2003年・米
監督/ジェシー・ディラン
出演/ジェイスン・ビッグス
アリスン・ハニガン
======================
ジムはついにミッシェルにプロボーズする
フィンチ達仲間は、2人の結婚を祝い
バチェラーパーティーを開くが・・・
===============================
蛍風大好きなこのシリーズ
なんと今回はジムとミッシェルの結婚がテーマ。
そして一応シリーズ最終らしい。
前作で暴走し異彩を放ったジムのパパ。
今回もやはり笑わせてくれるのだが、前作に比べると少々控えめ。
1作目でメインだったケビンは回を重ねるごとに
ますます影が薄くなっている。
で、今回は誰が光っていたかというと
スティフラー役のショーン・ウィリアム・スコット!!!
スティフラーの作品といっても
過言ではないほどの大活躍(笑)
特にゲイバーでのダンス対決に大興奮!
音楽がバナナラマやデュランデュランと、
蛍風世代には涙がでるほどの懐かしさ!(笑)
その音楽に合わせてスティフラー役のショーンが踊る!
こりゃ、たまりませんわ〜!!!
目玉のバチェラーパーティーも
期待通りのお笑いてんこ盛り状態。
スティフラーのママ好きのフィンチも
最後の最後でキメて(?)くれて大満足。
本作品は劇場未公開。
う〜ん何故かしらん?
シリーズを重ねると人気が尻すぼみになっていくのは
よくあることだし
青春の性を扱った作品であることから
劇場公開では難しいシーンもあることからか?
残念なことではあるが、米国劇場公開版に
過激シーンをプラスした本作品は
ビデオ向きな作品であることも事実。
同時に劇場未公開作品、シリーズモノということで
シリーズを観たことのない人には
レンタルしてもらえないのも淋しい現実だ。
ジムが結婚してシリーズ最終となってしまったが
スティフラーが大活躍した本作品を考えると
スティフラーシリーズが出来てもおかしくない。
それにはショーン・ウィリアム・スコットが
キアヌみたいにビッグになるぞと色気を出さずに
今の路線を歩んでもらうことが前提だが・・・(笑)
シリーズ大好き、
お気に入りショーン・ウィリアム・スコット大活躍
そんな蛍風には大満足の作品!!!
同好の士がどれだけいるか疑問ではあるが・・・(笑)
監督/ジェシー・ディラン
出演/ジェイスン・ビッグス
アリスン・ハニガン
======================
ジムはついにミッシェルにプロボーズする
フィンチ達仲間は、2人の結婚を祝い
バチェラーパーティーを開くが・・・
===============================
蛍風大好きなこのシリーズ
なんと今回はジムとミッシェルの結婚がテーマ。
そして一応シリーズ最終らしい。
前作で暴走し異彩を放ったジムのパパ。
今回もやはり笑わせてくれるのだが、前作に比べると少々控えめ。
1作目でメインだったケビンは回を重ねるごとに
ますます影が薄くなっている。
で、今回は誰が光っていたかというと
スティフラー役のショーン・ウィリアム・スコット!!!
スティフラーの作品といっても
過言ではないほどの大活躍(笑)
特にゲイバーでのダンス対決に大興奮!
音楽がバナナラマやデュランデュランと、
蛍風世代には涙がでるほどの懐かしさ!(笑)
その音楽に合わせてスティフラー役のショーンが踊る!
こりゃ、たまりませんわ〜!!!
目玉のバチェラーパーティーも
期待通りのお笑いてんこ盛り状態。
スティフラーのママ好きのフィンチも
最後の最後でキメて(?)くれて大満足。
本作品は劇場未公開。
う〜ん何故かしらん?
シリーズを重ねると人気が尻すぼみになっていくのは
よくあることだし
青春の性を扱った作品であることから
劇場公開では難しいシーンもあることからか?
残念なことではあるが、米国劇場公開版に
過激シーンをプラスした本作品は
ビデオ向きな作品であることも事実。
同時に劇場未公開作品、シリーズモノということで
シリーズを観たことのない人には
レンタルしてもらえないのも淋しい現実だ。
ジムが結婚してシリーズ最終となってしまったが
スティフラーが大活躍した本作品を考えると
スティフラーシリーズが出来てもおかしくない。
それにはショーン・ウィリアム・スコットが
キアヌみたいにビッグになるぞと色気を出さずに
今の路線を歩んでもらうことが前提だが・・・(笑)
シリーズ大好き、
お気に入りショーン・ウィリアム・スコット大活躍
そんな蛍風には大満足の作品!!!
同好の士がどれだけいるか疑問ではあるが・・・(笑)
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1999年・米
監督/アレクサンダー・ペイン
出演/マシュー・ブロデリック
リース・ウィザースプーン
====================
何事にも積極的で優等生のトレイシー・フリック。
彼女は早くから生徒会長に立候補していた。
教師マッカリスターは、そんな彼女がハナにつく。
そして対立候補にフットボール部の人気者ポールを
担ぎ出すことを思いつく・・・
===============================
授業だろうと生徒会だろうと積極的な優等生トレイシー。
朝も早くから登校し、生徒会長選挙の準備に励む。
かたや人気教師マッカリスター。
生徒会顧問の彼だが、トレイシーの積極ぶりが
なぜかハナにつく。
このままだとトレイシーが当選し、
1年間いや〜な気分になると思った彼は
アメフト部の人気者ポールを立候補させることを思いつく。
そしてマッカリスターVSトレイシーの
泥沼の戦いが始まるのだった・・・。
口達者で上昇志向の強いトレイシーにリース・ウィザー・スプーン
なんとかしてトレイシーを阻もうとする教師マッカリスターに
マシュー・ブロデリック。
突然会長選挙に駆り出された人気者ポールにクリス・クライン。
これがなかなかうまいキャスティングなのである。
とくにクリス・クラインはこれがデビュー作で、
人の良い、素朴だがどこか抜けている坊ちゃん然としたポールが
見事ハマっている。
よくよく考えればトレイシーは優等生でイイ子ちゃんなのだが
マッカリスターの側から描かれているため
ホントに憎らしく「優等生ヅラ」したイヤな生徒に思えてくる。
結局のところマッカリスターもトレイシーも、
どっちもどっちなんだけどね(笑)
年齢や立場を超えたマッカリスターVSトレイシーの
泥沼の戦いのブラックな笑いが冴える中、
ポールが一種の癒し系的キャラとなっている。
リース・ウィザースプーンの小憎らしさ
マシュー・ブロデリックの堕ちていく様
クリス・クラインの素朴さ
キャストそれぞれの演技が光る作品。
高校生よりも、大人が観て
こんな教師、こんな生徒はゴメンだとシニカルに笑う作品。
監督/アレクサンダー・ペイン
出演/マシュー・ブロデリック
リース・ウィザースプーン
====================
何事にも積極的で優等生のトレイシー・フリック。
彼女は早くから生徒会長に立候補していた。
教師マッカリスターは、そんな彼女がハナにつく。
そして対立候補にフットボール部の人気者ポールを
担ぎ出すことを思いつく・・・
===============================
授業だろうと生徒会だろうと積極的な優等生トレイシー。
朝も早くから登校し、生徒会長選挙の準備に励む。
かたや人気教師マッカリスター。
生徒会顧問の彼だが、トレイシーの積極ぶりが
なぜかハナにつく。
このままだとトレイシーが当選し、
1年間いや〜な気分になると思った彼は
アメフト部の人気者ポールを立候補させることを思いつく。
そしてマッカリスターVSトレイシーの
泥沼の戦いが始まるのだった・・・。
口達者で上昇志向の強いトレイシーにリース・ウィザー・スプーン
なんとかしてトレイシーを阻もうとする教師マッカリスターに
マシュー・ブロデリック。
突然会長選挙に駆り出された人気者ポールにクリス・クライン。
これがなかなかうまいキャスティングなのである。
とくにクリス・クラインはこれがデビュー作で、
人の良い、素朴だがどこか抜けている坊ちゃん然としたポールが
見事ハマっている。
よくよく考えればトレイシーは優等生でイイ子ちゃんなのだが
マッカリスターの側から描かれているため
ホントに憎らしく「優等生ヅラ」したイヤな生徒に思えてくる。
結局のところマッカリスターもトレイシーも、
どっちもどっちなんだけどね(笑)
年齢や立場を超えたマッカリスターVSトレイシーの
泥沼の戦いのブラックな笑いが冴える中、
ポールが一種の癒し系的キャラとなっている。
リース・ウィザースプーンの小憎らしさ
マシュー・ブロデリックの堕ちていく様
クリス・クラインの素朴さ
キャストそれぞれの演技が光る作品。
高校生よりも、大人が観て
こんな教師、こんな生徒はゴメンだとシニカルに笑う作品。
『ベスト・キッド』・・わ゛っくすお〜ん わ゛っくすお〜ふ
2004年6月17日 洋画ヒューマン・青春・スポーツ
1984年・米
監督/ジョン・G・アヴィルドセン
出演/ラルフ・マッチオ
ノリユキ・パット・モリタ
=====================
母の仕事の都合でひっこしてきたダニエル。
同じ学校に通うアリに惹かれるが、
そのこともあってアリの元彼のジョニー達から
イジメられるようになる。
そこにアパートの管理人ミヤギが助けに入り、
ダニエルはミヤギに空手を教えてくれと頼み込む・・・
==============================
アリの前では調子のいい事を言うが、イジメられっこのダニエルさん。
ダニエルさん役はラルフ・マッチオ。
これがもう、ヒョロヒョロ〜としてて、
見るからにイジメられっこルックス。
そんなダニエルさんに空手を教える日系人ミヤギ。
日本人から見て、ミヤギはどうもアヤシイキャラだが
作品の中でミヤギは
アヤシイというより神秘的に良いように解釈してくれている(笑)
空手を教えてくれというダニエルさんにミヤギは
車にワックスをかけろ、塀にペンキを塗れ、床にやすりをかけろ
これが有名なダミ声ミヤギの
ワックスオ〜ン、ワックスオ〜フのシーン。
いや〜、懐かしい!!!
空手を教えてもらうためにシブシブ言う事を聞くダニエルさん。
素直なダニエルさんも、いい加減空手を教えてくれよ〜と言った時
ミヤギは、ワックスをかけるのもペンキを塗るのも
すべては空手の練習だったと告げる。
そして組み手をしながら
ワックスオ〜ン、ワックスオ〜フと掛け声をかけ、
その動作をするダニエルさん。
するとあら不思議、見事攻撃をかわすダニエルさんであった。
家の手伝いをすれば簡単に空手が強くなれそうで
当時アメリカならず日本全国のダニエルさんは
夢中になったもんです。
そんなんで急に強くなれれば、世話ないっちゅうに(笑)
当時は何とも思わなかったけど、今回見直してアレレと思ったのが
ダンスパーティーでのダニエルさんの仮装!(笑)
行きたくない、透明人間になれれば別だけどというダニエルさんに
ミヤギはシャワーカーテンで体をすっぽりと隠す提案をする。
しかも赤の水玉模様!(笑)
これなら平気さと会場へ行ったダニエルさん。
会場では皆あれは誰かしら?と思うのだが
アリだけがすぐにダニエルさんだと分かり、「素敵だわ」と。
ええーっ!シャワーカーテン男のどこが素敵なんだ?
ミヤギ、ダニエルさん、アリの3人は
同じ感性を持っているということか?(笑)
お金持ちで空手が強くて
親同士が公認のブロンドジョニーのほうが絶対良いと思うのだが
アリはヒョロヒョロダニエルさんに好意を持つし・・・
変った3人組みなんだな・・・(笑)
アリ役のエリザベス・シューはかわいいのだが
ヒョロヒョロ〜としたラルフ・マッチオと並ぶと
恰幅がよくみえて、ラブシーンというより
母親が子供を抱きかかえているように見えた。
罪なヒトね、マッチオさん。
イジメられっこの痛快スポコンサクセスムービーであり
ダニエルさんとミヤギの父と息子のような絆に心温まる部分もあり
ツッコミいれて楽しめる愉快な作品でもある。
いや〜、懐かしかったし、今見ても面白かったデス。
監督/ジョン・G・アヴィルドセン
出演/ラルフ・マッチオ
ノリユキ・パット・モリタ
=====================
母の仕事の都合でひっこしてきたダニエル。
同じ学校に通うアリに惹かれるが、
そのこともあってアリの元彼のジョニー達から
イジメられるようになる。
そこにアパートの管理人ミヤギが助けに入り、
ダニエルはミヤギに空手を教えてくれと頼み込む・・・
==============================
アリの前では調子のいい事を言うが、イジメられっこのダニエルさん。
ダニエルさん役はラルフ・マッチオ。
これがもう、ヒョロヒョロ〜としてて、
見るからにイジメられっこルックス。
そんなダニエルさんに空手を教える日系人ミヤギ。
日本人から見て、ミヤギはどうもアヤシイキャラだが
作品の中でミヤギは
アヤシイというより神秘的に良いように解釈してくれている(笑)
空手を教えてくれというダニエルさんにミヤギは
車にワックスをかけろ、塀にペンキを塗れ、床にやすりをかけろ
これが有名なダミ声ミヤギの
ワックスオ〜ン、ワックスオ〜フのシーン。
いや〜、懐かしい!!!
空手を教えてもらうためにシブシブ言う事を聞くダニエルさん。
素直なダニエルさんも、いい加減空手を教えてくれよ〜と言った時
ミヤギは、ワックスをかけるのもペンキを塗るのも
すべては空手の練習だったと告げる。
そして組み手をしながら
ワックスオ〜ン、ワックスオ〜フと掛け声をかけ、
その動作をするダニエルさん。
するとあら不思議、見事攻撃をかわすダニエルさんであった。
家の手伝いをすれば簡単に空手が強くなれそうで
当時アメリカならず日本全国のダニエルさんは
夢中になったもんです。
そんなんで急に強くなれれば、世話ないっちゅうに(笑)
当時は何とも思わなかったけど、今回見直してアレレと思ったのが
ダンスパーティーでのダニエルさんの仮装!(笑)
行きたくない、透明人間になれれば別だけどというダニエルさんに
ミヤギはシャワーカーテンで体をすっぽりと隠す提案をする。
しかも赤の水玉模様!(笑)
これなら平気さと会場へ行ったダニエルさん。
会場では皆あれは誰かしら?と思うのだが
アリだけがすぐにダニエルさんだと分かり、「素敵だわ」と。
ええーっ!シャワーカーテン男のどこが素敵なんだ?
ミヤギ、ダニエルさん、アリの3人は
同じ感性を持っているということか?(笑)
お金持ちで空手が強くて
親同士が公認のブロンドジョニーのほうが絶対良いと思うのだが
アリはヒョロヒョロダニエルさんに好意を持つし・・・
変った3人組みなんだな・・・(笑)
アリ役のエリザベス・シューはかわいいのだが
ヒョロヒョロ〜としたラルフ・マッチオと並ぶと
恰幅がよくみえて、ラブシーンというより
母親が子供を抱きかかえているように見えた。
罪なヒトね、マッチオさん。
イジメられっこの痛快スポコンサクセスムービーであり
ダニエルさんとミヤギの父と息子のような絆に心温まる部分もあり
ツッコミいれて楽しめる愉快な作品でもある。
いや〜、懐かしかったし、今見ても面白かったデス。
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『炎のランナー』・・ドラマチックな音楽、美しい青年達
2004年6月14日 洋画ヒューマン・青春・スポーツ
1981年・英
監督/ヒュー・ハドソン
出演/ベン・クロス
イアン・チャールソン
======================
1924年のパリ・オリンピックを目指す2人の若者
ユダヤ人のハロルドー・エーブラムスは人種偏見のため
聖職者のエリック・リデルは神のために走るのだった・・・
================================
実話をベースに作られた作品。
ケンブリッジの入学したハロルド。
ユダヤ人であることに偏見と差別を感じていた彼は
誰よりも早く走ることで、
自らのアイデンティティを確立しようとしていた。
厳格なキリスト教徒エリック・リデルは走ることで、
神から与えられた才能を活かすことに喜びを感じていた。
リデルやその他の選手の誰よりも早く走りたいと願うハロルドは
プロのコーチを雇う。
コーチのサム・マサビーニはイタリア人とアラブ人のハーフ。
アマチュア精神を掲げる大学側は、財力でプロのコーチを雇い、
しかもそのコーチはイタリア人とアラブ人のハーフと知って、
眉をひそめる。
ハロルド同様にマサビーニもまた偏見と差別にさらされていた。
「走る」という単純なことの裏に、
ハロルドは周囲への抵抗を、マサビーニは夢を
リデルは神への賛美をそれぞれ胸に秘めている。
音楽が素晴らしい。
英国の大学生活&上流でお上品な世界も描かれていて素敵。
個人的には貴族の称号を持つハロルドの学友リンゼイの
それはそれは大きなお屋敷での練習風景が好きだ。
お貴族さまらしく、広大な庭にハードルを並べ
召使にハードルの上にシャンパンを並べさせての練習!
ブロンドのまさにお上品なルックスの
ナイジェル・ヘイヴァースの美しさときたら・・・
うわぁぁ〜耽美だわ!(笑)
余談だがオリンピックの他国の選手役で
デニス・クリストファーらしき顔を見かけたが
『ヤング・ゼネレーション』の彼かしらん?
子供の頃TVで『ヤング・・』を見て、
あらステキ♪と思った思い出が・・・(笑)
名作と呼ばれるだけあって、
人種問題、宗教、社会情勢、学園生活、情熱、友情を
オリンピック陸上競技を使って美しくドラマチックに描いた作品。
監督/ヒュー・ハドソン
出演/ベン・クロス
イアン・チャールソン
======================
1924年のパリ・オリンピックを目指す2人の若者
ユダヤ人のハロルドー・エーブラムスは人種偏見のため
聖職者のエリック・リデルは神のために走るのだった・・・
================================
実話をベースに作られた作品。
ケンブリッジの入学したハロルド。
ユダヤ人であることに偏見と差別を感じていた彼は
誰よりも早く走ることで、
自らのアイデンティティを確立しようとしていた。
厳格なキリスト教徒エリック・リデルは走ることで、
神から与えられた才能を活かすことに喜びを感じていた。
リデルやその他の選手の誰よりも早く走りたいと願うハロルドは
プロのコーチを雇う。
コーチのサム・マサビーニはイタリア人とアラブ人のハーフ。
アマチュア精神を掲げる大学側は、財力でプロのコーチを雇い、
しかもそのコーチはイタリア人とアラブ人のハーフと知って、
眉をひそめる。
ハロルド同様にマサビーニもまた偏見と差別にさらされていた。
「走る」という単純なことの裏に、
ハロルドは周囲への抵抗を、マサビーニは夢を
リデルは神への賛美をそれぞれ胸に秘めている。
音楽が素晴らしい。
英国の大学生活&上流でお上品な世界も描かれていて素敵。
個人的には貴族の称号を持つハロルドの学友リンゼイの
それはそれは大きなお屋敷での練習風景が好きだ。
お貴族さまらしく、広大な庭にハードルを並べ
召使にハードルの上にシャンパンを並べさせての練習!
ブロンドのまさにお上品なルックスの
ナイジェル・ヘイヴァースの美しさときたら・・・
うわぁぁ〜耽美だわ!(笑)
余談だがオリンピックの他国の選手役で
デニス・クリストファーらしき顔を見かけたが
『ヤング・ゼネレーション』の彼かしらん?
子供の頃TVで『ヤング・・』を見て、
あらステキ♪と思った思い出が・・・(笑)
名作と呼ばれるだけあって、
人種問題、宗教、社会情勢、学園生活、情熱、友情を
オリンピック陸上競技を使って美しくドラマチックに描いた作品。
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『マグダレンの祈り』・・実話が持つ重み
2004年5月9日 洋画ヒューマン・青春・スポーツ
2002年・英/アイルランド
監督/ピーター・ミュラン
出演/ノーラ=ジェーン・ヌーン
======================
1964年アイルランド。
マグダレン修道院に3人の少女が連れてこられた。
従兄にレイプされたマーガレット
美人で異性が言い寄るバーナデッド
未婚のまま出産したローズ
彼女達は堕落した性悪女のレッテルをはられ、
罪を許されるまで修道院で祈りと労働の日々を
送るように言われる・・・
================================
実話をベースに作られた作品。
キリスト教が絶対的権限を持っていた当時のアイルランドでは
婚姻外の性交渉は殺人と同じくらい重い罪と思われていた。
それはたとえレイプの被害者でも、
家族から世間に顔向けできないふしだらなことと批難され
マーガレットは早朝のうちに家から修道院へと送られた。
孤児院で育ったバーナデッドは、その美貌と勝気な性格から
男の子達の視線を集め、声をかけられたことで
性悪女のレッテルを貼られた。
ローズは未婚のまま出産するが、
赤ん坊の誕生を喜ぶものは誰1人なく、
子供の将来のためと説得され養子に出し、
ローズは修道院へと送られることになった。
厳しい倫理感の社会の中で、
彼女達はやっかいもの扱いされ修道院に送られてきた。
シスター達は彼女達をふしだらで堕落した性悪女の罪人と批難し
マグダラのマリアのように、
罪が許されるまで祈りと無償労働の日々を送るよう言う。
修道院の中での私語はもちろんのこと、
外部の人間と話すことも禁じられた彼女達。
そして修道院の近くに住む人々も、
彼女達のことをイカレた尻軽女とバカにする。
家族にも見捨てられ、逃げ場のない彼女達を
シスター達が執拗にイジメ、責めたてる。
ここは更正施設ではなく、修道院の名を借りた監禁施設なのだ。
宗教感、アイルランド社会はさておき、
過酷な状況下におかれた少女達
(中には一生をそのまま修道院で終える者もいた)が
現代の日本では考えられないような理由で人間性を否定され
自由を奪われ、人としての尊厳も奪われようとしている中で
必死に耐え、希望を持ち続ける少女たちの力強さに圧倒される。
一方で頭がヨワイためにシスターのイジメの標的になり
神父の慰みものにされたクリスピーナの哀れな姿には
言葉を失ってしまう。
人間の心の中に棲む悪意が彼女を崩壊へと導いた。
人間の愚かさと虚しさ、もろさ、そして希望を持つことの爆発力。
観終わって様々な感情が嵐のように襲ってきた。
DVDにはマグダレン修道院のドキュメンタリーが収録されており
こちらも本編に劣らず見応えあり。
それによるとこの女子更正施設はなんと1996年まであったそうだ。
こういった背景を知ると、作品がより深いものに思えてくる。
力強く、なかなか見応えのある作品。
監督/ピーター・ミュラン
出演/ノーラ=ジェーン・ヌーン
======================
1964年アイルランド。
マグダレン修道院に3人の少女が連れてこられた。
従兄にレイプされたマーガレット
美人で異性が言い寄るバーナデッド
未婚のまま出産したローズ
彼女達は堕落した性悪女のレッテルをはられ、
罪を許されるまで修道院で祈りと労働の日々を
送るように言われる・・・
================================
実話をベースに作られた作品。
キリスト教が絶対的権限を持っていた当時のアイルランドでは
婚姻外の性交渉は殺人と同じくらい重い罪と思われていた。
それはたとえレイプの被害者でも、
家族から世間に顔向けできないふしだらなことと批難され
マーガレットは早朝のうちに家から修道院へと送られた。
孤児院で育ったバーナデッドは、その美貌と勝気な性格から
男の子達の視線を集め、声をかけられたことで
性悪女のレッテルを貼られた。
ローズは未婚のまま出産するが、
赤ん坊の誕生を喜ぶものは誰1人なく、
子供の将来のためと説得され養子に出し、
ローズは修道院へと送られることになった。
厳しい倫理感の社会の中で、
彼女達はやっかいもの扱いされ修道院に送られてきた。
シスター達は彼女達をふしだらで堕落した性悪女の罪人と批難し
マグダラのマリアのように、
罪が許されるまで祈りと無償労働の日々を送るよう言う。
修道院の中での私語はもちろんのこと、
外部の人間と話すことも禁じられた彼女達。
そして修道院の近くに住む人々も、
彼女達のことをイカレた尻軽女とバカにする。
家族にも見捨てられ、逃げ場のない彼女達を
シスター達が執拗にイジメ、責めたてる。
ここは更正施設ではなく、修道院の名を借りた監禁施設なのだ。
宗教感、アイルランド社会はさておき、
過酷な状況下におかれた少女達
(中には一生をそのまま修道院で終える者もいた)が
現代の日本では考えられないような理由で人間性を否定され
自由を奪われ、人としての尊厳も奪われようとしている中で
必死に耐え、希望を持ち続ける少女たちの力強さに圧倒される。
一方で頭がヨワイためにシスターのイジメの標的になり
神父の慰みものにされたクリスピーナの哀れな姿には
言葉を失ってしまう。
人間の心の中に棲む悪意が彼女を崩壊へと導いた。
人間の愚かさと虚しさ、もろさ、そして希望を持つことの爆発力。
観終わって様々な感情が嵐のように襲ってきた。
DVDにはマグダレン修道院のドキュメンタリーが収録されており
こちらも本編に劣らず見応えあり。
それによるとこの女子更正施設はなんと1996年まであったそうだ。
こういった背景を知ると、作品がより深いものに思えてくる。
力強く、なかなか見応えのある作品。
2002年・米
監督/デニー・ゴードン
出演/アマンダ・バインズ
コリン・ファース
======================
ニューヨークで母と2人で暮すダフネ。
夢は1度も会ったことのないイギリスにいる父親とダンスをすること。
単身ロンドンに渡ったダフネに、
娘の存在を知らなかった貴族であり政治家である父ヘンリーと
その周囲は慌てふためく・・・
================================
1度も会ったことのない父親に会うため
ダフネはひとりロンドンに渡る。
父ヘンリーはなんとお屋敷に暮すお貴族サマであり
将来首相も夢ではない政治家だった。
素直で自由にまっすぐ育ったダフネが
イギリスのお堅い上流社会にデビュー。
しかし自分の行動が、父の政治生命を脅かすと知り
自分らしさを殺し、
理想的な上流階級のお嬢様らしくふるまうダフネだが・・・
『プリティ・プリンセス』同様に、少女のシンデレラストーリー。
恋愛は多少あるものの、
メインは父を求める少女の心と
お貴族生活の中でも「自分流」で周囲に騒動を巻き起こすストーリー。
この作品で父ヘンリー・ダッシュウッドを演じたのがコリン・ファース。
えええーーーっ コリン・ファースが!!!
コリン・ファースが17歳の娘を持つ父親役でビックリ。
そしてちょっとショック・・・。
う〜ん、年齢的にはおかしくないのだが、
蛍風の中では衝撃的だ・・・
それでも品があり、若い頃は自由と理想に燃え青春を謳歌し
今は一族の誇りのために、自分を捨てて生きるヘンリーを
魅力的に演じている。
やはり、この人はウマイ人なんだなぁ〜。
ティーンにはダフネのファッションや
ハツラツとした魅力に共感するするであろうシンデレラストーリー。
しかし、個人的には母リビー役のケリー・プレストンの美しさと
コリン・ファースのとっつきにくそうだが
品のあるヘンリーに好感を持った作品。
監督/デニー・ゴードン
出演/アマンダ・バインズ
コリン・ファース
======================
ニューヨークで母と2人で暮すダフネ。
夢は1度も会ったことのないイギリスにいる父親とダンスをすること。
単身ロンドンに渡ったダフネに、
娘の存在を知らなかった貴族であり政治家である父ヘンリーと
その周囲は慌てふためく・・・
================================
1度も会ったことのない父親に会うため
ダフネはひとりロンドンに渡る。
父ヘンリーはなんとお屋敷に暮すお貴族サマであり
将来首相も夢ではない政治家だった。
素直で自由にまっすぐ育ったダフネが
イギリスのお堅い上流社会にデビュー。
しかし自分の行動が、父の政治生命を脅かすと知り
自分らしさを殺し、
理想的な上流階級のお嬢様らしくふるまうダフネだが・・・
『プリティ・プリンセス』同様に、少女のシンデレラストーリー。
恋愛は多少あるものの、
メインは父を求める少女の心と
お貴族生活の中でも「自分流」で周囲に騒動を巻き起こすストーリー。
この作品で父ヘンリー・ダッシュウッドを演じたのがコリン・ファース。
えええーーーっ コリン・ファースが!!!
コリン・ファースが17歳の娘を持つ父親役でビックリ。
そしてちょっとショック・・・。
う〜ん、年齢的にはおかしくないのだが、
蛍風の中では衝撃的だ・・・
それでも品があり、若い頃は自由と理想に燃え青春を謳歌し
今は一族の誇りのために、自分を捨てて生きるヘンリーを
魅力的に演じている。
やはり、この人はウマイ人なんだなぁ〜。
ティーンにはダフネのファッションや
ハツラツとした魅力に共感するするであろうシンデレラストーリー。
しかし、個人的には母リビー役のケリー・プレストンの美しさと
コリン・ファースのとっつきにくそうだが
品のあるヘンリーに好感を持った作品。
『ハード・キャンディ』・・分かりやすいが魅力
2004年4月4日 洋画ヒューマン・青春・スポーツ
1999年・米
監督/グレン・スタイン
出演/ローズ・マッゴーワン
レベッカ・ゲイハート
======================
レーガン高校の女王グループ4人組み。
彼女達は誕生日に誘拐ごっこをするイタズラが恒例だ。
そしてリズの誕生日、他の3人は眠っているリズの部屋に侵入し
口をガムテープでふさぎ、車のトランクに押しこみドライブへ。
トランクを開けてみると、なんとリズは窒息死していた。
リズの部屋に戻り、事件の隠蔽工作をしているところに
学校一地味なファーンに見られてしまい・・・
================================
リーガン高校の人気者美人4人組み。
威圧的で悪知恵の働くコートニー
ちょっぴりドジでコートニーの言いなりマーシー
脚線美が自慢のジュリー
そして美人で優しくてプロムクィーン第1候補のリズ
リズの誕生日の朝、恒例の誘拐ごっこを決行する3人。
しかしコートニーがリズの口の中に
ゴルフボールほどあるハードキャンディを
口に詰めたためリズは窒息死してしまう。
罪を逃れるため、隠蔽工作をするコートニーに
ジュリーは警察に行くよう進めるが、
逆にグループから追い出されることになる。
そして偶然、隠蔽工作を知ってしまった学校一サエないファーンに
コートニーは口止めを条件に変身させて
グループに引き入れるのだった・・・
地味で目立たないファーンがコートニーの手により
「転校生のバイオレット」として大変身し、学校内で君臨する。
初めは「自分の作品」と思っていたコートニーだが、
調子に乗りすぎ、自分を超える態度を取りはじめた
バイオレットに敵意の牙が向く。
今まで地味な存在だったのが、モテモテの存在になったファーンの
成りあがり的態度は、見てて分かりやすい。
リズ亡き後のプロムクィーン第1候補のコートニーも分かりやすい。
学園ものらしくコートニーは法による罰ではなく
女王の座からひきずり落されることが彼女への罰である。
女優達が美人!
個人的にはジュリー役のレベッカ・ゲイハートにほれぼれ。
この子はビバヒルでディランと結婚した役の子だよね?
う〜ん、やっぱりお美しい・・・
刑事役でパム・グリアーも出演。
『ガタカ』でイーサンの青年時代を演じたチャド・クライストも出演。
何もかもが分かりやすくて、テンポが良くスカッとした気分になる。
殺しがきっかけで始まるストーリーだが、
中身はワルをやっつける学園モノ。
面白かったデス。
監督/グレン・スタイン
出演/ローズ・マッゴーワン
レベッカ・ゲイハート
======================
レーガン高校の女王グループ4人組み。
彼女達は誕生日に誘拐ごっこをするイタズラが恒例だ。
そしてリズの誕生日、他の3人は眠っているリズの部屋に侵入し
口をガムテープでふさぎ、車のトランクに押しこみドライブへ。
トランクを開けてみると、なんとリズは窒息死していた。
リズの部屋に戻り、事件の隠蔽工作をしているところに
学校一地味なファーンに見られてしまい・・・
================================
リーガン高校の人気者美人4人組み。
威圧的で悪知恵の働くコートニー
ちょっぴりドジでコートニーの言いなりマーシー
脚線美が自慢のジュリー
そして美人で優しくてプロムクィーン第1候補のリズ
リズの誕生日の朝、恒例の誘拐ごっこを決行する3人。
しかしコートニーがリズの口の中に
ゴルフボールほどあるハードキャンディを
口に詰めたためリズは窒息死してしまう。
罪を逃れるため、隠蔽工作をするコートニーに
ジュリーは警察に行くよう進めるが、
逆にグループから追い出されることになる。
そして偶然、隠蔽工作を知ってしまった学校一サエないファーンに
コートニーは口止めを条件に変身させて
グループに引き入れるのだった・・・
地味で目立たないファーンがコートニーの手により
「転校生のバイオレット」として大変身し、学校内で君臨する。
初めは「自分の作品」と思っていたコートニーだが、
調子に乗りすぎ、自分を超える態度を取りはじめた
バイオレットに敵意の牙が向く。
今まで地味な存在だったのが、モテモテの存在になったファーンの
成りあがり的態度は、見てて分かりやすい。
リズ亡き後のプロムクィーン第1候補のコートニーも分かりやすい。
学園ものらしくコートニーは法による罰ではなく
女王の座からひきずり落されることが彼女への罰である。
女優達が美人!
個人的にはジュリー役のレベッカ・ゲイハートにほれぼれ。
この子はビバヒルでディランと結婚した役の子だよね?
う〜ん、やっぱりお美しい・・・
刑事役でパム・グリアーも出演。
『ガタカ』でイーサンの青年時代を演じたチャド・クライストも出演。
何もかもが分かりやすくて、テンポが良くスカッとした気分になる。
殺しがきっかけで始まるストーリーだが、
中身はワルをやっつける学園モノ。
面白かったデス。
『デブラ・ウィンガーを探して』・・女優カタログ
2004年3月4日 洋画ヒューマン・青春・スポーツ
2002年・米
監督/ロザンナ・アークウェット
出演/パトリシア・アークウェット
======================
家庭と仕事の両立に悩むロザンナ・アークウェット。
他の女優達は、この悩みをどうしているのか?
そこで彼女たちに、この質問をぶつけてみた・・・
================================
40代を中心としたた〜くさんの女優がインタビューに答えている。
ハリウッドでは、若いカワイコちゃんか、
年をとった性格女優だけしか
生き残れない特異な世界だという。
せっかく役を貰えても「○○の彼女役」といった
男優の添え物役だと彼女たちはいう。
大人の女の作品がつくられないと嘆く。
「ハリウッド女優」といったら、華麗できらびやかなイメージだが
年を重ねた女優には、生き残りが難しい世界らしい。
生き残るために顔を、そして体を整形する。
これっておかしくない?と彼女たちは言う。
『セックス・アンド・ザ・シティ』のように
30代をテーマにしたものは
「女は若いだけじゃダメヨ、若い?だから何よ」だが
40代になると「女」じゃなくて
「ひとりの人間として」と語ることが多いのね・・・。
30代女の気持ちは分かるけど
40代の気持ちは、正直まだピンとこない・・・。
ましてやシャロン・ストーンとかダイアン・レイン様のような
今でもお美しい方の嘆きは、
本音じゃなくて脚本じゃないの?とビックリしてしまう。
そうそうたる顔ぶれの出演者が、
自分の経験、考えを率直に述べている。
この話はあの作品のことね、と裏話を聞くことができる。
女優カタログのようで、それぞれの出演作が観たくなる。
しかしね・・・
40代の気持ちが分からない蛍風にゃ、正直言って
こんなもの観せられてもねぇ・・・
もっと歳を重ねてから観たほうが、
ぐっとくるものがあったのかもしれないね。
監督/ロザンナ・アークウェット
出演/パトリシア・アークウェット
======================
家庭と仕事の両立に悩むロザンナ・アークウェット。
他の女優達は、この悩みをどうしているのか?
そこで彼女たちに、この質問をぶつけてみた・・・
================================
40代を中心としたた〜くさんの女優がインタビューに答えている。
ハリウッドでは、若いカワイコちゃんか、
年をとった性格女優だけしか
生き残れない特異な世界だという。
せっかく役を貰えても「○○の彼女役」といった
男優の添え物役だと彼女たちはいう。
大人の女の作品がつくられないと嘆く。
「ハリウッド女優」といったら、華麗できらびやかなイメージだが
年を重ねた女優には、生き残りが難しい世界らしい。
生き残るために顔を、そして体を整形する。
これっておかしくない?と彼女たちは言う。
『セックス・アンド・ザ・シティ』のように
30代をテーマにしたものは
「女は若いだけじゃダメヨ、若い?だから何よ」だが
40代になると「女」じゃなくて
「ひとりの人間として」と語ることが多いのね・・・。
30代女の気持ちは分かるけど
40代の気持ちは、正直まだピンとこない・・・。
ましてやシャロン・ストーンとかダイアン・レイン様のような
今でもお美しい方の嘆きは、
本音じゃなくて脚本じゃないの?とビックリしてしまう。
そうそうたる顔ぶれの出演者が、
自分の経験、考えを率直に述べている。
この話はあの作品のことね、と裏話を聞くことができる。
女優カタログのようで、それぞれの出演作が観たくなる。
しかしね・・・
40代の気持ちが分からない蛍風にゃ、正直言って
こんなもの観せられてもねぇ・・・
もっと歳を重ねてから観たほうが、
ぐっとくるものがあったのかもしれないね。
『夏休みのレモネード』・・子供が成長し、家族も成長する
2004年2月13日 洋画ヒューマン・青春・スポーツ
2002年・米
監督/ピート・ジョーンズ
出演/アイダン・クイン
======================
アイルランド系カトリックの家に生まれた
8歳のピートは、いつもシスターに
「地獄行きですよ」と怒られてばかり。
どうすれば天国に行けるかと兄に質問したところ
異教徒を改宗させて聖人になった話を聞かされる。
ピートはユダヤ教徒を改宗させれば
天国行き確実と考え・・・
================================
ユダヤ教徒を改宗させるため、
ユダヤ教のラビを訪ねたピート。
ラビ・ジェイコブセンの7歳の息子ダニーは
白血病に冒されていた。
ユダヤ教は天国とは行くものではなく待つものだと知ったピート。
ダニーが天国に行けるように「テスト」をすることに・・・。
難病モノ、おこちゃまモノ
こりゃ、よくある「お涙頂だい」作品かと思いきや・・・。
無垢で純真な子供の心は柔軟である。
父親がラビにも関わらず天国行きを願い、
ピートの課題をクリアするダニー。
ピートが考えた天国に行くためのテスト・課題だが
オリンピック10種競技のように、石を投げたりかけっこしたりと
子供らしい、たわいのないものなのだが
クリアすれば天国に行けると信じる2人の姿は
ほのぼのと、そして清々しい。
大人が論じる宗教ではない、おおらかなものがそこにはある。
2人の友情は宗教の違い、家庭環境の違いを超えて結ばれる。
いや、もともとこの2人には「違い」なんて関係ないことなのだ。
2人の「行動」は家族を戸惑わせるが
そんな2人から大人達は学ぶこととなる。
さほど期待していなかっただけに、
本作品の脚本の良さ、キャストの演技に感動。
ピート役アディ・スタイン、ダニー役マイク・ワインバーグが
嫌味のない素直な演技で、子供が持つ美しさがにじみ出る。
それに2人の肌って、ちゅるんとしてて柔らかそうだ。
ああっ こんなこと考えるなんて自分がオバサンだってことだ・・・
子供達をしっかりと支える大人達の演技もGOOD。
文句ナシの「喜びマーク」作品。
監督/ピート・ジョーンズ
出演/アイダン・クイン
======================
アイルランド系カトリックの家に生まれた
8歳のピートは、いつもシスターに
「地獄行きですよ」と怒られてばかり。
どうすれば天国に行けるかと兄に質問したところ
異教徒を改宗させて聖人になった話を聞かされる。
ピートはユダヤ教徒を改宗させれば
天国行き確実と考え・・・
================================
ユダヤ教徒を改宗させるため、
ユダヤ教のラビを訪ねたピート。
ラビ・ジェイコブセンの7歳の息子ダニーは
白血病に冒されていた。
ユダヤ教は天国とは行くものではなく待つものだと知ったピート。
ダニーが天国に行けるように「テスト」をすることに・・・。
難病モノ、おこちゃまモノ
こりゃ、よくある「お涙頂だい」作品かと思いきや・・・。
無垢で純真な子供の心は柔軟である。
父親がラビにも関わらず天国行きを願い、
ピートの課題をクリアするダニー。
ピートが考えた天国に行くためのテスト・課題だが
オリンピック10種競技のように、石を投げたりかけっこしたりと
子供らしい、たわいのないものなのだが
クリアすれば天国に行けると信じる2人の姿は
ほのぼのと、そして清々しい。
大人が論じる宗教ではない、おおらかなものがそこにはある。
2人の友情は宗教の違い、家庭環境の違いを超えて結ばれる。
いや、もともとこの2人には「違い」なんて関係ないことなのだ。
2人の「行動」は家族を戸惑わせるが
そんな2人から大人達は学ぶこととなる。
さほど期待していなかっただけに、
本作品の脚本の良さ、キャストの演技に感動。
ピート役アディ・スタイン、ダニー役マイク・ワインバーグが
嫌味のない素直な演技で、子供が持つ美しさがにじみ出る。
それに2人の肌って、ちゅるんとしてて柔らかそうだ。
ああっ こんなこと考えるなんて自分がオバサンだってことだ・・・
子供達をしっかりと支える大人達の演技もGOOD。
文句ナシの「喜びマーク」作品。
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『エデンより彼方に』・・余韻
2004年2月10日 洋画ヒューマン・青春・スポーツ
2002年・米
監督/トッド・ヘインズ
出演/ジュリアン・ムーア
======================
1950年年代のアメリカ。
何不自由ない暮しで「理想の妻」と評判のキャシー。
しかし夫フランクの秘密を知り、
悩む彼女は黒人の庭師レイモンドと親しくなる・・・
================================
「理想の妻」と誉れ高きキャシー。
しかし夫の秘密を目撃してしまったことから
彼女の生活は一変する。
夫フランクはゲイだったのだ・・・。
悩むキャシーだが、問題は自分の事ではなく夫のことなので
親しい友人にさえ、悩みを打ち明けられない。
この点からもキャシーは賢明で素晴らしい女性だと分かる。
いや〜、フツーなら言っちゃうかもしれないよ。
「あのね、誰にも言わないでね。私の夫は・・」って。
夫フランクの問題は夫婦の問題。
それを誰にも相談できずに悩むキャシー。
ふさぐ彼女を察した庭師レイモンド。
2人は人種を超え、心を通わせるようになる。
当時の社会では、黒人と白人が親しくするのはご法度。
しかも「理想の妻」キャシーだから
2人の関係はたちまち町のスキャンダルとなる。
ん〜、メロドラマらしいのだが、
キャシーとレイモンドの関係は、
最近の作品からすれば、恋愛というより
人種を超えた「人間」同士の結び付きの印象をうける。
描写がマイルドなせいかしらん?
その後キャシーとレイモンドがどうなったのか?
それは観客の想像にゆだねられる。
こういう余韻のある作品は、最近では少ない。
キャシーの衣装が素敵。
フランク役デニス・クエイドをはじめ
キャストが堅実な演技。
地味だが素直な作品。
ところでレイモンド役のデニス・ヘイスバート。
『24-TWENTY FOUR-』で大統領候補役を演じた人だが、
デンゼル・ワシントンにちょっと似ている。
デンゼル系のルックスで真面目な役を演じると
デンゼルとかぶってしまって損をしているような・・・。
監督/トッド・ヘインズ
出演/ジュリアン・ムーア
======================
1950年年代のアメリカ。
何不自由ない暮しで「理想の妻」と評判のキャシー。
しかし夫フランクの秘密を知り、
悩む彼女は黒人の庭師レイモンドと親しくなる・・・
================================
「理想の妻」と誉れ高きキャシー。
しかし夫の秘密を目撃してしまったことから
彼女の生活は一変する。
夫フランクはゲイだったのだ・・・。
悩むキャシーだが、問題は自分の事ではなく夫のことなので
親しい友人にさえ、悩みを打ち明けられない。
この点からもキャシーは賢明で素晴らしい女性だと分かる。
いや〜、フツーなら言っちゃうかもしれないよ。
「あのね、誰にも言わないでね。私の夫は・・」って。
夫フランクの問題は夫婦の問題。
それを誰にも相談できずに悩むキャシー。
ふさぐ彼女を察した庭師レイモンド。
2人は人種を超え、心を通わせるようになる。
当時の社会では、黒人と白人が親しくするのはご法度。
しかも「理想の妻」キャシーだから
2人の関係はたちまち町のスキャンダルとなる。
ん〜、メロドラマらしいのだが、
キャシーとレイモンドの関係は、
最近の作品からすれば、恋愛というより
人種を超えた「人間」同士の結び付きの印象をうける。
描写がマイルドなせいかしらん?
その後キャシーとレイモンドがどうなったのか?
それは観客の想像にゆだねられる。
こういう余韻のある作品は、最近では少ない。
キャシーの衣装が素敵。
フランク役デニス・クエイドをはじめ
キャストが堅実な演技。
地味だが素直な作品。
ところでレイモンド役のデニス・ヘイスバート。
『24-TWENTY FOUR-』で大統領候補役を演じた人だが、
デンゼル・ワシントンにちょっと似ている。
デンゼル系のルックスで真面目な役を演じると
デンゼルとかぶってしまって損をしているような・・・。
『ムーンライトマイル』・・嫁さんのいない婿養子
2004年2月4日 洋画ヒューマン・青春・スポーツ
2002年・米
監督/ブラッド・シルバーリング
出演/ジェイク・ギレンホール
ダスティ・ホフマン
=========================
結婚式を間近に控え婚約者ダイアナを
殺されてしまったジョー。
娘を失った哀しみで仕事が手につかない母ジョージョー
前に進むことで哀しみを忘れようとする父ベン。
失ったものを埋めるかのように、
3人は一緒に暮らし始める・・・
=================================
ダイアナの父ベン役にダスティ・ホフマン。
母ジョージョーにスーザン・サランドン。
加えて弁護士役にホリー・ハンター。
芸達者な3人が前面にしゃしゃりでてくることなく
静かに、そして堅実な演技で
ジョー役のジェイクを盛りたてている。
ジェイク・ギレンホール、
どっかで見たことあると思ったら『バブルボーイ』の純真な彼ね。
このヒトも上手い役者だな〜。
婚約者の葬儀で、なれない環境におかれたジョー。
とまどっている間に、流れに身をまかせるかのように
ダイアナの家で暮し、彼女の父の仕事を手伝うことになる。
嫁さんのいない婿養子状態(笑)。
こりゃ、いくら人がいいからって、居心地悪いだろうな〜と
思っていたら、
ジョーにはベンとジョージョーにはいえない秘密があった。
彼は償いの意味もあって、彼等と暮していたのだ・・・。
本作品は再生のドラマである。
愛する者を失った時、人はどう乗り越えていくのか。
他人の同情を拒否する。
新しいことに没頭しようとする。
周囲を気遣い、流れに身をまかせる。
登場人物達の行動は、観ていて切なくなる。
真実を、そして現実を受け入れた時、
人は初めて進むべき道が見えてくる。
本作品は監督の体験を元に作られた。
冒頭はややもたつき感があるものの、
重いテーマを扱っていながら、
観終わると心があったかくなる。
派手さはないものの、キャストの演技がひかる作品。
監督/ブラッド・シルバーリング
出演/ジェイク・ギレンホール
ダスティ・ホフマン
=========================
結婚式を間近に控え婚約者ダイアナを
殺されてしまったジョー。
娘を失った哀しみで仕事が手につかない母ジョージョー
前に進むことで哀しみを忘れようとする父ベン。
失ったものを埋めるかのように、
3人は一緒に暮らし始める・・・
=================================
ダイアナの父ベン役にダスティ・ホフマン。
母ジョージョーにスーザン・サランドン。
加えて弁護士役にホリー・ハンター。
芸達者な3人が前面にしゃしゃりでてくることなく
静かに、そして堅実な演技で
ジョー役のジェイクを盛りたてている。
ジェイク・ギレンホール、
どっかで見たことあると思ったら『バブルボーイ』の純真な彼ね。
このヒトも上手い役者だな〜。
婚約者の葬儀で、なれない環境におかれたジョー。
とまどっている間に、流れに身をまかせるかのように
ダイアナの家で暮し、彼女の父の仕事を手伝うことになる。
嫁さんのいない婿養子状態(笑)。
こりゃ、いくら人がいいからって、居心地悪いだろうな〜と
思っていたら、
ジョーにはベンとジョージョーにはいえない秘密があった。
彼は償いの意味もあって、彼等と暮していたのだ・・・。
本作品は再生のドラマである。
愛する者を失った時、人はどう乗り越えていくのか。
他人の同情を拒否する。
新しいことに没頭しようとする。
周囲を気遣い、流れに身をまかせる。
登場人物達の行動は、観ていて切なくなる。
真実を、そして現実を受け入れた時、
人は初めて進むべき道が見えてくる。
本作品は監督の体験を元に作られた。
冒頭はややもたつき感があるものの、
重いテーマを扱っていながら、
観終わると心があったかくなる。
派手さはないものの、キャストの演技がひかる作品。
『ブルー・クラッシュ』・・女の子ぢから
2003年12月7日 洋画ヒューマン・青春・スポーツ2002年・米
監督/ジョン・ストックウェル
出演/ケイト・ボズワース
============================================
昔はサーフィンの天才少女と呼ばれたアン=マリーだが、
事故にあってから、恐怖心を捨てきれずにいた。
目前に迫った世界一危険といわれる大会、
パイプ・ライン・マスターズ。
アン=マリーは見事なライディングをきめることができるか・・・?!
============================================
作品を選ぶときは季節を考慮する。
夏にクリスマスものを観るよりも、冬に観た方が
感情移入しやすいからだ。
従って、いまだに『グリンチ』や『サンタクローズ』は観ていない。
『オータム・イン・ニューヨーク』も来年の秋まで
お預けになってしまった(笑)
そんなワケで、冬のこの季節に夏のサーフィン作品を観るのは
躊躇した蛍風なのであった。
しかし、この作品はいろいろな意味でGOODな作品だった。
サーフィンに情熱を傾けるだけのお話ではなく、
アン=マリーをとりまく生活、友情、家族愛が盛りこまれており、
フットボール選手との恋も描かれている。
目玉のサーフィンシーンも素晴らしい!
こんなのどうやって撮ったの〜?と思うほど
臨場感あふれる画面!
そして美しい海!激しい波!
恋愛部分を描いているが、
アン=マリーは男に頼りっぱなしの女の子じゃない。
しっかりと自分の足で立っている。
そしてそれをとりまく女の友情。
元気がでる「女の子ぢから」爆発の作品。
監督/ジョン・ストックウェル
出演/ケイト・ボズワース
============================================
昔はサーフィンの天才少女と呼ばれたアン=マリーだが、
事故にあってから、恐怖心を捨てきれずにいた。
目前に迫った世界一危険といわれる大会、
パイプ・ライン・マスターズ。
アン=マリーは見事なライディングをきめることができるか・・・?!
============================================
作品を選ぶときは季節を考慮する。
夏にクリスマスものを観るよりも、冬に観た方が
感情移入しやすいからだ。
従って、いまだに『グリンチ』や『サンタクローズ』は観ていない。
『オータム・イン・ニューヨーク』も来年の秋まで
お預けになってしまった(笑)
そんなワケで、冬のこの季節に夏のサーフィン作品を観るのは
躊躇した蛍風なのであった。
しかし、この作品はいろいろな意味でGOODな作品だった。
サーフィンに情熱を傾けるだけのお話ではなく、
アン=マリーをとりまく生活、友情、家族愛が盛りこまれており、
フットボール選手との恋も描かれている。
目玉のサーフィンシーンも素晴らしい!
こんなのどうやって撮ったの〜?と思うほど
臨場感あふれる画面!
そして美しい海!激しい波!
恋愛部分を描いているが、
アン=マリーは男に頼りっぱなしの女の子じゃない。
しっかりと自分の足で立っている。
そしてそれをとりまく女の友情。
元気がでる「女の子ぢから」爆発の作品。
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『1票のラブレター』・・生活と選挙
2003年11月6日 洋画ヒューマン・青春・スポーツ2001年・イラン/伊
監督/パパク・パヤミ
出演/ナシム・アブティ
シラス・アビティ
============================================
イランのキシュ島。
のどかなこの島に、パラシュートで投票箱が落されてきた。
今日は選挙。
警備兵の今日の仕事は、選挙管理委員と投票箱を守ることだった。
そして現われた選挙管理委員は、若い娘だった・・・。
============================================
のどかなこの島の住人は、選挙もひとごとだ。
選挙管理委員の娘が投票を呼びかけても、
中央政治に無関心の島民は、なかなか投票してくれない。
選挙管理委員が若い娘というのも、真面目にとりあってくれない要因だ。
男性優位のイスラム社会では、
たとえ候補者の写真であっても、
夫以外の男の顔をみることに嫌悪する女性たち。
かたや、夫に連れられて自分の意思ではなく、
夫の言う通りの候補者に投票する妻たち。
中央から遠く離れたこの島は、政府より地主が強い。
地主がいるのに、選挙なんか関係ないという風潮。
困ったことは政府ではく、地主に嘆願すればいいのだから。
一生懸命投票を呼びかける選挙管理委員の娘に、
初めはイヤイヤついて回った警備兵だが、
彼女のけな気な様に、次第に心惹かれて票集めを手伝う。
キャストはすべて素人。
それだけに選挙管理委員の娘のひたむきさが、
素直に伝わってくる。
凝った演出、音楽がなく、
それどころか、エンジンかなにかの音で、
台詞が聞きとれないところさえある。
手作りの素朴さが伝わってくるような作品。
監督/パパク・パヤミ
出演/ナシム・アブティ
シラス・アビティ
============================================
イランのキシュ島。
のどかなこの島に、パラシュートで投票箱が落されてきた。
今日は選挙。
警備兵の今日の仕事は、選挙管理委員と投票箱を守ることだった。
そして現われた選挙管理委員は、若い娘だった・・・。
============================================
のどかなこの島の住人は、選挙もひとごとだ。
選挙管理委員の娘が投票を呼びかけても、
中央政治に無関心の島民は、なかなか投票してくれない。
選挙管理委員が若い娘というのも、真面目にとりあってくれない要因だ。
男性優位のイスラム社会では、
たとえ候補者の写真であっても、
夫以外の男の顔をみることに嫌悪する女性たち。
かたや、夫に連れられて自分の意思ではなく、
夫の言う通りの候補者に投票する妻たち。
中央から遠く離れたこの島は、政府より地主が強い。
地主がいるのに、選挙なんか関係ないという風潮。
困ったことは政府ではく、地主に嘆願すればいいのだから。
一生懸命投票を呼びかける選挙管理委員の娘に、
初めはイヤイヤついて回った警備兵だが、
彼女のけな気な様に、次第に心惹かれて票集めを手伝う。
キャストはすべて素人。
それだけに選挙管理委員の娘のひたむきさが、
素直に伝わってくる。
凝った演出、音楽がなく、
それどころか、エンジンかなにかの音で、
台詞が聞きとれないところさえある。
手作りの素朴さが伝わってくるような作品。
『歌え!フィッシャーマン』・・実りある豊かな人生
2003年10月21日 洋画ヒューマン・青春・スポーツ2001年・ノルウェー
監督/クヌート・エリーク・イェンセン
============================================
ノルウェー最北端の小さな町ベルレヴォークの
男性合唱団。
平均年齢はなんと60歳!
そんな合唱団に密着したドキュメンタリー・・・。
============================================
ベルレヴォークは人口1200人の小さな町。
その男性合唱団は1917年に設立され、
96歳のエイナル・ストランド、87歳のレイダル・ストランド
2人のストランド・ボーイズが中心メンバー。
トレードマークはセーラー帽にタキシード。
これがとてつもなく、カッコイイィィィ〜のである。
団員はとても個性派ぞろいで、車椅子の指揮者をはじめ
元ヤク中、元コミュニストなどさまざま。
そして共通点は歌が大好きで、町を愛していること!
若い頃はエンジニアになりたかったという団員の1人。
しかし、今は漁師なって後悔はしていないという。
その晴々とした顔は、実りある人生という言葉がぴったりだ。
ロシアのコンサートの招かれた彼等。
荒涼とした風景を目にして大騒ぎ。
「木が1本も生えてないぞ」
「原発のせいだ」
「アメリカがあおったせいだ」
彼等が東京を見たら、さぞ驚くだろう。
おい、地面がないぞ、土がないぞって(笑)
彼等の歌声はとても素晴らしい。
荒波立つ防波堤の上で、寒風ふきすさぶ斜面で歌う彼等。
そして圧巻なのは、粉雪舞う厳冬下で、眉を凍らせ
鼻にツララをたらして歌う(笑)!
平均年齢60歳の方々に、
なんでそんなとこで歌わせにゃならんのかと思うのだが、
彼等は屋外が良く似合うのだ!
厳しい自然の中で歌うのが似合うのだ!
コンサート会場もいいのだが、断然屋外が似合うのだ!
彼等の生活・表情・歌声は、
人間にとって豊かな生活とは、何かを教えてくれる。
それは決してお金でも物でも地位でもない。
己の心1つなのだ。
素晴らしい作品、素晴らしき人々。脱帽デス。
監督/クヌート・エリーク・イェンセン
============================================
ノルウェー最北端の小さな町ベルレヴォークの
男性合唱団。
平均年齢はなんと60歳!
そんな合唱団に密着したドキュメンタリー・・・。
============================================
ベルレヴォークは人口1200人の小さな町。
その男性合唱団は1917年に設立され、
96歳のエイナル・ストランド、87歳のレイダル・ストランド
2人のストランド・ボーイズが中心メンバー。
トレードマークはセーラー帽にタキシード。
これがとてつもなく、カッコイイィィィ〜のである。
団員はとても個性派ぞろいで、車椅子の指揮者をはじめ
元ヤク中、元コミュニストなどさまざま。
そして共通点は歌が大好きで、町を愛していること!
若い頃はエンジニアになりたかったという団員の1人。
しかし、今は漁師なって後悔はしていないという。
その晴々とした顔は、実りある人生という言葉がぴったりだ。
ロシアのコンサートの招かれた彼等。
荒涼とした風景を目にして大騒ぎ。
「木が1本も生えてないぞ」
「原発のせいだ」
「アメリカがあおったせいだ」
彼等が東京を見たら、さぞ驚くだろう。
おい、地面がないぞ、土がないぞって(笑)
彼等の歌声はとても素晴らしい。
荒波立つ防波堤の上で、寒風ふきすさぶ斜面で歌う彼等。
そして圧巻なのは、粉雪舞う厳冬下で、眉を凍らせ
鼻にツララをたらして歌う(笑)!
平均年齢60歳の方々に、
なんでそんなとこで歌わせにゃならんのかと思うのだが、
彼等は屋外が良く似合うのだ!
厳しい自然の中で歌うのが似合うのだ!
コンサート会場もいいのだが、断然屋外が似合うのだ!
彼等の生活・表情・歌声は、
人間にとって豊かな生活とは、何かを教えてくれる。
それは決してお金でも物でも地位でもない。
己の心1つなのだ。
素晴らしい作品、素晴らしき人々。脱帽デス。
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『SWEET SIXTEEN』・・切なくて痛い16歳
2003年10月9日 洋画ヒューマン・青春・スポーツ2002年・英/独/スペイン
監督/ケン・ローチ
出演/マーティン・コムストン
============================================
リアム15歳。
祖父と麻薬の密売をしている母の恋人スタンと3人暮し。
姉シャンテルは未婚の母となり一人暮し。
スタンのせいで服役中の母は16歳の誕生日の前日に出所予定。
どん底から抜け出し、家族と幸せに暮すには金が必要だった・・・
============================================
い、痛い・・・。
痛い青春・・・。
祖父とスタンから虐待を受けているリアム。
彼の夢は母と姉とその子供、家族3人だけで幸せに暮すこと。
自分達の家を手に入れるため、彼はスタンの麻薬を盗み出し
友人のピンボールと一緒に麻薬密売を始める。
荒稼ぎを始めた彼等に「そのスジ」の大物ビッグ・ジェイが目をつける。
リアムの頭の良さと度胸を気に入ったビッグ・ジェイは
「リアムだけ」を仲間にする。
家族と暮す家を持つために友人ピンボールと離れるリアム。
しかしピンボールには、リアムのように頼る家族はいない。
ピンボールにはリアムだけなのだ・・・。
とにかく全編を通じて「痛い」。
心がちぎれそうだ。
16歳の誕生日をもうすぐ迎えるリアム。
人生16年も生きていないのに、このどん底ぶりは胸が苦しくなる。
印象的だったのは、リアムとピンボールが何かを「覗く」こと。
警察の捜査を窓越しに覗く、
天体望遠鏡を覗いて、星をみる、等々。
それはまるで、16歳の誕生日を迎えるリアムが
大人の世界を覗いているかのようだ。
自分の知らない世界を、これから行こうとする世界を・・・。
涙ウルウルの感動ものではない。そんなもんじゃない。
心にド〜ンと重くのしかかる、張り裂けそうな涙である。
切なくて、痛い、考えさせられる青春モノ。
監督/ケン・ローチ
出演/マーティン・コムストン
============================================
リアム15歳。
祖父と麻薬の密売をしている母の恋人スタンと3人暮し。
姉シャンテルは未婚の母となり一人暮し。
スタンのせいで服役中の母は16歳の誕生日の前日に出所予定。
どん底から抜け出し、家族と幸せに暮すには金が必要だった・・・
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い、痛い・・・。
痛い青春・・・。
祖父とスタンから虐待を受けているリアム。
彼の夢は母と姉とその子供、家族3人だけで幸せに暮すこと。
自分達の家を手に入れるため、彼はスタンの麻薬を盗み出し
友人のピンボールと一緒に麻薬密売を始める。
荒稼ぎを始めた彼等に「そのスジ」の大物ビッグ・ジェイが目をつける。
リアムの頭の良さと度胸を気に入ったビッグ・ジェイは
「リアムだけ」を仲間にする。
家族と暮す家を持つために友人ピンボールと離れるリアム。
しかしピンボールには、リアムのように頼る家族はいない。
ピンボールにはリアムだけなのだ・・・。
とにかく全編を通じて「痛い」。
心がちぎれそうだ。
16歳の誕生日をもうすぐ迎えるリアム。
人生16年も生きていないのに、このどん底ぶりは胸が苦しくなる。
印象的だったのは、リアムとピンボールが何かを「覗く」こと。
警察の捜査を窓越しに覗く、
天体望遠鏡を覗いて、星をみる、等々。
それはまるで、16歳の誕生日を迎えるリアムが
大人の世界を覗いているかのようだ。
自分の知らない世界を、これから行こうとする世界を・・・。
涙ウルウルの感動ものではない。そんなもんじゃない。
心にド〜ンと重くのしかかる、張り裂けそうな涙である。
切なくて、痛い、考えさせられる青春モノ。
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2002年・英
監督/マイケル・ウィンターボトム
出演/スティーブ・クーガン
============================================
地元テレビ局のレポーターのニック・ウィルソンは
セックス・ピストルズの初ライブを見た42人のうちの1人。
彼等は伝説になると予感したトニーだった。
その後トニーはレコード会社設立し、クラブ経営をし
マンチェスタームーブメントの立役者となる・・・
============================================
トニー・ウィルソンは実在の人物。
本人もチラッと出演している。
このトニーさんは、独自のセンスと先見眼で
ファクトリーレコードを創設し
マンチェスター発のロックムーブメントを作ったヒトなんだそうな。
そんな訳で実在のバンドの裏話とか語られるのだが、
いかんせん蛍風はそのテの話は疎いので、
なんのことやらチンプンカンプン。
U.K.ミュージックファンならきっと面白いとは思うのだが、
蛍風にはかなりシンドイ作品。
ただし、作品の作りはなかなか凝っていて、オシャレ。
そして当然のことながら、音楽はGOODである。
U.K.ミュージックに疎い蛍風なので、かなり長く感じた作品。
ファンならあっという間なのかもしれないけど・・・。
監督/マイケル・ウィンターボトム
出演/スティーブ・クーガン
============================================
地元テレビ局のレポーターのニック・ウィルソンは
セックス・ピストルズの初ライブを見た42人のうちの1人。
彼等は伝説になると予感したトニーだった。
その後トニーはレコード会社設立し、クラブ経営をし
マンチェスタームーブメントの立役者となる・・・
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トニー・ウィルソンは実在の人物。
本人もチラッと出演している。
このトニーさんは、独自のセンスと先見眼で
ファクトリーレコードを創設し
マンチェスター発のロックムーブメントを作ったヒトなんだそうな。
そんな訳で実在のバンドの裏話とか語られるのだが、
いかんせん蛍風はそのテの話は疎いので、
なんのことやらチンプンカンプン。
U.K.ミュージックファンならきっと面白いとは思うのだが、
蛍風にはかなりシンドイ作品。
ただし、作品の作りはなかなか凝っていて、オシャレ。
そして当然のことながら、音楽はGOODである。
U.K.ミュージックに疎い蛍風なので、かなり長く感じた作品。
ファンならあっという間なのかもしれないけど・・・。
『戦場のピアニスト』・・たまたまピアニスト
2003年9月13日 洋画ヒューマン・青春・スポーツ2002年・ポーランド/仏
監督/ロマン・ポランスキー
出演/エイドリアン・ブロディ
============================================
ナチスがポーランドに侵攻し、ユダヤ人の迫害が始まった。
ピアニストのシュピルマンも、有名なピアニストでありながら、
ユダヤ人というだけで、ゲットーで家族と飢えの中で
毎日を必死に暮していた・・・
============================================
おすぎも絶賛していたし、
カンヌでもアカデミーでも評判だったこの作品。
ひゃ、ひゃくよんじゅうきゅーふんの大作。
149分ですよ!
初めこそ金髪美女との出会いがあったりと
戦時下の中でもはっぴ〜なことが描かれているものの、
それ以降ず〜っと重く暗い出来事を、冷静に淡々と映し出す画面。
暗い、重い、疲れる・・・。
主人公のシュピルマンは、
「俺はもう逃げたくない」といいながらも
逃げて隠れて、そして生き延びていく。
逃げよう、隠れようとする人々が次々と捕らえられていく中で
もうこれは運命としかいいようがない。
運命の神が、彼を生き長らえさせたとしか思えないほどの
強運の持ち主。
もちろん、運だけでなく、彼自身の「必死」もあったのだけれど。
ナチスの残虐行為、戦時下の友情、人情を描いた作品は
過去に山ほどある。
それを149分使って、何か新しい発見・感動があるかと思いきや・・・。
もっと短くしても良かったのでは?
もっと大胆に言うなら、ラスト20分だけ観ればいいや。
逃げて隠れてさまようシュピルマンよりも
ナチスのホーゼンフェルト大尉との、出会い・思いを
中心に描いてもよかったのでは?
そっちのほうが面白いと思うのだが、なにせ実話。
大尉との出来事も、死と隣り合わせの緊張した日々の中では、
命を取りとめた、沢山あった出来事の1つでしかないのかもしれない。
「戦場のピアニスト」というより、
逃げまわって生き長らえた男が「たまたまピアニスト」だった、
そんなカンジ。
それから「芸は身を助ける」ということ。
149分観終わっての感想は、
ピアノの演奏が想像していたより少なかった、
ホーゼンフェルト大尉役のトーマス・クレッチマンの
軍服姿は合格点だった、
そして、最後のほうだけ観ても良かった。
同じピアニストなら『海の上のピアニスト』の方が
好みだな・・・。
監督/ロマン・ポランスキー
出演/エイドリアン・ブロディ
============================================
ナチスがポーランドに侵攻し、ユダヤ人の迫害が始まった。
ピアニストのシュピルマンも、有名なピアニストでありながら、
ユダヤ人というだけで、ゲットーで家族と飢えの中で
毎日を必死に暮していた・・・
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おすぎも絶賛していたし、
カンヌでもアカデミーでも評判だったこの作品。
ひゃ、ひゃくよんじゅうきゅーふんの大作。
149分ですよ!
初めこそ金髪美女との出会いがあったりと
戦時下の中でもはっぴ〜なことが描かれているものの、
それ以降ず〜っと重く暗い出来事を、冷静に淡々と映し出す画面。
暗い、重い、疲れる・・・。
主人公のシュピルマンは、
「俺はもう逃げたくない」といいながらも
逃げて隠れて、そして生き延びていく。
逃げよう、隠れようとする人々が次々と捕らえられていく中で
もうこれは運命としかいいようがない。
運命の神が、彼を生き長らえさせたとしか思えないほどの
強運の持ち主。
もちろん、運だけでなく、彼自身の「必死」もあったのだけれど。
ナチスの残虐行為、戦時下の友情、人情を描いた作品は
過去に山ほどある。
それを149分使って、何か新しい発見・感動があるかと思いきや・・・。
もっと短くしても良かったのでは?
もっと大胆に言うなら、ラスト20分だけ観ればいいや。
逃げて隠れてさまようシュピルマンよりも
ナチスのホーゼンフェルト大尉との、出会い・思いを
中心に描いてもよかったのでは?
そっちのほうが面白いと思うのだが、なにせ実話。
大尉との出来事も、死と隣り合わせの緊張した日々の中では、
命を取りとめた、沢山あった出来事の1つでしかないのかもしれない。
「戦場のピアニスト」というより、
逃げまわって生き長らえた男が「たまたまピアニスト」だった、
そんなカンジ。
それから「芸は身を助ける」ということ。
149分観終わっての感想は、
ピアノの演奏が想像していたより少なかった、
ホーゼンフェルト大尉役のトーマス・クレッチマンの
軍服姿は合格点だった、
そして、最後のほうだけ観ても良かった。
同じピアニストなら『海の上のピアニスト』の方が
好みだな・・・。
2002年・米
監督/ボブ・ゲイル
出演/ジェームズ・マースデン
ゲイリー・オールドマン
============================================
ハイウェイ60号線に現れるという不思議な男、O.W.グラント。
彼はたった1度だけ望みを叶えてくれるという。
ニールは23歳の誕生日に人生の答えが欲しいと願った。
それを聞いたグラントは地図には存在しないハイウェイ60を
旅させるのだった・・・
============================================
全然期待しないで選んだ作品だったが、観終わってビックリ。
監督・脚本のボブ・ゲイルは『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の脚本家。
それで納得。
作品の雰囲気がとても似ている。
あの頃、青春真っ盛りだった蛍風には、
懐かしく、そして、しっくりくる雰囲気。
キャストがすごい。
謎の男O.W.グラントにゲイリー・オールドマン。
そしてこれまた謎の男レイにクリストファー・ロイド。
カート・ラッセルも出演している。
何より驚きはマイケル.J.フォックスが出演していたこと!
ずっと童顔のまま老けるのではないかと思われたマイケルだが、
やはり年相応の顔になっていた。
病気のせいで、最近は声の仕事ばかりだったマイケルを見た時には、
思わずジーンときちゃった蛍風。
主役のニール役ジェームズ・マースデンも
なかなかの好青年。
このヒト今まで知らなかったけど、なかなかグッドなルックスですわ〜。
マイケルもジェームズも良かったが、この作品での発見は
ボブ・コーディ役のクリス・クーパー。
彼はいろいろな作品で見かけたことはあるが、
今まで一度も意識した事がなかった。
素晴らしい役者ですな。
「もしも」「たぶん」「選ばない道」が交錯する
不思議なハイウェイ60。
そこで登場する強烈な個性を持つ人々。
ツボをおさえたしっかりとした脚本で、
豪華キャストが繰り広げるちょっと不思議な青春ムービー。
最近の流行りからは少し遅れている感はあるものの、
豪華キャストでこのストーリー。
劇場未公開なのがもったいない。信じられない。
ビデオ店にとっては「劇場公開作」というのが、
結構重要なポイント。
公開か未公開かで回転が大きく違ってくる。
んんん〜、もったいないなぁ・・・。
監督/ボブ・ゲイル
出演/ジェームズ・マースデン
ゲイリー・オールドマン
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ハイウェイ60号線に現れるという不思議な男、O.W.グラント。
彼はたった1度だけ望みを叶えてくれるという。
ニールは23歳の誕生日に人生の答えが欲しいと願った。
それを聞いたグラントは地図には存在しないハイウェイ60を
旅させるのだった・・・
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全然期待しないで選んだ作品だったが、観終わってビックリ。
監督・脚本のボブ・ゲイルは『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の脚本家。
それで納得。
作品の雰囲気がとても似ている。
あの頃、青春真っ盛りだった蛍風には、
懐かしく、そして、しっくりくる雰囲気。
キャストがすごい。
謎の男O.W.グラントにゲイリー・オールドマン。
そしてこれまた謎の男レイにクリストファー・ロイド。
カート・ラッセルも出演している。
何より驚きはマイケル.J.フォックスが出演していたこと!
ずっと童顔のまま老けるのではないかと思われたマイケルだが、
やはり年相応の顔になっていた。
病気のせいで、最近は声の仕事ばかりだったマイケルを見た時には、
思わずジーンときちゃった蛍風。
主役のニール役ジェームズ・マースデンも
なかなかの好青年。
このヒト今まで知らなかったけど、なかなかグッドなルックスですわ〜。
マイケルもジェームズも良かったが、この作品での発見は
ボブ・コーディ役のクリス・クーパー。
彼はいろいろな作品で見かけたことはあるが、
今まで一度も意識した事がなかった。
素晴らしい役者ですな。
「もしも」「たぶん」「選ばない道」が交錯する
不思議なハイウェイ60。
そこで登場する強烈な個性を持つ人々。
ツボをおさえたしっかりとした脚本で、
豪華キャストが繰り広げるちょっと不思議な青春ムービー。
最近の流行りからは少し遅れている感はあるものの、
豪華キャストでこのストーリー。
劇場未公開なのがもったいない。信じられない。
ビデオ店にとっては「劇場公開作」というのが、
結構重要なポイント。
公開か未公開かで回転が大きく違ってくる。
んんん〜、もったいないなぁ・・・。
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『オールド・ルーキー』・・ディズニーなら安心ね
2003年8月16日 洋画ヒューマン・青春・スポーツ2002年・米
監督/ジョン・リー・ハンコック
出演/デニス・クエイド
============================================
ジム・モリスは高校で教師をしながら野球部のコーチをしていた。
負けっぱなしの選手に活を入れたところ
チームが地区優勝したらプロテストを受けると約束するハメに。
そしてチームが優勝し、ジムも子供の頃からの夢だった
メジャーリーガーを目指す・・・
============================================
35歳でメジャー最年長ルーキーとなったジム・モリスのおハナシ。
どこまで真実を正確に描いているのか分からないが
爽やかな「いかにもディズニー」的作品。
妻子ある35歳が職をなげうって、夢を追いかけるには
周囲から家族から批判が出てもおかしくないのだが、
そういうドロドロした部分は描かれておらず、
あくまでも
「パパ頑張って〜」「あなた〜心配しないで〜」と
美しく暖かく描かれている。
「1人の男が少年時代からの夢を叶える」わりには
夢と現実に苦悩する様がほとんど描かれていない。
「家族に支えられて」というわりには、
家族、特に妻の苦労が描かれていない。
テストでシュッと投げたら150キロでました
スゴイです
パパはメジャーリーガーです
アメリカンドリームです
みんなハッピーです
・・・うんうんディズニーらしい作品だ。
おこちゃまにも分かりやすい単純なサクセスストーリー。
ジム・モリスという人間あるいはそれを支える妻の
奥深い心理を描いて欲しかった気がするが、
ジム役のデニス・クエイドの演技がGOOD。
家族で楽しむには当たり障りのない無難な作品。
監督/ジョン・リー・ハンコック
出演/デニス・クエイド
============================================
ジム・モリスは高校で教師をしながら野球部のコーチをしていた。
負けっぱなしの選手に活を入れたところ
チームが地区優勝したらプロテストを受けると約束するハメに。
そしてチームが優勝し、ジムも子供の頃からの夢だった
メジャーリーガーを目指す・・・
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35歳でメジャー最年長ルーキーとなったジム・モリスのおハナシ。
どこまで真実を正確に描いているのか分からないが
爽やかな「いかにもディズニー」的作品。
妻子ある35歳が職をなげうって、夢を追いかけるには
周囲から家族から批判が出てもおかしくないのだが、
そういうドロドロした部分は描かれておらず、
あくまでも
「パパ頑張って〜」「あなた〜心配しないで〜」と
美しく暖かく描かれている。
「1人の男が少年時代からの夢を叶える」わりには
夢と現実に苦悩する様がほとんど描かれていない。
「家族に支えられて」というわりには、
家族、特に妻の苦労が描かれていない。
テストでシュッと投げたら150キロでました
スゴイです
パパはメジャーリーガーです
アメリカンドリームです
みんなハッピーです
・・・うんうんディズニーらしい作品だ。
おこちゃまにも分かりやすい単純なサクセスストーリー。
ジム・モリスという人間あるいはそれを支える妻の
奥深い心理を描いて欲しかった気がするが、
ジム役のデニス・クエイドの演技がGOOD。
家族で楽しむには当たり障りのない無難な作品。
『アンラッキー、ハッピー』・・オコネル?オコンネル?
2003年7月21日 洋画ヒューマン・青春・スポーツ2000年・米
監督/ウォルト・ベッカー
出演/ジェリー・オコネル
============================================
デイビッドは恋人のサラから結婚を迫られているが、
なかなか結婚する気になれない。
彼には昔、一目ぼれをして運命を(勝手に)感じた相手がいたのだ・・・
============================================
主演のジェリー・オコネル。
「オコネル」だったり「オコンネル」だったりする。
表記を統一して欲しい・・・。
一体どっちが正しいの?!
ストーリーは、同棲している彼女サラから結婚をせまられるものの、
いまひとつソノ気になれないデイビッド。
サラが出張で遠く離れると、彼女への思慕がつのる。
しかしその一方で、デイビッドには、忘れられない女性がいたのだ。
長い付き合いの彼女を選ぶか?
それとも1度会ったきりの運命を感じた女性を選ぶか?
ラブコメらしく笑いが盛りこまれているが、
同じジェリー・オコネル主演のやはり同じ結婚をテーマとした
『爆走!!トムキャッツ 天下無敵のプレイボーイ同盟』に比べると
おとなしめに小さくまとまってしまった感じ。
しかしラストは意外である。
このテのストーリーなら、当然このコを選ぶと思うのが
見事に裏をかかれた。
ジャケットの表を裏をじっくり見ても、
彼女が選ばれるとは予想できないだろう。
それほどジャケットでは「その他大勢」扱いだし
本編でも顔がちょっとしか出てこない。
ライトで、ちょっぴり笑えて、ちょっぴりロマンチックな恋物語。
監督/ウォルト・ベッカー
出演/ジェリー・オコネル
============================================
デイビッドは恋人のサラから結婚を迫られているが、
なかなか結婚する気になれない。
彼には昔、一目ぼれをして運命を(勝手に)感じた相手がいたのだ・・・
============================================
主演のジェリー・オコネル。
「オコネル」だったり「オコンネル」だったりする。
表記を統一して欲しい・・・。
一体どっちが正しいの?!
ストーリーは、同棲している彼女サラから結婚をせまられるものの、
いまひとつソノ気になれないデイビッド。
サラが出張で遠く離れると、彼女への思慕がつのる。
しかしその一方で、デイビッドには、忘れられない女性がいたのだ。
長い付き合いの彼女を選ぶか?
それとも1度会ったきりの運命を感じた女性を選ぶか?
ラブコメらしく笑いが盛りこまれているが、
同じジェリー・オコネル主演のやはり同じ結婚をテーマとした
『爆走!!トムキャッツ 天下無敵のプレイボーイ同盟』に比べると
おとなしめに小さくまとまってしまった感じ。
しかしラストは意外である。
このテのストーリーなら、当然このコを選ぶと思うのが
見事に裏をかかれた。
ジャケットの表を裏をじっくり見ても、
彼女が選ばれるとは予想できないだろう。
それほどジャケットでは「その他大勢」扱いだし
本編でも顔がちょっとしか出てこない。
ライトで、ちょっぴり笑えて、ちょっぴりロマンチックな恋物語。