『マザー・テレサ』・・強い意思と深い慈愛
2006年3月21日 洋画その他・海外TVドラマ
2003年・伊/英
監督/ファブリッツィオ・コスタ
出演/オリビア・ハッセー
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カルカッタのカトリック修道院の女子校で
少女たちに教えていたマザー・テレサ。
ある日彼女は神の声を聞き、修道院の中ではなく
街の貧しい人々のために尽くすのが
自分の使命だと悟る・・・
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以前からこの日記の分類を整理しようと思っていたが
とりあえずジャンル別に少しづつ整理していこうと思う・・・。
さて、マザー・テレサ。
彼女のことは、
ハンセン病患者に尽くしたノーベル平和賞受賞者
程度の知識しかなかった蛍風。
インドのカルカッタで、家族にすら見捨てられた病気の人や
貧しい人々のために、慈愛をもって接した人だったらしい。
マザー・テレサの修道服(?)がサリーに似ていたのは
インドだったからなのね、初めて気づいた。
宗教が絶対的であり、他の宗教と緊迫した状況下にありながら
マザー・テレサは、宗教の壁を超え、
貧しき人々のために尽くす。
それは様々な誤解や困難が立ちはだかるものだったが
マザー・テレサは信念と行動力で解決していくのだった。
既存の修道会では活動に限界を感じたテレサは
新たに神の愛宣教者会をつくり、精力的に活動する。
しかし決してでしゃばることなく、
貧しき人々のために尽くすという態度に
誠実さと強さと暖かさを感じさせる。
マザー・テレサ役はオリビア・ハッセー
『ロミオとジュリエット』での可憐な彼女が
とうとうマザー・テレサか、と観る前は少々ショックを受けたが
これがなかなかどうして、素晴らしい演技で
控えめながら強い意思と深い慈愛に満ちたテレサを
見事に演じている。
いつでも貧しい人々のためを考えるテレサ。
ノーベル賞受賞の際のディナーのメニューをみて、
このお金でどれだけの貧しい人々を救うことができるのでしょう
と語り、主催者を困惑させる。
またある時は宣教者会の会議で出されている
ミネラルウォーターについて
「これはいくらするのですか?」
「3ドルです」
「それだけあれば子供が1年学校に通えるのに」と言い放つ。
・・いや、確かにそうかもしれないけど物価の違いが。
そんなこと言われると準備したスタッフの立場が・・・。
このことでも明らかなようにテレサは、
常に貧しい人々、救いを求める人々の為だけに
生きた人だったんだなぁ。
テレサ達が建設中の建物の塀を取り壊す時
「日真建設(株)」の文字がかかれたショベルカー(?)が登場。
ああ〜日本の中古車は海外に輸出されてるんだって実感。
劇場公開時、来日したようだが
元夫の布施明とは会ったのかしらんと
少々下世話なことを考えたりした蛍風(笑)
宗教の壁を超え、強い意思と信念のもとに
深い慈愛に満ちた生き方。
マザー・テレサのことを知るには分かりやすい作品だった。
加えてオリビア・ハッセーの存在感と
エムセム神父役のミハエル・メンドルの真摯な演技がひかる作品
監督/ファブリッツィオ・コスタ
出演/オリビア・ハッセー
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カルカッタのカトリック修道院の女子校で
少女たちに教えていたマザー・テレサ。
ある日彼女は神の声を聞き、修道院の中ではなく
街の貧しい人々のために尽くすのが
自分の使命だと悟る・・・
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以前からこの日記の分類を整理しようと思っていたが
とりあえずジャンル別に少しづつ整理していこうと思う・・・。
さて、マザー・テレサ。
彼女のことは、
ハンセン病患者に尽くしたノーベル平和賞受賞者
程度の知識しかなかった蛍風。
インドのカルカッタで、家族にすら見捨てられた病気の人や
貧しい人々のために、慈愛をもって接した人だったらしい。
マザー・テレサの修道服(?)がサリーに似ていたのは
インドだったからなのね、初めて気づいた。
宗教が絶対的であり、他の宗教と緊迫した状況下にありながら
マザー・テレサは、宗教の壁を超え、
貧しき人々のために尽くす。
それは様々な誤解や困難が立ちはだかるものだったが
マザー・テレサは信念と行動力で解決していくのだった。
既存の修道会では活動に限界を感じたテレサは
新たに神の愛宣教者会をつくり、精力的に活動する。
しかし決してでしゃばることなく、
貧しき人々のために尽くすという態度に
誠実さと強さと暖かさを感じさせる。
マザー・テレサ役はオリビア・ハッセー
『ロミオとジュリエット』での可憐な彼女が
とうとうマザー・テレサか、と観る前は少々ショックを受けたが
これがなかなかどうして、素晴らしい演技で
控えめながら強い意思と深い慈愛に満ちたテレサを
見事に演じている。
いつでも貧しい人々のためを考えるテレサ。
ノーベル賞受賞の際のディナーのメニューをみて、
このお金でどれだけの貧しい人々を救うことができるのでしょう
と語り、主催者を困惑させる。
またある時は宣教者会の会議で出されている
ミネラルウォーターについて
「これはいくらするのですか?」
「3ドルです」
「それだけあれば子供が1年学校に通えるのに」と言い放つ。
・・いや、確かにそうかもしれないけど物価の違いが。
そんなこと言われると準備したスタッフの立場が・・・。
このことでも明らかなようにテレサは、
常に貧しい人々、救いを求める人々の為だけに
生きた人だったんだなぁ。
テレサ達が建設中の建物の塀を取り壊す時
「日真建設(株)」の文字がかかれたショベルカー(?)が登場。
ああ〜日本の中古車は海外に輸出されてるんだって実感。
劇場公開時、来日したようだが
元夫の布施明とは会ったのかしらんと
少々下世話なことを考えたりした蛍風(笑)
宗教の壁を超え、強い意思と信念のもとに
深い慈愛に満ちた生き方。
マザー・テレサのことを知るには分かりやすい作品だった。
加えてオリビア・ハッセーの存在感と
エムセム神父役のミハエル・メンドルの真摯な演技がひかる作品
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