『食神』・・まさに娯楽!
2002年12月12日 アジア1996年・香港
監督/リ・リクチー/チャウ・シンチー
出演/チャウ・シンチー
============================================
食神として料理界に君臨している周。
しかしその実態はヤラセあり、なんでもありだった。
ある日新店舗オープンの会場で、罠にはめられ
追放された周。
そんな彼が屋台の姉御カレンと出会い、
逆転勝負にでた・・・
============================================
『少林サッカー』がかなり気になっていたので
『少林・・』の前に、チャウ・シンチーものを観ておこうと思った。
わはは〜、料理の鉄人とカンフーをミックスさせた作品ね。
もう何もかもが劇画チック!
こういうの好きだ〜。
料理の腕を磨くために、なぜかというかやっぱりというか
少林寺で修行(笑)
破天荒とも思えるが、その反面香港映画に期待されるものを
分かっている作り。
DVDには日本語字幕と完全字幕版が収録されているが、
この完全字幕版、かなりおかしい!
一言「ウマイ!」で済むことを、美味しんぼみたいに
ながながと事こまかに表現。
字幕を読み終えないうちに、次の場面にいってしまうほど長い(笑)
気楽に観るなら吹き替えで、
もう1度観るならこの完全字幕版がおすすめか?
面白い!面白いのだが、どこか新鮮味が足りないような・・・。
『Mr.Boo』にテイストが似ているせいか?
悪役が悪人ヅラ。
香港映画といえば、少林寺。
涙あり、笑いあり。
わかりやすい作りの気楽にみれる娯楽作品。
監督/リ・リクチー/チャウ・シンチー
出演/チャウ・シンチー
============================================
食神として料理界に君臨している周。
しかしその実態はヤラセあり、なんでもありだった。
ある日新店舗オープンの会場で、罠にはめられ
追放された周。
そんな彼が屋台の姉御カレンと出会い、
逆転勝負にでた・・・
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『少林サッカー』がかなり気になっていたので
『少林・・』の前に、チャウ・シンチーものを観ておこうと思った。
わはは〜、料理の鉄人とカンフーをミックスさせた作品ね。
もう何もかもが劇画チック!
こういうの好きだ〜。
料理の腕を磨くために、なぜかというかやっぱりというか
少林寺で修行(笑)
破天荒とも思えるが、その反面香港映画に期待されるものを
分かっている作り。
DVDには日本語字幕と完全字幕版が収録されているが、
この完全字幕版、かなりおかしい!
一言「ウマイ!」で済むことを、美味しんぼみたいに
ながながと事こまかに表現。
字幕を読み終えないうちに、次の場面にいってしまうほど長い(笑)
気楽に観るなら吹き替えで、
もう1度観るならこの完全字幕版がおすすめか?
面白い!面白いのだが、どこか新鮮味が足りないような・・・。
『Mr.Boo』にテイストが似ているせいか?
悪役が悪人ヅラ。
香港映画といえば、少林寺。
涙あり、笑いあり。
わかりやすい作りの気楽にみれる娯楽作品。
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『アザーズ』・・ニコールの変わらぬ美しさ
2002年12月10日 洋画サスペンス・ミステリー・ホラー・SF2001年・米/英/スペイン
監督/アレハンドロ・アメナーバル
出演/ニコール・キッドマン
============================================
1945年のイギリス。
グレースは戦争に行ったまま帰らない夫を
子供達と待ち暮らしていた。
子供達は極度の光アレルギーで、
ランプより明るい灯を避けて暮す毎日。
ある日、以前屋敷で働いていたという3人が
働き口を求めてやって来る。
その頃から屋敷では不可解な現象が起こり始め・・・
============================================
イギリスの大きな大きなお屋敷。
外は霧。
電気、電話はナシ。
日中でのカーテンを閉めた暗闇の生活。
神経質なまでに厳格な母親役のニコール・キッドマン。
細いウエストに布地たっぷりのドレスのキッドマン。
これだけ揃えばもう完璧でしょう!
暗闇の中で、恐怖にひきつるニコールの美しく白い顔は
ほのかな色気すら感じる。
同じ暗闇の密室恐怖を描いた
『パニック・ルーム』のジョディには無かった色気だ!
・・っていうか、『パニック・ルーム』は
夜中、母娘だけの家に野郎どもが侵入し
フツーだったら何があってもおかしくないのだが、
そのテの事が何もなかったことが気になったのだが(笑)
『アザーズ』の侵入者は「目に見えない何か」なので
でへへ〜、いや〜んなシーンは無いが、
恐怖にひきつりながらも子供を守ろうとするニコールは
やたらと美しい。
オチはこうなるのかな?それともこうかな?と想像していたのだが、
ダブルでくるとは、いやはやお見事な展開。
久々に「ゴシックホラー」のうたい文句通りの
気品すら漂う正当派ホラーに出会った思い。
映像が美しい、音楽も良し、ストーリーも良し。
そして10年近く変わらぬ体型と美貌のキッドマンが出演したことが
ある意味勝因であろう(笑)
監督/アレハンドロ・アメナーバル
出演/ニコール・キッドマン
============================================
1945年のイギリス。
グレースは戦争に行ったまま帰らない夫を
子供達と待ち暮らしていた。
子供達は極度の光アレルギーで、
ランプより明るい灯を避けて暮す毎日。
ある日、以前屋敷で働いていたという3人が
働き口を求めてやって来る。
その頃から屋敷では不可解な現象が起こり始め・・・
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イギリスの大きな大きなお屋敷。
外は霧。
電気、電話はナシ。
日中でのカーテンを閉めた暗闇の生活。
神経質なまでに厳格な母親役のニコール・キッドマン。
細いウエストに布地たっぷりのドレスのキッドマン。
これだけ揃えばもう完璧でしょう!
暗闇の中で、恐怖にひきつるニコールの美しく白い顔は
ほのかな色気すら感じる。
同じ暗闇の密室恐怖を描いた
『パニック・ルーム』のジョディには無かった色気だ!
・・っていうか、『パニック・ルーム』は
夜中、母娘だけの家に野郎どもが侵入し
フツーだったら何があってもおかしくないのだが、
そのテの事が何もなかったことが気になったのだが(笑)
『アザーズ』の侵入者は「目に見えない何か」なので
でへへ〜、いや〜んなシーンは無いが、
恐怖にひきつりながらも子供を守ろうとするニコールは
やたらと美しい。
オチはこうなるのかな?それともこうかな?と想像していたのだが、
ダブルでくるとは、いやはやお見事な展開。
久々に「ゴシックホラー」のうたい文句通りの
気品すら漂う正当派ホラーに出会った思い。
映像が美しい、音楽も良し、ストーリーも良し。
そして10年近く変わらぬ体型と美貌のキッドマンが出演したことが
ある意味勝因であろう(笑)
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2001年・米
監督/ゲイリー・フレダー
出演/マイケル・ダグラス
============================================
優秀な精神科医ネイサンの娘が誘拐された。
犯人の要求は心を閉ざしてしまった少女エリザベスから
ある6桁の数字を聞き出すことだった・・・
============================================
あまり期待していなかった作品だが、
メーカーの「ダグラスのサスペンスは高回転!」の言葉に
興味をそそられた作品(笑)
結論から言うと、なんだかシンプルすぎるおハナシねと思うのだが、
とにかく、観ている最中は「やめられない、とまらない」状態で
画面に釘づけになる。
これがこの作品の持つ力であろう。
蛍風の周囲ではエリザベス役のブリタニー嬢の評価が高いが
蛍風はやっぱりダグラスさん!
そういえば、ダグラスさんにときめいた時期のあったわね〜・・・。
緊張とタイムリミットが迫る中で、
医師としてエリザベスに接するダグラスさんの演技はGOOD。
難点は父親らしくみえない、家族思いにはみえないというところくらいか?
もうちょっと何かあっても良かったと思えるストーリーの中で
114分飽きずに観られた「底力のある」作品。
監督/ゲイリー・フレダー
出演/マイケル・ダグラス
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優秀な精神科医ネイサンの娘が誘拐された。
犯人の要求は心を閉ざしてしまった少女エリザベスから
ある6桁の数字を聞き出すことだった・・・
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あまり期待していなかった作品だが、
メーカーの「ダグラスのサスペンスは高回転!」の言葉に
興味をそそられた作品(笑)
結論から言うと、なんだかシンプルすぎるおハナシねと思うのだが、
とにかく、観ている最中は「やめられない、とまらない」状態で
画面に釘づけになる。
これがこの作品の持つ力であろう。
蛍風の周囲ではエリザベス役のブリタニー嬢の評価が高いが
蛍風はやっぱりダグラスさん!
そういえば、ダグラスさんにときめいた時期のあったわね〜・・・。
緊張とタイムリミットが迫る中で、
医師としてエリザベスに接するダグラスさんの演技はGOOD。
難点は父親らしくみえない、家族思いにはみえないというところくらいか?
もうちょっと何かあっても良かったと思えるストーリーの中で
114分飽きずに観られた「底力のある」作品。
『少女首狩事件』・・確かにそういう事件なのだが
2002年12月6日 洋画サスペンス・ミステリー・ホラー・SF2000年・仏
監督/フレデリック・シェーンドルフェール
出演/シャルル・ベルリング
============================================
パリの郊外で1人のブロンド少女が行方不明になる。
捜査をはじめると、なんと17人ものブロンド少女が
失踪していることがわかり・・・
============================================
フランスで実際に起こった事件。
ブロンドの少女ばかり17人を殺害し、
首を切断した連続殺人事件の映画化。
『少女首狩事件』というタイトル、
ジャケットは両腕を縛られた裸の女性、
そして実際の事件をもとに映画化。
こりゃ〜、猟奇ものかサスペンスかと思ったんだけどね・・・。
実際は捜査にあたった刑事2人のおハナシでした。
それも子供が出来たとか、妻に出て行かれたとか
どーでもいい私生活の話題が唐突に語られる(笑)
この事件はフランスで有名な事件らしい。
そのせいか、事件そのものではなく犯人を特定するまでの
刑事達の苦悩と困難を極めた捜査を描きたかったのかもしれない。
事件の恐怖性は「知ってて当然」的な作り。
殺害シーンはなく、犯人の動機も語られず。
オヤジの愚痴を聞かされているような作品。
タイトルとジャケットからは想像できないような
地味としかいいようのない作品。
===秋林 端佳サマ===
ブッチャー情報ありがとうございます!
そっか〜スーダン人でしたか・・・。しかも自称(笑)
当時の私にはスーダンなんて想像つかなかったと思います。
いや、今だって「あのへんの場所」くらいにしか
分からないんですけどね(笑)
監督/フレデリック・シェーンドルフェール
出演/シャルル・ベルリング
============================================
パリの郊外で1人のブロンド少女が行方不明になる。
捜査をはじめると、なんと17人ものブロンド少女が
失踪していることがわかり・・・
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フランスで実際に起こった事件。
ブロンドの少女ばかり17人を殺害し、
首を切断した連続殺人事件の映画化。
『少女首狩事件』というタイトル、
ジャケットは両腕を縛られた裸の女性、
そして実際の事件をもとに映画化。
こりゃ〜、猟奇ものかサスペンスかと思ったんだけどね・・・。
実際は捜査にあたった刑事2人のおハナシでした。
それも子供が出来たとか、妻に出て行かれたとか
どーでもいい私生活の話題が唐突に語られる(笑)
この事件はフランスで有名な事件らしい。
そのせいか、事件そのものではなく犯人を特定するまでの
刑事達の苦悩と困難を極めた捜査を描きたかったのかもしれない。
事件の恐怖性は「知ってて当然」的な作り。
殺害シーンはなく、犯人の動機も語られず。
オヤジの愚痴を聞かされているような作品。
タイトルとジャケットからは想像できないような
地味としかいいようのない作品。
===秋林 端佳サマ===
ブッチャー情報ありがとうございます!
そっか〜スーダン人でしたか・・・。しかも自称(笑)
当時の私にはスーダンなんて想像つかなかったと思います。
いや、今だって「あのへんの場所」くらいにしか
分からないんですけどね(笑)
2001年・英
監督/ケネス・ホープ
出演/シエナ・ギロリー
============================================
ベビーシッターのジュリーは、不可解な火災が起こり、
赤ん坊を焼死させた疑いで逮捕されてしまう。
世間はこの事件を現代の魔女裁判と呼び・・・
============================================
実際に起こった事件をもとに映画化されたらしい。
ジュリーは故郷を離れ、一人異国の地イタリアで
ベビーシッターをして暮している。
ベビーシッター宅の夫アレッサンドロからセクハラを受け
その妻は嫉妬でねちねちジュリーに辛くあたる。
ストレスいっぱいのイギリス人ジュリー。
赤ん坊が死亡した火災は不可解な点が多く、
ジュリーの弁護士は事件は念力発火能力・パイロキネシスが
ストレスを抱えた彼女が無意識で行なったものであると考える。
これは超能力がテーマの作品か?
いや、そうでもないらしい。
裁判劇か?
それにしては、裁判シーンがショボイ。
96分の作品で、感じたことと言えば、
イタリア人男は女が大好きで、
ジュリー役の女優がカワイイということだけ。
箸にも棒にもかからないとは、
まさにこの作品のようなことを言うのだろう。
監督/ケネス・ホープ
出演/シエナ・ギロリー
============================================
ベビーシッターのジュリーは、不可解な火災が起こり、
赤ん坊を焼死させた疑いで逮捕されてしまう。
世間はこの事件を現代の魔女裁判と呼び・・・
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実際に起こった事件をもとに映画化されたらしい。
ジュリーは故郷を離れ、一人異国の地イタリアで
ベビーシッターをして暮している。
ベビーシッター宅の夫アレッサンドロからセクハラを受け
その妻は嫉妬でねちねちジュリーに辛くあたる。
ストレスいっぱいのイギリス人ジュリー。
赤ん坊が死亡した火災は不可解な点が多く、
ジュリーの弁護士は事件は念力発火能力・パイロキネシスが
ストレスを抱えた彼女が無意識で行なったものであると考える。
これは超能力がテーマの作品か?
いや、そうでもないらしい。
裁判劇か?
それにしては、裁判シーンがショボイ。
96分の作品で、感じたことと言えば、
イタリア人男は女が大好きで、
ジュリー役の女優がカワイイということだけ。
箸にも棒にもかからないとは、
まさにこの作品のようなことを言うのだろう。
2000年・米
監督/ブライアン・ロビンス
出演/デイビッド・アークェット
============================================
ゴーディーとショーンはプロレスラーのジミー・キングの大ファン。
ある日の試合で、キングは
ダイヤモンド・ダラス・ペイジに負け、
WCWから追放されてしまった。
ゴーディーとショーンはキングを励まそうと
彼の行方を探し出すが、実際のキングはヒーローとは
程遠かった・・・
============================================
キャァーーーッ!
サイコーーーッ!
アークェット主演でプロレスが題材とあって
期待していた作品。
冒頭いろいろなレスラーの写真が出てくる。
アンドレア・ザ・ジャイアントでしょ〜
デストロイヤーでしょ〜
そしてジャイアント馬場!
『アリ』では猪木登場を期待していたにも関わらず
まったくふれられておらず残念に思ったのだが、
まさかこの作品で馬場の写真が出るとは・・・
思わぬ喜びである(笑)
最近はプロレスよりK−1の方が人気なんですか?
蛍風、K−1も最近のプロレスのことも良く分からないのだが、
本作品に描かれているプロレスの試合は
蛍風がTVで観ていた頃のものによく似ている。
もうアツクなってアークェットと一緒に叫んじゃったよ(笑)
コメディーとしても、人間再生物語としても
もちろんスポーツドラマとしても面白い。
特にアークェットのジミー・キングを応援する演技は
彼の演技の中でもサイコーかもしれない(笑)
ツボにはまった作品。サイコー!!!
ところで、蛍風が見ていた頃のプロレスラー
ブッチャー・・・彼はどこお国の人だったのかしらん?
タイガー・ジェットシンもナニジンかしら?
ミル・マスカラスの兄弟はドス・マスカラス?
ホントの兄弟か?
マスクの下にもマスクをつけていたのはこの人達だったっけ?
スタン・ハンセンは今どうしているのだろう?
上田馬之助は?
職場でこの話をしたら、誰ですそれ?と言われた。
くぅーっ、私はおばさんなのね(泣)
監督/ブライアン・ロビンス
出演/デイビッド・アークェット
============================================
ゴーディーとショーンはプロレスラーのジミー・キングの大ファン。
ある日の試合で、キングは
ダイヤモンド・ダラス・ペイジに負け、
WCWから追放されてしまった。
ゴーディーとショーンはキングを励まそうと
彼の行方を探し出すが、実際のキングはヒーローとは
程遠かった・・・
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キャァーーーッ!
サイコーーーッ!
アークェット主演でプロレスが題材とあって
期待していた作品。
冒頭いろいろなレスラーの写真が出てくる。
アンドレア・ザ・ジャイアントでしょ〜
デストロイヤーでしょ〜
そしてジャイアント馬場!
『アリ』では猪木登場を期待していたにも関わらず
まったくふれられておらず残念に思ったのだが、
まさかこの作品で馬場の写真が出るとは・・・
思わぬ喜びである(笑)
最近はプロレスよりK−1の方が人気なんですか?
蛍風、K−1も最近のプロレスのことも良く分からないのだが、
本作品に描かれているプロレスの試合は
蛍風がTVで観ていた頃のものによく似ている。
もうアツクなってアークェットと一緒に叫んじゃったよ(笑)
コメディーとしても、人間再生物語としても
もちろんスポーツドラマとしても面白い。
特にアークェットのジミー・キングを応援する演技は
彼の演技の中でもサイコーかもしれない(笑)
ツボにはまった作品。サイコー!!!
ところで、蛍風が見ていた頃のプロレスラー
ブッチャー・・・彼はどこお国の人だったのかしらん?
タイガー・ジェットシンもナニジンかしら?
ミル・マスカラスの兄弟はドス・マスカラス?
ホントの兄弟か?
マスクの下にもマスクをつけていたのはこの人達だったっけ?
スタン・ハンセンは今どうしているのだろう?
上田馬之助は?
職場でこの話をしたら、誰ですそれ?と言われた。
くぅーっ、私はおばさんなのね(泣)
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『マジェスティック』・・ぼんぼんダラボン ダラボンボ〜ン♪
2002年12月2日 洋画ヒューマン・青春・スポーツ2001年・米
監督/フランク・ダラボン
出演/ジム・キャリー
============================================
1951年、ハリウッドでは赤狩りが行なわれていた。
脚本家ピーターは突然その標的にされてしまう。
仕事もクビになり自暴自棄になった彼は事故を起こして
車ごと川に転落し、小さな町ローソンに流れ着く。
事故のショックで記憶喪失となった彼に、
町の人間はルークが帰ってきたと喜び・・・
============================================
ほぉ、これは赤狩り時代の話だったのね・・・。
このテーマを扱っている作品は珍しいような・・・。
ローソンの人々は調和されて描かれており、
ジム・キャリーもキャラが突出することなく、
場に沿う演技を見せている。
ジム・キャリーの抑えた演技も良いが
なんといってもルークの父役マーティン・ランドーだろう。
彼の演技はローソンの人々の代弁者である。
作品全体の調和がとれているのは
監督フランク・ダラボンの力量であろう。
しかしながら、
ショーシャンク、グリーンマイルに次ぐ
ダラボン感動第3弾とするのはどうかなぁ・・・?
前2作はキング原作であり、この作品とは感動の仕方が
ちょっと違うような・・・。
蛍風の場合、前2作は感動がマグマのように
一気にどっとあふれてきたのだが、
本作品はヒタヒタと静かに感動の波がやってきたカンジ。
キングが好きだから、そう感じたのかもしれないけど。
蛍風、一番ゾクゾクしたのはピーターが脚本を担当した
「サハラの盗賊」シーン!
いかにも昔のアドベンチャームービーらしくて大喜び。
しかも悪役がクリフ・カーチス!
『コラテラル・ダメージ』でテロリスト役を演じた人ね。
良い役者だわ〜。
本作品はジム・キャリーものというよりは
ダラボンものといった印象が強い。
抑えた演技で作品のテイストに馴染んだキャリー、
名優マーティン・ランドー、
この2人の演技もいいが、蛍風にはクリフ・カーチスが
一番印象的だった作品(笑)
監督/フランク・ダラボン
出演/ジム・キャリー
============================================
1951年、ハリウッドでは赤狩りが行なわれていた。
脚本家ピーターは突然その標的にされてしまう。
仕事もクビになり自暴自棄になった彼は事故を起こして
車ごと川に転落し、小さな町ローソンに流れ着く。
事故のショックで記憶喪失となった彼に、
町の人間はルークが帰ってきたと喜び・・・
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ほぉ、これは赤狩り時代の話だったのね・・・。
このテーマを扱っている作品は珍しいような・・・。
ローソンの人々は調和されて描かれており、
ジム・キャリーもキャラが突出することなく、
場に沿う演技を見せている。
ジム・キャリーの抑えた演技も良いが
なんといってもルークの父役マーティン・ランドーだろう。
彼の演技はローソンの人々の代弁者である。
作品全体の調和がとれているのは
監督フランク・ダラボンの力量であろう。
しかしながら、
ショーシャンク、グリーンマイルに次ぐ
ダラボン感動第3弾とするのはどうかなぁ・・・?
前2作はキング原作であり、この作品とは感動の仕方が
ちょっと違うような・・・。
蛍風の場合、前2作は感動がマグマのように
一気にどっとあふれてきたのだが、
本作品はヒタヒタと静かに感動の波がやってきたカンジ。
キングが好きだから、そう感じたのかもしれないけど。
蛍風、一番ゾクゾクしたのはピーターが脚本を担当した
「サハラの盗賊」シーン!
いかにも昔のアドベンチャームービーらしくて大喜び。
しかも悪役がクリフ・カーチス!
『コラテラル・ダメージ』でテロリスト役を演じた人ね。
良い役者だわ〜。
本作品はジム・キャリーものというよりは
ダラボンものといった印象が強い。
抑えた演技で作品のテイストに馴染んだキャリー、
名優マーティン・ランドー、
この2人の演技もいいが、蛍風にはクリフ・カーチスが
一番印象的だった作品(笑)
ビデオ店におけるホラーの変遷・・11月のまとめ
2002年11月30日 つぶやきその昔、ホラー映画はレンタルビデオ店においてドル箱商品だった。
劇場公開作品はもちろんのこと、未公開作品でも回転が良かった。
テレビ放映が難しいゲロゲロな作品が特に回転した。
それにあやかって、本来ならサスペンス作品のものまで
無理やりホラーっぽい邦題をつけてリリースされていた。
しかし、世間を震撼させる残虐な事件が相次いで
起こった頃から
ホラー映画は目のかたきにされた。
「事件はホラー映画に影響されたものだ」
「ホラー映画は諸悪の根源だ」と。
そしてホラー映画のスペースは一気に縮小されていった。
ところが、1999年頃のいわゆる世紀末ブームで
にわかにホラー映画が人気を集めるようになった。
ただし、昔は何人も血がぶしゅーぶしゅー出て殺されるような
いわゆるスプラッターが主軸だったのに対し、
最近は『シックス・センス』に代表されるような
精神的に怖いもの、超常現象ものか、
あるいは『ルール』のような学園ホラーものへと変わりつつある。
特に学園ホラーはそのライトな作風からか、
女性客もレンタルしてくれるので、回転率は良い。
一方邦画ホラーはその湿り気のある恐怖から
中高生を中心によく回転する。
ちなみに蛍風は邦画ホラーは苦手だ。
だって・・・怖いんだもん(笑)
盛りかえしつつあるホラーだが、毎月リリースされる数は未だに少ない。
これからホラーはどうなっていくのか?
蛍風の好きなバカチンホラーがリリースされるようになるのか?
ビデオ店としてはもう少し状況を見極めねばならないトコロである。
今月観た作品は『ロード・レノックス・・』や『料理は・・』など
ガッカリする作品があったが、
最後の最後に『翼をください』で救われた。
『ロミー&ミッシェル』『ミュリエル・・』の
蛍風懐かし音楽の作品も良かった!
今月低回転で救えなかったビデオ
『バッド・テイスト』さん、さようなら
ピーター・ジャクソンが監督だから
『ロード・オブ・ザ・リング』関連でレンタルされるかと思ったのに・・・。
『ピンクフラミンゴ』さん、さようなら
蛍風の中では定番だと思ってたのに残念である。
来月はいよいよSWエピソード2がリリースされるが
どうなんだろ?
ファンはセル版を選ぶんじゃないかな・・・?
劇場公開作品はもちろんのこと、未公開作品でも回転が良かった。
テレビ放映が難しいゲロゲロな作品が特に回転した。
それにあやかって、本来ならサスペンス作品のものまで
無理やりホラーっぽい邦題をつけてリリースされていた。
しかし、世間を震撼させる残虐な事件が相次いで
起こった頃から
ホラー映画は目のかたきにされた。
「事件はホラー映画に影響されたものだ」
「ホラー映画は諸悪の根源だ」と。
そしてホラー映画のスペースは一気に縮小されていった。
ところが、1999年頃のいわゆる世紀末ブームで
にわかにホラー映画が人気を集めるようになった。
ただし、昔は何人も血がぶしゅーぶしゅー出て殺されるような
いわゆるスプラッターが主軸だったのに対し、
最近は『シックス・センス』に代表されるような
精神的に怖いもの、超常現象ものか、
あるいは『ルール』のような学園ホラーものへと変わりつつある。
特に学園ホラーはそのライトな作風からか、
女性客もレンタルしてくれるので、回転率は良い。
一方邦画ホラーはその湿り気のある恐怖から
中高生を中心によく回転する。
ちなみに蛍風は邦画ホラーは苦手だ。
だって・・・怖いんだもん(笑)
盛りかえしつつあるホラーだが、毎月リリースされる数は未だに少ない。
これからホラーはどうなっていくのか?
蛍風の好きなバカチンホラーがリリースされるようになるのか?
ビデオ店としてはもう少し状況を見極めねばならないトコロである。
今月観た作品は『ロード・レノックス・・』や『料理は・・』など
ガッカリする作品があったが、
最後の最後に『翼をください』で救われた。
『ロミー&ミッシェル』『ミュリエル・・』の
蛍風懐かし音楽の作品も良かった!
今月低回転で救えなかったビデオ
『バッド・テイスト』さん、さようなら
ピーター・ジャクソンが監督だから
『ロード・オブ・ザ・リング』関連でレンタルされるかと思ったのに・・・。
『ピンクフラミンゴ』さん、さようなら
蛍風の中では定番だと思ってたのに残念である。
来月はいよいよSWエピソード2がリリースされるが
どうなんだろ?
ファンはセル版を選ぶんじゃないかな・・・?
『翼をください』・・ペラペラポンポンにちぎれた
2002年11月28日 洋画ヒューマン・青春・スポーツ2001年・カナダ
監督/レア・プール
出演/パイパー・ペラーポ
ミーシャ・バートン
===========================================
継母によって寄宿学校に転入させられたメアリー。
ルームメイトのポーリーとトリーと出会って
母を亡くした悲しみから立ち直りつつあった。
ポーリーとトリーは愛し合っていたが、
2人の関係が学校中の噂になり・・・
===========================================
カナダで実際にあった事件の映画化。
寄宿学校の同性愛のお話で、しかも配給がアルバトロスだから
ムンムンな作品かと思ってました。
お茶会開いたり、スポーツはフェンシングだったりと
初めは「おぉっ!禁断の寄宿学校っぽい雰囲気!」と
半ば冗談っぽく観ていたんだけど・・・。
観終わった後は、しばらく動けなくなるほど切ない作品だった。
ポーリーとトリーは愛し合っていた。
しかし、2人の関係が学校中の噂になった時、
トリーはポーリーが無理やりベットに入ってきたと弁明し、
ポーリーから離れていく。
トリーは周囲、特に親にはレズビアンだと思われたくなかったのだ。
心ではポーリーを愛しつつ、男の子と付き合いはじめるトリー。
そんな彼女とは反対に、周囲の目も気にせず思いつづけるポーリー。
ポーリーは言う、
「私はレズじゃない。トリーが好きなただのポーリーだ!」
社会に適応するために、心を偽って妥協するトリー。
周囲を気にせず、ただ自分の素直な気持ちを貫くポーリー。
母親にすら愛されたことのないポーリーが、初めて得たトリーの愛。
それを必死で取り戻そうともがくポーリーの姿は悲しい。
メアリーという語り部を通して物語が進みつつも、
ラストはメアリーの思いがキーワード、象徴となる作り。
同性愛のことはよく分からないけど、
人が人を好きになる純粋な狂おしさが、この作品には描かれている。
生まれや育ち、性別や肉体は仮の器。
いずれは土にかえる儚いもの。
しかし人を愛する心、魂は翼に乗って永遠に自由に飛びまわる。
余談だが、ポーリー役のパイパー・ペラーポ。
『コヨーテ・アグリー』よりも本作品の方が1年後。
だけど『コヨーテ・・』の方が大人に見える。
彼女の才能のタマモノなのか、それとも撮影はずっと前だったのか?
で、このペラーポさん、時折アンジェリーナ・ジョリーや
ヒラリー・スワンクに見えてしまった蛍風。
骨っぽいお顔立ちなのねん。
それからパイパー・ペラーポって名前、なかなか覚えにくい。
「なんだっけ?ペラペラ・ポンポン?」と思わず言ってしまった。
性別を超えた儚くも切なく激しい純愛を美しい映像が盛り上げる。
心がちぎれそうになった作品。
監督/レア・プール
出演/パイパー・ペラーポ
ミーシャ・バートン
===========================================
継母によって寄宿学校に転入させられたメアリー。
ルームメイトのポーリーとトリーと出会って
母を亡くした悲しみから立ち直りつつあった。
ポーリーとトリーは愛し合っていたが、
2人の関係が学校中の噂になり・・・
===========================================
カナダで実際にあった事件の映画化。
寄宿学校の同性愛のお話で、しかも配給がアルバトロスだから
ムンムンな作品かと思ってました。
お茶会開いたり、スポーツはフェンシングだったりと
初めは「おぉっ!禁断の寄宿学校っぽい雰囲気!」と
半ば冗談っぽく観ていたんだけど・・・。
観終わった後は、しばらく動けなくなるほど切ない作品だった。
ポーリーとトリーは愛し合っていた。
しかし、2人の関係が学校中の噂になった時、
トリーはポーリーが無理やりベットに入ってきたと弁明し、
ポーリーから離れていく。
トリーは周囲、特に親にはレズビアンだと思われたくなかったのだ。
心ではポーリーを愛しつつ、男の子と付き合いはじめるトリー。
そんな彼女とは反対に、周囲の目も気にせず思いつづけるポーリー。
ポーリーは言う、
「私はレズじゃない。トリーが好きなただのポーリーだ!」
社会に適応するために、心を偽って妥協するトリー。
周囲を気にせず、ただ自分の素直な気持ちを貫くポーリー。
母親にすら愛されたことのないポーリーが、初めて得たトリーの愛。
それを必死で取り戻そうともがくポーリーの姿は悲しい。
メアリーという語り部を通して物語が進みつつも、
ラストはメアリーの思いがキーワード、象徴となる作り。
同性愛のことはよく分からないけど、
人が人を好きになる純粋な狂おしさが、この作品には描かれている。
生まれや育ち、性別や肉体は仮の器。
いずれは土にかえる儚いもの。
しかし人を愛する心、魂は翼に乗って永遠に自由に飛びまわる。
余談だが、ポーリー役のパイパー・ペラーポ。
『コヨーテ・アグリー』よりも本作品の方が1年後。
だけど『コヨーテ・・』の方が大人に見える。
彼女の才能のタマモノなのか、それとも撮影はずっと前だったのか?
で、このペラーポさん、時折アンジェリーナ・ジョリーや
ヒラリー・スワンクに見えてしまった蛍風。
骨っぽいお顔立ちなのねん。
それからパイパー・ペラーポって名前、なかなか覚えにくい。
「なんだっけ?ペラペラ・ポンポン?」と思わず言ってしまった。
性別を超えた儚くも切なく激しい純愛を美しい映像が盛り上げる。
心がちぎれそうになった作品。
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『ミュリエルの結婚』・・アバづくし
2002年11月27日 洋画その他・海外TVドラマ1994年・豪
監督/P・J・ホーガン
出演/トニ・コレット
================================
町の有力者を父に持つミュリエル。
しかし高校中退して今は無職。
外見もパッとしない彼女は周囲から
やっかいもの扱いされていた。
彼女は結婚に憧れていた。
結婚さえすれば、新しい自分に
生まれ変われると思った彼女は・・・
================================
きらびやかな友人達と必死で馴染もうとするミュリエル。
しかしどこか野暮ったい。
家では父親にやっかいもの扱いされる彼女の心の慰めは
アバの音楽を聴くこと!
そんな訳でこの作品にはアバの曲がいっぱい使われている。
一番のお気に入りのシーンは、リゾート地で友人ロンダと
ウォータールーを歌うシーン!
これには笑いながらも体でリズムをとってしまった(笑)
花嫁になりさえすれば、疎ましく思われている友人達と
対等に生まれ変われると信じるミュリエル。
愛を育んでの結婚ではなく、結婚式に憧れるが故
結婚したがるミュリエル。
花嫁になったからといって、自分が変わるわけじゃない。
自分を変えたいのなら「結婚」という人任せではなく
自分自身で変わる勇気と努力をしなければいけない。
結婚式というセレモニーだけに憧れるミュリエルは
愚かだが、どこか悲しい。
シニカルな部分もあるが、アバの音楽が効果的に使われており、
程よい加減で笑ったり燃えたりする(笑)
家族、友人、そして自分自身について考えさせられる。
密かにアバのベストアルバムを持っている蛍風には
たまらなくノリノリ(死語?)な作品。
監督/P・J・ホーガン
出演/トニ・コレット
================================
町の有力者を父に持つミュリエル。
しかし高校中退して今は無職。
外見もパッとしない彼女は周囲から
やっかいもの扱いされていた。
彼女は結婚に憧れていた。
結婚さえすれば、新しい自分に
生まれ変われると思った彼女は・・・
================================
きらびやかな友人達と必死で馴染もうとするミュリエル。
しかしどこか野暮ったい。
家では父親にやっかいもの扱いされる彼女の心の慰めは
アバの音楽を聴くこと!
そんな訳でこの作品にはアバの曲がいっぱい使われている。
一番のお気に入りのシーンは、リゾート地で友人ロンダと
ウォータールーを歌うシーン!
これには笑いながらも体でリズムをとってしまった(笑)
花嫁になりさえすれば、疎ましく思われている友人達と
対等に生まれ変われると信じるミュリエル。
愛を育んでの結婚ではなく、結婚式に憧れるが故
結婚したがるミュリエル。
花嫁になったからといって、自分が変わるわけじゃない。
自分を変えたいのなら「結婚」という人任せではなく
自分自身で変わる勇気と努力をしなければいけない。
結婚式というセレモニーだけに憧れるミュリエルは
愚かだが、どこか悲しい。
シニカルな部分もあるが、アバの音楽が効果的に使われており、
程よい加減で笑ったり燃えたりする(笑)
家族、友人、そして自分自身について考えさせられる。
密かにアバのベストアルバムを持っている蛍風には
たまらなくノリノリ(死語?)な作品。
『KT』・・荒波ふんどしムービー
2002年11月25日 邦画2002年・日/韓
監督/阪本 順治
出演/佐藤 浩市
キム・ガプス
============================================
大統領選に辛勝した朴は、
日米で反朴政権運動をしている金大中の存在を恐れ、
日本にいた彼を拉致するよう命令をだす・・・。
============================================
金大中拉致事件・・・うおぉ〜懐かしい。
今はキム デジュンと読むけど、
昔は「きんだいちゅう」と読んでいたのよね〜。
当時子供だった蛍風は金大中氏のことを知らなかったので
金大中学校というところで誘拐事件があったのかと思ってました(笑)
画面の中には当時の懐かしいものがいろいろと・・・。
蓋が銀色で花柄の炊飯器やらちゃぶ台やら。
その中でも蛍風が目を引いたのは車!
あれは・・ケンとメリーの車?
当時お兄ちゃん達が憧れてたケンとメリーのスカイライン?
車に詳しくない蛍風なので、
劇中の車がスカイラインかどうかは分からないけど、
当時はケンとメリーのなんとかって人気あったような気がする・・・。
本作品は時代の流れに翻弄される2人の男の姿を描いている。
国家とは何か?組織とは?自分の存在意義は?などなど。
ダークな色調の中で使命と友情を確かめ合う男達。
汗くささがただよってきそうな硬派な男のドラマ。
例えるなら
フンドシいっちょうで荒波を前に仁王立ちしているような男の姿
手には銛か大漁旗があればなおGOOD。
↑職場のコにこの話をしたら
「KT観てそんなこと考えるのは世界中で蛍風さんだけですよ」
・・いや、だから男くさい作品だったと言いたかっただけなんだけど(汗)
おまけに「お客様には絶対言っちゃダメですよ」とも言われた。
はいはい分かってます、お客様には口がさけても
「これは荒波ふんどし作品です」なんて言いませんよ(笑)
時代に翻弄される硬派な男達のドラマ。
金車雲役のキム・ガプスが素晴らしい。
全然好みのタイプではないのだが、話が進むにつれ
男の色気が溢れ出る。
華やかさ、娯楽性には欠けるものの渋い大人の男の作品。
===秋林 瑞佳サマ===
いつもこんな蛍風の日記を読んで頂きましてありがとうございます。
『初体験 リッジモント・ハイ』、きゃぁ〜懐かしい!
ロン毛のショーン・ペンと一世を風靡したアイドル女優フィービー・ケイツ!
まだポチャッとしてたジェニファー・ジェーソン・リーも出てた!
ジャケットはかなり色あせて、背の部分のタイトルは
ほとんど読めない状態ですが、
「初体験」という言葉が青少年のコカン、いやココロを熱くするのか
はたまたバカチンなショーン・ペンが気になるのか
たま〜にレンタルされて生き延びております。
たしか去年あたり、DVDでもリリースされてたような・・・。
原作があのキャメロン・クロウだから、アカデミー賞がらみで
展開しているお店があるかも・・・。
見つかるといいですネ!
監督/阪本 順治
出演/佐藤 浩市
キム・ガプス
============================================
大統領選に辛勝した朴は、
日米で反朴政権運動をしている金大中の存在を恐れ、
日本にいた彼を拉致するよう命令をだす・・・。
============================================
金大中拉致事件・・・うおぉ〜懐かしい。
今はキム デジュンと読むけど、
昔は「きんだいちゅう」と読んでいたのよね〜。
当時子供だった蛍風は金大中氏のことを知らなかったので
金大中学校というところで誘拐事件があったのかと思ってました(笑)
画面の中には当時の懐かしいものがいろいろと・・・。
蓋が銀色で花柄の炊飯器やらちゃぶ台やら。
その中でも蛍風が目を引いたのは車!
あれは・・ケンとメリーの車?
当時お兄ちゃん達が憧れてたケンとメリーのスカイライン?
車に詳しくない蛍風なので、
劇中の車がスカイラインかどうかは分からないけど、
当時はケンとメリーのなんとかって人気あったような気がする・・・。
本作品は時代の流れに翻弄される2人の男の姿を描いている。
国家とは何か?組織とは?自分の存在意義は?などなど。
ダークな色調の中で使命と友情を確かめ合う男達。
汗くささがただよってきそうな硬派な男のドラマ。
例えるなら
フンドシいっちょうで荒波を前に仁王立ちしているような男の姿
手には銛か大漁旗があればなおGOOD。
↑職場のコにこの話をしたら
「KT観てそんなこと考えるのは世界中で蛍風さんだけですよ」
・・いや、だから男くさい作品だったと言いたかっただけなんだけど(汗)
おまけに「お客様には絶対言っちゃダメですよ」とも言われた。
はいはい分かってます、お客様には口がさけても
「これは荒波ふんどし作品です」なんて言いませんよ(笑)
時代に翻弄される硬派な男達のドラマ。
金車雲役のキム・ガプスが素晴らしい。
全然好みのタイプではないのだが、話が進むにつれ
男の色気が溢れ出る。
華やかさ、娯楽性には欠けるものの渋い大人の男の作品。
===秋林 瑞佳サマ===
いつもこんな蛍風の日記を読んで頂きましてありがとうございます。
『初体験 リッジモント・ハイ』、きゃぁ〜懐かしい!
ロン毛のショーン・ペンと一世を風靡したアイドル女優フィービー・ケイツ!
まだポチャッとしてたジェニファー・ジェーソン・リーも出てた!
ジャケットはかなり色あせて、背の部分のタイトルは
ほとんど読めない状態ですが、
「初体験」という言葉が青少年のコカン、いやココロを熱くするのか
はたまたバカチンなショーン・ペンが気になるのか
たま〜にレンタルされて生き延びております。
たしか去年あたり、DVDでもリリースされてたような・・・。
原作があのキャメロン・クロウだから、アカデミー賞がらみで
展開しているお店があるかも・・・。
見つかるといいですネ!
2001年・ハンガリー
監督/カタリン・ペテーニ
出演/ジョーコ・ロジック
============================================
ロサンゼルスに住む少年ボビーは友人のマーティンと
ヨーロッパで暮す祖父の城・黒バラ城に遊びにきた。
祖父は人が幸せに寿命を延ばす研究をしていたが、
悪者がその研究を狙っていた・・・。
============================================
なんじゃぁぁぁっ!
こりゃぁぁっ!
最初の5分で失敗したと思った・・・。
おとぎチックに見せるためにCGを使うのはいいよ、
でもこの作品、やりすぎなんだよね・・・。
不思議な白く輝くフクロウ・リリスは加工(アニメか?)しすぎで
なにがなんだがよく分からない。
しかし分からないながらもこのリリスは
メンフクロウではないかと推測できる程度の加工。
あ、言ってることが矛盾してる(笑)
つまりメンフクロウであることを必死に隠して
神秘性をだそうとしたのだが
メンフクロウであることもバレバレだし、神秘性もでていない。
白くモヤモヤしたメンフクロウがバサバサ飛んでいるだけ。
城を守る不思議な光の騎士もこりゃまたヒドイ。
白馬に乗った鎧をつけた騎士が、
アニメのような七色の光をまとってでてくる。
2001年製作の作品で、「七色の光をつけて不思議な光の騎士で〜す」って
あんまりじゃないか?
で、この作品の最大の「あんまりな点」は、
ストーリーが途中で終わっていること!(笑)
ていうか、何も展開しない!
悪者の手先が気球に乗って城の忍び込もうとするが、
光の騎士がぼわっと風をだし、
リリスが気球のバーナーをふかして阻止する。
城の中でボビー達は、
あれぇ?アヤシイ男が光の騎士にやっつけられてるみたいぃ
なんだかよく分かんないけどヤレヤレだね〜で終わり。
ボビー達の知らないところで、城に侵入しようとした悪者を
光の騎士がやっつけちゃって、結局ボビー達は悪者の目的を気づかぬまま
光の騎士さん、ありがとうで終わってしまうのだ。
そしてなんとこの作品には「第2章 ロード・レノックスと光の騎士」というのがあって、
そこで、今回の話が終結するらしいのだ。
えええ〜っ!ジャケットには2部作なんてどこにも書いてないよぉ!
そしてこの第2章とやらはいつリリースされるんだ?!
ええ〜っ来年なの〜?!ホントにリリースされるのか?(笑)
本作品はパッケージの書体からして『ハリポタ』に
あやかったものであろう。
ヒット作にあやかった「なんちゃってモノ」が
割りと好きな蛍風だが、このあやかり方はあんまりだ。
ニューセレクトは今までアクションをメインにリリースしていたが、
これからはファンタジー路線に変更するらしい。
それでこの作品をこのカタチでリリースとは・・・。
よほどファンタジー作品、買いつけできなかったのか?
『バック・トゥ・ザ・フューチャー3』のプロモと呼ばれる
『バック・・2』ですらストーリー展開があった。
本作品は第2章とやらの顔見せであろう。
ユーザーに分かりやすく「ロードレノックスシリーズ」とか
「前編」とかジャケットに大きく表記すべきであろう。
もしも・・万が一(笑)本作品をレンタルするならば
第2章がリリースされてからの方が良いと思う。
なんで2本組みにしてリリースしないんだろ。
かなり不満が残るやり方&作品。
監督/カタリン・ペテーニ
出演/ジョーコ・ロジック
============================================
ロサンゼルスに住む少年ボビーは友人のマーティンと
ヨーロッパで暮す祖父の城・黒バラ城に遊びにきた。
祖父は人が幸せに寿命を延ばす研究をしていたが、
悪者がその研究を狙っていた・・・。
============================================
なんじゃぁぁぁっ!
こりゃぁぁっ!
最初の5分で失敗したと思った・・・。
おとぎチックに見せるためにCGを使うのはいいよ、
でもこの作品、やりすぎなんだよね・・・。
不思議な白く輝くフクロウ・リリスは加工(アニメか?)しすぎで
なにがなんだがよく分からない。
しかし分からないながらもこのリリスは
メンフクロウではないかと推測できる程度の加工。
あ、言ってることが矛盾してる(笑)
つまりメンフクロウであることを必死に隠して
神秘性をだそうとしたのだが
メンフクロウであることもバレバレだし、神秘性もでていない。
白くモヤモヤしたメンフクロウがバサバサ飛んでいるだけ。
城を守る不思議な光の騎士もこりゃまたヒドイ。
白馬に乗った鎧をつけた騎士が、
アニメのような七色の光をまとってでてくる。
2001年製作の作品で、「七色の光をつけて不思議な光の騎士で〜す」って
あんまりじゃないか?
で、この作品の最大の「あんまりな点」は、
ストーリーが途中で終わっていること!(笑)
ていうか、何も展開しない!
悪者の手先が気球に乗って城の忍び込もうとするが、
光の騎士がぼわっと風をだし、
リリスが気球のバーナーをふかして阻止する。
城の中でボビー達は、
あれぇ?アヤシイ男が光の騎士にやっつけられてるみたいぃ
なんだかよく分かんないけどヤレヤレだね〜で終わり。
ボビー達の知らないところで、城に侵入しようとした悪者を
光の騎士がやっつけちゃって、結局ボビー達は悪者の目的を気づかぬまま
光の騎士さん、ありがとうで終わってしまうのだ。
そしてなんとこの作品には「第2章 ロード・レノックスと光の騎士」というのがあって、
そこで、今回の話が終結するらしいのだ。
えええ〜っ!ジャケットには2部作なんてどこにも書いてないよぉ!
そしてこの第2章とやらはいつリリースされるんだ?!
ええ〜っ来年なの〜?!ホントにリリースされるのか?(笑)
本作品はパッケージの書体からして『ハリポタ』に
あやかったものであろう。
ヒット作にあやかった「なんちゃってモノ」が
割りと好きな蛍風だが、このあやかり方はあんまりだ。
ニューセレクトは今までアクションをメインにリリースしていたが、
これからはファンタジー路線に変更するらしい。
それでこの作品をこのカタチでリリースとは・・・。
よほどファンタジー作品、買いつけできなかったのか?
『バック・トゥ・ザ・フューチャー3』のプロモと呼ばれる
『バック・・2』ですらストーリー展開があった。
本作品は第2章とやらの顔見せであろう。
ユーザーに分かりやすく「ロードレノックスシリーズ」とか
「前編」とかジャケットに大きく表記すべきであろう。
もしも・・万が一(笑)本作品をレンタルするならば
第2章がリリースされてからの方が良いと思う。
なんで2本組みにしてリリースしないんだろ。
かなり不満が残るやり方&作品。
『キプール 勝者なき戦場』・・何かがひっかかる
2002年11月21日 洋画アクション2000年・イスラエル/仏/伊
監督/アモス・ギタイ
出演/リオン・レヴォ
============================================
エジプト・シリア軍が突如イスラエルに侵攻してきた。
これがヨム・キプール戦争(第4次中東戦争)の始まりだった。
ワインローブ達は自分の小隊に行こうとするが、
すでに隊は出撃した後。
成り行きで空軍の救急部隊につくことに・・・
============================================
この作品は監督のアモス・ギタイがヨム・キプール戦争で
乗っていたヘリが撃墜された実体験をもとに描かれているそうな。
「フルメタル・ジャケット以来の重要な作品!」と
書いてあったので観てみることにしたんだけど・・・。
118分の作品で3回も寝ちゃったよ・・・。
もっとも『フルメタル・・・』も好みじゃない蛍風だけどね(笑)
いきなり戦争が始まって、急いで小隊に行こうとするワインローブ達。
しかし混乱の中で部隊はすでに出発した後だった。
ど〜すっかなぁ〜、戦車部隊は狭くてヤだしな〜
空軍でも行こっかなぁ〜と思っているところに
空軍の軍医に部隊まで連れていってくれと頼まれ
成り行きで空軍の救急部隊で働くことに。
そんなのアリ?と思うのだが、いきなり戦争が始まったら
予備役とかはそんなもんかもしれないな。
この作品の特徴は、敵兵が一切出てこないこと。
映し出されるのは、ガレキと負傷兵。
毎日毎日、淡々と黙々と爆撃をくぐって、負傷兵を救出する彼等。
彼等の目の前には敵兵はいない。
あるのは負傷した仲間の兵士だけ。
彼等の任務は負傷兵を病院に届けること。
そこには上層部のかけひきや、敵に対する憎しみもない。
戦争の中のミニマムな部分を抽出することで
リアルを演出したのであろう。
道路の向う側に爆弾が落ちた時、悲鳴をあげながら伏せる兵士達。
初めは「なんで?あんなに遠くじゃない?」と思ったのだが
実際はあの距離に爆弾が落ちたら、当然の行動なのだろう。
ハリウッドでは隣に落ちてもタバコを吸っているのだが・・・。
これはドキュメンタリー風の作品を目指したのかもしれない。
物語はない。派手なシーンもない。
面白いか?と聞かれればハッキリ言うが、
これは面白くない。
しかし観終わった後、何かがひっかかる・・・。
戦場では敵や味方なんて考えていられないのかもしれない。
蟻のように、目の前の仕事を黙々とこなすだけなのかも。
いつ終わるか分からない戦争と自分の命に向き合いながら
すりへっていく感情の中で、兵士達は何を思うのだろう。
決して面白いとはいえない作品だが、
これが戦争の実態なのかもしれない。
監督/アモス・ギタイ
出演/リオン・レヴォ
============================================
エジプト・シリア軍が突如イスラエルに侵攻してきた。
これがヨム・キプール戦争(第4次中東戦争)の始まりだった。
ワインローブ達は自分の小隊に行こうとするが、
すでに隊は出撃した後。
成り行きで空軍の救急部隊につくことに・・・
============================================
この作品は監督のアモス・ギタイがヨム・キプール戦争で
乗っていたヘリが撃墜された実体験をもとに描かれているそうな。
「フルメタル・ジャケット以来の重要な作品!」と
書いてあったので観てみることにしたんだけど・・・。
118分の作品で3回も寝ちゃったよ・・・。
もっとも『フルメタル・・・』も好みじゃない蛍風だけどね(笑)
いきなり戦争が始まって、急いで小隊に行こうとするワインローブ達。
しかし混乱の中で部隊はすでに出発した後だった。
ど〜すっかなぁ〜、戦車部隊は狭くてヤだしな〜
空軍でも行こっかなぁ〜と思っているところに
空軍の軍医に部隊まで連れていってくれと頼まれ
成り行きで空軍の救急部隊で働くことに。
そんなのアリ?と思うのだが、いきなり戦争が始まったら
予備役とかはそんなもんかもしれないな。
この作品の特徴は、敵兵が一切出てこないこと。
映し出されるのは、ガレキと負傷兵。
毎日毎日、淡々と黙々と爆撃をくぐって、負傷兵を救出する彼等。
彼等の目の前には敵兵はいない。
あるのは負傷した仲間の兵士だけ。
彼等の任務は負傷兵を病院に届けること。
そこには上層部のかけひきや、敵に対する憎しみもない。
戦争の中のミニマムな部分を抽出することで
リアルを演出したのであろう。
道路の向う側に爆弾が落ちた時、悲鳴をあげながら伏せる兵士達。
初めは「なんで?あんなに遠くじゃない?」と思ったのだが
実際はあの距離に爆弾が落ちたら、当然の行動なのだろう。
ハリウッドでは隣に落ちてもタバコを吸っているのだが・・・。
これはドキュメンタリー風の作品を目指したのかもしれない。
物語はない。派手なシーンもない。
面白いか?と聞かれればハッキリ言うが、
これは面白くない。
しかし観終わった後、何かがひっかかる・・・。
戦場では敵や味方なんて考えていられないのかもしれない。
蟻のように、目の前の仕事を黙々とこなすだけなのかも。
いつ終わるか分からない戦争と自分の命に向き合いながら
すりへっていく感情の中で、兵士達は何を思うのだろう。
決して面白いとはいえない作品だが、
これが戦争の実態なのかもしれない。
『スパイダーマン』・・怪獣ショー
2002年11月20日 洋画サスペンス・ミステリー・ホラー・SF2002年・米
監督/サム・ライミ
出演/トビー・マグワイア
キルスティン・ダンスト
============================================
平凡な高校生ピーター。
彼は好きな女の子にも告白できない程内気。
しかし遺伝子操作されたスーパースパイダーに
噛まれたことから特別な力を持つようになる。
彼は愛する人のため、愛する町のために立ちあがる・・・
============================================
わはは〜!
この作品はホント漫画ですな。
サム・ライミのこだわりというかオタク心がギュッと詰まった作品。
蛍風好きなシーンの1つは、ピーターがスーパースパイダーに
「カプッ」て噛まれるシーン。
ホントにカプッって音がしそうなシーン。
研究の集大成であるスーパースパイダーが1匹いなくなったことに
気づかない研究員達。
フツー大騒ぎすると思うんだけど・・・(笑)
敵キャラ・ゴブリンとの初対決シーンも笑える。
ありゃデパートの怪獣ショーみたいだよ。
蛍風、笑い転げてしまった。
ラストシーンもププッと笑える。
もてねーオタク男が、ヒーロー気取りで
1度は言ってみたそうな台詞なんだもん。
気になったのがキルスティン。
この作品の彼女はルックス的にイマイチ・・・。
金髪じゃなかったせいかしらん。
それともちょっと太ったのかしらん。
『チアーズ』では可愛かったのに・・・。
CGが素晴らしい。
しかしそれだけが「ウリ」じゃなく、ライミの遊び心が感じられる作品。
121分楽しめました。
監督/サム・ライミ
出演/トビー・マグワイア
キルスティン・ダンスト
============================================
平凡な高校生ピーター。
彼は好きな女の子にも告白できない程内気。
しかし遺伝子操作されたスーパースパイダーに
噛まれたことから特別な力を持つようになる。
彼は愛する人のため、愛する町のために立ちあがる・・・
============================================
わはは〜!
この作品はホント漫画ですな。
サム・ライミのこだわりというかオタク心がギュッと詰まった作品。
蛍風好きなシーンの1つは、ピーターがスーパースパイダーに
「カプッ」て噛まれるシーン。
ホントにカプッって音がしそうなシーン。
研究の集大成であるスーパースパイダーが1匹いなくなったことに
気づかない研究員達。
フツー大騒ぎすると思うんだけど・・・(笑)
敵キャラ・ゴブリンとの初対決シーンも笑える。
ありゃデパートの怪獣ショーみたいだよ。
蛍風、笑い転げてしまった。
ラストシーンもププッと笑える。
もてねーオタク男が、ヒーロー気取りで
1度は言ってみたそうな台詞なんだもん。
気になったのがキルスティン。
この作品の彼女はルックス的にイマイチ・・・。
金髪じゃなかったせいかしらん。
それともちょっと太ったのかしらん。
『チアーズ』では可愛かったのに・・・。
CGが素晴らしい。
しかしそれだけが「ウリ」じゃなく、ライミの遊び心が感じられる作品。
121分楽しめました。
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『卵の番人』・・老兄弟の生活は規則正しく
2002年11月18日 洋画その他・海外TVドラマ1995年・ノルウェー
監督/ベント・ハーメル
出演/スヴェレ・ハンセン
============================================
モーとファーは2人暮しの年老いた兄弟。
2人の生活は、いつも同じ時間に同じ事をする
規則正しいものだった。
しかしその生活も、ファーの隠し子・コンラートが
やって来たことから、少しずつ変わっていく・・・
============================================
ノルウェーの寒い冬、老人の兄弟が営む生活は
いつも同じことのくり返し。
いつも同じ時間に、同じラジオ番組を聞き、
毎日同じような会話を交わす2人。
時折やってくる客も、これまた同じメンツで
同じような会話を交わす。
・・・なんだか1日がゆっくりとしていて
しかも毎日同じことを判で押したように規則正しく行なう二人。
老人の時間感覚ってこんな感じかしら?
何もかもがゆっくりのんびりしていて、微笑ましい。
しかしながら、老人生活のおハナシなので劇的な展開は起こらず、
面白いかと問われればう〜んと考え込んでしまう。
時折フッと笑える、老人の生活を疑似体験できるような作品。
監督/ベント・ハーメル
出演/スヴェレ・ハンセン
============================================
モーとファーは2人暮しの年老いた兄弟。
2人の生活は、いつも同じ時間に同じ事をする
規則正しいものだった。
しかしその生活も、ファーの隠し子・コンラートが
やって来たことから、少しずつ変わっていく・・・
============================================
ノルウェーの寒い冬、老人の兄弟が営む生活は
いつも同じことのくり返し。
いつも同じ時間に、同じラジオ番組を聞き、
毎日同じような会話を交わす2人。
時折やってくる客も、これまた同じメンツで
同じような会話を交わす。
・・・なんだか1日がゆっくりとしていて
しかも毎日同じことを判で押したように規則正しく行なう二人。
老人の時間感覚ってこんな感じかしら?
何もかもがゆっくりのんびりしていて、微笑ましい。
しかしながら、老人生活のおハナシなので劇的な展開は起こらず、
面白いかと問われればう〜んと考え込んでしまう。
時折フッと笑える、老人の生活を疑似体験できるような作品。
『K−PAX 光の旅人』・・もっとスペイシーを贅沢に!
2002年11月16日 洋画サスペンス・ミステリー・ホラー・SF2001年・米
監督/イアン・ソフトリー
出演/ケビン・スペイシー
=======================================
自分はK-PAX星人と主張する男・プロートが
精神病院に送られてきた。
彼を担当する医師マーク・パウエルは
診察を続けるうちに、彼の言っていることは
本当ではと思えてきて・・・
=======================================
あの芸達者なケビン・スペイシーが宇宙人と主張して
精神病院に送られるおハナシとあって、
かなり期待していた蛍風。
一流の俳優使って、極上のバカチン映画かと思いきや
全然フツーの作品でしたわ・・・。ちぇっ。
精神病院の患者達は、世間の人々とは違い
すぐに素直にプロートが宇宙人だと納得する。
プロートは星に帰る時に、1人だけ連れて行くと話す。
・・・ってなんだか『コクーン』みたいな話だなぁ。
パウエル博士の妻役、どこかで見た顔と思ったら
10/30『ハイヒール・エンジェル』のフランシス役
メアリー・マコーマックじゃないの!
子供のいる妻という設定のせいか、『ハイヒール・・』の方が
キュートだったなぁ・・・。
ジェフ・ブリッジスをはじめ、キャスト達はなかなかの演技。
これだけの演技者達を集めたのだから、
プロートをもっとハチャメチャ電波系に描いても
良かったと思う。いや、それを期待してたんだけどね(笑)
スペイシーなら、ハチャメチャな中にも
抑制の効いた芝居してくれただろうに・・・。
もっと贅沢にスペイシーを使おうよ!(笑)
蛍風が期待していた作風ではなかったのが残念。
ストーリーもどこかありきたり。
その中でもジェフ・ブリッジスの演技が光る作品。
でも、蛍風はやっぱりガッカリした作品。
監督/イアン・ソフトリー
出演/ケビン・スペイシー
=======================================
自分はK-PAX星人と主張する男・プロートが
精神病院に送られてきた。
彼を担当する医師マーク・パウエルは
診察を続けるうちに、彼の言っていることは
本当ではと思えてきて・・・
=======================================
あの芸達者なケビン・スペイシーが宇宙人と主張して
精神病院に送られるおハナシとあって、
かなり期待していた蛍風。
一流の俳優使って、極上のバカチン映画かと思いきや
全然フツーの作品でしたわ・・・。ちぇっ。
精神病院の患者達は、世間の人々とは違い
すぐに素直にプロートが宇宙人だと納得する。
プロートは星に帰る時に、1人だけ連れて行くと話す。
・・・ってなんだか『コクーン』みたいな話だなぁ。
パウエル博士の妻役、どこかで見た顔と思ったら
10/30『ハイヒール・エンジェル』のフランシス役
メアリー・マコーマックじゃないの!
子供のいる妻という設定のせいか、『ハイヒール・・』の方が
キュートだったなぁ・・・。
ジェフ・ブリッジスをはじめ、キャスト達はなかなかの演技。
これだけの演技者達を集めたのだから、
プロートをもっとハチャメチャ電波系に描いても
良かったと思う。いや、それを期待してたんだけどね(笑)
スペイシーなら、ハチャメチャな中にも
抑制の効いた芝居してくれただろうに・・・。
もっと贅沢にスペイシーを使おうよ!(笑)
蛍風が期待していた作風ではなかったのが残念。
ストーリーもどこかありきたり。
その中でもジェフ・ブリッジスの演技が光る作品。
でも、蛍風はやっぱりガッカリした作品。
『アリ』・・アリといえば猪木でしょ?(笑)
2002年11月15日 洋画ヒューマン・青春・スポーツ2001年・米
監督/マイケル・マン
出演/ウィル・スミス
========================================
蝶のように舞い、蜂のように刺すと表現された
世界ヘビー級チャンピオン、モハメド・アリ。
波乱に満ちた彼の半生を描く・・・
========================================
ウィル・スミスがアカデミー主演男優賞にノミネートされたと知った時
正直言って驚いた。
「えええ〜ウィル・スミスってラッパーの?
あのお耳の可愛いウィル・スミス?出世したね〜!」
いや〜、本作品のウィルは確かにノミネートものの演技でしたわ。
冒頭はウィル・スミスなのだが、ストーリーが展開するにつれ
アリに似てるなと思い、ラストに至ってはアリにしか見えない演技。
特に試合でのあの華麗なフットワーク!
一気にアリが現役だった当時を思い出した蛍風。
そそそ、アリはあんなフットワークだったのよね!
もう1つの驚きがコーセル役のジョン・ボイド。
途中までボイドとは気づかなかった。
いやはや化けたね、ボイドさん。
ただこの作品、想像していたのとはちょっと違った。
アリが題材だからもっとボクシングシーンがあるかと思ったのだが、
徴兵拒否を巡る1人の男の姿に焦点をあてたような感じ。
それは長い時間をかけての戦いであるはずなのだが、
その時間感覚は、本作品ではあまり重要視されていない。
そのため、アリの苦悩や取り巻き陣の入れ替わりや
女性関係が希薄。
まあ監督がマイケル・マンだから、硬派な男の世界で
女性陣は飾りものにすぎない。
157分もありながら、どこか駆け足での展開は
それだけアリの人生は「濃い〜」ものなのでしょう。
でも、もうちょっと整理or焦点を絞ったほうが良かったような。
蛍風、残念な点が1つ。猪木が出てなかった・・・。
アリといえば猪木でしょ?!
なんで猪木のことは触れられていないのかしらん。
猪木は誰がやるのかしら?春 一番?なんて
結構楽しみにしてたのに・・・(笑)
かいつまみ過ぎの感のある展開で、
アリを知っていることが前提には、やや不満が残る。
アリの妻役でウィルの妻が共演している蛍風の嫌いな夫婦モノだが、
ウィルの演技が素晴らしく、
マイケル・マンの硬派な男の世界が堪能できる。
可愛いお耳のウィル・スミスの変身ぶりが賞賛に値する作品。
監督/マイケル・マン
出演/ウィル・スミス
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蝶のように舞い、蜂のように刺すと表現された
世界ヘビー級チャンピオン、モハメド・アリ。
波乱に満ちた彼の半生を描く・・・
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ウィル・スミスがアカデミー主演男優賞にノミネートされたと知った時
正直言って驚いた。
「えええ〜ウィル・スミスってラッパーの?
あのお耳の可愛いウィル・スミス?出世したね〜!」
いや〜、本作品のウィルは確かにノミネートものの演技でしたわ。
冒頭はウィル・スミスなのだが、ストーリーが展開するにつれ
アリに似てるなと思い、ラストに至ってはアリにしか見えない演技。
特に試合でのあの華麗なフットワーク!
一気にアリが現役だった当時を思い出した蛍風。
そそそ、アリはあんなフットワークだったのよね!
もう1つの驚きがコーセル役のジョン・ボイド。
途中までボイドとは気づかなかった。
いやはや化けたね、ボイドさん。
ただこの作品、想像していたのとはちょっと違った。
アリが題材だからもっとボクシングシーンがあるかと思ったのだが、
徴兵拒否を巡る1人の男の姿に焦点をあてたような感じ。
それは長い時間をかけての戦いであるはずなのだが、
その時間感覚は、本作品ではあまり重要視されていない。
そのため、アリの苦悩や取り巻き陣の入れ替わりや
女性関係が希薄。
まあ監督がマイケル・マンだから、硬派な男の世界で
女性陣は飾りものにすぎない。
157分もありながら、どこか駆け足での展開は
それだけアリの人生は「濃い〜」ものなのでしょう。
でも、もうちょっと整理or焦点を絞ったほうが良かったような。
蛍風、残念な点が1つ。猪木が出てなかった・・・。
アリといえば猪木でしょ?!
なんで猪木のことは触れられていないのかしらん。
猪木は誰がやるのかしら?春 一番?なんて
結構楽しみにしてたのに・・・(笑)
かいつまみ過ぎの感のある展開で、
アリを知っていることが前提には、やや不満が残る。
アリの妻役でウィルの妻が共演している蛍風の嫌いな夫婦モノだが、
ウィルの演技が素晴らしく、
マイケル・マンの硬派な男の世界が堪能できる。
可愛いお耳のウィル・スミスの変身ぶりが賞賛に値する作品。
1998年・米
監督/ドン・マクブリティ
出演/ケイト・マルグロー
コービン・バーンセン
============================================
足が不自由な少年エライアスの住む町では、
数年前から毒草が生え、それを食べた家畜が
次々と死んでいく謎の現象に見舞われていた。
ある夜エライアスはノンストップで
坂を車椅子で登りきった時、不思議な幻覚を見る。
そして・・・
============================================
貧困であえぐ町を舞台に、インディアンの神話とSF、
そこに信じる力、男の友情をからめた作品。
・・・なのだが、どれも中途半端にしか描かれていないような。
エライアスが「安全な」作物が生え家畜が食べても
無害という幻覚をみて、種を蒔く。
幻覚通りに作物が育つと、町の人間が妬む。
理解を示し強力てくれるのは、父のように慕うジョージだけ。
このジョージとエライアスの母は、若い頃恋人同士で、
予想通り、焼けぼっくいになんとやらでムフフな雰囲気になる。
で、ラストはこれまた予想通りにすべて丸く納まるというお話。
様々な要素を含みながらも、あまりにもあまりにも
お決まりのストーリー。
すべてが中途半端で消化不良。
時間を無駄にしてしまったような気分になった作品。
監督/ドン・マクブリティ
出演/ケイト・マルグロー
コービン・バーンセン
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足が不自由な少年エライアスの住む町では、
数年前から毒草が生え、それを食べた家畜が
次々と死んでいく謎の現象に見舞われていた。
ある夜エライアスはノンストップで
坂を車椅子で登りきった時、不思議な幻覚を見る。
そして・・・
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貧困であえぐ町を舞台に、インディアンの神話とSF、
そこに信じる力、男の友情をからめた作品。
・・・なのだが、どれも中途半端にしか描かれていないような。
エライアスが「安全な」作物が生え家畜が食べても
無害という幻覚をみて、種を蒔く。
幻覚通りに作物が育つと、町の人間が妬む。
理解を示し強力てくれるのは、父のように慕うジョージだけ。
このジョージとエライアスの母は、若い頃恋人同士で、
予想通り、焼けぼっくいになんとやらでムフフな雰囲気になる。
で、ラストはこれまた予想通りにすべて丸く納まるというお話。
様々な要素を含みながらも、あまりにもあまりにも
お決まりのストーリー。
すべてが中途半端で消化不良。
時間を無駄にしてしまったような気分になった作品。
2000年・英
監督/エド・バイ
出演/ハリー・エンフィールド
============================================
女の子とヤリまくりたいと思っている
ケビンとペリーはいまだ童貞クンの高校生。
いつかは人気DJになると勝手に思いこんでいる彼等は
夏休みにナンパの名所イビサに行くが・・・
============================================
このキャラはイギリスで人気のTVシリーズなんだそうな。
ケビンとペリーはマンガに出てきそうなキャラ&ルックス。
画面に映っているだけで、なんだかヘンな感じが表れている(笑)
ヤリたい、ヤリたい、ヤリまくりたい!と叫ぶわりには
小学生が対象かと思うほど、幼稚なおバカなお笑い。
高校生がこれで笑うには、ちとキツイかも・・・。
その中でリス・エヴァンスがオーバーアクションで
高慢な人気DJを巧みに演じ、作品をシメている。
日本でもケビン&ペリーが人気が出れば別だが、
この作品だけで、日本で彼等の人気が出るとは思いにくい。
ストーリー展開もごくごくありふれたもの。
DJを夢見る少年たちのお話ということで、
さすがに音楽が良く、リス・エヴァンスが良い。
しかしながら、どこか小粒な作品。
監督/エド・バイ
出演/ハリー・エンフィールド
============================================
女の子とヤリまくりたいと思っている
ケビンとペリーはいまだ童貞クンの高校生。
いつかは人気DJになると勝手に思いこんでいる彼等は
夏休みにナンパの名所イビサに行くが・・・
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このキャラはイギリスで人気のTVシリーズなんだそうな。
ケビンとペリーはマンガに出てきそうなキャラ&ルックス。
画面に映っているだけで、なんだかヘンな感じが表れている(笑)
ヤリたい、ヤリたい、ヤリまくりたい!と叫ぶわりには
小学生が対象かと思うほど、幼稚なおバカなお笑い。
高校生がこれで笑うには、ちとキツイかも・・・。
その中でリス・エヴァンスがオーバーアクションで
高慢な人気DJを巧みに演じ、作品をシメている。
日本でもケビン&ペリーが人気が出れば別だが、
この作品だけで、日本で彼等の人気が出るとは思いにくい。
ストーリー展開もごくごくありふれたもの。
DJを夢見る少年たちのお話ということで、
さすがに音楽が良く、リス・エヴァンスが良い。
しかしながら、どこか小粒な作品。
『料理は冷たくして』・・斬新過ぎて笑いが分からない
2002年11月11日 洋画コメディ・ラブストーリー1979年・仏
監督/ベルトラン・プリエ
出演/ジェラール・ドパルデュー
==========================================
地下鉄でなんとなく人恋しくて話しかけた相手が
何者かによって殺されてしまう。
そして今度は妻が殺され・・・
==========================================
あ〜・・・
フランスではスタイルの斬新さから革命的作品と
言われてるそうですが。
あ〜・・・
これはブラック・コメディですな。
ドパルデュー扮する男が、人恋しくて話しかけた相手が
自分の持っていたナイフで、何者かによって殺される。
ありゃりゃと驚いたドパルデューさんは、
凶器のナイフを自宅に持ち帰って妻に話すが
妻は大して気にも止めない様子。
そして偶然にも上の階に警察官が引っ越してくる。
ドパルデューさんは事件を話すが、勤務時間外だと
あっさり聞き流す。
そうこうしているうちに妻が何者かによって殺され、
その犯人がなぜかドパルデューさんちに居ついて
警官、犯人、ドパルデューさんの奇妙な共同生活が
始まるのであった・・・。
3人の男達は何事にも、どこか他人事のよう。
自分の妻が殺されたことすら他人事のように振舞う姿は
現代人の孤独を表現している・・のか?
あまりにも斬新すぎてバカな蛍風には理解できなかった作品。
「ドパルデュー若い!」としか感想の持てない作品。
監督/ベルトラン・プリエ
出演/ジェラール・ドパルデュー
==========================================
地下鉄でなんとなく人恋しくて話しかけた相手が
何者かによって殺されてしまう。
そして今度は妻が殺され・・・
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あ〜・・・
フランスではスタイルの斬新さから革命的作品と
言われてるそうですが。
あ〜・・・
これはブラック・コメディですな。
ドパルデュー扮する男が、人恋しくて話しかけた相手が
自分の持っていたナイフで、何者かによって殺される。
ありゃりゃと驚いたドパルデューさんは、
凶器のナイフを自宅に持ち帰って妻に話すが
妻は大して気にも止めない様子。
そして偶然にも上の階に警察官が引っ越してくる。
ドパルデューさんは事件を話すが、勤務時間外だと
あっさり聞き流す。
そうこうしているうちに妻が何者かによって殺され、
その犯人がなぜかドパルデューさんちに居ついて
警官、犯人、ドパルデューさんの奇妙な共同生活が
始まるのであった・・・。
3人の男達は何事にも、どこか他人事のよう。
自分の妻が殺されたことすら他人事のように振舞う姿は
現代人の孤独を表現している・・のか?
あまりにも斬新すぎてバカな蛍風には理解できなかった作品。
「ドパルデュー若い!」としか感想の持てない作品。