日光菩薩は背中も語る
2008年6月9日 つぶやき
東京国立博物館・平成館で開催されていた「国宝 薬師寺展」が
終了してしまいましたね。
6月4日の時点で来場者が70万人突破したということですが、
最終的にはどのくらいの方が訪れたのでしょう?
ウチもまさに70万人突破した6月4日に行ったんですけどね。
70万人目でお祝いがあったなんて知りませんでした。
だってスゴイ行列で・・・。
平日だから大丈夫だと考え、お昼前に上野に到着。
駅の改札口に3時間待ちの張り紙が・・・!
「団体客や午前中に出てきた人が多いんだろうな。
それに実際にはそんなに待たないだろう」と軽く考え
とりあえずランチへと向かう。
今日は黒船亭〜♪と思ったら、行列・・・。
まだお昼には少し早いのに。それに年配の方が多い。
これは薬師寺展に来た人たちかしらん?
じゃ、伊豆栄さんでウナギ〜♪と思ったら、こちらも混んでる。
う〜ん、平日だから大丈夫だと思っていたけど
年配の方には平日も休日も関係ないのねん、ちょっと読みを誤ったな〜。
それじゃ、ということで守よしさん。
ここはなんとか大丈夫だった。
我が家では上野でお食事といえば、この3店に釜めし春さん、精養軒さんが多い。
美味しい鶏料理を頂いたところで、いざ、薬師寺展。
チケット売り場にはやはり3時間待ちの張り紙があったが
どうせハッタリでしょ?とタカをくくっていたら・・・。
ホントに3時間でした!
スゴイ行列で、なかにはボヤク人も・・・。
でもこんな時こそウキウキ気分を演出しないと、
せっかくのおでかけが、つまらない思い出に・・・。
というわけで行列に並んでいる間、3時間なら奈良まで行けるね〜と
仮想鉄道の旅へと出発(笑)
「1時間経ったから、今は○○付近を通過中」
「乗り換え時間の間に、別の路線を・・・」
「いやいや、ホームでおとなしく待とうよ」
傍から見たら変な夫婦だったでしょうね(笑)
普段は食事にしろ買い物にしろ、行列をしない私達。
しかし今回は、並んでいる間に
表慶館の飾りや本館の屋根をじっくりと眺めてあーだこーだと語り、
慣れない行列でも楽しい時間をすごしました。
行列の途中、日傘の貸し出しがあり、
サービスいいな、薬師寺展!と期待が膨らむ。
もう少しで入場!というところで給水所が!
マラソンじゃあるまいし、この行列はそんなに過酷なのかい!(笑)
子供を数名見かけたケド、みんなゲンナリした顔してた。
子供には3時間の行列で仏像みるのは、ちょっとかわいそうだね。
相方が「上野でこんなに並んだのは初めてパンダが来たときと
モナリザ以来だ」
そりゃ、古すぎるでしょ〜・・・(笑)
やっとのことで会場入り。
急いで音声ガイド貸し出しの列に並ぶ。
音声ガイドの語りは市原悦子だった。
のんびりと優しい語り口はこの展覧会にピッタリだな〜。
お目当ての日光・月光は素晴らしかったデス。
普段仏像を正面以外から観るのは抵抗がある蛍風ですが、
その抵抗感を吹き飛んでしまうほどの後ろ姿!
その背中は気品と圧倒的な威厳に満ちていました。
後背に隠された背中がこれほど素晴らしいものだったとは!
見えない部分にも手を抜かない職人の気概は素晴らしいな。
日光・月光の背中は、いろいろなことを語りかけてくれました。
偶然にも私も相方も日光菩薩のほうに惹かれてしまいました。
照明デザイナーが手がけたという絶妙の光。
仏像、芸術の枠を超えた圧倒的存在。
日光・月光のお姿は、涙が出るほど心を揺さぶるものでした。
吉祥天像も慈恩大師も素晴らしかったです。
遠い学生時代、修学旅行で漠然とお会いした日光・月光。
今度はあの頃とは違う心持ちで薬師寺でお会いしたいと思います。
終了してしまいましたね。
6月4日の時点で来場者が70万人突破したということですが、
最終的にはどのくらいの方が訪れたのでしょう?
ウチもまさに70万人突破した6月4日に行ったんですけどね。
70万人目でお祝いがあったなんて知りませんでした。
だってスゴイ行列で・・・。
平日だから大丈夫だと考え、お昼前に上野に到着。
駅の改札口に3時間待ちの張り紙が・・・!
「団体客や午前中に出てきた人が多いんだろうな。
それに実際にはそんなに待たないだろう」と軽く考え
とりあえずランチへと向かう。
今日は黒船亭〜♪と思ったら、行列・・・。
まだお昼には少し早いのに。それに年配の方が多い。
これは薬師寺展に来た人たちかしらん?
じゃ、伊豆栄さんでウナギ〜♪と思ったら、こちらも混んでる。
う〜ん、平日だから大丈夫だと思っていたけど
年配の方には平日も休日も関係ないのねん、ちょっと読みを誤ったな〜。
それじゃ、ということで守よしさん。
ここはなんとか大丈夫だった。
我が家では上野でお食事といえば、この3店に釜めし春さん、精養軒さんが多い。
美味しい鶏料理を頂いたところで、いざ、薬師寺展。
チケット売り場にはやはり3時間待ちの張り紙があったが
どうせハッタリでしょ?とタカをくくっていたら・・・。
ホントに3時間でした!
スゴイ行列で、なかにはボヤク人も・・・。
でもこんな時こそウキウキ気分を演出しないと、
せっかくのおでかけが、つまらない思い出に・・・。
というわけで行列に並んでいる間、3時間なら奈良まで行けるね〜と
仮想鉄道の旅へと出発(笑)
「1時間経ったから、今は○○付近を通過中」
「乗り換え時間の間に、別の路線を・・・」
「いやいや、ホームでおとなしく待とうよ」
傍から見たら変な夫婦だったでしょうね(笑)
普段は食事にしろ買い物にしろ、行列をしない私達。
しかし今回は、並んでいる間に
表慶館の飾りや本館の屋根をじっくりと眺めてあーだこーだと語り、
慣れない行列でも楽しい時間をすごしました。
行列の途中、日傘の貸し出しがあり、
サービスいいな、薬師寺展!と期待が膨らむ。
もう少しで入場!というところで給水所が!
マラソンじゃあるまいし、この行列はそんなに過酷なのかい!(笑)
子供を数名見かけたケド、みんなゲンナリした顔してた。
子供には3時間の行列で仏像みるのは、ちょっとかわいそうだね。
相方が「上野でこんなに並んだのは初めてパンダが来たときと
モナリザ以来だ」
そりゃ、古すぎるでしょ〜・・・(笑)
やっとのことで会場入り。
急いで音声ガイド貸し出しの列に並ぶ。
音声ガイドの語りは市原悦子だった。
のんびりと優しい語り口はこの展覧会にピッタリだな〜。
お目当ての日光・月光は素晴らしかったデス。
普段仏像を正面以外から観るのは抵抗がある蛍風ですが、
その抵抗感を吹き飛んでしまうほどの後ろ姿!
その背中は気品と圧倒的な威厳に満ちていました。
後背に隠された背中がこれほど素晴らしいものだったとは!
見えない部分にも手を抜かない職人の気概は素晴らしいな。
日光・月光の背中は、いろいろなことを語りかけてくれました。
偶然にも私も相方も日光菩薩のほうに惹かれてしまいました。
照明デザイナーが手がけたという絶妙の光。
仏像、芸術の枠を超えた圧倒的存在。
日光・月光のお姿は、涙が出るほど心を揺さぶるものでした。
吉祥天像も慈恩大師も素晴らしかったです。
遠い学生時代、修学旅行で漠然とお会いした日光・月光。
今度はあの頃とは違う心持ちで薬師寺でお会いしたいと思います。
コメント