『デイ・アフター・トゥモロー』・・・あわわ〜うわわ〜
2004年10月14日 洋画アクション
2004年・米
監督/ローランド・エメリッヒ
出演/デニス・クエイド
======================
気象学者のジャックは、
このまま地球温暖化が進めば
100年後には再び氷河期になるという説を発表。
しかし、予想よりもはるかに早く、
各地で異常気象による被害が発生し・・・
=================================
冒頭、北極だか南極だかで
棚氷が割れ大ピンチのジャック。
ま〜、ジャック役がデニス・クエイドさんだから
なんとかなるんだろうな〜と思っていると
案の定、脅威的なジャンプ力と腕力でピンチを脱するクエイドさん。
ん〜、ここからして「うふふ」な感じのする作品。
『グレムリン』(だっけ?)に出てくるような
どこかヘンな感じの日本、しかも千代田区らしい(笑)。
巨大な雹が降り、街は壊滅状態。
ロスでは巨大竜巻が発生し、これまた壊滅。
スコットランドでは巨大なハリケーン状の雲が発生し、
瞬時にあらゆるものを凍らせてしまった。
そしてジャックの息子サムがいるNYでは大津波がおこり、
ジャックは息子を助けるためにNYへと向かう。
なんか・・・
『日本沈没』とB級災害パニックを合わせて
スケールを大きくしただけの作品。
みんな、あわわ〜うわわ〜と逃げ惑い
主人公は脅威的な生命力と強運で
極寒の地NYにたどり着き、息子と再会する。
しかも和解つき(笑)
最強のボヨンボヨンこと『バブル・ボーイ』に出ていた
ジェイク・ギレンホールが頑張っていたのが印象的。
火を絶やさないように沢山の本を燃やしていたが、
家具とかを燃やしたほうが、もっと長持ちするのでは?と
ちょっと疑問にも思ったりした。
大作らしく、緊張感あり、
これでもかと異常気象にみまわれる地球。
CGを駆使してるだけあって長〜いエンドロール。
悪くはないけど、「それだけ?」という印象をも受けた。
ま、要は京都議定書を守りましょうよ〜ってことだね。
監督/ローランド・エメリッヒ
出演/デニス・クエイド
======================
気象学者のジャックは、
このまま地球温暖化が進めば
100年後には再び氷河期になるという説を発表。
しかし、予想よりもはるかに早く、
各地で異常気象による被害が発生し・・・
=================================
冒頭、北極だか南極だかで
棚氷が割れ大ピンチのジャック。
ま〜、ジャック役がデニス・クエイドさんだから
なんとかなるんだろうな〜と思っていると
案の定、脅威的なジャンプ力と腕力でピンチを脱するクエイドさん。
ん〜、ここからして「うふふ」な感じのする作品。
『グレムリン』(だっけ?)に出てくるような
どこかヘンな感じの日本、しかも千代田区らしい(笑)。
巨大な雹が降り、街は壊滅状態。
ロスでは巨大竜巻が発生し、これまた壊滅。
スコットランドでは巨大なハリケーン状の雲が発生し、
瞬時にあらゆるものを凍らせてしまった。
そしてジャックの息子サムがいるNYでは大津波がおこり、
ジャックは息子を助けるためにNYへと向かう。
なんか・・・
『日本沈没』とB級災害パニックを合わせて
スケールを大きくしただけの作品。
みんな、あわわ〜うわわ〜と逃げ惑い
主人公は脅威的な生命力と強運で
極寒の地NYにたどり着き、息子と再会する。
しかも和解つき(笑)
最強のボヨンボヨンこと『バブル・ボーイ』に出ていた
ジェイク・ギレンホールが頑張っていたのが印象的。
火を絶やさないように沢山の本を燃やしていたが、
家具とかを燃やしたほうが、もっと長持ちするのでは?と
ちょっと疑問にも思ったりした。
大作らしく、緊張感あり、
これでもかと異常気象にみまわれる地球。
CGを駆使してるだけあって長〜いエンドロール。
悪くはないけど、「それだけ?」という印象をも受けた。
ま、要は京都議定書を守りましょうよ〜ってことだね。
『チアリーダー忍者』・・画像がないなんて残念
2004年9月26日 洋画アクション
2001年・米
監督/ケビン・キャンベル
出演/キラ・リード
==============================
お色気ムンムンのチアリーダーは学校一の人気者。
そんな彼女達を疎ましく思う「ヒマなカトリック母親会」と
入部を拒否された過去をもつゲイのスティーブンが協力し
ワル女子学生軍団を使って
チアリーダー達をやっつけようとする・・・
==============================
ふひゃひゃひゃ〜!!!!!
え〜、チアリーダー達が世界征服を狙う謎の人物や
ワルワル女学生軍団と戦うため
なぜか忍者の修行をし悪と戦うストーリー(笑)
忍者の修行といっても走ったり、
ヘッピリ腰で刀をヘロヘロ〜と振りまわすだけ!!(笑)
おいおい、そんなんで大丈夫かと思いきや、
彼女達に強い味方が現われる。
それは学校一のダサダサ集団「オタク」達だった!
チアリーダーに憧れる彼等、
ビニール製のダッチワイフに
チアリーダーの衣装を着せて妄想に耽る日々。
ダッチワイフにチアリーダーの衣装を着せてスイッチオン!
するとダッチワイフが女優へと代わり
彼の前でチラチラ、チアリーダーダンスをする!
そして「いや〜ん、パンティはくの忘れてたぁぁ〜ん♪」
うひょひょひょ〜と妄想に耽るそんな日々を送っていた彼らに
まさにチアリーダーと仲良くできる(おハナシできる)
機会が巡ってきたのだ!
スタトレやSWのセリフを会話に多用する
一種独特のオタク軍団の助けを借りて
パンツ丸だしミニスカで戦う彼女達。
最後にはやはり何故か合体して
巨大ロボとなって戦う始末!(笑)
もうなんでもアリの、ものすごい世界が展開する!(笑)
ハッキリいって忍者の術や修行の成果なんてものは
微塵もございません!
これはパンチラを見せることに重点をおいた
バカチン作品なのです。
いかにしてパンチラをこじつけることができるのか
いかにしてオタクが学園の人気者とお近づきになれるか
悪を倒すためには、いつかマニアの知識が必要されるだろう
そんな作品でございます。
残念ながら画像がでませんね。
店頭にいったらぜひジャケットをごらんあそばせ。
全員ブロンドの美人5人が
武器を片手にパンチラど〜んのジャケットです。
しかし、こんなヒト達は本編には出てきません(笑)
実際は4人で、そのなかでもブロンドは1人だけです(笑)
かなりイッちゃてるバカチン作品。
テイストとしては『クィーンコング』に近い。
くだらなさを笑って楽しめる心が必要。
蛍風?かなり大笑いさせていただきました(笑)
監督/ケビン・キャンベル
出演/キラ・リード
==============================
お色気ムンムンのチアリーダーは学校一の人気者。
そんな彼女達を疎ましく思う「ヒマなカトリック母親会」と
入部を拒否された過去をもつゲイのスティーブンが協力し
ワル女子学生軍団を使って
チアリーダー達をやっつけようとする・・・
==============================
ふひゃひゃひゃ〜!!!!!
え〜、チアリーダー達が世界征服を狙う謎の人物や
ワルワル女学生軍団と戦うため
なぜか忍者の修行をし悪と戦うストーリー(笑)
忍者の修行といっても走ったり、
ヘッピリ腰で刀をヘロヘロ〜と振りまわすだけ!!(笑)
おいおい、そんなんで大丈夫かと思いきや、
彼女達に強い味方が現われる。
それは学校一のダサダサ集団「オタク」達だった!
チアリーダーに憧れる彼等、
ビニール製のダッチワイフに
チアリーダーの衣装を着せて妄想に耽る日々。
ダッチワイフにチアリーダーの衣装を着せてスイッチオン!
するとダッチワイフが女優へと代わり
彼の前でチラチラ、チアリーダーダンスをする!
そして「いや〜ん、パンティはくの忘れてたぁぁ〜ん♪」
うひょひょひょ〜と妄想に耽るそんな日々を送っていた彼らに
まさにチアリーダーと仲良くできる(おハナシできる)
機会が巡ってきたのだ!
スタトレやSWのセリフを会話に多用する
一種独特のオタク軍団の助けを借りて
パンツ丸だしミニスカで戦う彼女達。
最後にはやはり何故か合体して
巨大ロボとなって戦う始末!(笑)
もうなんでもアリの、ものすごい世界が展開する!(笑)
ハッキリいって忍者の術や修行の成果なんてものは
微塵もございません!
これはパンチラを見せることに重点をおいた
バカチン作品なのです。
いかにしてパンチラをこじつけることができるのか
いかにしてオタクが学園の人気者とお近づきになれるか
悪を倒すためには、いつかマニアの知識が必要されるだろう
そんな作品でございます。
残念ながら画像がでませんね。
店頭にいったらぜひジャケットをごらんあそばせ。
全員ブロンドの美人5人が
武器を片手にパンチラど〜んのジャケットです。
しかし、こんなヒト達は本編には出てきません(笑)
実際は4人で、そのなかでもブロンドは1人だけです(笑)
かなりイッちゃてるバカチン作品。
テイストとしては『クィーンコング』に近い。
くだらなさを笑って楽しめる心が必要。
蛍風?かなり大笑いさせていただきました(笑)
『ビッグ・ガン』・・哀愁のアラン・ドロン
2004年9月22日 洋画アクション
1973年・仏/伊
監督/ドゥッチオ・テッサリ
出演/アラン・ドロン
======================
息子の7歳の誕生日を機に
組織から足を洗おうと決心した殺し屋トニー・アルゼンタ。
しかし組織を深く知り過ぎたトニーの引退を
幹部達は許すことが出来なかった・・・
======================
狙った獲物は必ず仕留めるスゴ腕の殺し屋トニー。
彼は息子の誕生日を機に足を洗う決意をするが、
組織は彼を亡き者にしようとした。
しかし、妻と息子がトニーの代わりに殺されてしまう。
復讐を誓ったトニーは、次々とヨーロッパ幹部を暗殺していく・・・
最近のド派手なハリウッドアクションとは異なり
実に地味なガン&カーアクション。
しかし、それがかえってリアルで切なくてカッコイイのである!
例えばカーアクション。
最近のハリウッドものならば、車がボワンと飛んだり
ぐるぐるぐる〜と回転してクラッシュするのだが、
本作品は、車同士がガシャンとぶつかって止まる。
そうだよね、TVで事故映像みるとたしかにガシャンだよね。
ぐるぐる回転はレースぐらいで、
普段の事故でぐるぐる〜は余程のことだよね(笑)
1番ほぅ〜と思ったのが林を駈け抜けるシーン。
カメラのアングルがいいのか、
はたまたドライバーのテクニックが良いのか
見事に木々に間を走り抜ける車!
音楽や映像が子供の頃よく観た
『太陽にほえろ』に雰囲気が似ている。
トニーの弟分ドメニコの「最後」も、
昔の作品ではたまに見かける「方法」だ。
ちなみにドメニコ役のマルク・ポレルは、
実生活でもアラン・ドロンの弟分だったらしい(笑)
ラストもGOOD!
ハリウッドの痛快ハッピーエンドに慣れされたこの頃、
このラストはガツンとやられた気分だ。
アラン・ドロンによるヤクザもん映画。
渋くて切なくて哀愁漂う作品。
ヤラレました。喜びマーク作品です。
監督/ドゥッチオ・テッサリ
出演/アラン・ドロン
======================
息子の7歳の誕生日を機に
組織から足を洗おうと決心した殺し屋トニー・アルゼンタ。
しかし組織を深く知り過ぎたトニーの引退を
幹部達は許すことが出来なかった・・・
======================
狙った獲物は必ず仕留めるスゴ腕の殺し屋トニー。
彼は息子の誕生日を機に足を洗う決意をするが、
組織は彼を亡き者にしようとした。
しかし、妻と息子がトニーの代わりに殺されてしまう。
復讐を誓ったトニーは、次々とヨーロッパ幹部を暗殺していく・・・
最近のド派手なハリウッドアクションとは異なり
実に地味なガン&カーアクション。
しかし、それがかえってリアルで切なくてカッコイイのである!
例えばカーアクション。
最近のハリウッドものならば、車がボワンと飛んだり
ぐるぐるぐる〜と回転してクラッシュするのだが、
本作品は、車同士がガシャンとぶつかって止まる。
そうだよね、TVで事故映像みるとたしかにガシャンだよね。
ぐるぐる回転はレースぐらいで、
普段の事故でぐるぐる〜は余程のことだよね(笑)
1番ほぅ〜と思ったのが林を駈け抜けるシーン。
カメラのアングルがいいのか、
はたまたドライバーのテクニックが良いのか
見事に木々に間を走り抜ける車!
音楽や映像が子供の頃よく観た
『太陽にほえろ』に雰囲気が似ている。
トニーの弟分ドメニコの「最後」も、
昔の作品ではたまに見かける「方法」だ。
ちなみにドメニコ役のマルク・ポレルは、
実生活でもアラン・ドロンの弟分だったらしい(笑)
ラストもGOOD!
ハリウッドの痛快ハッピーエンドに慣れされたこの頃、
このラストはガツンとやられた気分だ。
アラン・ドロンによるヤクザもん映画。
渋くて切なくて哀愁漂う作品。
ヤラレました。喜びマーク作品です。
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『レジェンド・オブ・メキシコ デスペラード』・・ハリウッドに乗っ取られた
2004年8月13日 洋画アクション
2003年・米
監督/ロバート・ロドリゲス
出演/アントニオ・バンデラス
======================
伝説の殺し屋エル・マリアッチは妻子を失い
哀しみの中ひっそりと暮していた。
そんな彼の武勇伝を聞いたCIA捜査官サンズは
クーデターを企む将軍マルケスの暗殺を依頼するのだった・・・
================================
『エル・マリアッチ』を観た時かなりの衝撃を受けた。
派手なガンアクションと戦隊ヒーローのようなポーズ。
馬鹿馬鹿しさを感じながらも「かっこいぃぃ〜」と思った。
チープだけどゴージャスな感じ。
こういう映画もあるんだと心が震えるほど燃えた(笑)
『デスペラード』もまた、チープさは残しつつも
洗練され、レベルアップした印象を受けた。
そして本作品。
ジョニー・デップ、ウィリアム・デフォーという個性派俳優に
今じゃ立派にB級の香りがプンプンするミッキー・ロークが出演。
こりゃ楽しみじゃ〜と思ったのだが・・・。
う〜ん・・・確かに更に洗練された感じはするものの
ハリウッドに乗っ取られたって印象もする。
サルマ・ハエックも登場しているが
回想という形で現在に絡んでこない。これは残念。
バンデラス達の荒唐無稽なガンアクションもあるにはあるが、
前2作に比べると、ぐっと少ない印象。
悪役ウィリアム・デフォーも何かやらかしてくれそうな雰囲気だが
期待していたような見せ場はない。
サンピンな役のミッキー・ロークに至っては
犬を抱えてるだけだし・・・(笑)
じゃあ、一体誰の作品かといえば、
本作品はジョニー・デップの作品になってしまっている。
別にデップが悪いワケじゃないけど、
『デスペラード』はバンデラス達3人のマリアッチが
これでもかというほど暴れまくってくれなくちゃ・・・。
砂埃舞うチープさが魅力の『デスペラード』が
洗練されて有名キャストが出演した結果
作品の持つ魅力が失われてしまった印象を受けた。
むむ〜・・・残念だ・・・。
監督/ロバート・ロドリゲス
出演/アントニオ・バンデラス
======================
伝説の殺し屋エル・マリアッチは妻子を失い
哀しみの中ひっそりと暮していた。
そんな彼の武勇伝を聞いたCIA捜査官サンズは
クーデターを企む将軍マルケスの暗殺を依頼するのだった・・・
================================
『エル・マリアッチ』を観た時かなりの衝撃を受けた。
派手なガンアクションと戦隊ヒーローのようなポーズ。
馬鹿馬鹿しさを感じながらも「かっこいぃぃ〜」と思った。
チープだけどゴージャスな感じ。
こういう映画もあるんだと心が震えるほど燃えた(笑)
『デスペラード』もまた、チープさは残しつつも
洗練され、レベルアップした印象を受けた。
そして本作品。
ジョニー・デップ、ウィリアム・デフォーという個性派俳優に
今じゃ立派にB級の香りがプンプンするミッキー・ロークが出演。
こりゃ楽しみじゃ〜と思ったのだが・・・。
う〜ん・・・確かに更に洗練された感じはするものの
ハリウッドに乗っ取られたって印象もする。
サルマ・ハエックも登場しているが
回想という形で現在に絡んでこない。これは残念。
バンデラス達の荒唐無稽なガンアクションもあるにはあるが、
前2作に比べると、ぐっと少ない印象。
悪役ウィリアム・デフォーも何かやらかしてくれそうな雰囲気だが
期待していたような見せ場はない。
サンピンな役のミッキー・ロークに至っては
犬を抱えてるだけだし・・・(笑)
じゃあ、一体誰の作品かといえば、
本作品はジョニー・デップの作品になってしまっている。
別にデップが悪いワケじゃないけど、
『デスペラード』はバンデラス達3人のマリアッチが
これでもかというほど暴れまくってくれなくちゃ・・・。
砂埃舞うチープさが魅力の『デスペラード』が
洗練されて有名キャストが出演した結果
作品の持つ魅力が失われてしまった印象を受けた。
むむ〜・・・残念だ・・・。
『ミシェル・ヴァイヨン』・・音と雰囲気だけ
2004年7月23日 洋画アクション
2003年・仏
監督/ルイ・バルカン・クヴレア
出演/サガモール・ステヴナン
======================
ミシェル・ヴァイヨン率いる
「チーム・ヴァイヨン」は
ル・マン24時間耐久レースに出場することに。
しかし父の代からの宿敵チーム「リーダー」が
執拗にそして悪質に妨害してくる・・・
================================
フランスで大人気のコミックを映画化した作品。
う〜む・・・
むむむ・・・
これは・・・
ストーリーはほとんどなし。
車のエンジン音をきかせるためだけのような作品
コース攻略のため、用語がいろいろと飛び交うが、
「シケイン 右 左 5速」と言われても
車に興味のない蛍風にゃ、何事か?って感じ(笑)
そのコース攻略もメインストーリーではないため
『イニシャルD』ほど詳しくなく
素人の蛍風でもほほぉ〜と感動するほどではない。
車好きが観ればまた違うのかも知れないが
印象としてはニトロをぶっ放して直線をはしる
『ワイルド・スピード』に似ている。
エンジン音とル・マンの雰囲気を味わうだけの作品。
『イニD』のほうが好きだな・・・。
監督/ルイ・バルカン・クヴレア
出演/サガモール・ステヴナン
======================
ミシェル・ヴァイヨン率いる
「チーム・ヴァイヨン」は
ル・マン24時間耐久レースに出場することに。
しかし父の代からの宿敵チーム「リーダー」が
執拗にそして悪質に妨害してくる・・・
================================
フランスで大人気のコミックを映画化した作品。
う〜む・・・
むむむ・・・
これは・・・
ストーリーはほとんどなし。
車のエンジン音をきかせるためだけのような作品
コース攻略のため、用語がいろいろと飛び交うが、
「シケイン 右 左 5速」と言われても
車に興味のない蛍風にゃ、何事か?って感じ(笑)
そのコース攻略もメインストーリーではないため
『イニシャルD』ほど詳しくなく
素人の蛍風でもほほぉ〜と感動するほどではない。
車好きが観ればまた違うのかも知れないが
印象としてはニトロをぶっ放して直線をはしる
『ワイルド・スピード』に似ている。
エンジン音とル・マンの雰囲気を味わうだけの作品。
『イニD』のほうが好きだな・・・。
『エニグマ奪還』・・異色の戦争モノ
2004年7月7日 洋画アクション
2001年・独/米/オーストリア/ハンガリー
監督/ステファン・ルツォヴィッキー
出演/マット・ルブランク
==============================
ナチスの暗号解読機エニグマを盗みだすために
米国人スパイ・オルーク、英国軍人アーチー、
暗号解読のプロ・ジョノがドイツに潜入することに。
しかしエニグマは女性だけの工場で作られており
怪しまれず行動するには女装するしかなかった・・・
==============================
エニグマ、ナチス、潜入・・・
お堅い戦争モノかと思いきや
ドラッグクイーンの指導のもと女装に励む3人。
バリバリバリ、ドッゴォーンな戦争モノではなく
やっかいもの達がチームを組んで
女装に励み、友情を育みながら
任務遂行に努力する軽妙なタッチの作品。
それでいて、戦争・戦略における
兵士の命の軽さ虚しさも描かれている。
これなら戦争モノを敬遠がちの女性にも
すんなりと受け入れてもらえそうな作風。
逆にいえば、バリバリの戦争モノファンには
不満を覚える部分もあるかもしれないが・・・。
軽快なテンポで軽妙なタッチ。
多少物足りなさを感じる部分もあるが、
かなり気楽に観れる戦争モノ作品。
監督/ステファン・ルツォヴィッキー
出演/マット・ルブランク
==============================
ナチスの暗号解読機エニグマを盗みだすために
米国人スパイ・オルーク、英国軍人アーチー、
暗号解読のプロ・ジョノがドイツに潜入することに。
しかしエニグマは女性だけの工場で作られており
怪しまれず行動するには女装するしかなかった・・・
==============================
エニグマ、ナチス、潜入・・・
お堅い戦争モノかと思いきや
ドラッグクイーンの指導のもと女装に励む3人。
バリバリバリ、ドッゴォーンな戦争モノではなく
やっかいもの達がチームを組んで
女装に励み、友情を育みながら
任務遂行に努力する軽妙なタッチの作品。
それでいて、戦争・戦略における
兵士の命の軽さ虚しさも描かれている。
これなら戦争モノを敬遠がちの女性にも
すんなりと受け入れてもらえそうな作風。
逆にいえば、バリバリの戦争モノファンには
不満を覚える部分もあるかもしれないが・・・。
軽快なテンポで軽妙なタッチ。
多少物足りなさを感じる部分もあるが、
かなり気楽に観れる戦争モノ作品。
『白い嵐』・・少年は成長して海の男となる
2004年6月10日 洋画アクション
1996年・米
監督/リドリー・スコット
出演/ジェフ・ブリッジス
======================
航海術を実地で学ぶ海洋学校に
入学した12人の少年達。
シェルダン船長の厳しい指導に反抗的だった彼等だが
航海を重ねるうちに、次第の船長を尊敬し、
少年達もまた、それぞれが抱える悩みを克服しつつあった。
そんな時、伝説のホワイトスコールが彼等の船を襲う・・・
================================
1960年に実際に起きた事故をもとに製作。
船乗りを夢見て海洋学校に入学した少年達。
彼等には高所恐怖症、父親との確執、兄の自殺など
それぞれに問題を抱えていた。
そんな彼等を指導するのがシェルダン船長。
横暴とも思われる厳しい指導に、最初は反感を持つ少年達だが
航海を重ね、困難を乗り越えるうちに、
シェルダン船長の男として船乗りとしての偉大さに気づく。
そんな彼等の乗ったアルバトロス号が、
ホワイトスコールと呼ばれる巨大な嵐に遭遇する・・・。
ジェフ・ブリッジス扮するシェルダン船長にシゴかれながらも
船乗りとして重要な事を学び、友情を深めていく少年達。
実際に起きた海難事故を扱った作品として
『パーフェクト・ストーム』があるが、
2000年製作の『パーフェクト・・』に比べると
やはり嵐のシーンは物足りなさが残る。
しかし、「海の男」を描いたという点では、
本作品の方が断然上である。
シェルダン船長はじめ、少年達は
これぞ海の男だ!という心意気である。
ただ、実話ベースのせいか、
多少展開にもたつきを感じる部分があった。
少年の成長と友情か、嵐、あるいは裁判シーンのどれかを
メインにしぼって描いても良かったのでは?
どれもこれも盛り込み過ぎて、
かえってもったいない印象を受けた作品。
監督/リドリー・スコット
出演/ジェフ・ブリッジス
======================
航海術を実地で学ぶ海洋学校に
入学した12人の少年達。
シェルダン船長の厳しい指導に反抗的だった彼等だが
航海を重ねるうちに、次第の船長を尊敬し、
少年達もまた、それぞれが抱える悩みを克服しつつあった。
そんな時、伝説のホワイトスコールが彼等の船を襲う・・・
================================
1960年に実際に起きた事故をもとに製作。
船乗りを夢見て海洋学校に入学した少年達。
彼等には高所恐怖症、父親との確執、兄の自殺など
それぞれに問題を抱えていた。
そんな彼等を指導するのがシェルダン船長。
横暴とも思われる厳しい指導に、最初は反感を持つ少年達だが
航海を重ね、困難を乗り越えるうちに、
シェルダン船長の男として船乗りとしての偉大さに気づく。
そんな彼等の乗ったアルバトロス号が、
ホワイトスコールと呼ばれる巨大な嵐に遭遇する・・・。
ジェフ・ブリッジス扮するシェルダン船長にシゴかれながらも
船乗りとして重要な事を学び、友情を深めていく少年達。
実際に起きた海難事故を扱った作品として
『パーフェクト・ストーム』があるが、
2000年製作の『パーフェクト・・』に比べると
やはり嵐のシーンは物足りなさが残る。
しかし、「海の男」を描いたという点では、
本作品の方が断然上である。
シェルダン船長はじめ、少年達は
これぞ海の男だ!という心意気である。
ただ、実話ベースのせいか、
多少展開にもたつきを感じる部分があった。
少年の成長と友情か、嵐、あるいは裁判シーンのどれかを
メインにしぼって描いても良かったのでは?
どれもこれも盛り込み過ぎて、
かえってもったいない印象を受けた作品。
『キル・ビル Vol.1』・・嬉し恥かし、やんやんや〜ん♪(笑)
2004年5月14日 洋画アクション
2003年・米
監督/クエンティン・タランティーノ
出演/ユマ・サーマン
=====================
結婚式の当日、ブライドは刺客に襲われ
お腹の子を失ってしまう。
彼女もまた、昏睡状態に陥った。
5年後奇跡的の回復した彼女は
自分を襲った者たちに復讐を開始する・・・
================================
トラックスーツ
カトーマスク
ビュビューと噴水のような血
勘違いニッポン
カンフーテイスト
30代女蛍風には
懐かしさとこっぱずかしさがこみ上げる嬉しい作品。
キャストがまたググッとくる!
デヴィッド・キャラダインにダリル・ハンナ!
そしてサニー千葉こと我等が千葉ちゃん!
話がプツンプツンと展開する様は
週刊少年マガジンとかチャンピオンの連載みたいだ。
(ジャンプって感じじゃないのよね、なんとなく・・・)
ユマとルーシーの日本語のセリフ、
劇場で観た人は聞き取れたんですか?
ルーシーはともかく、ユマの部分は何回か観直して
やっと分かった蛍風。
日本語のセリフにも字幕入れて欲しかったなぁ・・・。
それにしてもルーシーはキレイだった。
背筋がシャンとして和服が似合い、立ち振舞いも美しかった。
セリフも今までのガイジンさんが喋る日本語の中では
1番良かったのでは?
でも、なんでラストの対決で振袖着なくちゃいけないんですかね?
まぁ、未婚だから振袖でも問題ナシだけど・・・。
大したことじゃないけど、なんとなく気になったんですがね(笑)
一本の作品を急遽2部作にしたということで、
続編を観ないことには評価は出せないが、
嬉し懐かしオッケ〜な作品でござんした(笑)
監督/クエンティン・タランティーノ
出演/ユマ・サーマン
=====================
結婚式の当日、ブライドは刺客に襲われ
お腹の子を失ってしまう。
彼女もまた、昏睡状態に陥った。
5年後奇跡的の回復した彼女は
自分を襲った者たちに復讐を開始する・・・
================================
トラックスーツ
カトーマスク
ビュビューと噴水のような血
勘違いニッポン
カンフーテイスト
30代女蛍風には
懐かしさとこっぱずかしさがこみ上げる嬉しい作品。
キャストがまたググッとくる!
デヴィッド・キャラダインにダリル・ハンナ!
そしてサニー千葉こと我等が千葉ちゃん!
話がプツンプツンと展開する様は
週刊少年マガジンとかチャンピオンの連載みたいだ。
(ジャンプって感じじゃないのよね、なんとなく・・・)
ユマとルーシーの日本語のセリフ、
劇場で観た人は聞き取れたんですか?
ルーシーはともかく、ユマの部分は何回か観直して
やっと分かった蛍風。
日本語のセリフにも字幕入れて欲しかったなぁ・・・。
それにしてもルーシーはキレイだった。
背筋がシャンとして和服が似合い、立ち振舞いも美しかった。
セリフも今までのガイジンさんが喋る日本語の中では
1番良かったのでは?
でも、なんでラストの対決で振袖着なくちゃいけないんですかね?
まぁ、未婚だから振袖でも問題ナシだけど・・・。
大したことじゃないけど、なんとなく気になったんですがね(笑)
一本の作品を急遽2部作にしたということで、
続編を観ないことには評価は出せないが、
嬉し懐かしオッケ〜な作品でござんした(笑)
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『炎の戦線 エル・アラメイン』・・負け戦の悲惨な状況
2004年5月5日 洋画アクション
2002年・伊
監督/エンツォ・モンテレオーネ
出演/パオロ・プリググリア
ピエル・フランチェスコ・ファヴィーノ
==========================
1942年北アフリカ戦線のイタリア軍歩兵陣地にやってきた
志願兵セッラ。
祖国を守るため、国民として男として義務を果たそうと
自ら志願したセッラに、
中尉は帰りたくても帰れない奴等前で
志願兵の腕章なんか着けるなと言う。
そしてセッラは故国で聞いていた戦況とは全く違った
過酷な現実を知る・・・
==========================
第2次世界大戦、イギリス軍とドイツ軍の激戦の地エル・アラメイン。
この戦いにはイタリア軍も参加していた。
装備が貧弱で補給もなく、同盟国ドイツ軍からもお荷物扱いされ
11日間の戦いで1万4000人が命を落したといわれる。
第2次世界大戦のイタリア軍を描いたものは珍しいような・・・。
連合国の中で1番先に降伏したせいかもしれないが
この時代のイタリア軍を描いたものって他に何かあったかなぁ・・・?
北アフリカのエジプト砂漠にあるエル・アラメイン。
見渡す限り砂ばかりのこの戦線にやってきた学生志願兵セッラ。
補給もなく、大砲すらない貧弱な装備の中で
曹長はセッラに3つのルールを教える。
ルール1 イギリス軍に狙われるから頭は常に低くしろ
ルール2 赤痢になってもいちいち報告するな、自分でなんとかしろ
ルール3 靴を履くときはサソリに注意しろ
進むことも退くことも出来ず、塹壕に潜むセッラ達。
そして満月の夜、イギリス軍による総攻撃が始まった・・・
もうセッラ達の置かれた状況は悲惨そのもの。
装備も貧弱で食べ物どころか水もない。
口にするのは尿と砂。
作戦本部からも見捨てられた彼等。
圧倒的兵力を有するイギリス軍を前に
セッラ達は本部の指令のままに、戦線をあちこち移動させられる。
ドイツ軍からもお荷物扱いされ、
作戦本部からも見捨てられた彼等は
砲火の中、仲間の命を思い、助け合い、そして死んでいく。
ちなみに伊軍用車輛群は実物で揃えたらしい。
オートバイとかトラックぐらいしか出てこないケド。
生存者の証言をもとに負け戦をリアルに悲痛に描いた作品。
作品の出来はもちろんGOODだが
この時代のイタリア軍をメインで描いた作品が少ないということも含め
「喜び」マークをつけたいと思う。
監督/エンツォ・モンテレオーネ
出演/パオロ・プリググリア
ピエル・フランチェスコ・ファヴィーノ
==========================
1942年北アフリカ戦線のイタリア軍歩兵陣地にやってきた
志願兵セッラ。
祖国を守るため、国民として男として義務を果たそうと
自ら志願したセッラに、
中尉は帰りたくても帰れない奴等前で
志願兵の腕章なんか着けるなと言う。
そしてセッラは故国で聞いていた戦況とは全く違った
過酷な現実を知る・・・
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第2次世界大戦、イギリス軍とドイツ軍の激戦の地エル・アラメイン。
この戦いにはイタリア軍も参加していた。
装備が貧弱で補給もなく、同盟国ドイツ軍からもお荷物扱いされ
11日間の戦いで1万4000人が命を落したといわれる。
第2次世界大戦のイタリア軍を描いたものは珍しいような・・・。
連合国の中で1番先に降伏したせいかもしれないが
この時代のイタリア軍を描いたものって他に何かあったかなぁ・・・?
北アフリカのエジプト砂漠にあるエル・アラメイン。
見渡す限り砂ばかりのこの戦線にやってきた学生志願兵セッラ。
補給もなく、大砲すらない貧弱な装備の中で
曹長はセッラに3つのルールを教える。
ルール1 イギリス軍に狙われるから頭は常に低くしろ
ルール2 赤痢になってもいちいち報告するな、自分でなんとかしろ
ルール3 靴を履くときはサソリに注意しろ
進むことも退くことも出来ず、塹壕に潜むセッラ達。
そして満月の夜、イギリス軍による総攻撃が始まった・・・
もうセッラ達の置かれた状況は悲惨そのもの。
装備も貧弱で食べ物どころか水もない。
口にするのは尿と砂。
作戦本部からも見捨てられた彼等。
圧倒的兵力を有するイギリス軍を前に
セッラ達は本部の指令のままに、戦線をあちこち移動させられる。
ドイツ軍からもお荷物扱いされ、
作戦本部からも見捨てられた彼等は
砲火の中、仲間の命を思い、助け合い、そして死んでいく。
ちなみに伊軍用車輛群は実物で揃えたらしい。
オートバイとかトラックぐらいしか出てこないケド。
生存者の証言をもとに負け戦をリアルに悲痛に描いた作品。
作品の出来はもちろんGOODだが
この時代のイタリア軍をメインで描いた作品が少ないということも含め
「喜び」マークをつけたいと思う。
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『シャンハイ・ナイト 』・・懐かしの香港ジャッキー
2004年4月11日 洋画アクション
2003年・米
監督/デヴィッド・ドブキン
出演/ジャッキー・チェン
オーウェン・ウィルソン
=========================
アメリカで保安官として暮すチョン・ウェイン。
彼のもとに妹から父の形見が送られてきた。
妹は父の仇を追ってイギリスにいると知った彼は
ロイと共にイギリスへ向かうのだが・・・
================================
前作『シャンハイ・ヌーン』の細かな設定は忘れてしまっていたため
あぁ〜そういえばペペ姫っていたよなぁ〜と思い出しながらの鑑賞。
最近のアクション映画といえば
カーチェイスや銃撃戦がほとんどの割合で見られるが
本作品はちらっとでてくるだけで
ジャッキーのアクションそのものを堪能できる。
特に市場(屋台)での乱闘は
香港時代のジャッキー作品を彷彿とさせ、蛍風大満足!
イギリスだろうが香港だろうが、市場は市場。
飛んだり跳ねたり屋根に登ったり。
これで吹きぬけの食堂の2階で乱闘してくれればなぁ。
そしてラストは原っぱで決闘、
そしていきなりの「終劇」なら完璧なんだケド(笑)
香港時代同様、
いくつになっても「とぉさぁぁ〜ん」と若造チックなのも嬉しい(笑)
残念な点はドニー・イェンとの対決。
夜の対決だったが、もっと明るい所でじっくりみせて欲しかった。
それにしてもこの2人のアクションは、
他のカラミと比べて速い!さすがだ!
『シャンハイ・ヌーン』でも感じたが、
今回も時代公証があってないような・・・。
なんか違う時代のものや事柄がごちゃまぜになっているような・・・。
しかし、そんな細かいことはどうでも良いと思えるのが
「ジャッキー」モノの魅力。
オーウェンとのコンビも抜群。
シリーズ化してずっと続いて欲しい作品。
そういえばユン・ピョウがハリウッド進出する話はどうなったんだろ?
この作品に出るはずじゃなかったかな・・・。
それとも気づかないだけで出演していたのかしらん・・・?
監督/デヴィッド・ドブキン
出演/ジャッキー・チェン
オーウェン・ウィルソン
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アメリカで保安官として暮すチョン・ウェイン。
彼のもとに妹から父の形見が送られてきた。
妹は父の仇を追ってイギリスにいると知った彼は
ロイと共にイギリスへ向かうのだが・・・
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前作『シャンハイ・ヌーン』の細かな設定は忘れてしまっていたため
あぁ〜そういえばペペ姫っていたよなぁ〜と思い出しながらの鑑賞。
最近のアクション映画といえば
カーチェイスや銃撃戦がほとんどの割合で見られるが
本作品はちらっとでてくるだけで
ジャッキーのアクションそのものを堪能できる。
特に市場(屋台)での乱闘は
香港時代のジャッキー作品を彷彿とさせ、蛍風大満足!
イギリスだろうが香港だろうが、市場は市場。
飛んだり跳ねたり屋根に登ったり。
これで吹きぬけの食堂の2階で乱闘してくれればなぁ。
そしてラストは原っぱで決闘、
そしていきなりの「終劇」なら完璧なんだケド(笑)
香港時代同様、
いくつになっても「とぉさぁぁ〜ん」と若造チックなのも嬉しい(笑)
残念な点はドニー・イェンとの対決。
夜の対決だったが、もっと明るい所でじっくりみせて欲しかった。
それにしてもこの2人のアクションは、
他のカラミと比べて速い!さすがだ!
『シャンハイ・ヌーン』でも感じたが、
今回も時代公証があってないような・・・。
なんか違う時代のものや事柄がごちゃまぜになっているような・・・。
しかし、そんな細かいことはどうでも良いと思えるのが
「ジャッキー」モノの魅力。
オーウェンとのコンビも抜群。
シリーズ化してずっと続いて欲しい作品。
そういえばユン・ピョウがハリウッド進出する話はどうなったんだろ?
この作品に出るはずじゃなかったかな・・・。
それとも気づかないだけで出演していたのかしらん・・・?
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『華麗なるヒコーキ野郎』・・男のロマン
2004年3月28日 洋画アクション
1975年・米
監督/ジョージ・ロイ・ヒル
出演/ロバート・レッドフォード
======================
1920年代のアメリカ。
曲芸飛行士のウォルドー・ペッパーは
伝説的存在の元ドイツ空軍のケスラーに憧れている。
そしてケスラーが戦った空中戦の映画が作られることになり
ペッパーは、ケスラーと一緒に飛ぶことになる・・・
================================
才能があり飛行機こそがすべてのウォルドー・ペッパー。
このペッパー役にロバート・レッドフォード様。
美しい金髪をなびかせ、まぶしそうな瞳に蛍風クラクラ(笑)
初めは軽めのやんちゃなペッパーだが、
曲芸飛行の宣伝で翼に立ったまま動けなくなったメリー・ベスを
助けられなかったことから、ストーリーは次第に深みを増していく。
このメリー・ベス役にスーザン・サランドン。
(かなり若いけど、顔はあまり変わっていないような・・・。)
ペッパーには飛行機こそがすべてなのだ。
免許を剥奪された彼は翼をもがれた飛行機そのものなのだ。
ハリウッドで偽名でスタントをして働くペッパーに
憧れのケスラーと飛ぶチャンスがくる。
そしてケスラーとペッパーは、互いに尊敬の念を持ちながら
1人の男として、1人の飛行気乗りとして空中戦を行なうのだった・・・。
戦争が終わり、職を失ったパイロットが巡業で飛び生計をたて、
単葉機から複葉機に移り変わろうとする時代。
そんな時代背景も興味深い。
若き飛行機乗りと伝説のパイロットが
ただひたすらに己の技量をかけて挑み合う姿はカッチョイィィ〜。
それがレッドフォード様だから余計に素敵だ!
蛍風、正直いって大抵の「男のロマン」的男くさい作品は
あまり好みではないのだが、
この作品はそんな蛍風にもビシビシと伝わってくる、
まさに「男のロマン」という言葉がピッタリな作品。
監督/ジョージ・ロイ・ヒル
出演/ロバート・レッドフォード
======================
1920年代のアメリカ。
曲芸飛行士のウォルドー・ペッパーは
伝説的存在の元ドイツ空軍のケスラーに憧れている。
そしてケスラーが戦った空中戦の映画が作られることになり
ペッパーは、ケスラーと一緒に飛ぶことになる・・・
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才能があり飛行機こそがすべてのウォルドー・ペッパー。
このペッパー役にロバート・レッドフォード様。
美しい金髪をなびかせ、まぶしそうな瞳に蛍風クラクラ(笑)
初めは軽めのやんちゃなペッパーだが、
曲芸飛行の宣伝で翼に立ったまま動けなくなったメリー・ベスを
助けられなかったことから、ストーリーは次第に深みを増していく。
このメリー・ベス役にスーザン・サランドン。
(かなり若いけど、顔はあまり変わっていないような・・・。)
ペッパーには飛行機こそがすべてなのだ。
免許を剥奪された彼は翼をもがれた飛行機そのものなのだ。
ハリウッドで偽名でスタントをして働くペッパーに
憧れのケスラーと飛ぶチャンスがくる。
そしてケスラーとペッパーは、互いに尊敬の念を持ちながら
1人の男として、1人の飛行気乗りとして空中戦を行なうのだった・・・。
戦争が終わり、職を失ったパイロットが巡業で飛び生計をたて、
単葉機から複葉機に移り変わろうとする時代。
そんな時代背景も興味深い。
若き飛行機乗りと伝説のパイロットが
ただひたすらに己の技量をかけて挑み合う姿はカッチョイィィ〜。
それがレッドフォード様だから余計に素敵だ!
蛍風、正直いって大抵の「男のロマン」的男くさい作品は
あまり好みではないのだが、
この作品はそんな蛍風にもビシビシと伝わってくる、
まさに「男のロマン」という言葉がピッタリな作品。
『サイン・オブ・ゴッド』・・予告編が面白かったから
2004年3月23日 洋画アクション
2003年・独
監督/セバスチャン・ニーマン
出演/マティアス・ケーベルリン
======================
考古学生のステファンは、
イスラエルの古代遺跡で2000年前の人骨を発見する。
しかし、その人骨には現代医学の治療の後があり、
その遺骨の傍らにはビデオカメラの取り扱い説明書が・・・
=====================
2000年前の遺跡から発見された人骨は
現代医学の治療痕があり、
傍らにはビデオカメラの取り扱い説明書とメモがあった。
このことから人骨はタイムトラベラーのものであり
ビデオにはイエスの姿が録画されていたと推理したステファンは
まだ発見されていないビデオカメラの行方を追うのだった・・・。
SF小説「イエスのビデオ」の映画化。
予告編を観てとても面白そうだったので選んだ作品。
ビデオカメラがSONY製というのも
なんだか嬉しかったし・・・(笑)。
ベストセラー小説、アドベンチャー、タイムトラベルと
かなり面白そうな要素が詰まっているのだが
期待してたのとは、ちょっと違った感じ・・・。
予告編で期待し過ぎちゃったのかな・・・。
人骨はタイムトラベラーのものと推測し、
イエスが映っているビデオカメラを探そうとするステファン。
しかしカメラを探しているのは彼だけではなく、
危険が彼を襲うのだった・・・。
ん〜、ステファンね、
最初は考古学的観点から遺跡を発掘していたのが、
命を狙われてからは、意義とか意味とかではなく
なにがなんでも自分がカメラを手に入れてやるって感じで
行動していくようになる。
ステファンにはイエスの映像よりも、
なかばヤケクソでカメラは絶対に俺様が探し出す!
そんな印象を受ける。
まぁ、あっちからもこっちからも狙われ
ステファンもあっちこっち巻きこみながらの捜索。
終わってみれば、敵だった人物が意外とイイ人だったり、
カメラだって、また・・むにゃむにゃ・・・・
俺様ステファンが生き残れば、後は問題なしってことか?
発想が実に面白いのだが、
終わってみれば物足りなさを感じた作品。
監督/セバスチャン・ニーマン
出演/マティアス・ケーベルリン
======================
考古学生のステファンは、
イスラエルの古代遺跡で2000年前の人骨を発見する。
しかし、その人骨には現代医学の治療の後があり、
その遺骨の傍らにはビデオカメラの取り扱い説明書が・・・
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2000年前の遺跡から発見された人骨は
現代医学の治療痕があり、
傍らにはビデオカメラの取り扱い説明書とメモがあった。
このことから人骨はタイムトラベラーのものであり
ビデオにはイエスの姿が録画されていたと推理したステファンは
まだ発見されていないビデオカメラの行方を追うのだった・・・。
SF小説「イエスのビデオ」の映画化。
予告編を観てとても面白そうだったので選んだ作品。
ビデオカメラがSONY製というのも
なんだか嬉しかったし・・・(笑)。
ベストセラー小説、アドベンチャー、タイムトラベルと
かなり面白そうな要素が詰まっているのだが
期待してたのとは、ちょっと違った感じ・・・。
予告編で期待し過ぎちゃったのかな・・・。
人骨はタイムトラベラーのものと推測し、
イエスが映っているビデオカメラを探そうとするステファン。
しかしカメラを探しているのは彼だけではなく、
危険が彼を襲うのだった・・・。
ん〜、ステファンね、
最初は考古学的観点から遺跡を発掘していたのが、
命を狙われてからは、意義とか意味とかではなく
なにがなんでも自分がカメラを手に入れてやるって感じで
行動していくようになる。
ステファンにはイエスの映像よりも、
なかばヤケクソでカメラは絶対に俺様が探し出す!
そんな印象を受ける。
まぁ、あっちからもこっちからも狙われ
ステファンもあっちこっち巻きこみながらの捜索。
終わってみれば、敵だった人物が意外とイイ人だったり、
カメラだって、また・・むにゃむにゃ・・・・
俺様ステファンが生き残れば、後は問題なしってことか?
発想が実に面白いのだが、
終わってみれば物足りなさを感じた作品。
『東部戦線1944』・・人情ドラマありのソ連版コンバット
2004年3月12日 洋画アクション
2002年・露
監督/ニコライ・リェビェデフ
出演/イゴリ・ペトレンコ
======================
第2次世界大戦末期の1944年。
ソ連はドイツ軍を探るために
トラフキン率いる偵察部隊を国境付近に送り込む・・・
================================
ロシア国内でヒットした作品。
トラフキン率いる部隊はドイツ軍の狙いを探るために
敵陣深く潜入する。
敵の将校を捕らえては、所持品から移動地点を探る。
少数精鋭の部隊はドイツ軍から
「グリーンゴースト」と呼ばれ警戒される。
幾多のピンチを乗り越え、情報を探る彼等だが
1人また1人と倒れ、無線機までも壊れてしまう・・・。
敵のドイツ兵があまり顔や個性が描かれていないため
ソ連軍の側にたって見ることができ
安心して作品の世界に浸かることができる。
本作品にでてくるソ連兵は、勇敢で仲間思いで
使命を果たそうとする立派な兵士。
日本人の蛍風がみてもアツイものを感じたのだから
ロシア本国の人は、本当に楽しめる作品であろう。
ドイツの歩兵が捕まったとき
俺は徴兵されたんだ、本当は労働者だ、というセリフ。
わざわざ「労働者」と言ったことに
ソ連は社会主義国なんだな、と改めて思い出した。
沼地なのか湿地なのか、はたまた雪解けの影響なのか
ドイツ軍のキャタピラ付のバイクに目を奪われてしまった。
さぞかしソ連に攻め入るのは大変だったのだろう。
他の作品のように、敵に突っ込まず後に戻る兵士を
味方が銃で撃つシーンはない。
優秀な兵士達を描いているせいか、
ソ連版『コンバット』という印象を受ける戦争ドラマ。
監督/ニコライ・リェビェデフ
出演/イゴリ・ペトレンコ
======================
第2次世界大戦末期の1944年。
ソ連はドイツ軍を探るために
トラフキン率いる偵察部隊を国境付近に送り込む・・・
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ロシア国内でヒットした作品。
トラフキン率いる部隊はドイツ軍の狙いを探るために
敵陣深く潜入する。
敵の将校を捕らえては、所持品から移動地点を探る。
少数精鋭の部隊はドイツ軍から
「グリーンゴースト」と呼ばれ警戒される。
幾多のピンチを乗り越え、情報を探る彼等だが
1人また1人と倒れ、無線機までも壊れてしまう・・・。
敵のドイツ兵があまり顔や個性が描かれていないため
ソ連軍の側にたって見ることができ
安心して作品の世界に浸かることができる。
本作品にでてくるソ連兵は、勇敢で仲間思いで
使命を果たそうとする立派な兵士。
日本人の蛍風がみてもアツイものを感じたのだから
ロシア本国の人は、本当に楽しめる作品であろう。
ドイツの歩兵が捕まったとき
俺は徴兵されたんだ、本当は労働者だ、というセリフ。
わざわざ「労働者」と言ったことに
ソ連は社会主義国なんだな、と改めて思い出した。
沼地なのか湿地なのか、はたまた雪解けの影響なのか
ドイツ軍のキャタピラ付のバイクに目を奪われてしまった。
さぞかしソ連に攻め入るのは大変だったのだろう。
他の作品のように、敵に突っ込まず後に戻る兵士を
味方が銃で撃つシーンはない。
優秀な兵士達を描いているせいか、
ソ連版『コンバット』という印象を受ける戦争ドラマ。
『プライベート・ソルジャー』・・邦題はB級、中身はA級
2004年2月18日 洋画アクション
1998年・米
監督/ジョン・アーヴィン
出演/ロン・エルダード
======================
1944年、ドイツとベルギーの国境ヒュルトゲンの森。
米軍の被害は大きく、中隊は兵力の70%を失い
指揮官も不足していた。
古参兵のマニングは経験をかわれて軍曹に昇格。
そしてマニングは新兵達とともに
敵の高射砲を攻撃すべく進軍する・・・
================================
激戦ヒュルトゲン攻防戦を描いた作品。
米軍の被害は甚大で、指揮官不足からマニングは
一等兵から軍曹、軍曹から中尉へと昇格していく。
しかもたった3日の間に。
『バンド・オブ・ブラザース』の時も思ったが
軍隊というものは、戦争をすればするほど
昇格していくものなんだなぁ・・・。
深い霧が立ちこめ、気づけば敵とわずか数メートルの緊迫感。
敵の砲撃から逃げ惑う兵士。
その足元には地雷が。
負傷し、逃げる術もなくなった者は砲撃の音に
怯え、泣き、祈る。
そこには政治や会議なんて関係ない。
一つの命が、孤独で過酷な状況に投げ出されているのだ。
手足が吹き飛ばされたり、地雷で吹っ飛ぶ場面など
凄惨なシーンが多く、迫力がある。
ストーリーも演出も素晴らしいのに、なぜか劇場未公開作。
原題は「WHEN TRUMPETS FADE」
それを『プライベート・ソルジャー』とした
おセンスのかけらもない邦題だが、
中身は迫力あり、兵士の過酷で哀しい姿を描いた良く出来た作品。
監督/ジョン・アーヴィン
出演/ロン・エルダード
======================
1944年、ドイツとベルギーの国境ヒュルトゲンの森。
米軍の被害は大きく、中隊は兵力の70%を失い
指揮官も不足していた。
古参兵のマニングは経験をかわれて軍曹に昇格。
そしてマニングは新兵達とともに
敵の高射砲を攻撃すべく進軍する・・・
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激戦ヒュルトゲン攻防戦を描いた作品。
米軍の被害は甚大で、指揮官不足からマニングは
一等兵から軍曹、軍曹から中尉へと昇格していく。
しかもたった3日の間に。
『バンド・オブ・ブラザース』の時も思ったが
軍隊というものは、戦争をすればするほど
昇格していくものなんだなぁ・・・。
深い霧が立ちこめ、気づけば敵とわずか数メートルの緊迫感。
敵の砲撃から逃げ惑う兵士。
その足元には地雷が。
負傷し、逃げる術もなくなった者は砲撃の音に
怯え、泣き、祈る。
そこには政治や会議なんて関係ない。
一つの命が、孤独で過酷な状況に投げ出されているのだ。
手足が吹き飛ばされたり、地雷で吹っ飛ぶ場面など
凄惨なシーンが多く、迫力がある。
ストーリーも演出も素晴らしいのに、なぜか劇場未公開作。
原題は「WHEN TRUMPETS FADE」
それを『プライベート・ソルジャー』とした
おセンスのかけらもない邦題だが、
中身は迫力あり、兵士の過酷で哀しい姿を描いた良く出来た作品。
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『S.W.A.T』.・・え〜る・じゃくそぉ〜ん
2004年2月15日 洋画アクション
2003年・米
監督/クラーク・ジョンソン
出演/コリン・ファレル
======================
ロス市警特殊部隊S.W.A.T.隊員のストリートは
相棒ギャンブルの無謀な行動で倉庫係に降格となった。
ギャンブルはそのまま市警をやめたがストリートは
復帰のチャンスを待つため倉庫係に異動した。
半年後ストリートはS.W.A.T.に復帰する。
任務は麻薬王アレックスの護送だ・・・
================================
往年のTVドラマの映画化。
う〜ん、オリジナルのドラマは記憶がないなぁ。
S.W.A.T.の新鋭が倉庫係に転落。
復帰して新メンバーとともに過酷な訓練。
そして「俺を逃がしたヤツに1億ドル払う!」と宣言した
麻薬王アレックスの護送。
そしてドンパチ。
ギュギュ〜とてんこ盛りな内容。
しかしながら、てんこ盛りなことがかえって
それぞれのエピソードをさらっと流すこととなっており
それが少々残念。
もっとS.W.A.Tの訓練風景が観たかったなぁ・・・。
サミュエル・L・ジャクソンがスキンヘッドで出演。
『アンブレイカブル』でのミョーなヘアースタイルといい
この人はコスプレマニアかしらん?(笑)
L・ジャクソンは確かに上手いとは思うが
本作品に至っては、別に彼でなくても良かったと思ってしまう。
まぁL・ジャクソンが脇を固めているから
レンタルされる要因の一つとなっているのだが。
そんなに悪くはないが、かといって強い印象もうけない作品。
監督/クラーク・ジョンソン
出演/コリン・ファレル
======================
ロス市警特殊部隊S.W.A.T.隊員のストリートは
相棒ギャンブルの無謀な行動で倉庫係に降格となった。
ギャンブルはそのまま市警をやめたがストリートは
復帰のチャンスを待つため倉庫係に異動した。
半年後ストリートはS.W.A.T.に復帰する。
任務は麻薬王アレックスの護送だ・・・
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往年のTVドラマの映画化。
う〜ん、オリジナルのドラマは記憶がないなぁ。
S.W.A.T.の新鋭が倉庫係に転落。
復帰して新メンバーとともに過酷な訓練。
そして「俺を逃がしたヤツに1億ドル払う!」と宣言した
麻薬王アレックスの護送。
そしてドンパチ。
ギュギュ〜とてんこ盛りな内容。
しかしながら、てんこ盛りなことがかえって
それぞれのエピソードをさらっと流すこととなっており
それが少々残念。
もっとS.W.A.Tの訓練風景が観たかったなぁ・・・。
サミュエル・L・ジャクソンがスキンヘッドで出演。
『アンブレイカブル』でのミョーなヘアースタイルといい
この人はコスプレマニアかしらん?(笑)
L・ジャクソンは確かに上手いとは思うが
本作品に至っては、別に彼でなくても良かったと思ってしまう。
まぁL・ジャクソンが脇を固めているから
レンタルされる要因の一つとなっているのだが。
そんなに悪くはないが、かといって強い印象もうけない作品。
『暗黒街のふたり』・・キーワードは眉間にシワ
2004年2月7日 洋画アクション
1973年・仏
監督/ジョゼ・ジョバンニ
出演/アラン・ドロン
ジャン・ギャバン
======================
銀行強盗の罪で服役していたジーノ。
あと2年の刑期を残しながらも保護司ジェルマンの
口添えで仮釈放される。
ジーノは真面目に暮そうとするのだが、
彼を逮捕したゴワトロ警部の執拗な監視に・・・
===============================
シブイ。
アラン・ドロンとジャン・ギャバンの組み合わせがシブイ。
ストーリーもシブイ。
今度こそ真面目に生きようとするアラン・ドロン扮するジーノ。
彼を理解し、見守る老保護司ジェルマンにジャン・ギャバン。
10年ぶりの外の世界で真面目に生きると誓ったジーノは
昔の泥棒仲間に誘われてもキッパリと断る。
しかし、仁義を重んずる彼は仲間の罪を
警察に通報することはない。
そのことで彼は苦しい立場に置かれることとなる。
真面目に生きようとするジーノ。
彼の更正を心から信じるジェルマン。
悪党は悪党のままだと信じるゴワトロ。
過度な演出はなく、地味な作品ではあるが、
そのことがかえって、演技合戦の様相を呈している。
ゴワトロ警部の執拗な嫌がらせともいえる監視に
次第に追い詰められていくジーノ。
眉間にシワをよせて苦悩するアラン・ドロンは
カッチョイィィ〜
そうそう確認できなかったが、
泥棒仲間の新人役にジェラール・ドパルデューらしき人物が。
イカツイ顔に大きなお鼻。
ジェラールだと思うんだけどな・・・。
史劇ではない作品でギロチンが出てきたので
ちょっとビックリ。
フランスでは20年ほど前までギロチンを使っていたらしい。
初めて知りました・・・。
眉間にシワをよせて追い詰められていくドロン。
そんな彼をやっぱり眉間にシワをよせて見守るギャバン。
そしてそんな作品を、気づいたら眉間にシワをよせて
観ていた自分(笑)
シブイ!の一言に尽きる作品。
監督/ジョゼ・ジョバンニ
出演/アラン・ドロン
ジャン・ギャバン
======================
銀行強盗の罪で服役していたジーノ。
あと2年の刑期を残しながらも保護司ジェルマンの
口添えで仮釈放される。
ジーノは真面目に暮そうとするのだが、
彼を逮捕したゴワトロ警部の執拗な監視に・・・
===============================
シブイ。
アラン・ドロンとジャン・ギャバンの組み合わせがシブイ。
ストーリーもシブイ。
今度こそ真面目に生きようとするアラン・ドロン扮するジーノ。
彼を理解し、見守る老保護司ジェルマンにジャン・ギャバン。
10年ぶりの外の世界で真面目に生きると誓ったジーノは
昔の泥棒仲間に誘われてもキッパリと断る。
しかし、仁義を重んずる彼は仲間の罪を
警察に通報することはない。
そのことで彼は苦しい立場に置かれることとなる。
真面目に生きようとするジーノ。
彼の更正を心から信じるジェルマン。
悪党は悪党のままだと信じるゴワトロ。
過度な演出はなく、地味な作品ではあるが、
そのことがかえって、演技合戦の様相を呈している。
ゴワトロ警部の執拗な嫌がらせともいえる監視に
次第に追い詰められていくジーノ。
眉間にシワをよせて苦悩するアラン・ドロンは
カッチョイィィ〜
そうそう確認できなかったが、
泥棒仲間の新人役にジェラール・ドパルデューらしき人物が。
イカツイ顔に大きなお鼻。
ジェラールだと思うんだけどな・・・。
史劇ではない作品でギロチンが出てきたので
ちょっとビックリ。
フランスでは20年ほど前までギロチンを使っていたらしい。
初めて知りました・・・。
眉間にシワをよせて追い詰められていくドロン。
そんな彼をやっぱり眉間にシワをよせて見守るギャバン。
そしてそんな作品を、気づいたら眉間にシワをよせて
観ていた自分(笑)
シブイ!の一言に尽きる作品。
『ワイルド・スピード ×2』・・またもや影薄し
2004年1月21日 洋画アクション2003年・米
監督/ジョン・シングルトン
出演/ポール・ウォーカー
============================================
ストリートレーサーの元警官のブライアンは
過去の犯罪歴を帳消しにすることを条件に
マネーロンダリングの組織に運転手として潜入し
捜査に協力することに・・・
============================================
前作のことはすっかり忘れてしまった蛍風。
DVDの特典で前作から本作品に至るまでのブライアンの映像を見て
おぼろげに内容を思い出した程度。
主演のポール・ウォーカーより、
ディーゼルさんと車のことしか印象がなかった(笑)
本作品も、ストーリーよりも車のことしか印象に残らない・・・。
ポール・ウォーカーに関して言えば、
やはり印象が・・・ない。
強いて言えば、仮にも元警官がそんなことしていいのか〜?!と
ツッコミをいれたことぐらい(笑)
この日記の前作の感想を読んでみたら、
今回と同じようなことを書いていた。
ストーリー展開というより改造車を楽しむ作品だ、と。
個人的にはニトロで直線をぶっ飛ばす本作品よりも
『頭文字D』や『TAXi』のカーブを攻めるような
カーアクションのほうがスゴイッと思ってしまう。
改造してパワーアップした車。
車好きにはたまらないようだが、
興味のない蛍風には、ストーリーに深みが欲しかったところ。
監督/ジョン・シングルトン
出演/ポール・ウォーカー
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ストリートレーサーの元警官のブライアンは
過去の犯罪歴を帳消しにすることを条件に
マネーロンダリングの組織に運転手として潜入し
捜査に協力することに・・・
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前作のことはすっかり忘れてしまった蛍風。
DVDの特典で前作から本作品に至るまでのブライアンの映像を見て
おぼろげに内容を思い出した程度。
主演のポール・ウォーカーより、
ディーゼルさんと車のことしか印象がなかった(笑)
本作品も、ストーリーよりも車のことしか印象に残らない・・・。
ポール・ウォーカーに関して言えば、
やはり印象が・・・ない。
強いて言えば、仮にも元警官がそんなことしていいのか〜?!と
ツッコミをいれたことぐらい(笑)
この日記の前作の感想を読んでみたら、
今回と同じようなことを書いていた。
ストーリー展開というより改造車を楽しむ作品だ、と。
個人的にはニトロで直線をぶっ飛ばす本作品よりも
『頭文字D』や『TAXi』のカーブを攻めるような
カーアクションのほうがスゴイッと思ってしまう。
改造してパワーアップした車。
車好きにはたまらないようだが、
興味のない蛍風には、ストーリーに深みが欲しかったところ。
『ハンテッド』・・地味だけど、そこが渋い!
2004年1月9日 洋画アクション2003年・米
監督/ウィリアム・フリードキン
出演/トミー・リー・ジョーンズ
ベニチオ・デル・トロ
============================================
オレゴンの山中で連続殺人事件が発生する。
FBIはかつて特殊部隊の教官をしていたL.Tに
捜査の協力を依頼。
現場に残されたかすかな足跡からL.Tは
単独犯で特殊訓練を受けた者の犯行を推察する・・・
============================================
監督はウィリアム・フリードキン。
・・・このヒトまだ撮ってんだ〜!
この名監督に実力派のトミーとベニチオ。
かつて特殊部隊で殺人やサバイバル術を教えていたL.T。
いまは静かに暮している。
これが名優トミー・リー・ジョーンズ。
そんな彼のもとにFBIから連続殺人事件の捜査の依頼が。
FBIは複数の犯行だと思ったが、現場を見たL.Tは
即座に特殊訓練を受けた単独犯だと見抜く。
しかもライフルを持った被害者に対して犯人はナイフ1つで犯行に及んだと。
そしてL.Tの犯人追跡が始まる・・・
精神を病み、狂気に走る犯人ハラム役のベニチオがGOOD。
みるからに心を病んでいそうな顔つきが、
画面に緊張感をみなぎらせる。
この作品は犯人対FBIではなく、
元教官対教え子のヒリヒリとした緊張関係。
組織対犯人ではなく、男同志の、
それも師弟関係にある2人の
追いつ追われつの葛藤である。
最近流行りのハデなアクションではなく、
知恵と知識とナイフで繰り広げられる男同志の戦い。
トミーがサバイバル術の教官というよりは、
デスクワークが似合うタイプに見えるということを除けば
渋く緊張感あふれる見応えのある作品。
やっぱりフリードキンはスゴイや・・・。
監督/ウィリアム・フリードキン
出演/トミー・リー・ジョーンズ
ベニチオ・デル・トロ
============================================
オレゴンの山中で連続殺人事件が発生する。
FBIはかつて特殊部隊の教官をしていたL.Tに
捜査の協力を依頼。
現場に残されたかすかな足跡からL.Tは
単独犯で特殊訓練を受けた者の犯行を推察する・・・
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監督はウィリアム・フリードキン。
・・・このヒトまだ撮ってんだ〜!
この名監督に実力派のトミーとベニチオ。
かつて特殊部隊で殺人やサバイバル術を教えていたL.T。
いまは静かに暮している。
これが名優トミー・リー・ジョーンズ。
そんな彼のもとにFBIから連続殺人事件の捜査の依頼が。
FBIは複数の犯行だと思ったが、現場を見たL.Tは
即座に特殊訓練を受けた単独犯だと見抜く。
しかもライフルを持った被害者に対して犯人はナイフ1つで犯行に及んだと。
そしてL.Tの犯人追跡が始まる・・・
精神を病み、狂気に走る犯人ハラム役のベニチオがGOOD。
みるからに心を病んでいそうな顔つきが、
画面に緊張感をみなぎらせる。
この作品は犯人対FBIではなく、
元教官対教え子のヒリヒリとした緊張関係。
組織対犯人ではなく、男同志の、
それも師弟関係にある2人の
追いつ追われつの葛藤である。
最近流行りのハデなアクションではなく、
知恵と知識とナイフで繰り広げられる男同志の戦い。
トミーがサバイバル術の教官というよりは、
デスクワークが似合うタイプに見えるということを除けば
渋く緊張感あふれる見応えのある作品。
やっぱりフリードキンはスゴイや・・・。
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2003年・米
監督/ゴア・ヴァービンスキー
出演/ジョニー・デップ
============================================
有名な海賊ジャック・スパロウが逮捕された。
その夜、悪名高き海賊バルボッサの一味が町を襲った。
彼等はエリザベスが持つ金貨のメダルが目当てだった。
海賊達はエリザベスをさらってしまう。
彼女の心を寄せていたウィルは、ジャックとともに
バルボッサを追うことに・・・
============================================
パイレーツ・オブ・カリビアン・・・
ディズニーのアトラクションから生まれた作品・・・
なんで「カリブの海賊」って邦題にしなかったんだろ・・・?
「カリブの海賊」より「パイレーツ・・」の方が
カッコ良く聞こえるのかしらん?
同じ意味だと思うのになぁ・・・(笑)。
はっきりいって、この作品は期待していなかった。
ディズニーだから子供向けのイイ子ちゃん作品かと思っていた。
しかし、こりゃ面白い!
アクションの合間に見せる笑い。
それは決して子供にすり寄った笑いではなく、
大人も子供も楽しめる笑い。
そして冒険アドベンチャー!
ワクワク・ドキドキで2時間を越える作品なのに
ちっともダラダラしない。
特にジョニー・デップがイイ味をだしている。
写真をみただけの時は、なんだか変なメイクだなぁ〜と思ったのだが、
実際に作品の中で話し、動くジョニーはカッコイイ〜のである。
ちょっと仕草にも惚れ惚れさせてくれる。
やはりこのヒトは上手い役者なんだなぁ〜!
もう一つ感心したのが呪いをかけられた海賊達の姿。
ガイコツ姿なのだが、グロすぎることもなく、
かといってチャチなわけじゃない。
この辺の微妙なさじ加減がディズニーならではなのだろう。
今年の1本目に選んだ『パイレーツ・オブ・カリビアン』、
新年早々「喜び」マークをつける作品に出会えて嬉しい!
今年は良い年になるかも?!(笑)
監督/ゴア・ヴァービンスキー
出演/ジョニー・デップ
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有名な海賊ジャック・スパロウが逮捕された。
その夜、悪名高き海賊バルボッサの一味が町を襲った。
彼等はエリザベスが持つ金貨のメダルが目当てだった。
海賊達はエリザベスをさらってしまう。
彼女の心を寄せていたウィルは、ジャックとともに
バルボッサを追うことに・・・
============================================
パイレーツ・オブ・カリビアン・・・
ディズニーのアトラクションから生まれた作品・・・
なんで「カリブの海賊」って邦題にしなかったんだろ・・・?
「カリブの海賊」より「パイレーツ・・」の方が
カッコ良く聞こえるのかしらん?
同じ意味だと思うのになぁ・・・(笑)。
はっきりいって、この作品は期待していなかった。
ディズニーだから子供向けのイイ子ちゃん作品かと思っていた。
しかし、こりゃ面白い!
アクションの合間に見せる笑い。
それは決して子供にすり寄った笑いではなく、
大人も子供も楽しめる笑い。
そして冒険アドベンチャー!
ワクワク・ドキドキで2時間を越える作品なのに
ちっともダラダラしない。
特にジョニー・デップがイイ味をだしている。
写真をみただけの時は、なんだか変なメイクだなぁ〜と思ったのだが、
実際に作品の中で話し、動くジョニーはカッコイイ〜のである。
ちょっと仕草にも惚れ惚れさせてくれる。
やはりこのヒトは上手い役者なんだなぁ〜!
もう一つ感心したのが呪いをかけられた海賊達の姿。
ガイコツ姿なのだが、グロすぎることもなく、
かといってチャチなわけじゃない。
この辺の微妙なさじ加減がディズニーならではなのだろう。
今年の1本目に選んだ『パイレーツ・オブ・カリビアン』、
新年早々「喜び」マークをつける作品に出会えて嬉しい!
今年は良い年になるかも?!(笑)
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『灰の記憶』・・出口なし
2003年12月27日 洋画アクション2001年・米
監督/ティム・ブレイク
出演/デイビッド・アークェット
ハーベイ・カイテル
============================================
ユダヤ人強制収容所では、ゾンダーコマンドと呼ばれる
ユダヤ人労働者チームがあった。
彼等は同胞ユダヤ人をガス室に送り、死体を片付ける仕事をしていた。
彼等に与えられた特権は4ヵ月の延命・・・。
============================================
史実をもとに作られた作品。
アークェット、カイテルの他
スティーブ・ブシェミ、ミラ・ソルヴィーノ、
ナターシャ・リオンといったアクの強い個性派揃い。
豪華過ぎるキャストのせいか、誰が主役か分からない。
もしかしたら主役なんていないのかもしれない。
登場人物達の生死は、歴史のヒトコマにすぎない、
そんな印象を受ける。
このテの作品は、もちろんクライことが当たり前なのだが、
それにしても本作品は暗すぎる、重過ぎる。
音楽はほとんどない。
聞こえるのは死体を処理する焼却炉の音・・・。
映画の登場人物だからといって、劇的なことが起こるわけではない。
ただ、当時の政策に沿って、あっけなく「処理」されていく。
医師ニスリとムスフェルド軍曹の会話で
「ただ仕事をこなすだけさ」
そこには希望も良心も誇りもない。
あるのは虚しさと絶望。
生きながらにして死んだも同然の暮し。
救いのない、出口のない気分を味わった作品。
監督/ティム・ブレイク
出演/デイビッド・アークェット
ハーベイ・カイテル
============================================
ユダヤ人強制収容所では、ゾンダーコマンドと呼ばれる
ユダヤ人労働者チームがあった。
彼等は同胞ユダヤ人をガス室に送り、死体を片付ける仕事をしていた。
彼等に与えられた特権は4ヵ月の延命・・・。
============================================
史実をもとに作られた作品。
アークェット、カイテルの他
スティーブ・ブシェミ、ミラ・ソルヴィーノ、
ナターシャ・リオンといったアクの強い個性派揃い。
豪華過ぎるキャストのせいか、誰が主役か分からない。
もしかしたら主役なんていないのかもしれない。
登場人物達の生死は、歴史のヒトコマにすぎない、
そんな印象を受ける。
このテの作品は、もちろんクライことが当たり前なのだが、
それにしても本作品は暗すぎる、重過ぎる。
音楽はほとんどない。
聞こえるのは死体を処理する焼却炉の音・・・。
映画の登場人物だからといって、劇的なことが起こるわけではない。
ただ、当時の政策に沿って、あっけなく「処理」されていく。
医師ニスリとムスフェルド軍曹の会話で
「ただ仕事をこなすだけさ」
そこには希望も良心も誇りもない。
あるのは虚しさと絶望。
生きながらにして死んだも同然の暮し。
救いのない、出口のない気分を味わった作品。