1996年・日
監督/赤根 和樹
VC/坂本 真綾
   関 智一
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占いが得意な高校生・神崎あかね。
彼女は突然ガイアと呼ばれる異世界に飛ばされてしまう。
そこで若き王バァン、騎士アレンたち出会い
ザイバッハ帝国皇帝ドルンカークの野望を打ち砕くため
行動をともにすることに・・・
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騎士様系が見たくて選んだ作品。

普通の女子高生がいろ〜んなタイプの美形男子に囲まれる。
騎士様やら若き王を、得意の占いで助けちゃう!

ほほぉ・・・これは面白そうだ。

ディスクをスタートさせるとサンライズの文字が・・・。
ちょっと嫌な予感(笑)

オープニングを見る。
あああ、やっぱりロボット!(笑)

これはファンタジー系だけどロボットモノでもあったのか・・・。

なんで騎士様がロボットに乗るんだ?
なんでロボットなのにマントつけてるんだ?

それはサンライズだから?
それはロボットでも騎士様らしくってことだから?

ストーリー的には
各国の政治的思惑、恋心にゆれる複雑な人間模様。
面白いデス。
ちょっぴりキザだけどナイトの称号にふさわしい
天空の騎士アレンがいいね〜。
こういうのが観たかったんだよ(笑)
声が三木眞一郎氏だった。10年前だからこういう若い声なのかな?
爽やかで甘く、パツキンのナイトにぴったりですな〜。

声優・三木眞一郎。
他の声優の場合、声を聴いてすぐ「あ、あの人だ」と分かったり
「こういうキャラなら、声はあの声優があうな」と思うのだが、
三木眞一郎氏の場合、
観終わってからそうだったのかと気づくことがほとんどだ。
『妖奇士』の江戸元閥にしろ『SAMURAI7』のキュウゾウ様にしろ、
『ザ・ホスピタル』のチェン・クァンにしても・・・。

頭では三木氏の声だと認識はしていても
アレンはアレン、キュウゾウ様はキュウゾウ様で
「あの顔であの声を持った一つの存在」として成立している。
声優の存在を意識させられない。
これってスゴイことだと思う。

本作品『天空のエスカフローネ』、
ロボットがでてきて想像とは違っていたし(笑)
もっと掘り下げて展開して欲しい部分もあるが、
10年経った今観ても、なかなか面白かった作品。

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