2003年・米
監督/ラリー・チャールズ
出演/ボブ・ディラン

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内戦で混乱する架空の国。
伝説のミュージシャン、ジャック・フェイトは
慈善コンサートに出演するために
突然刑務所から釈放された。
その慈善コンサートには、様々な人間の思惑が隠されていて・・・
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原題はMASKED and ANONYMOUS

主人公ジャック・フェイト役がボブ・ディラン

ボブ・ディランの曲はあまり良く知らないし
その世界観も分からない蛍風。

曲もセリフもなんだか哲学的だけど
ドキッとするものばかり。

冒頭いきなり日本語の歌が流れてきてビックリ!
真心ブラザーズが歌うボブ・ディランの「My Back Pages」
アメリカの映画にしかも冒頭に日本語の曲が使われるって
珍しくない?

ボブ・ディランの曲は良く知らなかったけど
本作品で使われている曲は心にドキッとしたり
水が砂に染み渡るように、心に響いてくる。
今度聴いてみようかな、ボブ・ディラン。

いかにも低予算の作品ながらキャストが豪華!
ジョン・グッドマン
ヴァル・キルマー
クリスチャン・スレーター
ミッキー・ローク
ルーク・ウィルソン
ジェシカ・ラング
ペネロペ・クルス
ジェフ・ブリッジス
ジョン・グッドマン
アンジェラ・バセット
ブルース・ダーン
ジョヴァンニ・リビシ
チーチ・マリン
スティーブン・バウアー
エド・ハリス

蛍風が確認できただけでこれほどの面子。
もしかしたら、もっと出演しているのかもしれない。

これだけのキャストが出演しているということは
みんなボブ・ディランのこと好きなんだろうな〜・・・。
しかし本作品のスゴイところは、チラッとの出演にも関わらず
それぞれが個性豊かに描かれている点。
ヴァル・キルマーの人間嫌いの動物好きはインパクあったし
クルスチャン・スレーターがなんだか世の中に
対してクダ巻いているセリフも印象深かった(笑)

でも個人的にはミッキー・ローク!
長髪で洒落たスーツを着こなして
久しぶりに魅力的なミッキー・ロークを観た!
いや〜、カッコ良かったよ、ミッキー・ローク!(笑)

それからエド・ハリス。
黒人のメイクしたオスカル・ヴォーゲル役。
観た瞬間、分からなかったよ、エドさん・・・。
当たり前か!(笑)

ストーリーとしてはボブ・ディランの世界観を知らないせいか
盛りあがりに欠けるな〜と思うのだが
なぜだか分からないが、
ハートにビンビンくる男の渋さ・カッコ良さ!
ボブ・ディランのファンならもっとシビれたであろう作品。

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