『SFソードキル』・・どこでもヒロシ
2003年5月14日 洋画サスペンス・ミステリー・ホラー・SF1984年・米
監督/ラリー・キャロル
出演/藤岡 弘
============================================
400年前の侍が氷漬けで発見された。
研究のため搬送された「彼」は蘇生され、
アメリカの街で新たなる敵をバッタバッタと斬りまくる・・・
============================================
あは・・あははははは〜!!!!!!!!!!
どひゃひゃ〜〜〜!!
こりゃ、すごいわ!
400年前に敵に襲われてて死んだ侍・タガ ヨシミツ。
これが藤岡弘ね。
彼の氷漬けの死体を、スキーに来たノンキなカップルが発見する。
このカップル役、日本人か?
日本語はハッキリと聞き取れるが、台詞が棒読み。
この棒読みカップルで、この作品はバカチンだと予測できる。
で、発見されたタガ ヨシミツは、何故かアメリカの研究所に運ばれていた。
ナゼナゼどうしてアメリカに配送許可が出たかは、説明されていない(笑)
タガ ヨシミツという侍と身元が分かっているにもかかわらず、
アメリカに運んじゃう強引さ。まさにバカチン。
そして400年の眠りから覚めた侍は
訳が分からず、ここはどこじゃ〜、拙者はタガ ヨシミツじゃ〜と
パニックになる。
日本語が分からないが、ヒロシの迫力にビビる研究所の人間。
研究所には日本語が話せる人間がいないということで、
ジャーナリストの女の子に通訳させる。
侍を蘇生させようって計画してたのに、研究所の人間が
誰一人、日本語の勉強してなかったのか?
それとも侍が英語を喋るとでも思ってたのか?(笑)
ヒロシを落ちつかせるために、急きょ部屋に畳を敷いて和室っぽくする。
しかし、どこか骨董屋みたいな和室(笑)
スタッフは和室を見た事ないんだろうか?
ヒロシの刀にお宝価値があると知った男が、刀を盗もうとするが、
いっこうに事態がのみこめないヒロシに
何すんじゃ〜と斬り殺される。
そしてヒロシ逃亡。
街へ出たヒロシはカルチャーショックに襲われ、車にビビる。
ビビるが、ヒロシは侍である。
おっかなびっくりタイヤを刀でプス〜ッと攻撃する。
満足するヒロシ(笑)
ブラブラしていると、チンピラが老人を襲っているのに遭遇。
侍ヒロシ、悪は許さんと、チンピラをまたもや斬り殺す。
普通そんなの見たら警察に通報すると思うのだが、
その老人は、お前は軍人じゃな、太平洋戦争は忘れよう、と
ヒロシをお礼に寿司バーに連れて行く。
ヒロシを見た店の客、「トシロー・ミフネだ!」と
感激する。
おいおい・・侍の格好してりゃ、みんな三船か?(笑)
これだけ殺人をおかせば、警察が動くのは当然。
ヒロシは警察に追われる身となる。
ヒロシは時代劇で鍛えた乗馬を見せつけるように
白馬に乗って逃走する・・・。
ただ一人ちょんまげ姿で、異国で暴れまわる藤岡弘。
タガ ヨシミツという役なのだが、、その濃すぎる演技は
藤岡弘そのものである。
「武士道とは死ぬことなり」なんて言ってるハリウッド作品で、
ヒロシはおくすることなく、その濃い〜怪演を見せつけている。
かなり無理やりなストーリー展開も、藤岡弘の怪演の前には
どうでもいいことにすら思えてくる。
スゴイぞ!ヒロシ!!!
***秋林 瑞佳サマ***
小学生に『鉄十字の愛人』はやはり見ちゃダメって言うでしょうね(笑)
でも、やってることは完全に把握できなくても
ヘルムート様の耽美で、でかだ〜んな魅力は
きっと分かったと思いますよ(笑)
監督/ラリー・キャロル
出演/藤岡 弘
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400年前の侍が氷漬けで発見された。
研究のため搬送された「彼」は蘇生され、
アメリカの街で新たなる敵をバッタバッタと斬りまくる・・・
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あは・・あははははは〜!!!!!!!!!!
どひゃひゃ〜〜〜!!
こりゃ、すごいわ!
400年前に敵に襲われてて死んだ侍・タガ ヨシミツ。
これが藤岡弘ね。
彼の氷漬けの死体を、スキーに来たノンキなカップルが発見する。
このカップル役、日本人か?
日本語はハッキリと聞き取れるが、台詞が棒読み。
この棒読みカップルで、この作品はバカチンだと予測できる。
で、発見されたタガ ヨシミツは、何故かアメリカの研究所に運ばれていた。
ナゼナゼどうしてアメリカに配送許可が出たかは、説明されていない(笑)
タガ ヨシミツという侍と身元が分かっているにもかかわらず、
アメリカに運んじゃう強引さ。まさにバカチン。
そして400年の眠りから覚めた侍は
訳が分からず、ここはどこじゃ〜、拙者はタガ ヨシミツじゃ〜と
パニックになる。
日本語が分からないが、ヒロシの迫力にビビる研究所の人間。
研究所には日本語が話せる人間がいないということで、
ジャーナリストの女の子に通訳させる。
侍を蘇生させようって計画してたのに、研究所の人間が
誰一人、日本語の勉強してなかったのか?
それとも侍が英語を喋るとでも思ってたのか?(笑)
ヒロシを落ちつかせるために、急きょ部屋に畳を敷いて和室っぽくする。
しかし、どこか骨董屋みたいな和室(笑)
スタッフは和室を見た事ないんだろうか?
ヒロシの刀にお宝価値があると知った男が、刀を盗もうとするが、
いっこうに事態がのみこめないヒロシに
何すんじゃ〜と斬り殺される。
そしてヒロシ逃亡。
街へ出たヒロシはカルチャーショックに襲われ、車にビビる。
ビビるが、ヒロシは侍である。
おっかなびっくりタイヤを刀でプス〜ッと攻撃する。
満足するヒロシ(笑)
ブラブラしていると、チンピラが老人を襲っているのに遭遇。
侍ヒロシ、悪は許さんと、チンピラをまたもや斬り殺す。
普通そんなの見たら警察に通報すると思うのだが、
その老人は、お前は軍人じゃな、太平洋戦争は忘れよう、と
ヒロシをお礼に寿司バーに連れて行く。
ヒロシを見た店の客、「トシロー・ミフネだ!」と
感激する。
おいおい・・侍の格好してりゃ、みんな三船か?(笑)
これだけ殺人をおかせば、警察が動くのは当然。
ヒロシは警察に追われる身となる。
ヒロシは時代劇で鍛えた乗馬を見せつけるように
白馬に乗って逃走する・・・。
ただ一人ちょんまげ姿で、異国で暴れまわる藤岡弘。
タガ ヨシミツという役なのだが、、その濃すぎる演技は
藤岡弘そのものである。
「武士道とは死ぬことなり」なんて言ってるハリウッド作品で、
ヒロシはおくすることなく、その濃い〜怪演を見せつけている。
かなり無理やりなストーリー展開も、藤岡弘の怪演の前には
どうでもいいことにすら思えてくる。
スゴイぞ!ヒロシ!!!
***秋林 瑞佳サマ***
小学生に『鉄十字の愛人』はやはり見ちゃダメって言うでしょうね(笑)
でも、やってることは完全に把握できなくても
ヘルムート様の耽美で、でかだ〜んな魅力は
きっと分かったと思いますよ(笑)
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『ラッキー・ブレイク』・・フル・モンティの呪縛
2003年5月13日 洋画コメディ・ラブストーリー2001年・英
監督/ピーター・カッタオネ
出演/ジェームズ・ネズビット
============================================
ジミーは銀行強盗に失敗し、あえなく逮捕されてしまう。
収監された刑務所の所長はなんとミュージカル好き。
所長の夢はいつか、自分の書いたミュージカルを上演することだった。
そしてジミーは、所長の夢を利用し、ミュージカル上演中に
脱獄する計画をたてるのだった・・・
============================================
『フル・モンティ』の監督の作品。
所長の夢がチャペルでの自作の舞台劇上演と知ったジミー。
そのチャペルこそが、唯一脱獄可能な警備の薄い場所。
こりゃチャンスだとばかりに、所長に同意するふりをして
ミュージカル上演までこぎつける。
慣れないミュージカルの練習に四苦八苦する囚人達。
個性あふれるこの囚人達をとりまく、友情、愛情、親子愛が描かれている。
蛍風ご贔屓のビル・ナイが、ちょっとおハイソな詐欺師・ロジャーを好演。
笑いあり、涙あり、爽快な気分になれる作品。
・・・なのだが、どうしても「フル・モンティの監督作」といううたい文句に
過剰な期待をしてしまう。
良い作品なのだが、どうしても『フル・モンティ』と比べてしまう。
『フル・モンティ』のことを忘れて、まっさらな気持ちで観れば
それなりの好作品。
監督/ピーター・カッタオネ
出演/ジェームズ・ネズビット
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ジミーは銀行強盗に失敗し、あえなく逮捕されてしまう。
収監された刑務所の所長はなんとミュージカル好き。
所長の夢はいつか、自分の書いたミュージカルを上演することだった。
そしてジミーは、所長の夢を利用し、ミュージカル上演中に
脱獄する計画をたてるのだった・・・
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『フル・モンティ』の監督の作品。
所長の夢がチャペルでの自作の舞台劇上演と知ったジミー。
そのチャペルこそが、唯一脱獄可能な警備の薄い場所。
こりゃチャンスだとばかりに、所長に同意するふりをして
ミュージカル上演までこぎつける。
慣れないミュージカルの練習に四苦八苦する囚人達。
個性あふれるこの囚人達をとりまく、友情、愛情、親子愛が描かれている。
蛍風ご贔屓のビル・ナイが、ちょっとおハイソな詐欺師・ロジャーを好演。
笑いあり、涙あり、爽快な気分になれる作品。
・・・なのだが、どうしても「フル・モンティの監督作」といううたい文句に
過剰な期待をしてしまう。
良い作品なのだが、どうしても『フル・モンティ』と比べてしまう。
『フル・モンティ』のことを忘れて、まっさらな気持ちで観れば
それなりの好作品。
『鉄十字の愛人』・・全裸で組体操
2003年5月11日 洋画その他・海外TVドラマ1976年・伊/仏/西独
監督/ティント・ブラス
出演/ヘルムート・バーガー
============================================
第二次世界大戦中のベルリン。
野心的なナチス将校バレンベルグは、
高級娼館「サロン・キティ」を利用し、
ナチス女子親衛隊から選抜した女子をを娼婦としてスパイさせ、
権力を掌握しようとする・・・
============================================
監督はイタリアン・エロスの巨匠と呼ばれるティント・ブラス。
この作品はいろいろと邦題があって
『サロン・キティ』
『ナチ女秘密警察・SEX親衛隊』と同じもの。
第二次世界大戦中のナチスは、反逆者を捕らえるために
高級娼館「サロン・キティ」に、女子親衛隊をおくりこむ。
この「重要」な任務を果たす女子の条件は党への忠誠心と美貌。
で、選抜試験では、体育館みたいなところに女子が集められ
試験官が「は〜だかになぁ〜れ〜」
すると女子はみなスッポンポンで一列に並ぶ。
そこへ男子親衛隊がやはりスッポンポンで行進してきて
女子達とヤッちゃう。
それを試験官達は採点する。
場所が場所だから、なんだか組体操してるみたいなのだ(笑)
1次試験に通った女の子は、1人1人監房に入れられ、
任務のために、どんな男とでもSEXできるかどうか試験される。
お相手は、老人だったり、体に障害がある人だったり、ユダヤ人だったり。
女性が相手というのもあったっけ。
なんでもアリですな。
それで選ばれたコ達は、党のために娼婦としてスパイするお話。
この作戦の中心的人物を演じるのがヘルムート・バーガー。
常々、ナチの軍服はデザイン的に1番カッコイイと思っていたが、
それをただでさえ男前のヘルムートが着る!しかもマント付き!
こりゃ〜たまりませんわ!(笑)
ヘルムート様はお気に入りの女の子に
服を脱げ、ひざまずけ、キスをしろ、とおっしゃる。
ヘルムート様がお相手なら、
蛍風「ひざまずけ」まではやっちゃいそうだ(笑)
ストーリーもなかなか退廃的で、かなりよろしくてよ。
ま、どんなことにも言えることだが、
敵ではなく、仲間の足を引っ張ることを考えるようになったら、
戦争でもなんでも、もう先が見えるといものだ。
ヘルムート様はもちろん、ストーリーもかなり面白かったし、
ツッコミをいれて楽しむこともできたが、
不満な点が一つあった。
それはお股のボカシ。
シーンによっては、ボカシだけ見せられている印象を受けるほどだ。
特に体育館での選抜試験は、ボカシの嵐。
あまりにもボカシが多いと興ざめしてしまう。
人間、お股に毛が生えてるのは当たり前じゃないか。
まあ、昔の作品だから仕方がないけど。
そういえばこの作品、今度DVDがでるような・・・。
ボカシはどうなっているんだろ?
退廃的で耽美なヘルムート・バーガーの男前ぶりが
かなりGOOD。
真面目に観ても、ツッコミをいれても観れる作品。
監督/ティント・ブラス
出演/ヘルムート・バーガー
============================================
第二次世界大戦中のベルリン。
野心的なナチス将校バレンベルグは、
高級娼館「サロン・キティ」を利用し、
ナチス女子親衛隊から選抜した女子をを娼婦としてスパイさせ、
権力を掌握しようとする・・・
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監督はイタリアン・エロスの巨匠と呼ばれるティント・ブラス。
この作品はいろいろと邦題があって
『サロン・キティ』
『ナチ女秘密警察・SEX親衛隊』と同じもの。
第二次世界大戦中のナチスは、反逆者を捕らえるために
高級娼館「サロン・キティ」に、女子親衛隊をおくりこむ。
この「重要」な任務を果たす女子の条件は党への忠誠心と美貌。
で、選抜試験では、体育館みたいなところに女子が集められ
試験官が「は〜だかになぁ〜れ〜」
すると女子はみなスッポンポンで一列に並ぶ。
そこへ男子親衛隊がやはりスッポンポンで行進してきて
女子達とヤッちゃう。
それを試験官達は採点する。
場所が場所だから、なんだか組体操してるみたいなのだ(笑)
1次試験に通った女の子は、1人1人監房に入れられ、
任務のために、どんな男とでもSEXできるかどうか試験される。
お相手は、老人だったり、体に障害がある人だったり、ユダヤ人だったり。
女性が相手というのもあったっけ。
なんでもアリですな。
それで選ばれたコ達は、党のために娼婦としてスパイするお話。
この作戦の中心的人物を演じるのがヘルムート・バーガー。
常々、ナチの軍服はデザイン的に1番カッコイイと思っていたが、
それをただでさえ男前のヘルムートが着る!しかもマント付き!
こりゃ〜たまりませんわ!(笑)
ヘルムート様はお気に入りの女の子に
服を脱げ、ひざまずけ、キスをしろ、とおっしゃる。
ヘルムート様がお相手なら、
蛍風「ひざまずけ」まではやっちゃいそうだ(笑)
ストーリーもなかなか退廃的で、かなりよろしくてよ。
ま、どんなことにも言えることだが、
敵ではなく、仲間の足を引っ張ることを考えるようになったら、
戦争でもなんでも、もう先が見えるといものだ。
ヘルムート様はもちろん、ストーリーもかなり面白かったし、
ツッコミをいれて楽しむこともできたが、
不満な点が一つあった。
それはお股のボカシ。
シーンによっては、ボカシだけ見せられている印象を受けるほどだ。
特に体育館での選抜試験は、ボカシの嵐。
あまりにもボカシが多いと興ざめしてしまう。
人間、お股に毛が生えてるのは当たり前じゃないか。
まあ、昔の作品だから仕方がないけど。
そういえばこの作品、今度DVDがでるような・・・。
ボカシはどうなっているんだろ?
退廃的で耽美なヘルムート・バーガーの男前ぶりが
かなりGOOD。
真面目に観ても、ツッコミをいれても観れる作品。
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2000年・米/仏
監督/アモス・コレック
出演/アンナ・トムソン
============================================
マンハッタンのダイナーで働くベラ35歳。
彼女には10年以上も不倫関係を続けている彼がいる。
しかし母親にお見合いをすすめられて、
その青年ブルノに会ってみることにする・・・
============================================
大人のおしゃれな恋のお話、らしい。
・・・らしいのだが、蛍風にはピンとこなかった作品。
アンナ・トムソンのルックスが強烈すぎて、
作品に集中できなかったせいかもしれない。
ちょっと岸田今日子風のお顔にあばらが見える程のスレンダーな体。
しかし、お乳はゆっさゆっさ豊かなアンナ嬢。
なんであんなメイクにしたんだろ?
あれがオシャレなんだろか?
なんだか人生に疲れてヨレヨレにみえるんだケド・・・。
アンナ嬢扮するベラと10年以上の不倫関係を続けている舞台演出家も
恋のトキメキとは無縁のようなただのオヤジ。
こんなオヤジと25歳から10年以上も不倫しているんだから
なんだか哀れになってしまう。
何故だ?!
25歳という1番良い年頃を、なんでこんなオヤジに捧げたんだ?
しかし、美男美女ばかりじゃないのが現実。
ベラと演出家の関係は、そんなことをリアルに表現してるのかな?
かなりヨレヨレのリアルな部分があるのだが、
物語は暴漢に襲われている老婦人をベラが助けたことから
ハッピーなおとぎばなしになる。
『チェンジング・レーン』とは対称的に、
どんな時でも勇気ある正義の行動をすればハッピーになるってことか?
ところどころクスッと笑えるものの、
感動するわけでもなく、共感できる部分も少ない。
個人的には、あまり好きじゃない作品。
監督/アモス・コレック
出演/アンナ・トムソン
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マンハッタンのダイナーで働くベラ35歳。
彼女には10年以上も不倫関係を続けている彼がいる。
しかし母親にお見合いをすすめられて、
その青年ブルノに会ってみることにする・・・
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大人のおしゃれな恋のお話、らしい。
・・・らしいのだが、蛍風にはピンとこなかった作品。
アンナ・トムソンのルックスが強烈すぎて、
作品に集中できなかったせいかもしれない。
ちょっと岸田今日子風のお顔にあばらが見える程のスレンダーな体。
しかし、お乳はゆっさゆっさ豊かなアンナ嬢。
なんであんなメイクにしたんだろ?
あれがオシャレなんだろか?
なんだか人生に疲れてヨレヨレにみえるんだケド・・・。
アンナ嬢扮するベラと10年以上の不倫関係を続けている舞台演出家も
恋のトキメキとは無縁のようなただのオヤジ。
こんなオヤジと25歳から10年以上も不倫しているんだから
なんだか哀れになってしまう。
何故だ?!
25歳という1番良い年頃を、なんでこんなオヤジに捧げたんだ?
しかし、美男美女ばかりじゃないのが現実。
ベラと演出家の関係は、そんなことをリアルに表現してるのかな?
かなりヨレヨレのリアルな部分があるのだが、
物語は暴漢に襲われている老婦人をベラが助けたことから
ハッピーなおとぎばなしになる。
『チェンジング・レーン』とは対称的に、
どんな時でも勇気ある正義の行動をすればハッピーになるってことか?
ところどころクスッと笑えるものの、
感動するわけでもなく、共感できる部分も少ない。
個人的には、あまり好きじゃない作品。
2002年・米
監督/ロジャー・ミッチェル
出演/ベン・アフレック
サミュエル・L・ジャクソン
============================================
ドイルは、親権審議のため裁判所に向かっていた。
しかしハイウェイで敏腕弁護士ギャビンの車と接触事故を起こす。
急ぐギャビンは、その場を立ち去り、
ドイルは審議に遅れて親権を奪われてしまう。
そしてギャビンも事故現場に重要ファイルを落してしまい・・・
============================================
最近のハリウッドモノにありがちな、派手なアクションやCGも使わずに、
脚本とキャストの演技で勝負した作品。
エリート弁護士のギャビン。
かたやアル中で親権を奪われそうなドイル。
決して交わることのないこの2人が、ハイウェイで接触事故を起こし、
文字通り2人の運命が交わることとなる。
エリートで、少々高慢になりつつあるギャビンは、
急ぐあまり事故の補償を白紙の小切手で解決しようとする。
それがそもそもの発端。
ファイルを巡って、悪意の応酬が始まっていく。
どこか子供じみた喧嘩のようだが、
人は切羽つまると、通常では考えられないことをしてしまう。
そんな心の弱さ、怒りと憎しみの愚かさを絶妙に描いている。
この作品で、初めてベン・アフレックっていいかも・・・と
思った蛍風。
曲者サミュエルにひけをとらない演技。
もしかしたら自分の身にも起こるかもというリアリティを
静かに、時にエキセントリックに演じるアフレック。
派手さはないが、そのせいでかえって身近な恐怖を感じる。
人間には皆、「善」と「悪」が潜んでいる。
それを如実に表した作品であろう。
どんな時でも怒りにまかせて高慢な態度、
無礼な態度をとっちゃいけないねぇ〜と思った作品。
監督/ロジャー・ミッチェル
出演/ベン・アフレック
サミュエル・L・ジャクソン
============================================
ドイルは、親権審議のため裁判所に向かっていた。
しかしハイウェイで敏腕弁護士ギャビンの車と接触事故を起こす。
急ぐギャビンは、その場を立ち去り、
ドイルは審議に遅れて親権を奪われてしまう。
そしてギャビンも事故現場に重要ファイルを落してしまい・・・
============================================
最近のハリウッドモノにありがちな、派手なアクションやCGも使わずに、
脚本とキャストの演技で勝負した作品。
エリート弁護士のギャビン。
かたやアル中で親権を奪われそうなドイル。
決して交わることのないこの2人が、ハイウェイで接触事故を起こし、
文字通り2人の運命が交わることとなる。
エリートで、少々高慢になりつつあるギャビンは、
急ぐあまり事故の補償を白紙の小切手で解決しようとする。
それがそもそもの発端。
ファイルを巡って、悪意の応酬が始まっていく。
どこか子供じみた喧嘩のようだが、
人は切羽つまると、通常では考えられないことをしてしまう。
そんな心の弱さ、怒りと憎しみの愚かさを絶妙に描いている。
この作品で、初めてベン・アフレックっていいかも・・・と
思った蛍風。
曲者サミュエルにひけをとらない演技。
もしかしたら自分の身にも起こるかもというリアリティを
静かに、時にエキセントリックに演じるアフレック。
派手さはないが、そのせいでかえって身近な恐怖を感じる。
人間には皆、「善」と「悪」が潜んでいる。
それを如実に表した作品であろう。
どんな時でも怒りにまかせて高慢な態度、
無礼な態度をとっちゃいけないねぇ〜と思った作品。
『最終兵器彼女 全5巻』・・若き恋人達
2003年5月7日 アニメ・マンガ2002年・日
監督/加瀬 充子
声優/石母田 史朗
============================================
北海道の小さな町に住むシュウジとちせ。
2人はまだ付き合い始めたばかりだった。
ある日、シュウジは札幌に出かけ、敵の空襲に遭う。
そこへ謎の物体が現われ、次々と敵を倒していった。
その謎の物体こそ、「最終兵器」となったちせだった・・・。
============================================
『最終兵器彼女』というタイトルと、ドジっこ「ちせ」ちゃんが、
なんと兵器に改造されて、最終兵器になるというお話にひかれて
見ることにした作品。
製作にGONZOが関わっていたことも大きな要因。
結論からいうと、想像していたような作品ではなかった。
人間兵器となった「ちせ」の闘いがメインで、
メカたっぷりかと思ってたんだけど・・・。
兵器となってしまったちせが、
普通の女子高生のように、シュウジと恋愛したい、でも私は兵器なの
ちせが好きなシュウジだが、
自分の力ではちせを救ってやれない、どうしたらいいんだべさ
そんな2人の恋愛のお話でした。
自分のことで精一杯で、大好きなシュウジにクラスメイトに戻ろうと
告げるちせ。
現実から逃げるように、人妻ふゆみと関係を持つシュウジ。
悩める若き恋人達ですな。
兵器となったちせの身体はどうなってるのかしら?
ちせの戦い方はどんなのかしら?
どこの国と戦ってるのかしら?
いろいろと疑問を感じるが、本作品では具体的には明かされていない。
もどかしい恋人達の行方、純愛のお話。
それでいてシュールなラストには驚かされる。
切なくなるほどの、若い二人の純愛ストーリー。
蛍風としては、もう少しメカが見たかった気もするが・・・。
監督/加瀬 充子
声優/石母田 史朗
============================================
北海道の小さな町に住むシュウジとちせ。
2人はまだ付き合い始めたばかりだった。
ある日、シュウジは札幌に出かけ、敵の空襲に遭う。
そこへ謎の物体が現われ、次々と敵を倒していった。
その謎の物体こそ、「最終兵器」となったちせだった・・・。
============================================
『最終兵器彼女』というタイトルと、ドジっこ「ちせ」ちゃんが、
なんと兵器に改造されて、最終兵器になるというお話にひかれて
見ることにした作品。
製作にGONZOが関わっていたことも大きな要因。
結論からいうと、想像していたような作品ではなかった。
人間兵器となった「ちせ」の闘いがメインで、
メカたっぷりかと思ってたんだけど・・・。
兵器となってしまったちせが、
普通の女子高生のように、シュウジと恋愛したい、でも私は兵器なの
ちせが好きなシュウジだが、
自分の力ではちせを救ってやれない、どうしたらいいんだべさ
そんな2人の恋愛のお話でした。
自分のことで精一杯で、大好きなシュウジにクラスメイトに戻ろうと
告げるちせ。
現実から逃げるように、人妻ふゆみと関係を持つシュウジ。
悩める若き恋人達ですな。
兵器となったちせの身体はどうなってるのかしら?
ちせの戦い方はどんなのかしら?
どこの国と戦ってるのかしら?
いろいろと疑問を感じるが、本作品では具体的には明かされていない。
もどかしい恋人達の行方、純愛のお話。
それでいてシュールなラストには驚かされる。
切なくなるほどの、若い二人の純愛ストーリー。
蛍風としては、もう少しメカが見たかった気もするが・・・。
2000年・米
監督/ヘンリー・ブロメル
出演/ウィリアム・H・メイシー
============================================
アレックスは父親から「家業」として殺し屋の仕事を
受け継いでいた。
父の言うままに、仕事をこなす生活に疲れ、
カウンセラーに相談するアレックスだが
今度の仕事の標的は、彼のカウンセラーだった・・・
============================================
妻と6歳の息子を持つアレックスは、表向きは通販の仕事をし
ごく平凡な暮しを送っているように見えるが、
裏では父親から「家業」として殺し屋の仕事を受け継いでいた。
6歳の時、初めてリスを殺して以来、
彼の中には良心の呵責と父に逆らえないストレスが
くすぶっていた。
そして自分の息子が6歳になった時、
自分の時と同じように、父がリスを殺させたのを知った時、
彼のなかで、何かが崩れていくのだった・・・
悶々とした思いを胸のうちに秘め、
父に逆らえないアレックス役はウィリアム・H・メイシー。
厳格な怖いおとーちゃんに扮するのはドナルド・サザーランド。
アレックスがふらふらと惹かれる若い娘にはネーブ・キャンベル。
いかにも、なキャスティングといった感じ。
メイシーさんは、まさに父に反抗できずに育った気の弱いおやじって顔。
サザーランドがおとーちゃんなら、誰でも逆らえないだろう。
怖すぎて・・・(笑)
ネーブ・キャンベルもどこか小悪魔的で、女から見て、
おやじがフラフラ〜と吸い寄せられそうなイメージ。
ん〜・・まあ・・その・・・
切ないストーリーではあるが・・・。
単に、親父が怖くて、中年になるまで反抗できなかった男が
キレちゃって、壊れちゃったお話ってだけのような・・・。
蛍風にはドナルド・サザーランドが親父なら仕方がないよなぁと
思っただけの作品。
監督/ヘンリー・ブロメル
出演/ウィリアム・H・メイシー
============================================
アレックスは父親から「家業」として殺し屋の仕事を
受け継いでいた。
父の言うままに、仕事をこなす生活に疲れ、
カウンセラーに相談するアレックスだが
今度の仕事の標的は、彼のカウンセラーだった・・・
============================================
妻と6歳の息子を持つアレックスは、表向きは通販の仕事をし
ごく平凡な暮しを送っているように見えるが、
裏では父親から「家業」として殺し屋の仕事を受け継いでいた。
6歳の時、初めてリスを殺して以来、
彼の中には良心の呵責と父に逆らえないストレスが
くすぶっていた。
そして自分の息子が6歳になった時、
自分の時と同じように、父がリスを殺させたのを知った時、
彼のなかで、何かが崩れていくのだった・・・
悶々とした思いを胸のうちに秘め、
父に逆らえないアレックス役はウィリアム・H・メイシー。
厳格な怖いおとーちゃんに扮するのはドナルド・サザーランド。
アレックスがふらふらと惹かれる若い娘にはネーブ・キャンベル。
いかにも、なキャスティングといった感じ。
メイシーさんは、まさに父に反抗できずに育った気の弱いおやじって顔。
サザーランドがおとーちゃんなら、誰でも逆らえないだろう。
怖すぎて・・・(笑)
ネーブ・キャンベルもどこか小悪魔的で、女から見て、
おやじがフラフラ〜と吸い寄せられそうなイメージ。
ん〜・・まあ・・その・・・
切ないストーリーではあるが・・・。
単に、親父が怖くて、中年になるまで反抗できなかった男が
キレちゃって、壊れちゃったお話ってだけのような・・・。
蛍風にはドナルド・サザーランドが親父なら仕方がないよなぁと
思っただけの作品。
『9デイズ』・・サー・ホプキンス大活躍(笑)
2003年5月2日 洋画アクション2002年・米
監督/ジョエル・シュマッカー
出演/クリス・ロック
アンソニー・ホプキンス
============================================
ポータブル核爆弾がブラックマーケットに流出し
潜入捜査をしていた捜査官が死亡してしまった。
この危機を乗りきるためにCIAが考えた作戦は
なんと死亡した捜査官の双子の弟を身代わりにすることだった・・・
============================================
製作は、あのジェリー・ブラッカイマー。
それだけで単純にド派手な娯楽作品と容易に推測できる。
ストーリーはズブの素人ジェイクを、
双子だからという理由で、死んだ捜査官ケヴィンの
代役にしようとする。
しかも取り引きの日までのたった9日間で。
『トリプルX』の時も思ったけど、
素人にスパイさせちゃうって、CIAはどうなってるんざんしょ?(笑)
陽気なクリス・ロックと渋い「サー」・アンソニー・ホプキンスの
組み合わせがウリだが、
もうちょっとクリスに手をやくホプキンスが観たかった。
まあキャラ的に、戸惑うクリスが目立つのは仕方がないケド。
本作品のホプキンスは、強烈なオーラをおさえて、
サポート役に徹した感じ。
それでも銃を撃つホプキンス、走るホプキンス、運転するホプキンスと
アクションをこなすサー・ホプキンスの活躍は注目(笑)
笑いとアクションが程よくミックスされた痛快な娯楽作品。
監督/ジョエル・シュマッカー
出演/クリス・ロック
アンソニー・ホプキンス
============================================
ポータブル核爆弾がブラックマーケットに流出し
潜入捜査をしていた捜査官が死亡してしまった。
この危機を乗りきるためにCIAが考えた作戦は
なんと死亡した捜査官の双子の弟を身代わりにすることだった・・・
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製作は、あのジェリー・ブラッカイマー。
それだけで単純にド派手な娯楽作品と容易に推測できる。
ストーリーはズブの素人ジェイクを、
双子だからという理由で、死んだ捜査官ケヴィンの
代役にしようとする。
しかも取り引きの日までのたった9日間で。
『トリプルX』の時も思ったけど、
素人にスパイさせちゃうって、CIAはどうなってるんざんしょ?(笑)
陽気なクリス・ロックと渋い「サー」・アンソニー・ホプキンスの
組み合わせがウリだが、
もうちょっとクリスに手をやくホプキンスが観たかった。
まあキャラ的に、戸惑うクリスが目立つのは仕方がないケド。
本作品のホプキンスは、強烈なオーラをおさえて、
サポート役に徹した感じ。
それでも銃を撃つホプキンス、走るホプキンス、運転するホプキンスと
アクションをこなすサー・ホプキンスの活躍は注目(笑)
笑いとアクションが程よくミックスされた痛快な娯楽作品。
ニヤリ虎の巻・・4月のまとめ
2003年4月30日 つぶやき秋林 瑞佳サマの日記で利用されているビデオ店の
コーナーについて書いてあったのにニヤリ。
毎月、業界紙各社は特集のススメを掲載しているのです。
こんな映画が劇場公開されるから、こんな特集はいかがとか、
今月はこんな作品がリリースされるから、
それにからめてこの休眠在庫を回転させよう、などなど。
秋林サマのお店では「今が旬の男優達」のコーナーがあるとか。
その特集は・・あの雑誌かな?なんて思いながら
ニヤリとしてしまいました(笑)
業界紙が提案する特集はホント便利なんですよ。
その役者のプロフィールや出演作品、関連する作品まで
網羅してあるので、調べる手間が省けて助かる。
蛍風ラクできる(笑)
ただ、雑誌そのままだとつまらないし、お店の在庫問題もあるので、
参考・ヒントと考え、店・客層・担当の好みにあった
作品を並べるようにしてます。
特に蛍風の場合。自分の好みというのが1番ポイントでして・・(笑)
実は私も「今が旬!」と気になる役者・監督を特集しようとしたのですが、
私が「旬」と考える人と、世間で考える人は微妙にズレがあるようで
断念した企画です。
自分がそう思ってもいないのに、
「彼は今が旬です」ってお薦めの文章書くのは、
ヘナチョコな蛍風には、大変に難しい作業でして・・・(笑)
因みに蛍風の中で今が旬なのは、千葉 真一や
『13ゴースト』のマシュー・リラードなんですけどね、
さすがにこの2人を今が旬ということで、特集するには
無理があるかと・・・(笑)
今月私が観た作品の中では『まぼろしの市街戦』がベスト。
30年以上も前の作品なのに、ちっとも古さを感じさせない。
あれは、良い作品でしたわ。
さて、来月は何を観ようかな?
コーナーについて書いてあったのにニヤリ。
毎月、業界紙各社は特集のススメを掲載しているのです。
こんな映画が劇場公開されるから、こんな特集はいかがとか、
今月はこんな作品がリリースされるから、
それにからめてこの休眠在庫を回転させよう、などなど。
秋林サマのお店では「今が旬の男優達」のコーナーがあるとか。
その特集は・・あの雑誌かな?なんて思いながら
ニヤリとしてしまいました(笑)
業界紙が提案する特集はホント便利なんですよ。
その役者のプロフィールや出演作品、関連する作品まで
網羅してあるので、調べる手間が省けて助かる。
蛍風ラクできる(笑)
ただ、雑誌そのままだとつまらないし、お店の在庫問題もあるので、
参考・ヒントと考え、店・客層・担当の好みにあった
作品を並べるようにしてます。
特に蛍風の場合。自分の好みというのが1番ポイントでして・・(笑)
実は私も「今が旬!」と気になる役者・監督を特集しようとしたのですが、
私が「旬」と考える人と、世間で考える人は微妙にズレがあるようで
断念した企画です。
自分がそう思ってもいないのに、
「彼は今が旬です」ってお薦めの文章書くのは、
ヘナチョコな蛍風には、大変に難しい作業でして・・・(笑)
因みに蛍風の中で今が旬なのは、千葉 真一や
『13ゴースト』のマシュー・リラードなんですけどね、
さすがにこの2人を今が旬ということで、特集するには
無理があるかと・・・(笑)
今月私が観た作品の中では『まぼろしの市街戦』がベスト。
30年以上も前の作品なのに、ちっとも古さを感じさせない。
あれは、良い作品でしたわ。
さて、来月は何を観ようかな?
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2002年・米
監督/バーベット・シュローダー
出演/サンドラ・ブロック
ベン・チャップリン
============================================
リッチでハンサムな人気者リチャード。
頭は良いけど地味で友達のいないジャスティン。
一見共通点のない2人だが、実は密かに完全犯罪を計画していた・・・
============================================
1920年代にアメリカで実際におきた事件をヒントに作られた作品。
自分達が考える「真の自由」を手に入れるため
完全犯罪を企てるリチャードとジャスティン。
周囲は2人がつきあっているとは知られていない。
あまりにもかけ離れた2人なのだ。
ジャスティンの綿密な計画のもと、2人は殺人を犯す。
そして捜査にあたったキャシーとサム。
捜査はジャスティンの計画通りに別の人間を容疑者として進んでいくが、
キャシーの直感は違っていた・・・。
生まれも育ちも境遇もまったく対称的なジャスティンとリチャード。
反社会的な年頃の彼等が「真の自由」を得るために
犯行に及ぶ。
それを追い詰める刑事キャシーは、
心に傷を持ち被害者に同化する傾向があるため、
強引な捜査をしてしまう。
ジャスティンとリチャードの境遇や
なぜ仲間になったか描かれ方が不足。
またキャシーの心の傷も説明不足。
そのため、ただ事件を捜査するお話になってしまっている。
高校生2人か、キャシーがどちらかに要点をしぼった方が
良かったのかもしれない。
リチャード役のライアン・ゴズリング、
ジャスティン役のマイケル・ピットはGOOD。
特にマイケルは『ヘドウィグ・アンド・アグリーインチ』の
トミー・ノーシス役とはまたまた違った魅力。
それだけにリチャード&ジャスティンの
多感な年頃の話にしぼられなかったのが悔やまれる作品。
監督/バーベット・シュローダー
出演/サンドラ・ブロック
ベン・チャップリン
============================================
リッチでハンサムな人気者リチャード。
頭は良いけど地味で友達のいないジャスティン。
一見共通点のない2人だが、実は密かに完全犯罪を計画していた・・・
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1920年代にアメリカで実際におきた事件をヒントに作られた作品。
自分達が考える「真の自由」を手に入れるため
完全犯罪を企てるリチャードとジャスティン。
周囲は2人がつきあっているとは知られていない。
あまりにもかけ離れた2人なのだ。
ジャスティンの綿密な計画のもと、2人は殺人を犯す。
そして捜査にあたったキャシーとサム。
捜査はジャスティンの計画通りに別の人間を容疑者として進んでいくが、
キャシーの直感は違っていた・・・。
生まれも育ちも境遇もまったく対称的なジャスティンとリチャード。
反社会的な年頃の彼等が「真の自由」を得るために
犯行に及ぶ。
それを追い詰める刑事キャシーは、
心に傷を持ち被害者に同化する傾向があるため、
強引な捜査をしてしまう。
ジャスティンとリチャードの境遇や
なぜ仲間になったか描かれ方が不足。
またキャシーの心の傷も説明不足。
そのため、ただ事件を捜査するお話になってしまっている。
高校生2人か、キャシーがどちらかに要点をしぼった方が
良かったのかもしれない。
リチャード役のライアン・ゴズリング、
ジャスティン役のマイケル・ピットはGOOD。
特にマイケルは『ヘドウィグ・アンド・アグリーインチ』の
トミー・ノーシス役とはまたまた違った魅力。
それだけにリチャード&ジャスティンの
多感な年頃の話にしぼられなかったのが悔やまれる作品。
『バースデイ・ガール』・・オタオタすんな!
2003年4月25日 洋画サスペンス・ミステリー・ホラー・SF2002年・米
監督/ジェス・バターワース
出演/ニコール・キッドマン
============================================
真面目な銀行員ジョンは、女性との出会いがなく
ネットでロシア人女性を花嫁としてメールオーダーする。
そしてやってきたナディアだが、彼女はジョンの
注文とは違い、英語が話せなかった。
とまどいながらも、次第にナディアに心を開くジョン。
しかしナディアの誕生日に、彼女の従兄と名乗る男達が現われ・・・
============================================
可も無く不可も無く、真面目な銀行員ジョン。
そんな彼の仕事ぶりが評価され、金庫の鍵の保管者になる。
そんなジョンの私生活はつまらないもの。
小さな町では女性と知り合う機会がないのだ・・・。
で、このベン・チャップリン扮するジョンは
無謀にもネットでロシア人花嫁をオーダーする。
いやはや、出会いがないからってネットで花嫁オーダーするか?
しかも条件は
「知的でユーモアがあって、会話を楽しめる女性。できれば美人」
会話が楽しみたいならなんでロシア女性をオーダーするのさ(笑)
それに条件高すぎ。
結婚できないのを出会いの機会が少ないせいにしているが、
どんな小さな町だって、結婚できる人はちゃんとできるんだからさ。
それでやってきたのがニコール・キッドマン扮するナディア。
いやもう、メールオーダーしてニコールが来たら
これはアタリでしょう!
しかしジョンはナディアが英語が話せないと知ると
注文と違うと「返品」しようとする。
ニコールだよ、ニコール!
ニコールが嫁さんに来たら、ちょっとくらいのこと目をつぶっても
お釣りがくるじゃないのさ!
「返品」したがっている雰囲気を感じたナディアは
一生懸命けな気に、ジョンを誘惑する。
ジョンのことを知ろうと部屋を調べ、エロビデオと
「緊縛マニア」の本をみつけ、
ジョンの好みに合わせるナディア(笑)
その甲斐があってか(笑)、
ジョンもナディアに心を開くようになった彼女の誕生日、
突然ナディアの従兄とその友人となのる男が現われて・・・
謎の訪問者は予想通りなことをして
銀行の鍵を管理するジョンはこれまた予想通りのことして、
そしてやっぱりナディアの正体も予想通りで・・(笑)
しかしジョンが予想どおりの事を「やっちゃった」以降、
物語は意外な展開へと進む。
ジョンと英語が話せないナディアの様子はラブコメ。
そして謎の2人組みが現れてサスペンス。
このまま進むのかと思いきや、最後はラブストーリーへと変化する。
アメリカ映画なのに、舞台はイギリス、
しかし撮影はオーストラリアという作品。
謎のロシア人にはフランス人俳優
マチュー・カソヴィッツとヴァンサン・カッセル。
2人とも良い味を出しているが
ニコールを含めこの3人が、なんでロシア人を演じるのか分からない(笑)。
いろいろと考えると不思議な舞台裏だが、
そもそもネットで花嫁を注文するジョンの行動が
世間一般の感覚とは違うから
そんな不思議の味付けもオツなものかもしれない。
ニコールの演技がイイ!
言葉がわからない仕草はキュートで、
その後の変貌ぶりもさすがオスカー女優である。
予告編ではすごいサスペンスのような作りになっていたが、
ラブストーリーにちょこっとサスペンスを加えてみた作品。
監督/ジェス・バターワース
出演/ニコール・キッドマン
============================================
真面目な銀行員ジョンは、女性との出会いがなく
ネットでロシア人女性を花嫁としてメールオーダーする。
そしてやってきたナディアだが、彼女はジョンの
注文とは違い、英語が話せなかった。
とまどいながらも、次第にナディアに心を開くジョン。
しかしナディアの誕生日に、彼女の従兄と名乗る男達が現われ・・・
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可も無く不可も無く、真面目な銀行員ジョン。
そんな彼の仕事ぶりが評価され、金庫の鍵の保管者になる。
そんなジョンの私生活はつまらないもの。
小さな町では女性と知り合う機会がないのだ・・・。
で、このベン・チャップリン扮するジョンは
無謀にもネットでロシア人花嫁をオーダーする。
いやはや、出会いがないからってネットで花嫁オーダーするか?
しかも条件は
「知的でユーモアがあって、会話を楽しめる女性。できれば美人」
会話が楽しみたいならなんでロシア女性をオーダーするのさ(笑)
それに条件高すぎ。
結婚できないのを出会いの機会が少ないせいにしているが、
どんな小さな町だって、結婚できる人はちゃんとできるんだからさ。
それでやってきたのがニコール・キッドマン扮するナディア。
いやもう、メールオーダーしてニコールが来たら
これはアタリでしょう!
しかしジョンはナディアが英語が話せないと知ると
注文と違うと「返品」しようとする。
ニコールだよ、ニコール!
ニコールが嫁さんに来たら、ちょっとくらいのこと目をつぶっても
お釣りがくるじゃないのさ!
「返品」したがっている雰囲気を感じたナディアは
一生懸命けな気に、ジョンを誘惑する。
ジョンのことを知ろうと部屋を調べ、エロビデオと
「緊縛マニア」の本をみつけ、
ジョンの好みに合わせるナディア(笑)
その甲斐があってか(笑)、
ジョンもナディアに心を開くようになった彼女の誕生日、
突然ナディアの従兄とその友人となのる男が現われて・・・
謎の訪問者は予想通りなことをして
銀行の鍵を管理するジョンはこれまた予想通りのことして、
そしてやっぱりナディアの正体も予想通りで・・(笑)
しかしジョンが予想どおりの事を「やっちゃった」以降、
物語は意外な展開へと進む。
ジョンと英語が話せないナディアの様子はラブコメ。
そして謎の2人組みが現れてサスペンス。
このまま進むのかと思いきや、最後はラブストーリーへと変化する。
アメリカ映画なのに、舞台はイギリス、
しかし撮影はオーストラリアという作品。
謎のロシア人にはフランス人俳優
マチュー・カソヴィッツとヴァンサン・カッセル。
2人とも良い味を出しているが
ニコールを含めこの3人が、なんでロシア人を演じるのか分からない(笑)。
いろいろと考えると不思議な舞台裏だが、
そもそもネットで花嫁を注文するジョンの行動が
世間一般の感覚とは違うから
そんな不思議の味付けもオツなものかもしれない。
ニコールの演技がイイ!
言葉がわからない仕草はキュートで、
その後の変貌ぶりもさすがオスカー女優である。
予告編ではすごいサスペンスのような作りになっていたが、
ラブストーリーにちょこっとサスペンスを加えてみた作品。
『マリー・アントワネットの首飾り』・・ベルばら世代
2003年4月24日 洋画その他・海外TVドラマ2001年・米
監督/チャールズ・シャイア
出演/ヒラリー・スワンク
============================================
名門ヴァロア家に生まれたジャンヌ。
父は政敵におとしいれられ、両親が死亡してしまう。
領地も没収され、幼くして孤児となったジャンヌ。
彼女の夢は名誉と館を取り戻すことだった・・・
============================================
蛍風達「ベルばら」世代にはお馴染みの首飾り事件のお話。
ん〜・・・。
「ベルばら」のような華麗な作りを期待していたのだが、
どこか安っぽく感じてしまう。
おそらくスワンク嬢のりりしいお顔立ちが
ヒラヒラレースのドレスにマッチしないせいだろう。
アントワネット役のジョエリー・リチャードソンも
イメージ的にちょっとおばさんな感じ。
アントワネットといえば、可憐なルックスをイメージしてたんだけど。
しかし呪術師カリオストロ伯爵役の
クリストファー・ウォーケンは良い!
ウォーケン様はこの作品でも曲者的オーラをはなっておられる。
お気に入りのウォーケン様がでていれば、評価は2割増しなのだが、
それでもこの作品はピンとこない。
おおざっぱで安い感じは、
アイドルが隠し芸大会でハリウッド映画を演じているのに似た安さ。
おフランスのお話なのに、おセンスにかけるというか・・・。
そこがアメリカというか・・・。
ストーリー自体は悪くない。
歴史上に残る一大スキャンダルなわけで、お勉強になる。
屋敷を取り戻すため、詐欺を働くジャンヌは哀れにすら思える。
しかしながら、骨太スワンク嬢とアントワネットに違和感を覚える。
あたしゃ「ベルばら」のほうが好きだわさ(笑)
監督/チャールズ・シャイア
出演/ヒラリー・スワンク
============================================
名門ヴァロア家に生まれたジャンヌ。
父は政敵におとしいれられ、両親が死亡してしまう。
領地も没収され、幼くして孤児となったジャンヌ。
彼女の夢は名誉と館を取り戻すことだった・・・
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蛍風達「ベルばら」世代にはお馴染みの首飾り事件のお話。
ん〜・・・。
「ベルばら」のような華麗な作りを期待していたのだが、
どこか安っぽく感じてしまう。
おそらくスワンク嬢のりりしいお顔立ちが
ヒラヒラレースのドレスにマッチしないせいだろう。
アントワネット役のジョエリー・リチャードソンも
イメージ的にちょっとおばさんな感じ。
アントワネットといえば、可憐なルックスをイメージしてたんだけど。
しかし呪術師カリオストロ伯爵役の
クリストファー・ウォーケンは良い!
ウォーケン様はこの作品でも曲者的オーラをはなっておられる。
お気に入りのウォーケン様がでていれば、評価は2割増しなのだが、
それでもこの作品はピンとこない。
おおざっぱで安い感じは、
アイドルが隠し芸大会でハリウッド映画を演じているのに似た安さ。
おフランスのお話なのに、おセンスにかけるというか・・・。
そこがアメリカというか・・・。
ストーリー自体は悪くない。
歴史上に残る一大スキャンダルなわけで、お勉強になる。
屋敷を取り戻すため、詐欺を働くジャンヌは哀れにすら思える。
しかしながら、骨太スワンク嬢とアントワネットに違和感を覚える。
あたしゃ「ベルばら」のほうが好きだわさ(笑)
『最゛新″絶叫計画』・・素敵よウッズ!
2003年4月22日 洋画コメディ・ラブストーリー2001年・米
監督/キーナン・アイボリー・ウェイアンズ
出演/アンナ・ファリス
============================================
超常現象を研究するオールドマン教授は、
不眠症研究と偽って、学生達を幽霊屋敷の調査に連れて行く。
案の定、屋敷では奇奇怪怪な出来事が起こり・・・
============================================
あはははは〜!
うひゃひゃひゃひゃ〜!
冒頭に前作『最終絶叫計画』のおさらいがあって、
当時はなんのパロか分からなかったものが
学習(笑)できる。
前作は『スクリーム』が下敷きであったが、
今回は『ヘルハウス』『ホーンティング』がベース。
DVDならチャプターリストでパロッた作品が分かる。
蛍風嬉しかったのは、背中の刺青の『ゾルタン★星人』のパロ。
『ゾルタン・・・』ってパクられるほど知名度がある作品だったのか(笑)
それからやっぱり『エクソシスト』のパロですな〜。
あのジェームズ・ウッズがあんなことしてくれるなんて!
蛍風の中でウッズさんは気になる役者の1人となりました(笑)
ホント、いろいろなパロが満載。
したがって前作同様、パロが分かるかどうかで面白さが違ってくる。
ビバヒルのトリ・スペリング嬢、キャスリーン・ロバートソン嬢も出演。
ティム・カリーの出演も嬉しい。
何よりもジェームズ・ウッズの新しい魅力を発見した作品(笑)
監督/キーナン・アイボリー・ウェイアンズ
出演/アンナ・ファリス
============================================
超常現象を研究するオールドマン教授は、
不眠症研究と偽って、学生達を幽霊屋敷の調査に連れて行く。
案の定、屋敷では奇奇怪怪な出来事が起こり・・・
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あはははは〜!
うひゃひゃひゃひゃ〜!
冒頭に前作『最終絶叫計画』のおさらいがあって、
当時はなんのパロか分からなかったものが
学習(笑)できる。
前作は『スクリーム』が下敷きであったが、
今回は『ヘルハウス』『ホーンティング』がベース。
DVDならチャプターリストでパロッた作品が分かる。
蛍風嬉しかったのは、背中の刺青の『ゾルタン★星人』のパロ。
『ゾルタン・・・』ってパクられるほど知名度がある作品だったのか(笑)
それからやっぱり『エクソシスト』のパロですな〜。
あのジェームズ・ウッズがあんなことしてくれるなんて!
蛍風の中でウッズさんは気になる役者の1人となりました(笑)
ホント、いろいろなパロが満載。
したがって前作同様、パロが分かるかどうかで面白さが違ってくる。
ビバヒルのトリ・スペリング嬢、キャスリーン・ロバートソン嬢も出演。
ティム・カリーの出演も嬉しい。
何よりもジェームズ・ウッズの新しい魅力を発見した作品(笑)
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『千年女優』・・前向きに恋心
2003年4月20日 アニメ・マンガ2001年・日
監督/今 敏
声優/荘司 美代子
小山 芙美
============================================
立花は映画会社・銀映の70周年記念として
当時一世を風靡した大女優・藤原千代子を取材する。
千代子は当時を振りかえり、誰にも話すことのなかった
当時の心情を告白する・・・
============================================
いろいろな映画祭で賞を受賞した作品らしい。
とにかく絵がきれい。
キャラも良い。
一世を風靡した大女優・藤原千代子の恋心を
彼女が出演した作品とリンクさせて語られる。
その展開は、アニメというより舞台を観ているようである。
一筋縄ではなく、「おゲージツ作品」といったテイストである。
千代子の一途な「思い」が、いじらしくもあり
また一方で哀れな感じもする。
そして最後には清々しい気持ちにすらなる。
子供向けの作品ではない。
愛とは?運命とは?生き様とは?
観終わったあと、フト自分の生き方について考えてしまう。
「千年女・・」といったら『千年女王』を思い浮かべる世代の蛍風(笑)でも、
千代子に比べれば、人生まだまだヒヨッコだと感じた作品。
監督/今 敏
声優/荘司 美代子
小山 芙美
============================================
立花は映画会社・銀映の70周年記念として
当時一世を風靡した大女優・藤原千代子を取材する。
千代子は当時を振りかえり、誰にも話すことのなかった
当時の心情を告白する・・・
============================================
いろいろな映画祭で賞を受賞した作品らしい。
とにかく絵がきれい。
キャラも良い。
一世を風靡した大女優・藤原千代子の恋心を
彼女が出演した作品とリンクさせて語られる。
その展開は、アニメというより舞台を観ているようである。
一筋縄ではなく、「おゲージツ作品」といったテイストである。
千代子の一途な「思い」が、いじらしくもあり
また一方で哀れな感じもする。
そして最後には清々しい気持ちにすらなる。
子供向けの作品ではない。
愛とは?運命とは?生き様とは?
観終わったあと、フト自分の生き方について考えてしまう。
「千年女・・」といったら『千年女王』を思い浮かべる世代の蛍風(笑)でも、
千代子に比べれば、人生まだまだヒヨッコだと感じた作品。
『モリー先生との火曜日』・・私はエスパー?(笑)
2003年4月18日 洋画ヒューマン・青春・スポーツ2000年・米
監督/ミッチ・アルボム
出演/ジャック・レモン
============================================
ミッチは人気スポーツライターとして
常に時間に追われる生活をしていた。
ある日偶然につけたTVに、大学時代の恩師モリー先生が。
モリーは難病のASLに侵されて、余命いくばくもないというのだ・・・
============================================
そういえば最近ヒューマンドラマ観てないな、ということで。
あら・・・?
あらあら・・・?
なんだか観たことある場面だわ。
この作品は今月リリースされたばかりのものなのに・・・。
勘違いかしらん?予知能力?私はエスパー?(笑)
観終わって、はっきりと分かりました。
蛍風は、この作品をNHKで以前観たことがありました。
ストーリーは、
常に時間に追われる生活をしているスポーツライターのミッチ。
愛する彼女にすら「〆切まであと3分。3分待ってくれ」と言う始末。
ある日、偶然TVで大学時代の恩師モリーのインタビューを目にする。
モリーは難病ASLに侵され、余命幾ばくもない。
卒業式でまた会いに来ますと約束してから16年。
1度も恩師を訪ねることのなかったミッチは
意を決して、モリーに会いに行く。
そして16年という歳月を感じさせないまま、
モリーの最後の授業が始まる。
死に向かうモリーの授業は「いかに生きるか」。
とても良いお話なんだけど、
「なんでこのシーン観たことあるんだろ?」と気になって
前半は集中できなかった。
しかし見た記憶があるにもかかわらず、
モリーとミッチの生き様にグイグイ引き込まれていったのは
この作品の持つ力であろう。
人は「時間がない」と理由をつけて
問題から逃げてしまってはいないだろうか?
忙しさの中で、本当に大切なものを見失っていることに
気づきもしない日々ではないだろうか?
メーカーによるとこの作品のウリは
「ジャック・レモンの遺作」という事らしいが、
「NHKで放送して大反響」ということを
ユーザーに告知しても良かったのでは?
いや・・ビデオ店としては、あまりそれをおおっぴらにすると
レンタルしてもらえないから困るんだけどね(笑)
蛍風、1ユーザーとしては、TVで観た作品をレンタルしてしまったのは
ちょっとショックだった。
分かっててレンタルするのと、そうじゃないのとでは
気持ちの問題がね・・・。
とはいえ、この作品、原作がベストセラーということで
ストーリーは感動的である。
そこに「死をむかえるモリー」と「ジャック・レモンの遺作」が重なって
より一層、奥深い作品となっている。
忙しい毎日を送っている時こそ、ふと立ち止まって
考えたい作品。
きっと心になにか響くものがあるはず・・・。
監督/ミッチ・アルボム
出演/ジャック・レモン
============================================
ミッチは人気スポーツライターとして
常に時間に追われる生活をしていた。
ある日偶然につけたTVに、大学時代の恩師モリー先生が。
モリーは難病のASLに侵されて、余命いくばくもないというのだ・・・
============================================
そういえば最近ヒューマンドラマ観てないな、ということで。
あら・・・?
あらあら・・・?
なんだか観たことある場面だわ。
この作品は今月リリースされたばかりのものなのに・・・。
勘違いかしらん?予知能力?私はエスパー?(笑)
観終わって、はっきりと分かりました。
蛍風は、この作品をNHKで以前観たことがありました。
ストーリーは、
常に時間に追われる生活をしているスポーツライターのミッチ。
愛する彼女にすら「〆切まであと3分。3分待ってくれ」と言う始末。
ある日、偶然TVで大学時代の恩師モリーのインタビューを目にする。
モリーは難病ASLに侵され、余命幾ばくもない。
卒業式でまた会いに来ますと約束してから16年。
1度も恩師を訪ねることのなかったミッチは
意を決して、モリーに会いに行く。
そして16年という歳月を感じさせないまま、
モリーの最後の授業が始まる。
死に向かうモリーの授業は「いかに生きるか」。
とても良いお話なんだけど、
「なんでこのシーン観たことあるんだろ?」と気になって
前半は集中できなかった。
しかし見た記憶があるにもかかわらず、
モリーとミッチの生き様にグイグイ引き込まれていったのは
この作品の持つ力であろう。
人は「時間がない」と理由をつけて
問題から逃げてしまってはいないだろうか?
忙しさの中で、本当に大切なものを見失っていることに
気づきもしない日々ではないだろうか?
メーカーによるとこの作品のウリは
「ジャック・レモンの遺作」という事らしいが、
「NHKで放送して大反響」ということを
ユーザーに告知しても良かったのでは?
いや・・ビデオ店としては、あまりそれをおおっぴらにすると
レンタルしてもらえないから困るんだけどね(笑)
蛍風、1ユーザーとしては、TVで観た作品をレンタルしてしまったのは
ちょっとショックだった。
分かっててレンタルするのと、そうじゃないのとでは
気持ちの問題がね・・・。
とはいえ、この作品、原作がベストセラーということで
ストーリーは感動的である。
そこに「死をむかえるモリー」と「ジャック・レモンの遺作」が重なって
より一層、奥深い作品となっている。
忙しい毎日を送っている時こそ、ふと立ち止まって
考えたい作品。
きっと心になにか響くものがあるはず・・・。
『風雲 ストームライダーズ』・・アツイぜ千葉ちゃん!
2003年4月16日 アジア1999年・香港
監督/アンドリュー・ラウ
出演/イーキン・チェン
アーロン・クォック
千葉 真一
============================================
覇権を狙う天下会のフォンファは、泥菩薩に
「風と雲を手に入れれば、人生の前半は無敵」と
予言された。
フォンファは、幼い風と雲を両親から引き離し、
弟子として育て上げる。
予言通り、フォンファは無敵となったが、
再び泥菩薩に告げられた人生の後半の運命は
風と雲によって破滅に導かれるというものだった・・・
============================================
す、すごいよ〜千葉ちゃん!!!
千葉ちゃんは、本作品で香港アカデミー賞を外国人として
初めて受賞したそうな。
(香港にもアカデミー賞あったのね・・・)
我等が千葉ちゃんは、悪役フォンファ。
泥菩薩に人生を占わせたところ
「風と雲を手に入れれば、人生の前半は無敵でしょう。
後半は今のところ分かりません」
(↑なんだそりゃ・・笑 )
己の栄光のため予言の子供・風フォンと雲・ワンを手に入れるため、
汚い手段を使って両親から引き離す。
そしてみっちりと拳法を仕込まれた彼等は、
やがてフォンファの後継者となる。
しかし泥菩薩に人生の後半の占いをさせたところ、
「人生の後半は風と雲によって、破滅の道を辿るでしょう」
千葉ちゃんじゃなくても、なんじゃそりゃ〜と
ショックをうけるお告げである(笑)
しかし千葉ちゃんは、めげることなく
そんならヤッちまえと、風と雲の前に立ちはだかる!
「マトリックスを凌ぐ映像」がキャッチコピーらしいが、
ホント、濃くてベタな感じが千葉ちゃんの迫力あるお顔とあいまって、
『マトリックス』よりツボにはまる。
『少林サッカー』の前の作品だが、
どちらかというと『マトリックス』より『少林サッカー』に
テイストが近いかな?
『少林・・』をもっと濃く劇画チックにした感じの映像。
ストーリーも、まさに香港映画っぽくてGOOD。
千葉ちゃんの際立った悪役がサイコーに笑え・・いや、燃える(笑)
アーロン・クォックが男前。
もちろんアクションも素晴らしい。
なんてったって千葉ちゃんはJACだもんね!
久しぶりに娯楽作品を観たって感じ。
満足しました。
監督/アンドリュー・ラウ
出演/イーキン・チェン
アーロン・クォック
千葉 真一
============================================
覇権を狙う天下会のフォンファは、泥菩薩に
「風と雲を手に入れれば、人生の前半は無敵」と
予言された。
フォンファは、幼い風と雲を両親から引き離し、
弟子として育て上げる。
予言通り、フォンファは無敵となったが、
再び泥菩薩に告げられた人生の後半の運命は
風と雲によって破滅に導かれるというものだった・・・
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す、すごいよ〜千葉ちゃん!!!
千葉ちゃんは、本作品で香港アカデミー賞を外国人として
初めて受賞したそうな。
(香港にもアカデミー賞あったのね・・・)
我等が千葉ちゃんは、悪役フォンファ。
泥菩薩に人生を占わせたところ
「風と雲を手に入れれば、人生の前半は無敵でしょう。
後半は今のところ分かりません」
(↑なんだそりゃ・・笑 )
己の栄光のため予言の子供・風フォンと雲・ワンを手に入れるため、
汚い手段を使って両親から引き離す。
そしてみっちりと拳法を仕込まれた彼等は、
やがてフォンファの後継者となる。
しかし泥菩薩に人生の後半の占いをさせたところ、
「人生の後半は風と雲によって、破滅の道を辿るでしょう」
千葉ちゃんじゃなくても、なんじゃそりゃ〜と
ショックをうけるお告げである(笑)
しかし千葉ちゃんは、めげることなく
そんならヤッちまえと、風と雲の前に立ちはだかる!
「マトリックスを凌ぐ映像」がキャッチコピーらしいが、
ホント、濃くてベタな感じが千葉ちゃんの迫力あるお顔とあいまって、
『マトリックス』よりツボにはまる。
『少林サッカー』の前の作品だが、
どちらかというと『マトリックス』より『少林サッカー』に
テイストが近いかな?
『少林・・』をもっと濃く劇画チックにした感じの映像。
ストーリーも、まさに香港映画っぽくてGOOD。
千葉ちゃんの際立った悪役がサイコーに笑え・・いや、燃える(笑)
アーロン・クォックが男前。
もちろんアクションも素晴らしい。
なんてったって千葉ちゃんはJACだもんね!
久しぶりに娯楽作品を観たって感じ。
満足しました。
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2001年・米
監督/ロバート・アルトマン
出演/マギー・スミス
ケリー・マクドナルド
============================================
1930年代のイギリスの郊外に建つゴスフォード・パーク。
ウィリアム卿主催のキジ狩りに集まった人々。
一見華やかな貴族社会だが、それは付き人やメイドがいなければ
自分では何一つできない人々だ。
そんなゴスフォード・パークでウィリアム卿が殺され
容疑者は、そこに集うすべての人々・・・・。
============================================
アルトマンらしく、少しひねった感じの作品。
そしてとにかく登場人物が多い。
しかも大御所達ばかり。
役柄的にマギー・スミスが目立つのは当然だが、
蛍風的には『モーリス』のジェームズ・ウィルビーが出てたのには
感慨深いものがあった。
久しぶりに観たぞ、ジェームズ!
「階上」で過ごす優雅なお貴族サマは、
食事やドレス、ゴシップがお楽しみ。
自分1人で水筒の蓋すら開けられなくても
それで貴族としての自尊心が保たれていれば、
満足な人々。
一方「階下」ではそんなお貴族さまに仕える付き人、メイド、従者も
「階上」の人々のゴシップが飛び交う。
「階上」にいる時は、主人に従い使用人として従順に振舞う彼等。
主人達の会話は聞こえないふりをする。
しかし「階下」に戻ると、
「誰それのドレスは安物だ」
「あの人は破産寸前らしい」と
活気に満ちたゴシップの嵐。
優雅だが、自己中心的な「階上」のお貴族サマ。
「階上」では仕事に徹すが「階下」では活気あふれるメイド達。
1つの画面の中に、様々な人生、生き方が映し出されている。
豪華できらびやかで優雅。
同時に虚しさ、喪失感、裏表。
キャスト、ストーリー、建物、時代背景、
すべてが組み合わせの妙。
雰囲気としてひねた感じがするが、
グランドホテル形式をとった感慨深い作品。
監督/ロバート・アルトマン
出演/マギー・スミス
ケリー・マクドナルド
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1930年代のイギリスの郊外に建つゴスフォード・パーク。
ウィリアム卿主催のキジ狩りに集まった人々。
一見華やかな貴族社会だが、それは付き人やメイドがいなければ
自分では何一つできない人々だ。
そんなゴスフォード・パークでウィリアム卿が殺され
容疑者は、そこに集うすべての人々・・・・。
============================================
アルトマンらしく、少しひねった感じの作品。
そしてとにかく登場人物が多い。
しかも大御所達ばかり。
役柄的にマギー・スミスが目立つのは当然だが、
蛍風的には『モーリス』のジェームズ・ウィルビーが出てたのには
感慨深いものがあった。
久しぶりに観たぞ、ジェームズ!
「階上」で過ごす優雅なお貴族サマは、
食事やドレス、ゴシップがお楽しみ。
自分1人で水筒の蓋すら開けられなくても
それで貴族としての自尊心が保たれていれば、
満足な人々。
一方「階下」ではそんなお貴族さまに仕える付き人、メイド、従者も
「階上」の人々のゴシップが飛び交う。
「階上」にいる時は、主人に従い使用人として従順に振舞う彼等。
主人達の会話は聞こえないふりをする。
しかし「階下」に戻ると、
「誰それのドレスは安物だ」
「あの人は破産寸前らしい」と
活気に満ちたゴシップの嵐。
優雅だが、自己中心的な「階上」のお貴族サマ。
「階上」では仕事に徹すが「階下」では活気あふれるメイド達。
1つの画面の中に、様々な人生、生き方が映し出されている。
豪華できらびやかで優雅。
同時に虚しさ、喪失感、裏表。
キャスト、ストーリー、建物、時代背景、
すべてが組み合わせの妙。
雰囲気としてひねた感じがするが、
グランドホテル形式をとった感慨深い作品。
『スティックメン』・・珍しいなぁ
2003年4月13日 洋画ヒューマン・青春・スポーツ2000年・ニュージーランド
監督/ハーミッシュ・ロスウェル
出演/ロビー・マガシヴァ
============================================
ジャック、ウェイン、トーマスの3人は
地元マフィアのボス・ダディ主催のビリヤード大会に出場する。
チーム名は「スティックメン」。
大金が動くこの大会で優勝を狙う彼等の前に
強敵が次々と立ちはだかる・・・
============================================
ニュージーランドの作品、題材がビリヤード。
どちらもあまりお目にかかることがない。
ビリヤードが題材の作品といえば『ハスラー』しか思いうかばないなぁ。
『ハスラー』は男くさい作品だったが、
本作品はそれよりもっとライトな青春モノといった感じである。
マフィアのボス・ダディ主催の大会ということで、
賞金も高額だし、その試合に賭けるお金の動きも大きい。
この作品で印象的なのは、「スティックメン」は名誉や賞金のためではなく
どちらかというと、ビリヤードが楽しく、自分の腕を試したい
そんな純粋さと、流れに身をまかせた感じ。
もちろん青春モノですから、そこに「女」も加わるけどね(笑)
裏社会の賭博ビリヤードが題材のわりには
おどろおどろしさがなく、どこかほのぼの。
「スティックメン」の3人はもちろんのこと
登場人物が個性的で憎めない。
派手さはないものの、のどかな雰囲気すら漂う青春モノ。
好印象。
監督/ハーミッシュ・ロスウェル
出演/ロビー・マガシヴァ
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ジャック、ウェイン、トーマスの3人は
地元マフィアのボス・ダディ主催のビリヤード大会に出場する。
チーム名は「スティックメン」。
大金が動くこの大会で優勝を狙う彼等の前に
強敵が次々と立ちはだかる・・・
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ニュージーランドの作品、題材がビリヤード。
どちらもあまりお目にかかることがない。
ビリヤードが題材の作品といえば『ハスラー』しか思いうかばないなぁ。
『ハスラー』は男くさい作品だったが、
本作品はそれよりもっとライトな青春モノといった感じである。
マフィアのボス・ダディ主催の大会ということで、
賞金も高額だし、その試合に賭けるお金の動きも大きい。
この作品で印象的なのは、「スティックメン」は名誉や賞金のためではなく
どちらかというと、ビリヤードが楽しく、自分の腕を試したい
そんな純粋さと、流れに身をまかせた感じ。
もちろん青春モノですから、そこに「女」も加わるけどね(笑)
裏社会の賭博ビリヤードが題材のわりには
おどろおどろしさがなく、どこかほのぼの。
「スティックメン」の3人はもちろんのこと
登場人物が個性的で憎めない。
派手さはないものの、のどかな雰囲気すら漂う青春モノ。
好印象。
『ロード・トゥ・パーディション』・・俺の仕事はこれ1本
2003年4月11日 洋画アクション2002年・米
監督/サム・メンデス
出演/トム・ハンクス
============================================
1931年の冬。
マイケルは父親の仕事が普通の仕事ではないと
うすうす感じていた。
ある晩、父親の車に忍びこんだマイケルは
殺人の現場を目撃してしまい・・・
============================================
父親マイケル・サリヴァンにトム・ハンクス。
マフィアのボスにポール・ニューマン。
サリヴァンを狙う殺し屋にジュード・ロウ。
マイケルの長男、マイケルJrは
父親の仕事がまっとうではないことをうすうす感じていて
ある晩「仕事」の向かう父の車に忍びみ、
殺人の現場を目撃してしまう。
これが、そもそものコトの始まり。
口封じのため、妻と次男を殺されたとーちゃんマイケルは、
子マイケルを連れて、妻の姉妹の住むパーディションへと向かう。
パーディションとは地獄の意味もあるらしい。
とーちゃんマイケルは、シカゴでニッティ親分に
「再就職」を乞うが、すでにそこにも手が回っていた。
うーん・・・
悪くはない作品だと思うけど、
別にハンクスや、ニューマン、ジュード・ロウ様でなくても
良かったような・・・。
夜、父親の車に忍びこんで、殺人を目撃してしまう子マイケル。
子供は早く寝ましょうという啓蒙映画か?(笑)
とーちゃんマイケルを息子同然に思っていたが
出来の悪い自分の息子コナーを守るために
とーちゃんマイケルの殺しを命じるルーニー親分。
バカな子ほどかわいいってやつか?
コナーは子マイケルが、自分のことを警察にバラすのではないかと恐れ、
間違って弟のピーターを殺してしまう。
器が小さいうえに、せっかちさん。
とーちゃんマイケルは、再就職先に選んだのが
またまたマフィア。
性根入れ替えて、カタギの仕事に就けばいいのに。
俺の仕事はこれ1本ってか?
おまけに妻子2人の復讐をするために
2人どころか大勢殺しまくっちゃうし。
子マイケルには銀行強盗の手伝いまでさせてるし。
ジュード・ロウ様の見せ場が少なく、かつ美しくなかったのが
蛍風には1番の残念。お目当てだったのに・・・。
美しい映像
のどかな時代の閉鎖的な社会
逃避行で結ばれる、父と息子の絆
悪くはない。
悪くはない作品だが、やはり別に3大スターを使って撮らなくても
いい程度の話なのでは?
結局のところ、あまり蛍風の好みではない作品。
でも、悪くはないけどね(笑)
監督/サム・メンデス
出演/トム・ハンクス
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1931年の冬。
マイケルは父親の仕事が普通の仕事ではないと
うすうす感じていた。
ある晩、父親の車に忍びこんだマイケルは
殺人の現場を目撃してしまい・・・
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父親マイケル・サリヴァンにトム・ハンクス。
マフィアのボスにポール・ニューマン。
サリヴァンを狙う殺し屋にジュード・ロウ。
マイケルの長男、マイケルJrは
父親の仕事がまっとうではないことをうすうす感じていて
ある晩「仕事」の向かう父の車に忍びみ、
殺人の現場を目撃してしまう。
これが、そもそものコトの始まり。
口封じのため、妻と次男を殺されたとーちゃんマイケルは、
子マイケルを連れて、妻の姉妹の住むパーディションへと向かう。
パーディションとは地獄の意味もあるらしい。
とーちゃんマイケルは、シカゴでニッティ親分に
「再就職」を乞うが、すでにそこにも手が回っていた。
うーん・・・
悪くはない作品だと思うけど、
別にハンクスや、ニューマン、ジュード・ロウ様でなくても
良かったような・・・。
夜、父親の車に忍びこんで、殺人を目撃してしまう子マイケル。
子供は早く寝ましょうという啓蒙映画か?(笑)
とーちゃんマイケルを息子同然に思っていたが
出来の悪い自分の息子コナーを守るために
とーちゃんマイケルの殺しを命じるルーニー親分。
バカな子ほどかわいいってやつか?
コナーは子マイケルが、自分のことを警察にバラすのではないかと恐れ、
間違って弟のピーターを殺してしまう。
器が小さいうえに、せっかちさん。
とーちゃんマイケルは、再就職先に選んだのが
またまたマフィア。
性根入れ替えて、カタギの仕事に就けばいいのに。
俺の仕事はこれ1本ってか?
おまけに妻子2人の復讐をするために
2人どころか大勢殺しまくっちゃうし。
子マイケルには銀行強盗の手伝いまでさせてるし。
ジュード・ロウ様の見せ場が少なく、かつ美しくなかったのが
蛍風には1番の残念。お目当てだったのに・・・。
美しい映像
のどかな時代の閉鎖的な社会
逃避行で結ばれる、父と息子の絆
悪くはない。
悪くはない作品だが、やはり別に3大スターを使って撮らなくても
いい程度の話なのでは?
結局のところ、あまり蛍風の好みではない作品。
でも、悪くはないけどね(笑)
『まぼろしの市街戦』・・正気と狂気
2003年4月9日 洋画コメディ・ラブストーリー1967年・仏
監督/フィリップ・ド・ブロカ
出演/アラン・ベイツ
============================================
第一次世界大戦末期の北フランスの寒村。
ドイツ軍が町に爆弾をしかけたため、住人とドイツ軍は
町から去ってしまった。
イギリス軍は通信兵プランピックを偵察に送りこむが
町は精神病院を抜け出した患者たちでいっぱいだった・・・
============================================
町を偵察する任務をうけたプランピック。
彼は伝書鳩の世話をする通信兵なのだが、
フランス語を話せるというだけで、この任務に選ばれてしまう。
町でドイツ軍から逃げ込んだ場所が、精神病院。
そこで彼は、患者に「ハートの王」と名乗り、
患者のふりをして、ドイツ軍から逃げ延びる。
町に戻ると、さっき会った患者たちが、
思い思いの職業に扮し、プランピックは王として祭上げられてしまう。
それでもなんとか爆弾から町を救おうとする
プランピックなのだが・・・。
これはユーモアにあふれ、それでいて哀しく、
戦争の愚かさを痛烈に風刺している作品。
町の住人がいなくなったのをいいことに
患者達は自分の妄想通りに、貴族になったり聖職者になったり。
子供の「ごっこ遊び」遊びをするのだ。
無人のはずの町は、活気にあふれ、
存在しないはずの住人達の「まぼろしの町」となる。
必死でドイツ軍から逃れ、爆弾のありかを探るブランピック。
彼の努力で町は危機から救われる。
しかし・・・。
患者達は、つかの間の「ごっこ遊び」を楽しんだあと、
病院へと戻る。
「楽しかったね〜」と。
ラストは衝撃的である。
プランピックは、隊に戻らずに
服を脱ぎ捨て、自ら病院へと向かう。
手には相棒である鳩をいれた鳥かご1つ持って。
彼は愚かな戦争をする軍よりも
病院の患者達のほうが、マトモだと思ったのだ。
正気だと思っていたものが、実はそれこそが狂気だったのだ。
コメディの形をとりながら、戦争の愚かさを痛烈に批判。
名作の名に値する、すばらしい作品。
監督/フィリップ・ド・ブロカ
出演/アラン・ベイツ
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第一次世界大戦末期の北フランスの寒村。
ドイツ軍が町に爆弾をしかけたため、住人とドイツ軍は
町から去ってしまった。
イギリス軍は通信兵プランピックを偵察に送りこむが
町は精神病院を抜け出した患者たちでいっぱいだった・・・
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町を偵察する任務をうけたプランピック。
彼は伝書鳩の世話をする通信兵なのだが、
フランス語を話せるというだけで、この任務に選ばれてしまう。
町でドイツ軍から逃げ込んだ場所が、精神病院。
そこで彼は、患者に「ハートの王」と名乗り、
患者のふりをして、ドイツ軍から逃げ延びる。
町に戻ると、さっき会った患者たちが、
思い思いの職業に扮し、プランピックは王として祭上げられてしまう。
それでもなんとか爆弾から町を救おうとする
プランピックなのだが・・・。
これはユーモアにあふれ、それでいて哀しく、
戦争の愚かさを痛烈に風刺している作品。
町の住人がいなくなったのをいいことに
患者達は自分の妄想通りに、貴族になったり聖職者になったり。
子供の「ごっこ遊び」遊びをするのだ。
無人のはずの町は、活気にあふれ、
存在しないはずの住人達の「まぼろしの町」となる。
必死でドイツ軍から逃れ、爆弾のありかを探るブランピック。
彼の努力で町は危機から救われる。
しかし・・・。
患者達は、つかの間の「ごっこ遊び」を楽しんだあと、
病院へと戻る。
「楽しかったね〜」と。
ラストは衝撃的である。
プランピックは、隊に戻らずに
服を脱ぎ捨て、自ら病院へと向かう。
手には相棒である鳩をいれた鳥かご1つ持って。
彼は愚かな戦争をする軍よりも
病院の患者達のほうが、マトモだと思ったのだ。
正気だと思っていたものが、実はそれこそが狂気だったのだ。
コメディの形をとりながら、戦争の愚かさを痛烈に批判。
名作の名に値する、すばらしい作品。
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