香港映画(ビデオ発売は1987年)
監督/リー・ツオー・ナン
出演/チェン・カン・タイ
   ウォン・キン・ミー
   倉田保昭

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ある会社社長の一族が忍者に命を狙われているらしい。
今は剣道の師範をしているが、
実は昔忍者の特訓を受けた主人公。
恋人のため警察に協力し、忍者に立ち向かう・・・
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日本未公開作品。製作年は不明。

こういう「勘違い日本モノ」は好きだ(笑)

くのいちの普段の特訓が水着姿でのドロレス。
・・・なんで忍者がドロレスなんだ?
くのいちは敵に追われてピンチになると、
おっぱい見せて動揺したすきに攻撃する。
・・・そんな攻撃アリ?

そんな中でも忍者の首領役の倉田保昭は光ってた。
さすが日本が生んだアクションスター!
貫禄が違うよ。
主人公と倉田の対決シーン前半、古い映画のせいか残念ながら
暗過ぎてわからない。
時々刀が光るだけで、音を聞いて想像すべし(笑)

「クノイチ部隊」とタイトルがついているにもかかわらず、
くのいちが出てくるシーンはわずか。
もちろんパッケージに描かれているような
くのいちが二刀で戦うシーンは無い。

唐突な場面転換と強引なストーリ、ラストはメロドラマ風の
いかにも香港映画らしい作品。
1998年・米
監督/ダン・ローゼン
出演/マシュー・リラード
   マイケル・ヴァルタン
   ケリー・ラッセル

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デットマンズ・カーブとは、
学生が自殺したらそのルームメイトに
精神的ショックを考慮して、
自動的にオールAの成績を与えること。
その極秘措置を悪用してルームメイトを自殺に見せかけ殺し
オールAを貰おうと企てる。
しかし、自殺に見せかけて殺したはずの遺体が
なかなか見つからず、
その間に警察から疑惑をもたれた始めた主人公だが・・・
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ハーバードの大学院に行くためにはオールAが必要。
しかし最近成績が落ち始め、
ルームメイトと共謀してデッドマンズ・カーブを狙い
もう1人のルームメイトを殺害する。

このぐらいの年頃って洋の東西を問わず妙にシニカルなんだなぁ。
目的(合格・入学)のためなら
何だってやってやるさっという気持ち、
誰かを犠牲にしてもなんとかしたい気持ちって
誰でもあると思う。
でも、それを実行するかしないかは 
大きな違いだと思う。

人を陥れて入学しても、ついていけるのだろうか?
人を陥れなければ入れなかったところでしょ?
こんな風に考えるのは私が受験とは無縁の
おばさんになった証拠だろうか?

スクリーム以来、
「こう思ったでしょ?でも実はこうなんだ・・
と見せかけて真相はこれだ」
こんな感じの脚本が目立つような気がする。

この作品も一生懸命観客の予想を
裏切ろう惑わそうとする意志が感じられる仕上がり。
1999年・米
監督/オードリー・ウェルズ
出演/サラ・ポーリー
   スティーブン・レイ

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弁護士一家に生まれ育った主人公。
家族の間ではいつも疎外感を感じていた。
親に言われるままにハーバード大の
ロースクールに進学を決めていたが、
自分では本当に行きたいなかどうかわからない状態。
姉の結婚式の日、父親より年上の写真家のコニーと出会う。
自分を1人の人間として見てくれる彼に いつしか・・・
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自由奔放に生きる写真家コニーは、
ギスギスした家庭にそだった主人公ハーパーには
とても魅力的に映ったらしい。
父親よりも年上の男性に惹かれるというなら、
もうちょっと「素敵なおじさま〜」って感じの
俳優さんならよかったのに。
そうすれば、こっちとしてもハーパーに
感情移入しやすいってもんだ。
ところが素敵なおじさま〜どころか、
みるからにヘナチョコおやじ。
そのヘナチョコおやじに感化されて、ハーバードへ進学せずに
一緒に暮らしながら、
写真家として修行を積んでいくって話。

このおやじさん、ハーパーだけじゃなく、
芸術才能がありそうな娘さんを
愛人にしながら、芸術家に育て上げ
一人前になったらまた別の娘・・というように
1人進学塾状態。
しかも卒業(笑)した女の子は全員芸術家として成功。
このおやじは次から次へと若い女を誘惑する
ダメオヤジなんだろうか?
それとも自分さえも気づかなかった才能を
開花させてくれた最高の人なんだろうか?

ハーパーの母親が二人が一緒に暮らしていると知って
部屋に押しかけてきた時の言葉、
「娘にあって私にないもの、それは怖れだ」
「若い女しか相手にしないのは、
自分を強く賢く思ってくれるからでしょ?」
ちょっとドキっとした。
若い時分には年上の男性ばかり惹かれた。
自分を上のステージへ高めてくれるような気がして。
10年前だったら、母親の台詞に
「この二人の何が分かるの?」って反発を感じたかもしれない。
しかし、今は分かる。
この母親の言っていることが今は分かる。
コニーは虚勢を張っただけの男に見える。
実力がないくせにミョーに見栄っ張りに思えた。
写真家の俳優の容貌が
好みのタイプじゃなかったせいかもしれないが。
(ロバート・レッドフォードだったら違ったかもしれない)

私は『おじ好き』を卒業する頃なのかもしれない・・・。
1999年・仏
監督/フレッド・ギャルソン
出演/ミア・フライア

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ダンスの才能があるが、口がきけない主人公インディア。
週末はクラブでDJの挑戦を受けて踊り、勝ち続ける。
ブロードウェイのオーディションに参加するが、
口がきけないという理由だけで落とされてしまい・・・
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主人公は口はきけないがダンスの才能がある。
劣等感の塊のその兄の唯一の自慢は妹のダンス。
その妹に音を発する喜びを与えた科学者の出現でいじける兄。
ラストには機嫌を直して、妹のダンスショーも成功してめでたしめでたしという作品。

縄のれんみたいな頭の主人公。(兄の髪型もなんか変だ・・・)
それが踊り始めるとメデューサみたいに見えてくる。
髪というより意志を持った生き物みたいに見えた。
ダンスのことよく分からないけど、
この人そーとー上手なんだろうな。
映像もタイトル通り躍動感あふれるもの。
作品自体が「ダンス!ダンス!ダンス!」って
語りかけてくるようだった。

しかし、時代の流行なのか私的には同じダンスでも
サタデーナイトフィーバーの方が好きだなぁ・・・
1999年・スペイン
監督/アレックス・デ・ラ・イグレシア
出演/アレックス・アングロ
   サンティアゴ・セグラ

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場末の飲み屋で歌う売れないヘタクソ歌手のニノと
その店で働くブルーノ。
2人はコンビを組み漫才師になり舞台に立つ。
ところが緊張したニノが一言もしゃべれず固まってしまい、
焦ったブルーノがどつくとどっとウケた。
スターになった二人はいつしか憎しみ合うように・・・
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これすっごいおかしい!
「俺の名前を先にしろよ」って
「ニノ&ブルーノ」と「ブルーノ&ニノ」にするかもめるし、
ニノは母親のストッキングとクッションで
女性の下半身のぬいぐるみを作って
欲求をなぐさめてるし、
コンビを解消してからの10年間、ブルーノはニノを落としいれようと
コツコツ最上級の麻薬ためこんでるし!

全エネルギーをかけて相手への復讐に突き進むお話。
全編ブラックコメディーで溢れかえってる〜。

ニノが観客にどつかれる姿をみて漫才ブームの頃の、
ゆーとぴあを思い出した。
(古すぎて知らない人もいる?)
この ゆーとぴあも「歯をくいしばれぇ〜」って相方にゴムをくわえさせ、
思いっきりゴムをのばしたところで手をはなすという
体をはった芸をしていたっけ。
ゆーとぴあも観客にゴムをひっぱらせてたの思い出した。

もしかしてゆーとぴあさん、仲間割れしていませんか?(笑)
1999年・米
監督/スパイク・ジョーンズ
出演/ジョン・キューザック
   ジョン・マルコヴィッチ

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人形使いの主人公。
人形使いの仕事などなく、仕方が無く会社勤めに。
7と1/2階にあるその会社には
マルコビッチの体内へと通じる穴があった!
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クセのある作品。
私は好きだ〜!
全編よくもまぁ、こんなことを思いついたなぁと感嘆の連続。
マルコビッチ自身がマルコビッチになれる穴に入った時の映像、
レストランで人物が全員マルコビッチ、料理名もマルコビッチ、
話す言葉も全部マルコビッチと「マルコビッチづくし」には笑った。
ラストに出てくるチャーリー・シーンがイケテます。

でもなぜ「穴」にしたのだろう?
ヒトは「穴」から発生し「穴」から生まれるから?
原始的かつエロティックな隠喩なのかな?
穴からマルコビッチにいたる道は産道にも思える。

コメディーというわけでもない。
もちろんファンタジーでもない。
「不条理」って感じかな?
1999年・米
監督/デビット・ケロッグ
出演/マシュー・ブロデリック
   ルパート・エベレット

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警察官に憧れる主人公の警備員。
ある日、泥棒を捕まえようとして
瀕死の重傷になり、手術の結果
初のサイバーコップになる・・・
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「マスク」と「ロケッティア」と「ナイトライダー」とか
「ロボコップ」とか いろんなのをミックスしたような作品。
見るからに黒幕っぽいルパート・エべレットがGOOD。
ルパート・エベレット好きだな〜

青春スターだったマシュー・ブロデリックが
「おじさん」と呼ばれていたのに愕然・・・
あぁ、私も歳をとるわけね・・・

作品的には単純に家族で楽しめる仕上がり。
ビデオ店にはレンタル開始前に内覧用サンプルビデオが届く事が。
レンタル用と違う点は本編の前に
予告編より長いダイジェスト版みたいなのが収録されている点。
内容が単純な映画はそれだけでストーリーが分かってしまう(笑)
内覧用だけあって、
「この映画の予告はあの話題作○○のビデオに収録!」
「○○とタイアップ!認知度高し!」
「高回転間違いなし!」などビデオ店にとって甘い言葉が並びます。

すべてのビデオが内覧用サンプルビデオが送られてくるのではなく、
レンタル用と同じ内容のビデオが内覧用として送られてくることもある。
どちらにしてもレンタル開始前にタダでビデオが観れてラッキー。
この仕事に就いた幸せをかみしめるひととき!

しかし話題作ほど従業員間で争奪戦がおこり
なかなか自分の順番が来ないことも・・・。
「セル」「アヴァロン」、今誰が持ってるのかなぁ。
早く見たいよ〜!
2000年・米
監督/ケビン・リマ
出演/グレン・クローズ
   ジェラール・ドパルデュー

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ディズニー「101」の続編。
毛皮好き悪女のクルエラに立ち向かうのは
ぶち無しダルメのオッドちゃん!
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内覧用のサンプルビデオで見た。
レンタル開始は9/19から。

ダルメなのにブチがないオッドちゃん。
ぶち柄を見る度にモノ欲しそうな表情をするのが笑える。
「ディディエ」を観た後のせいか、
オッドちゃんはダルメというよりレトリバーに見える。

キャストは前作同様に今回もグレン・クローズが炸裂って感じ。
華麗なファッションに大女優の貫禄を感じ、
ラストの潔さには作品のテイストを大事にするプロ根性が感じられる。
すごいよ、クローズさん。
・・・っていうか、クローズさんにここまでやらせた監督さん、
あんたは怖いもの知らずか?!

グローズさんだけじゃなく、今回はドパルデューさんもハジケてます。
ドパルデューさん、どうしてこの映画に、この役で出たんだろ・・・
クローズさんに「あんたも出なさいよ」って声かけられたのか???

ストーリーは犬がウジャウジャでてくるディズニー映画。
単純に子犬をみてカワイイ〜って思うもよし、
グレン&ドパルデューのハジケ方に感嘆するもよし。
特にストーリーを追う必要なし。
映像をみて楽しめばいいんじゃない?
1997年・仏
監督/アラン・シャバ
出演/アラン・シャバ

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サッカーチームのスカウトマン(?)は
知人から預かった犬のディディエを預かることに。
次の日の朝目覚めると、
ディディエはなんと人間になっていた。
ボール遊びが好きなディディエを
故障だらけの自分のサッカーチームに
選手として試合に出場させようと・・・
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夢がいっぱいの おフランスのおセンスたっぷりの映画。
CGも使っているが、ハリウッドのようにこれみよがしではなく、
効果的に使われていて好感度大。

本物のサッカー選手達が出ているらしいが、
サッカーに詳しくない私には誰が誰やら分からん。
特にサッカーファンでも、犬好きでもない私が大笑い。
犬好きのサッカーファンなら もっと楽しめるかも。
2000年・米
監督/ロバート・ゼメキス
出演/ミッシェル・ファイファー
   ハリソン・フォード

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夫婦喧嘩の絶えない隣家の妻の姿が見えなくなった頃、
奇妙な現象が起こり始める・・・
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これは面白い。
ミッシェル・ファイファー演じる主婦は、
隣の家の夫が妻を虐待しているのではないかと
ついでを装ってさぐりにでかけるは、
コソコソと双眼鏡で覗いたり。
こんな隣人やだよ〜。

このままファイファーの勘違い映画で終わるのかと思いきや、
意外な方向に話が進んでいき、
さすが2大スター出演の映画って感じ。
クライマックスも大抵の映画なら
音楽をじゃんじゃん鳴らして緊張感をあおるけど、
この映画は逆に音ナシで、かえって緊張が高まる演出。
長時間にもかかわらずダラダラした感じがないのは
ファイファーの実力か?

ツボを押さえた演出と2大スターのキャスティングの勝利。
監督/マイケル・ナイト・シャマラン
出演/ブルース・ウィリス
   サミュエル・L・ジャクソン

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列車脱線事故が起こり、奇跡的に1人の生存者が。
彼のもとに最後に病気をしたのは何時か?と
不思議な手紙が・・・
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好き嫌いが分かれる作品。
私は割と面白かった。

「シックス・センス」では赤がキーワードだったから
今回も色が関係?と思い、青に注目してたけど
関係なかったみたい(笑)
でも、美しいブルーだった。
「謎」を強調したセールスだから
何気ないことも「もしかしたら・・?」と
考えてしまった。

何もかも正反対の2人にしたかったみたいだけど、
ツルツルのウィリスに対して、
不自然なほどフサフサを強調したサミュエルの髪。
そこまで対比させなくってもさ〜。

「シックス・・」同様に意外な結末に驚き。
なるほどそういうことかと、
もう1度見たくなる作品。
2000年・米
監督/ハロルド・ライミス
出演/ブレンダン・フレイザー
   エリザベス・ハーレー

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片思いの彼女との恋を実らせようと
ブレ扮する冴えない男が
魂と引き換えに悪魔と契約するが・・・
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ブレのコロンビアの麻薬王は良かった。
長髪のブレは「原始のマン」を思い出させる。
あの頃のブレは好きだった。
お気にの俳優だった。
しばらく見なくなったら、いきなり「ハムナンプトラ」で
復活した時は嬉しかった。
・・・嬉しかったが 感動よりも
「太ったな」という思いが強かった。

エリ嬢はかわいいなぁ〜。
ミニスカートにハイソックスはキュート!
大人の女性でガールズテイストが似合う人は貴重。

ストーリーはとりたててどうこういうものはない。
単純にブレとエリ嬢のコスプレを楽しむ映画。
1999年・米
監督/マイク・ミッチェル
出演/ロブ・シュナイダー

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魚オタクのデュース。
ひょんなことから高級ジゴロの留守中の
熱帯魚の世話をすることに。
ところが超高級水槽を壊してしまい、
彼が戻ってくるまでに元通りにすべく
激安でジゴロ稼業を始めるが・・・
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♪ド、ド、ドリフの大爆笑〜って感じの映画。
予想通りのズッコケをやってくれて大笑い!
そうかと思うと、するりと予想とは違う展開になって
これまたGOOD!
こういうの好き〜!!!
決してセクシーとは言えないデュースのせくしぃだんすは必見。

コメディーをみる度に思うのだが、
1人で笑うよりも、大勢の笑い声があったほうが
何倍も面白く感じる。
笑い声って素晴らしい力だ!
今日は映画の話じゃないです。

男性は若い女の子が好きだと思ってた。
若ければ若いほどいいと思っていた。
(いや、若過ぎても問題あるが・・・)

この仕事を初めてから、
必ずしも「女=若さ」ではないかもしれないと
思うようになった。
だってさ、アダルトビデオでさ、
「熟女モノ」借りる人が結構いるんだ。
熟女といっても、パッケージをみる限り
「マダム」というより「おばちゃん」。

フーム、こういうのにそそられる御仁もいるのね・・・
人の数だけ好みがあるんだ・・・
女の魅力は若さだけじゃないということは
嬉しくもあるが、もしも、もしもよ、
彼とか夫とかが、
自分よりずっと年上の「おばちゃん」と浮気したら
ガックリくるだろうな・・・

うーむ、「女=若さ」じゃないのも複雑だ・・・
1984年・米
監督/ダグラス・チーク
出演/ジョン・ハート
   ダニエル・スターン
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わずか2週間の間に何人も同じ通りで
行方不明になる事件が起こった。
下水管に人食いクリーチャーがいるらしい。
カメラマン、浮浪者を援助している食堂屋と
妻が被害にあった警察官が
真相を暴くべく立ちあがる・・・
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安い・・・安い映画だった・・・
オープニング、警官の妻がマンホールに引きずりこまれて
被害にあうシーンは のっけから「安い・・」の一言。
連れていた犬は首を吊られて殺されているのが
発見されるが、その犬の死体は 
そこらへんのおもちゃ屋で買ってきたみたいな
ぬいぐるみ。←つぶらな瞳のワンコちゃんね。
肝心の「人食いクリーチャー」はウルトラマンにでてくる
なんとか星人みたい。
しかもウルトラマンほど派手な動きナシ。
唯一ビックリしたのは「ホームアローン」の泥棒役の
ダニエル・スターンが出ていたこと。
ちょこっと肌が若いな〜って感じがするだけで
全然変わっていない。

パッケージに騙されて観たら拍子抜けすることでしょう。
2000年・米
監督/McG
出演/キャメロン・ディアズ
   ドリュー・バリモア
   ルーシー・リュー

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1970年代に大ヒットしたTV番組
「チャーリーズ・エンジェル」のリメイク。
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一世風靡したTV版チャリーズエンジェル。
どんなリメイクになったか楽しみだった。
TV版のせくしぃふぇろもんが薄くなっていて、
コメディ?と思う程明るい作品になっていた。
当時のボーイズは「ファラ・ホーセット、スーパーカー、ブルース・リー」に
胸をときめかせていたそうだけど、
映画版はセクシーというより、健康的な明るさ。
少しコメディータッチの方が現代ではウケルのかな?
TV版チャーリーズとは別モノと考えたほうがいいかも。

女優陣の明るさ、美しさ。
スタイリッシュな映像。
久々のとぼけたビル・マーレー。
そして相変わらずつかみどころのないティム・カリーがGOOD!
1999年・ベルギー
監督/ブノワ・マリアージュ
出演/ブノワ・ポールブールド
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報道カメラマンの父親は車が欲しくて仕方が無い。
フェスティバルで世界記録を更新すれば賞品がなんと車!
息子にも出来そうな種目ということで、
「24時間ドア開閉」を種目に選ぶ・・・
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もう自分勝手な父親です。
「俺の車の為にドアを開け閉めするのがそんなに嫌か?!」と
息子を叱ったかと思うと
「お前なら出来る!出来る!」と励ましたり。
息子も息子で「嫌だ、疲れた」という割には
父親にどやされると淡々と地味〜にドアを開け閉めします。

車の為に息子を叱咤激励する父親、
イヤイヤながらもひたすらドアの開け閉めをする息子、
その親子を取り巻く家族達。
ユーモラスだけど切ない映画。
地味だけど秀作だと思う。

ギネスの世界記録をみると
なんでこんなもんに挑戦したんだろと
思う変な記録が時々ある。
24時間耐久キスとか、四つんばいでサークルを周回するとか。
鼻で笑っちゃうけど、そこに至るまでの経緯は大変な忍耐と努力の結果なんだね。
人生において 何が有意義で何が無意味なことなのか
本当は誰にも分からないんじゃないかな。

ところでこの映画はモノクロだし、とてもさびれた雰囲気の街だし、
車を手に入れるために必死な父親だから、
てっきり昔の映画かと思ったけど、
ラストに2000年を祝う場面があってビックリした、
最近の映画だったのね・・・
2000年・米
監督/ジェームズ・キャメロン
出演/ジェシカ・アルバ
   マイケル・ウェザリー

時は2009年、ワイオミング。
遺伝子操作され、戦士として訓練された12人の子供達が
研究所から脱走する。
その1人マックスは逃亡生活っを送りながら
生き別れた仲間たちを探していた・・・

皆が面白いというので観た。
いや〜、これは面白い!
スパイ大作戦とマトリックスにプラスαした感じ。
ストーリーが良く出来ている。
続きを早く観たい!

ふと思った。
1巻目が「マックス」2巻目が「ハンナ」・・・
登場人物全員分の巻がでたらどうしよう・・・(笑)
2000年・米
監督/ジョナサン・モストゥ
出演/マシュー・マコノヒー

ドイツ軍潜水艦Uボートにある暗号機エニグマを奪うべく
敵潜水艦に乗りこむ米兵。
エニグマを奪うことに成功するも、敵の攻撃を受け・・・

今日はラブロマンス系を観ようと思ったのに
また男くさいものを借りてしまった。

敵のオンボロ潜水艦で必死に逃げる緊迫感。
艦長としてリーダーとして常に決断を迫られる苦悩。
潜水艦モノでハズレはないなぁ。
面白い作品だった。

次こそはラブロマンスを観よう。
あー、でも「セル」も観たいな・・・

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