『失われた週末』・・アル中とヤニ中
2006年6月5日 洋画その他・海外TVドラマ
1945年・米
監督/ビリー・ワイルダー
出演/レイ・ミランド
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売れない小説家ドンはアルコール依存症。
兄や恋人のヘレンが必死で酒を
やめさせようとするが
肝心のドンは、タイプライターを質入してまで
酒代にかえてしまう・・・
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アル中の小説家ドン。
酒をやめさせようとする彼の兄は、
週末2人で田舎で保養を計画する。
荷造りするドンだが、彼の心は
「窓の外に吊るして兄から隠している酒瓶を
兄の目を盗み、いかに旅行鞄に入れるか」
でいっぱいだ。
何とかして兄の目をそらして酒瓶を入れようとするドンの姿は
とても滑稽である。
なりふり構わず、酒を求め歩く姿は
そんなにしてまで飲みたいんかぃっ!と
ツッコミを入れたくなるのだが、フト考えると、
喫煙所を探してフラフラする自分も同類だと苦笑いしてしまう。
だってさ〜、最近タバコ吸えるトコ少なくなったんだもん・・・(笑)
いろんな所に酒瓶を隠しているドンにクスクス笑えるのは最初だけ。
酒を求めるあまり、次第に正気を失っていく様に
底深い恐怖と不安感でいっぱいになる。
酒代を工面するため、タイプライターを質入しようとしたり
自殺を考えて手に入れた銃を、
結局質入して酒代にしてしまったり・・・。
人間が崩れ壊れていく姿に冷たい恐怖を感じる。
レイ・ミランドの迫真の演技に加えて、不安を煽る音楽!
胃がキリキリするような緊張感と焦燥感、絶望感。
アカデミー作品賞、監督賞、主演男優賞も納得の作品。
ラストはドンは今度こそアルコールを断つ決意をし
観るものに希望をもたせる形となっているのだが、
ドンは本当にアルコールをやめることができるのだろうか?
結局いつものようにやめられないのでは・・と不安を持ってしまう。
それを意図した脚本なのか、
はたまた蛍風がヒネクレ者なのかは分からないが
ラストを含めて不安と絶望と緊迫感でいっぱいの
見応えある作品。
タバコ、やめよっかな・・・。
監督/ビリー・ワイルダー
出演/レイ・ミランド
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売れない小説家ドンはアルコール依存症。
兄や恋人のヘレンが必死で酒を
やめさせようとするが
肝心のドンは、タイプライターを質入してまで
酒代にかえてしまう・・・
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アル中の小説家ドン。
酒をやめさせようとする彼の兄は、
週末2人で田舎で保養を計画する。
荷造りするドンだが、彼の心は
「窓の外に吊るして兄から隠している酒瓶を
兄の目を盗み、いかに旅行鞄に入れるか」
でいっぱいだ。
何とかして兄の目をそらして酒瓶を入れようとするドンの姿は
とても滑稽である。
なりふり構わず、酒を求め歩く姿は
そんなにしてまで飲みたいんかぃっ!と
ツッコミを入れたくなるのだが、フト考えると、
喫煙所を探してフラフラする自分も同類だと苦笑いしてしまう。
だってさ〜、最近タバコ吸えるトコ少なくなったんだもん・・・(笑)
いろんな所に酒瓶を隠しているドンにクスクス笑えるのは最初だけ。
酒を求めるあまり、次第に正気を失っていく様に
底深い恐怖と不安感でいっぱいになる。
酒代を工面するため、タイプライターを質入しようとしたり
自殺を考えて手に入れた銃を、
結局質入して酒代にしてしまったり・・・。
人間が崩れ壊れていく姿に冷たい恐怖を感じる。
レイ・ミランドの迫真の演技に加えて、不安を煽る音楽!
胃がキリキリするような緊張感と焦燥感、絶望感。
アカデミー作品賞、監督賞、主演男優賞も納得の作品。
ラストはドンは今度こそアルコールを断つ決意をし
観るものに希望をもたせる形となっているのだが、
ドンは本当にアルコールをやめることができるのだろうか?
結局いつものようにやめられないのでは・・と不安を持ってしまう。
それを意図した脚本なのか、
はたまた蛍風がヒネクレ者なのかは分からないが
ラストを含めて不安と絶望と緊迫感でいっぱいの
見応えある作品。
タバコ、やめよっかな・・・。
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