『ぼくの神さま』・・神になりたかった子供の願い
2002年10月10日 洋画ヒューマン・青春・スポーツ2000年・米
監督/ユレク・ボガエヴィッチ
出演/ハーレイ・ジョエル・オスメント
============================================
1942年ナチス占領下のポーランド。
ロメックの父はユダヤ人狩りから息子を守るために
ポーランド人グニチオにロメックを託す。
グニチオには2人の息子ヴラデックとトロがいた。
ユダヤ人であることを必死で隠しながら
ロメックはヴラデック・トロと次第に友情を深めて行く・・・
============================================
ハーレイ君はもちろんのこと、子役達がみんな上手い!!!
役柄的にトロ役のリアム・ヘスが目立つのは当然だが
ロトの兄・ヴラデック役のリチャード・バーネルも微妙な心情を見事に表現。
子役だけじゃないグニチオ役のオラフ・ルバスゼンゴもスゴイ。
この人はポーランドの役者さんだとか。
初めてみたけど、この人の出演作をもっと見たくなった。
神父役のウィレム・デフォーも、
でしゃばり過ぎず子供達のひき立て役に徹している。
ユダヤ人であることを隠すために、
ロメックの父は息子にカトリックの教義を教える。
生き延びるために両親と離れ、必死で素性を隠して生活するロメック。
それを暖かく見守るグニチオや神父。
洗礼式に向けて神父は子供達にキリストと12使徒の役柄を与え
キリスト教を理解させようとする。
キリスト役になったトロの奇行はここから始まる。
死を目の当たりにした事で純粋なトロは、
平和のために殉教したキリストに深く傾倒する。
キリストのように、イバラの冠を被り木に張りつけて欲しいと懇願する。
そこには失った人々を取り戻したいという無垢で
まっすぐな情熱が存在する。
トロはあまりにも純粋でまっすぐなのだ。
ラスト、トロがとった行動はどう解釈したらいいのだろうか?
兄ブラデックとロメックに対する失望からなのか?
そうなら、まがったことを許せない純粋な
子供らしい行動なのかもしれない。
それともヴラデックとロメックの罪を、キリストが人々の罪を背負ったように
自分が背負おうと思ったのか?
キリストになって平和を取り戻したいと願ったトロらしい行動かもしれない。
占領下の暗く緊張した中での生活。
しかし子供らしい、のびのびとした部分も描かれている。
両親の部屋から夜な夜な聞こえてくる母の喘ぎ声を
トロは悪夢にうなされていると考えている。
「あぁ〜やめて〜いや〜もっとぉぉ〜ん」
今日のママはいつもより怖い夢を見てるんだと得意げに説明するトロ。
いや〜、喘ぎ声=怖い夢は新しい説ですな。これは使える(笑)
・・・って使う機会があるのか?!(笑)
戦争がもたらす狂気の中で必死に生きる子供達。
やるせない状況下で行動を決定するのは年齢ではない。
パニックになる大人達、信念を貫く子供達。
深く深く考えさせられる作品。
監督/ユレク・ボガエヴィッチ
出演/ハーレイ・ジョエル・オスメント
============================================
1942年ナチス占領下のポーランド。
ロメックの父はユダヤ人狩りから息子を守るために
ポーランド人グニチオにロメックを託す。
グニチオには2人の息子ヴラデックとトロがいた。
ユダヤ人であることを必死で隠しながら
ロメックはヴラデック・トロと次第に友情を深めて行く・・・
============================================
ハーレイ君はもちろんのこと、子役達がみんな上手い!!!
役柄的にトロ役のリアム・ヘスが目立つのは当然だが
ロトの兄・ヴラデック役のリチャード・バーネルも微妙な心情を見事に表現。
子役だけじゃないグニチオ役のオラフ・ルバスゼンゴもスゴイ。
この人はポーランドの役者さんだとか。
初めてみたけど、この人の出演作をもっと見たくなった。
神父役のウィレム・デフォーも、
でしゃばり過ぎず子供達のひき立て役に徹している。
ユダヤ人であることを隠すために、
ロメックの父は息子にカトリックの教義を教える。
生き延びるために両親と離れ、必死で素性を隠して生活するロメック。
それを暖かく見守るグニチオや神父。
洗礼式に向けて神父は子供達にキリストと12使徒の役柄を与え
キリスト教を理解させようとする。
キリスト役になったトロの奇行はここから始まる。
死を目の当たりにした事で純粋なトロは、
平和のために殉教したキリストに深く傾倒する。
キリストのように、イバラの冠を被り木に張りつけて欲しいと懇願する。
そこには失った人々を取り戻したいという無垢で
まっすぐな情熱が存在する。
トロはあまりにも純粋でまっすぐなのだ。
ラスト、トロがとった行動はどう解釈したらいいのだろうか?
兄ブラデックとロメックに対する失望からなのか?
そうなら、まがったことを許せない純粋な
子供らしい行動なのかもしれない。
それともヴラデックとロメックの罪を、キリストが人々の罪を背負ったように
自分が背負おうと思ったのか?
キリストになって平和を取り戻したいと願ったトロらしい行動かもしれない。
占領下の暗く緊張した中での生活。
しかし子供らしい、のびのびとした部分も描かれている。
両親の部屋から夜な夜な聞こえてくる母の喘ぎ声を
トロは悪夢にうなされていると考えている。
「あぁ〜やめて〜いや〜もっとぉぉ〜ん」
今日のママはいつもより怖い夢を見てるんだと得意げに説明するトロ。
いや〜、喘ぎ声=怖い夢は新しい説ですな。これは使える(笑)
・・・って使う機会があるのか?!(笑)
戦争がもたらす狂気の中で必死に生きる子供達。
やるせない状況下で行動を決定するのは年齢ではない。
パニックになる大人達、信念を貫く子供達。
深く深く考えさせられる作品。
コメントをみる |

『コラテラル・ダメージ』・・娯楽からメッセージ
2002年10月9日 洋画アクション2001年・米
監督/アンドリュー・デイビス
出演/アーノルド・シュワルツェネッガー
============================================
消防士ゴードンの目の前で妻子が
テロの巻き添えによって死亡した。
彼は犯人を目撃していたのだが、
政府は和平交渉のため
犯人を捕らえようとはしなかった。
そこで単身、敵の本拠地に乗りこむゴードンだが・・・
============================================
NYテロと酷似する内容のため、公開が延期された作品だとか・・・。
んん〜?どこが酷似してるのかしらん。
他国によってアメリカ国内でテロ攻撃が行なわれたという点か?
衝撃度は現実のテロ事件には及ばない。
現実はハリウッドが考えつかない方法を用いた。
途中まで観て、延期になった理由が分かったような気がした。
テロリストに同情的な描写だ。
・・・同情的というよりテロリストにも事情があり、
やみくもに非難しちゃいけないと受け取れるシーンがある。
うむ、それなら公開延期せざるおえないよな・・・。
NYテロ事件のことがなければ、
この作品はテロに言い分も描いた作品として
たんなる娯楽アクション映画に、
情をからめたもので終わるはずであっただろう。
ところが実際にテロがおこったことにより、
外交と個人を天秤にかける政治といった、
メッセージ性が感じられる作品と変化した。
銃に頼らない頭脳と肉体と度胸のアクションを展開するシュワちゃん。
深刻な展開のなかで、一時の笑いを提供するジョン・レグイザモ。
いかにもハリウッドな爆発どっかんどっかん。
まあまあ良く出来た娯楽アクション作品。
監督/アンドリュー・デイビス
出演/アーノルド・シュワルツェネッガー
============================================
消防士ゴードンの目の前で妻子が
テロの巻き添えによって死亡した。
彼は犯人を目撃していたのだが、
政府は和平交渉のため
犯人を捕らえようとはしなかった。
そこで単身、敵の本拠地に乗りこむゴードンだが・・・
============================================
NYテロと酷似する内容のため、公開が延期された作品だとか・・・。
んん〜?どこが酷似してるのかしらん。
他国によってアメリカ国内でテロ攻撃が行なわれたという点か?
衝撃度は現実のテロ事件には及ばない。
現実はハリウッドが考えつかない方法を用いた。
途中まで観て、延期になった理由が分かったような気がした。
テロリストに同情的な描写だ。
・・・同情的というよりテロリストにも事情があり、
やみくもに非難しちゃいけないと受け取れるシーンがある。
うむ、それなら公開延期せざるおえないよな・・・。
NYテロ事件のことがなければ、
この作品はテロに言い分も描いた作品として
たんなる娯楽アクション映画に、
情をからめたもので終わるはずであっただろう。
ところが実際にテロがおこったことにより、
外交と個人を天秤にかける政治といった、
メッセージ性が感じられる作品と変化した。
銃に頼らない頭脳と肉体と度胸のアクションを展開するシュワちゃん。
深刻な展開のなかで、一時の笑いを提供するジョン・レグイザモ。
いかにもハリウッドな爆発どっかんどっかん。
まあまあ良く出来た娯楽アクション作品。
1998年・米
監督/ランダ・ヘインズ
出演/ヴァネッサ・ウィリアムス
============================================
母を亡くしたラファエルは、
父に会いたいと思いキューバからアメリカへと渡り
素性を隠して父親のダンススタジオで雑用係として働く。
そのスタジオで世界選手権に向けて、
練習に励むルビーと出会い・・・
============================================
キューバ人・ラファエルを演じるのはチャヤン。
・・・ってこの人誰ですかね。初めて聞きました。
ちょっとブレンダン・フレイザー系のお顔だち。
ルビー役はヴァネッサ・ウィリアムス。
・・・あ、聞いたことある名前だ(笑)
ストーリーは、世界選手権で優勝しようと
ヴァネッサ扮するルビーが、毎日むおぉぉ〜っと必死の形相で練習。
そこにキューバ生まれのキューバ育ちラファエルが
君のダンスは何かヘン〜。ラテンな僕の国じゃこう踊るんだぜ〜と
ルビーのプライドを逆なでする。
なにさ、ただの雑用係のくせにとご機嫌ナナメのルビーだが
2人はなぜか(いや、やっぱりというべきか?)惹かれ合う。
しかしルビーは優勝するためにスタジオを抜け、
以前のパートナーである元夫とペアを組む。
その頃スタジオではラファエルの父親が、
腰か痛いから釣りに行くとのらりくらりな態度にパートナーの女の子は
そんなら若いラファエルと組むわということに。
ただの雑用係のラファエル君はいつの間にか、スタジオの人気者に昇格。
選手権当日、ラファエル君は見事なリフトを
うりゃうりゃっと連発し大喝采。
プロ部門で勝ち進んでいるルビーは、くたくたでもうだめ〜というときに
ラファエルと目があい、彼と踊っている妄想をみて、見事優勝。
120分以上あるのに、ただこれだけのストーリー。
同じ社交ダンスモノの『ダンシング・ヒーロー』に比べると
ダンスへの思い、悩みが希薄。
ラファエル君の父に対するほのかな思慕も不足。
その代わり、ダンスと歌はとってもGOOD!
ヴァネッサの長い手足がキュッキュキュッキュ動いて
そりゃもうカッコイイの一言。
音楽もノリがよくて良い感じ。
ストーリーは添え物程度の内容で、
華麗なダンスと音楽を楽しむ作品。ただそれだけ。
監督/ランダ・ヘインズ
出演/ヴァネッサ・ウィリアムス
============================================
母を亡くしたラファエルは、
父に会いたいと思いキューバからアメリカへと渡り
素性を隠して父親のダンススタジオで雑用係として働く。
そのスタジオで世界選手権に向けて、
練習に励むルビーと出会い・・・
============================================
キューバ人・ラファエルを演じるのはチャヤン。
・・・ってこの人誰ですかね。初めて聞きました。
ちょっとブレンダン・フレイザー系のお顔だち。
ルビー役はヴァネッサ・ウィリアムス。
・・・あ、聞いたことある名前だ(笑)
ストーリーは、世界選手権で優勝しようと
ヴァネッサ扮するルビーが、毎日むおぉぉ〜っと必死の形相で練習。
そこにキューバ生まれのキューバ育ちラファエルが
君のダンスは何かヘン〜。ラテンな僕の国じゃこう踊るんだぜ〜と
ルビーのプライドを逆なでする。
なにさ、ただの雑用係のくせにとご機嫌ナナメのルビーだが
2人はなぜか(いや、やっぱりというべきか?)惹かれ合う。
しかしルビーは優勝するためにスタジオを抜け、
以前のパートナーである元夫とペアを組む。
その頃スタジオではラファエルの父親が、
腰か痛いから釣りに行くとのらりくらりな態度にパートナーの女の子は
そんなら若いラファエルと組むわということに。
ただの雑用係のラファエル君はいつの間にか、スタジオの人気者に昇格。
選手権当日、ラファエル君は見事なリフトを
うりゃうりゃっと連発し大喝采。
プロ部門で勝ち進んでいるルビーは、くたくたでもうだめ〜というときに
ラファエルと目があい、彼と踊っている妄想をみて、見事優勝。
120分以上あるのに、ただこれだけのストーリー。
同じ社交ダンスモノの『ダンシング・ヒーロー』に比べると
ダンスへの思い、悩みが希薄。
ラファエル君の父に対するほのかな思慕も不足。
その代わり、ダンスと歌はとってもGOOD!
ヴァネッサの長い手足がキュッキュキュッキュ動いて
そりゃもうカッコイイの一言。
音楽もノリがよくて良い感じ。
ストーリーは添え物程度の内容で、
華麗なダンスと音楽を楽しむ作品。ただそれだけ。
『バブル・ボーイ』・・最強のボヨンボヨン
2002年10月6日 洋画コメディ・ラブストーリー2001年・米
監督/ブレア・ハイズ
出演/ジェイク・ギレンホール
マーリー・シェルトン
============================================
先天的に免疫機能のないジミーは、
無菌室(バブルルーム)の中でしか生きられない。
外の世界を知らず、話し相手は母親だけだったが、
隣家にクロエが引越ししてきて、彼女に惹かれる。
しかし彼女がナイアガラで結婚することになり
ジミーは想いを伝えるため、バブルスーツを作り外へ出る・・・
============================================
息子を溺愛する神経質な母親
ミョーにテンションの高いカルト教信者たち
アイスを売ってシヴァの教えを広めようとするインド人などなど・・・
個性的なキャラが引き起こす小さな笑いから大爆笑まで
とにかく笑いが詰まった作品。
『オースティン・パワーズ』のミニ・ミーも出演。
横暴なフリークス小屋の座長役。
ミニ・ミーに近いキャラかな・・・?
クロエ役は9/9『プロポーズ』でレニーの妹役だったマーリー・シェルトン。
『プロポーズ』の時もそうだったけど、彼女はホント可愛い!!!
ジミーが命の危険を顧みず、彼女を追いかける設定に納得がいく。
お手製の特製バブルスーツに身を包み、
ボヨンボヨンと飛ばされながらもナイアガラに向かうジミー。
どうみてもビニール素材のスーツだが
炎をくぐったり、滝に落ちても壊れない、破れない。
ハゲタカ(コンドルか?)につつかれても、大丈夫。
クロエへの想いの象徴か?(笑)
ラストはお約束のハッピーエンドで最後まで気楽に楽しめる。
映画の小ネタ、パロディーもちょこちょこっとあるのも楽しい。
愛は思っているだけじゃダメ。
勇気をもって行動をおこさなくちゃ、なにも得られない。
愛と友情と真実を得たジミーの勇気に乾杯!
監督/ブレア・ハイズ
出演/ジェイク・ギレンホール
マーリー・シェルトン
============================================
先天的に免疫機能のないジミーは、
無菌室(バブルルーム)の中でしか生きられない。
外の世界を知らず、話し相手は母親だけだったが、
隣家にクロエが引越ししてきて、彼女に惹かれる。
しかし彼女がナイアガラで結婚することになり
ジミーは想いを伝えるため、バブルスーツを作り外へ出る・・・
============================================
息子を溺愛する神経質な母親
ミョーにテンションの高いカルト教信者たち
アイスを売ってシヴァの教えを広めようとするインド人などなど・・・
個性的なキャラが引き起こす小さな笑いから大爆笑まで
とにかく笑いが詰まった作品。
『オースティン・パワーズ』のミニ・ミーも出演。
横暴なフリークス小屋の座長役。
ミニ・ミーに近いキャラかな・・・?
クロエ役は9/9『プロポーズ』でレニーの妹役だったマーリー・シェルトン。
『プロポーズ』の時もそうだったけど、彼女はホント可愛い!!!
ジミーが命の危険を顧みず、彼女を追いかける設定に納得がいく。
お手製の特製バブルスーツに身を包み、
ボヨンボヨンと飛ばされながらもナイアガラに向かうジミー。
どうみてもビニール素材のスーツだが
炎をくぐったり、滝に落ちても壊れない、破れない。
ハゲタカ(コンドルか?)につつかれても、大丈夫。
クロエへの想いの象徴か?(笑)
ラストはお約束のハッピーエンドで最後まで気楽に楽しめる。
映画の小ネタ、パロディーもちょこちょこっとあるのも楽しい。
愛は思っているだけじゃダメ。
勇気をもって行動をおこさなくちゃ、なにも得られない。
愛と友情と真実を得たジミーの勇気に乾杯!
コメントをみる |

『ピース・ピープル』・・鍵を握るは政治と宗教
2002年10月5日 洋画コメディ・ラブストーリー2000年・米
監督/バリー・レビンソン
出演/バリー・マケヴォイ
============================================
北アイルランドの精神病院で理容師をするコルムとジョージ。
ある日、人の頭の皮を剥いだカツラ屋が入院してくる。
そのカツラ屋から北アイルランドでは独占企業だと聞き
2人はカツラ屋を始めるが・・・
============================================
むむむぅ〜・・・
理容師のコルムとジョージがカツラで金儲けしようと思いつく。
独占市場だと思っていたが、ライバル社が出現し
メーカーは売上の高いほうに、北アイルランド地区をまかせようと競わせる。
うむむ・・・
理容師コンビがカトリックとプロテスタント
お客が政府とIRA・・・
ジャンル的にはコメディーに分類されるが、
政治と宗教を把握していないと笑えないシーンが多数。
「政治と宗教」これは蛍風が苦手とするところで
IRAを支持してるのはカトリック?それともプロテスタント?と
頭がぐちゃぐちゃになって笑う余裕がなかった。
政治と宗教抜きで笑えるシーンは数少ない。
逆に言えば、この問題を分かっている人には楽しめる作品かもしれない。
ジャケットを見て単純な爆笑バカチンコメディーだと思った蛍風。
笑いの中に深いテーマがある作品とは思うが
笑いの内容がイマイチ理解できなかった作品。
監督/バリー・レビンソン
出演/バリー・マケヴォイ
============================================
北アイルランドの精神病院で理容師をするコルムとジョージ。
ある日、人の頭の皮を剥いだカツラ屋が入院してくる。
そのカツラ屋から北アイルランドでは独占企業だと聞き
2人はカツラ屋を始めるが・・・
============================================
むむむぅ〜・・・
理容師のコルムとジョージがカツラで金儲けしようと思いつく。
独占市場だと思っていたが、ライバル社が出現し
メーカーは売上の高いほうに、北アイルランド地区をまかせようと競わせる。
うむむ・・・
理容師コンビがカトリックとプロテスタント
お客が政府とIRA・・・
ジャンル的にはコメディーに分類されるが、
政治と宗教を把握していないと笑えないシーンが多数。
「政治と宗教」これは蛍風が苦手とするところで
IRAを支持してるのはカトリック?それともプロテスタント?と
頭がぐちゃぐちゃになって笑う余裕がなかった。
政治と宗教抜きで笑えるシーンは数少ない。
逆に言えば、この問題を分かっている人には楽しめる作品かもしれない。
ジャケットを見て単純な爆笑バカチンコメディーだと思った蛍風。
笑いの中に深いテーマがある作品とは思うが
笑いの内容がイマイチ理解できなかった作品。
『ビューティフル』・・夢に向かって猪突猛進
2002年10月3日 洋画ヒューマン・青春・スポーツ2000年・米
監督/サリー・フィールド
出演/ミニー・ドライバー
============================================
モナは、恵まれたとはいえない家庭環境の中で
ミス・アメリカになるのが幼い頃からの夢だった。
必死でお金を稼ぎ、審査に有利な習い事をしたり。
しかし、妊娠してしまう。
ミス・アメリカは既婚者・母親は出場資格がないのだ・・・
============================================
コンテストに優勝するために、ライバルを蹴落としたり
審査ウケをする行動をとったりと
とにかくパワーあふれる主人公モナ。
4/22『わたしが美しくなった100の秘密』同様に
華やかなミスコンの裏側を皮肉たっぷりに描いた作品。
『わたしが美しく・・』よりハートフルな作品。
しかしミニー・ドライバーがミスコン向けのルックスではないため
コンテストに勝ちあがっていく展開は、なんだか納得できないものがある。
どうみても周りのコのほうが美人なのだ。
ビバヒルのクレア役・キャスリン・ロバートソンが出てた!
可愛かった、キレイだった。
なのに、ミニー・ドライバーに負ける。
やっぱり納得いかないなぁ〜・・・。
コンテストで勝ち残るために、手段を選ばずライバルを蹴落とすモナは
ミス・アメリカというよりは「おばちゃんパワー」といったほうが
しっくりくるものがある。
それだけに「おばちゃん根性まるだしパワー」のモナが
初めて素直になるラストには、思わずホロリと涙がでてしまう。
身勝手でコンテストのためなら平気で人を利用するたくましさ、
子供の頃からの夢をかなえようとする真剣さ、
感動的なラストなど良く出来たストーリーだが、
ミニー・ドライバーのルックスがどうもひっかかる作品。
監督/サリー・フィールド
出演/ミニー・ドライバー
============================================
モナは、恵まれたとはいえない家庭環境の中で
ミス・アメリカになるのが幼い頃からの夢だった。
必死でお金を稼ぎ、審査に有利な習い事をしたり。
しかし、妊娠してしまう。
ミス・アメリカは既婚者・母親は出場資格がないのだ・・・
============================================
コンテストに優勝するために、ライバルを蹴落としたり
審査ウケをする行動をとったりと
とにかくパワーあふれる主人公モナ。
4/22『わたしが美しくなった100の秘密』同様に
華やかなミスコンの裏側を皮肉たっぷりに描いた作品。
『わたしが美しく・・』よりハートフルな作品。
しかしミニー・ドライバーがミスコン向けのルックスではないため
コンテストに勝ちあがっていく展開は、なんだか納得できないものがある。
どうみても周りのコのほうが美人なのだ。
ビバヒルのクレア役・キャスリン・ロバートソンが出てた!
可愛かった、キレイだった。
なのに、ミニー・ドライバーに負ける。
やっぱり納得いかないなぁ〜・・・。
コンテストで勝ち残るために、手段を選ばずライバルを蹴落とすモナは
ミス・アメリカというよりは「おばちゃんパワー」といったほうが
しっくりくるものがある。
それだけに「おばちゃん根性まるだしパワー」のモナが
初めて素直になるラストには、思わずホロリと涙がでてしまう。
身勝手でコンテストのためなら平気で人を利用するたくましさ、
子供の頃からの夢をかなえようとする真剣さ、
感動的なラストなど良く出来たストーリーだが、
ミニー・ドライバーのルックスがどうもひっかかる作品。
1999年・米
監督/ハンプトン・ファンチャー
出演/オーウェン・ウィルソン
============================================
ヴァン・シガードは旅をしながら、殺人を次々と犯していた。
しかし、人当たりが良く真面目な彼を疑う人は誰もいなかった・・・
============================================
9/23に観た『エネミー・ライン』のオーウェンが良かったので
この作品を観ることに。
ワォ!ワォッ!
この作品のオーウェンはカワイイ〜。
誰からも好かれる好青年の役にピッタリなのねん。
『エネミー・・・』に比べると、顔に甘さが残るが
まぶしそうな笑顔がたまらなく良いのだ〜。
オーウェンの清潔感のあるルックスに
これまた透明感のある音楽。
それなのにシリアルキラーの話なのだから不思議な作品だ。
「どうして人を殺すのかって?殺人が僕を選ぶからさ」
オーウェン扮するヴァンは、憎しみや怒りで人を殺すわけではない。
ただなんとなく有害そうな人物を殺す。
そして殴り殺したり、切り刻んだりしない。
細心の注意をはらい、優しく毒殺するのだ。
なんとも不思議な透明感のある作品。
ジャケットは、オーウェンの顔にあたかも血を連想させるかのような
赤が描かれているが、実際にはこの作品には血はでてこない。
「殺人が僕を選ぶから・・」に表現されるように
激情にかられるわけでもなく、興奮するわけでもないヴァン。
普段は人当たりの良い優等生的存在のヴァンが淡々と犯行を重ねていく。
ヴァンの心の空虚を象徴するかのような静かなストーリー展開。
ヴァンとは対称的にシェリル・クロウ、マーセデス・ルールら女優陣は
影のある存在。この対比が面白い。
ジャケットと邦題は違うほうが良かったんじゃないかな?
もっとメロウな感じのジャケットと邦題のほうが
この作品には合うと思う。
オーウェンのルックスのせいかもしれないが
不思議な透明感のある作品。
監督/ハンプトン・ファンチャー
出演/オーウェン・ウィルソン
============================================
ヴァン・シガードは旅をしながら、殺人を次々と犯していた。
しかし、人当たりが良く真面目な彼を疑う人は誰もいなかった・・・
============================================
9/23に観た『エネミー・ライン』のオーウェンが良かったので
この作品を観ることに。
ワォ!ワォッ!
この作品のオーウェンはカワイイ〜。
誰からも好かれる好青年の役にピッタリなのねん。
『エネミー・・・』に比べると、顔に甘さが残るが
まぶしそうな笑顔がたまらなく良いのだ〜。
オーウェンの清潔感のあるルックスに
これまた透明感のある音楽。
それなのにシリアルキラーの話なのだから不思議な作品だ。
「どうして人を殺すのかって?殺人が僕を選ぶからさ」
オーウェン扮するヴァンは、憎しみや怒りで人を殺すわけではない。
ただなんとなく有害そうな人物を殺す。
そして殴り殺したり、切り刻んだりしない。
細心の注意をはらい、優しく毒殺するのだ。
なんとも不思議な透明感のある作品。
ジャケットは、オーウェンの顔にあたかも血を連想させるかのような
赤が描かれているが、実際にはこの作品には血はでてこない。
「殺人が僕を選ぶから・・」に表現されるように
激情にかられるわけでもなく、興奮するわけでもないヴァン。
普段は人当たりの良い優等生的存在のヴァンが淡々と犯行を重ねていく。
ヴァンの心の空虚を象徴するかのような静かなストーリー展開。
ヴァンとは対称的にシェリル・クロウ、マーセデス・ルールら女優陣は
影のある存在。この対比が面白い。
ジャケットと邦題は違うほうが良かったんじゃないかな?
もっとメロウな感じのジャケットと邦題のほうが
この作品には合うと思う。
オーウェンのルックスのせいかもしれないが
不思議な透明感のある作品。
アダルトビデオって・・9月のまとめ
2002年9月30日 つぶやきたまにAVコーナーにビデオを探しに行くと頭がクラクラ、目がチカチカする。
だってさ〜、全部同じようなジャケットなんだもん。
女の子がお股をおっぴろげている写真に
蛍光ピンクや金色の文字でこれでもかというくらい
埋め尽くす文字文字文字!
おまけにどれがタイトルが分からないような
長いサブタイトルがついているしさ。
原色や蛍光色、そして大量の文字に正気を失ってしまいそうになる。
もしかしてそれが目的なのか?!
ジャケットにPOPやシールを貼る場合
基本的に顔や文字を隠さないように貼るのだが
AVの場合、これがとても難しい。
ジャケットが文字だらけだし、女の子の顔を隠してはマズイし、
やっぱりお乳を隠してもいかんよなぁ〜・・・。
唯一、文字も女の子の顔も乳も隠れない場所があったので貼った。
・・・女の子の股間だった。
ミョーにインビな感じになった(笑)
「蛍風さん、そこにはシール貼っちゃダメです」と言われた。
う〜む、乳と違ってモザイクになってるから良いかと思ったんだけど(笑)
ホント、どれも似たようなジャケットなのに
お客様はよく選べるなぁと感心してしまう。
どこのメーカーも目立たせようとするジャケットだから
かえってみんな同じになって目立たなくなってしまってる。
清々しい風景写真でもジャケットにしたら逆に目立つんじゃないのか(笑)?
いや、それじゃ想像がわかなくて、レンタルしないか。
それ以前にAVと認知されずに、
間違ってAVコーナーに紛れ込んだと思われるかもね。
今月、私が観た作品では、『プロポーズ』『エネミーライン』が良かった。
しかし「喜び」マークをつけるほどではなかった。
体調があまり良くなかったことが原因で
作品を楽しむことが出来なかったせいかもしれないが。
来月は「喜び」マーク連発するほど、
お気に入りの作品に出会えるといいな。
だってさ〜、全部同じようなジャケットなんだもん。
女の子がお股をおっぴろげている写真に
蛍光ピンクや金色の文字でこれでもかというくらい
埋め尽くす文字文字文字!
おまけにどれがタイトルが分からないような
長いサブタイトルがついているしさ。
原色や蛍光色、そして大量の文字に正気を失ってしまいそうになる。
もしかしてそれが目的なのか?!
ジャケットにPOPやシールを貼る場合
基本的に顔や文字を隠さないように貼るのだが
AVの場合、これがとても難しい。
ジャケットが文字だらけだし、女の子の顔を隠してはマズイし、
やっぱりお乳を隠してもいかんよなぁ〜・・・。
唯一、文字も女の子の顔も乳も隠れない場所があったので貼った。
・・・女の子の股間だった。
ミョーにインビな感じになった(笑)
「蛍風さん、そこにはシール貼っちゃダメです」と言われた。
う〜む、乳と違ってモザイクになってるから良いかと思ったんだけど(笑)
ホント、どれも似たようなジャケットなのに
お客様はよく選べるなぁと感心してしまう。
どこのメーカーも目立たせようとするジャケットだから
かえってみんな同じになって目立たなくなってしまってる。
清々しい風景写真でもジャケットにしたら逆に目立つんじゃないのか(笑)?
いや、それじゃ想像がわかなくて、レンタルしないか。
それ以前にAVと認知されずに、
間違ってAVコーナーに紛れ込んだと思われるかもね。
今月、私が観た作品では、『プロポーズ』『エネミーライン』が良かった。
しかし「喜び」マークをつけるほどではなかった。
体調があまり良くなかったことが原因で
作品を楽しむことが出来なかったせいかもしれないが。
来月は「喜び」マーク連発するほど、
お気に入りの作品に出会えるといいな。
コメントをみる |

2001年・米
監督/J.S.カーダン
出演/カー・スミス
ブレンダン・フェア
============================================
姉の結婚式に出席するためにフロリダに向かうショーン。
お金がない彼は、ベンツをフロリダまで
無傷で届ける仕事を引き受けて慎重に運転中。
途中、ガソリン代を持つことを条件に
ヒッチハイカーを乗せるが・・・
============================================
あ〜・・・
海外TVドラマ「ロズウェル」の
ブレンダン・フェアが目当てで観たんだけどね。
9/1の『リトル・ヴァンパイア』に裏切られたから
今度こそセクシーなヴァンパイアを期待したんだけどね・・・。
この作品のヴァンパイアは、セクシーとか気品とか無縁の
チンピラみたいな役。
別にヴァンパイアモノにしなくたって良かったんじゃないの?
ティーンにウケるのは車にカワイコちゃんにバイオレンス、
そ〜だ、ホラーもウケるからヴァンパイアもだしちゃえ!
そんで最後は男の友情だよな〜と、短絡的に作ったような作品。
同じ「ロズウェル」のマックスは『シッピング・ニュース』に出てたんだから
ブレンダン・フェアもさ、もうちょっと作品選んだほうが良かったんじゃない?
ブレンダン・フェアの逞しく太い二の腕は賞賛に値するが、
「ロズウェル」関連作としてファンがおさえておけば良い程度の作品。
監督/J.S.カーダン
出演/カー・スミス
ブレンダン・フェア
============================================
姉の結婚式に出席するためにフロリダに向かうショーン。
お金がない彼は、ベンツをフロリダまで
無傷で届ける仕事を引き受けて慎重に運転中。
途中、ガソリン代を持つことを条件に
ヒッチハイカーを乗せるが・・・
============================================
あ〜・・・
海外TVドラマ「ロズウェル」の
ブレンダン・フェアが目当てで観たんだけどね。
9/1の『リトル・ヴァンパイア』に裏切られたから
今度こそセクシーなヴァンパイアを期待したんだけどね・・・。
この作品のヴァンパイアは、セクシーとか気品とか無縁の
チンピラみたいな役。
別にヴァンパイアモノにしなくたって良かったんじゃないの?
ティーンにウケるのは車にカワイコちゃんにバイオレンス、
そ〜だ、ホラーもウケるからヴァンパイアもだしちゃえ!
そんで最後は男の友情だよな〜と、短絡的に作ったような作品。
同じ「ロズウェル」のマックスは『シッピング・ニュース』に出てたんだから
ブレンダン・フェアもさ、もうちょっと作品選んだほうが良かったんじゃない?
ブレンダン・フェアの逞しく太い二の腕は賞賛に値するが、
「ロズウェル」関連作としてファンがおさえておけば良い程度の作品。
2000年・英/仏
監督/サリー・ポッター
出演/クリスティーナ・リッチ
ジョニー・デップ
============================================
父がアメリカに出稼ぎに行っている間に暴動に巻きこまれ、
名を変え、イギリスに渡ったユダヤ人少女フィゲレ。
いつかアメリカに渡り、父と再会を夢みる彼女だが
戦争の暗い足音が響いてくるのだった・・・
============================================
美しい美しい作品。
主役のクリスティーナ・リッチとその恋のお相手ジョニー・デップは
ほとんど喋らない。
その代わり、美しい映像と音楽がすべてを語ってくれる。
いやぁ〜、この作品のデップはカッチョイィ〜〜。
寡黙で物憂い気でありながら、強さを感じる表情。
デップにときめいたのはこの作品が初めてかもしれない。
蛍風、思わず「きゃふ〜ん」とため息をついてしまった(笑)
フィゲレの子供時代の少女(幼女か?)も、とても可愛らしくて健気な演技。
主役の2人が喋らない分、ケイト・ブランシェットとジョン・タトゥーロが
プライドの高い野心的なカップルとしてテンポを出している。
そして華やかな2人にも戦争の影が忍び寄る。
うわぁ〜、良い作品じゃないの〜と思っていたら
あっけなく終わってしまった。え・・?はぁ?な、な、何?
美しい世界に浸っていたのに、
いきなり起こされて何が何だか分からない朝の感じに似ている。
この作品は「母を訪ねて三千里」系か?
生き別れになった父を思いながらも、流れにまかせて生き延びて
男と恋に落ちたら、父よりも男のほうが良くなっちゃたけど
ドイツ軍が勢力を増してきたから、やっぱり父を探す旅に出ましたって。
結局デップも人生の通過点に過ぎませんでしたってワケ。
うわぁ〜、なんだかなぁ・・・。
デップが良かっただけに、「え?これで終わりなの?」と騙された感じ。
もっとテーマをしぼって描いたほうが良かったんじゃない?
戦争に翻弄される娘の人生ならば、必死で迫害から逃れるシーンを。
愛を描くのなら、2人の恋の過程を。
父との再会がメインなら、父のアメリカでの生活を。
もっともっと丁寧に描いて欲しかった。
美しい映像と音楽、魅力あるキャストなだけに
「これで終わりなの?じゃ、今までのは何だったの?」と
なんだか騙された気分になる作品。
監督/サリー・ポッター
出演/クリスティーナ・リッチ
ジョニー・デップ
============================================
父がアメリカに出稼ぎに行っている間に暴動に巻きこまれ、
名を変え、イギリスに渡ったユダヤ人少女フィゲレ。
いつかアメリカに渡り、父と再会を夢みる彼女だが
戦争の暗い足音が響いてくるのだった・・・
============================================
美しい美しい作品。
主役のクリスティーナ・リッチとその恋のお相手ジョニー・デップは
ほとんど喋らない。
その代わり、美しい映像と音楽がすべてを語ってくれる。
いやぁ〜、この作品のデップはカッチョイィ〜〜。
寡黙で物憂い気でありながら、強さを感じる表情。
デップにときめいたのはこの作品が初めてかもしれない。
蛍風、思わず「きゃふ〜ん」とため息をついてしまった(笑)
フィゲレの子供時代の少女(幼女か?)も、とても可愛らしくて健気な演技。
主役の2人が喋らない分、ケイト・ブランシェットとジョン・タトゥーロが
プライドの高い野心的なカップルとしてテンポを出している。
そして華やかな2人にも戦争の影が忍び寄る。
うわぁ〜、良い作品じゃないの〜と思っていたら
あっけなく終わってしまった。え・・?はぁ?な、な、何?
美しい世界に浸っていたのに、
いきなり起こされて何が何だか分からない朝の感じに似ている。
この作品は「母を訪ねて三千里」系か?
生き別れになった父を思いながらも、流れにまかせて生き延びて
男と恋に落ちたら、父よりも男のほうが良くなっちゃたけど
ドイツ軍が勢力を増してきたから、やっぱり父を探す旅に出ましたって。
結局デップも人生の通過点に過ぎませんでしたってワケ。
うわぁ〜、なんだかなぁ・・・。
デップが良かっただけに、「え?これで終わりなの?」と騙された感じ。
もっとテーマをしぼって描いたほうが良かったんじゃない?
戦争に翻弄される娘の人生ならば、必死で迫害から逃れるシーンを。
愛を描くのなら、2人の恋の過程を。
父との再会がメインなら、父のアメリカでの生活を。
もっともっと丁寧に描いて欲しかった。
美しい映像と音楽、魅力あるキャストなだけに
「これで終わりなの?じゃ、今までのは何だったの?」と
なんだか騙された気分になる作品。
『陽だまりのグラウンド』・・子供達に生きるたくましさをみた
2002年9月25日 洋画ヒューマン・青春・スポーツ2001年・米
監督/ブライアン・ロビンス
出演/キアヌ・リーブス
============================================
スポーツギャンブルで1万1000ドルの借金を作ってしまったコナー。
友人のジミーに借金を申し込んだところ、
週給500ドルで少年野球チームのコーチをすることに・・・
============================================
スポーツの賭けにのめり込んでいるコナー・オニール。
負けを帳消しにすべく、大金を賭け、そしてまた負けるの繰り返し。
普段はチケットのダフ屋をしている。
そんな彼が少年野球チームのコーチをすることに。
治安の悪いところに暮しながらも、
野球への情熱を失わない少年たちと接し、
コナーに少しずつ変化があらわれる。
「子供とスポーツで感動させようってのがミエミエね」と
斜に構えて観ていたのだが、実に素直な作品で感動してしまった。
この作品のキアヌ、いいじゃないの〜。
『ギフト』の暴力夫も良かったけど、
今回のギャンブルにハマって借金まみれのダメ男も好演。
初めは野球コーチを単なる仕事としか思っていなかったのが
子供達とふれあい、前向きに生きる感情の変化が
大袈裟でなはなく素直に表現している。
これからはヒーローじゃなく、ダメ男専門になったらどう?キアヌ。
ダイアン・レイン様との恋模様も描かれてはいるが、
コナーの人柄を紹介するエッセンス程度。
あくまでも本筋の子供に触発されて人生を見つめ直すという
テーマを守っている。
子供達は全員演技経験のない子達ばかりだとか。
のびのびと、そして心をうつ演技。
監督が良いのか、脚本が良いのか。
いや、やはり子供達が良いんだろうな。うん。
特にベイビーG役の子、良かったなぁ!
そうそう、子供達がこの映画に出演して嬉しかったことの1つに
マトリックスに出ているひとに
マトリックスのスローモーションをやってもらった事だとか(笑)
いや〜、それだけでも貴重な思い出だと思うよ。
羨ましいなぁ〜!(笑)
本作品は実話を元に映画化。
銃犯罪が日常的な過酷な毎日の中で、
逆境にめげずに、力強くたくましく生きる子供達の姿に感動。
地味ではあるが、良質な作品。
監督/ブライアン・ロビンス
出演/キアヌ・リーブス
============================================
スポーツギャンブルで1万1000ドルの借金を作ってしまったコナー。
友人のジミーに借金を申し込んだところ、
週給500ドルで少年野球チームのコーチをすることに・・・
============================================
スポーツの賭けにのめり込んでいるコナー・オニール。
負けを帳消しにすべく、大金を賭け、そしてまた負けるの繰り返し。
普段はチケットのダフ屋をしている。
そんな彼が少年野球チームのコーチをすることに。
治安の悪いところに暮しながらも、
野球への情熱を失わない少年たちと接し、
コナーに少しずつ変化があらわれる。
「子供とスポーツで感動させようってのがミエミエね」と
斜に構えて観ていたのだが、実に素直な作品で感動してしまった。
この作品のキアヌ、いいじゃないの〜。
『ギフト』の暴力夫も良かったけど、
今回のギャンブルにハマって借金まみれのダメ男も好演。
初めは野球コーチを単なる仕事としか思っていなかったのが
子供達とふれあい、前向きに生きる感情の変化が
大袈裟でなはなく素直に表現している。
これからはヒーローじゃなく、ダメ男専門になったらどう?キアヌ。
ダイアン・レイン様との恋模様も描かれてはいるが、
コナーの人柄を紹介するエッセンス程度。
あくまでも本筋の子供に触発されて人生を見つめ直すという
テーマを守っている。
子供達は全員演技経験のない子達ばかりだとか。
のびのびと、そして心をうつ演技。
監督が良いのか、脚本が良いのか。
いや、やはり子供達が良いんだろうな。うん。
特にベイビーG役の子、良かったなぁ!
そうそう、子供達がこの映画に出演して嬉しかったことの1つに
マトリックスに出ているひとに
マトリックスのスローモーションをやってもらった事だとか(笑)
いや〜、それだけでも貴重な思い出だと思うよ。
羨ましいなぁ〜!(笑)
本作品は実話を元に映画化。
銃犯罪が日常的な過酷な毎日の中で、
逆境にめげずに、力強くたくましく生きる子供達の姿に感動。
地味ではあるが、良質な作品。
『エネミーライン』・・イイ男は銃弾すら寄せつけず
2002年9月23日 洋画アクション2001年・米
監督/ジョン・ムーア
出演/ジーン・ハックマン
オーウェン・ウィルソン
============================================
和平協定が結ばれたボスニア。
クリスは海軍パイロットとして、物足りなさを感じていた。
ある日、ボスニア上空の通常任務の偵察飛行中、
不審な影をみつけ、コースを外れたところ
ミザイル攻撃を受け、墜落してしまい・・・
============================================
たった1人敵地に残されたクリス。
クリスに「マズイ」写真を撮られた人民軍が彼を狙う。
彼を救出しようとする司令官レイガードだが、
軍の上層部は和平をたてに、軍を派遣することを嫌がる。
緊張感とスピード感にあふれる作品。
クリス役のオーウェン・ウィルソンもなかなかの男前。
大抵の戦争モノは、いろいろなメッセージがこめられて、
説教くさくなったり、とんでもなく長くなったりするのだが、
本作品は、たった1人で敵地から脱出しようとするクリスだけを描いている。
友情や、軍人と政治の思惑の違い、迫害をうける民衆、
そしてそのなかでもたくましくいきる人々なども描かれているが、
それはあくまでもチラッとだけ。
クリスの脱出だけを描いたその思いきりの良さに
かえって好感がもてる。
攻撃を受けた飛行機から脱出するシーンの見せ方がウマイ。
クリスが地雷原を走りぬけるシーンが圧巻。
銃やら戦車やらでめちゃくちゃ攻撃されても
あたらないクリス。
地雷原を無事に走りぬけるクリス。
なんで〜??とツッコミをいれるのが野暮に思えるほど
スピード感あふれるテンポの良い作品。
監督/ジョン・ムーア
出演/ジーン・ハックマン
オーウェン・ウィルソン
============================================
和平協定が結ばれたボスニア。
クリスは海軍パイロットとして、物足りなさを感じていた。
ある日、ボスニア上空の通常任務の偵察飛行中、
不審な影をみつけ、コースを外れたところ
ミザイル攻撃を受け、墜落してしまい・・・
============================================
たった1人敵地に残されたクリス。
クリスに「マズイ」写真を撮られた人民軍が彼を狙う。
彼を救出しようとする司令官レイガードだが、
軍の上層部は和平をたてに、軍を派遣することを嫌がる。
緊張感とスピード感にあふれる作品。
クリス役のオーウェン・ウィルソンもなかなかの男前。
大抵の戦争モノは、いろいろなメッセージがこめられて、
説教くさくなったり、とんでもなく長くなったりするのだが、
本作品は、たった1人で敵地から脱出しようとするクリスだけを描いている。
友情や、軍人と政治の思惑の違い、迫害をうける民衆、
そしてそのなかでもたくましくいきる人々なども描かれているが、
それはあくまでもチラッとだけ。
クリスの脱出だけを描いたその思いきりの良さに
かえって好感がもてる。
攻撃を受けた飛行機から脱出するシーンの見せ方がウマイ。
クリスが地雷原を走りぬけるシーンが圧巻。
銃やら戦車やらでめちゃくちゃ攻撃されても
あたらないクリス。
地雷原を無事に走りぬけるクリス。
なんで〜??とツッコミをいれるのが野暮に思えるほど
スピード感あふれるテンポの良い作品。
2001年・米
監督/チェン・カイコー
出演/ヘザー・グラハム
ジョセフ・ファインズ
============================================
アリスは出勤途中の交差点で偶然視線を交わしたアダムに惹かれる。
穏やかな恋人との暮しを捨て、アダムとの生活を始める。
そんなアリスのもとに1通の差出人不明の手紙が届く・・・
============================================
初めはSEXに溺れたバカカップルの話だと思った。
話が中盤にかかる頃には、「あぁ、イカレた男の話なのか」と思った。
ラストでは愚かな女の話だと思った。
しかし、しかし、観終わってしばらくたった今の感想は
心にど〜んと重いものがのしかかる感じ。
水面に重い石を投げられ波紋が広がる感じだ。
こういう愛もありなんだなって・・・。
自分の好きな人が、自分を好きになってくれて、
そして結ばれ、幸せになるのはすごい奇跡なんだ。
大勢の人間の中からたった1人を選び、選ばれ結ばれる、
人口からしてすごい確率ではないか?
その上幸せに末永く添い遂げることの難しさ。
人の心はモロイ。
一旦疑惑と恐怖を感じてしまうと、夢中で愛を傾けていた相手ですら
距離をおいてしまう。心のすれ違いを感じてしまう。
トコトン一生添い遂げるのは、難しいことではないのかと思ってしまう。
しかし、人間だけでなく動物だってその難しいことを
やってのけているのだから、
命あるものはとても強いものだと思わずにはいられない。
生まれ育った環境の違いが、愛し合う二人の関係に
影を落とすこともある。、
登山家のアダムには、ロープは大事な命を守るものでもある。
しかし普通のOLアリスには、人を縛り上げる道具でしかない。
登山家のアダムには、過去の女性は一緒に登山し、
命綱を共有した仲間であるが、
アリスには、邪魔になった過去の存在としか思えない。
観終わって時間が経つにつれ、いろいろなことを考えてしまう。
この作品の目玉として宣伝しているSMプレイだが、
カイコーらしく耽美で美しい。
・・・美しいんだけど、延々と続くセックスシーンを見ていると
マヌケに見えてきて笑ってしまう。
美男美女でもセックスする時は、潰れたヒキガエルみたいなんだもん(笑)
そういえば『ドグマ』で人がセックスする時
変な顔になるのは神様のユーモアだって台詞があったっけ。
変な顔して潰れたヒキガエルみたいな格好・・・。
やっぱマヌケだよなぁ〜。
そんなマヌケな姿がいっぱい詰まったAVを
世の男性はせっせとレンタルしていくんだから、これまた変な感じだ。
笑いころげたりしないのだろうか?
本作品はエロティック・サスペンスとなっているが、
サスペンスとしては、素直で物足りない。
犯人が誰なのか注意深く観ていれば簡単に分かってしまう。
エロティックとしては、ムンムンした感じではなく
ゲージュツ的に耽美な映像。
普通にハッピーな時に観れば「な〜んだ」程度の感想。
人間関係、愛についてふと立ち止まった時に観れば
描かれている以上のことを考えさせれる作品。
監督/チェン・カイコー
出演/ヘザー・グラハム
ジョセフ・ファインズ
============================================
アリスは出勤途中の交差点で偶然視線を交わしたアダムに惹かれる。
穏やかな恋人との暮しを捨て、アダムとの生活を始める。
そんなアリスのもとに1通の差出人不明の手紙が届く・・・
============================================
初めはSEXに溺れたバカカップルの話だと思った。
話が中盤にかかる頃には、「あぁ、イカレた男の話なのか」と思った。
ラストでは愚かな女の話だと思った。
しかし、しかし、観終わってしばらくたった今の感想は
心にど〜んと重いものがのしかかる感じ。
水面に重い石を投げられ波紋が広がる感じだ。
こういう愛もありなんだなって・・・。
自分の好きな人が、自分を好きになってくれて、
そして結ばれ、幸せになるのはすごい奇跡なんだ。
大勢の人間の中からたった1人を選び、選ばれ結ばれる、
人口からしてすごい確率ではないか?
その上幸せに末永く添い遂げることの難しさ。
人の心はモロイ。
一旦疑惑と恐怖を感じてしまうと、夢中で愛を傾けていた相手ですら
距離をおいてしまう。心のすれ違いを感じてしまう。
トコトン一生添い遂げるのは、難しいことではないのかと思ってしまう。
しかし、人間だけでなく動物だってその難しいことを
やってのけているのだから、
命あるものはとても強いものだと思わずにはいられない。
生まれ育った環境の違いが、愛し合う二人の関係に
影を落とすこともある。、
登山家のアダムには、ロープは大事な命を守るものでもある。
しかし普通のOLアリスには、人を縛り上げる道具でしかない。
登山家のアダムには、過去の女性は一緒に登山し、
命綱を共有した仲間であるが、
アリスには、邪魔になった過去の存在としか思えない。
観終わって時間が経つにつれ、いろいろなことを考えてしまう。
この作品の目玉として宣伝しているSMプレイだが、
カイコーらしく耽美で美しい。
・・・美しいんだけど、延々と続くセックスシーンを見ていると
マヌケに見えてきて笑ってしまう。
美男美女でもセックスする時は、潰れたヒキガエルみたいなんだもん(笑)
そういえば『ドグマ』で人がセックスする時
変な顔になるのは神様のユーモアだって台詞があったっけ。
変な顔して潰れたヒキガエルみたいな格好・・・。
やっぱマヌケだよなぁ〜。
そんなマヌケな姿がいっぱい詰まったAVを
世の男性はせっせとレンタルしていくんだから、これまた変な感じだ。
笑いころげたりしないのだろうか?
本作品はエロティック・サスペンスとなっているが、
サスペンスとしては、素直で物足りない。
犯人が誰なのか注意深く観ていれば簡単に分かってしまう。
エロティックとしては、ムンムンした感じではなく
ゲージュツ的に耽美な映像。
普通にハッピーな時に観れば「な〜んだ」程度の感想。
人間関係、愛についてふと立ち止まった時に観れば
描かれている以上のことを考えさせれる作品。
『アメリカン・スウィートハート』・・やっぱりウォーケン様!
2002年9月19日 洋画コメディ・ラブストーリー2001年・米
監督/ジョー・ロス
出演/ジュリア・ロバーツ
============================================
キキは姉の人気女優グウェインの付き人。
グウェインと俳優エディは理想のカップルだったが
別居中の今はエディは精神が病んで治療中、
グウェインはヒット作に恵まれず。
そんな中、二人が共演した新作の完成試写会が開かれることになり、
二人揃って出席しなければならなくなり・・・
============================================
ジュリア扮するキキは、わがままな姉の付き人。
このわがままな人気女優グウェインにキャサリン・ゼタ・ジョーンズ。
夫のエディにはジョン・キューザック。
二人の新作を撮った監督にクリストファー・ウォーケン様!
わがままな姉に尽くしていた付き人の妹が
最後にブチきれて、姉は女優らしく世間体を気にして寛大な態度をとり、
すてべ丸く収まりメデタシメデタシって話。
キャサリンはホントいつ観てもお美しい。
マイケル・ダグラスを射とめたあの美貌。
マイケルの息子はキャサリンのファンで
部屋にポスター貼っていたらしいし、
とーちゃんのカーク・ダグラスも「ええ嫁じゃのぉ」と言ってるし。
カーク・マイケル親子は女たらしで有名だったんだよね。
それにファンの息子が加わって、実生活では緊張の連続じゃないのか?
あの芯の強そうな美しさは、実生活で培われたものか?(笑)
役柄的に目立ってしまうキャサリンとは反対に
キキ役ジュリアの影は薄い。
「大スター・ジュリアが地味な付き人役のラブストーリー!」と
うたっているが、
ラブストーリーというより業界ブラックコメディーといったほうが正しい。
キキ役がジュリアじゃなかったら、もっとストレートに
業界コメディーというのが伝わると思うんだけど・・・。
曲者の映画監督ハル役にクリストファー・ウォケン様!
出番はちょっとなんだけど、あの曲者オーラがあふれるインパクト!
好きよ好きよ大好きウォーケン様!
ウォーケン様が出ているだけで評価2割アップだわ(笑)
わがままな姉の人気女優の付き人をする
地味な妹のラブストーリーとしては心情・状況の描き方に不足。
業界ブラックコメディーとするには、宣伝マンの活躍・苦労が不足。
ちょっとした時間がある時に、キャサリン嬢の美貌を堪能し、
ウォーケン様の怪演にワクワクする程度の作品。
監督/ジョー・ロス
出演/ジュリア・ロバーツ
============================================
キキは姉の人気女優グウェインの付き人。
グウェインと俳優エディは理想のカップルだったが
別居中の今はエディは精神が病んで治療中、
グウェインはヒット作に恵まれず。
そんな中、二人が共演した新作の完成試写会が開かれることになり、
二人揃って出席しなければならなくなり・・・
============================================
ジュリア扮するキキは、わがままな姉の付き人。
このわがままな人気女優グウェインにキャサリン・ゼタ・ジョーンズ。
夫のエディにはジョン・キューザック。
二人の新作を撮った監督にクリストファー・ウォーケン様!
わがままな姉に尽くしていた付き人の妹が
最後にブチきれて、姉は女優らしく世間体を気にして寛大な態度をとり、
すてべ丸く収まりメデタシメデタシって話。
キャサリンはホントいつ観てもお美しい。
マイケル・ダグラスを射とめたあの美貌。
マイケルの息子はキャサリンのファンで
部屋にポスター貼っていたらしいし、
とーちゃんのカーク・ダグラスも「ええ嫁じゃのぉ」と言ってるし。
カーク・マイケル親子は女たらしで有名だったんだよね。
それにファンの息子が加わって、実生活では緊張の連続じゃないのか?
あの芯の強そうな美しさは、実生活で培われたものか?(笑)
役柄的に目立ってしまうキャサリンとは反対に
キキ役ジュリアの影は薄い。
「大スター・ジュリアが地味な付き人役のラブストーリー!」と
うたっているが、
ラブストーリーというより業界ブラックコメディーといったほうが正しい。
キキ役がジュリアじゃなかったら、もっとストレートに
業界コメディーというのが伝わると思うんだけど・・・。
曲者の映画監督ハル役にクリストファー・ウォケン様!
出番はちょっとなんだけど、あの曲者オーラがあふれるインパクト!
好きよ好きよ大好きウォーケン様!
ウォーケン様が出ているだけで評価2割アップだわ(笑)
わがままな姉の人気女優の付き人をする
地味な妹のラブストーリーとしては心情・状況の描き方に不足。
業界ブラックコメディーとするには、宣伝マンの活躍・苦労が不足。
ちょっとした時間がある時に、キャサリン嬢の美貌を堪能し、
ウォーケン様の怪演にワクワクする程度の作品。
『ドグマ』・・知識がないと笑えない、怒れない
2002年9月17日 洋画コメディ・ラブストーリー1999年・米
監督/ケビン・スミス
出演/ベン・アフレック
マット・デイモン
============================================
神の怒りにふれ、地上へと追放された天使のロキとバートルビー。
門をくぐるだけで罪が許される行事が行われることを知った二人は
罪が許されれば天国へ戻れると思い、
ニュージャージーにあるその教会を目指すが・・・
============================================
地上へ追放されたロキとバートルビー。
ひょうなことから門をくぐり、罪が許されれば
天界へと戻れることを知った彼等は、意気揚揚と教会を目指す。
しかし、彼等が教会の門をくぐり罪が許され天界に戻ることは
神の法が崩れることとなり、世界が消滅することに。
この作品は宗教団体からクレームがついた作品なそうな。
確かに既存の概念をくつがえしたり、笑いにしたりしてる。
そこを笑えるかどうかで、この作品の評価は大きく変わってくるだろう。
キリストには末裔がいたとか、使徒のなかに黒人がいたとか。
うーむ、確かに考えそうなことだけどさ、
キリスト教に馴染みがない蛍風には
ちょっとピンとこない・・・。
ただ、この作品に出演したベン・アフレックとマット・デイモンは
勇気があるなぁ〜、エージェントは反対しなかったのか?
驚いたのがアラン・リックマンが出てたこと。
しかも舞台出身の彼らしい仰々しいセルフパロみたいな役を
本当に楽しんで演じている。
いいよね〜、アラン・リックマン。
真面目な彼よりも、こういう役の彼の方が好きだ。
実力者の余裕ってもんが感じられる。
キリスト教にあまり詳しくない蛍風には
ただのお下劣なお笑いが詰まったコメディー。
信仰している人には許せない部分もあるかもしれない。
ただ、コメディとしては中途半端な印象が残る。
アラン・リックマンの演技がお薦めだが、
ベン&マットのファンがおさえておけば良い程度の作品。
監督/ケビン・スミス
出演/ベン・アフレック
マット・デイモン
============================================
神の怒りにふれ、地上へと追放された天使のロキとバートルビー。
門をくぐるだけで罪が許される行事が行われることを知った二人は
罪が許されれば天国へ戻れると思い、
ニュージャージーにあるその教会を目指すが・・・
============================================
地上へ追放されたロキとバートルビー。
ひょうなことから門をくぐり、罪が許されれば
天界へと戻れることを知った彼等は、意気揚揚と教会を目指す。
しかし、彼等が教会の門をくぐり罪が許され天界に戻ることは
神の法が崩れることとなり、世界が消滅することに。
この作品は宗教団体からクレームがついた作品なそうな。
確かに既存の概念をくつがえしたり、笑いにしたりしてる。
そこを笑えるかどうかで、この作品の評価は大きく変わってくるだろう。
キリストには末裔がいたとか、使徒のなかに黒人がいたとか。
うーむ、確かに考えそうなことだけどさ、
キリスト教に馴染みがない蛍風には
ちょっとピンとこない・・・。
ただ、この作品に出演したベン・アフレックとマット・デイモンは
勇気があるなぁ〜、エージェントは反対しなかったのか?
驚いたのがアラン・リックマンが出てたこと。
しかも舞台出身の彼らしい仰々しいセルフパロみたいな役を
本当に楽しんで演じている。
いいよね〜、アラン・リックマン。
真面目な彼よりも、こういう役の彼の方が好きだ。
実力者の余裕ってもんが感じられる。
キリスト教にあまり詳しくない蛍風には
ただのお下劣なお笑いが詰まったコメディー。
信仰している人には許せない部分もあるかもしれない。
ただ、コメディとしては中途半端な印象が残る。
アラン・リックマンの演技がお薦めだが、
ベン&マットのファンがおさえておけば良い程度の作品。
『アメリ』・・ギリギリ紙一重
2002年9月15日 洋画コメディ・ラブストーリー2001年・仏
監督/ジャン・ピエール・ジュネ
出演/オドレイ・トトゥ
============================================
モンマルトルのカフェで働くアメリ。
内気で空想癖のある彼女は、ある日部屋で
偶然昔の住人の宝箱をみつけ、持ち主に返そうと思いつく。
これがきっかけとなり、彼女は人々が幸せになるいたずらを・・
============================================
劇場公開時にこの作品がヒットしているときいてビックリした。
だって、だって配給がアルバトロス!
アルバトロスがヒット作を、しかも女性向け作品だなんて
オドロキモモノキ状態だった蛍風。
アルバトロスといえばエロ・グロ・バカの
黄金B級作品ばかり配給してたのに。
いや、昔は文部省推薦作品を中心に配給してたから
初心にかえったのか?!
・・・で、観たらやっぱりアルバトロスが買いつけてきそうな作品だった(笑)
少し軸がずれた「へんな」感じだが、
ギリギリのところでその「へんな」ところがキュートなのだ!
『デリカテッセン』にしろ『ロスト・チルドレン』にしろ
ジュネ作品は映像がとても美しいのだが
どこが「へんな」感じ。
「へんな」というより奇妙な感じかな?
『アメリ』も美しい映像なのだが、どこか「?」な感じが漂う。
しかし「?」なところがキュートに思えるから不思議だ。
現実にアメリみたいなコが周りにいたら
ちょっとうんざりする。
はっきりいってストーカーだよ。
しかし美しい映像とモンマルトルの風景とオドレイ嬢の魅力で
キュートに思えるから不思議。
他の配給会社だったら変な作品
アルバトロスにしては意外にもキュート
いろいろな意味でギリギリ紙一重の絶妙なバランスの作品。
監督/ジャン・ピエール・ジュネ
出演/オドレイ・トトゥ
============================================
モンマルトルのカフェで働くアメリ。
内気で空想癖のある彼女は、ある日部屋で
偶然昔の住人の宝箱をみつけ、持ち主に返そうと思いつく。
これがきっかけとなり、彼女は人々が幸せになるいたずらを・・
============================================
劇場公開時にこの作品がヒットしているときいてビックリした。
だって、だって配給がアルバトロス!
アルバトロスがヒット作を、しかも女性向け作品だなんて
オドロキモモノキ状態だった蛍風。
アルバトロスといえばエロ・グロ・バカの
黄金B級作品ばかり配給してたのに。
いや、昔は文部省推薦作品を中心に配給してたから
初心にかえったのか?!
・・・で、観たらやっぱりアルバトロスが買いつけてきそうな作品だった(笑)
少し軸がずれた「へんな」感じだが、
ギリギリのところでその「へんな」ところがキュートなのだ!
『デリカテッセン』にしろ『ロスト・チルドレン』にしろ
ジュネ作品は映像がとても美しいのだが
どこが「へんな」感じ。
「へんな」というより奇妙な感じかな?
『アメリ』も美しい映像なのだが、どこか「?」な感じが漂う。
しかし「?」なところがキュートに思えるから不思議だ。
現実にアメリみたいなコが周りにいたら
ちょっとうんざりする。
はっきりいってストーカーだよ。
しかし美しい映像とモンマルトルの風景とオドレイ嬢の魅力で
キュートに思えるから不思議。
他の配給会社だったら変な作品
アルバトロスにしては意外にもキュート
いろいろな意味でギリギリ紙一重の絶妙なバランスの作品。
『プリティ・プリンセス』・・片足ピョコ〜ンのキス
2002年9月12日 洋画コメディ・ラブストーリー2001年・米
監督/ゲイリー・マーシャル
出演/アン・ハサウェイ
============================================
サンフランシスコで母親と二人暮らしのミア。
内気で地味な女子高生のミアだが、
ある日父方の祖母が訪ねてきて、
自分がジェノヴィア国の王位継承権を持つことを
知らされる・・・
============================================
『プリティ・ウーマン』『プリティ・ブライド』
そしてプリティシリーズ第3弾としてリリースされた本作品。
これらの3作を無理やり『プリティ』の冠つけて
まとめて回転させようとするたぁ
商魂たくましいぞ・・・。
いや、ビデオ店にとってはアリガタイことなんだけどさ(笑)
ドジで内気で地味な女子高生が、
ある日突然「プリンセスですよ」と言われる。
マナーから立ち振舞い、そしてメイクにエステの
プリンセス修行。
まさに女の子が憧れるシンデレラストーリーですな。
女の子には「いつか王子様が・・・」とか
「実は私はお金持ちの娘でいつかお迎えが・・・」なんて
夢を抱いたりするもんですよ。
その辺の微妙な乙女心をくすぐる作品。
プリティシリーズとはいえ、本作品は恋愛よりも
青春に重きをおいている。
自分磨き、自分発見の様相。
金髪碧眼の王子様が出てくるかと期待したのだが、
恋のお相手は、以前からのお友達。
いや、この場合恋というよりも、まだまだ友情という感じ。
ターゲットは女性というより、女子中高生ぐらいの作品。
蛍風にはちょっとあっけなさすぎる。
それでもキスするとき片足ピョコンのシーンは
キスに憧れていた純真無垢な頃を思い出して
ほのぼのとしてしまった。
たしかに少女マンガのキスシーンでは
女の子の片足がピョコンってあがっていたよなぁ(笑)
ミア役のアン嬢、たしかにカワイイが、
この作品の要はやはり祖母役のジュリー・アンドリュース!
もう気品たっぷりで画面がひきしまる!
素敵です。ジュリー・アンドリュース!
しかしジュリーが出演しているにも関わらず、
作品全体としては小さくまとめた感じ。
『プリティ』シリーズとしてひとくくりにしなければ
高回転が期待できない作品であっただろう。
『プリティ』の名がついているが
あくまでも青春モノといったところ。
女子中高生向けの作品。
監督/ゲイリー・マーシャル
出演/アン・ハサウェイ
============================================
サンフランシスコで母親と二人暮らしのミア。
内気で地味な女子高生のミアだが、
ある日父方の祖母が訪ねてきて、
自分がジェノヴィア国の王位継承権を持つことを
知らされる・・・
============================================
『プリティ・ウーマン』『プリティ・ブライド』
そしてプリティシリーズ第3弾としてリリースされた本作品。
これらの3作を無理やり『プリティ』の冠つけて
まとめて回転させようとするたぁ
商魂たくましいぞ・・・。
いや、ビデオ店にとってはアリガタイことなんだけどさ(笑)
ドジで内気で地味な女子高生が、
ある日突然「プリンセスですよ」と言われる。
マナーから立ち振舞い、そしてメイクにエステの
プリンセス修行。
まさに女の子が憧れるシンデレラストーリーですな。
女の子には「いつか王子様が・・・」とか
「実は私はお金持ちの娘でいつかお迎えが・・・」なんて
夢を抱いたりするもんですよ。
その辺の微妙な乙女心をくすぐる作品。
プリティシリーズとはいえ、本作品は恋愛よりも
青春に重きをおいている。
自分磨き、自分発見の様相。
金髪碧眼の王子様が出てくるかと期待したのだが、
恋のお相手は、以前からのお友達。
いや、この場合恋というよりも、まだまだ友情という感じ。
ターゲットは女性というより、女子中高生ぐらいの作品。
蛍風にはちょっとあっけなさすぎる。
それでもキスするとき片足ピョコンのシーンは
キスに憧れていた純真無垢な頃を思い出して
ほのぼのとしてしまった。
たしかに少女マンガのキスシーンでは
女の子の片足がピョコンってあがっていたよなぁ(笑)
ミア役のアン嬢、たしかにカワイイが、
この作品の要はやはり祖母役のジュリー・アンドリュース!
もう気品たっぷりで画面がひきしまる!
素敵です。ジュリー・アンドリュース!
しかしジュリーが出演しているにも関わらず、
作品全体としては小さくまとめた感じ。
『プリティ』シリーズとしてひとくくりにしなければ
高回転が期待できない作品であっただろう。
『プリティ』の名がついているが
あくまでも青春モノといったところ。
女子中高生向けの作品。
『プロポーズ』・・結婚はゴール?スタートじゃないの?
2002年9月9日 洋画コメディ・ラブストーリー1999年・米
監督/ゲイリー・シニョール
出演/クリス・オドネル
レニー・ゼルウィガー
============================================
祖父が死に、1億ドルという巨額の遺産を
相続することになった独身主義者のジミー。
しかし、相続の条件は30歳の誕生日までに結婚をすること。
恋人アンと別れたばかりで、しかも30歳の誕生日は明日。
会社のためにも何としても結婚しようと
昔の彼女達に次々とプロポーズするが・・・
============================================
自らを野生馬に例えて独身主義を貫くジミー。
友人たちが次々と脱落、いや結婚していき
とうとう最後の1人になってしまったことで結婚を決意する。
しかし心の中では、まだまだ独身でいたい気持ちがあるからか
恋人アンへのプロポーズは「君の勝ちだ」と言って
彼女を怒らせてしまう。
一生に一度のプロポーズに「君の勝ちだ」ってのは
言っちゃぁイカンよ。
結婚とは「新しいスタート」なのに
「勝ち負け」と表現したらゴールになっちゃうよ。
それに「勝ちだ」なんて言われたら
ホントは結婚したくないけど、しょ〜がないから結婚してあげるよって
言われたみたいでショック受けるよ。絶対断るよ。うん。
アンと別れた後に祖父が死に、遺産を相続する条件を満たすため
再度アンにプロポーズするが、やはり心のどこかで
独身でいたい気持ちがあるのか、またもや大失敗。
そこで過去の女性にアタックするのだが、
最初はモテモテ独身貴族の気分が抜けないのか
どの娘にしよっかなぁ〜と余裕シャクシャク。
しかしね、何らかの理由があって別れた関係だもの
「遺産相続するから明日結婚して」と言っても
誰一人承諾してくれない。
気持ちは焦る、時間は過ぎていく、しかし花嫁は決まらない。
その心境の変化をクリス・オドネルは見事に演じている。
そしてそれを静かに見つめる
神父のジェームズ・クロムウェルも素晴らしい。
しかしね、しかしね、1番は過去の女を演じた
ブルック・シールズですわ!!!
お金のためにと割りきって
「イッチオックドル〜 イッチオックドル」と呟きながら
式に臨むブルック!(笑)
細かな条件にプルプルしながらも、
クールに割りきって結婚しようとするタカビー女のブルック!
体もデカイが態度もデカイ女をカンペキに演じるブルッキー!!
いや〜、もしかして地?と思う程すんごいのよっっ(笑)
美少女が大人になったら使う役が限られるとか。
もちろん演技力があれば全然OKなんだけど
そこそこの実力だとコメディーぐらいしか役どころがないとか・・・。
う〜ん、美人は3日で飽きるけどブスは3日で慣れるってヤツだろうか。
美人ってのも大変なんだなぁ・・・。
ストーリーがGOOD
ほんわかとした表情のレニーをはじめ、キャストがGOOD
特にブチ切れたブルックがサイコー!
ハッピーな気分になれる作品。
監督/ゲイリー・シニョール
出演/クリス・オドネル
レニー・ゼルウィガー
============================================
祖父が死に、1億ドルという巨額の遺産を
相続することになった独身主義者のジミー。
しかし、相続の条件は30歳の誕生日までに結婚をすること。
恋人アンと別れたばかりで、しかも30歳の誕生日は明日。
会社のためにも何としても結婚しようと
昔の彼女達に次々とプロポーズするが・・・
============================================
自らを野生馬に例えて独身主義を貫くジミー。
友人たちが次々と脱落、いや結婚していき
とうとう最後の1人になってしまったことで結婚を決意する。
しかし心の中では、まだまだ独身でいたい気持ちがあるからか
恋人アンへのプロポーズは「君の勝ちだ」と言って
彼女を怒らせてしまう。
一生に一度のプロポーズに「君の勝ちだ」ってのは
言っちゃぁイカンよ。
結婚とは「新しいスタート」なのに
「勝ち負け」と表現したらゴールになっちゃうよ。
それに「勝ちだ」なんて言われたら
ホントは結婚したくないけど、しょ〜がないから結婚してあげるよって
言われたみたいでショック受けるよ。絶対断るよ。うん。
アンと別れた後に祖父が死に、遺産を相続する条件を満たすため
再度アンにプロポーズするが、やはり心のどこかで
独身でいたい気持ちがあるのか、またもや大失敗。
そこで過去の女性にアタックするのだが、
最初はモテモテ独身貴族の気分が抜けないのか
どの娘にしよっかなぁ〜と余裕シャクシャク。
しかしね、何らかの理由があって別れた関係だもの
「遺産相続するから明日結婚して」と言っても
誰一人承諾してくれない。
気持ちは焦る、時間は過ぎていく、しかし花嫁は決まらない。
その心境の変化をクリス・オドネルは見事に演じている。
そしてそれを静かに見つめる
神父のジェームズ・クロムウェルも素晴らしい。
しかしね、しかしね、1番は過去の女を演じた
ブルック・シールズですわ!!!
お金のためにと割りきって
「イッチオックドル〜 イッチオックドル」と呟きながら
式に臨むブルック!(笑)
細かな条件にプルプルしながらも、
クールに割りきって結婚しようとするタカビー女のブルック!
体もデカイが態度もデカイ女をカンペキに演じるブルッキー!!
いや〜、もしかして地?と思う程すんごいのよっっ(笑)
美少女が大人になったら使う役が限られるとか。
もちろん演技力があれば全然OKなんだけど
そこそこの実力だとコメディーぐらいしか役どころがないとか・・・。
う〜ん、美人は3日で飽きるけどブスは3日で慣れるってヤツだろうか。
美人ってのも大変なんだなぁ・・・。
ストーリーがGOOD
ほんわかとした表情のレニーをはじめ、キャストがGOOD
特にブチ切れたブルックがサイコー!
ハッピーな気分になれる作品。
『ケイブマン』・・電波系ですか?!
2002年9月7日 洋画サスペンス・ミステリー・ホラー・SF2001年・米
監督/キャシー・レモンズ
出演/サミュエル・L・ジャクソン
============================================
ロミュラスは天才と呼ばれたピアニストだったが、
今は公園の洞窟に住んでいた。
なぜなら彼には高層ビルから人類を監視する
「スタイベサント」のY光線が見えるのだった・・・
============================================
ロミュラスは天才と呼び声の高いピアニストだったが、
「妄想」を見るようになり、名声を捨て、家族を捨て、世を捨て、
今は公園の洞窟に寝泊りし「ケイブマン」と呼ばれている。
ロミュラスが見る
「高層ビルからスタイベサントが人類を監視するY光線」
ロミュラスだけにしか見えないY光線。
変人と呼ばれながらもスタイベサントの存在を訴え続ける。
ほぉ〜、たった1人で巨大な悪と戦う特殊な能力を持つ
孤独な男のおハナシなのねと思いきや、
ただの頭のイカレちゃった電波系おやじのおハナシでした・・・。
見えるはずのないものが見えるロミュラス。
殺人を夢で見て、これは本物だと確信し1人で調べ始める。
確かに彼には特殊な能力があるようなのだが、
その点をしっかりと描いていないため、
モーソーにとりつかれたおやじが、犯人の思惑通りに
動いていくという展開の印象が強い。
なんでサミュエルはこんな作品に出演したんだろ・・・?
サミュエルはこの原作に惚れこんで
プロデュースまでやっているから驚きだ。
原作が余程すばらしいものなのだろうか?
だとすれば、本作品は原作の良さを描ききれなかったのかもしれない。
それとも、原作もこんな感じなのだろうか?
だとすればサミュエルは変なもの好きかも。
そういえば「アンブレイカブル」でも変な役やってたしなぁ〜・・・。
サスペンスというよりは妄想にとりつかれた電波系おやじが
犯人の思惑通りに行動し、
偶然にも事件を解決してしまうおハナシ(笑)
サミュエルは確かに上手い、上手いんだけど
なんじゃこりゃ???と呆れてしまう作品。
監督/キャシー・レモンズ
出演/サミュエル・L・ジャクソン
============================================
ロミュラスは天才と呼ばれたピアニストだったが、
今は公園の洞窟に住んでいた。
なぜなら彼には高層ビルから人類を監視する
「スタイベサント」のY光線が見えるのだった・・・
============================================
ロミュラスは天才と呼び声の高いピアニストだったが、
「妄想」を見るようになり、名声を捨て、家族を捨て、世を捨て、
今は公園の洞窟に寝泊りし「ケイブマン」と呼ばれている。
ロミュラスが見る
「高層ビルからスタイベサントが人類を監視するY光線」
ロミュラスだけにしか見えないY光線。
変人と呼ばれながらもスタイベサントの存在を訴え続ける。
ほぉ〜、たった1人で巨大な悪と戦う特殊な能力を持つ
孤独な男のおハナシなのねと思いきや、
ただの頭のイカレちゃった電波系おやじのおハナシでした・・・。
見えるはずのないものが見えるロミュラス。
殺人を夢で見て、これは本物だと確信し1人で調べ始める。
確かに彼には特殊な能力があるようなのだが、
その点をしっかりと描いていないため、
モーソーにとりつかれたおやじが、犯人の思惑通りに
動いていくという展開の印象が強い。
なんでサミュエルはこんな作品に出演したんだろ・・・?
サミュエルはこの原作に惚れこんで
プロデュースまでやっているから驚きだ。
原作が余程すばらしいものなのだろうか?
だとすれば、本作品は原作の良さを描ききれなかったのかもしれない。
それとも、原作もこんな感じなのだろうか?
だとすればサミュエルは変なもの好きかも。
そういえば「アンブレイカブル」でも変な役やってたしなぁ〜・・・。
サスペンスというよりは妄想にとりつかれた電波系おやじが
犯人の思惑通りに行動し、
偶然にも事件を解決してしまうおハナシ(笑)
サミュエルは確かに上手い、上手いんだけど
なんじゃこりゃ???と呆れてしまう作品。
『スノー・ドッグ』・・そこにお耳があったから
2002年9月5日 洋画その他・海外TVドラマ2002年・米
監督/ブライアン・レバント
出演/キューバ・グッディング・Jr.
ジェームズ・コバーン
============================================
親の跡を継いでマイアミで歯科医師として成功を収めたテッド。
ある日彼のもとに、実の母親の遺産を相続する話が舞い込む。
そしてマイアミからアラスカへと向かったテッドだが・・・
============================================
遺産として相続したワンコちゃん8匹。
これがもう毛並みはいいし、器量良し。
フサフサの尻尾に微妙に動くお耳!
例によって、あのお耳触りたいなぁ〜鼻をうずめてみたいなぁ〜と
ぼーっとみていると、犬を服従させる為に
犬の耳を噛むシーンがあった!
あああーーー!蛍風やりたい!噛みたい〜!
・・・で、本当に噛んでしまった。相方の耳を(笑)
「それは甘噛みか?それとも俺が下ってことか?」と
問い詰められて困った。
う〜む、そこに耳があったから・・・なんだけど(笑)
この作品のもう1つの見所はジェームズ・コバーン。
登場のしかたから「ど〜だ!俺様がコバーンだ!」と
オーラを放ちながらの登場。
蛍風、コバーンはわりと好きな役者。
ワイルドな曲者を「俺様コバーン!」オーラを放ちながら
演じている(笑)
ストーリーはいたって単純。
その単純明快さがファミリームービーらしいところ。
大感動というわけにはいかないが、
一面雪の中で犬ゾリに悪戦苦闘する姿には
あこがれを感じさせる。
家族で、または、ぼ〜っと観るのに
相応しい作品。
監督/ブライアン・レバント
出演/キューバ・グッディング・Jr.
ジェームズ・コバーン
============================================
親の跡を継いでマイアミで歯科医師として成功を収めたテッド。
ある日彼のもとに、実の母親の遺産を相続する話が舞い込む。
そしてマイアミからアラスカへと向かったテッドだが・・・
============================================
遺産として相続したワンコちゃん8匹。
これがもう毛並みはいいし、器量良し。
フサフサの尻尾に微妙に動くお耳!
例によって、あのお耳触りたいなぁ〜鼻をうずめてみたいなぁ〜と
ぼーっとみていると、犬を服従させる為に
犬の耳を噛むシーンがあった!
あああーーー!蛍風やりたい!噛みたい〜!
・・・で、本当に噛んでしまった。相方の耳を(笑)
「それは甘噛みか?それとも俺が下ってことか?」と
問い詰められて困った。
う〜む、そこに耳があったから・・・なんだけど(笑)
この作品のもう1つの見所はジェームズ・コバーン。
登場のしかたから「ど〜だ!俺様がコバーンだ!」と
オーラを放ちながらの登場。
蛍風、コバーンはわりと好きな役者。
ワイルドな曲者を「俺様コバーン!」オーラを放ちながら
演じている(笑)
ストーリーはいたって単純。
その単純明快さがファミリームービーらしいところ。
大感動というわけにはいかないが、
一面雪の中で犬ゾリに悪戦苦闘する姿には
あこがれを感じさせる。
家族で、または、ぼ〜っと観るのに
相応しい作品。