2004年・日
監督/筒井 武文
出演/柏原 収史

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人気バンド・ゼロデシベルの天才ギターリスト麻田弦は
自分の音楽を見失い始め、
バンドの解散説も囁かれるようになっていた。
そんな時、記者から逃げるために飛び乗ったタクシーで
「シモキタ」までと告げると、
なんと下北半島にまで連れて行かれた・・・
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天才ギタリスト麻田弦。
タクシーの運転手の五十嵐五郎に拉致されるかたちで
津軽三味線の修行をするハメに・・・。

修行はツライことばかりではない。
五郎の孫娘・晶に一目ぼれした弦は
彼女の気を惹こうと猛特訓に励む。

晶の幼馴染みでバツグンの三味線弾きの大石聖一郎や
かつて五郎の弟子で、
魂と引き換えに悪魔の音色を手に入れた
倉内宗之介たちとの三味線バトルが繰り広げられる。

倉内役新田弘志と大石役新田昌弘は実の親子。

この2人の三味線の音色は、素人の蛍風でも
「あ、ほかのと音が違う・・」と分かるほど
ゾクゾクする音色。

三味線といえばべんべんべべぇぇーん
力強い音を想像するが、
リルリルとそれは繊細な音色も出すものだと初めて知った。

んーっ!
三味線の音ってこんなにも複雑で
奥が深いものだったとは・・・!


ほどほどの笑いと、柏原収史の演技、
ストーリー展開もなかなか面白い。

しかし、アニメによる演出部分はなかったほうが良かったかも・・・

ストーリーとキャストの演技だけで
充分に納得できる仕上がりだったと思うのだが・・・

ストーリー、キャストの演技がGOOD
そして三味線の奥深い魅力を知った作品

「喜びマーク」作品です。

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