2004年・米
監督/ガイ・ファーランド
出演/ロモーラ・ガライ
   ディエゴ・ルナ

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1958年、フォードに勤める父の転勤で
ケイティ一家はキューバに越してきた。
ある日、ホテルのウェイター・ハビエルと知り合い
2人は賞金5000ドルのダンスコンテストの
優勝を目指すのだった・・・
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周囲からお堅いと思われているケイティだが
キューバの情熱的なダンスに心を奪われる。

ある日、ふとしたことから自分のせいでハビエルが
ホテルを首になったことから
ケイティは賞金5000ドルのダンス大会に
2人で出場しようと申し出る。
そして2人は優勝を目指し、ダンスの特訓を初め・・・

原題に『ダーティ・ダンシング2』の名がついていたので
初めは違う時代設定にとまどってしまった。
『ダーティ・ダンシング』とはストーリー的に
まったく関係のない作品。
とはいえ、パトリック・スウェイジがダンスインストラクターで
ちょこっと出演し、思わず
お、お、おぉ〜と叫んでしまった(笑)
それから『ダーティ〜』での湖だったか池でのリフト練習を思わせる
海でも練習シーンにも思わずニヤリとしてしまった。

ハビエル役のディエゴ・ルナがスウェイジと比べると
あどけなさが残るまだまだきゃしゃな体とあま〜いマスクに対し
ケイティ役のロモーラ・ガライは、
年齢的に「いって」そうでちょっと不釣合いに思えた。

いや〜、ディエゴ・ルナのこぼれんばかりのかわいい笑顔
おばさん、メロメロですがな〜(笑)

バチスタ政権下でのアメリカ人に対してのキューバ国民の感情が
他の作品に比べると、あまり意地悪く描かれていないが
コンテストとキューバ革命を絡めるってのは・・・。
別にそんな政治的なものをとりこまなくてもいいと思うのだが
実体験をもとに描かれたということなので
それは仕方のないことなのか・・・。

情熱的なラテンダンスに乗せた鮮やかな青春物語

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