2004年・米
監督/ロバート・ゼメキス
声の出演/唐沢 寿明

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サンタクロースの存在を疑いはじめた少年のもとに
サンタクロースが住むという北極行きの列車
ポーラー・エクスプレスが到着した。
疑いながらも列車に乗った少年は・・・
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クリスマスが近いので、選んだ作品。
・・というか、個人的にその季節の作品を見たいと思っている。
真夏にクリスマスのお話を観ても、ピンとこないからだ。

ロバート・ゼメキスが監督のフルCGアニメ。
確かに機関車の動きなど素晴らしい。

素晴らしいが、人物をここまでリアルにCGで描くことに
疑問を感じてしまう。
動きも少しカタイし・・・。
別に実写でもいいんじゃないかって・・・(笑)

オリジナルはトム・ハンクスが声をアテていて話題になったが
吹き替え版は唐沢寿明。
『ビッグ』つながりかしらん?(笑)
唐沢氏もトム・ハンクスと同じく、何役もアテているが
それは御見事ですな。

ストーリーはいたってシンプル。
サンタの存在を疑う少年が、真夜中に家の前に止まった
北極行きの列車ポーラー・エクスプレスに乗り、
友情を育み、再びサンタを信じるようになる。

途中、無賃乗車の男と車掌が出会いそうになった時
おぉ〜っ、これはもしかして『北国の帝王』かしらん?
バイオレンスたっぷりかしら〜ん?とミョーな期待をしたのだが
当然のことながら、『北国の〜』とは関係無かった。
無賃乗車男VS鬼車掌の対決があれば
個人的にはかなりツボにはまったのだが・・・(笑)

夢いっぱいで誰もが優しい気持ちになれるクリスマス。
そんなクリスマスだからこそ、許せる程度の作品かも。
季節はずれにみていたら、肩すかしをくらいそうな作品。

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