2005年・米
監督/リドリー・スコット
出演/オーランド・ブルーム

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12世紀のフランス。
妻子を亡くしたばかりの鍛冶屋のバリアンのもとに
エルサレム王に忠誠を誓う
騎士ゴッドフリーがやってくる。
そしてバリアンが自分の息子であり、
共にエルサレムにくるように提案するのだった・・・
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聖地をめぐる十字軍のお話。

エルサレムをめぐる宗教の問題は
あまり詳しくない蛍風。
微妙なバランスの上に成り立っているくらいのことしか分からない。

それぞれが、自分の神以外は絶対に認めない社会。
正月には神社へ行き、お盆にはお墓参り
クリスマスにはジングルベルを歌っている私には
その厳格すぎるほどの感覚がちょっと分からない・・・。
やおよろずの神じゃダメなのねん・・・。

オーランドといえば、
個人的にはオーランド・ジョーンズの方が好きな蛍風(笑)

しかし本作品のバリアン役のオーランド・ブルームがなかなか良い。
長い前髪をかきあげながら思考する姿は
内に秘めた強さと聡明さがあふれ出てくるようで素敵だ。

ゴッドフリー役のリーアム・ニースン
控え目だが、しかし力強く人格者として表現している。

宗教画のような抑えた色調の画面は
とても美しい。
素朴だが威厳のある画面


そしてリドリーお得意の迫力ある戦闘シーン
これでもかっ!とダイナミックな画。

たいして期待もせずに選んだ作品だったが、
宗教のことがよく分からなくても充分に見応えのあった作品。

・・・ところで
エドワード・ノートンはどこに出ていたのかしらん?(笑)

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