2000年・米
監督/ロバート・ゼメキス
出演/トム・ハンクス
ヘレン・ハント
===========================================
速さを誇る宅配業者「フェデックス」に勤めるチャック。
分刻みで世界を駆け回り、恋人とのデートもまた然り。
ある日、飛行機事故に遭い無人島に流れ着く。
なんとか脱出しようとするチャックだが・・・
===========================================
トム・ハンクスは上手い!上手いです!
無人島に流れ着いて、とまどいながらもヨタヨタする演技!
初めは失敗続きでイライラと投げやりな毎日が
次第にたくましくなっていく様はお見事。
アカデミー賞あげても良かったんじゃない?
ストーリー的には途中が面白いけど
最初と最後がなかったほうが個人的には好き。
無人島の部分だけだったら、単なる「サバイバル映画」になるから
最初と最後をつけたのかな?
このサバイバル部分はとても好きだ。
バレーボールに顔を描いて、友達として接するアイデアは
「新しいジャンル」の確立か?!と興奮した(笑)
トム・ハンクスが上手いだけに、おかしいやら、切ないやら
なんとも見ごたえがあった。
特にこのウィルソンと名付けられたバレーボールが
海上で流されていくシーンに流れる悲しげなメロディ!
ボール1個が波に揺られて遠ざかるシーンに
かつてこれほどまで叙情的な音楽が流れたことがあっただろうか?!(笑)
後半はなんか小野田少尉の話みたいで
とくに新鮮味を感じなかった。
蛍風としては海で離ればなれになったウィルソンとの
感動の再会とか、ウィルソン捜索の旅をするとかして欲しかった。
そのほうがゼメキスっぽいと思うんだけど・・・。
それじゃカルト映画になっちゃうか(笑)
単なるサバイバル映画ではなく、
最初と最後をつけたことによって、
アカデミーを狙ったヒューマン作品に仕上がっているが
これは製作会社の意図か?
作品全体としては「グラディエーター」に軍配があがるが、
主演男優としてはこちらのトム・ハンクスに受賞させたかった。
やっぱりすごいよ、トム・ハンクス!
監督/ロバート・ゼメキス
出演/トム・ハンクス
ヘレン・ハント
===========================================
速さを誇る宅配業者「フェデックス」に勤めるチャック。
分刻みで世界を駆け回り、恋人とのデートもまた然り。
ある日、飛行機事故に遭い無人島に流れ着く。
なんとか脱出しようとするチャックだが・・・
===========================================
トム・ハンクスは上手い!上手いです!
無人島に流れ着いて、とまどいながらもヨタヨタする演技!
初めは失敗続きでイライラと投げやりな毎日が
次第にたくましくなっていく様はお見事。
アカデミー賞あげても良かったんじゃない?
ストーリー的には途中が面白いけど
最初と最後がなかったほうが個人的には好き。
無人島の部分だけだったら、単なる「サバイバル映画」になるから
最初と最後をつけたのかな?
このサバイバル部分はとても好きだ。
バレーボールに顔を描いて、友達として接するアイデアは
「新しいジャンル」の確立か?!と興奮した(笑)
トム・ハンクスが上手いだけに、おかしいやら、切ないやら
なんとも見ごたえがあった。
特にこのウィルソンと名付けられたバレーボールが
海上で流されていくシーンに流れる悲しげなメロディ!
ボール1個が波に揺られて遠ざかるシーンに
かつてこれほどまで叙情的な音楽が流れたことがあっただろうか?!(笑)
後半はなんか小野田少尉の話みたいで
とくに新鮮味を感じなかった。
蛍風としては海で離ればなれになったウィルソンとの
感動の再会とか、ウィルソン捜索の旅をするとかして欲しかった。
そのほうがゼメキスっぽいと思うんだけど・・・。
それじゃカルト映画になっちゃうか(笑)
単なるサバイバル映画ではなく、
最初と最後をつけたことによって、
アカデミーを狙ったヒューマン作品に仕上がっているが
これは製作会社の意図か?
作品全体としては「グラディエーター」に軍配があがるが、
主演男優としてはこちらのトム・ハンクスに受賞させたかった。
やっぱりすごいよ、トム・ハンクス!
『ザ・カップ 夢のアンテナ』・・今度のワールドカップも楽しみにしているらしい
2001年12月7日 アジア1999年・ブータン
監督/ケンツェ・ノルブ
出演/ウゲン・トップゲン
===========================================
人里離れた僧院で修行に励む少年僧ウゲン達。
サッカーのワールドカップが気になって
修行に身が入らない。
どうしても決勝戦がみたいウゲン達は
先生の許可を得てテレビとアンテナをレンタルして
僧院で観戦したいと提案する・・・
===========================================
監督・出演者すべてが本物のお坊さん。
赤みがかった映像がとても美しい。
暖かな光りに包まれているみたい!
サッカーは本当に人気のあるスポーツだということが
よく分かる作品。
ワールドカップが見たくて見たくて仕方がない小坊主さん達。
おつとめにも修行にも身がはいらないくらい。
小坊主さんといえど子供。
こっそり規則を破ったり、しょげたりと
とにかく子供らしいハツラツとした表情がいい。
しんみりする場面もあるが、説教くさいところはなく、
あったかい気持ちになれる。
この小坊主さん達、来年のワールドカップも楽しみにしているんだろうな。
開催国として、ぜひ成功させようという気分になった(笑)
監督/ケンツェ・ノルブ
出演/ウゲン・トップゲン
===========================================
人里離れた僧院で修行に励む少年僧ウゲン達。
サッカーのワールドカップが気になって
修行に身が入らない。
どうしても決勝戦がみたいウゲン達は
先生の許可を得てテレビとアンテナをレンタルして
僧院で観戦したいと提案する・・・
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監督・出演者すべてが本物のお坊さん。
赤みがかった映像がとても美しい。
暖かな光りに包まれているみたい!
サッカーは本当に人気のあるスポーツだということが
よく分かる作品。
ワールドカップが見たくて見たくて仕方がない小坊主さん達。
おつとめにも修行にも身がはいらないくらい。
小坊主さんといえど子供。
こっそり規則を破ったり、しょげたりと
とにかく子供らしいハツラツとした表情がいい。
しんみりする場面もあるが、説教くさいところはなく、
あったかい気持ちになれる。
この小坊主さん達、来年のワールドカップも楽しみにしているんだろうな。
開催国として、ぜひ成功させようという気分になった(笑)
『天使のくれた時間』・・誰もが思う「違う人生」
2001年12月5日 洋画コメディ・ラブストーリー2000年・米
監督/ブレット・ラトナー
出演/ニコラス・ケイジ
ティア・レオーニ
===========================================
ウォール街で成功を収め、誰もが羨む人生をおくるジャック。
ところが、ある朝目覚めてみるとそこは見知らぬ場所。
しかも隣には13年前別れた恋人ケイトが眠っていて・・・
===========================================
「あの時違う決断をしていれば違う人生が・・・」
誰でもそう思うことがあるだろう。
その違う人生を経験する主人公ジャック。
恋人や夫婦でクリスマスに観るにはちょうどいい作品。
仕事一筋のジャックが子供のオムツ代えに
悪戦苦闘する姿は笑える。
結婚記念日のプレゼントにワクワクするケイトは
とってもかわいい!
しかしマイホームパパとしての人生は
エリートとして成功してきた人生とは違い、
仕事面では失望するものだったなど しんみりする場面もある。
男でも「仕事と家庭の両立」は難しいということか?
とはいえ、クリスマスが舞台である。
クリスマスといえば愛する人あるいは家族と団欒することを
優先させてもいいだろう。
そんな「ファミリーマン」な気分にさせてくれる
大人のためのロマンチック・ラブメルヘン。
クリスマスにどうぞ。
・・・というのがビデオ店員としての建前。
個人的な本音としては 物足りないの一言。
仕事一筋、社会的地位もあり
物にも女にも不自由していないエリートが
まったく違う状況下に置かれて、育児や家族サービスに追われ、
妥協した職場でやるせない気持ちで働いているのに
自分の欲しい物も買えない毎日。
この混乱ぶりをもっと描いて欲しかった。
仕事より家庭に目覚める気持ちも もっと深く描いて欲しかった。
観終わった後「だから何?」と思ってしまう程度。
クリスマス商戦を意識しただけって感じ。
125分もあってニコラス・ケイジを使っているんだから
もうちょっとなんとかして欲しい。
「感動した!」「泣いた!」という人もいたが、
蛍風的にはとりあえず「数をこなした」って感じ。
あんまり印象にも残らないし、どうでもいいやというのが
私の本音(笑)
監督/ブレット・ラトナー
出演/ニコラス・ケイジ
ティア・レオーニ
===========================================
ウォール街で成功を収め、誰もが羨む人生をおくるジャック。
ところが、ある朝目覚めてみるとそこは見知らぬ場所。
しかも隣には13年前別れた恋人ケイトが眠っていて・・・
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「あの時違う決断をしていれば違う人生が・・・」
誰でもそう思うことがあるだろう。
その違う人生を経験する主人公ジャック。
恋人や夫婦でクリスマスに観るにはちょうどいい作品。
仕事一筋のジャックが子供のオムツ代えに
悪戦苦闘する姿は笑える。
結婚記念日のプレゼントにワクワクするケイトは
とってもかわいい!
しかしマイホームパパとしての人生は
エリートとして成功してきた人生とは違い、
仕事面では失望するものだったなど しんみりする場面もある。
男でも「仕事と家庭の両立」は難しいということか?
とはいえ、クリスマスが舞台である。
クリスマスといえば愛する人あるいは家族と団欒することを
優先させてもいいだろう。
そんな「ファミリーマン」な気分にさせてくれる
大人のためのロマンチック・ラブメルヘン。
クリスマスにどうぞ。
・・・というのがビデオ店員としての建前。
個人的な本音としては 物足りないの一言。
仕事一筋、社会的地位もあり
物にも女にも不自由していないエリートが
まったく違う状況下に置かれて、育児や家族サービスに追われ、
妥協した職場でやるせない気持ちで働いているのに
自分の欲しい物も買えない毎日。
この混乱ぶりをもっと描いて欲しかった。
仕事より家庭に目覚める気持ちも もっと深く描いて欲しかった。
観終わった後「だから何?」と思ってしまう程度。
クリスマス商戦を意識しただけって感じ。
125分もあってニコラス・ケイジを使っているんだから
もうちょっとなんとかして欲しい。
「感動した!」「泣いた!」という人もいたが、
蛍風的にはとりあえず「数をこなした」って感じ。
あんまり印象にも残らないし、どうでもいいやというのが
私の本音(笑)
『ダブル・テイク』・・最後まで楽しめました
2001年12月4日 洋画アクション2001年・米
監督/ジョージ・ギャロ
出演/エディ・グリフィン
オーランド・ジョーンズ
==========================================
ウォール街のエリート銀行マンのダリルは
マフィアのトラブルに巻き込まれて、
警官殺しの容疑者にされてしまう。
無実を証明するためにメキシコに向かうが、
なぜか町のチンピラ・フレディがいつも現れる・・・
==========================================
内覧用サンプルビデオで観た。
レンタル開始は1/17から。
期待しないで観たんだけど面白かった!
クールなオーランドが追手から逃れる為に
下品でベロベロなふりををするのは笑える。
エディとオーランドのコンビも笑えるし、
話が二転三転して誰を信じたらいいか分からなくなるなど、
ストーリー的にも面白い。
オーランド・ジョーンズってかっこいいなぁ・・・。
『悪いことしましょ!』でクールな魅力を振りまいていたが、
この作品でもカッコイィィ!
ちょっと好みのタイプかも〜(笑)
ビックネームが出演しているわけでもなく、
認知度も低い作品。
おまけにパッケージも良くない。
このままのパッケージでいくのだろうか?
変更したほうが良さそうなのに・・・。
観た人だけが楽しめる「めっけもん」的作品。
監督/ジョージ・ギャロ
出演/エディ・グリフィン
オーランド・ジョーンズ
==========================================
ウォール街のエリート銀行マンのダリルは
マフィアのトラブルに巻き込まれて、
警官殺しの容疑者にされてしまう。
無実を証明するためにメキシコに向かうが、
なぜか町のチンピラ・フレディがいつも現れる・・・
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内覧用サンプルビデオで観た。
レンタル開始は1/17から。
期待しないで観たんだけど面白かった!
クールなオーランドが追手から逃れる為に
下品でベロベロなふりををするのは笑える。
エディとオーランドのコンビも笑えるし、
話が二転三転して誰を信じたらいいか分からなくなるなど、
ストーリー的にも面白い。
オーランド・ジョーンズってかっこいいなぁ・・・。
『悪いことしましょ!』でクールな魅力を振りまいていたが、
この作品でもカッコイィィ!
ちょっと好みのタイプかも〜(笑)
ビックネームが出演しているわけでもなく、
認知度も低い作品。
おまけにパッケージも良くない。
このままのパッケージでいくのだろうか?
変更したほうが良さそうなのに・・・。
観た人だけが楽しめる「めっけもん」的作品。
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『男はつらいよ 寅次郎忘れな草』・・家族の会話
2001年12月3日 邦画1973年・日本
監督/山田 洋次
出演/渥美 清
浅丘 ルリ子
=========================================
久しぶりに帰って来たのもつかの間、
またみんなと喧嘩をしてしまった寅さんは北海道へ。
そこで歌手のリリーと出会う・・・
=========================================
寅さんの世界っていいな〜。
憎まれ口をたたきながらも、
お互いに相手を思いやる気持ちにあふれている。
さくらがピアノを欲しがっていることを知った寅さん、
おもちゃのピアノを買ってきて得意顔。
そんな寅さんに気を使って、
「おぉ〜奮発したなぁ!」
「お兄ちゃん ありがとう」
なんて言われて、ますます得意になる寅さん(笑)
寅さんを観ると、
忙しい毎日に、つい忘れてしまいそうになる
人情とか相手を思いやる気持ちの大切さを思い出させてくれる。
家族っていいね・・・しみじみそう思う。
監督/山田 洋次
出演/渥美 清
浅丘 ルリ子
=========================================
久しぶりに帰って来たのもつかの間、
またみんなと喧嘩をしてしまった寅さんは北海道へ。
そこで歌手のリリーと出会う・・・
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寅さんの世界っていいな〜。
憎まれ口をたたきながらも、
お互いに相手を思いやる気持ちにあふれている。
さくらがピアノを欲しがっていることを知った寅さん、
おもちゃのピアノを買ってきて得意顔。
そんな寅さんに気を使って、
「おぉ〜奮発したなぁ!」
「お兄ちゃん ありがとう」
なんて言われて、ますます得意になる寅さん(笑)
寅さんを観ると、
忙しい毎日に、つい忘れてしまいそうになる
人情とか相手を思いやる気持ちの大切さを思い出させてくれる。
家族っていいね・・・しみじみそう思う。
1994年・米
監督/ベンジャミン・ロス
出演/ヒュー・オコナー
アンソニー・シェール
=========================================
13歳ですでに致死量300人分の毒薬をもち、
家族や周辺の人々を毒殺していった実在の人物、
グレアム・ヤングの映画化
=========================================
自称「あなたの近所のきさくなフランケン・シュタイン」と
豪語していた毒殺魔グレアム・ヤングの映画化。
映画化といっても毒薬の入手方法など、
いろいろと実際とは違うらしい。
マネしたら困るもんね(笑)
グレアムは化学実験が大好き。
このまま素直に成長すれば偉大な科学者になったかもしれない。
それが、どこでどう間違ったか彼は毒薬の虜になる。
日頃から折り合いの悪い継母に無味無臭の毒薬を飲ませ、
看護するふりをして、その衰弱していく様を日誌をつけながら観察する。
継母は「熱心に看護してくれてありがとう」と感動するのだが、
グレアムはモルモットを観察するがごとく
頬を薔薇色に染めて、嬉々として「実験観察日記」をつける。
グレアム役のヒュー・オコナー、まばたきをほとんどしない(笑)
それがちょっと不気味であると同時に
純粋に化学実験を観察しているようにも見え
滑稽でもある。
テーマがテーマなだけにR−15だが、
「変わったカタチの青春映画」とも受け取れる。
ラストシーンはドラマチックですらある。
最後までヒュー・オコナーがグレアムを演じていたが、
グレアムはたしか40歳くらいまで生きていたはず。
・・・とするとラストのあの行動が死に繋がったとは思えないが、
「あの行動」が死の原因であったかのように思わせることによって
1人の少年の屈折した青春映画に仕上がっている。
ほろ苦く、滑稽で、切ない作品。
監督/ベンジャミン・ロス
出演/ヒュー・オコナー
アンソニー・シェール
=========================================
13歳ですでに致死量300人分の毒薬をもち、
家族や周辺の人々を毒殺していった実在の人物、
グレアム・ヤングの映画化
=========================================
自称「あなたの近所のきさくなフランケン・シュタイン」と
豪語していた毒殺魔グレアム・ヤングの映画化。
映画化といっても毒薬の入手方法など、
いろいろと実際とは違うらしい。
マネしたら困るもんね(笑)
グレアムは化学実験が大好き。
このまま素直に成長すれば偉大な科学者になったかもしれない。
それが、どこでどう間違ったか彼は毒薬の虜になる。
日頃から折り合いの悪い継母に無味無臭の毒薬を飲ませ、
看護するふりをして、その衰弱していく様を日誌をつけながら観察する。
継母は「熱心に看護してくれてありがとう」と感動するのだが、
グレアムはモルモットを観察するがごとく
頬を薔薇色に染めて、嬉々として「実験観察日記」をつける。
グレアム役のヒュー・オコナー、まばたきをほとんどしない(笑)
それがちょっと不気味であると同時に
純粋に化学実験を観察しているようにも見え
滑稽でもある。
テーマがテーマなだけにR−15だが、
「変わったカタチの青春映画」とも受け取れる。
ラストシーンはドラマチックですらある。
最後までヒュー・オコナーがグレアムを演じていたが、
グレアムはたしか40歳くらいまで生きていたはず。
・・・とするとラストのあの行動が死に繋がったとは思えないが、
「あの行動」が死の原因であったかのように思わせることによって
1人の少年の屈折した青春映画に仕上がっている。
ほろ苦く、滑稽で、切ない作品。
どこのビデオ店でもこうなんだろうか?・11月のまとめ
2001年11月30日 つぶやき時間が足りないと思うことがしょっちゅうです。
従業員価格の安さから自分の観たい作品を
たくさんレンタルしてくるせいもありますが、
とにかくビデオを観る以外の時間が少ない。
店員の仕事として、勤務時間外に自宅でしなければならない事も
結構あります。
内覧用サンプルビデオを観ることもその1つ。
楽しい作業ではありますが、自分では面白くても
万人にウケルがどうか、話題性はあるのか
高回転が見込めるかどうか、
仕入れ本数は適正か等々いろいろ悩みます。
お客様から「画像が悪い」とクレームがきたビデオの
画像チェックするのも自宅での仕事の1つです。
ビデオはなんともなく、おそらくお客様のデッキが原因であると
思われるものもありますが、クレームがついたビデオはすべて
どの部分が悪いかしっかり見なくてはいけません。
映画ならまだ我慢できますが、
ブラックバスの釣り方とか育児ものなんかはツライです。
興味がなくてもしっかり観なくてはいけないツラさ!
ドラマの第3巻とか途中のものもつらいですね。
全然話がわからないし、面白そうなものだったりすると、
あー初めから観たかったよぉーと悔しくなったり。
同じタイトルのビデオを何本も観るのもツライです。
ストーリーが分かっているのに、また観なくてはいけないなんて・・・。
帰宅して食事して入浴してビデオを観る毎日。
他のことをする時間はほとんどないです。
もっと自分の時間が欲しい!
以上レンタルビデオ店員のぼやきでした。
さて気分を切り替えて・・・
今月観た作品の中では11/10に観た
「スティル・クレイジー」が最高!
「ハンガー」「クイルズ」も良かったけど
中年オヤジの青春映画という珍しいタイプの作品が
ツボにハマッった感じ。
12月は忙しそうだなぁ。繁忙期だ〜。
観たい作品よりも
「とりあえずおさえておかなきゃならない人気作品」を
重点的に観るようにしなくちゃいけないな・・・。
従業員価格の安さから自分の観たい作品を
たくさんレンタルしてくるせいもありますが、
とにかくビデオを観る以外の時間が少ない。
店員の仕事として、勤務時間外に自宅でしなければならない事も
結構あります。
内覧用サンプルビデオを観ることもその1つ。
楽しい作業ではありますが、自分では面白くても
万人にウケルがどうか、話題性はあるのか
高回転が見込めるかどうか、
仕入れ本数は適正か等々いろいろ悩みます。
お客様から「画像が悪い」とクレームがきたビデオの
画像チェックするのも自宅での仕事の1つです。
ビデオはなんともなく、おそらくお客様のデッキが原因であると
思われるものもありますが、クレームがついたビデオはすべて
どの部分が悪いかしっかり見なくてはいけません。
映画ならまだ我慢できますが、
ブラックバスの釣り方とか育児ものなんかはツライです。
興味がなくてもしっかり観なくてはいけないツラさ!
ドラマの第3巻とか途中のものもつらいですね。
全然話がわからないし、面白そうなものだったりすると、
あー初めから観たかったよぉーと悔しくなったり。
同じタイトルのビデオを何本も観るのもツライです。
ストーリーが分かっているのに、また観なくてはいけないなんて・・・。
帰宅して食事して入浴してビデオを観る毎日。
他のことをする時間はほとんどないです。
もっと自分の時間が欲しい!
以上レンタルビデオ店員のぼやきでした。
さて気分を切り替えて・・・
今月観た作品の中では11/10に観た
「スティル・クレイジー」が最高!
「ハンガー」「クイルズ」も良かったけど
中年オヤジの青春映画という珍しいタイプの作品が
ツボにハマッった感じ。
12月は忙しそうだなぁ。繁忙期だ〜。
観たい作品よりも
「とりあえずおさえておかなきゃならない人気作品」を
重点的に観るようにしなくちゃいけないな・・・。
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『地上最強のカラテ 結集編』・・グラップラー刃牙の世界
2001年11月29日 邦画1977年・日本
監督/後藤秀司
出演/大山倍達
ウイリー・ウイリアムス
=========================================
熊殺しウィリーが参戦した第2回世界空手大会での
激闘を中心に
極真空手の活動を描く
=========================================
アニメ「グラップラー刃牙」で
主人公・刃牙が夜叉猿と戦う場面を見たとき、
「でっかいお猿さんと戦うの修行なの〜??」唖然とした。
しかし20年以上も前に、
実際に熊ちゃんを相手に闘った人がいたんですね。
この熊ちゃん、野生なのかしらん?
ウイリー・ウイリアムスが攻撃するのを
いやいや相手にしてるとしか見えなかった。
もし、人間の手によって育てられた熊ちゃんだったら
トラウマになることでしょう。
カラテの練習といえば、道場での練習や
砂浜で海に向かって型の練習というイメージしか
持っていなかった。
よくあるスポ根ドラマの影響か?(笑)
ところが、違った!
飛び蹴りしながら火の輪をくぐったり、
高速で走ってくる車を飛び越えたりしてたよ!
もう蛍風ビックリしてしまったよ〜。
なんて劇画チックな世界なんでしょう〜!
この世界空手大会には他の格闘技の選手も参加していて、
刃牙の世界みたいだな〜と思った。
選手たちはみな、均整のとれた美しい体をしている。
あの体は、壮絶な稽古のたまものであろう。
蛍風、男の世界&刃牙の世界を
覗き見しちゃった感じ(笑)。
監督/後藤秀司
出演/大山倍達
ウイリー・ウイリアムス
=========================================
熊殺しウィリーが参戦した第2回世界空手大会での
激闘を中心に
極真空手の活動を描く
=========================================
アニメ「グラップラー刃牙」で
主人公・刃牙が夜叉猿と戦う場面を見たとき、
「でっかいお猿さんと戦うの修行なの〜??」唖然とした。
しかし20年以上も前に、
実際に熊ちゃんを相手に闘った人がいたんですね。
この熊ちゃん、野生なのかしらん?
ウイリー・ウイリアムスが攻撃するのを
いやいや相手にしてるとしか見えなかった。
もし、人間の手によって育てられた熊ちゃんだったら
トラウマになることでしょう。
カラテの練習といえば、道場での練習や
砂浜で海に向かって型の練習というイメージしか
持っていなかった。
よくあるスポ根ドラマの影響か?(笑)
ところが、違った!
飛び蹴りしながら火の輪をくぐったり、
高速で走ってくる車を飛び越えたりしてたよ!
もう蛍風ビックリしてしまったよ〜。
なんて劇画チックな世界なんでしょう〜!
この世界空手大会には他の格闘技の選手も参加していて、
刃牙の世界みたいだな〜と思った。
選手たちはみな、均整のとれた美しい体をしている。
あの体は、壮絶な稽古のたまものであろう。
蛍風、男の世界&刃牙の世界を
覗き見しちゃった感じ(笑)。
『アメリカン・パイ』・・24時間ヤりたい年頃
2001年11月28日 洋画ヒューマン・青春・スポーツ1999年・米
監督/クリス・ウェイツ
ポール・ウェイツ
出演/ジェイソン・ビッグス
クリス・クレイン
=========================================
高校卒業を控えたジム達4人はいまだ「経験ナシ」。
卒業パーティのプロム・ナイトまでの3週間で
童貞を卒業しようと奮闘する・・・
=========================================
全編笑いっぱなし!
特に父親がポルノ雑誌を買ってきて、
息子に性教育する場面なんかサイコー。
「ハスラー」片手に淡々としかも真面目に説明する父親に
居心地悪そうに聞いている息子。
おかしすぎる〜!!
母と娘の場合、「自分を粗末にしないのよ」って
遠まわしに言われるだけで、具体的なことは言わないケド。
どこの家庭でも父親と息子は、
こういうことするのだろうか?(笑)
ヤりたい盛りの年頃の青春映画で
「ポーキーズ」(古すぎる?)より毒はないが、
時にバカバカしく、時にエッチ、
そしてラストには、清々しい気分になれる。
よく出来ている作品。
監督/クリス・ウェイツ
ポール・ウェイツ
出演/ジェイソン・ビッグス
クリス・クレイン
=========================================
高校卒業を控えたジム達4人はいまだ「経験ナシ」。
卒業パーティのプロム・ナイトまでの3週間で
童貞を卒業しようと奮闘する・・・
=========================================
全編笑いっぱなし!
特に父親がポルノ雑誌を買ってきて、
息子に性教育する場面なんかサイコー。
「ハスラー」片手に淡々としかも真面目に説明する父親に
居心地悪そうに聞いている息子。
おかしすぎる〜!!
母と娘の場合、「自分を粗末にしないのよ」って
遠まわしに言われるだけで、具体的なことは言わないケド。
どこの家庭でも父親と息子は、
こういうことするのだろうか?(笑)
ヤりたい盛りの年頃の青春映画で
「ポーキーズ」(古すぎる?)より毒はないが、
時にバカバカしく、時にエッチ、
そしてラストには、清々しい気分になれる。
よく出来ている作品。
『クイルズ』・・エロスの巨匠
2001年11月27日 洋画その他・海外TVドラマ2000年・米
監督/フィリップ・カウフマン
出演/ジェフリー・ラッシュ
ケイト・ウィンスレット
==========================================
妻の希望で精神病院に収容されているマルキ・ド・サド公爵。
神父のはからいで執筆などの自由を与えられていた。
しかし、彼の作品が出版されて世に出まわる事件がおこり、
彼の「心の病」を矯正するために1人の博士が
病院に赴任してくる・・・
==========================================
内覧用サンプルビデオで観た。
レンタル開始は2002年2/8からの予定。
久々に重厚な作品を観た〜って感じ。
日本でも今から10年くらい前に
サドの作品が、ちょっとしたブームになったっけ。
私が澁澤龍彦がらみでサドを初めて読んだのもこの頃。
世間一般には「サド」というと、
ムチでピシ〜ッピシ〜ッとか
蝋燭垂らしてヒ〜ヒ〜というイメージ・・・だよね?(笑)
サディズム=サド自身ととらえられがちだけど
実際はそんなでもなかったらしい。
(ちょっとは、しただろうけど)
この人は行為よりも、書くことに憑かれたヒト。
人間の本能の根底にある部分を、皮肉たっぷりに綴っていく。
それが当時の権力者や聖職者に疎まれ、
民衆が熱狂した原因ではなかろうか?
権力者を小馬鹿にする反面、
いわゆるサディズムを
強いものは当然の権利として、欲しい物を得、
弱いものはそれを享受するのが自然界の法則であると
その「行為」を説明している。
そう言われるとサディズムは本能による自然な行為なのかな。
・・・でもやっぱり痛いのは嫌だな。
やったこともないし、やられたこともないけど(笑)
この作品「クイルズ」では
書くことにとりつかれたサドをジェフリー・ラッシュが、
理解を示す神父をホアキン・フェニックスが演じている。
ジェフリー・ラッシュはもちろん良かったが、
ホアキンいいよ、上手いよ!
神父としての自分の中に芽生えた「男」の感情を
必死で押し殺す苦しさ。
いや〜、ホント上手いです。
ケイト・ウィンスレットも生き生きと輝いているし、
博士役マイケル・ケインだってすっばらしいぃぃ!
この博士はサドを更正させる為に赴任してくるのだが、
サドよりこの博士の方が、エロエロおやじ。
人は肩書きや見かけだけじゃ分からないもんだね。
実力者がそろった見事な作品なのにR−15指定。
そんなにエッチなシーンはないのにどうしてかな?
ジェフリー・ラッシュのお尻がいけないのか?!
きれいなお尻だったぞ(笑)
この作品を観て「アマデウス」を思い出したという人もいた。
むこうは作曲家、こちらは背徳小説作家の話なのに
私は「アマデウス」よりも上品に感じた。
実力派の豪華キャストによる重厚な作品。堪能しました。
監督/フィリップ・カウフマン
出演/ジェフリー・ラッシュ
ケイト・ウィンスレット
==========================================
妻の希望で精神病院に収容されているマルキ・ド・サド公爵。
神父のはからいで執筆などの自由を与えられていた。
しかし、彼の作品が出版されて世に出まわる事件がおこり、
彼の「心の病」を矯正するために1人の博士が
病院に赴任してくる・・・
==========================================
内覧用サンプルビデオで観た。
レンタル開始は2002年2/8からの予定。
久々に重厚な作品を観た〜って感じ。
日本でも今から10年くらい前に
サドの作品が、ちょっとしたブームになったっけ。
私が澁澤龍彦がらみでサドを初めて読んだのもこの頃。
世間一般には「サド」というと、
ムチでピシ〜ッピシ〜ッとか
蝋燭垂らしてヒ〜ヒ〜というイメージ・・・だよね?(笑)
サディズム=サド自身ととらえられがちだけど
実際はそんなでもなかったらしい。
(ちょっとは、しただろうけど)
この人は行為よりも、書くことに憑かれたヒト。
人間の本能の根底にある部分を、皮肉たっぷりに綴っていく。
それが当時の権力者や聖職者に疎まれ、
民衆が熱狂した原因ではなかろうか?
権力者を小馬鹿にする反面、
いわゆるサディズムを
強いものは当然の権利として、欲しい物を得、
弱いものはそれを享受するのが自然界の法則であると
その「行為」を説明している。
そう言われるとサディズムは本能による自然な行為なのかな。
・・・でもやっぱり痛いのは嫌だな。
やったこともないし、やられたこともないけど(笑)
この作品「クイルズ」では
書くことにとりつかれたサドをジェフリー・ラッシュが、
理解を示す神父をホアキン・フェニックスが演じている。
ジェフリー・ラッシュはもちろん良かったが、
ホアキンいいよ、上手いよ!
神父としての自分の中に芽生えた「男」の感情を
必死で押し殺す苦しさ。
いや〜、ホント上手いです。
ケイト・ウィンスレットも生き生きと輝いているし、
博士役マイケル・ケインだってすっばらしいぃぃ!
この博士はサドを更正させる為に赴任してくるのだが、
サドよりこの博士の方が、エロエロおやじ。
人は肩書きや見かけだけじゃ分からないもんだね。
実力者がそろった見事な作品なのにR−15指定。
そんなにエッチなシーンはないのにどうしてかな?
ジェフリー・ラッシュのお尻がいけないのか?!
きれいなお尻だったぞ(笑)
この作品を観て「アマデウス」を思い出したという人もいた。
むこうは作曲家、こちらは背徳小説作家の話なのに
私は「アマデウス」よりも上品に感じた。
実力派の豪華キャストによる重厚な作品。堪能しました。
『空想科学任侠伝 極道忍者 ドス竜』・・大槻ケンヂは楽しそう
2001年11月25日 邦画1990年・日本
原作・監督/永井 豪
出演/大槻 ケンヂ
キューティー鈴木
安岡 力也
==========================================
謎の暴力集団「乱獣寺組」の手によって
関東名代の組長が次々と暗殺される一大抗争事件が勃発。
関東最強の「忍道組」5代目組長までが暗殺され、
1人娘の次期組長しのぶがさらわれる。
この危機を代々忍道組を守ってきたドス竜たち
「天部衆3人組」が救い出そうとする・・・
==========================================
わっはっは〜。ツッコミがいのある変な作品だった。
原作が永井豪の漫画らしいけど、
漫画を実写にすると笑えるんだよね〜。
大槻ケンヂ扮するドスの使い手「ドス竜」。
普段は正体を隠して、お嬢さんの運転手。
お嬢さんのわがままに振りまわされる「気の良いあんちゃん」だが、
いざピンチなるとドス竜に変身して助ける。
普段の気の良いあんちゃんは大槻のイメージそのままだが、
ドス竜に扮している時はいかにも楽しそう(笑)
天部衆3人組が夜道をヒタヒタと走るシーンは
ドリフの忍者走りそのもの。かなり笑える。
5代目組長の遺体を前に涙するお嬢さんを
庭で見ているドス竜。
犯人に対する怒りのあまり服を脱ぎ捨て全裸になると
背中には竜の刺青が!
・・・って庭でスッポンポンになって
もしお嬢さんが振り向いたらどうすんのよー。
違うジャンルの映画になっちゃうじゃないか〜(笑)
キューティー鈴木と尾崎魔弓が戦うシーンは
もろプロレス。しかも長い。
忍者という設定なら忍術くらい使って戦えば?
それともプロレスが撮りたくて作った作品か?
きわめつけは敵の親玉・安岡力也の正体。
忍道組のお嬢さんをさらった目的は
関東最強の忍道組のお嬢さんに自分の「卵」を生ませて、
関東を支配するため!
・・え?卵?
なんと安岡力也たち乱獣寺組の正体はエイリアンだった!
エイリアン達は関東の極道界を支配するためだけに
わざわざ宇宙のはるかかなたからやってきたのだ。
・・・なんと、なんとスゴイ設定なんだろう!(笑)
久々に大笑いさせてもらいました。
原作・監督/永井 豪
出演/大槻 ケンヂ
キューティー鈴木
安岡 力也
==========================================
謎の暴力集団「乱獣寺組」の手によって
関東名代の組長が次々と暗殺される一大抗争事件が勃発。
関東最強の「忍道組」5代目組長までが暗殺され、
1人娘の次期組長しのぶがさらわれる。
この危機を代々忍道組を守ってきたドス竜たち
「天部衆3人組」が救い出そうとする・・・
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わっはっは〜。ツッコミがいのある変な作品だった。
原作が永井豪の漫画らしいけど、
漫画を実写にすると笑えるんだよね〜。
大槻ケンヂ扮するドスの使い手「ドス竜」。
普段は正体を隠して、お嬢さんの運転手。
お嬢さんのわがままに振りまわされる「気の良いあんちゃん」だが、
いざピンチなるとドス竜に変身して助ける。
普段の気の良いあんちゃんは大槻のイメージそのままだが、
ドス竜に扮している時はいかにも楽しそう(笑)
天部衆3人組が夜道をヒタヒタと走るシーンは
ドリフの忍者走りそのもの。かなり笑える。
5代目組長の遺体を前に涙するお嬢さんを
庭で見ているドス竜。
犯人に対する怒りのあまり服を脱ぎ捨て全裸になると
背中には竜の刺青が!
・・・って庭でスッポンポンになって
もしお嬢さんが振り向いたらどうすんのよー。
違うジャンルの映画になっちゃうじゃないか〜(笑)
キューティー鈴木と尾崎魔弓が戦うシーンは
もろプロレス。しかも長い。
忍者という設定なら忍術くらい使って戦えば?
それともプロレスが撮りたくて作った作品か?
きわめつけは敵の親玉・安岡力也の正体。
忍道組のお嬢さんをさらった目的は
関東最強の忍道組のお嬢さんに自分の「卵」を生ませて、
関東を支配するため!
・・え?卵?
なんと安岡力也たち乱獣寺組の正体はエイリアンだった!
エイリアン達は関東の極道界を支配するためだけに
わざわざ宇宙のはるかかなたからやってきたのだ。
・・・なんと、なんとスゴイ設定なんだろう!(笑)
久々に大笑いさせてもらいました。
『8mm』・・男の顔は歴史が作る
2001年11月24日 洋画サスペンス・ミステリー・ホラー・SF1999年・米
監督/ジョエル・シューマッカー
出演/ニコラス・ケイジ
ホアキン・フェニックス
========================================
私立探偵のトムは大富豪の未亡人から
夫が隠し持っていた8mmフィルムについて
依頼を受ける。
フィルムの真偽を確かめるトムだったが・・・
========================================
今時スナッフ・フィルムがテーマ?と思ったが、
なかなかどうして緊張感溢れる良い作品だった。
「セブン」と同じ脚本家らしいが、
全編を通しての緊張感や善人が最後にはキレちゃうところは同じ。
ただの私立探偵が正義の粛清を行なっていいのかな・・・。
ホアキン・フェニックスは良かった。
昔は青春スターのお兄ちゃんとは違って
なんだかくら〜い感じがしただけだったが、
成長してその面立ちがダークな魅力に変化したみたいだ。
男の顔は歴史が作るって感じ。
もっと年を重ねれば、もっといい男になるかもしれない。
今後が楽しみな俳優の1人だ。
緊張感と絶望感、厭世感がただよう見ごたえのある作品。
監督/ジョエル・シューマッカー
出演/ニコラス・ケイジ
ホアキン・フェニックス
========================================
私立探偵のトムは大富豪の未亡人から
夫が隠し持っていた8mmフィルムについて
依頼を受ける。
フィルムの真偽を確かめるトムだったが・・・
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今時スナッフ・フィルムがテーマ?と思ったが、
なかなかどうして緊張感溢れる良い作品だった。
「セブン」と同じ脚本家らしいが、
全編を通しての緊張感や善人が最後にはキレちゃうところは同じ。
ただの私立探偵が正義の粛清を行なっていいのかな・・・。
ホアキン・フェニックスは良かった。
昔は青春スターのお兄ちゃんとは違って
なんだかくら〜い感じがしただけだったが、
成長してその面立ちがダークな魅力に変化したみたいだ。
男の顔は歴史が作るって感じ。
もっと年を重ねれば、もっといい男になるかもしれない。
今後が楽しみな俳優の1人だ。
緊張感と絶望感、厭世感がただよう見ごたえのある作品。
2000年・米
監督/アダム・ブルックス
出演/キャメロン・ディアス
========================================
恋人とヨーロッパへ行った姉が自殺した。
7年後、自殺の真相を確かめようと
妹のフィービーは姉の足跡を巡る旅をする・・・
========================================
内覧用サンプルビデオで観た。
レンタル開始は12/21 から。
まいったなぁ〜というのが正直な感想。
キャメロン・ディアス主演となっているけど、
内容はジョーダナ・ブリュースターが主役である。
キャメロン扮する姉の自殺の真相を知るべく
妹のジョーダナが旅をするお話である。
これをキャメロン・ディアス主演とうたうには
ロザンナ・アークウェットが主演なのに
「マドンナのスーザンを探して」や
ちょこっとしかでていないのに
「ジャッキー・チェンのドラゴン特攻隊」と一緒だよ。
まいったなぁ〜・・・。
他の時期ならともかく、年末年始の稼ぎ時にこの内容で
「キャメロン主演!」はツライよ。
キャメロン目当てで借りてたら、ガックリするかも。
ベストセラー小説の映画化らしいが、
キャメロンの生き様が私にはなじみのないものなので、
観ていてキツかった。
しかしラブ&ピースな世代には興味深いストーリーだったようだ。
「キャメロン・ディアスが全共闘世代の皆様に贈る珠玉のメッセージ」
・・・これで押し通すしかないな。
監督/アダム・ブルックス
出演/キャメロン・ディアス
========================================
恋人とヨーロッパへ行った姉が自殺した。
7年後、自殺の真相を確かめようと
妹のフィービーは姉の足跡を巡る旅をする・・・
========================================
内覧用サンプルビデオで観た。
レンタル開始は12/21 から。
まいったなぁ〜というのが正直な感想。
キャメロン・ディアス主演となっているけど、
内容はジョーダナ・ブリュースターが主役である。
キャメロン扮する姉の自殺の真相を知るべく
妹のジョーダナが旅をするお話である。
これをキャメロン・ディアス主演とうたうには
ロザンナ・アークウェットが主演なのに
「マドンナのスーザンを探して」や
ちょこっとしかでていないのに
「ジャッキー・チェンのドラゴン特攻隊」と一緒だよ。
まいったなぁ〜・・・。
他の時期ならともかく、年末年始の稼ぎ時にこの内容で
「キャメロン主演!」はツライよ。
キャメロン目当てで借りてたら、ガックリするかも。
ベストセラー小説の映画化らしいが、
キャメロンの生き様が私にはなじみのないものなので、
観ていてキツかった。
しかしラブ&ピースな世代には興味深いストーリーだったようだ。
「キャメロン・ディアスが全共闘世代の皆様に贈る珠玉のメッセージ」
・・・これで押し通すしかないな。
『ウェディング・シンガー』・・懐かしすぎる〜
2001年11月21日 洋画コメディ・ラブストーリー1998年・米
監督/フランク・コラチ
出演/ドリュー・バリモア
アダム・サンドラー
===========================================
ロビーは結婚パーティーを盛り上げる
ウェディング・シンガー。
仕事ぶりは評判の彼だったが、自分の結婚式で
花嫁に逃げられてしまってからもうボロボロ。
そんな彼にジュリアは励まそうと・・・
===========================================
楽しい作品!懐かしい曲がいっぱい!
アダムの襟足の長い髪型、細身のネクタイ
そういえば当時あんなファッションした人いたよね〜と
青春時代を思い出してしまった。
個人的にはアダム・サンドラーは
坊主頭のほうが好きだけどね(笑)
マドンナ風のジャラジャラアクセとか、
マイケル・ジャクソン風の片手だけの手袋ファッションには
涙がでるほど懐かしかった〜。
マドンナ風とかマイケル・ジャクソン風のファッションも良かったが、
なんといってもボーイ・ジョージもどきが笑えた。
おぉっ!ボーイ・ジョージよ、今何処で何をしているんだい?!
マイアミ・バイスとか作品のそこかしこに
’80年代がちりばめられていて、とても楽しめた。
私の世代にはノリノリで笑えて満足できる作品。
・・・もしかして「ノリノリ」って死語?
監督/フランク・コラチ
出演/ドリュー・バリモア
アダム・サンドラー
===========================================
ロビーは結婚パーティーを盛り上げる
ウェディング・シンガー。
仕事ぶりは評判の彼だったが、自分の結婚式で
花嫁に逃げられてしまってからもうボロボロ。
そんな彼にジュリアは励まそうと・・・
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楽しい作品!懐かしい曲がいっぱい!
アダムの襟足の長い髪型、細身のネクタイ
そういえば当時あんなファッションした人いたよね〜と
青春時代を思い出してしまった。
個人的にはアダム・サンドラーは
坊主頭のほうが好きだけどね(笑)
マドンナ風のジャラジャラアクセとか、
マイケル・ジャクソン風の片手だけの手袋ファッションには
涙がでるほど懐かしかった〜。
マドンナ風とかマイケル・ジャクソン風のファッションも良かったが、
なんといってもボーイ・ジョージもどきが笑えた。
おぉっ!ボーイ・ジョージよ、今何処で何をしているんだい?!
マイアミ・バイスとか作品のそこかしこに
’80年代がちりばめられていて、とても楽しめた。
私の世代にはノリノリで笑えて満足できる作品。
・・・もしかして「ノリノリ」って死語?
『センターステージ』・・金メダルの君
2001年11月20日 洋画ヒューマン・青春・スポーツ2000年・米
監督/ニコラス・ハイトナー
出演/アマンダ・シェル
ゾーイ・ザルダナ
===========================================
難関「アメリカン・バレエ・カンパニー」の
練習生に合格したジョディー達。
それぞれプリンシパルを目指してレッスンに励む!
===========================================
青春です!
バレエです!
くるくる回ります!
ピチピチタイツです!(笑)
バレエってこんなに素敵なものだったんだ。
優雅で力強くて激しい。
男性のバレエダンサーの肩、腕の筋肉は見事です。
格闘家とはまた違う筋肉のつき方だけど美しいの一言。
リフトなんかすごい力技なのに優雅に見える。スゴイ。
バレエしか知らずに人並みの青春にとまどうコ。
体重維持のため、食べたらすぐに吐くコ。
骨格の悪さを表現力で克服するコ。
情熱をかたむけられる事を、幼いうちから見つけることは
素晴らしいことだなと思う。
長野五輪の男子フィギュアの金メダリストで
ロシアのイリヤ・クーリックが出演していた。
いつの間にかアメリカに移住していたんだ!
あの太ももの太さはさすがスケート選手だなぁ。
スケート靴をバレエシューズに履き替えても
フィギュアで培った表現力はお見事。
DVDには特典としてバレエのロング・バージョンが入っている。
これもまた素晴らしい。
バレエ公演にいきたくなっちゃった。
・・・できれば熊川氏の舞台がみたい。
青春の素晴らしさを思い知らされた作品。
自分の「青春時代」を後悔してしまった。
監督/ニコラス・ハイトナー
出演/アマンダ・シェル
ゾーイ・ザルダナ
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難関「アメリカン・バレエ・カンパニー」の
練習生に合格したジョディー達。
それぞれプリンシパルを目指してレッスンに励む!
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青春です!
バレエです!
くるくる回ります!
ピチピチタイツです!(笑)
バレエってこんなに素敵なものだったんだ。
優雅で力強くて激しい。
男性のバレエダンサーの肩、腕の筋肉は見事です。
格闘家とはまた違う筋肉のつき方だけど美しいの一言。
リフトなんかすごい力技なのに優雅に見える。スゴイ。
バレエしか知らずに人並みの青春にとまどうコ。
体重維持のため、食べたらすぐに吐くコ。
骨格の悪さを表現力で克服するコ。
情熱をかたむけられる事を、幼いうちから見つけることは
素晴らしいことだなと思う。
長野五輪の男子フィギュアの金メダリストで
ロシアのイリヤ・クーリックが出演していた。
いつの間にかアメリカに移住していたんだ!
あの太ももの太さはさすがスケート選手だなぁ。
スケート靴をバレエシューズに履き替えても
フィギュアで培った表現力はお見事。
DVDには特典としてバレエのロング・バージョンが入っている。
これもまた素晴らしい。
バレエ公演にいきたくなっちゃった。
・・・できれば熊川氏の舞台がみたい。
青春の素晴らしさを思い知らされた作品。
自分の「青春時代」を後悔してしまった。
『ユリョン』・・潜水艦モノにしなくても
2001年11月19日 アジア1999年・韓国
監督/ミン・ビョンチョン
出演/チェ・ミンス
チョン・ウソン
============================================
ロシアから秘密裏に譲られた原子力潜水艦は
ユリョン(幽霊)と名付けられ、
乗組員は全員戸籍上死んだことになった者ばかり。
そのユリョンは極秘任務を遂行すべく太平洋へと出向する。
艦長しか知らない、その極秘任務を知った副艦長は
愛国心から反乱をおこす・・・
============================================
はっきり言って、かわぐちかいじの「沈黙の艦隊」と
「ダイハード」を足して2で割った話。
原子力潜水艦の存在を日本とアメリカに知られてしまい、
政府はその圧力から、ユリョンを公海上で沈没させる
指令を艦長に言い渡す。
(う、海に沈めてなかったことにしようって
環境汚染は大丈夫なのか?!)
真相をしった副艦長以下、乗組員は反乱を起こし
艦長を殺害。
副艦長達はただでは死なんぞ〜ということで
日本の潜水艦3隻を撃沈して、挙句のはてに日本の10箇所に
核ミサイルを撃ちこもうとする。
反乱を知った兵士431は艦長の持つ核ボタンのキーを隠し、
最悪の事態を避けるべく、たった1人で副艦長たちに
闘いを挑む・・・というハナシ。
「沈黙の艦隊」は世界の新秩序を構築する為に行動するのに対し、
こちらは「虐げられた俺達の意気込みを思い知らせてやる〜」と
日本を攻撃するというもの。
潜水艦モノ特有の閉ざされた空間の緊張感もなければ、
海底に潜み知を巡らした攻撃&防御もない。
ただ、いきなり日本の潜水艦にミサイルを撃ちこむだけ。
別に潜水艦を舞台にしなくても、
地上の軍事基地を舞台にしても同じような・・・。
「潜水艦モノにハズレなし」の印象を持っていただけに
期待ハズレの作品だった。ガックリ。
監督/ミン・ビョンチョン
出演/チェ・ミンス
チョン・ウソン
============================================
ロシアから秘密裏に譲られた原子力潜水艦は
ユリョン(幽霊)と名付けられ、
乗組員は全員戸籍上死んだことになった者ばかり。
そのユリョンは極秘任務を遂行すべく太平洋へと出向する。
艦長しか知らない、その極秘任務を知った副艦長は
愛国心から反乱をおこす・・・
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はっきり言って、かわぐちかいじの「沈黙の艦隊」と
「ダイハード」を足して2で割った話。
原子力潜水艦の存在を日本とアメリカに知られてしまい、
政府はその圧力から、ユリョンを公海上で沈没させる
指令を艦長に言い渡す。
(う、海に沈めてなかったことにしようって
環境汚染は大丈夫なのか?!)
真相をしった副艦長以下、乗組員は反乱を起こし
艦長を殺害。
副艦長達はただでは死なんぞ〜ということで
日本の潜水艦3隻を撃沈して、挙句のはてに日本の10箇所に
核ミサイルを撃ちこもうとする。
反乱を知った兵士431は艦長の持つ核ボタンのキーを隠し、
最悪の事態を避けるべく、たった1人で副艦長たちに
闘いを挑む・・・というハナシ。
「沈黙の艦隊」は世界の新秩序を構築する為に行動するのに対し、
こちらは「虐げられた俺達の意気込みを思い知らせてやる〜」と
日本を攻撃するというもの。
潜水艦モノ特有の閉ざされた空間の緊張感もなければ、
海底に潜み知を巡らした攻撃&防御もない。
ただ、いきなり日本の潜水艦にミサイルを撃ちこむだけ。
別に潜水艦を舞台にしなくても、
地上の軍事基地を舞台にしても同じような・・・。
「潜水艦モノにハズレなし」の印象を持っていただけに
期待ハズレの作品だった。ガックリ。
『エバー・アフター』・・ロマンスの王道
2001年11月17日 洋画コメディ・ラブストーリー1998年・米
監督/アンディ・テナント
出演/ドリュー・バリモア
アンジェリカ・ヒューストン
============================
グリム童話の「シンデレラ」を
力強い女性に描く・・・
============================
女の子が誰でも憧れるヒロイン・シンデレラ!
これを現代女性の魅力である自活した芯の強い女性に描いた作品。
魔法使いは出てこないが、魔法使いのような存在として
レオナルド・ダビンチが2人の恋を取り持つ。
現実社会では「魔法使い」は望めない。
(もしいたらウサンくさい。新興宗教の勧誘かもしれない)
ダビンチという「人間」が仲を取り持つことにより、
「もしかしたら私も憧れの彼と〜・・・」と
夢を見ることが出来るのである。
それにしてもこの王子様はジコチューである。
相手の話を良く聞かず、はやとちりをするから
事態が混乱していく。
いや、これが若さというものなのよね。
猪突猛進・若さ爆発・ゴーゴー2人の世界!いいわ〜。
ヒロイン像は現代女性に近づけて表現しているが、
2人の恋の過程はオーソドックスなもの。
ロマンスの王道を突っ走っている。
ロマンスの王道とは・・・
ヒロインは特別な才能があるとか知的であること。
そして自分では気づいていないが美人である。
ヒーローはハンサムでお金持ちで社会的地位が高い。
ヒロインより年上、そしてプライドが高い。
2人は反発しあいながらも、互いに惹かれ合い
このままゴール!というところで必ず邪魔がはいる。
失望のあまり逃げ出すヒロイン。
彼女が姿を消したことで、
いかに彼女を深く愛していたか気づき
迎えにいくヒーロー。
謝罪&愛の言葉を語り合い、末永く暮らす2人。
ロマンスは簡単にゴールしてはいけないのである。
「あぁ〜っ愛していたのにもうダメだわ〜」
このヒロインの悲しみに涙することによって
「俺が間違っていた!許してくれ!愛してる!」
「いいえ、私も悪かったの。愛してるわ!」の
ハッピーエンドの感激がより一層深まり感動の涙を誘うのだ。
これがロマンスの王道である。
蛍風はハーレクインを読んで学んだ(笑)
ハーレクインは全部この展開なのだ。
・・・全部同じ展開なのだが、
夢見る乙女時代、まさに恋に恋する時代に
どの本を読んでも感動してしまった蛍風であった(笑)
「エバー・アフター」も肉感的な部分がないだけで
ロマンスの王道を突っ走る2人の恋は、まさにハーレクイン。
青春のときめきを呼び起す作品。
監督/アンディ・テナント
出演/ドリュー・バリモア
アンジェリカ・ヒューストン
============================
グリム童話の「シンデレラ」を
力強い女性に描く・・・
============================
女の子が誰でも憧れるヒロイン・シンデレラ!
これを現代女性の魅力である自活した芯の強い女性に描いた作品。
魔法使いは出てこないが、魔法使いのような存在として
レオナルド・ダビンチが2人の恋を取り持つ。
現実社会では「魔法使い」は望めない。
(もしいたらウサンくさい。新興宗教の勧誘かもしれない)
ダビンチという「人間」が仲を取り持つことにより、
「もしかしたら私も憧れの彼と〜・・・」と
夢を見ることが出来るのである。
それにしてもこの王子様はジコチューである。
相手の話を良く聞かず、はやとちりをするから
事態が混乱していく。
いや、これが若さというものなのよね。
猪突猛進・若さ爆発・ゴーゴー2人の世界!いいわ〜。
ヒロイン像は現代女性に近づけて表現しているが、
2人の恋の過程はオーソドックスなもの。
ロマンスの王道を突っ走っている。
ロマンスの王道とは・・・
ヒロインは特別な才能があるとか知的であること。
そして自分では気づいていないが美人である。
ヒーローはハンサムでお金持ちで社会的地位が高い。
ヒロインより年上、そしてプライドが高い。
2人は反発しあいながらも、互いに惹かれ合い
このままゴール!というところで必ず邪魔がはいる。
失望のあまり逃げ出すヒロイン。
彼女が姿を消したことで、
いかに彼女を深く愛していたか気づき
迎えにいくヒーロー。
謝罪&愛の言葉を語り合い、末永く暮らす2人。
ロマンスは簡単にゴールしてはいけないのである。
「あぁ〜っ愛していたのにもうダメだわ〜」
このヒロインの悲しみに涙することによって
「俺が間違っていた!許してくれ!愛してる!」
「いいえ、私も悪かったの。愛してるわ!」の
ハッピーエンドの感激がより一層深まり感動の涙を誘うのだ。
これがロマンスの王道である。
蛍風はハーレクインを読んで学んだ(笑)
ハーレクインは全部この展開なのだ。
・・・全部同じ展開なのだが、
夢見る乙女時代、まさに恋に恋する時代に
どの本を読んでも感動してしまった蛍風であった(笑)
「エバー・アフター」も肉感的な部分がないだけで
ロマンスの王道を突っ走る2人の恋は、まさにハーレクイン。
青春のときめきを呼び起す作品。
『ザ・セル』・・荘厳なる美意識
2001年11月16日 洋画サスペンス・ミステリー・ホラー・SF2000年・米
監督/ターセム・シン
出演/ジェニファー・ロペス
===========================================
分裂症を患った少年の精神世界に入って
治療を試みるセラピストのキャサリン。
そんな彼女のもとに、昏睡状態になった
連続殺人犯のスターガーの「中」に入るように依頼がくる。
犯人しか知らない行方不明の女性の監禁場所を探るべく
キャサリンはスターガーの精神世界へ・・・
===========================================
数年前打ち切りになった深夜の海外ドラマで
これと似たようなのがあったっけ・・・。
ナイト・ウォーカーだかスリープ・ウォーカーとかいう名前で
人の夢のなかに入って、事件とか心の病を治す話。
面白くなってきたところで、放送しなくなり
続きはいつ放送するのかと期待していたら、
本国アメリカで2,3回放送したが視聴率が悪く打ち切り。
収録してあった回までをケーブルTVで放送してたのを
日本に持ち込んだというのが真相らしい。
そんな途中で終わるドラマなんか初めから放送しないでよ〜。
ホント、面白くなってきたところだったのに。
「ザ・セル」は薬と装置を使って人の脳の中に入っていくお話。
深層心理を覗いて治療する実験。
あの海外ドラマをみていたせいか、目新しい発想とは思えなかった。
それでも充分に見ごたえがあった。
映像が美しい。衣装が美しい。
映画というより舞台を見ているような感じを受けた。
この監督かなり凝り性のようだ。
冒頭の砂漠のシーンはわざわざナミビア砂漠で撮ったらしい。
この監督はなかなか悩むタイプらしい。
捜査官ノバックの人物設定に迷い、
彼のシーンはいろいろな演技のタイプを撮影したらしい。
ラストシーンも迷いに迷って、何タイプも撮ったらしい。
いつか完全版とか銘打ってビデオを出すかもしれない(笑)
この監督はかなり根にもつタイプのようだ。
監禁される被害者役の女優はオーディションでは
第2候補だったらしい。
この役は泳ぎが上手い女優を使いたかったが
第1候補は金槌。
第2候補に「泳げるかい?」と聞いたら
彼女は「ライフセーバーしてます」というから採用。
ところがこれは大嘘で実は泳げなかった。
ウソをついた彼女が許せなくて、
彼女のシーンは1ショットを除き、
すべて望遠でとったらしい。
とても近くで撮影する気になれなかったそうな。
現実離れした荘厳な衣装は
人の精神世界という別世界を見事に表現。
舞台チックな世界はおとぎばなしのようだ。
人の心の奥底はおとぎばなしの世界かもしれない。
たとえどんなにおぞましい世界でも
その人にとってはおとぎの世界なのだろう。
監督/ターセム・シン
出演/ジェニファー・ロペス
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分裂症を患った少年の精神世界に入って
治療を試みるセラピストのキャサリン。
そんな彼女のもとに、昏睡状態になった
連続殺人犯のスターガーの「中」に入るように依頼がくる。
犯人しか知らない行方不明の女性の監禁場所を探るべく
キャサリンはスターガーの精神世界へ・・・
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数年前打ち切りになった深夜の海外ドラマで
これと似たようなのがあったっけ・・・。
ナイト・ウォーカーだかスリープ・ウォーカーとかいう名前で
人の夢のなかに入って、事件とか心の病を治す話。
面白くなってきたところで、放送しなくなり
続きはいつ放送するのかと期待していたら、
本国アメリカで2,3回放送したが視聴率が悪く打ち切り。
収録してあった回までをケーブルTVで放送してたのを
日本に持ち込んだというのが真相らしい。
そんな途中で終わるドラマなんか初めから放送しないでよ〜。
ホント、面白くなってきたところだったのに。
「ザ・セル」は薬と装置を使って人の脳の中に入っていくお話。
深層心理を覗いて治療する実験。
あの海外ドラマをみていたせいか、目新しい発想とは思えなかった。
それでも充分に見ごたえがあった。
映像が美しい。衣装が美しい。
映画というより舞台を見ているような感じを受けた。
この監督かなり凝り性のようだ。
冒頭の砂漠のシーンはわざわざナミビア砂漠で撮ったらしい。
この監督はなかなか悩むタイプらしい。
捜査官ノバックの人物設定に迷い、
彼のシーンはいろいろな演技のタイプを撮影したらしい。
ラストシーンも迷いに迷って、何タイプも撮ったらしい。
いつか完全版とか銘打ってビデオを出すかもしれない(笑)
この監督はかなり根にもつタイプのようだ。
監禁される被害者役の女優はオーディションでは
第2候補だったらしい。
この役は泳ぎが上手い女優を使いたかったが
第1候補は金槌。
第2候補に「泳げるかい?」と聞いたら
彼女は「ライフセーバーしてます」というから採用。
ところがこれは大嘘で実は泳げなかった。
ウソをついた彼女が許せなくて、
彼女のシーンは1ショットを除き、
すべて望遠でとったらしい。
とても近くで撮影する気になれなかったそうな。
現実離れした荘厳な衣装は
人の精神世界という別世界を見事に表現。
舞台チックな世界はおとぎばなしのようだ。
人の心の奥底はおとぎばなしの世界かもしれない。
たとえどんなにおぞましい世界でも
その人にとってはおとぎの世界なのだろう。
『キラー・ディール臓器移植計画』・・中間管理職はツライよ
2001年11月14日 洋画サスペンス・ミステリー・ホラー・SF1999年・米
監督/クレイ・ボリス
出演/リック・ロソビッチ
ウド・キアー
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パークランドは上流階級しか生活を許されない居住区域。
100歳を迎えるパークランドの実力者は、
早く新しい臓器を移植しなければ命が危ない。
そこで適合者である警官ジミーを罠に陥れ・・・
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近未来、経済が崩壊し中流がなくなり
上流階級と下層階級しかなくなるという設定は
なんだか本当に起こりえるかもしれない。
発売はアミューズ。
アミューズは良質な作品をだして
いつも安心して観るのだが、今回は
アミューズがSF?と、観る前は少し不安があった。
しかしながら、最近のハリウッドにありがちな
大袈裟なショットやCGもなく、
真相を暴こうとする警官の追い詰められるさま、
生に固執し続ける傲慢な上流層、
その下で働く部下やその恋人など
ひたすら精神面にスポットをあてた作品になっている。
実力者に恩義をかんじている部下は
違法だとしりつつもジョーを罠にはめ、
証拠のディスクのパスワードを
自分を善人と信じている恋人の名前にするあたりは
中間管理職の悲哀を感じさせる。
どこの国でもこのポジションは
板ばさみの連続でツライのね・・・。
もっと人物それぞれを深く掘り下げて欲しかった不満は残るものの
地味ながらも問題を提起させる良質な作品。
今月の目標「SFとラブストーリーを観る」だが、
SFはこれで3本連続となった。
SFに関しては一応目標達成のレベルに近づいた。
毎度の事だがラブストーリーはまだ1本も
観ていない。
そろそろ観ておかないとまずいなぁ〜。
監督/クレイ・ボリス
出演/リック・ロソビッチ
ウド・キアー
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パークランドは上流階級しか生活を許されない居住区域。
100歳を迎えるパークランドの実力者は、
早く新しい臓器を移植しなければ命が危ない。
そこで適合者である警官ジミーを罠に陥れ・・・
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近未来、経済が崩壊し中流がなくなり
上流階級と下層階級しかなくなるという設定は
なんだか本当に起こりえるかもしれない。
発売はアミューズ。
アミューズは良質な作品をだして
いつも安心して観るのだが、今回は
アミューズがSF?と、観る前は少し不安があった。
しかしながら、最近のハリウッドにありがちな
大袈裟なショットやCGもなく、
真相を暴こうとする警官の追い詰められるさま、
生に固執し続ける傲慢な上流層、
その下で働く部下やその恋人など
ひたすら精神面にスポットをあてた作品になっている。
実力者に恩義をかんじている部下は
違法だとしりつつもジョーを罠にはめ、
証拠のディスクのパスワードを
自分を善人と信じている恋人の名前にするあたりは
中間管理職の悲哀を感じさせる。
どこの国でもこのポジションは
板ばさみの連続でツライのね・・・。
もっと人物それぞれを深く掘り下げて欲しかった不満は残るものの
地味ながらも問題を提起させる良質な作品。
今月の目標「SFとラブストーリーを観る」だが、
SFはこれで3本連続となった。
SFに関しては一応目標達成のレベルに近づいた。
毎度の事だがラブストーリーはまだ1本も
観ていない。
そろそろ観ておかないとまずいなぁ〜。
2000年・米
監督/ティム・バートン
出演/マーク・ウォールバーグ
ティム・ロス
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宇宙飛行士が不時着した惑星は
なんと猿が人間を支配する星だった・・・。
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内覧用サンプルビデオで観た。
レンタル開始は12/17から。
子供の頃、「猿惑」を観て、これはすごい映画だと思った。
リメイクする話を聞いた時、あの完璧な映画を
どうやってリメイクするの?と思った。
内容は勿論のこと、お猿さんのメーキャップも完璧だったから。
当時のお猿さんメイクは、今でも充分に通用すると思っている。
バートンが自ら語っているように、これはリメイクではなく、
リ・イマジネーション(再創造)である。
単なるリメイクではとうていオリジナルにかなわないだろう。
オリジナルが学のある人間と猿の科学者がうんちくを述べ合い、
「こいつは他の奴と違う」と認め合うのに対し、
本作の猿は「動物愛護者(人間愛護猿か?)」で、
主人公の宇宙飛行士と他の人間もたいして差がない。
全体的に前作がSFだったのに対し、
こちらはエンターテイメント色が強いものになっている。
ちょっとショックだったのは惑星の人間が言葉を喋ること。
このことが主人公の特異性を薄め、
SFではなくヒーローものになった最大の原因だと思う。
とはいえ主人公と人間の女と猿のお嬢さんの
三角関係を思わせるシーンやにクスっと笑ったり、
皮肉っぽい笑い、ダークな色調など
バートンらしい作品になっている。
話題になったラストシーンだが、私はあれはあれでいいと思う。
・・・というか、オリジナルのラストは映画史上に残る傑作ゆえ、
誰が作ってもどうにもならないと思う。
バートンの猿惑は若年層にはウケたらしい。
オリジナルを知っている世代には、
オリジナル猿惑が強烈な印象となっている為、不評だとか・・・。
年齢リトマス試験紙のような作品だ(笑)
私はやはりバートン版を観て、オリジナルが傑作だと再確認した。
あぁ〜、やっぱり若くないのね。
監督/ティム・バートン
出演/マーク・ウォールバーグ
ティム・ロス
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宇宙飛行士が不時着した惑星は
なんと猿が人間を支配する星だった・・・。
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内覧用サンプルビデオで観た。
レンタル開始は12/17から。
子供の頃、「猿惑」を観て、これはすごい映画だと思った。
リメイクする話を聞いた時、あの完璧な映画を
どうやってリメイクするの?と思った。
内容は勿論のこと、お猿さんのメーキャップも完璧だったから。
当時のお猿さんメイクは、今でも充分に通用すると思っている。
バートンが自ら語っているように、これはリメイクではなく、
リ・イマジネーション(再創造)である。
単なるリメイクではとうていオリジナルにかなわないだろう。
オリジナルが学のある人間と猿の科学者がうんちくを述べ合い、
「こいつは他の奴と違う」と認め合うのに対し、
本作の猿は「動物愛護者(人間愛護猿か?)」で、
主人公の宇宙飛行士と他の人間もたいして差がない。
全体的に前作がSFだったのに対し、
こちらはエンターテイメント色が強いものになっている。
ちょっとショックだったのは惑星の人間が言葉を喋ること。
このことが主人公の特異性を薄め、
SFではなくヒーローものになった最大の原因だと思う。
とはいえ主人公と人間の女と猿のお嬢さんの
三角関係を思わせるシーンやにクスっと笑ったり、
皮肉っぽい笑い、ダークな色調など
バートンらしい作品になっている。
話題になったラストシーンだが、私はあれはあれでいいと思う。
・・・というか、オリジナルのラストは映画史上に残る傑作ゆえ、
誰が作ってもどうにもならないと思う。
バートンの猿惑は若年層にはウケたらしい。
オリジナルを知っている世代には、
オリジナル猿惑が強烈な印象となっている為、不評だとか・・・。
年齢リトマス試験紙のような作品だ(笑)
私はやはりバートン版を観て、オリジナルが傑作だと再確認した。
あぁ〜、やっぱり若くないのね。