2003年・仏
監督/ジャン・ポール・ラプノー
出演/グレゴリ・デランジェール
イザベル・アジャーニ
======================
無実の罪で投獄されたオジェは
ドイツ軍によりパリが陥落し、
その騒動の中、脱獄する。
列車の中で知り合ったカミーユは、重大な決意をしていた。
それは、原爆の製造に欠かせない重水を
ナスチの手から守り、イギリスへ運ぶことだった・・・。
=================================
う〜む・・・
ドイツ軍に侵攻されたパリを舞台に
原爆製造に不可欠な重水を巡っての
ハラハラドキドキの戦争ドラマかと思ったんだけど・・・。
なんか・・・
ほろ苦いメロドラマに、
戦争の話をからめてみましたってな感じで・・・
う〜ん・・・。
キャストは豪華。
女優ヴィヴィアンヌ役がイザベル・アジャーニ
ヴィヴィアンヌの愛人の大臣がジェラール・ドパルデュー
脱獄仲間がイヴァン・アタル
記者役がピーター・コヨーテ
主役のオジェ役グリゴリ・デランジェールは
初めて観る役者だが、誠実そうなルックスが、役にピッタリ。
スキャンダルを恐れる人気女優が、
保身のために数々の嘘をつき、
有利になる男を渡り歩く。
男達は、利用されていると知りつつも
天真爛漫な彼女をいとおしく思う。
よくよく考えれば、このヴィヴィアンヌは
自分勝手なヒドイ女なのだが、
イザベル・アジャーニが演じると、
ちょっと頭が弱そうだけど、決して憎めない愛すべき女に見えてくる。
いや、それどころか、そんなヴィヴィアンヌを哀れにも思えてくる。
ナチスの手から必死で守ろうとした重水だが、
危険な目にあい、死人まで出るくらいなら
捨ててしまおうとは思わなかったのだろうか?
ナチスの手に渡すくらいなら捨てようとは思わないのかな?
ナチスが必死で欲しがり、
命をかけてイギリスへ運ぶくらいだから
簡単には製造できない、捨てるには惜しいものなのかしらん?
戦争ドラマ、あるいはサスペンスと思っていたので
ちょっとガッカリの内容だったが、
初めから人間ドラマ、ホロ苦メロドラマだと思ってみれば
それなりに、深いものを感じることができる作品なのかもしれない。
監督/ジャン・ポール・ラプノー
出演/グレゴリ・デランジェール
イザベル・アジャーニ
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無実の罪で投獄されたオジェは
ドイツ軍によりパリが陥落し、
その騒動の中、脱獄する。
列車の中で知り合ったカミーユは、重大な決意をしていた。
それは、原爆の製造に欠かせない重水を
ナスチの手から守り、イギリスへ運ぶことだった・・・。
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う〜む・・・
ドイツ軍に侵攻されたパリを舞台に
原爆製造に不可欠な重水を巡っての
ハラハラドキドキの戦争ドラマかと思ったんだけど・・・。
なんか・・・
ほろ苦いメロドラマに、
戦争の話をからめてみましたってな感じで・・・
う〜ん・・・。
キャストは豪華。
女優ヴィヴィアンヌ役がイザベル・アジャーニ
ヴィヴィアンヌの愛人の大臣がジェラール・ドパルデュー
脱獄仲間がイヴァン・アタル
記者役がピーター・コヨーテ
主役のオジェ役グリゴリ・デランジェールは
初めて観る役者だが、誠実そうなルックスが、役にピッタリ。
スキャンダルを恐れる人気女優が、
保身のために数々の嘘をつき、
有利になる男を渡り歩く。
男達は、利用されていると知りつつも
天真爛漫な彼女をいとおしく思う。
よくよく考えれば、このヴィヴィアンヌは
自分勝手なヒドイ女なのだが、
イザベル・アジャーニが演じると、
ちょっと頭が弱そうだけど、決して憎めない愛すべき女に見えてくる。
いや、それどころか、そんなヴィヴィアンヌを哀れにも思えてくる。
ナチスの手から必死で守ろうとした重水だが、
危険な目にあい、死人まで出るくらいなら
捨ててしまおうとは思わなかったのだろうか?
ナチスの手に渡すくらいなら捨てようとは思わないのかな?
ナチスが必死で欲しがり、
命をかけてイギリスへ運ぶくらいだから
簡単には製造できない、捨てるには惜しいものなのかしらん?
戦争ドラマ、あるいはサスペンスと思っていたので
ちょっとガッカリの内容だったが、
初めから人間ドラマ、ホロ苦メロドラマだと思ってみれば
それなりに、深いものを感じることができる作品なのかもしれない。
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