1981年・伊
監督/ルチオ・フルチ
出演/カトリオーナ・マッコール

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遺産としてホテルを相続したライザ。
しかしそのホテルは、地獄の入り口だった・・・
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1927年ルイジアナ。
1人の画家が地獄の門をあけようとしていると思われ
住人にリンチにあい、ホテル壁に塗りこまれた。
そのホテルは地獄の門の上に建っていた・・・。

54年後、叔父の遺産としてホテルを相続したライザ。
仕事もなく、ホテル経営だけが最後の希望の綱だったが
彼女の周りで次々と不可解な事故が起こる。
そして・・・。

とまあ、こんな感じの設定だが、
物語はなんだかどうでもいいのだ(笑)

頭にクギが刺さり、目玉が押し出される
液体を浴びて溶ける肉体
ほじくりだされる目、しかもなんときれいにまぶた付!(笑)
なぜか突然現われたタランチュラに刺され、
食いちぎられる皮膚と脂肪


お前等これが見たいんだろうと言わんばかりの
問答無用のスプラッタシーンがてんこもり(笑)

かつて『ベルサイユのばら』でオスカルを演じた
カトリオーナ・マッコールが、眉間にシワをよせて絶叫

ファビオ・フリッツィの不安感を煽る音楽が秀逸
特殊効果のジャネット・デ・ロッシも職人芸をみせている

おらおら〜っ!余計なこと考えるんじゃねぇ!
そんなフルチフル夫君ことルチオ・フルチの
熱いイマジネーションと飽くなき意気込みが伝わってくる作品。

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