2004年・米
監督/ゲイリー・ウィニック
出演/ジェニファー・ガーナー

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13歳の誕生日を迎えたジェナの望みは
早く「恋とキャリアの30歳女」になること!
目を覚ますとなんと30歳になっていて・・・
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子供が、中身はそのままにいきなり大人になる話は
トム・ハンクスの『ビッグ』と設定が似ている。

『ビッグ』は周りの人間に心の変化を
もたらしていくような話だったと思うが、
本作品は、主人公ジェナが大人になって
自分を見つめ直す物語である。

とくにツボにハマったのは、ジェナの年齢設定が蛍風と同じ位なので
マイケル・ジャクソンのスリラーやマドンナに夢中になっている姿が
とても他人事とは思えず、
懐かしさとはずかしさで胸がいっぱいになった(笑)

あの頃はね〜、首にジャラジャラたくさんネックレスつけて、
スパッツの上にミニスカート、足元はスニーカーで・・・
タンクトップの上にザックリと大きく編んだ
襟ぐりのバカ広いセーター着てさ。
メイクはキリリと濃い目の眉に、
髪はショートなら逆立ててさ・・・(笑)

いや〜、懐かしさでいっぱいでしたわ(笑)

ストーリーもなかなか面白い。
胸がぺちゃんこで(まだ13歳なんだから仕方ないケド)、
学校の人気者グループにはりいたいと願うジェナ。
愛読するのはファッション雑誌「ポイズ」。
こんな日常とは早くおさらばして、
恋も仕事もできる自由きままな30歳になりたいと思う。

・・で、目がさめると、
洒落た部屋に胸が大きくなった自分の姿を目にする。
願い通り、30歳女になっていて、仕事も憧れのポイズの編集者!
初めはウキウキの彼女だったが、
13歳からそこに至るまでの自分の生きかたを知り、
大切なものを失ったことに気づくのだった・・・。

ジェナ役がジェニファー・ガーナー
ジェナの相棒(?)役・ルーシーがジュディ・グリア
子供の頃の親友マットがマーク・ラファロ

これらの子供時代の子役がみんなソックリ!
特にルーシーの子役アレクサンドラ・カイル
なかなかの美少女で、先が楽しみ!

マイケル・ジャクソンやマドンナなど、
懐かしい曲がいっぱいで、同じ時代を過ごしてたせいもあり
かなり好感の持てた作品。

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