1948年・米
監督/ジョン・ヒューストン
出演/ハンフリー・ボガード

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メキシコでブラブラしていたドブズはカーティンと
ハワードと知り合い、3人で砂金を探しに山へ。
幸運にも砂金を見つけた3人だが、
そのことがドブズを狂わせ・・・
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第21回アカデミー監督賞、脚本賞、助演男優賞に輝いた作品

メキシコで観光客相手に小銭をせびりブラブラ暮らすドブズ。
ひょんなことからカーティンと知り合い意気投合し安宿で
金探しをしていた老人ハワードと知り合う。

たまたまドブズが買った宝くじが当たり
それを元手に3人は砂金探しへと旅立つ。

経験豊富なハワードのおかげで砂金を掘り当てるが
砂金を手にしたドブズは、自分の砂金を横取りされるのでは・・と
猜疑心の塊となり、誰も信用できなくなってしまう・・・。

誰が何をしても「俺の砂金を狙ってるな」と悪いほうにしか考えられないドブズ。
自分の砂金を守るためなら、仲間なんてどうでもいい。
砂金を手にした時からドブズには
自分以外はすべて敵としか考えられなくなってしまう。
常に誰かを疑い、ギラギラと焦るドブズを演じるのはハンフリー・ボガード
あ〜、やっぱりこのヒトは悪党を演じさせたら上手いなぁ〜!
迫力あるもん!まさに鬼気迫るって感じ。


金が人を変える

今まで縁の無かった金を手にしたとき金は使うものから、
人は金に使われる、踊らされるものとなる。
踊らされた者の末路をあざ笑うかのような金の行方。

金は使うもので使われちゃダメだね・・・。

ハワード役のウォルター・ヒューストンが助演男優賞獲得。
監督のジョン・ヒューストンのお父さんね。
カーティン役のティム・ホルトも好演

見ごたえのあった作品。

私が観たのは「ドブズ」だったが、
「ドブス」「ダッブス」「ドッブス」と字幕表記されるものもある。
どれがホントなのかな?どれが発音が近いのかな?
まぁ、たいした問題じゃないけど・・・。

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