督/パトリック・ルシエ
出演/クリストファー・プラマー
============================================
ヴァン・ヘルシングはロンドンで
カーファックス博物館を甥のサイモンと運営している。
ある日、館員のソリーナの手引きで金庫から棺桶が盗み出される。
強盗達は金目のものが入っていると思ったのだ。
ヘルシングは警察に通報せず、
密かに棺桶の捜索を開始する・・・
============================================
監督のルシエは長年ウェス・クレイブンと仕事をしてきた人だとか。
クレイブンが製作を指揮したこともあってか、
クレイブンの作品に似た感じに仕上がっている。
残忍なシーンやグロな死体を見せたりせずに
「あ、次に何かきそう・・・」と雰囲気で恐怖感を演出。
ドラキュリアやヘルシングの正体など、今までに無かった設定。
これには蛍風ヤラレタ〜って感じ。
ドラキュリア役のジェラード・バトラーがもぅカッコイイ!
ドラキュラといえば、闇にまぎれて処女の生き血を喰らうのだから
やっぱセクシーでかっこいい役者じゃないとね!
その点バトラーは合格点。
あのセクシーな身のこなし、何もかも見透かしたような視線。
ぐわ〜、術を使わなくてもドラキュラの言いなりになってしまいそうだ!
いや、逆に蛍風かぶりついてしまうかもしれない(笑)
ヘルシング役のクリストファー・ブラマーをはじめ、
出演者がどこかで見たことのある顔ぶればかり。
ダニー・マスターソンは『フェイス/オフ』でイカレた娘のBF役やってたし、
ショーン・パトリック・トーマスは
『セイブ・ザ・ラストダンス』に出ていたっけ・・・。
サイモン役のジョニー・リー・ミラーは007シリーズのM役のお孫さんだとか。
似てる・・・?似てない・・・?
ホラーとしては物足りない部分もあり、
ヘルシングとドラキュラの正体意外は目新しいものはないが、
雰囲気で恐怖感を煽る古典的な手法、
美意識を感じさせる赤の映像など好感が持てる。
なによりもバドラーの影のある冷酷でセクシーなドラキュラがGOOD。
ライトなホラー作品といったところか・・・?
『RAF RED ARMY FACTION 』・・やっぱり地味で骨太
2002年7月22日 洋画アクション2000年・独
監督/デニス・ガンゼル
出演/ユーゲン・ボーゲル
============================================
麻薬取り引きだと思い、張り込み捜査をしていたレオとピット。
レオが現場を離れた隙に、容疑者とピットが何者かに襲撃された。
レオは殺人の容疑をかけられたうえに、
謎の組織からも命を狙われ・・・
============================================
RAFは70年代に事件を起こした実在のテロ組織だとか。
ハリウッドのようなこれ見よがしなアクションもなければ、
フレンチムービーのように、延々と理屈をこねるわけでもない。
この作品を一言でいうと、地味。骨太。
西独赤軍派もRAFが起こした事件も何も知らないので
政治的背景が掴めなかった。
ま、それでも同僚殺しの濡れ衣を着せられた男が
独りで真相を暴いていくストーリーなんだなと漠然と見てた蛍風(笑)
しかし、やはりドイツ。
最後は主人公も死んでしまっておしまい。
ハリウッドなら、ハッピーエンドがヒーローの悲劇の死になるだろうが、
現実的なラストはドイツらしいというか・・・。
ガンツの父親がレオに言った台詞、
「テロの犯人は、テロによって誰が恩恵を受けるか考えれば分かる」
テロリストが動き、マスコミが煽り、最後に出てくるのは政治家なんだとか。
そんな風に考えると政治不信になっちゃうな・・・。
この作品で気になった点はオーディオ機器が日本製だったこと。
アカイとかアイワとか嬉しくなってしまった。
それから、ストーリーの展開からは必要性を感じないのに
入浴シーンなど男の真っ裸があったこと。
女性のシャワーシーンなら「あぁサービスシーンね」と分かるけど
男優によるサービスシーンなのか?!
意図が不明である(笑)
華やかさに欠ける地味な作品。
監督/デニス・ガンゼル
出演/ユーゲン・ボーゲル
============================================
麻薬取り引きだと思い、張り込み捜査をしていたレオとピット。
レオが現場を離れた隙に、容疑者とピットが何者かに襲撃された。
レオは殺人の容疑をかけられたうえに、
謎の組織からも命を狙われ・・・
============================================
RAFは70年代に事件を起こした実在のテロ組織だとか。
ハリウッドのようなこれ見よがしなアクションもなければ、
フレンチムービーのように、延々と理屈をこねるわけでもない。
この作品を一言でいうと、地味。骨太。
西独赤軍派もRAFが起こした事件も何も知らないので
政治的背景が掴めなかった。
ま、それでも同僚殺しの濡れ衣を着せられた男が
独りで真相を暴いていくストーリーなんだなと漠然と見てた蛍風(笑)
しかし、やはりドイツ。
最後は主人公も死んでしまっておしまい。
ハリウッドなら、ハッピーエンドがヒーローの悲劇の死になるだろうが、
現実的なラストはドイツらしいというか・・・。
ガンツの父親がレオに言った台詞、
「テロの犯人は、テロによって誰が恩恵を受けるか考えれば分かる」
テロリストが動き、マスコミが煽り、最後に出てくるのは政治家なんだとか。
そんな風に考えると政治不信になっちゃうな・・・。
この作品で気になった点はオーディオ機器が日本製だったこと。
アカイとかアイワとか嬉しくなってしまった。
それから、ストーリーの展開からは必要性を感じないのに
入浴シーンなど男の真っ裸があったこと。
女性のシャワーシーンなら「あぁサービスシーンね」と分かるけど
男優によるサービスシーンなのか?!
意図が不明である(笑)
華やかさに欠ける地味な作品。
2000年・米
監督/キャサリン・ビグロー
出演/ショーン・ペン
============================================
写真家ジーンは、19世紀に起きた殺人事件を調査するために
現場となった島を、夫と義弟、その恋人の4人で訪れる。
なかばバカンス気分のジーンだったが・・・
============================================
ショーン・ペンがホラーに出ているとは珍しいので観てみることに。
ところがどっこいホラーでもなんでもない作品。
お目当てのショーン・ペンは過去におエライ賞を受賞した
詩人の役なのだが似合わない。
彼はチンピラな役が1番輝くと思うのだが、詩人とはね・・・。
ストーリーは昔に起こった事件を取材するために
現場となった島を訪れる4人。
真犯人は他にいるのではと疑問を抱くジーン。
バカンス気分で島に来たものの、
夫は義弟の恋人となにやらアヤシイ雰囲気。
そこに過去の事件の映像がシンクロする、というおハナシ。
ハッキリ言って、ジーン達4人の現代のシーンは不要。
過去の事件の部分だけで作った方が、深い心理劇になったと思う。
きっと素晴らしい作品になったであろう。
中途半端に現代とシンクロさせるから、物足りなくなってしまう。
何故現代のシーンが必要なのか?
義弟の恋人役のエリザベス・ハーレー嬢の
ビキニを撮りたかったためか?(笑)
エリ嬢はね、ほんっと美しくて可愛くて綺麗ですわ〜。
大きすぎず丁度良い大きさの胸とお尻。くびれたウエスト。
美しいピンクの乳輪。
完璧なスタイルを一層きわだたせるセクシーな仕草!
女の蛍風でもエリ嬢っていいな〜と思うくらいだから
男性には、どうにかなっちゃいそうな存在なんでしょうな(笑)
実際に1873年ショールズ諸島でノルウェー移民の女性2人が
殺された事件がモチーフ。
現代と19世紀をシンクロさせた意図は
愛を失ったと気づいた女の孤独と狂気は
いつの時代も同じと言いたかったのか?
いや、やっぱりエリ嬢のビキニを撮りたかったためかもしれない(笑)
見所はサラ・ポーリーの演技とエリ嬢のなやましげな姿だけの作品。
監督/キャサリン・ビグロー
出演/ショーン・ペン
============================================
写真家ジーンは、19世紀に起きた殺人事件を調査するために
現場となった島を、夫と義弟、その恋人の4人で訪れる。
なかばバカンス気分のジーンだったが・・・
============================================
ショーン・ペンがホラーに出ているとは珍しいので観てみることに。
ところがどっこいホラーでもなんでもない作品。
お目当てのショーン・ペンは過去におエライ賞を受賞した
詩人の役なのだが似合わない。
彼はチンピラな役が1番輝くと思うのだが、詩人とはね・・・。
ストーリーは昔に起こった事件を取材するために
現場となった島を訪れる4人。
真犯人は他にいるのではと疑問を抱くジーン。
バカンス気分で島に来たものの、
夫は義弟の恋人となにやらアヤシイ雰囲気。
そこに過去の事件の映像がシンクロする、というおハナシ。
ハッキリ言って、ジーン達4人の現代のシーンは不要。
過去の事件の部分だけで作った方が、深い心理劇になったと思う。
きっと素晴らしい作品になったであろう。
中途半端に現代とシンクロさせるから、物足りなくなってしまう。
何故現代のシーンが必要なのか?
義弟の恋人役のエリザベス・ハーレー嬢の
ビキニを撮りたかったためか?(笑)
エリ嬢はね、ほんっと美しくて可愛くて綺麗ですわ〜。
大きすぎず丁度良い大きさの胸とお尻。くびれたウエスト。
美しいピンクの乳輪。
完璧なスタイルを一層きわだたせるセクシーな仕草!
女の蛍風でもエリ嬢っていいな〜と思うくらいだから
男性には、どうにかなっちゃいそうな存在なんでしょうな(笑)
実際に1873年ショールズ諸島でノルウェー移民の女性2人が
殺された事件がモチーフ。
現代と19世紀をシンクロさせた意図は
愛を失ったと気づいた女の孤独と狂気は
いつの時代も同じと言いたかったのか?
いや、やっぱりエリ嬢のビキニを撮りたかったためかもしれない(笑)
見所はサラ・ポーリーの演技とエリ嬢のなやましげな姿だけの作品。
『ルート666』・・人情ゾンビ、ドリドリ♪
2002年7月19日 洋画サスペンス・ミステリー・ホラー・SF2001年・米
監督/ウィリアム・ウェズリー
出演/ルー・ダイアモンド・フィリップス
==========================================
ジャックはマフィアの裁判で証言する男を
裁判所まで連行することになった。
しかし、マフィアの追手がせまり、
封鎖されていたルート666を通ることになり・・・
==========================================
わっはっは〜!こりゃまた予想通りの「安い」作品だ〜!(笑)
出演者が「やす〜い顔立ち」面々。
特に主演のルー・ダイヤモンド・フィリップスは、
クリスチャン・スレーターを壊したような顔。
舞台も荒涼とした場所で、国立公園かどっかでロケしましたって感じ。
おまけにさ・・・肝心のゾンビがもう古いメイク!
2001年製作だけど、1951年の間違いじゃないのかって程(笑)
いや〜こういう作品は心が踊るよ〜。
で、ストーリーの方も期待通り「安い」モノ。
裁判所まで近道しようぜ〜と、
封鎖されていた道路を連邦捜査官の特権で勝手に侵入。
警告しにきた地元警官に、
オレは連邦捜査官だぞ〜邪魔すると上司にチクルぞ〜と
尊大な態度で追い返し、
いざゾンビが出現すると、すぐに応援のヘリを要請してくれという始末。
このおエライ捜査官様たちは護送中だというのに
アツイといって酒を飲んだり、父親の墓を見に行ったり。
裁判まで時間がないから、近道をしたのにだよ。
おまけに車の中で乳繰り合ったりと、
無理やりなサービスシーンまである。
もう1度言うが、証人は何度もマフィアに狙われていて、
裁判まで時間がないという設定なんですよ・・・(笑)
ルー扮するジャックは、ネイビーシールズやCIAに在籍していた凄腕で、
このチームのリーダーとして派遣された設定だが、
こんなおハナシだと、凄腕というよりとばされたのでは?と思ってしまう(笑)
ゾンビの正体は、この道路工事をしていた凶悪犯の囚人。
道路工事していただけあって、武器はツルハシやら掘削機。
掘削ドリルで獲物をドリドリして血を食らう。
そのゾンビの中にジャックの父がいて、
皆と一緒にうぉ〜と人を襲っていたものの、
ありゃ〜こいつは息子だべさと気づき、
ジャックを助けるため仲間のゾンビに向かっていく。
しかし、逆にボコボコにされ地面に倒れたとき
ジャックは自分の手を切り、「とぉ〜さぁ〜ん」と血を差し出す。
そして、この作品はゾンビものから人情ものへと展開する!(笑)
ジャックの血でパワー復活した父はゾンビを倒し、自らも成仏。
そしてジャックたちは晴々と裁判所まで徒歩で向かう。
・・・あれ?車で飛ばせばなんとか間に合うと言ってたのに
徒歩で大丈夫なのか?
そんなに余裕かまして歩いてていいんかい?(笑)
何もかもが「安い」。
ツッコミをいれて大笑いする作品。
監督/ウィリアム・ウェズリー
出演/ルー・ダイアモンド・フィリップス
==========================================
ジャックはマフィアの裁判で証言する男を
裁判所まで連行することになった。
しかし、マフィアの追手がせまり、
封鎖されていたルート666を通ることになり・・・
==========================================
わっはっは〜!こりゃまた予想通りの「安い」作品だ〜!(笑)
出演者が「やす〜い顔立ち」面々。
特に主演のルー・ダイヤモンド・フィリップスは、
クリスチャン・スレーターを壊したような顔。
舞台も荒涼とした場所で、国立公園かどっかでロケしましたって感じ。
おまけにさ・・・肝心のゾンビがもう古いメイク!
2001年製作だけど、1951年の間違いじゃないのかって程(笑)
いや〜こういう作品は心が踊るよ〜。
で、ストーリーの方も期待通り「安い」モノ。
裁判所まで近道しようぜ〜と、
封鎖されていた道路を連邦捜査官の特権で勝手に侵入。
警告しにきた地元警官に、
オレは連邦捜査官だぞ〜邪魔すると上司にチクルぞ〜と
尊大な態度で追い返し、
いざゾンビが出現すると、すぐに応援のヘリを要請してくれという始末。
このおエライ捜査官様たちは護送中だというのに
アツイといって酒を飲んだり、父親の墓を見に行ったり。
裁判まで時間がないから、近道をしたのにだよ。
おまけに車の中で乳繰り合ったりと、
無理やりなサービスシーンまである。
もう1度言うが、証人は何度もマフィアに狙われていて、
裁判まで時間がないという設定なんですよ・・・(笑)
ルー扮するジャックは、ネイビーシールズやCIAに在籍していた凄腕で、
このチームのリーダーとして派遣された設定だが、
こんなおハナシだと、凄腕というよりとばされたのでは?と思ってしまう(笑)
ゾンビの正体は、この道路工事をしていた凶悪犯の囚人。
道路工事していただけあって、武器はツルハシやら掘削機。
掘削ドリルで獲物をドリドリして血を食らう。
そのゾンビの中にジャックの父がいて、
皆と一緒にうぉ〜と人を襲っていたものの、
ありゃ〜こいつは息子だべさと気づき、
ジャックを助けるため仲間のゾンビに向かっていく。
しかし、逆にボコボコにされ地面に倒れたとき
ジャックは自分の手を切り、「とぉ〜さぁ〜ん」と血を差し出す。
そして、この作品はゾンビものから人情ものへと展開する!(笑)
ジャックの血でパワー復活した父はゾンビを倒し、自らも成仏。
そしてジャックたちは晴々と裁判所まで徒歩で向かう。
・・・あれ?車で飛ばせばなんとか間に合うと言ってたのに
徒歩で大丈夫なのか?
そんなに余裕かまして歩いてていいんかい?(笑)
何もかもが「安い」。
ツッコミをいれて大笑いする作品。
『ハートブレイカー』・・シガニーのコスプレショー♪
2002年7月16日 洋画コメディ・ラブストーリー2001年・米
監督/デビッド・マーキン
出演/シガニー・ウィーバー
============================================
マックスとペイジは母娘で結婚詐欺。
娘・ペイジはそろそろ独り立ちをしたいと
母マックスに告げる。
コンビ最後の獲物にタバコ会社の大富豪に
目をつけた二人だが・・・
============================================
美人詐欺師母親ということで
母マックスにシガニー・ウィーバー、
娘ペイジにジェニファー・ラブ・ヒューイットが扮している。
シガニー姐さん、最近キレイになったなぁ〜。
昔はごつい顔だったのが、今じゃお色気を感じる
艶やかさ。
あやかりたいもんだ。
ジェニファーに関しては、蛍風、あまり好みじゃない。
たしかにカワイイけど、ちょっと安っぽい感じがする。
顔が細すぎるからかしらん・・・。
この作品、シガニー姐さんの結婚詐欺師をはじめ、
レイ・リオッタの情けない被害者、
ジーン・ハックマンのスケベじじいなど
意外なキャスティングが目につく。
しかし、さすが芸達者な人々、
どれもハマリ役で、楽しんで演じているのがよく伝わる。
アン・バンクロフトも、気品と威厳を漂わせ存在感大。
ストーリー的にはコミカルな部分が多いが、
女性向けとあって、節度のある下ネタ(笑)
青春モノだったら、もっとお下劣ギャグがあるだろう。
様々なタイプの女性に扮して詐欺を続ける母娘。
シガニー姐さんの「ロシア女性・オルガ」はもうサイコー!
ベジタリアンなのにロシア語が分からないために
イヤイヤ、タルタルステーキ食べたり、
ロシア民謡歌うハメになったり。
不測の事態に機知で乗りきるシガニー姐さん。
カッコイイ〜の一言である。
『エイリアン』の姐さんが、将来こんなコスプレショーをするとは
一体誰が想像しただろうか?!(笑)
母娘のファッションが素敵。
出演者が楽しんで演じているのが伝わる。
小気味良い、好感度の高い作品。
監督/デビッド・マーキン
出演/シガニー・ウィーバー
============================================
マックスとペイジは母娘で結婚詐欺。
娘・ペイジはそろそろ独り立ちをしたいと
母マックスに告げる。
コンビ最後の獲物にタバコ会社の大富豪に
目をつけた二人だが・・・
============================================
美人詐欺師母親ということで
母マックスにシガニー・ウィーバー、
娘ペイジにジェニファー・ラブ・ヒューイットが扮している。
シガニー姐さん、最近キレイになったなぁ〜。
昔はごつい顔だったのが、今じゃお色気を感じる
艶やかさ。
あやかりたいもんだ。
ジェニファーに関しては、蛍風、あまり好みじゃない。
たしかにカワイイけど、ちょっと安っぽい感じがする。
顔が細すぎるからかしらん・・・。
この作品、シガニー姐さんの結婚詐欺師をはじめ、
レイ・リオッタの情けない被害者、
ジーン・ハックマンのスケベじじいなど
意外なキャスティングが目につく。
しかし、さすが芸達者な人々、
どれもハマリ役で、楽しんで演じているのがよく伝わる。
アン・バンクロフトも、気品と威厳を漂わせ存在感大。
ストーリー的にはコミカルな部分が多いが、
女性向けとあって、節度のある下ネタ(笑)
青春モノだったら、もっとお下劣ギャグがあるだろう。
様々なタイプの女性に扮して詐欺を続ける母娘。
シガニー姐さんの「ロシア女性・オルガ」はもうサイコー!
ベジタリアンなのにロシア語が分からないために
イヤイヤ、タルタルステーキ食べたり、
ロシア民謡歌うハメになったり。
不測の事態に機知で乗りきるシガニー姐さん。
カッコイイ〜の一言である。
『エイリアン』の姐さんが、将来こんなコスプレショーをするとは
一体誰が想像しただろうか?!(笑)
母娘のファッションが素敵。
出演者が楽しんで演じているのが伝わる。
小気味良い、好感度の高い作品。
2001年・米
監督/テリー・ツワイゴフ
出演/ソーラ・バーチ
============================================
イーニドとレベッカは大親友。
たいして面白くもない町で満たされぬままに暮していた。
高校を卒業した2人だが、レベッカは職をみつけ、
イーニドは卒業を取り消されないように補修を受ける毎日。
仲良しの2人だが、生活のズレが次第に心のズレとなり・・・
============================================
ブシェミが青春モノに出てる!意外だな〜と思い
観てみることに。
これってホントに青春モノ?と疑ってしまうほど
ミョーな展開。
青春モノといえば、ブロンド、チアリーダーでモテモテ、
ボーイフレンドはアメフトのスター選手で
最後はプロムでクイーン。
もしくは目立たない真面目な子が、恋を成就させて
メデタシメデタシってのが基本。
この作品でのイーニドはまったく逆。
普通の青春モノでは、主役のひき立て役として登場する
ヘンな女の子あたりの位置であろう。
パツキンどころか髪を緑に染めたり、
しょぼいオヤジとつるんだり・・・。
なんとなくブシェミが出ているのが納得したような(笑)
大親友のイーニドとレベッカだが、
仕事に就き自立を目指し始めたレベッカ。
サエない中年のレコードマニアにちょっかいを出して
面白がるイーニド。
高校では2人とも社会に適応できずに
ファッションといたずらに夢中だった彼女たちが、
違う環境で生きはじめ、お互いに距離感を感じ始める。
大人になろうとするレベッカ、
大人になることを拒否するイーニド。
環境の違いが心の距離に繋がる場合があることを
誰もが1度は経験しているのではないだろうか?
大人をバカにするイーニド。
周りの大人より自分の方が上だと思うイーニド。
しかし、彼女が1番子供なのだ。
彼女の「とがった物の見方」はこの年頃には、よくある事。
大人になりたくない心の不安が、そこにはあるのかもしれない。
ラストのイーニドのとった行動は、
誰にでもそういう願望はあると思う。
だからこそ悲しくなる。
これはまぎれもない青春モノだ!!!
青春モノにしてはヘンテコリンな登場人物だなと思い、
彼女達のおフザケに大笑い。
ストーリーが進むにつれ、はるか昔の青春時代(笑)を思い出し、
共感を抱き、ラストはしんみりと、そして考えさせられてしまう作品。
余談だが、久々に観たブラッド・レンフロは
大きくなって、あのカミソリのような魅力がなくなり、
ただの坊ちゃんの風貌になっていた。残念。
エンドロールの後に、この作品蛍風のお気に入りの
ヌンチャク男(笑)とブシェミのシーンあり。
本編で採用されなかったシーンだが、
蛍風はこっちの方が好きだな(笑)
監督/テリー・ツワイゴフ
出演/ソーラ・バーチ
============================================
イーニドとレベッカは大親友。
たいして面白くもない町で満たされぬままに暮していた。
高校を卒業した2人だが、レベッカは職をみつけ、
イーニドは卒業を取り消されないように補修を受ける毎日。
仲良しの2人だが、生活のズレが次第に心のズレとなり・・・
============================================
ブシェミが青春モノに出てる!意外だな〜と思い
観てみることに。
これってホントに青春モノ?と疑ってしまうほど
ミョーな展開。
青春モノといえば、ブロンド、チアリーダーでモテモテ、
ボーイフレンドはアメフトのスター選手で
最後はプロムでクイーン。
もしくは目立たない真面目な子が、恋を成就させて
メデタシメデタシってのが基本。
この作品でのイーニドはまったく逆。
普通の青春モノでは、主役のひき立て役として登場する
ヘンな女の子あたりの位置であろう。
パツキンどころか髪を緑に染めたり、
しょぼいオヤジとつるんだり・・・。
なんとなくブシェミが出ているのが納得したような(笑)
大親友のイーニドとレベッカだが、
仕事に就き自立を目指し始めたレベッカ。
サエない中年のレコードマニアにちょっかいを出して
面白がるイーニド。
高校では2人とも社会に適応できずに
ファッションといたずらに夢中だった彼女たちが、
違う環境で生きはじめ、お互いに距離感を感じ始める。
大人になろうとするレベッカ、
大人になることを拒否するイーニド。
環境の違いが心の距離に繋がる場合があることを
誰もが1度は経験しているのではないだろうか?
大人をバカにするイーニド。
周りの大人より自分の方が上だと思うイーニド。
しかし、彼女が1番子供なのだ。
彼女の「とがった物の見方」はこの年頃には、よくある事。
大人になりたくない心の不安が、そこにはあるのかもしれない。
ラストのイーニドのとった行動は、
誰にでもそういう願望はあると思う。
だからこそ悲しくなる。
これはまぎれもない青春モノだ!!!
青春モノにしてはヘンテコリンな登場人物だなと思い、
彼女達のおフザケに大笑い。
ストーリーが進むにつれ、はるか昔の青春時代(笑)を思い出し、
共感を抱き、ラストはしんみりと、そして考えさせられてしまう作品。
余談だが、久々に観たブラッド・レンフロは
大きくなって、あのカミソリのような魅力がなくなり、
ただの坊ちゃんの風貌になっていた。残念。
エンドロールの後に、この作品蛍風のお気に入りの
ヌンチャク男(笑)とブシェミのシーンあり。
本編で採用されなかったシーンだが、
蛍風はこっちの方が好きだな(笑)
コメントをみる |

『パズル』・・スペイン人はパズルのように難解で
2002年7月11日 洋画サスペンス・ミステリー・ホラー・SF1999年・スペイン
監督/マテオ・ヒル
出演/エドゥアルド・ノリエガ
============================================
シモンは小説家だが、
最近の仕事はもっぱら新聞のクロスワード作り。
ある日、クロスワードに「敵対者」の言葉を入れろと
何者かに脅迫され・・・
============================================
これ・・・本当に1999年製作?
なんかさ・・・映像もストーリーも何もかもが古くさい印象。
シモンはクロスワードを作っているのだけど
これがスペイン語だから(当たり前だが)
全然ピンとこない。
謎の脅迫者に見張られたり、盗聴されたりする挙句、
オモチャのレーザー銃みたいなので
公衆の面前でピロピロ撃ち合うシモンと謎の一行。
こりゃ〜なんじゃ〜。
しかも謎の御一行は、シモンにある程度撃たれると
ダメージをうけたつもりなのか、立ち止まる(笑)
大の男が街中で、オモチャの銃でピロピロ撃ち合うという
設定自体かなりイカレている(笑)
かなり唐突に事件が始まり、
あまりにも独創的なシーンあり。
それでいて緩慢な進行。
「・・・なんだかなぁ〜」というのが正直な感想。
監督/マテオ・ヒル
出演/エドゥアルド・ノリエガ
============================================
シモンは小説家だが、
最近の仕事はもっぱら新聞のクロスワード作り。
ある日、クロスワードに「敵対者」の言葉を入れろと
何者かに脅迫され・・・
============================================
これ・・・本当に1999年製作?
なんかさ・・・映像もストーリーも何もかもが古くさい印象。
シモンはクロスワードを作っているのだけど
これがスペイン語だから(当たり前だが)
全然ピンとこない。
謎の脅迫者に見張られたり、盗聴されたりする挙句、
オモチャのレーザー銃みたいなので
公衆の面前でピロピロ撃ち合うシモンと謎の一行。
こりゃ〜なんじゃ〜。
しかも謎の御一行は、シモンにある程度撃たれると
ダメージをうけたつもりなのか、立ち止まる(笑)
大の男が街中で、オモチャの銃でピロピロ撃ち合うという
設定自体かなりイカレている(笑)
かなり唐突に事件が始まり、
あまりにも独創的なシーンあり。
それでいて緩慢な進行。
「・・・なんだかなぁ〜」というのが正直な感想。
2000年・仏
監督/オリヴィエ・メガトン
出演/パトリック・フォンタナ
=========================================
連続殺人の容疑で逮捕され、
精神病院に監禁されていたスタン。
彼を無実だと信じた主治医の働きで退院するが、
それと同時に残虐な殺人が次々と起こり・・・
=========================================
美しくオッシャレーな映像。
やはりおフランスならではなのか・・・。
ジャケットにもなっている
顔の見えない赤い服の男。これは一体誰なのか?
本作品はこのジャケットを見たときから監督のしかけたゲームが
すでに始まっている。
この男の正体は?
スタンは無実?
誰が真犯人なのか?
登場人物それぞれが怪しく思え、頭はフル回転。
犯人はこいつか?いや、違うな・・・と
確信したり、悩んだり。
ラストに赤い服の男の顔が映されて
初めて観客はこの「ゲーム」に踊らされている駒に
すぎないことを思いさらされる。
この「ゲーム」には初めから出口なんてない。
大抵の場合、こういったラストはあまり好きじゃない蛍風だが、
本作品は腹をたてることもなく、
「やられたーーー」っと脱帽。
美しく、テンポの良い映像のせいかもしれない。
DVDに収録されているメイキングもオッシャレー。
インタビューなしで撮影風景や、
街の様子を集めただけなのだが、
たま〜にある「撮りっぱなし、収録しただけ」のものとは違い、
音楽にあわせた編集が良い。
さすがミュージック・クリップを手がけていた監督の作品。
フレンチサスペンスらしい作品。
監督/オリヴィエ・メガトン
出演/パトリック・フォンタナ
=========================================
連続殺人の容疑で逮捕され、
精神病院に監禁されていたスタン。
彼を無実だと信じた主治医の働きで退院するが、
それと同時に残虐な殺人が次々と起こり・・・
=========================================
美しくオッシャレーな映像。
やはりおフランスならではなのか・・・。
ジャケットにもなっている
顔の見えない赤い服の男。これは一体誰なのか?
本作品はこのジャケットを見たときから監督のしかけたゲームが
すでに始まっている。
この男の正体は?
スタンは無実?
誰が真犯人なのか?
登場人物それぞれが怪しく思え、頭はフル回転。
犯人はこいつか?いや、違うな・・・と
確信したり、悩んだり。
ラストに赤い服の男の顔が映されて
初めて観客はこの「ゲーム」に踊らされている駒に
すぎないことを思いさらされる。
この「ゲーム」には初めから出口なんてない。
大抵の場合、こういったラストはあまり好きじゃない蛍風だが、
本作品は腹をたてることもなく、
「やられたーーー」っと脱帽。
美しく、テンポの良い映像のせいかもしれない。
DVDに収録されているメイキングもオッシャレー。
インタビューなしで撮影風景や、
街の様子を集めただけなのだが、
たま〜にある「撮りっぱなし、収録しただけ」のものとは違い、
音楽にあわせた編集が良い。
さすがミュージック・クリップを手がけていた監督の作品。
フレンチサスペンスらしい作品。
『フロッグ・プリンス』・・これでテレビ?
2002年7月7日 洋画サスペンス・ミステリー・ホラー・SF2001年・米
監督/アラン・アーカッシュ
デービッド・グロス
出演/マーティン・ショート
============================================
女好きのジョン王子。
妻となる隣国の王女に会いにいったものの
やはり他の女に目がくらみ、
それがバレて蛙にされてしまう。
「乙女の真実の愛とキス」だけが魔法を解くのだが・・・
============================================
最近流行り(?)のホールマークの作品。
ホールマーク社はテレフューチャーながら、お金をかけたSFXと
名の知れた役者を使ってファミリー向け作品がウリ。
『モンキー・キング西遊記』や『ユニコーン』など
なかなかの高回転ブリなので、
七夕にあやかって、らぶ〜な本作品を観ることに。
いや、目当てはマーティン・ショートなんだけどね(笑)
女好きでモテモテのジョン王子。
コマシってやつですな(笑)
魔法を解くには乙女のキスと聞いて、そりゃ楽勝と思ったものの、
カエルになった彼には乙女がキスするどころか、
気づいてもらえないありさま。
こんな筈じゃなかったよな〜と思いながら500年経ってしまう。
城を観光にきたワルガキに捕まえられ、
そのままNYにつれてこられ・・・というお話。
童話の「カエルの王子様」を現代のNYを舞台にアレンジした作品。
童話をアレンジして500年もキスをしてもらえない王子というから
てっきりマーティン・ショートが王子様かと思ったら
ショートは従者・ロドニーだった。
・・・ちょっと誤算。
それでも時代錯誤な王子と従者が繰り広げる騒動は笑える。
カエルだって、おめめがクリクリしてミョーにカワイイ。
年増女優マーゴのネタも大人にも笑える。
それでいてドギツクなく、健全なファミリー作品。
たしかに映画だったら、物足りないと思うかもしれないが、
テレビでこのレベルの作品を作るってのは
アメリカってスゴイと思う。
大感動というわけにはいかないが、
大人でもそこそこ楽しめる。
ファミリーでほのぼのと笑える作品。
監督/アラン・アーカッシュ
デービッド・グロス
出演/マーティン・ショート
============================================
女好きのジョン王子。
妻となる隣国の王女に会いにいったものの
やはり他の女に目がくらみ、
それがバレて蛙にされてしまう。
「乙女の真実の愛とキス」だけが魔法を解くのだが・・・
============================================
最近流行り(?)のホールマークの作品。
ホールマーク社はテレフューチャーながら、お金をかけたSFXと
名の知れた役者を使ってファミリー向け作品がウリ。
『モンキー・キング西遊記』や『ユニコーン』など
なかなかの高回転ブリなので、
七夕にあやかって、らぶ〜な本作品を観ることに。
いや、目当てはマーティン・ショートなんだけどね(笑)
女好きでモテモテのジョン王子。
コマシってやつですな(笑)
魔法を解くには乙女のキスと聞いて、そりゃ楽勝と思ったものの、
カエルになった彼には乙女がキスするどころか、
気づいてもらえないありさま。
こんな筈じゃなかったよな〜と思いながら500年経ってしまう。
城を観光にきたワルガキに捕まえられ、
そのままNYにつれてこられ・・・というお話。
童話の「カエルの王子様」を現代のNYを舞台にアレンジした作品。
童話をアレンジして500年もキスをしてもらえない王子というから
てっきりマーティン・ショートが王子様かと思ったら
ショートは従者・ロドニーだった。
・・・ちょっと誤算。
それでも時代錯誤な王子と従者が繰り広げる騒動は笑える。
カエルだって、おめめがクリクリしてミョーにカワイイ。
年増女優マーゴのネタも大人にも笑える。
それでいてドギツクなく、健全なファミリー作品。
たしかに映画だったら、物足りないと思うかもしれないが、
テレビでこのレベルの作品を作るってのは
アメリカってスゴイと思う。
大感動というわけにはいかないが、
大人でもそこそこ楽しめる。
ファミリーでほのぼのと笑える作品。
2001年・米
監督/ロブ・ブリッツ
出演/クリス・カッテン
ピーター・フォーク
=========================================
マフィアのボスが何者かの裏切りによって
FBIに犯罪の証拠をつかまれるが、
その犯罪の証拠を盗みだすために
息子のコーキーをFBIに潜入させることに・・・
=========================================
ジャケットの印象どおり、バカチンどたばたコメディ(笑)
リリースされて間もないので
ネタバレ的なことは控えますが、
・・・っていうか、ネタバレというほどのことは
何もないような作品だけどね(笑)
蛍風が好きな場面はコーキーの銃乱射シーン。
それからコーキー兄がアイスクリームを買うシーン。
期待通りの展開で、安心して笑える。
意外なのはピーター・フォークが出ていたこと。
これにはビックリした。
ラストはどうやって周囲を説得したの?なんて
野暮なことは言いっこなし。
細かいことを考えずに、ただ笑うべし。
それがドタバタコメディってもんですよ(笑)
監督/ロブ・ブリッツ
出演/クリス・カッテン
ピーター・フォーク
=========================================
マフィアのボスが何者かの裏切りによって
FBIに犯罪の証拠をつかまれるが、
その犯罪の証拠を盗みだすために
息子のコーキーをFBIに潜入させることに・・・
=========================================
ジャケットの印象どおり、バカチンどたばたコメディ(笑)
リリースされて間もないので
ネタバレ的なことは控えますが、
・・・っていうか、ネタバレというほどのことは
何もないような作品だけどね(笑)
蛍風が好きな場面はコーキーの銃乱射シーン。
それからコーキー兄がアイスクリームを買うシーン。
期待通りの展開で、安心して笑える。
意外なのはピーター・フォークが出ていたこと。
これにはビックリした。
ラストはどうやって周囲を説得したの?なんて
野暮なことは言いっこなし。
細かいことを考えずに、ただ笑うべし。
それがドタバタコメディってもんですよ(笑)
『メメント』・・グリコだね
2002年7月4日 洋画サスペンス・ミステリー・ホラー・SF2000年・米
監督/クリストファー・ノーラン
出演/ガイ・ピアース
============================================
ある夜、レナードの家に何者かが押し入り、
妻をレイプした挙句に殺害する。
事件のショックでレナードは10分しか記憶を保てなくなった。
それでも犯人に復讐すべく、犯人探しをするレナードだが・・・
============================================
10分しか記憶が保てない〜?!
それじゃジャンプ一冊あれば一生楽しめるじゃないか!(笑)
食事しても、食べたこと忘れるじゃないか?!
「嫁はワシに食事させないんだよ〜」・・ってボケ老人か?!(笑)
この作品を観るまでは、茶化していた蛍風だが、
これはスゴイ作品。
衝撃を受けたって感じ。
10分間しか記憶が保てないレナード。
よって、ストーリーは10分間の彼の行動を疑似体験するように
10分刻みで展開される。
しかも、現在から始まり、過去にさかのぼっていく構成になっている。
こういうスタイルの作品は初めて。
10分間しか記憶が保てないレナード。
前の日に会った人間も忘れてしまう。
「こいつは誰だ?」
そりゃこっちが知りたいよ(笑)
出てくる人間が誰なのか、どういう関係なのか分からないから
とても頭をつかう作品。
ラストも衝撃的。
「覚えているかどうかなんて問題じゃない。
復讐することに意味があるんだ」というレナード。
心の闇、欺瞞、偽善、
世の中は経験して記憶していることがすべてではない。
目にみえないもの、気づかないものが沢山ある。
洪水のような情報のなかで取捨選択の日々。
しかし、何を選ぶかは記憶が指針となる場合が多い。
その指針を失ったレナード。
必死に犯人探しをする姿は哀れに思えてくる。
DVDでは時間軸に沿って再生されるモードがある。
本編を観終わったあとで、
この時間軸に沿って展開されるストーリーを観れば、
エディがジャガーにこだわる意図、
警察の報告書に線が引かれていた訳などが
はっきりと分かりやすくなっている。
この作品のすごいところは、時間軸に沿った展開でも
充分に楽しめるということ。
それでいて、同じ作品なのに、時間の展開が違うだけで
作品の印象も随分とかわる。
一粒でも2度美味しいグリコのような作品(笑)
監督/クリストファー・ノーラン
出演/ガイ・ピアース
============================================
ある夜、レナードの家に何者かが押し入り、
妻をレイプした挙句に殺害する。
事件のショックでレナードは10分しか記憶を保てなくなった。
それでも犯人に復讐すべく、犯人探しをするレナードだが・・・
============================================
10分しか記憶が保てない〜?!
それじゃジャンプ一冊あれば一生楽しめるじゃないか!(笑)
食事しても、食べたこと忘れるじゃないか?!
「嫁はワシに食事させないんだよ〜」・・ってボケ老人か?!(笑)
この作品を観るまでは、茶化していた蛍風だが、
これはスゴイ作品。
衝撃を受けたって感じ。
10分間しか記憶が保てないレナード。
よって、ストーリーは10分間の彼の行動を疑似体験するように
10分刻みで展開される。
しかも、現在から始まり、過去にさかのぼっていく構成になっている。
こういうスタイルの作品は初めて。
10分間しか記憶が保てないレナード。
前の日に会った人間も忘れてしまう。
「こいつは誰だ?」
そりゃこっちが知りたいよ(笑)
出てくる人間が誰なのか、どういう関係なのか分からないから
とても頭をつかう作品。
ラストも衝撃的。
「覚えているかどうかなんて問題じゃない。
復讐することに意味があるんだ」というレナード。
心の闇、欺瞞、偽善、
世の中は経験して記憶していることがすべてではない。
目にみえないもの、気づかないものが沢山ある。
洪水のような情報のなかで取捨選択の日々。
しかし、何を選ぶかは記憶が指針となる場合が多い。
その指針を失ったレナード。
必死に犯人探しをする姿は哀れに思えてくる。
DVDでは時間軸に沿って再生されるモードがある。
本編を観終わったあとで、
この時間軸に沿って展開されるストーリーを観れば、
エディがジャガーにこだわる意図、
警察の報告書に線が引かれていた訳などが
はっきりと分かりやすくなっている。
この作品のすごいところは、時間軸に沿った展開でも
充分に楽しめるということ。
それでいて、同じ作品なのに、時間の展開が違うだけで
作品の印象も随分とかわる。
一粒でも2度美味しいグリコのような作品(笑)
コメントをみる |

『陰陽師』・・アイドルから白塗り、そして小悪党へ
2002年7月2日 邦画2001年・日
監督/滝田 洋二郎
出演/野村 萬斎
=======================================
時は平安。
魔物が横行する世の中。
生まれたばかりの親王に呪いがかけられ、
清明は呪いを解くために青音を呼び寄せ・・・
=======================================
先月は邦画を観ていなかったので、
7月の1本目はこの作品に・・・。
TV版は、毎週楽しみに観ていた蛍風。
ゴロちゃんのクールな清明に好感を持っていたが、
本作品の野村萬斎にはヤラレターって感じ。
クールというよりも、世間を斜に構えてみてるような
萬斎・清明はGOOD。
おまけに立ち振る舞い1つ1つが美しい。
顔もホント和風でピッタリだわさ。
キョンキョン扮する青音も、なにやら人間離れした雰囲気を漂わせ、
敵キャラ真田も、貫禄充分。
なんて豪華な顔ぶれなのかしらん。
真田広之は少しふっくらして貫禄がついた。
トラボルタみたいに小悪党が似合う顔つきになった。
昔はアイドルアクションスターだったのに、
こんな凄みのある演技をするようになったんだ・・・。
真田広之といえば、『伊賀のカバ丸』で
静音だっけ?長髪の白塗りの役やってたな〜。
当時『伊賀のカバ丸』を愛読していた(笑)蛍風は、
マンガとは似ても似つかない不気味な
真田・静音(ホントに静音って名前だっけ?)に憤りを感じたっけ。
ストーリー構成もGOOD。
見せ場が確立され、その見せ場が終盤に進むにつれ
より大きなものになり、見ごたえがある。
残念な点は博雅役の伊藤英明がキレイすぎること。
TV版の杉本哲太のほうが、無骨な感じがよく出ていた。
本作品は第一級の娯楽作品といえよう。
監督/滝田 洋二郎
出演/野村 萬斎
=======================================
時は平安。
魔物が横行する世の中。
生まれたばかりの親王に呪いがかけられ、
清明は呪いを解くために青音を呼び寄せ・・・
=======================================
先月は邦画を観ていなかったので、
7月の1本目はこの作品に・・・。
TV版は、毎週楽しみに観ていた蛍風。
ゴロちゃんのクールな清明に好感を持っていたが、
本作品の野村萬斎にはヤラレターって感じ。
クールというよりも、世間を斜に構えてみてるような
萬斎・清明はGOOD。
おまけに立ち振る舞い1つ1つが美しい。
顔もホント和風でピッタリだわさ。
キョンキョン扮する青音も、なにやら人間離れした雰囲気を漂わせ、
敵キャラ真田も、貫禄充分。
なんて豪華な顔ぶれなのかしらん。
真田広之は少しふっくらして貫禄がついた。
トラボルタみたいに小悪党が似合う顔つきになった。
昔はアイドルアクションスターだったのに、
こんな凄みのある演技をするようになったんだ・・・。
真田広之といえば、『伊賀のカバ丸』で
静音だっけ?長髪の白塗りの役やってたな〜。
当時『伊賀のカバ丸』を愛読していた(笑)蛍風は、
マンガとは似ても似つかない不気味な
真田・静音(ホントに静音って名前だっけ?)に憤りを感じたっけ。
ストーリー構成もGOOD。
見せ場が確立され、その見せ場が終盤に進むにつれ
より大きなものになり、見ごたえがある。
残念な点は博雅役の伊藤英明がキレイすぎること。
TV版の杉本哲太のほうが、無骨な感じがよく出ていた。
本作品は第一級の娯楽作品といえよう。
観てないサンプル山積み・・6月のまとめ
2002年6月30日 つぶやきやっと・・・やっと6月が終わりだ〜!!!
W杯の影響で、お店はそこそこ暇。
こんな時こそビデオたくさん観ればいいのに
我が家では毎日のようにサッカーに
モニターを奪われておりました。。。
そんな訳で、今月はわりと時間が短い作品を
選んで観てましたわ(笑)
ふりかえってみると、今月は小粒な作品が
多かったような・・・。
最近サンプルビデオを観るのが
おっくうになってきた蛍風。
サンプルになるビデオは、微妙なものが多い。
ヒット作や話題作はあまりサンプルビデオにならない。
ま、たしかに認知度が高い作品を、わざわざサンプルにして
ビデオ店に配布しなくったって、
注文バンバンとれるからね・・・。
それからサンプルビデオ観ちゃったあとに、
DVDがリリースされて、そっちに特典がついてたりすると
とっても悔しい気分になるもんですよ。
「う〜っ!サンプル観ないでDVDのリリース待ってれば良かった」って(笑)
そういえばシュワちゃんのコテ・・なんとかって作品の
サンプル来てたなぁ・・・。
シュワちゃんモノなら、大量に仕入れてもOKだろうな・・・。
ヘドヴィックなんとかってのも来てたなぁ・・・。
これは客層が限定されそうだな。微妙だなぁ・・・。
今月リリースが少なかったぶん、
7月からはS級タイトルがけっこうリリースされる。
ビデオ観る時間あるかなぁ。不安。
W杯の影響で、お店はそこそこ暇。
こんな時こそビデオたくさん観ればいいのに
我が家では毎日のようにサッカーに
モニターを奪われておりました。。。
そんな訳で、今月はわりと時間が短い作品を
選んで観てましたわ(笑)
ふりかえってみると、今月は小粒な作品が
多かったような・・・。
最近サンプルビデオを観るのが
おっくうになってきた蛍風。
サンプルになるビデオは、微妙なものが多い。
ヒット作や話題作はあまりサンプルビデオにならない。
ま、たしかに認知度が高い作品を、わざわざサンプルにして
ビデオ店に配布しなくったって、
注文バンバンとれるからね・・・。
それからサンプルビデオ観ちゃったあとに、
DVDがリリースされて、そっちに特典がついてたりすると
とっても悔しい気分になるもんですよ。
「う〜っ!サンプル観ないでDVDのリリース待ってれば良かった」って(笑)
そういえばシュワちゃんのコテ・・なんとかって作品の
サンプル来てたなぁ・・・。
シュワちゃんモノなら、大量に仕入れてもOKだろうな・・・。
ヘドヴィックなんとかってのも来てたなぁ・・・。
これは客層が限定されそうだな。微妙だなぁ・・・。
今月リリースが少なかったぶん、
7月からはS級タイトルがけっこうリリースされる。
ビデオ観る時間あるかなぁ。不安。
『フェリックスとローラ』・・ドラマチック人生
2002年6月29日 洋画コメディ・ラブストーリー2000年・仏
監督/パトリス・ルコント
出演/シャルロット・ゲンズブール
===========================================
フェリックスは遊園地の興行師。
ある日、謎めいたローラと出会い、彼女に惹かれていく。
しかしローラは「何も聞かないで」と
自分の事は一切口にしたがらなかった・・・
===========================================
ルコント監督でシャルロット・ゲンズブール主演!
こりゃ観なくちゃイカンと、ワクワクしたんだけどね・・・。
ルコントらしいエッセンスの効いた笑いがない・・・。
久々に観たシャルロットはなんかやつれてる・・・。
シャルロットといえば、ちょっと背伸びした小悪魔的存在が魅力だったのに
今じゃ子持ち。いや〜、歳月を感じるわ・・・。
「私の事を詮索しないで。何も聞かないで。ただ信じて。」
そう言うローラに悲しい影を感じながら
彼女を愛していくフェリックス。
フェリックスみたいなのを包容力がある男性っていうのかな・・・。
過去を詮索しないで、現在の自分の存在だけを愛してくれるフェリックス。
ありがたい男性ですな。
女ならそんな彼の優しさと強さに惹かれてしまいますわ。
逆に自分が男だったら・・・?
そりゃ〜、自分に都合の悪いことは一切言わないローラみたいな彼女は
ちょっと勘弁かな・・・(笑)
ローラの過去は?!ローラの本心は?!
それが結末に明らかにされるが、
そこで初めて、この作品が痛烈な風刺であることを思い知らされる。
愛のカタチ、恋のかけひき、ローラの生き方、フェリックスの愛し方。
女の中には、ローラ的部分が多かれ少なかれ存在する。
人によっては、感慨ぶかいものがあるかもしれない。
人生をふりかえるかもしれない。
哲学的な事を考えるかもしれない。
しかし、蛍風の感想は「なんじゃ〜!うりゃ〜!」であった・・・。
ロマンのない女でゴメンナサイ・・・。
監督/パトリス・ルコント
出演/シャルロット・ゲンズブール
===========================================
フェリックスは遊園地の興行師。
ある日、謎めいたローラと出会い、彼女に惹かれていく。
しかしローラは「何も聞かないで」と
自分の事は一切口にしたがらなかった・・・
===========================================
ルコント監督でシャルロット・ゲンズブール主演!
こりゃ観なくちゃイカンと、ワクワクしたんだけどね・・・。
ルコントらしいエッセンスの効いた笑いがない・・・。
久々に観たシャルロットはなんかやつれてる・・・。
シャルロットといえば、ちょっと背伸びした小悪魔的存在が魅力だったのに
今じゃ子持ち。いや〜、歳月を感じるわ・・・。
「私の事を詮索しないで。何も聞かないで。ただ信じて。」
そう言うローラに悲しい影を感じながら
彼女を愛していくフェリックス。
フェリックスみたいなのを包容力がある男性っていうのかな・・・。
過去を詮索しないで、現在の自分の存在だけを愛してくれるフェリックス。
ありがたい男性ですな。
女ならそんな彼の優しさと強さに惹かれてしまいますわ。
逆に自分が男だったら・・・?
そりゃ〜、自分に都合の悪いことは一切言わないローラみたいな彼女は
ちょっと勘弁かな・・・(笑)
ローラの過去は?!ローラの本心は?!
それが結末に明らかにされるが、
そこで初めて、この作品が痛烈な風刺であることを思い知らされる。
愛のカタチ、恋のかけひき、ローラの生き方、フェリックスの愛し方。
女の中には、ローラ的部分が多かれ少なかれ存在する。
人によっては、感慨ぶかいものがあるかもしれない。
人生をふりかえるかもしれない。
哲学的な事を考えるかもしれない。
しかし、蛍風の感想は「なんじゃ〜!うりゃ〜!」であった・・・。
ロマンのない女でゴメンナサイ・・・。
『ブロウ』・・人生に調光機能があれば
2002年6月28日 洋画その他・海外TVドラマ2001年・米
監督/テッド・デミ
出演/ジョニー・デップ
============================================
ジョージはドラック・ディーラーとして
あっという間に成功。
巨万の富を築き、欲しいものは何でも買えた彼だが・・・
============================================
麻薬王ジョージ・ユングの半生を実話をもとに映画化。
血なまぐさいマフィア映画かと思っていたら
1人の人間の半生を静かに描いた男くさい作品だった。
度胸と行動力であっというまにドラッグ・ディーラーとして
成功を収めたジョージ。
車に豪邸に好きな女も手にいれて、我が世の春だった。
しかし、仲間の裏切りにあい、取り引きを横取りされ、
ついには逮捕され財産を没収される。
何もなくなった彼の元を仲間も、そして妻までもが去ってしまう。
ふぅ〜・・・切ないね・・・
人生の光の部分は、誰もが同じ分量を持っているのではないかと思う。
それを小出しにして、平穏無事な生活を送るか、
一気に大成功して、光を使い果たし、後はさみしい人生を送るとか。
どちらが幸せなのだろう?
ユングの人生はジェットコースターのようである。
人生登り坂の時は、何をやってもウハウハ。
しかし、急激に下り坂を辿る。
下り坂の人間には、運も金も人も寄りつきゃしない。
現在服役中のユングが、1番欲しているものは金でも、名誉でもない。
家族愛を欲している。
何もかも失った時、人は愛を求めるのか・・・。
ジョージ・ユングという1人の男の半生を描きながら、
人生とは、幸せとは何かを問いただす作品。
余談だが、日本語吹き替え版のペネロペちゃんの声はNG。
辺見エミリが声をあてているのだが、ちゃんとした声優を使って欲しかった。
本人曰く「大好きなジョニー・デップと声だけでも共演できて嬉しい」
いや〜、本人は嬉しいかもしれないけどさ・・・。
デップ主演、ユングの半生、デミ監督の急死、
これだけで充分に話題性があるのだから、
あえて吹き替えで話題性盛り上げなくてもいいのに・・・。
芸能人使って話題性盛り上げるなら、
今回のペネロペちゃんの役は
ルビー・モレノにしたほうが良かったんじゃない?
「ハヤク、オカネチョーダイヨッッ!」って
迫力ありそうでいいと思うのにな・・・(笑)
監督/テッド・デミ
出演/ジョニー・デップ
============================================
ジョージはドラック・ディーラーとして
あっという間に成功。
巨万の富を築き、欲しいものは何でも買えた彼だが・・・
============================================
麻薬王ジョージ・ユングの半生を実話をもとに映画化。
血なまぐさいマフィア映画かと思っていたら
1人の人間の半生を静かに描いた男くさい作品だった。
度胸と行動力であっというまにドラッグ・ディーラーとして
成功を収めたジョージ。
車に豪邸に好きな女も手にいれて、我が世の春だった。
しかし、仲間の裏切りにあい、取り引きを横取りされ、
ついには逮捕され財産を没収される。
何もなくなった彼の元を仲間も、そして妻までもが去ってしまう。
ふぅ〜・・・切ないね・・・
人生の光の部分は、誰もが同じ分量を持っているのではないかと思う。
それを小出しにして、平穏無事な生活を送るか、
一気に大成功して、光を使い果たし、後はさみしい人生を送るとか。
どちらが幸せなのだろう?
ユングの人生はジェットコースターのようである。
人生登り坂の時は、何をやってもウハウハ。
しかし、急激に下り坂を辿る。
下り坂の人間には、運も金も人も寄りつきゃしない。
現在服役中のユングが、1番欲しているものは金でも、名誉でもない。
家族愛を欲している。
何もかも失った時、人は愛を求めるのか・・・。
ジョージ・ユングという1人の男の半生を描きながら、
人生とは、幸せとは何かを問いただす作品。
余談だが、日本語吹き替え版のペネロペちゃんの声はNG。
辺見エミリが声をあてているのだが、ちゃんとした声優を使って欲しかった。
本人曰く「大好きなジョニー・デップと声だけでも共演できて嬉しい」
いや〜、本人は嬉しいかもしれないけどさ・・・。
デップ主演、ユングの半生、デミ監督の急死、
これだけで充分に話題性があるのだから、
あえて吹き替えで話題性盛り上げなくてもいいのに・・・。
芸能人使って話題性盛り上げるなら、
今回のペネロペちゃんの役は
ルビー・モレノにしたほうが良かったんじゃない?
「ハヤク、オカネチョーダイヨッッ!」って
迫力ありそうでいいと思うのにな・・・(笑)
『金色の嘘』・・自分のための嘘、他人のための嘘
2002年6月27日 洋画その他・海外TVドラマ2001年・米/英/仏
監督/ジェームズ・アイボリー
出演/ユマ・サーマン
============================================
イタリア貴族のアメリーゴは屋敷を修復する資金のため
シャーロットと別れ、アメリカ人の大富豪
アダム・ヴァーヴァーの娘マギーと結婚する。
マギーとは親友だったシャーロットは、アメリーゴとの関係を秘密にし
何も知らないアダムはシャーロットに求婚する。
そして4人の微妙な親子・夫婦関係がはじまり・・・
============================================
嘘とは一体何か?
この作品には様々な嘘が登場する。
お金のために、自分の心に嘘をつくアメリーゴとシャーロット。
結婚生活のために夫に、妻に嘘をつく2人。
父親に心配をかけないように嘘をつくマギー。
娘のために何も知らないふりをするアダム。
そしてプライドを守るために嘘をつくシャーロット・・・
この作品で重要な意味をもつ、美しい金で飾られた水晶のボウル。
一見完璧な美を持つボウルだが、
目に見えないところにヒビがはいっていた。
それは4人の微妙な関係を暗示する。
自分の心に嘘をつき結婚したものの、
親密な父娘の関係に疎外感・孤独を感じるアメリーゴとシャーロット。
淋しい2人が過去の関係もあって、結果的にお互いを求め合うことになる。
これは一体誰が悪いのだろうか?
とても難しい・・・。
アメリーゴとの関係を周囲に知られぬよう巧みに立ち回るシャーロット。
狡猾にたちまわり、何もかも思い通りにしていたつもりが、
ラストはとても悲しいほど哀れである。
悪意のある嘘
善意の嘘
愛するものを奪おうとする嘘
愛するものを守る嘘
真実だけが人生ではない。
嘘も含めたものが人生である。
愛とは?嘘とは?幸せとは?
いろいろと考えさせられしまう。
重厚で心に突き刺さる作品。
監督/ジェームズ・アイボリー
出演/ユマ・サーマン
============================================
イタリア貴族のアメリーゴは屋敷を修復する資金のため
シャーロットと別れ、アメリカ人の大富豪
アダム・ヴァーヴァーの娘マギーと結婚する。
マギーとは親友だったシャーロットは、アメリーゴとの関係を秘密にし
何も知らないアダムはシャーロットに求婚する。
そして4人の微妙な親子・夫婦関係がはじまり・・・
============================================
嘘とは一体何か?
この作品には様々な嘘が登場する。
お金のために、自分の心に嘘をつくアメリーゴとシャーロット。
結婚生活のために夫に、妻に嘘をつく2人。
父親に心配をかけないように嘘をつくマギー。
娘のために何も知らないふりをするアダム。
そしてプライドを守るために嘘をつくシャーロット・・・
この作品で重要な意味をもつ、美しい金で飾られた水晶のボウル。
一見完璧な美を持つボウルだが、
目に見えないところにヒビがはいっていた。
それは4人の微妙な関係を暗示する。
自分の心に嘘をつき結婚したものの、
親密な父娘の関係に疎外感・孤独を感じるアメリーゴとシャーロット。
淋しい2人が過去の関係もあって、結果的にお互いを求め合うことになる。
これは一体誰が悪いのだろうか?
とても難しい・・・。
アメリーゴとの関係を周囲に知られぬよう巧みに立ち回るシャーロット。
狡猾にたちまわり、何もかも思い通りにしていたつもりが、
ラストはとても悲しいほど哀れである。
悪意のある嘘
善意の嘘
愛するものを奪おうとする嘘
愛するものを守る嘘
真実だけが人生ではない。
嘘も含めたものが人生である。
愛とは?嘘とは?幸せとは?
いろいろと考えさせられしまう。
重厚で心に突き刺さる作品。