『ゲス・フー 招かれざる恋人』・・「バーニー・マック」もの

2005年・米
監督/ケヴィン・ロドニー・サリヴァン
出演/バーニー・マック
　　 アシュトン・カッチャー

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大手証券会社に勤めるサイモンの恋人は
黒人女性のテレサ。
2人はテレサの両親の銀婚式の場で婚約を発表しようとしていた。
テレサの父は、娘の恋人が白人であることにショックを受け・・・
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『招かれざる客』を現代風にリメイクした作品。
オリジナルは、人種問題を捉えた社会派ドラマなのに対し、
本作品はライトなコミカルラブストーリー作品といったところか。

娘の恋人が白人で、しかもスポーツはまったくやらないと知り
落胆あ〜んど意地になる父パーシー・ジョーンズ。
サイモンを挑発したり、夜這いしないように同じベットで寝たり（笑）
このパーシー役がバーニー・マック

オリジナルが良かったし、バーニー・マック目当てで選んだ作品。
それだけに期待を裏切らないバーニーらしさ満載の作品で楽しめた。

オリジナルでは白人家庭に黒人男性が訪れる設定だったのに対し、
今回は黒人家庭に白人男性が訪れる。

設定の違いはこれだけではない。
サイモンの家族がでてこない。
つまりサイモンはたった1人で頑張るのだが、
最後には猛反対していた父パーシーが強力な味方となる。

つまり、オリジナルとはストーリーもテイストも
まったく違うものになっている
オリジナルをみた直後でも、まったく違う作品だから
決して飽きることはない。

ん〜、ただね〜、作品としては「よくある程度」のフツーの出来。
バーニー・マックは彼らしくて良かったんだけど・・・。

括りとしてはリメイク作品というより
「バーニー・マック」ものってとこかな？

それにしても40年前に比べると
黒人女性・シスター達は強くなったんですね・・・（笑）