2005年・米
監督/ロベルト・シュヴェンケ
出演/ジョディ・フォスター
ピーター・サースガード
=====================
夫を事故で亡くしたばかりのカイルは
6歳の娘ジュリアとともにアメリカに戻るため
飛行機に乗りこむ。
離陸後、仮眠から目覚めるとジュリアの姿が消えていた・・・
=================================
ジョディ・フォスター!
ショーン・ビーン!
旅客機内のいわば密室での失踪!
観たいなと思う反面、
劇場公開から間もないリリースで不安がいっぱいで、
観ようかどうしようかと迷った作品。
カイルは自分が設計に携わった新型旅客機E−474に
娘と2人で搭乗。
眠りこけたカイルが目覚めると、ジュリアの姿が消えていた。
乗客・乗務員の誰ひとり、ジュリアの姿を見たものはなく、
乗客名簿にも名前が載っていなかった。
その上、ジュリアはすでに夫と一緒に死んでいたと告げられ・・・。
う〜ん・・・
忽然と姿を消した娘を必死で探すカイル。
乗客全員、席に座らせ、あらゆる場所を探せと要求する。
その過程で、ジュリアの搭乗記録がないと知らされる。
それでも探しつづけるカイル。
う、う〜ん・・・。
ジョディ・フォスターは相変わらず上手い
上手いだけにヒステリックに要求するカイルが
「被害妄想型イカれ母ちゃん」に見えて、
乗客じゃないけど、ちょっとひいてしまう。
たまにいるんだよね、
真面目な顔して言ってることがオカシイ被害妄想型のヒト。
これはね、実にたまらんよ〜(笑)
一応規則だからと機内捜索を指示する機長。
機長役がショーン・ビーンね!
毎度のことながら、ショーン・ビーンのシーンは少なく感じる。
もっとショーン・ビーンのシーンを増やすべきだと思うぞ。
納得できなくても規則に基づき捜索を指示する機長。
もっと徹底的に探せというカイルに対して
他の乗客の安全と乗務員の仕事ぶりについて毅然と述べる機長。
それはそれは見事な対応!
あんたが機長なら安心だわさ、信頼できるわ!ショーン・ビーン!
しかしね・・・
いかにキャストが良くても展開がいけませんがな・・・。
物足りないね・・・。
犯人が正体を現してから、あっさりと超音速でラストへと向かう。
自分が設計し、機内をしりつくしているという設定なら
もっといろんなところや、忍者屋敷みたいに普通の人が思いつかない
機内トリックアクションがあっても良かったんじゃない?(笑)
電気系統細工するにしても、
機内が大パニックになり人間のエゴ向きだしの展開でも
良いんじゃない?
犯人ね、
もっと腹黒く、往生際悪くても良かったんじゃない?
ド派手に機内暴れまわるとかさ・・・。
すぐに怪我してるんじゃ、しょうがないよ〜(笑)。
更にもっと言うならば・・・
なんですかい?あのジュリア。寝てるだけですかい?(笑)
悲鳴あげたり泣き叫んだりして、
もっと場を盛り上げて欲しかったですわ。
せっかくのキャストを使っているのだから
人間のエゴや欲望を剥き出しにする乗客たちを巻き込んで、
正義と義務と使命を果たす機長、
何がなんでも娘を必死で取り戻そうとする母
腹黒い冷血な犯人が
上空1万メートルの閉ざされた空間で三つ巴にスリリングな
厚みある展開を繰り広げてほしかったな・・・。
いやはや残念な仕上がりの作品。
ところでジョディが演じたカイル役は、
当初ショーン・ペンの予定だったそうな。
役名はそのままで、ジョディ用にママの設定になったとか。
ショーン・ペンでも観たかったなと思う一方で
彼だと犯人と対決するにあたりシーン的に弱そうだな・・、と。
それに『リッジモンド・ハイ』のショーンが
設計士ってのもビミョ〜な感じがするし・・・(笑)
監督/ロベルト・シュヴェンケ
出演/ジョディ・フォスター
ピーター・サースガード
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夫を事故で亡くしたばかりのカイルは
6歳の娘ジュリアとともにアメリカに戻るため
飛行機に乗りこむ。
離陸後、仮眠から目覚めるとジュリアの姿が消えていた・・・
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ジョディ・フォスター!
ショーン・ビーン!
旅客機内のいわば密室での失踪!
観たいなと思う反面、
劇場公開から間もないリリースで不安がいっぱいで、
観ようかどうしようかと迷った作品。
カイルは自分が設計に携わった新型旅客機E−474に
娘と2人で搭乗。
眠りこけたカイルが目覚めると、ジュリアの姿が消えていた。
乗客・乗務員の誰ひとり、ジュリアの姿を見たものはなく、
乗客名簿にも名前が載っていなかった。
その上、ジュリアはすでに夫と一緒に死んでいたと告げられ・・・。
う〜ん・・・
忽然と姿を消した娘を必死で探すカイル。
乗客全員、席に座らせ、あらゆる場所を探せと要求する。
その過程で、ジュリアの搭乗記録がないと知らされる。
それでも探しつづけるカイル。
う、う〜ん・・・。
ジョディ・フォスターは相変わらず上手い
上手いだけにヒステリックに要求するカイルが
「被害妄想型イカれ母ちゃん」に見えて、
乗客じゃないけど、ちょっとひいてしまう。
たまにいるんだよね、
真面目な顔して言ってることがオカシイ被害妄想型のヒト。
これはね、実にたまらんよ〜(笑)
一応規則だからと機内捜索を指示する機長。
機長役がショーン・ビーンね!
毎度のことながら、ショーン・ビーンのシーンは少なく感じる。
もっとショーン・ビーンのシーンを増やすべきだと思うぞ。
納得できなくても規則に基づき捜索を指示する機長。
もっと徹底的に探せというカイルに対して
他の乗客の安全と乗務員の仕事ぶりについて毅然と述べる機長。
それはそれは見事な対応!
あんたが機長なら安心だわさ、信頼できるわ!ショーン・ビーン!
しかしね・・・
いかにキャストが良くても展開がいけませんがな・・・。
物足りないね・・・。
犯人が正体を現してから、あっさりと超音速でラストへと向かう。
自分が設計し、機内をしりつくしているという設定なら
もっといろんなところや、忍者屋敷みたいに普通の人が思いつかない
機内トリックアクションがあっても良かったんじゃない?(笑)
電気系統細工するにしても、
機内が大パニックになり人間のエゴ向きだしの展開でも
良いんじゃない?
犯人ね、
もっと腹黒く、往生際悪くても良かったんじゃない?
ド派手に機内暴れまわるとかさ・・・。
すぐに怪我してるんじゃ、しょうがないよ〜(笑)。
更にもっと言うならば・・・
なんですかい?あのジュリア。寝てるだけですかい?(笑)
悲鳴あげたり泣き叫んだりして、
もっと場を盛り上げて欲しかったですわ。
せっかくのキャストを使っているのだから
人間のエゴや欲望を剥き出しにする乗客たちを巻き込んで、
正義と義務と使命を果たす機長、
何がなんでも娘を必死で取り戻そうとする母
腹黒い冷血な犯人が
上空1万メートルの閉ざされた空間で三つ巴にスリリングな
厚みある展開を繰り広げてほしかったな・・・。
いやはや残念な仕上がりの作品。
ところでジョディが演じたカイル役は、
当初ショーン・ペンの予定だったそうな。
役名はそのままで、ジョディ用にママの設定になったとか。
ショーン・ペンでも観たかったなと思う一方で
彼だと犯人と対決するにあたりシーン的に弱そうだな・・、と。
それに『リッジモンド・ハイ』のショーンが
設計士ってのもビミョ〜な感じがするし・・・(笑)
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