2004年・米
監督/テイラー・ハックフォード
出演/ジェイミー・フォックス

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ジョージア州の貧しい家庭に生まれた
レイ・チャールズ・ロビンソン。
幼い頃、病気のため盲目となってしまう。
その他にも目の前で弟が溺死したことが
トラウマとなり、彼をずっと苦しめていた・・・
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故レイ・チャールズを描いた作品。

レイ役は生前本人から指名されたという
ジェイミー・フォックス。

これがまぁソックリ!!!

歌う時の仕草や表情なんて本人?と思うほどソックリだ!!!

蛍風が知っているレイ・チャールズは
数々のヒット曲をだし、サザンのいとしのエリーをカバーし
『ブルース・ブラザース』にも出演した
気の良いミュージック界の大御所。
とくに『ブルース・ブラザース』出演は蛍風には大きなポイント(笑)

成功者で影の部分があるなんて想像もしていなかった。

幼い頃のトラウマに悩まされ、
ドラッグと女にまみれ、妻を泣かせ
自分勝手に生きていた頃があったとは・・・

それがミュージシャンだからと言われればそれまでだが、
少なくともレイ・チャールズは、そんなものとは無縁だと思っていた。

盲目であることを理由とせずに
たくましく生きぬいたレイ・チャールズ。
彼の母親の教育が素晴らしい。

音楽の才能に恵まれ、
心の闇と戦いながらも素晴らしい音楽を残したレイ。

多少の脚色はあるようだが、
1人の男の光りと闇に彩られたいきざまを描いた作品としても
見応えがあった。

ジェイミー・フォックスの演技が素晴らしい
音楽が素晴らしい
レイの母親が素晴らしい
そして1つの作品としても素晴らしい


しみじみと心に響くものがあった作品。
「喜びマーク」作品です。

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