2002年・米
監督/ジョン・ダラガン
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チャールズ・ブコウスキーの生き様を
本人へのインタビューやショーン・ペンなど
親しい人々が語る・・・
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詩人で作家で
飲んだくれの女たらしの愛すべきロクデナシ
チャールズ・ブコウスキー!
アメリカ文学といえばスタインベックとかヘミングウェイ。
そのぐらいの認識しかなかった頃にブコウスキーの作品に出会い、衝撃を受けた。
今から20年くらい前のこと。
ウブな小娘だった私は、彼の文章にギョッとしながらも
猥雑な中に見え隠れする純粋なきらめきに心をわしづかみされた。
猥雑で
自堕落で
あけすけで
だけど
淋しがりやで
素直で
いとおしい
余計な飾りなどない、心の叫びを綴るブコウスキー
他人にどう思われようが、気にしない。
人は上品な仮面をつけているが、心の奥底はブコウスキーなのだ。
それゆえ彼の言葉に、そしてその裏に潜むものにハッとさせられる。
でもなんで今頃リリースされたんだろ?
日本でも何年かに一度ちょっとしたブームになっていたが
今またブコウスキーが話題になっているのかしらん?
ブコウスキーファンとしては嬉しいけど。
でも全作品読んでいるワケじゃない。
本棚にはあるけど読んでいない作品もある。
だって全部読んでしまったら、もう新しいものは読めないと思うと・・・
ブコウスキーがまだ生きていたら次々と読んでいただろう。
ブコウスキーの作品はいくつか映画化されているが
個人的には映像で観せられるよりも、活字のほうがハッとさせられるな。
蛍風の考えるブコウスキーの読み方は
真夏の炎天下、顔が隠れる程度のほんの小さな日陰の地べたに座り
なまぬるい瓶ビールをラッパ飲みする
あるいは
凍えるような真冬、暖房なしの薄暗い部屋で
赤く冷たい指先をさすり、身を小さくしながら
紙袋に入ったままの瓶ビールをラッパ飲み
いや〜、あたしゃアルコールが苦手ですけどね(笑)
むか〜し、気分だけでも味わいたくて
真冬に暖房つけず毛布に包まって膝を抱え
ウーロン茶の紙パックをストローでちゅーちゅーやりながら
「くそったれ!少年時代」読んだんですけどね、
トイレにばかり行きたくなって雰囲気がでないばかりか、
おまけに足の指がしもやけになってしまいましたわ(笑)
自堕落でロクデナシ
真面目で信念の人
相反するものを心に持ち
飾らない言葉を人々に投げかける
それがブコウスキー
『バーフライ』とか観るよりも
本作品を観たほうがブコウスキーの世界が分かると思う
ミッキー・ロークにゃ悪いけどね(笑)
監督/ジョン・ダラガン
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チャールズ・ブコウスキーの生き様を
本人へのインタビューやショーン・ペンなど
親しい人々が語る・・・
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詩人で作家で
飲んだくれの女たらしの愛すべきロクデナシ
チャールズ・ブコウスキー!
アメリカ文学といえばスタインベックとかヘミングウェイ。
そのぐらいの認識しかなかった頃にブコウスキーの作品に出会い、衝撃を受けた。
今から20年くらい前のこと。
ウブな小娘だった私は、彼の文章にギョッとしながらも
猥雑な中に見え隠れする純粋なきらめきに心をわしづかみされた。
猥雑で
自堕落で
あけすけで
だけど
淋しがりやで
素直で
いとおしい
余計な飾りなどない、心の叫びを綴るブコウスキー
他人にどう思われようが、気にしない。
人は上品な仮面をつけているが、心の奥底はブコウスキーなのだ。
それゆえ彼の言葉に、そしてその裏に潜むものにハッとさせられる。
でもなんで今頃リリースされたんだろ?
日本でも何年かに一度ちょっとしたブームになっていたが
今またブコウスキーが話題になっているのかしらん?
ブコウスキーファンとしては嬉しいけど。
でも全作品読んでいるワケじゃない。
本棚にはあるけど読んでいない作品もある。
だって全部読んでしまったら、もう新しいものは読めないと思うと・・・
ブコウスキーがまだ生きていたら次々と読んでいただろう。
ブコウスキーの作品はいくつか映画化されているが
個人的には映像で観せられるよりも、活字のほうがハッとさせられるな。
蛍風の考えるブコウスキーの読み方は
真夏の炎天下、顔が隠れる程度のほんの小さな日陰の地べたに座り
なまぬるい瓶ビールをラッパ飲みする
あるいは
凍えるような真冬、暖房なしの薄暗い部屋で
赤く冷たい指先をさすり、身を小さくしながら
紙袋に入ったままの瓶ビールをラッパ飲み
いや〜、あたしゃアルコールが苦手ですけどね(笑)
むか〜し、気分だけでも味わいたくて
真冬に暖房つけず毛布に包まって膝を抱え
ウーロン茶の紙パックをストローでちゅーちゅーやりながら
「くそったれ!少年時代」読んだんですけどね、
トイレにばかり行きたくなって雰囲気がでないばかりか、
おまけに足の指がしもやけになってしまいましたわ(笑)
自堕落でロクデナシ
真面目で信念の人
相反するものを心に持ち
飾らない言葉を人々に投げかける
それがブコウスキー
『バーフライ』とか観るよりも
本作品を観たほうがブコウスキーの世界が分かると思う
ミッキー・ロークにゃ悪いけどね(笑)
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