2004年・米
監督/スティーヴン・ソマーズ
出演/ヒュー・ジャックマン
======================
モンスターハンターのヴァン・ヘルシングは
バチカンの命令でドラキュラ伯爵と対決することに・・・
=================================
ドラキュラ、狼男、ジキル&ハイド、フランケンシュタイン・・・
「ヤッホ〜、モンスター大集合〜!」ってな感じ・・・(笑)
東宝でいえば
「ゴジラ、モスラ、キングギドラみ〜んな出てるよ!」
そういうノリなのかもしれない(笑)
VFXを駆使した映像は美しいし、素晴らしい。
ドラキュラの花嫁たちのセクシーで毒のある美しさも良い。
そんな美女が一瞬にして怪物顔に変身。
いや〜、これはスゴイね・・・。
ドラキュラ伯爵役のリチャード・ロクスバーグ。
頑張ってはいるけど、ルックス的に少々骨太で
蛍風のイメージするセクシーむんむんドラキュラとは
ちょっと違って残念(笑)
その代わり、ヘルシング役のヒュー・ジャックマン。
彼の発する男くさいセクシーな魅力ときたら・・・
『ニューヨークの恋人』では貴公子ぶりを発揮したジャックマンさん。
本作品ではそれとは対称的なワイルドでアウトローな魅力が!
この人、二枚目ですな・・・。
エレガントでもワイルドでも
魅力的に演じることができる二枚目役者は少ないのでは?
映像が美しく、ヒュー・ジャックマンも魅力的。
しかしストーリーに厚みがなく、終わってみると
VFXとヒュー・ジャックマンしか印象に残らなかった作品
監督/スティーヴン・ソマーズ
出演/ヒュー・ジャックマン
======================
モンスターハンターのヴァン・ヘルシングは
バチカンの命令でドラキュラ伯爵と対決することに・・・
=================================
ドラキュラ、狼男、ジキル&ハイド、フランケンシュタイン・・・
「ヤッホ〜、モンスター大集合〜!」ってな感じ・・・(笑)
東宝でいえば
「ゴジラ、モスラ、キングギドラみ〜んな出てるよ!」
そういうノリなのかもしれない(笑)
VFXを駆使した映像は美しいし、素晴らしい。
ドラキュラの花嫁たちのセクシーで毒のある美しさも良い。
そんな美女が一瞬にして怪物顔に変身。
いや〜、これはスゴイね・・・。
ドラキュラ伯爵役のリチャード・ロクスバーグ。
頑張ってはいるけど、ルックス的に少々骨太で
蛍風のイメージするセクシーむんむんドラキュラとは
ちょっと違って残念(笑)
その代わり、ヘルシング役のヒュー・ジャックマン。
彼の発する男くさいセクシーな魅力ときたら・・・
『ニューヨークの恋人』では貴公子ぶりを発揮したジャックマンさん。
本作品ではそれとは対称的なワイルドでアウトローな魅力が!
この人、二枚目ですな・・・。
エレガントでもワイルドでも
魅力的に演じることができる二枚目役者は少ないのでは?
映像が美しく、ヒュー・ジャックマンも魅力的。
しかしストーリーに厚みがなく、終わってみると
VFXとヒュー・ジャックマンしか印象に残らなかった作品
2004年・米
監督/サム・ライミ
出演/トビー・マグワイア
======================
スパイダーマンとして街を守るピーター。
表の顔は大学に通いながら
新聞社でカメラマンのバイトをする。
しかし、スパイダーマンとして活躍すればするほど
勉強はおろそかになり、いつも遅刻ばかり・・・。
複雑な生活に悩んだ彼は
スパイダーマンをやめることを決意するのだが・・・
================================
金に悩み、恋に悩み、学業に悩み、人間関係に悩み・・・
悩みだらけのピーター君。
それもこれもこっちの都合なんかおかまいなしに
事件・事故が起きてスパイダーマンにならなきゃいけないからだ。
それならいっそのことスパイダーマンなんかやめちゃおうっと・・・
そんな本作品は
単なる「ヒーロー」というより
「青春」モノともいえる仕上がり
続編ということで余裕もあるのか
クスクスッとした笑いも含まれている。
1番笑ったのが、
糸がでなくてエレベーターで下に降りるハメになったシーン。
エレベーターに乗り合わせた人から
「それ、かっこいいね・・・」
「自分で作ったんだ・・ちょっとチクチクするけど・・・」
あのなんとも言えない気まずい絶妙の雰囲気!
さすがサム・ライミだ!(笑)
笑いあり、青春の悩みあり。
なかなか面白かった作品。
ところで主演のトビー君
マグワイア?マガイア?マクワイア?
日本語表記を統一して欲しいなぁ・・・。
監督/サム・ライミ
出演/トビー・マグワイア
======================
スパイダーマンとして街を守るピーター。
表の顔は大学に通いながら
新聞社でカメラマンのバイトをする。
しかし、スパイダーマンとして活躍すればするほど
勉強はおろそかになり、いつも遅刻ばかり・・・。
複雑な生活に悩んだ彼は
スパイダーマンをやめることを決意するのだが・・・
================================
金に悩み、恋に悩み、学業に悩み、人間関係に悩み・・・
悩みだらけのピーター君。
それもこれもこっちの都合なんかおかまいなしに
事件・事故が起きてスパイダーマンにならなきゃいけないからだ。
それならいっそのことスパイダーマンなんかやめちゃおうっと・・・
そんな本作品は
単なる「ヒーロー」というより
「青春」モノともいえる仕上がり
続編ということで余裕もあるのか
クスクスッとした笑いも含まれている。
1番笑ったのが、
糸がでなくてエレベーターで下に降りるハメになったシーン。
エレベーターに乗り合わせた人から
「それ、かっこいいね・・・」
「自分で作ったんだ・・ちょっとチクチクするけど・・・」
あのなんとも言えない気まずい絶妙の雰囲気!
さすがサム・ライミだ!(笑)
笑いあり、青春の悩みあり。
なかなか面白かった作品。
ところで主演のトビー君
マグワイア?マガイア?マクワイア?
日本語表記を統一して欲しいなぁ・・・。
『二重誘拐』・・演技合戦の大人のドラマ
2004年12月15日 洋画サスペンス・ミステリー・ホラー・SF2004年・米
監督/ピーター・ジャン・ブレッジ
出演/ロバート・レッドフォード
======================
ウェイン・ヘイズはレンタカー業界で成功していた。
ある日、ウェインは家の前で
アーノルドという男に誘拐されてしまい・・・
===========================
あらあら、画像が無いのね、残念。
実際にオランダであった事件をモチーフに描かれた作品。
ウェイン役にレッドフォード様
誘拐犯アーノルド役にウィレム・デフォー
ウェインの妻アイリーン役にヘレン・ミレン
いや、もうこの顔ぶれを見ただけで
その辺のうわっついただけの作品ではないことが分かる。
誘拐された男
誘拐した男
誘拐された夫を心配する妻
この3人の思惑とかけひき。
サスペンスでありながら、
夫婦の深い愛情と絆が根底にある。
それは「好き好き〜♪」なんて甘っちょろいものではない。
誘拐モノだが、犯人の心のゆがみと
周到に練った計画と感覚まかせの実行は
現代社会の心の闇を見るようで、シリアスドラマともいえる。
単なる犯罪モノあるいはサスペンスという単純な枠に納まらず
重く深いものが横たわるのは
演技合戦の様相を呈したキャスト達の実力のたまものであろう。
スカッとするものでもない
ハラハラドキドキでもない
渋く重く深い大人の作品
それにしてもレッドフォード様も歳をとったなぁ〜・・・・
それでも素敵なんだけどネ(笑)
監督/ピーター・ジャン・ブレッジ
出演/ロバート・レッドフォード
======================
ウェイン・ヘイズはレンタカー業界で成功していた。
ある日、ウェインは家の前で
アーノルドという男に誘拐されてしまい・・・
===========================
あらあら、画像が無いのね、残念。
実際にオランダであった事件をモチーフに描かれた作品。
ウェイン役にレッドフォード様
誘拐犯アーノルド役にウィレム・デフォー
ウェインの妻アイリーン役にヘレン・ミレン
いや、もうこの顔ぶれを見ただけで
その辺のうわっついただけの作品ではないことが分かる。
誘拐された男
誘拐した男
誘拐された夫を心配する妻
この3人の思惑とかけひき。
サスペンスでありながら、
夫婦の深い愛情と絆が根底にある。
それは「好き好き〜♪」なんて甘っちょろいものではない。
誘拐モノだが、犯人の心のゆがみと
周到に練った計画と感覚まかせの実行は
現代社会の心の闇を見るようで、シリアスドラマともいえる。
単なる犯罪モノあるいはサスペンスという単純な枠に納まらず
重く深いものが横たわるのは
演技合戦の様相を呈したキャスト達の実力のたまものであろう。
スカッとするものでもない
ハラハラドキドキでもない
渋く重く深い大人の作品
それにしてもレッドフォード様も歳をとったなぁ〜・・・・
それでも素敵なんだけどネ(笑)
『サンダーバード』・・サンダーバードと自衛隊
2004年11月25日 洋画サスペンス・ミステリー・ホラー・SF
2004年・米
監督/ジョナサン・フレイクス
出演/ビル・プルマン
アンソニー・エドワーズ
======================
元宇宙飛行士で大富豪の
ジェフ・トレイシーは息子達とともに
サンダーバード号を駆使し「国際救助隊」として
世界中で人命救助を行なっていた。
しかし、ある日秘密基地が何者かに乗っ取られ・・・
=================================
♪さんだぁぁ〜ぶぁ〜どぉぉぉ〜
おお懐かしいぞ〜!
しかし、今頃こんなものリメイクして誰が観るんだ???
な〜んて、思っていたにも関わらず、やっぱり観てしまった(笑)
あら・・・?
でも・・・?
まだ正式隊員に認められていない末っ子のアラン。
父や兄達の活躍をTVで見るにつけ、
自分の早く活躍したいと思う毎日。
しかしそんなアランとは対称的に
父のジェフは、いつまでたっても子供扱い。
そんな時、何者かの策略で、父と兄達は宇宙へとおびき出され
その間に秘密基地は乗っ取られてしまう。
この悪者フッド役にベン・キングスレー。
爬虫類のような眼力で超能力を使って
サンダーバードを奪ってしまう。
目的は銀行強盗、そしてサンダーバードにぬれ衣をきせること!
あらあら、超能力持っていて、
世界規模で活躍するサンダーバードを乗っ取ってすることは
そんなちんまい事なのか?(笑)
1番気になったのは
レディ・ペネロープの吹き替えが黒柳徹子じゃなかったこと!
えぇ〜っ!やっぱペネロープは黒柳徹子じゃないと・・・。
まぁ、ソフィア・マイルズの声を黒柳徹子ってのも
イメージじゃないけど・・・。
オリジナルの雰囲気を残したレトロちっくな各サンダーバード。
オリジナルを懐かしい雰囲気を残してリメイクするんだったら
キャストも
当時の人形のような動きの演技をしたらどうだろう?
体カクカクカク〜、お口パクパクパク〜っと
ビル・パクストンが当時の人形の動きを忠実に再現!
これだったら、ものすご〜く観たいぞ!(笑)
よくよく考えるとサンダーバードのやっていることって
「災害からの人命救助、国際貢献」
自衛隊のやってることと同じだ。
それでサンダーバードは世界中でヒーロー扱い。
いっそのこと自衛隊も
サンライズとかタツノコプロとかに頼んで
純国産のメカでも作れば、
世界中の人気者になるんじゃないか?(笑)
末っ子アランが一人前になる過程を描いた本作品。
続編の意欲が伺えるが、
サンダーバードの活躍しないサンダーバードという
なんとも不思議な作品に仕上がっている。
往年のファンというよりは完全にファミリー向けの作品。
監督/ジョナサン・フレイクス
出演/ビル・プルマン
アンソニー・エドワーズ
======================
元宇宙飛行士で大富豪の
ジェフ・トレイシーは息子達とともに
サンダーバード号を駆使し「国際救助隊」として
世界中で人命救助を行なっていた。
しかし、ある日秘密基地が何者かに乗っ取られ・・・
=================================
♪さんだぁぁ〜ぶぁ〜どぉぉぉ〜
おお懐かしいぞ〜!
しかし、今頃こんなものリメイクして誰が観るんだ???
な〜んて、思っていたにも関わらず、やっぱり観てしまった(笑)
あら・・・?
でも・・・?
まだ正式隊員に認められていない末っ子のアラン。
父や兄達の活躍をTVで見るにつけ、
自分の早く活躍したいと思う毎日。
しかしそんなアランとは対称的に
父のジェフは、いつまでたっても子供扱い。
そんな時、何者かの策略で、父と兄達は宇宙へとおびき出され
その間に秘密基地は乗っ取られてしまう。
この悪者フッド役にベン・キングスレー。
爬虫類のような眼力で超能力を使って
サンダーバードを奪ってしまう。
目的は銀行強盗、そしてサンダーバードにぬれ衣をきせること!
あらあら、超能力持っていて、
世界規模で活躍するサンダーバードを乗っ取ってすることは
そんなちんまい事なのか?(笑)
1番気になったのは
レディ・ペネロープの吹き替えが黒柳徹子じゃなかったこと!
えぇ〜っ!やっぱペネロープは黒柳徹子じゃないと・・・。
まぁ、ソフィア・マイルズの声を黒柳徹子ってのも
イメージじゃないけど・・・。
オリジナルの雰囲気を残したレトロちっくな各サンダーバード。
オリジナルを懐かしい雰囲気を残してリメイクするんだったら
キャストも
当時の人形のような動きの演技をしたらどうだろう?
体カクカクカク〜、お口パクパクパク〜っと
ビル・パクストンが当時の人形の動きを忠実に再現!
これだったら、ものすご〜く観たいぞ!(笑)
よくよく考えるとサンダーバードのやっていることって
「災害からの人命救助、国際貢献」
自衛隊のやってることと同じだ。
それでサンダーバードは世界中でヒーロー扱い。
いっそのこと自衛隊も
サンライズとかタツノコプロとかに頼んで
純国産のメカでも作れば、
世界中の人気者になるんじゃないか?(笑)
末っ子アランが一人前になる過程を描いた本作品。
続編の意欲が伺えるが、
サンダーバードの活躍しないサンダーバードという
なんとも不思議な作品に仕上がっている。
往年のファンというよりは完全にファミリー向けの作品。
『ダークネス』・・で、どうよ?
2004年11月7日 洋画サスペンス・ミステリー・ホラー・SF
2002年・スペイン
監督/ジャウマ・バラゲロ
出演/アンナ・パキン
======================
神経症を患った父の療養のために
レジーナ達家族は、
祖父が暮すスペインの郊外に引越してきた。
その頃から弟ポールは、なぜか暗闇を怖がり
奇妙な絵を描きはじめるのだった・・・
=================================
レジーナ役にアンナ・パキン
母メアリーはレナ・オリン
その他イアン・グレンやらジャン・カルロ・ジャンニーニが出演。
実力派豪華キャストで綴られる本作品は、
サスペンスにオカルト要素を加え、
不条理な世界を描いている。
ん〜・・・だけどね・・・。
子供が暗闇を怖がる
家にまつわる悲惨な事件
宗教にオカルト
含まれている要素がすべてありきたりなものばかり。
特に目新しさも無ければ恐怖にキャ〜ッと身震いすることもない
それでいて、なんとなく「まとまって」いるような印象を受けるのは
実力派俳優が揃ったせいだろう。
得にジャン・カルロ・ジャンニーニの存在感ときたら!
B級っぽいのに、不思議にも格調高く感じる部分もあるのは
やはりキャストのせいかしらん?
しかし、観終わったあとに残る感情は
「で、どうよ?」なのである(笑)
ツッコミをいれるのをためらわせる実力派キャストの共演。
しかし、蛍風の感想はやっぱり「で、どうよ」でしかない作品。
監督/ジャウマ・バラゲロ
出演/アンナ・パキン
======================
神経症を患った父の療養のために
レジーナ達家族は、
祖父が暮すスペインの郊外に引越してきた。
その頃から弟ポールは、なぜか暗闇を怖がり
奇妙な絵を描きはじめるのだった・・・
=================================
レジーナ役にアンナ・パキン
母メアリーはレナ・オリン
その他イアン・グレンやらジャン・カルロ・ジャンニーニが出演。
実力派豪華キャストで綴られる本作品は、
サスペンスにオカルト要素を加え、
不条理な世界を描いている。
ん〜・・・だけどね・・・。
子供が暗闇を怖がる
家にまつわる悲惨な事件
宗教にオカルト
含まれている要素がすべてありきたりなものばかり。
特に目新しさも無ければ恐怖にキャ〜ッと身震いすることもない
それでいて、なんとなく「まとまって」いるような印象を受けるのは
実力派俳優が揃ったせいだろう。
得にジャン・カルロ・ジャンニーニの存在感ときたら!
B級っぽいのに、不思議にも格調高く感じる部分もあるのは
やはりキャストのせいかしらん?
しかし、観終わったあとに残る感情は
「で、どうよ?」なのである(笑)
ツッコミをいれるのをためらわせる実力派キャストの共演。
しかし、蛍風の感想はやっぱり「で、どうよ」でしかない作品。
2003年・米
監督/ヴィクター・サルヴァ
出演/レイ・ワイズ
======================
23年ごとに目覚め23日間
人々を喰らいまくる怪物。
試合帰りの高校バスケチームが乗ったバスが
今回の獲物だった・・・
================================
『ジーパーズ・クリーパーズ』の続編。
前作同様、これといった感想も持てない作品。
前作では警告するだけで何も役にたたなかった霊能力者の代わりに
今回は殺された被害者の夢をみた女子高性が
恐怖の謎は「怪物」だと、同乗しているみんなに教える。
まぁ、そんなワケで、彼女の活躍など初めから期待するはずもない。
で、やっぱり活躍しない彼女(笑)
その代わりといっちゃなんだが、子供を怪物に襲われた父親が
手製の強力なモリみたいなので、
うりゃうりゃ〜と怪物を刺しまくる。
決着がつかぬままに、夜が明け、再び眠りについた怪物を、
金を取って見世物にしたたくましき親父のお話。
おぉこれぞ田舎の見世物小屋、秘宝館的感覚なんだろうか?(笑)
驚きもなく「ふ〜ん」ってな作品。
とはいえ、前作同様に怪物役はジョナサン・ブレック!
なかなかイイ男なのよね〜、彼。
今回も「あの怪物の下には素敵なお顔が〜」と
想像して楽しんだ蛍風(笑)
なかなかの二枚目なのに、怪物役を続けるとは・・・
そういう路線でいくのか?ちょっと心配になる役者。
続編だが前作を観ていなくても分かる内容。
怪物の素顔を想像して楽しんだだけの作品。
監督/ヴィクター・サルヴァ
出演/レイ・ワイズ
======================
23年ごとに目覚め23日間
人々を喰らいまくる怪物。
試合帰りの高校バスケチームが乗ったバスが
今回の獲物だった・・・
================================
『ジーパーズ・クリーパーズ』の続編。
前作同様、これといった感想も持てない作品。
前作では警告するだけで何も役にたたなかった霊能力者の代わりに
今回は殺された被害者の夢をみた女子高性が
恐怖の謎は「怪物」だと、同乗しているみんなに教える。
まぁ、そんなワケで、彼女の活躍など初めから期待するはずもない。
で、やっぱり活躍しない彼女(笑)
その代わりといっちゃなんだが、子供を怪物に襲われた父親が
手製の強力なモリみたいなので、
うりゃうりゃ〜と怪物を刺しまくる。
決着がつかぬままに、夜が明け、再び眠りについた怪物を、
金を取って見世物にしたたくましき親父のお話。
おぉこれぞ田舎の見世物小屋、秘宝館的感覚なんだろうか?(笑)
驚きもなく「ふ〜ん」ってな作品。
とはいえ、前作同様に怪物役はジョナサン・ブレック!
なかなかイイ男なのよね〜、彼。
今回も「あの怪物の下には素敵なお顔が〜」と
想像して楽しんだ蛍風(笑)
なかなかの二枚目なのに、怪物役を続けるとは・・・
そういう路線でいくのか?ちょっと心配になる役者。
続編だが前作を観ていなくても分かる内容。
怪物の素顔を想像して楽しんだだけの作品。
『華麗なる相続人』・・お品がよろしくて
2004年10月5日 洋画サスペンス・ミステリー・ホラー・SF
1979年・米
監督/テレンス・ヤング
出演/オードリー・ヘップバーン
==============================
世界的に有名な製薬会社の社長が雪山で事故死し、
娘のエリザベスが跡を継ぐことになった。
しかし父親は事故死ではなく、何者かに殺害されたと知る。
株を換金したいと思っている株主である一族の中に
犯人がいるらしいのだが・・・
==============================
シドニー・シェルダン原作。
オードリー・ヘップバーン
オマー・シャリフ
ベン・ギャザラ
ロミー・シュナイダーといった各国のスター出演。
ヨーロッパの美しいロケ。
オードリーのジパンシーの衣装。
ん〜・・・
残念ながらそれだけのような・・・。
シェルダン原作ということで
内容的にも期待していたのだが、
「あら、そうなの」って感じのラスト。
ハラハラ・ドキドキ感は薄い。
お金持ちの一族のおハナシ。
オードリー主演。
各国スター共演。
美しいヨーロッパの風景。
そんなワケでサスペンスなのだが、ストーリー展開も含め
あまりにも、お品良くまとまりすぎた作品
監督/テレンス・ヤング
出演/オードリー・ヘップバーン
==============================
世界的に有名な製薬会社の社長が雪山で事故死し、
娘のエリザベスが跡を継ぐことになった。
しかし父親は事故死ではなく、何者かに殺害されたと知る。
株を換金したいと思っている株主である一族の中に
犯人がいるらしいのだが・・・
==============================
シドニー・シェルダン原作。
オードリー・ヘップバーン
オマー・シャリフ
ベン・ギャザラ
ロミー・シュナイダーといった各国のスター出演。
ヨーロッパの美しいロケ。
オードリーのジパンシーの衣装。
ん〜・・・
残念ながらそれだけのような・・・。
シェルダン原作ということで
内容的にも期待していたのだが、
「あら、そうなの」って感じのラスト。
ハラハラ・ドキドキ感は薄い。
お金持ちの一族のおハナシ。
オードリー主演。
各国スター共演。
美しいヨーロッパの風景。
そんなワケでサスペンスなのだが、ストーリー展開も含め
あまりにも、お品良くまとまりすぎた作品
『ゴシカ 』・・ペネロペちゃんに脱帽
2004年9月23日 洋画サスペンス・ミステリー・ホラー・SF
2003年・米
監督/マシュー・カソヴィッツ
出演/ハル・ベリー
======================
女子刑務所の精神科病棟に
勤務する女医ミランダ。
ある雨の夜、自動車で帰宅途中、
少女をひきそうになる。
そして気がつくと、ミランダは夫殺しの罪で
刑務所内の精神科病棟に隔離されていた・・・
================================
優秀な精神科医のミランダ。
仕事も家庭も順調な彼女。
しかしある朝、目覚めた彼女は
自分が勤めていた刑務所の精神科病棟に隔離され、
しかも夫殺しの容疑者だと知らされる・・・。
理性的で有能な精神科医が
突然、身に覚えのない罪で犯人&病人扱いされる。
有能な精神科医が、今度は異常者として扱われる屈辱。
今まで信頼してきた仲間に、自分のことを理解されない孤独。
身に覚えのない罪の容疑のパニック。
そして「何者か」に運命を操られる恐怖。
このミランダ役にハル・ベリー。
髪を振り乱して謎に立ち向かう意志の強さを表現して好演している。
しかし、個人的にはクロエ役のペネロペ・クルスに脱帽!
ミランダの診察を受けるシーンの荒んだ表情。
これ、ホントにペネロペちゃん??と思うほどの凄まじい形相。
そしてミランダとの和解(?)シーンでみせる
悟りをひらいたような清々しい表情と、
「次はあんたよ」と言い放つ、含みのある微笑。
いや〜、ペネロペちゃんってこんなに良い女優だったんだ!
そりゃ確かにハル・ベリーは美しい。
しかしそれ以上に見事な黒髪のペネロペちゃんは
びゅ〜てほぉ〜だ!(笑)
ロバト・ダウニーJr.が出演しているものの
「え?それだけ?」という役回り。
何かやらかしてくれそう、と期待していただけにちょっと残念。
本作品、ホラーかと思っていたが、サスペンスである。
ホラー要素は事件の鍵とはなっているもののエッセンス程度。
薄暗い画面の連続で、集中してみられたのは
キャスト・スタッフの力量であろうが、
終わってみれば、ペネロペちゃんだけが印象的だった作品。
監督/マシュー・カソヴィッツ
出演/ハル・ベリー
======================
女子刑務所の精神科病棟に
勤務する女医ミランダ。
ある雨の夜、自動車で帰宅途中、
少女をひきそうになる。
そして気がつくと、ミランダは夫殺しの罪で
刑務所内の精神科病棟に隔離されていた・・・
================================
優秀な精神科医のミランダ。
仕事も家庭も順調な彼女。
しかしある朝、目覚めた彼女は
自分が勤めていた刑務所の精神科病棟に隔離され、
しかも夫殺しの容疑者だと知らされる・・・。
理性的で有能な精神科医が
突然、身に覚えのない罪で犯人&病人扱いされる。
有能な精神科医が、今度は異常者として扱われる屈辱。
今まで信頼してきた仲間に、自分のことを理解されない孤独。
身に覚えのない罪の容疑のパニック。
そして「何者か」に運命を操られる恐怖。
このミランダ役にハル・ベリー。
髪を振り乱して謎に立ち向かう意志の強さを表現して好演している。
しかし、個人的にはクロエ役のペネロペ・クルスに脱帽!
ミランダの診察を受けるシーンの荒んだ表情。
これ、ホントにペネロペちゃん??と思うほどの凄まじい形相。
そしてミランダとの和解(?)シーンでみせる
悟りをひらいたような清々しい表情と、
「次はあんたよ」と言い放つ、含みのある微笑。
いや〜、ペネロペちゃんってこんなに良い女優だったんだ!
そりゃ確かにハル・ベリーは美しい。
しかしそれ以上に見事な黒髪のペネロペちゃんは
びゅ〜てほぉ〜だ!(笑)
ロバト・ダウニーJr.が出演しているものの
「え?それだけ?」という役回り。
何かやらかしてくれそう、と期待していただけにちょっと残念。
本作品、ホラーかと思っていたが、サスペンスである。
ホラー要素は事件の鍵とはなっているもののエッセンス程度。
薄暗い画面の連続で、集中してみられたのは
キャスト・スタッフの力量であろうが、
終わってみれば、ペネロペちゃんだけが印象的だった作品。
『悪霊喰』・・枠を取り払えば
2004年9月17日 洋画サスペンス・ミステリー・ホラー・SF
2003年・米
監督/ブライアン・ヘルゲランド
出演/ヒース・レジャー
======================
カトリック教会の若き司祭アレックスは
恩師の死の謎を探るためにローマへと向かう。
そこでアレックスが会ったのは
「罪喰い」と呼ばれる異端の存在だった・・・
================================
教会から破門された者や悪人は、
最後の祈りが与えられず天国に行くことはできない。
しかし、「罪喰い」と呼ばれる者が
代わりにその罪を食らうことで、魂が解放され、天国にいけるという。
「罪喰い」は、その罪を自らの体に取りこむことで
不老不死の体となるのだった・・・。
初めは男くさいヒース・レジャーがホラー、しかも司祭役?!
なんだかピンとこないなぁと思っていたのだが、
司祭ではなく、恩師の死の真相を解き明かし
たった1人で「罪喰い」と対峙する様は
まさに男らしい設定である。
キリスト教にあまり馴染みのない蛍風には
バチカンが本作品を激怒したとかしないとか良く分からないが
ホラーというよりオカルトといった作品である。
悪魔がでてきてギャーッ、
死霊がでてきでゾワーッ、なんて作品ではなく
まぁ、恩師の死の真相をたった1人で探る男が
運命の輪に取りこまれたってドラマかな?
それがたまたま司祭だったって感じ。
ホラー、オカルトという枠を取り払って観れば
そんなに悪い出来ではない人間ドラマ。
そう考えればラストの安易さもまた、これで良しなのかもしれない。
監督/ブライアン・ヘルゲランド
出演/ヒース・レジャー
======================
カトリック教会の若き司祭アレックスは
恩師の死の謎を探るためにローマへと向かう。
そこでアレックスが会ったのは
「罪喰い」と呼ばれる異端の存在だった・・・
================================
教会から破門された者や悪人は、
最後の祈りが与えられず天国に行くことはできない。
しかし、「罪喰い」と呼ばれる者が
代わりにその罪を食らうことで、魂が解放され、天国にいけるという。
「罪喰い」は、その罪を自らの体に取りこむことで
不老不死の体となるのだった・・・。
初めは男くさいヒース・レジャーがホラー、しかも司祭役?!
なんだかピンとこないなぁと思っていたのだが、
司祭ではなく、恩師の死の真相を解き明かし
たった1人で「罪喰い」と対峙する様は
まさに男らしい設定である。
キリスト教にあまり馴染みのない蛍風には
バチカンが本作品を激怒したとかしないとか良く分からないが
ホラーというよりオカルトといった作品である。
悪魔がでてきてギャーッ、
死霊がでてきでゾワーッ、なんて作品ではなく
まぁ、恩師の死の真相をたった1人で探る男が
運命の輪に取りこまれたってドラマかな?
それがたまたま司祭だったって感じ。
ホラー、オカルトという枠を取り払って観れば
そんなに悪い出来ではない人間ドラマ。
そう考えればラストの安易さもまた、これで良しなのかもしれない。
2003年・米
監督/ロブ・ミンコフ
出演/エディ・マーフィ
======================
ジム・エヴァースは妻のサラと不動産屋を営む。
しかし家庭よりも仕事優先のジムに
家族は不満が募る。
そんな家族のご機嫌ととるために
週末に家族旅行に向かうジム達だが
途中で豪邸を売りたいという物件をみることに・・・
================================
ディズニーでアトラクションの映画化ということで
お子ちゃま向けの作品でしょ、とタカをくくっていたのだが
これがなかなかどうして、楽しめた作品だった。
まずエディ・マーフィ。
マシンガン・トークで慣らした彼も
もうオヤジ役かと、一抹の淋しさを感じるが
子供のひき立て役ではなく、しっかりと活躍しているのが嬉しい。
執事ラムズリー役のテレンス・スタンプは、
その独特の存在感で作品に雰囲気を与えている。
しかし、テレンスがこの作品に出演しているのは意外だ。
アトラクションのファンだったのだろうか?
しかしこの作品の評価すべき点は、
アトラクションの雰囲気そのままを再現できたことであろう。
小説やアニメの映画化で、作品の世界を損なってしまう映画が多い中
本作品は、不気味だけどちょっと幻想的なアトラクションの世界が
画面いっぱいに広がる。
ゾンビメイクをリック・ベイカーが手がけているのをはじめ
衣装、特殊効果など、スタッフの力量の賜物であろう。
人ごみが苦手の蛍風、最後にディズニーランドに行ったのは
かれこれ10年近く前になる。
あ〜、こんなキャラ(ゴースト)いたなぁ〜と
なんだか懐かしくなり、また行きたいなぁと思ったりもした。
ファミリー向けということで、
ホラーを題材にしてるわりには「怖い」ものではない。
ま、恐怖だらけの作品だったら、
家族でアトラクションに行かなくなるだろう(笑)
だからと言って、決して子供だましの作品でもない。
大人だって楽しめる。画面から伝わる幻想的な雰囲気。
アトラクションの世界が、そこにあるのだ。
余談だが、主人公ジムはエディ・マーフィも悪くはないが
ジム・キャリーなんかでも面白かったのでは?
ストーリー展開がどうのという類のものではなく、
アトラクションの雰囲気を味わい、思い出し、
久しぶりにディズニーランドに行こうかしら、と思わせる作品。
監督/ロブ・ミンコフ
出演/エディ・マーフィ
======================
ジム・エヴァースは妻のサラと不動産屋を営む。
しかし家庭よりも仕事優先のジムに
家族は不満が募る。
そんな家族のご機嫌ととるために
週末に家族旅行に向かうジム達だが
途中で豪邸を売りたいという物件をみることに・・・
================================
ディズニーでアトラクションの映画化ということで
お子ちゃま向けの作品でしょ、とタカをくくっていたのだが
これがなかなかどうして、楽しめた作品だった。
まずエディ・マーフィ。
マシンガン・トークで慣らした彼も
もうオヤジ役かと、一抹の淋しさを感じるが
子供のひき立て役ではなく、しっかりと活躍しているのが嬉しい。
執事ラムズリー役のテレンス・スタンプは、
その独特の存在感で作品に雰囲気を与えている。
しかし、テレンスがこの作品に出演しているのは意外だ。
アトラクションのファンだったのだろうか?
しかしこの作品の評価すべき点は、
アトラクションの雰囲気そのままを再現できたことであろう。
小説やアニメの映画化で、作品の世界を損なってしまう映画が多い中
本作品は、不気味だけどちょっと幻想的なアトラクションの世界が
画面いっぱいに広がる。
ゾンビメイクをリック・ベイカーが手がけているのをはじめ
衣装、特殊効果など、スタッフの力量の賜物であろう。
人ごみが苦手の蛍風、最後にディズニーランドに行ったのは
かれこれ10年近く前になる。
あ〜、こんなキャラ(ゴースト)いたなぁ〜と
なんだか懐かしくなり、また行きたいなぁと思ったりもした。
ファミリー向けということで、
ホラーを題材にしてるわりには「怖い」ものではない。
ま、恐怖だらけの作品だったら、
家族でアトラクションに行かなくなるだろう(笑)
だからと言って、決して子供だましの作品でもない。
大人だって楽しめる。画面から伝わる幻想的な雰囲気。
アトラクションの世界が、そこにあるのだ。
余談だが、主人公ジムはエディ・マーフィも悪くはないが
ジム・キャリーなんかでも面白かったのでは?
ストーリー展開がどうのという類のものではなく、
アトラクションの雰囲気を味わい、思い出し、
久しぶりにディズニーランドに行こうかしら、と思わせる作品。
2003年・米
監督/リチャード・ドナー
出演/ポール・ウォーカー
======================
フランスの修道院遺跡からなんと現代のメガネのレンズと
助けを求めるメモが発掘された。
しかもそのレンズとメモは発掘プロジェクトの責任者
ジョンストン教授のものと判明。
教授の息子クリス達はアメリカの企業ITCが発明した
タイムマシンで教授が14世紀に行ったことを知る・・・
================================
予想通り我が家ではオリンピックばかりで
なかなかビデオを観れない日々が続いている・・・う〜む。
『ジュラシック・パーク』のマイケル・クライトン原作の作品。
劇場公開時から面白そうだなぁ〜と期待していたのだが・・・。
14世紀にタイムトラベルをした教授が現地でピンチに襲われ、
現代の考古学に携わるチームが救出に行くって
おハナシなんだけどね。
なんか、想像していたのと違うなぁ・・・。
考古学の知識と現代の知恵をフル活用して
ピンチに立ち向かうおハナシかと思ったのだが、
恐竜が中世の兵士に代わっただけで
わーわー逃げまわっているという印象の作品。
SFなんだろうけど、冒険活劇の趣が強い。
しかし「冒険活劇」なら、もっとロマンを取り入れ,
人物描写、背景を描くべきだし
SFならば、もっと歴史と現代の知識を活用して
ピンチを乗りきって欲しかった。
結局どちらも中途半端で、
現代人が過去に行ってワーワーやってるだけの印象。
現代人が過去に行くおハナシならいまだに続いている
「王家の紋章」のほうがずっと面白い。
ピンチになると都合良く現代に戻ってくるキャロル・・・。
蛍風が子供の頃から続いているマンガだけど
いつになったら終わるのかしらん?
ちゃんと終わるのかしらん?(笑)
本作品『タイムライン』、
終わってみればポール・ウォーカーよりも
ジェラルド・バトラーが美味しいトコを持っていった感じ。
そしてビリー・コノリーが相変わらず
楽しそうに演じているのが印象的だっただけの作品(笑)。
監督/リチャード・ドナー
出演/ポール・ウォーカー
======================
フランスの修道院遺跡からなんと現代のメガネのレンズと
助けを求めるメモが発掘された。
しかもそのレンズとメモは発掘プロジェクトの責任者
ジョンストン教授のものと判明。
教授の息子クリス達はアメリカの企業ITCが発明した
タイムマシンで教授が14世紀に行ったことを知る・・・
================================
予想通り我が家ではオリンピックばかりで
なかなかビデオを観れない日々が続いている・・・う〜む。
『ジュラシック・パーク』のマイケル・クライトン原作の作品。
劇場公開時から面白そうだなぁ〜と期待していたのだが・・・。
14世紀にタイムトラベルをした教授が現地でピンチに襲われ、
現代の考古学に携わるチームが救出に行くって
おハナシなんだけどね。
なんか、想像していたのと違うなぁ・・・。
考古学の知識と現代の知恵をフル活用して
ピンチに立ち向かうおハナシかと思ったのだが、
恐竜が中世の兵士に代わっただけで
わーわー逃げまわっているという印象の作品。
SFなんだろうけど、冒険活劇の趣が強い。
しかし「冒険活劇」なら、もっとロマンを取り入れ,
人物描写、背景を描くべきだし
SFならば、もっと歴史と現代の知識を活用して
ピンチを乗りきって欲しかった。
結局どちらも中途半端で、
現代人が過去に行ってワーワーやってるだけの印象。
現代人が過去に行くおハナシならいまだに続いている
「王家の紋章」のほうがずっと面白い。
ピンチになると都合良く現代に戻ってくるキャロル・・・。
蛍風が子供の頃から続いているマンガだけど
いつになったら終わるのかしらん?
ちゃんと終わるのかしらん?(笑)
本作品『タイムライン』、
終わってみればポール・ウォーカーよりも
ジェラルド・バトラーが美味しいトコを持っていった感じ。
そしてビリー・コノリーが相変わらず
楽しそうに演じているのが印象的だっただけの作品(笑)。
『ミスティック・リバー』・・千差万別
2004年8月7日 洋画サスペンス・ミステリー・ホラー・SF
2003年・米
監督/クリント・イーストウッド
出演/ショーン・ペン
======================
ジミー、ショーン、デイブの3人は
道路で遊んでいた時に偽警官にだまされ
車に乗ったデイブが4日間監禁され、レイプされた。
それから25年後、彼等は再び深く関わりあうことになる。
1人は娘を殺害された父親として、
1人はその殺人事件を捜査する刑事として
1人はその事件の容疑者として・・・
================================
クリント・イーストウッド監督作。
イーストウッドは出演作だけでなく
監督作品も、男性に根強い人気がある。
ジミー役のショーン・ペンとデイブ役のティム・ロビンスが
それぞれアカデミー賞主演&助演男優賞を受賞したことでも
業界としては、かなりウリやすい作品。
詳しい予備知識もなく観たので
イメージ的には容疑者役デイブはケビン・ベーコンかと思っていた。
いや、なんとなくアヤシイ感じかな、と(笑)
実際はケビン・ベーコンは刑事のショーン役。
被害者の父親ジミーにショーン・ペン
容疑者デイブがティム・ロビンス。
ついこの間まで『リッジモンド・ハイ』にでていたショーンが!
ノーコンルーキービッチャーをやっていたティムが!
マドンナだポリスだと踊っていたケビンが!
みんな親父役とは・・・!
ショーン・ペンもティム・ロビンスも
さすがにアカデミー賞受賞の素晴らしい演技。
作品自体もアカデミー好みの作品である。
シブ〜イ、男の作品である。
いかにもイーストウッドらしい作品である。
男性ファンにも好評だ。
ん〜しかしね・・・
確かにキャストの演技は素晴らしいし、
人の弱さ、愚かさ、無情感が漂う作品だと思うよ。
『灰の記憶』ほどではないが、救いのないストーリーで、
冷たい深い川底に沈められた感覚すら覚えるお話。
ん〜、でもね・・・
元来バカチン映画が好きな蛍風は
あまり好みではない作品・・・。
もっと気力があるときに観れば違ったのかもしれないが
作品の持つ重く暗い無情感に押しつぶされてしまった感じ。
正直いってこの作品で真っ先に感じたことは
「男の人生は妻の良し悪しで決まる」(笑)
このことをウチの相方に話したら
ちが〜うっ!これはイーストウッドの世界を堪能してだな、
男にはやりたくなくてもやらねばならぬことがあるって
ハナシなんだ、と
力説されたんだケド・・・。
あ〜、そういう作品なのね(笑)
同じ作品を観ても、2人がみれば2つの世界観がある。
これっていつも思うけど、面白いな〜と思う。
1つの作品が100人みれば100の感想。
これが映画、文学、芸術の面白さだと思う。人間の魅力だと思う。
人の弱さ、愚かさを深く重いタッチで描き
やるせなさ、無情感漂う作品。
============
秋林瑞佳サマ
============
うひゃ〜、「ジャッキー・チェン」モノってホント難しいですわ〜
ジャッキーが大怪我・・って『プロジェクトA』かしらんって思ったもの。
初期の作品は特に、内容が似ているし
タイトルも『〜拳』や、ドラゴンなんとか、
A、Zとアルファベットがついてたり(笑)
お店によって違うと思いますが、
タイトルが完全でなくてもある程度検索できます。
お客様がお探しの作品を見つけられた時は
こちらもとても嬉しいものですから、
気軽にどんどん聞いていいと思いますよ!
ちなみに私今までに受けた「難解なマニアの質問」は
第1次世界大戦での話で
戦車がディーゼルエンジンで動いているもの
なんでもその当時の戦車はディーゼルエンジンを搭載していないのに
画面に映る戦車は黒い煙を出して走っているそうです。
レプリカや多機種の代用ではなく
実際に戦争で使われた飛行機あるいは戦車が動いている作品
なんて質問もありましたね・・・。
そんなの蛍風分かりません!(涙)
劇中、日の丸つけて、あれがゼロ戦だと言っていれば
そうなのか〜と深く考えたりしません・・・。
まさに人が作品に求めるものは千差万別ってことですね。
監督/クリント・イーストウッド
出演/ショーン・ペン
======================
ジミー、ショーン、デイブの3人は
道路で遊んでいた時に偽警官にだまされ
車に乗ったデイブが4日間監禁され、レイプされた。
それから25年後、彼等は再び深く関わりあうことになる。
1人は娘を殺害された父親として、
1人はその殺人事件を捜査する刑事として
1人はその事件の容疑者として・・・
================================
クリント・イーストウッド監督作。
イーストウッドは出演作だけでなく
監督作品も、男性に根強い人気がある。
ジミー役のショーン・ペンとデイブ役のティム・ロビンスが
それぞれアカデミー賞主演&助演男優賞を受賞したことでも
業界としては、かなりウリやすい作品。
詳しい予備知識もなく観たので
イメージ的には容疑者役デイブはケビン・ベーコンかと思っていた。
いや、なんとなくアヤシイ感じかな、と(笑)
実際はケビン・ベーコンは刑事のショーン役。
被害者の父親ジミーにショーン・ペン
容疑者デイブがティム・ロビンス。
ついこの間まで『リッジモンド・ハイ』にでていたショーンが!
ノーコンルーキービッチャーをやっていたティムが!
マドンナだポリスだと踊っていたケビンが!
みんな親父役とは・・・!
ショーン・ペンもティム・ロビンスも
さすがにアカデミー賞受賞の素晴らしい演技。
作品自体もアカデミー好みの作品である。
シブ〜イ、男の作品である。
いかにもイーストウッドらしい作品である。
男性ファンにも好評だ。
ん〜しかしね・・・
確かにキャストの演技は素晴らしいし、
人の弱さ、愚かさ、無情感が漂う作品だと思うよ。
『灰の記憶』ほどではないが、救いのないストーリーで、
冷たい深い川底に沈められた感覚すら覚えるお話。
ん〜、でもね・・・
元来バカチン映画が好きな蛍風は
あまり好みではない作品・・・。
もっと気力があるときに観れば違ったのかもしれないが
作品の持つ重く暗い無情感に押しつぶされてしまった感じ。
正直いってこの作品で真っ先に感じたことは
「男の人生は妻の良し悪しで決まる」(笑)
このことをウチの相方に話したら
ちが〜うっ!これはイーストウッドの世界を堪能してだな、
男にはやりたくなくてもやらねばならぬことがあるって
ハナシなんだ、と
力説されたんだケド・・・。
あ〜、そういう作品なのね(笑)
同じ作品を観ても、2人がみれば2つの世界観がある。
これっていつも思うけど、面白いな〜と思う。
1つの作品が100人みれば100の感想。
これが映画、文学、芸術の面白さだと思う。人間の魅力だと思う。
人の弱さ、愚かさを深く重いタッチで描き
やるせなさ、無情感漂う作品。
============
秋林瑞佳サマ
============
うひゃ〜、「ジャッキー・チェン」モノってホント難しいですわ〜
ジャッキーが大怪我・・って『プロジェクトA』かしらんって思ったもの。
初期の作品は特に、内容が似ているし
タイトルも『〜拳』や、ドラゴンなんとか、
A、Zとアルファベットがついてたり(笑)
お店によって違うと思いますが、
タイトルが完全でなくてもある程度検索できます。
お客様がお探しの作品を見つけられた時は
こちらもとても嬉しいものですから、
気軽にどんどん聞いていいと思いますよ!
ちなみに私今までに受けた「難解なマニアの質問」は
第1次世界大戦での話で
戦車がディーゼルエンジンで動いているもの
なんでもその当時の戦車はディーゼルエンジンを搭載していないのに
画面に映る戦車は黒い煙を出して走っているそうです。
レプリカや多機種の代用ではなく
実際に戦争で使われた飛行機あるいは戦車が動いている作品
なんて質問もありましたね・・・。
そんなの蛍風分かりません!(涙)
劇中、日の丸つけて、あれがゼロ戦だと言っていれば
そうなのか〜と深く考えたりしません・・・。
まさに人が作品に求めるものは千差万別ってことですね。
『恐怖の報酬』・・ジリジリとした緊張
2004年7月6日 洋画サスペンス・ミステリー・ホラー・SF
1952年・仏
監督/アンリ・ジョルジュ・クルーゾー
出演/イヴ・モンタン
======================
町から遠くはなれた油田で火災が発生し、
石油会社はニトロを爆発させ
その爆風で火災を消しとめようとする。
そこでニトロを積んだトラックの運転手として
4人の男が雇われる・・・
================================
メキシコに近いラス・ピエドラスの町。
町は不景気で、来るのは簡単だが、出て行くのが難しい町。
職も金もなく、男どもはダラダラ酒を飲んでいるばかり。
唯一景気の良い場所はアメリカ人が支配している石油会社だけ。
そして油田で火災が発生し、爆風で火災を消火するため
マリオとジョー、ビンバとルイジがニトロ運搬の運転手として
1人2000ドルで雇われる。
ちょっとした衝撃で爆発するニトロなのに、
簡単な緩衝材をひいただけの普通のトラックで
荒れ果てた道を進む彼等。
トラックを運転するだけのストーリーなのに
ジリジリするような緊張感の連続。
生死ギリギリの状態でマリオとジョーの立場が逆転する。
若さゆえの度胸、年老いたからこその死への恐怖。
イヴ・モンタン演じるマリオがふてぶてしく、たくましく成長し
シャルル・ヴァネル演じるジョーが、
小さく情けない存在になっていく
その過程と演技の素晴らしさ。
観客を谷底に突き落とすかのような
容赦ないラストもGOOD。
50年以上も昔に作られた作品でありながら
今も1級品の輝きを失わない作品であろう。
監督/アンリ・ジョルジュ・クルーゾー
出演/イヴ・モンタン
======================
町から遠くはなれた油田で火災が発生し、
石油会社はニトロを爆発させ
その爆風で火災を消しとめようとする。
そこでニトロを積んだトラックの運転手として
4人の男が雇われる・・・
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メキシコに近いラス・ピエドラスの町。
町は不景気で、来るのは簡単だが、出て行くのが難しい町。
職も金もなく、男どもはダラダラ酒を飲んでいるばかり。
唯一景気の良い場所はアメリカ人が支配している石油会社だけ。
そして油田で火災が発生し、爆風で火災を消火するため
マリオとジョー、ビンバとルイジがニトロ運搬の運転手として
1人2000ドルで雇われる。
ちょっとした衝撃で爆発するニトロなのに、
簡単な緩衝材をひいただけの普通のトラックで
荒れ果てた道を進む彼等。
トラックを運転するだけのストーリーなのに
ジリジリするような緊張感の連続。
生死ギリギリの状態でマリオとジョーの立場が逆転する。
若さゆえの度胸、年老いたからこその死への恐怖。
イヴ・モンタン演じるマリオがふてぶてしく、たくましく成長し
シャルル・ヴァネル演じるジョーが、
小さく情けない存在になっていく
その過程と演技の素晴らしさ。
観客を谷底に突き落とすかのような
容赦ないラストもGOOD。
50年以上も昔に作られた作品でありながら
今も1級品の輝きを失わない作品であろう。
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『黒の怨 』・・ブランドンの彼女?
2004年6月20日 洋画サスペンス・ミステリー・ホラー・SF
2002年・米
監督/ジョナサン・リーベスマン
出演/チェイニー・クレイ
エマ・コールフィールド
=======================
150年前、ダークネスフォールズという町には
老女マチルダが最後に抜けた乳歯と金貨を交換し
子供達から「歯の妖精」と呼ばれていた。
しかし、ある日、マチルダは無実の罪で住人達に虐殺された。
それからというものダークネスフォールズでは
暗闇で彼女の顔を見たものは殺されるという伝説が・・・
================================
子供の頃、最後の乳歯が抜けた夜
「歯の妖精」の顔を見てしまったカイル。
彼の代わりに母親が殺され、
カイル自身も母親殺しの罪をきせられる。
成長し、今はカジノで働いているカイルのもとに
幼馴染のケイトリンから、弟が暗闇を怖がると相談された彼は
再びダークネスフォールズの町へ舞い戻るのだった・・・。
ケイトリン役のエマ・コールフィールドは
ビバヒルでブランドンの彼女スーザン役らしいのだが
ちっとも気づかなかった・・・
「暗闇の恐怖」というありがちなテーマ。
ストーリー展開も新鮮味が感じられず。
150年も前から子供がらみの
事件・事故が多発しているにも関わらず
「歯の妖精」の伝説を信じようとしない大人達。
なんか、結構ツッコミいれられる作品なのだが、
あまりにも分かりやすい展開のため、
どうもツッコミいれて笑う気にもならない。
それでも音楽は良かったと思うし、ジャケットも良かった。
適度な緊張感もある。
もっとヒネリが欲しかったor82分で良かった〜と思った作品。
監督/ジョナサン・リーベスマン
出演/チェイニー・クレイ
エマ・コールフィールド
=======================
150年前、ダークネスフォールズという町には
老女マチルダが最後に抜けた乳歯と金貨を交換し
子供達から「歯の妖精」と呼ばれていた。
しかし、ある日、マチルダは無実の罪で住人達に虐殺された。
それからというものダークネスフォールズでは
暗闇で彼女の顔を見たものは殺されるという伝説が・・・
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子供の頃、最後の乳歯が抜けた夜
「歯の妖精」の顔を見てしまったカイル。
彼の代わりに母親が殺され、
カイル自身も母親殺しの罪をきせられる。
成長し、今はカジノで働いているカイルのもとに
幼馴染のケイトリンから、弟が暗闇を怖がると相談された彼は
再びダークネスフォールズの町へ舞い戻るのだった・・・。
ケイトリン役のエマ・コールフィールドは
ビバヒルでブランドンの彼女スーザン役らしいのだが
ちっとも気づかなかった・・・
「暗闇の恐怖」というありがちなテーマ。
ストーリー展開も新鮮味が感じられず。
150年も前から子供がらみの
事件・事故が多発しているにも関わらず
「歯の妖精」の伝説を信じようとしない大人達。
なんか、結構ツッコミいれられる作品なのだが、
あまりにも分かりやすい展開のため、
どうもツッコミいれて笑う気にもならない。
それでも音楽は良かったと思うし、ジャケットも良かった。
適度な緊張感もある。
もっとヒネリが欲しかったor82分で良かった〜と思った作品。
『アンダーワールド 』・・吸血鬼といえば美男美女
2004年6月16日 洋画サスペンス・ミステリー・ホラー・SF
2003年・米
監督/レン・ワイズマン
出演/ケイト・ベッキンセイル
======================
数百年に渡り争いを続けている
吸血鬼族と狼男(ライカン)族。
吸血族のセリーンは、ライカンが1人の男を追っているのに気づく。
彼は人間の医師マイケル。
ライカンは何故マイケルを捕らえようとしているのか・・・?
==============================
うむ〜・・・・・
これは・・想像していたのとはちょっと違う・・・。
ヴァンパイア対狼男
闇にまぎれて戦い続ける2つの種族。
物憂いげな美男美女の吸血鬼が満月見て変身する狼男と
さぞ悲哀に満ちた戦いをするのかと思いきや・・・。
両方とも銃をバンバン撃ち合う戦い。
え・・そんなのアリ?
セリーン役のケイト・ベッキンセイルは確かに美しい。
冒頭、ビルからストンと飛び降りたあと歩き出す仕草がかっこいい。
立ちまわりも華麗でかっこいい。
でもその他の男のヴァンパイア達は、ガタイが良過ぎたり
いかにも悪党ヅラで色気がないのが残念。
吸血鬼といえば、
けだるい色気とどこか悲しげな美男美女じゃなくっちゃ・・・。
その点でいえば、『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』の
トムトムとブラピはブラボーだった。
ダークな色調の映像はGOOD。ケイトも美しい。
しかしながら、別に吸血鬼VS狼男の話でなく
どこかのギャングの縄張り争いの話でも充分だったような作品。
監督/レン・ワイズマン
出演/ケイト・ベッキンセイル
======================
数百年に渡り争いを続けている
吸血鬼族と狼男(ライカン)族。
吸血族のセリーンは、ライカンが1人の男を追っているのに気づく。
彼は人間の医師マイケル。
ライカンは何故マイケルを捕らえようとしているのか・・・?
==============================
うむ〜・・・・・
これは・・想像していたのとはちょっと違う・・・。
ヴァンパイア対狼男
闇にまぎれて戦い続ける2つの種族。
物憂いげな美男美女の吸血鬼が満月見て変身する狼男と
さぞ悲哀に満ちた戦いをするのかと思いきや・・・。
両方とも銃をバンバン撃ち合う戦い。
え・・そんなのアリ?
セリーン役のケイト・ベッキンセイルは確かに美しい。
冒頭、ビルからストンと飛び降りたあと歩き出す仕草がかっこいい。
立ちまわりも華麗でかっこいい。
でもその他の男のヴァンパイア達は、ガタイが良過ぎたり
いかにも悪党ヅラで色気がないのが残念。
吸血鬼といえば、
けだるい色気とどこか悲しげな美男美女じゃなくっちゃ・・・。
その点でいえば、『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』の
トムトムとブラピはブラボーだった。
ダークな色調の映像はGOOD。ケイトも美しい。
しかしながら、別に吸血鬼VS狼男の話でなく
どこかのギャングの縄張り争いの話でも充分だったような作品。
2003年・米
監督/マイク・フィッギス
出演/デニス・クエイド
======================
映像作家のクーパーは妻子とともにNYから田舎へと移り住む。
新しい家は銀行の抵当流れ物件で、
中の荷物も含め丸ごと買い取った。
歴史ある古い邸宅に触発されたクーパーは
前の住人が残した写真やフィルムを使い、
この屋敷の映画を作ろうとする。
そんな時、突然前の住人だったデイルが現われて・・・
================================
都会のNYより自然あふれる田舎で子供達を育てたい。
そんなワケで抵当流れのコールド・クリーク邸を買い取ったクーパー。
中の家財を含め丸ごと買い取る。
映像作家のクーパーは、
屋敷で映された膨大な写真とフィルムに触発され、
屋敷の歴史を映画にしようと考える。
この時点ではクーパー達にとって前の住人は存在感のない
歴史の一部に過ぎない。
だから、「丸ごと買い取った」家のあったものは
オレのもんだろという意識で
勝手に前の家財を売り払い、
写真やフィルムを使って「お仕事」しようとする。
この辺の感覚に蛍風ちょっとビックリ。
「権利」を主張するお国柄なのかしらん。
そして突然、前の住人デイルが屋敷に現われる。
刑務所がえりのデイルはこの屋敷で働かせてくれと言う。
そして・・・
予想通りの展開を見せるストーリー。
この屋敷には・・・デイルは・・・
始めの10分みて、展開が読めるほどの素直さ。
衝撃の・・とか驚きの・・などはまったくなし。
ほほぉ〜と思ったシーンは、
田舎に来てもケータイを離そうとしない娘。
親に反抗する気持ちがよく表れていた。
蛇を見つけて大パニックを起こすクーパー一家。
一家そろってものスゴイパニックぶり。
そこへデイルが簡単に捕まえ、
田舎じゃ蛇は珍しくないとサラリと言う。
先祖代々コールド・クリーク邸に暮してきたデイルが
「俺の家から出てけ!」
「お前こそ俺の家から出てけ!」とクーパー。
これらのシーンは良かった。でもそれだけ。
クーパー役デニス・クエイド
その妻リーア役シャロン・ストーン
デイル役スティーヴン・ドーフ
彼に思いを寄せるルビー役ジュリエット・ルイス
監督が『リービング・ラスベガス』のマイク・フィッギス
豪華な人材集めて、これだけの作品?
もっとなんとかならなかったのか?
物足りなさを感じた作品。
監督/マイク・フィッギス
出演/デニス・クエイド
======================
映像作家のクーパーは妻子とともにNYから田舎へと移り住む。
新しい家は銀行の抵当流れ物件で、
中の荷物も含め丸ごと買い取った。
歴史ある古い邸宅に触発されたクーパーは
前の住人が残した写真やフィルムを使い、
この屋敷の映画を作ろうとする。
そんな時、突然前の住人だったデイルが現われて・・・
================================
都会のNYより自然あふれる田舎で子供達を育てたい。
そんなワケで抵当流れのコールド・クリーク邸を買い取ったクーパー。
中の家財を含め丸ごと買い取る。
映像作家のクーパーは、
屋敷で映された膨大な写真とフィルムに触発され、
屋敷の歴史を映画にしようと考える。
この時点ではクーパー達にとって前の住人は存在感のない
歴史の一部に過ぎない。
だから、「丸ごと買い取った」家のあったものは
オレのもんだろという意識で
勝手に前の家財を売り払い、
写真やフィルムを使って「お仕事」しようとする。
この辺の感覚に蛍風ちょっとビックリ。
「権利」を主張するお国柄なのかしらん。
そして突然、前の住人デイルが屋敷に現われる。
刑務所がえりのデイルはこの屋敷で働かせてくれと言う。
そして・・・
予想通りの展開を見せるストーリー。
この屋敷には・・・デイルは・・・
始めの10分みて、展開が読めるほどの素直さ。
衝撃の・・とか驚きの・・などはまったくなし。
ほほぉ〜と思ったシーンは、
田舎に来てもケータイを離そうとしない娘。
親に反抗する気持ちがよく表れていた。
蛇を見つけて大パニックを起こすクーパー一家。
一家そろってものスゴイパニックぶり。
そこへデイルが簡単に捕まえ、
田舎じゃ蛇は珍しくないとサラリと言う。
先祖代々コールド・クリーク邸に暮してきたデイルが
「俺の家から出てけ!」
「お前こそ俺の家から出てけ!」とクーパー。
これらのシーンは良かった。でもそれだけ。
クーパー役デニス・クエイド
その妻リーア役シャロン・ストーン
デイル役スティーヴン・ドーフ
彼に思いを寄せるルビー役ジュリエット・ルイス
監督が『リービング・ラスベガス』のマイク・フィッギス
豪華な人材集めて、これだけの作品?
もっとなんとかならなかったのか?
物足りなさを感じた作品。
『28日後... 』
2004年5月30日 洋画サスペンス・ミステリー・ホラー・SF
2003年・英
監督/ダニー・ボイル
出演/キリアン・マーフィ
======================
動物愛護家が研究所から動物を解放したが
その動物は殺人衝動を引き起こすウィルスに
感染した動物だった・・・
================================
何人かの動物愛護家が研究所に勝手に忍びこみ
研究のために動物を虐待するな〜おサルさんを助けるんだ〜と
人の話も聞かずにチンパンジーを檻から出したら
チンパンジーはお礼をいうどころか
うぎゃぎゃーと彼等を襲い、
彼等もまたうぉうぉーっと人を襲って
人類滅亡の危機になりました。
事故で28日間眠っていて何も知らない主人公は
目覚めて人気のない町にアラ、ビックリ。
何か行動を起こすなら、
人の話もキチンと聞かないと恐ろしいことになりますよ〜って
おハナシ。
もうちょっと真面目に言うなら、
ウィルスによって28日間で人類滅亡の危機を迎えるという
一見荒唐無稽に思える事柄が
もしかしたら、自分が知らないだけで充分起こりうる事では・・?と
心理的に不安にさせる作品。
そこに映画ではおなじみのゾンビがユラユラ現われ、
必死に逃げる人々。
生き残るためには、他人に関わっている暇はない
生き残るためには、他人と協力しなくてはいけない
どちらももっとものようで、実際、我が身にふりかかった場合
どちらを決断するのだろうか?
生死が分かれる決断をできるだろうか?
安全だと思われる場所に、やっとたどり着いても
仲間全員が最後まで安全だとは限らない。
人の生き死には無情だ。
希望を失わず、耐えて耐えぬいても死は関係なく襲ってくる。
あの時、こうしておけばと後悔しても、元には戻らない。
生き残るためには、進むしかないのだ。
印象的なのは無人のスーパーで食料を調達するシーン。
必死でゾンビから逃げている彼等の休息ともいえるシーンに心が和む。
彼等のウキウキ気分が伝わる、食料だけでなく
「上等な」酒を選ぶシーンが特に好きだ。
もしもそういう事態になったら、
必ず酒を手にするヤツがいるだろうな〜と微笑んでしまった。
エンディングはまったく異なる2種類が収録されている。
ハッピーなものと悲壮感ただようものの2種類。
個人的には悲壮感ただようエンディングの方が
作品全体のトーンにあっているような気がする。
たとえどんなことがあっても、
生き残るためには進んでいかなければならない悲壮感。
そのほうが微妙なリアル感がラストには相応しいと思った。
昔風のゾンビ映画をイギリス風にシニカルに
そして微妙なリアル感で味付けした作品。
とはいえ、冒頭の
「何人かの動物愛護家が・・うぎゃぎゃ〜・・うぉうぉー・・」
ってのが素直な感想なんだけどね(笑)
監督/ダニー・ボイル
出演/キリアン・マーフィ
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動物愛護家が研究所から動物を解放したが
その動物は殺人衝動を引き起こすウィルスに
感染した動物だった・・・
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何人かの動物愛護家が研究所に勝手に忍びこみ
研究のために動物を虐待するな〜おサルさんを助けるんだ〜と
人の話も聞かずにチンパンジーを檻から出したら
チンパンジーはお礼をいうどころか
うぎゃぎゃーと彼等を襲い、
彼等もまたうぉうぉーっと人を襲って
人類滅亡の危機になりました。
事故で28日間眠っていて何も知らない主人公は
目覚めて人気のない町にアラ、ビックリ。
何か行動を起こすなら、
人の話もキチンと聞かないと恐ろしいことになりますよ〜って
おハナシ。
もうちょっと真面目に言うなら、
ウィルスによって28日間で人類滅亡の危機を迎えるという
一見荒唐無稽に思える事柄が
もしかしたら、自分が知らないだけで充分起こりうる事では・・?と
心理的に不安にさせる作品。
そこに映画ではおなじみのゾンビがユラユラ現われ、
必死に逃げる人々。
生き残るためには、他人に関わっている暇はない
生き残るためには、他人と協力しなくてはいけない
どちらももっとものようで、実際、我が身にふりかかった場合
どちらを決断するのだろうか?
生死が分かれる決断をできるだろうか?
安全だと思われる場所に、やっとたどり着いても
仲間全員が最後まで安全だとは限らない。
人の生き死には無情だ。
希望を失わず、耐えて耐えぬいても死は関係なく襲ってくる。
あの時、こうしておけばと後悔しても、元には戻らない。
生き残るためには、進むしかないのだ。
印象的なのは無人のスーパーで食料を調達するシーン。
必死でゾンビから逃げている彼等の休息ともいえるシーンに心が和む。
彼等のウキウキ気分が伝わる、食料だけでなく
「上等な」酒を選ぶシーンが特に好きだ。
もしもそういう事態になったら、
必ず酒を手にするヤツがいるだろうな〜と微笑んでしまった。
エンディングはまったく異なる2種類が収録されている。
ハッピーなものと悲壮感ただようものの2種類。
個人的には悲壮感ただようエンディングの方が
作品全体のトーンにあっているような気がする。
たとえどんなことがあっても、
生き残るためには進んでいかなければならない悲壮感。
そのほうが微妙なリアル感がラストには相応しいと思った。
昔風のゾンビ映画をイギリス風にシニカルに
そして微妙なリアル感で味付けした作品。
とはいえ、冒頭の
「何人かの動物愛護家が・・うぎゃぎゃ〜・・うぉうぉー・・」
ってのが素直な感想なんだけどね(笑)
『ポップコーン』・・そういう時代
2004年4月28日 洋画サスペンス・ミステリー・ホラー・SF
1991年・米
監督/マーク・ヘリアー
出演/ジル・ショーレン
================================
映画学科に通うマギーは、毎晩のようにホラーチックな夢を見る。
将来映画を撮るがめに、夢をメモするマギー。
しかし、映画学科が資金集めのために
古いホラー映画をオールナイトで上映する企画が持ちあがり、
その作品の1つにマギーが夢で見た男が映っていた・・・
================================
古いホラー映画をオールナイトで上映する。
場所はかつて映画館で、じきに壊されることになる建物。
単に上映するだけじゃつまらんというワケで
当時ハヤったウォリアム・キャッスルが仕掛けたような
ギミックを使うことにする。
電気ショックを浴びるシーンでは、
座席に電気が流れるしかけを用い。
巨大昆虫が襲うシーンでは
ハリボデの巨大昆虫を館内に飛ばしたり。
映画というより「見世物」的娯楽に満ち溢れていた時代。
そこにドライブシアターのツッコミいれて
ワイワイ楽しむコメディー要素とサスペンスを組み合わせた作品。
個人的に、ツッコミを入れて笑っているシーンを見て
笑えるかといえば、必ずしもそうではない。
いろいろな意味で60年代と80年代後半から90年代に
よく作られたホラー作品の雰囲気を味わえる作品。
監督/マーク・ヘリアー
出演/ジル・ショーレン
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映画学科に通うマギーは、毎晩のようにホラーチックな夢を見る。
将来映画を撮るがめに、夢をメモするマギー。
しかし、映画学科が資金集めのために
古いホラー映画をオールナイトで上映する企画が持ちあがり、
その作品の1つにマギーが夢で見た男が映っていた・・・
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古いホラー映画をオールナイトで上映する。
場所はかつて映画館で、じきに壊されることになる建物。
単に上映するだけじゃつまらんというワケで
当時ハヤったウォリアム・キャッスルが仕掛けたような
ギミックを使うことにする。
電気ショックを浴びるシーンでは、
座席に電気が流れるしかけを用い。
巨大昆虫が襲うシーンでは
ハリボデの巨大昆虫を館内に飛ばしたり。
映画というより「見世物」的娯楽に満ち溢れていた時代。
そこにドライブシアターのツッコミいれて
ワイワイ楽しむコメディー要素とサスペンスを組み合わせた作品。
個人的に、ツッコミを入れて笑っているシーンを見て
笑えるかといえば、必ずしもそうではない。
いろいろな意味で60年代と80年代後半から90年代に
よく作られたホラー作品の雰囲気を味わえる作品。
『フォーン・ブース』・・久々にヤられた〜!!!
2004年4月19日 洋画サスペンス・ミステリー・ホラー・SF
2003年・米
監督/ジョエル・シューマカー
出演/コリン・ファレル
======================
自称一流パブリシストのスチュは
自分を大物にみせるためなら平気で嘘をつく。
今日も2台の携帯を使って、口からでまかせのハッタリで
商談を見事まとめる。
そして彼はいつものように、携帯に通話記録が残らないよう
浮気相手に公衆電話ボックスから電話をかけた。
そしてボックスを出ようとしたときベルが鳴り
とっさに電話に出たスチュに
謎の男から「電話を切ったら殺す」と脅迫するのだった・・・
=================================
携帯電話全盛の現代で、公衆電話利用するスチュ。
浮気相手に電話するためだ。
いつものように公衆電話で話を終え、ボックスをでようとした彼に
正体不明の男から電話が・・・。
電話を切ったら殺すと脅されたスチュは
ニューヨークのど真ん中の小さなボックスから
出られなくなってしまう・・・。
嘘をならべて他人を踏みつけて生きる傲慢な男スチュ。
このスチュ役にコリン・ファレル。
『S.W.A.T.』の時よりもぐっとイイ演技である。
最初から最後まで約80分間、画面に出ずっぱりの彼。
舞台劇ならともかく、映画では珍しい設定ではないだろうか?
限られた空間で、少数の登場人物。
コンパクトな設定なのに、
なかなかどうして一流のサスペンスに仕上がっている。
コンパクトだからこそ、ギュギュッと濃縮され
見応えのある作品になっているのかもしれない。
スチュに電話をかけてきた謎の男だが、
顔を見せるのはラストのほんの一瞬だけ。
それまではずっと電話の向うの声だけで
物語を進行させていて、顔を見せるのは一瞬だけというのも
なんともニクイ演出だ。
しかしね〜、警察に電話を逆探知されないように
いろいろ信号を暗号化とかしてるってことらしいけど
そんだけの知識あったら、もっとマトモな仕事に就けよ(笑)
この役、『24-TWENTY FOUR- 』で復活したあの「彼」だったから
蛍風ビックリ!
なるほど上手いキャスティングである。
現在ノリノリの役者を機用することによって、
作品に厚みと格をもたらした。
コリン・ファレルの演技
現実実あふれる驚きの設定
キリキリするような緊張感
カメラワーク
すべてが驚きに満ち溢れた大満足の作品。
監督/ジョエル・シューマカー
出演/コリン・ファレル
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自称一流パブリシストのスチュは
自分を大物にみせるためなら平気で嘘をつく。
今日も2台の携帯を使って、口からでまかせのハッタリで
商談を見事まとめる。
そして彼はいつものように、携帯に通話記録が残らないよう
浮気相手に公衆電話ボックスから電話をかけた。
そしてボックスを出ようとしたときベルが鳴り
とっさに電話に出たスチュに
謎の男から「電話を切ったら殺す」と脅迫するのだった・・・
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携帯電話全盛の現代で、公衆電話利用するスチュ。
浮気相手に電話するためだ。
いつものように公衆電話で話を終え、ボックスをでようとした彼に
正体不明の男から電話が・・・。
電話を切ったら殺すと脅されたスチュは
ニューヨークのど真ん中の小さなボックスから
出られなくなってしまう・・・。
嘘をならべて他人を踏みつけて生きる傲慢な男スチュ。
このスチュ役にコリン・ファレル。
『S.W.A.T.』の時よりもぐっとイイ演技である。
最初から最後まで約80分間、画面に出ずっぱりの彼。
舞台劇ならともかく、映画では珍しい設定ではないだろうか?
限られた空間で、少数の登場人物。
コンパクトな設定なのに、
なかなかどうして一流のサスペンスに仕上がっている。
コンパクトだからこそ、ギュギュッと濃縮され
見応えのある作品になっているのかもしれない。
スチュに電話をかけてきた謎の男だが、
顔を見せるのはラストのほんの一瞬だけ。
それまではずっと電話の向うの声だけで
物語を進行させていて、顔を見せるのは一瞬だけというのも
なんともニクイ演出だ。
しかしね〜、警察に電話を逆探知されないように
いろいろ信号を暗号化とかしてるってことらしいけど
そんだけの知識あったら、もっとマトモな仕事に就けよ(笑)
この役、『24-TWENTY FOUR- 』で復活したあの「彼」だったから
蛍風ビックリ!
なるほど上手いキャスティングである。
現在ノリノリの役者を機用することによって、
作品に厚みと格をもたらした。
コリン・ファレルの演技
現実実あふれる驚きの設定
キリキリするような緊張感
カメラワーク
すべてが驚きに満ち溢れた大満足の作品。
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『ブロセリアンドの魔物』・・ジャケットに騙された
2004年4月16日 洋画サスペンス・ミステリー・ホラー・SF
2002年・仏
監督/ダグ・ヘッドライン
出演/エルサ・キコイン
======================
授業で遺跡調査をする女子大生クロエ。
彼女の周囲で殺人事件がおこり、
それは遺跡と関係があるのだった・・・
================================
フランスにあるブロセリアンドは
アーサー王が埋葬されている場所で、
同時に邪悪なものが閉じ込められているという
伝説がある場所らしい。
女子大生クロエは、授業の一環でブロセリアンドの森で
遺跡発掘調査をする。
そして彼女の周囲で、当時の儀式の生贄と同じ殺人事件が起こる。
何者かが、魔物の復活を企んでいるのだった・・・
ジャケットはGOOD
ヒロインは女子大生だが身よりのない苦学生ということで
キレイというよりはタフでど根性タイプ。
欲をいえば、知的な部分が欲しかったな・・・。
ストーリー展開は、初めはサスペンス調で次第にホラー調へと変化。
老大学教授がところどころで笑いを提供。
ここまでは良いのだが・・・。
なんか最後は「しょぼいモンスター」モノ。
神秘的なもの、オカルトちっくな雰囲気もなく、
生意気盛りの若者が暴走しちゃいましたっておハナシ。
一応、続編を作ろうと思えば作れそうなラストにはなっているケド・・・。
ジャケットを観て、
格調高く上質なおフランスのホラーをイメージしていただけに
想像とは違ったテイストでガッカリしてしまった作品。
監督/ダグ・ヘッドライン
出演/エルサ・キコイン
======================
授業で遺跡調査をする女子大生クロエ。
彼女の周囲で殺人事件がおこり、
それは遺跡と関係があるのだった・・・
================================
フランスにあるブロセリアンドは
アーサー王が埋葬されている場所で、
同時に邪悪なものが閉じ込められているという
伝説がある場所らしい。
女子大生クロエは、授業の一環でブロセリアンドの森で
遺跡発掘調査をする。
そして彼女の周囲で、当時の儀式の生贄と同じ殺人事件が起こる。
何者かが、魔物の復活を企んでいるのだった・・・
ジャケットはGOOD
ヒロインは女子大生だが身よりのない苦学生ということで
キレイというよりはタフでど根性タイプ。
欲をいえば、知的な部分が欲しかったな・・・。
ストーリー展開は、初めはサスペンス調で次第にホラー調へと変化。
老大学教授がところどころで笑いを提供。
ここまでは良いのだが・・・。
なんか最後は「しょぼいモンスター」モノ。
神秘的なもの、オカルトちっくな雰囲気もなく、
生意気盛りの若者が暴走しちゃいましたっておハナシ。
一応、続編を作ろうと思えば作れそうなラストにはなっているケド・・・。
ジャケットを観て、
格調高く上質なおフランスのホラーをイメージしていただけに
想像とは違ったテイストでガッカリしてしまった作品。