1954年・米
監督/デルマー・デイビス
出演/ヴィクター・マチュア
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イエスが最後に着ていた衣に
不死の力があると考えたカリギュラは
その衣を探し出すように命じる。
衣を持っていたディミトリアスだが、衣は隠したものの
捕らえられ、闘士養成所に収容されてしまう・・・
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『聖衣』の続編。
前作のラスト、マーセラスとダイアナが処刑へと歩くシーンから物語は始まる。
なんとか聖衣を隠したディミトリアスだが、
そのガタイの良さから闘士養成所に収容されてしまう。
闘士(グラディエーター)は、相手を殺さなくてはいけない。
そうでなければ、自分が殺される。
しかしディミトリアスはキリスト教徒。
「殺すなかれ」の教えを守らねばならない・・・。
前作『聖衣』を観たのは、実は本作品を観たかったから。
キャストは前作と同じなので、とても観やすい。
筋肉隆々のディミトリアス役がヴィクター・マチュア
捕らえられたディミトリアスをネチネチ苛めたり誘惑するイシスの巫女・メッサリーナ。
メッサリーナを演じるスーザン・ヘイワードの傲慢で野心満々の対極にあるのが
ディミトリアスに想いをよせる可憐で素朴なルシア。
ペテロとともにキリストの教えを説いていたディミトリアスだが
ルシアが闘士たちにレイプされそうになり挙句に死んでしまったことで
神を信じることをやめる。
信仰をやめた途端、人妻メッサリーナと酒を飲みうっふんあっはん乳繰り合い
前作と比べると格段に人間臭さいっぱいのストーリー!(笑)
養成所の所長ストラボ役でアーネスト・ボーグナインが出演!
ボーグナインおやっさんが出てきたときは若〜いっ!と
思わず歓声をあげてしまった(笑)
ボーグナインおやっさんは出番が少ないものの
鞭をビシ〜ッビシ〜ッ振り回し迫力満点、存在感超特大!
カリギュラ役のジェイ・ロビンソンは前作の時も思ったが
ペントハウス製作のマルコム・マクダウェルの『カリギュラ』と比べると
残虐というより底意地の悪い、ちっちゃい男って感じなんだよね・・・。
もっとも、あの『カリギュラ』は特異な作品なんだけど・・・ありゃすごかった(笑)
(詳しくは2004年7月19日の日記)
ま、そんなこんなで死んだと思っていたルシアは実は生きていて
ディミトリアスは神に感謝し、またキリスト教徒に戻ったってお話。
筋肉隆々のグラディエーター達
トラちゃんとのデスマッチ
腰をくねらせた踊り子
いろんな意味で人間味あふれる登場人物
そしてアーネスト・ボーグナインおやっさん!
最後には神の偉大さと信仰の素晴らしさを説いているものの
前作に比べると宗教色よりも娯楽が強く
キリスト教徒でもない蛍風にも楽しめた作品。
監督/デルマー・デイビス
出演/ヴィクター・マチュア
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イエスが最後に着ていた衣に
不死の力があると考えたカリギュラは
その衣を探し出すように命じる。
衣を持っていたディミトリアスだが、衣は隠したものの
捕らえられ、闘士養成所に収容されてしまう・・・
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『聖衣』の続編。
前作のラスト、マーセラスとダイアナが処刑へと歩くシーンから物語は始まる。
なんとか聖衣を隠したディミトリアスだが、
そのガタイの良さから闘士養成所に収容されてしまう。
闘士(グラディエーター)は、相手を殺さなくてはいけない。
そうでなければ、自分が殺される。
しかしディミトリアスはキリスト教徒。
「殺すなかれ」の教えを守らねばならない・・・。
前作『聖衣』を観たのは、実は本作品を観たかったから。
キャストは前作と同じなので、とても観やすい。
筋肉隆々のディミトリアス役がヴィクター・マチュア
捕らえられたディミトリアスをネチネチ苛めたり誘惑するイシスの巫女・メッサリーナ。
メッサリーナを演じるスーザン・ヘイワードの傲慢で野心満々の対極にあるのが
ディミトリアスに想いをよせる可憐で素朴なルシア。
ペテロとともにキリストの教えを説いていたディミトリアスだが
ルシアが闘士たちにレイプされそうになり挙句に死んでしまったことで
神を信じることをやめる。
信仰をやめた途端、人妻メッサリーナと酒を飲みうっふんあっはん乳繰り合い
前作と比べると格段に人間臭さいっぱいのストーリー!(笑)
養成所の所長ストラボ役でアーネスト・ボーグナインが出演!
ボーグナインおやっさんが出てきたときは若〜いっ!と
思わず歓声をあげてしまった(笑)
ボーグナインおやっさんは出番が少ないものの
鞭をビシ〜ッビシ〜ッ振り回し迫力満点、存在感超特大!
カリギュラ役のジェイ・ロビンソンは前作の時も思ったが
ペントハウス製作のマルコム・マクダウェルの『カリギュラ』と比べると
残虐というより底意地の悪い、ちっちゃい男って感じなんだよね・・・。
もっとも、あの『カリギュラ』は特異な作品なんだけど・・・ありゃすごかった(笑)
(詳しくは2004年7月19日の日記)
ま、そんなこんなで死んだと思っていたルシアは実は生きていて
ディミトリアスは神に感謝し、またキリスト教徒に戻ったってお話。
筋肉隆々のグラディエーター達
トラちゃんとのデスマッチ
腰をくねらせた踊り子
いろんな意味で人間味あふれる登場人物
そしてアーネスト・ボーグナインおやっさん!
最後には神の偉大さと信仰の素晴らしさを説いているものの
前作に比べると宗教色よりも娯楽が強く
キリスト教徒でもない蛍風にも楽しめた作品。
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