1993〜97年・英
監督/トム・クレッグ
出演/ショーン・ビーン

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1806年。イギリスは
ナポレオン率いるフランス軍と戦っていた。
リチャード・シャープはふとしたことから
いきなり中尉に抜擢され、
第95ライフル部隊を率いることになったが
そこはならず者の集まりだった・・・
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面白〜い!
スゴ〜イ!
ハマったーーーーーっ!


1800年代初め、まだまだ貴族が幅をきかせていた時代。
娼婦の息子で孤児のリチャード・シャープは、
将軍を助けたことで、軍曹からいきなり中尉に昇進する。

貴族ではないシャープを、
他の将校達は成りあがり者と軽蔑し
部下達も貴族じゃないから本物の将校ではないと、
シャープを認めようとしない。

シャープが配属されたのは、第95ライフル部隊。
そこは、元密猟者、元盗人、元売れない詩人と、
一口に言えば、ど〜しようもないならず者ばかり・・・。
しかし一度ライフルを持つと凄腕。
彼等は選ばれし者チョーズメンと呼ばれる。

そしてシャープと選ばれし者たちは戦火の中、
勝ちぬいていくのだった・・・。

シャープがね、かっこいいのぉーーーっ!
他の貴族の将校達から軽蔑され、罠にはめられ、
危険な任務、面倒な任務を押しつけられるシャープ。

しかしそんな逆境でも、へこたれず確実に任務をこなし
次々と武功をたてるシャープ!

新任の将校が、粗野なシャープに無礼な奴だと
見下した態度で「お前は誰だ」と尋ねる。
「オレはシャープ少佐だ」
「しっ失礼しました」と急に腰が低くなる将校。

おぉ〜っ!これはまるで水戸黄門じゃないかっ(笑)

単なる戦争ものじゃない。
お貴族様の企む陰謀、策略
逆境の中、きっちりと武功をたてるシャープ
愛とロマンがみっちりと詰めこまれている作品


それにしてもここに描かれているお貴族様たちは
無能なくせにプライドばかり高くて、
保身のためには平気でウソをつく人たちばかり。
戦争だって、お貴族様のスポーツのようだ。
これじゃぁ平民はたまらんな・・・。

シャープ役のショーン・ビーン
もぅ、カッコ良過ぎ〜!
剣を持っても、かっこいい。
ライフル撃たせてもかっこいい。
立っているだけでもかっこいい。

ラブシーンでは、男の色香プンプンで悩ましいほどかっこいい。
それだけじゃない!相手の女性を何百倍にも美しくみせるのだ!
なんて素晴らしくて素敵なんだ!ショーン・ビーン!

ワクワクしたこと、熱くなったこと
もっといろいろあるが、もう何をどう書き表せばいいか分からない!

ショーン・ビーンが出演している他の作品では、
もっとショーン・ビーンのシーンが観たかったなぁと
思うことが多いのだが
1話102分、計14話、ほとんど出ずっぱりで
ショーン・ビーンを心行くまで堪能できた。

ストーリーGOOD
キャストGOOD
ショーン・ビーンが期待以上にGOOD

間違いなく「喜び」マーク作品です!

現在8年ぶりに続編を製作中とか・・・。
うおぉぉーーっ!早く観たいーーーーっ!

ところでエリザベス・ハーレイは分かったけど
ポール・ベタニーはどこに出演してたんだろ?
もしかして最終話のバカ王子の役?

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