2006年・米
監督/マイケル・ケイトン=ジョーンズ
出演/シャロン・ストーン
   デヴィッド・モリッシー

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小説家キャサリンが乗った車が事故を起こし
同乗していた男が死亡。事故か殺人か?
精神科医のマイケルがキャサリンの精神鑑定をするが・・・
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ラジー賞作品賞・女優賞・脚本賞・続編賞の計4部門受賞

そんなワケで、たいした期待もせずに選んだ作品。

前作『氷の微笑』が公開されたときはスゴかった記憶が・・・。
脚のくみかえシーンをはじめ、妖艶で危険な魅力たっぷりのシャロン・ストーン。
対するは、女性に振り回されて泥沼にハマる役が多かったマイケル・ダグラス。
マイケル・ダグラスはお気に入りの役者だったので観たら
逆にシャロンの迫力に圧倒されたんだっけ・・・。
あれから何年経ったんだっけ?
続編の噂がず〜っとあったけど、あれから13、4年?
今の中学生が生まれた頃・・・!

はぁ〜歳月ってのは恐ろしいのぉ・・・(笑)

本作品の第一印象はまさに歳月だった。

もっと早く続編を作ってあげたかった!
シャロン姐さんはの艶と迫力は健在だが、背中の肉が・・・
高慢のエッセンスである「若さ」が不足・・・。

シャロン姐さんは、一体何歳か分からないが50近いのかな?
それを考えると、一般の同年代より数百倍キレイだし若い。
だからこそ余計にもっと若いうちにキャサリン・トラメルをやらせてあげたかった!

ストーリー展開?作品の出来?
そんなものはどうでもいい。

これは
シャロン姐さんが艶と頭脳と迫力で男を手玉にとるのを観るためのものなんだから(笑)
シャロン姐さんの迫力に、圧倒されて画面に釘付け。
ヘビににらまれたカエル状態(笑)

誰の言ってることが真実か分からない精神科医マイケル・グラス(この役名にちょっと笑った)
すべてが終わってキャサリンに手玉に取られたと改めて思い知らされる。
「フッ・・やられちまったな。俺の負けだ」
いやあるいは
「見抜いていたか、さすがだな」さて、どちらでしょう?


観てるこっちもマイケルと同じ。
シャロン姐さんに圧倒され翻弄され、すべてが終わって
「フッ・・姐さん、さすがだね。私の負けです」と
何の勝負か分からないが負けを認めてしまう迫力(笑)

なぜシャーロット・ランプリングが出演したんだろうという疑問は残るが
シャロン姐さんの迫力は健在で、それなりに見入ってしまった作品。

ところで前作ではゲイかバイセクシャルの人達の抗議があったよね?
今回はなかったのかな?それとも時代が変わったのかな?

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