2006年・米
監督/マイケル・マン
出演/コリン・ファレル
   ジェイミー・フォックス

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潜入捜査を行うマイアミ警察のソニーとリコ。
ある日、2人が以前使っていた情報屋から電話があり
捜査内容が漏れていることを知り・・・
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当時オリジナルのTVシリーズには乙女心に夢中になった蛍風。
腕を伸ばして両手で銃を持ちながらの動きは、
このシリーズで初めてみたような気がする。

ソニー・クロケット役のドン・ジョンソンの声をアテたのが隆大介!
リカルド・タブス役のフィリップ・マイケル・トーマスの声が尾藤イサオ!

水着美女が出てくる華やかなビーチと青い空!青い海!
そしてソニーのチャラい服装!

そんなカラフルな画で描かれるのはダークでハードなストーリー。

そんな思い入れの強い、大好きな作品だっただけに
コリン&ジェイミーにはとまどいを隠せず、なかなか観る気になれなかった。

華やかでスタイリッシュなドン・ジョンソンと
二枚目のフィリップ・マイケル・トーマスに比べると
コリン&ジェイミーは、良く言えば男くさいって言うんだろうケド、
オリジナルファンの蛍風にすれば、
なんでこんなに、こ汚くなっちゃうの?っていうのが第一印象。

オリジナルではカラフルなマイアミの街も
今回は薄暗い店内とか夜の空き地とかで、とにかく暗い場所ばかり

ストーリーはそんなに悪くはないのだが、
これが『マイアミ・バイス』だとは認めたくない蛍風。

だけどオリジナルも手がけたマイケル・マンが監督だから
文句が言えないよね〜(笑)

『マイアミ・バイス』を現代風に描くとこうなるってことかしらん?
薄暗くて、こ汚くて・・・

オリジナルを観ていない相方は、なかなか面白いとの感想。
マイケル・マンらしく骨太の男くさい作品だって・・。

オリジナルに思い入れがあって意識してみると愕然とする
まったく意識しないで観れば、なかなか面白いらしい


「納得がいかないけれど、監督のマイケル・マンが
こう作りたかったんだから仕方がないよね」
そんなことを思った作品。

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