時間が足りないと思うことがしょっちゅうです。
従業員価格の安さから自分の観たい作品を
たくさんレンタルしてくるせいもありますが、
とにかくビデオを観る以外の時間が少ない。

店員の仕事として、勤務時間外に自宅でしなければならない事も
結構あります。

内覧用サンプルビデオを観ることもその1つ。
楽しい作業ではありますが、自分では面白くても
万人にウケルがどうか、話題性はあるのか
高回転が見込めるかどうか、
仕入れ本数は適正か等々いろいろ悩みます。

お客様から「画像が悪い」とクレームがきたビデオの
画像チェックするのも自宅での仕事の1つです。
ビデオはなんともなく、おそらくお客様のデッキが原因であると
思われるものもありますが、クレームがついたビデオはすべて
どの部分が悪いかしっかり見なくてはいけません。
映画ならまだ我慢できますが、
ブラックバスの釣り方とか育児ものなんかはツライです。
興味がなくてもしっかり観なくてはいけないツラさ!
ドラマの第3巻とか途中のものもつらいですね。
全然話がわからないし、面白そうなものだったりすると、
あー初めから観たかったよぉーと悔しくなったり。
同じタイトルのビデオを何本も観るのもツライです。
ストーリーが分かっているのに、また観なくてはいけないなんて・・・。

帰宅して食事して入浴してビデオを観る毎日。
他のことをする時間はほとんどないです。
もっと自分の時間が欲しい!

以上レンタルビデオ店員のぼやきでした。

さて気分を切り替えて・・・
今月観た作品の中では11/10に観た
「スティル・クレイジー」が最高!
「ハンガー」「クイルズ」も良かったけど
中年オヤジの青春映画という珍しいタイプの作品が
ツボにハマッった感じ。

12月は忙しそうだなぁ。繁忙期だ〜。
観たい作品よりも
「とりあえずおさえておかなきゃならない人気作品」を
重点的に観るようにしなくちゃいけないな・・・。
今月はハンニバルがレンタル開始初日から人気だった。
たくさん本数があるにもかかわらず、
すべてレンタル中の状態がしょっちゅう。
カウンターで「ハンニバル帰ってきてませんか?」
と聞かれるたびに
「カンニバル」や「カンニバル!ザ ミュージカル」なら
あるんだけどなぁ〜と何度思ったことか!(笑)

今月私が観た作品の中では、
「ロッキー・ホラー・ショー」と「少女革命ウテナ」が面白かった。
両作品とも少しクセがあり、
かならずしも万人にウケルとはいえないが、
私には血がたぎるほど夢中になれた作品。
どちらかを選ぶとすれば、う〜ん難しいけど「ロッキー・・・」かな。
ティム・カリーの妖しい魅力は何度見てもいい。

相変わらずラブストーリーとSFの本数が少なかった。
あ、SFは1本も観てないかも。
SFは嫌いじゃない。観たいと思っている作品も何本もある。
しかし、いざレンタルする際に違うものを選んじゃうんだよな〜。
なぜだろう・・・???

来月こそはSF観るぞ〜!
俗に言うB級(Z級)映画とか、バカ映画とか
ゴミ映画、くず映画は一期一会だと思うのです。

名作や大作はリバイバルやTVで観る機会があるけど、
バカ映画は出会ったときに観ておかないと
二度と観る機会がないかもしれません。

人気のない作品はすぐに廃盤になるし、
レンタルビデオ店でもレンタル回数が少ない作品は
処分してしまいます。
「こんなの観てしまったよー、お金と時間がもったいない〜」と
思うものも多いですが、
中にはチープな笑いにあふれた愛すべき作品に
めぐり合うこともあります。
その感動を味わいたくて、また変なビデオを借りてきては
後悔したりします(笑)
そんな時は自分を慰める意味と強がりの意味を込めて
「B級は一期一会だし〜」と思う事にしています。

来月はどんな作品に出会えるかな?
ビデオ店にはレンタル開始前に内覧用サンプルビデオが届く事が。
レンタル用と違う点は本編の前に
予告編より長いダイジェスト版みたいなのが収録されている点。
内容が単純な映画はそれだけでストーリーが分かってしまう(笑)
内覧用だけあって、
「この映画の予告はあの話題作○○のビデオに収録!」
「○○とタイアップ!認知度高し!」
「高回転間違いなし!」などビデオ店にとって甘い言葉が並びます。

すべてのビデオが内覧用サンプルビデオが送られてくるのではなく、
レンタル用と同じ内容のビデオが内覧用として送られてくることもある。
どちらにしてもレンタル開始前にタダでビデオが観れてラッキー。
この仕事に就いた幸せをかみしめるひととき!

しかし話題作ほど従業員間で争奪戦がおこり
なかなか自分の順番が来ないことも・・・。
「セル」「アヴァロン」、今誰が持ってるのかなぁ。
早く見たいよ〜!
今日は映画の話じゃないです。

男性は若い女の子が好きだと思ってた。
若ければ若いほどいいと思っていた。
(いや、若過ぎても問題あるが・・・)

この仕事を初めてから、
必ずしも「女=若さ」ではないかもしれないと
思うようになった。
だってさ、アダルトビデオでさ、
「熟女モノ」借りる人が結構いるんだ。
熟女といっても、パッケージをみる限り
「マダム」というより「おばちゃん」。

フーム、こういうのにそそられる御仁もいるのね・・・
人の数だけ好みがあるんだ・・・
女の魅力は若さだけじゃないということは
嬉しくもあるが、もしも、もしもよ、
彼とか夫とかが、
自分よりずっと年上の「おばちゃん」と浮気したら
ガックリくるだろうな・・・

うーむ、「女=若さ」じゃないのも複雑だ・・・
以前からビデオは割と観ていたほうだが、
レンタルビデオ店で働くようになってから
いろんなビデオを観るようになった。
面白いもの・感動モノなどは覚えているけど、
記憶に残らないものも多いような・・・

そんな忘れられそうなビデオ達のためにも
ビデオ日記みたいなものを作ろうかと思った。
一応ね・・・ははは。

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