2005年・米
監督/スティーブ・ボーヤム
出演/スティーブ・ハウィ
   マイク・ボーゲル

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KCとトリップの兄弟は、
スーパークロスの大会で優勝を夢見ながら
生活のためにプール掃除で生計をたてている。
ある日、兄KCだけがプロチームに誘われ、トリップはヤケになる。
しかしKCにも憧れだったプロチームだが、苦悩が・・・
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プロチームに誘われた兄のKC・カーライルだが
自分が勝つのではなく、チームのスター選手の
援護に徹するよう言われ苛立ちが募る。

兄だけがプロチームに誘われ、1人取り残された気分の弟トリップだが
女性ライダー・パイパーの父親にホンダのマシンを借り、
企業の援助なしのプライベーターとして参加することに・・・。

スーパークロスのことは、ほとんど知識がない蛍風。
たまにTVでチラッとみかける程度。

ハーレーとかに比べると
細っこい車体で坂を上ったり、ジャンプしたり大変そうだなぁ〜と。
そのうえジャンプした時、足を広げたり、体をひねったり。
そういうキメのポーズって必要なんだろうか?
歌舞伎のミエと同じ感じなのかしらん?(笑)

才能はあるけど、ヤンチャな弟トリップのお話かと思いきや、
トリップは事故って、かわりにKCがプライベーターとして
クビになったチーム・ナミに一泡ふかせて優勝するお話。

だったら、トリップのエピソード少し削ってもいいのでは?
パイパーと2人、緑の中をバイクで走るシーンは、
普通の作品なら白馬に乗ってのシーンだろうな。
それがこのヒト達の場合バイクってことなのねん。

ま、結局のところストーリーはあまり重要ではない。
スーパークロスをみせるために、くっつけたようなストーリー。
それでも好感が持てたのは、やはりレースシーンの迫力の賜物であろう。
収録時間が80分ってトコも(笑)

企業のプロチームに所属するワークスライダーと
個人で参加するプライベーターというのがあるということを初めて知った。

バイクの世界ではホンダ・ヤマハ・スズキが抜きんでていることを知った。

・・・ってそれ以外のメーカーは良く知らないケド。

弟の話がメインかと思いきや途中で兄のお話に変わり、やや戸惑うが
売り上げのために優勝を狙う企業チームに、
熱き魂とハングリー精神、
そして持って生まれた才能で打ち勝つ姿
スカッ!とする


なかなか気持ちのいい作品。

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