人が1人、この世からいなくなるということは
本当に大変なことなのだと実感しました。

ここ何年も、入退院をくり返し、
1年の半分以上は入院生活でしたが
まさか今回の入院が最後になるとは
家族の誰1人、考えてもいませんでした。

病院からオムツの替えがなくなったと連絡があってから
わずか数10分後に、容態が急変したと連絡が・・・。

いつかは・・と覚悟はしていたつもりでしたが
あまりにも突然のことで、結局覚悟なんて出来ていなかったみたい。
その日のことは、ほとんど記憶がない。

葬儀の打ち合わせやら親族やご近所、会社への連絡とか
やらなければいけないことが大波のごとく押し寄せ・・・。

葬儀が終わった日の夕食、
あわただしいあの日以来、初めて「味」がした。

葬儀も終わり、親戚も帰ってホッとしたのも束の間、
今度は役所関係の手続きが・・・。

実は葬儀が終わってからのほうが大変なのだと
初めて知った。
まだまだやらなければいけないことが沢山ある。

しばらく仕事を休むと、ペースを取り戻すのにとまどってしまう。

人が1人、この世に生きて、そしていなくなる
これは本当に大変なことなのだと実感しました・・・。

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