2004年・米
監督/チャールズ・マクドゥーガル他
出演/テリー・ハッチャー

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郊外の閑静な住宅街・ウィステリア通り。
一見平和そのものの街だが、
メアリー・アリスの自殺をきっかけに
人々の秘密が暴かれていく・・・
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これは面白い!!

メアリー・アリスが突然自殺してしまい
彼女と仲の良かった4人は動揺する。

家事を完璧にこなすブリー
元キャリアウーマンで4人の子供の育児におわれるリネット
夫の浮気で離婚したスーザン
元モデルで裕福な夫を持つガブリエル

平和な住宅街だが、人々はそれぞれ人には言えない秘密を抱えていた。

主婦の本音バクハツで、『SATC』の主婦版かと思いきや
隣人トラブルや殺人、謎の人物といったミステリー要素が加わり
ぐいぐいと物語に引き込まれていく。

ミステリー要素は深刻に煮詰めず、長期(回)に渡っているので
暗くなりすぎず、主婦の日常が楽しめる(笑)

「一見幸せそうなお隣さんにも秘密がある」
・・・そんな微妙なリアル感が人気の一つかもしれない。

それにしても登場する主婦あるいは女性たちは、
みなバイタリティにあふれ魅力的。
反対に男性陣は、なんだか気の毒になってくる・・・(笑)

ポールは悪い奴かと思っていたら、実は良い人だったし
バン・デ・カンプさんは、完璧な妻を持ちながら・・と憤慨したが
ラストには「なんて良い夫なんだろう!」とため息ついたり・・・。

ブリーたち4人の何らかの部分は、自分に当てはまる部分があると思う。
スーザンのそそっかしさだったり、ブリーの完璧主義だったり。
誰もが何かしらの部分に共感するのではないだろうか?

親近感と微妙なリアル感、そしてバイタリティとユーモア。
殺人事件というミステリー要素を加え、見事なまでに釘付けにされた作品

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