2003年・米
監督/ジョン・ハンコック
出演/アレックス・マッカーサー

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ハリウッドでアニメーター兼プロデューサーを勤める
トーマス・ケンプは、
友人とスノーモービルに乗って休暇を楽しんでいた。
しかしトムの乗ったスノーモービルが転倒してしまい
助けをもとめに一軒の家を訪れる。
そこには老姉妹が住んでいて・・・
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ひっそりとした田舎でスノーモービルが転倒し
助けを求めに訪れた家には、老姉妹が住んでいた。
その老姉妹は訪れた人々を殺して食べていたのだった・・・。

まんまと老姉妹の罠にハマったトム。
しかしトーマスはさすがハリウッドで働く人間。
「俺の映画に出演しないか?」と
口八丁で老姉妹をその気にさせ、逃げ出すことに成功

彼女達2人とも死亡し、事件は明るみになった。
トーマスはハリウッド根性丸だしで、
彼女たち、とりわけ元バレリーナの妹バネッサについて
あれこれ調べ、作品の参考にしたいと考えていた。

ついに幼い頃養女に出されたバネッサの娘クララを見つけだし
よせばいいのに彼女に近づく。
やはり「俺のアニメのキャラクターモデルをしてくれないか?」
女優志望のクララをその気にさせる。

何も知らないクララは、チャンスかも〜とモデルを引き受ける。

まあ、そんなこんなでトーマスのアニメは完成し
試写会で好評を得る出来栄えとなった。

しかーーしっ、実はバネッサは生きていて、トーマスの家に侵入。
その場を乗り切るため、トーマスが提案したのは
クララに会わせてあげること。

実の母親が生きていて、しかも殺人鬼だったことを知り
ショックを受けるクララ。
そりゃ、そうだ

そして・・・

『カンニバルシスターズ』という邦題だが
老姉妹は残虐ぶりは初めの30分くらいだけ。
あとはトーマスのハリウッド根性炸裂の作品。
原題の『MAYHEM』のほうがストーリー的には
いろんな意味で近いと思う。

残虐な血みどろのスプラッターというワケではない。
バネッサの哀れな人生に興味を抱いた男が
余計なことに首をつっこんで、ひっかきまわしたようなお話

ホラーというよりサスペンスに近い、かな?

また、タイトルに騙された〜(笑)

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