2005年・米
監督/スコット・マクギー
出演/リチャード・ギア
    ジュリエット・ビノシュ

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なに不自由なく幸せそうなナウマン一家。
娘のイライザがスペリングコンテスト大会で
勝ち進んでいくうちに、家族の心のほころびが
露呈していく・・・
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宗教学者で大学教授をつとめるソール・ナウマン。
妻ミリアムは科学者。
息子アーロンは学業優秀。
そして娘イライザは校内スペリング・コンテストで優勝し
地区大会、全国大会へと勝ち進む。

初めは息子アーロンばかりかまっていたソールだが、
イライザに特別な能力があると感じ、
これまでの自分の研究を活かし、イライザにつきっきりとなっていく。

心の隙間を感じたアーロンはヒンズー教に傾倒していき
ミリアムもまた、誰にも言えない秘密があった・・・。

う〜ん
スペリング・コンテストってのはアメリカでは
結構ポピュラーなものらしいですな。
日本だったら暗算とか漢字書き取り大会みたいなものなのかな?

博学で料理もする魅力的な旦那様ソール役がリチャード・ギア
結構マイペースなところは学者さんってそんなものかしらと
妙に納得してしまう。

美しい奥さまもまたジャンルは違うが研究者。
子供たちも優秀で素敵な邸宅にお住まい。
一見、幸せそうな家族だが、実は・・・。

言葉、文字は神の言葉だというソール。
音に耳を傾け神を感じろと言われてもね・・・。
ソールのセリフは、なんだか小難しくてミョ〜な感じで
ヤバい・・・って思ってしまう。
加えて息子がユダヤ教からヒンズー教へと鞍替えし
宗教問題勃発のナウマン一家。
奥さんは奥さんで、心の病で怪しげな行動とるし・・・。

幸せそうな家族が崩壊し、再生していくドラマなんだろうけど
正直言って「あ〜・・・」って思ってしまった。

文字がお花のように広がるシーンや、
イライザ役の
フローラ・クロス
いかにもかしこそうな顔をしていてGOOD。映像も美しい。

だけど個人的には難解な精神世界の理論が
カルト宗教的風にも感じられて、なんだかな・・って。

結論
頭の良い人の考えることは、分かりません!(笑)

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