2006年・米
監督/ポール・グリーングラス
出演/ベッキー・ロンドン

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2001年9月11日。同時テロ発生。
ユナイテッド93便も、テロリストにハイジャックされるが
乗客たちの勇気あり抵抗により、テロを阻止するも・・・
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本年度第79回アカデミー賞編集賞ノミネート作品。

乗客たちが団結しテロリストに抵抗して
唯一、目的地に突っ込むのを阻止したユナイテッド93便。
その機内で何が起こっていたのかを想像して描かれた作品。

当時、TVで貿易センタービルに飛行機が墜落したニュースを聞いたとき
低空飛行の操縦ミスの事故かしら、と思った。
その後2機目も突っ込み、「これはただごとではない」と
恐ろしく思ったことを思い出した。

次々とハイジャックされていく機体。

管制センターの困惑・混乱・緊張。
機内の恐怖・絶望・勇気。


不安と緊張のなか、かすかな望みと勇気をふりしぼって抵抗する乗客。

ユナイテッド93については、
軍のミサイルによって撃墜されたという説もささやかれているようだが、
乗員乗客、すべての命が犠牲になったことだけは真実だ。

特典として犠牲者すべてのプロフィールが収録されている。
その中に日本人大学生がいたことを初めて知った。

スター級のキャストは出演していないが、
それがかえって画面に緊張感と生々しさを映す。


命の重さを感じさせられた作品
なかなか良い作品だと思うんだけどな・・・。

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