2004年・独
監督/ミヒャエル・ブリー・ヘルビヒ
出演/ミヒャエル・ブリー・ヘルビヒ
   クリスチャン・トラミッツ

======================
火星が地球の植民地になっている2304年。
突如、火星に住む者達が地球を侵略しようと攻めてきた。
この危機を回避するためにドリームシップ号のメンバーが
300年前にタイムスリップすることに・・・
================================

監督あ〜んどMr.スパック役のミヒャエル・ブリー・ヘルビヒ
ソーセージ・ウェスタン『荒野のマニト』のあのヒトね。
『荒野のマニト』はイマイチだったので、どうしようかとずっと悩んでいた作品。

『スター・トレック』『スター・ウォーズ』等のパロディの本作品、
西部劇の『荒野のマニト』といい、
ミヒャエルさんはアメリカ好きなのか?(笑)

悪の手先ジェンズ・モールに攻め込まれた地球。
この危機を回避するには、火星植民地化の原因となった
300年前のUFO墜落事件をなかったことにするしかない(笑)と考え、
試運転もしたことのないタイムマシンで300年前に行くことに。
そのタイムマシンは、なぜかソファー型、しかもフサフサ付!(笑)

この任務を選ばれたのはドリームシップ号のコーク船長以下おかまちゃん3人組み

しかし成り行きで過去に行ったのはコーク船長とMr.スパックのおかま組みと
メタファ王女とタクシードライバーのロックの4人。

しかし時代を間違えて中世に行って、槍試合の『ロック・ユー』。
火あぶりになるすんでのところで再びタイムトラベルしたものの
またまた時代を間違え西部劇。
・・・やはりミヒャエルさんは、西部劇が好きなのかしらん?(笑)

それでいろいろあって、なんとか任務完了でめでたし〜なお話。

『荒野の〜』と同様にベタなギャグ満載だが、本作品はなかなか笑える。

SFパロで、このテの作風ならいくらでもチープに出来るのだが
無駄に完成度の高いCG
日本語吹き替えが収録されているが古谷徹、池田秀一、小山力也など、
これまた無駄に豪華すぎる声優陣!

古谷徹が声をアテているMr.スパックの「親父にも〜」の台詞に爆笑!(笑)
ローグル役の若本規夫にグッときたね〜。今、若本氏がマイブームなんで・・・。

いろいろなパロが隠されていて、ちょっと頭を使うが
日本語吹き替えでみれば、より笑える!!

ロック役のティル・シュワイガーと、豪華声優陣に心躍らせ、
大爆笑というワケにはいかないが、そこそこ楽しめた作品。

コメント