2004年・米
監督/ジョエル・シューマカー
出演/エミー・ロッサム
   ジェラルド・バトラー

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パリのオペラ座では
オペラ座の怪人・ファントムの
仕業であると思われる怪事件が頻繁に起こっていた。
オペラ座の寄宿生クリスティーヌは
謎の人物から歌のレッスンを受けていた。
その師こそファントムだったのだ・・・
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『オペラ座の怪人』はむか〜し『エルム街〜』の
ロバート・イングランド版を観た。
その時は、ビミョーな作品だと感じたっけ(笑)

それに比べたら本作品はせつないの一言
ファントム役のバトラーだが、顔半分でも魅力的だ。
そしてマントを翻し優雅な身のこなし!

クリスティーヌ役のエミー・ロッサムも可憐で透明感のある魅力。
それであの素晴らしい歌声なんだからスゴイ。

ファントムの心の闇のような陰鬱さがないものの
華麗に絢爛に彩られた本作品。

物語の主である「事件」がカラーなのに対し
その後がモノクロというのもなかなかおしゃれな演出である。

エミー・ロッサムやバトラー
そしてラウル役のパトリック・ウィルソン達は
歌を自分達で歌っているそうな。
それはお見事な歌いっぷり!

個人的にはわがままな歌姫役の
ミニー・ドライヴァーの見事なハマりっぷりに驚いた。

143分と長いが、セリフが歌なので仕方がない。
5秒ですむようなセリフを歌で表現するんだからさ・・(笑)

歌を含め音楽が素晴らしい
キャストが魅力的
ファントムの愛を切望する哀しい心に胸がしめつけられました


ところで監督のシューマカー。
またまた表記問題だ。
シューマッカーだと思ってたけどシューマカー。
シュマッカーという表記もある。
メーカーさん、どれかに統一してよ〜。

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