『阿修羅城の瞳』・・キャストも映像もいいけれど
2005年11月9日 邦画
2005年・日
監督/滝田 洋二郎
出演/市川 染五郎
宮沢 りえ
======================
中村座の役者・出雲は、かつて「鬼殺し」と
恐れられていた。
ある日、出雲は女盗賊のつばきと出会い
2人は恋に落ちるが、その恋はつばきが
鬼へと転生することになるのだった・・・
======================
今月はアメリカ以外の作品も意識して観ようと思ったのだが、
そう思えば思うほど、アメリカ作品を観てしまう。
これは昔からのクセ・・・。
試験があるから勉強しなければならないのに
そう思えば思うほど、別の教科に興味を持っちゃって現実逃避?(笑)
とりあえず、ここらでアメリカ以外の作品を観ようと決意して
選んだ作品。
本作品は舞台劇の映画化。
出雲役の染五郎の殺陣をはじめ、
ちょっと仕草・振るまいは美しい。
流し目なんか、まさに歌舞伎俳優!といったところ。
つばき役の宮沢りえちゃんも、
純粋で可愛らしい魅力をみせている。
冒頭の人を喰らう鬼を斬る鬼御門たちのシーンは
舞台のような照明に、派手な立ち回りでわくわくさせる。
ん〜、でも・・・。
派手なアクションシーンは、映画化には格好の材料とは思えるが
ストーリー的には、映画としては少々物足りなさを感じる。
シンプルなストーリーは、やはり舞台のほうが合うと思う。
それにクライマックスの出雲と阿修羅の戦い、
阿修羅の殺陣がサマになっていないため弱っちくみえて
染五郎が上手いだけに、なんじゃコリャって思っちゃって・・(笑)
悪役・邪空を演じる渡部篤郎の憎々しさぶりは良いのだが、
あっさりとしか描かれていないため、
ちんまい悪党になってしまっている。
渡部の演技が良かっただけに、もったいないと思う。
映像も美しいし、役者陣は良し、題材も良いとは思うのだが、
映画化するのであれば、
違うアプローチの仕方でも良かったと思った作品。
監督/滝田 洋二郎
出演/市川 染五郎
宮沢 りえ
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中村座の役者・出雲は、かつて「鬼殺し」と
恐れられていた。
ある日、出雲は女盗賊のつばきと出会い
2人は恋に落ちるが、その恋はつばきが
鬼へと転生することになるのだった・・・
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今月はアメリカ以外の作品も意識して観ようと思ったのだが、
そう思えば思うほど、アメリカ作品を観てしまう。
これは昔からのクセ・・・。
試験があるから勉強しなければならないのに
そう思えば思うほど、別の教科に興味を持っちゃって現実逃避?(笑)
とりあえず、ここらでアメリカ以外の作品を観ようと決意して
選んだ作品。
本作品は舞台劇の映画化。
出雲役の染五郎の殺陣をはじめ、
ちょっと仕草・振るまいは美しい。
流し目なんか、まさに歌舞伎俳優!といったところ。
つばき役の宮沢りえちゃんも、
純粋で可愛らしい魅力をみせている。
冒頭の人を喰らう鬼を斬る鬼御門たちのシーンは
舞台のような照明に、派手な立ち回りでわくわくさせる。
ん〜、でも・・・。
派手なアクションシーンは、映画化には格好の材料とは思えるが
ストーリー的には、映画としては少々物足りなさを感じる。
シンプルなストーリーは、やはり舞台のほうが合うと思う。
それにクライマックスの出雲と阿修羅の戦い、
阿修羅の殺陣がサマになっていないため弱っちくみえて
染五郎が上手いだけに、なんじゃコリャって思っちゃって・・(笑)
悪役・邪空を演じる渡部篤郎の憎々しさぶりは良いのだが、
あっさりとしか描かれていないため、
ちんまい悪党になってしまっている。
渡部の演技が良かっただけに、もったいないと思う。
映像も美しいし、役者陣は良し、題材も良いとは思うのだが、
映画化するのであれば、
違うアプローチの仕方でも良かったと思った作品。
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