2004年・仏
監督/ジュリアン・セリ
出演/ヤマカシ

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仲間の1人がジムをひらくということで
タイのバンコクの立ち寄ったローガン達。
しかしマフィアとヤクザの抗争にまきこまれ・・・
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ヤマカシ軍団の皆様方、今回はタイのバンコクで大暴れ!
マーシャルアーツを会得し、
バネを生かしたビヨヨ〜ンジャンプに加え、
拳と蹴りで画面いっぱい暴れまくる!


おフランス産だけあって、衣装はGOOD!
ヤクザの仲間になりたがるストリートギャング(?)たちの
忍者っぽい衣装はかっこいい!

洋画にありがちな、何を言っているか分からない日本語の台詞ではなく
ちゃんとしっかりした日本語の台詞が嬉しい。
ヤクザの親分キタノ役は、日本人ではないようだが、とても日本語が上手い。
もちろん子分もちゃんと日本人が演じているのでGOOD。

どうみても日本人じゃない役者が
ヘンテコな日本語の台詞を喋っているとガッカリする作品が多いが
これはその点では好感が持てる。

しかし、キタノの刺青が・・・
かっこいいし、キレイだけど刺青っていうよりタトゥーなんだよね。
最近のヤクザの刺青はこういうのなんだろうか?

それぞれのメンバーにドラマ性を持たせたかったのかもしれないが
逆にそれぞれのエピソードが薄くなってしまい散漫な印象を受ける。
1人にしぼってストーリーを進めたほうが良かったんじゃないかな?

確かにヤマカシのアクションはスゴイが
アクションの形態のせいか、仕方がないのかもしれないが
画面の流れが悪い。編集が悪いのかな?
面白いアングルがあるだけに残念。
画面がカクカクって不自然なつながりで迫力と面白みが失われている。

それにしてもラストの闘いは、いったい敵味方の区別はどうなっているんですかね?
突破するために闘うヤマカシさんたちの立場は分かるけど
マフィア、ヤクザは両陣営ともヤマカシさんたちに攻撃してたのはナゼかしらん?
仲間以外はすべて敵ってこと?

ヤマカシさん達のパフォーマンスを堪能しようと期待していたのに
編集の悪さにがっかりしてしまった作品。

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