2004年・メキシコ
監督/ルイス・マンドーキ
出演/カルロス・バディジャ
グスタボ・ムニオス
======================
1980年におこったエルサルバドルの内戦。
兵士の数が不足していた政府軍は、
12歳の子供を徴兵していた。
子供たちは政府軍に入って銃を持つか、
反政府軍ゲリラに入って銃を持つかの選択を強いられるのだった・・・。
=================================
11歳少年チャバ。
父親はアメリカに亡命し、母と幼い兄弟と暮らしている。
学校では、政府軍が12歳の子供を徴兵し、
家では、常に政府軍とゲリラの銃撃戦が行われている。
銃撃が始まると、チャバ達はマットレスを壁に立てかけ、
身を低くし、息を殺して銃撃が止むのを待つ。
それが当たり前の日常の出来事なのだ。
暗く重苦しいシーンばかりではない。
徴兵を逃れるため、みんなで屋根の上に寝そべって身を隠したり
好きな女の子の家の前で、歌を捧げたり。
子供らしい、のびのびとした発想など、微笑ましい部分もある。
本作品は脚本を手がけたオスカー・トレスが実体験した出来事。
政府軍に入るか、ゲリラになるか。
殺すか殺されるかの選択。
奇しくもチャバは蛍風と同年代である。
チャバが命の危険を感じていたとき、自分はどんな生活をしていたのだろう?
自分と同じ年頃のチャバが、生きるために何を選択し、どう行動していたのか・・・。
チャバ役のカルロス・バディジャの無垢な笑顔と
懸命に生き抜く姿に心うたれる。
水面に映る焼き討ちされた集落の炎
女の子の服の切れ端
処刑場となっている川原
そして処刑・・・
目をそらすことのできないシーンの連続
心に深く刻まれた作品。
監督/ルイス・マンドーキ
出演/カルロス・バディジャ
グスタボ・ムニオス
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1980年におこったエルサルバドルの内戦。
兵士の数が不足していた政府軍は、
12歳の子供を徴兵していた。
子供たちは政府軍に入って銃を持つか、
反政府軍ゲリラに入って銃を持つかの選択を強いられるのだった・・・。
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11歳少年チャバ。
父親はアメリカに亡命し、母と幼い兄弟と暮らしている。
学校では、政府軍が12歳の子供を徴兵し、
家では、常に政府軍とゲリラの銃撃戦が行われている。
銃撃が始まると、チャバ達はマットレスを壁に立てかけ、
身を低くし、息を殺して銃撃が止むのを待つ。
それが当たり前の日常の出来事なのだ。
暗く重苦しいシーンばかりではない。
徴兵を逃れるため、みんなで屋根の上に寝そべって身を隠したり
好きな女の子の家の前で、歌を捧げたり。
子供らしい、のびのびとした発想など、微笑ましい部分もある。
本作品は脚本を手がけたオスカー・トレスが実体験した出来事。
政府軍に入るか、ゲリラになるか。
殺すか殺されるかの選択。
奇しくもチャバは蛍風と同年代である。
チャバが命の危険を感じていたとき、自分はどんな生活をしていたのだろう?
自分と同じ年頃のチャバが、生きるために何を選択し、どう行動していたのか・・・。
チャバ役のカルロス・バディジャの無垢な笑顔と
懸命に生き抜く姿に心うたれる。
水面に映る焼き討ちされた集落の炎
女の子の服の切れ端
処刑場となっている川原
そして処刑・・・
目をそらすことのできないシーンの連続
心に深く刻まれた作品。
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