2002年・英
監督/シェーン・メドウス
出演/リス・エヴァンス

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デックは恋人シャーリーに
TV番組でプロポーズをする。
しかし突然のことに動揺した
シャーリーの返事はノー。
その番組を観ていたシャーリーの元夫ジミーは
彼女と復縁しようとノッティンガムに舞い戻り・・・
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内気だが心優しいデック役がリス・エヴァンス
シャーリーの元夫で危険な魅力のジミー役がロバート・カーライル

大きなエヴァンスと小柄なカーライルの対比が面白い。

シャーリーの娘マーリーンと仲の良いデック。
内気で不器用だが、心優しい彼。

突然家族を捨て、そしてまた突然舞い戻ってきた元夫ジミー。
危険で刺激的な魅力を持つ彼。

違うタイプの2人の間で混乱するシャーリー。

うんうん、なんとなくその気持ち分かる(笑)

母親としては堅実なデックの方を選ぶべきと思う反面
女としては苦労するとわかっていながらも
ジミーの危険な魅力に抗えない。

実の父親と暮すのが娘のためなのか?
血はつながっていなくとも、
娘と信頼関係のある恋人の方が良いのか?

そして自分はどちらを愛しているのか?


もめごとを起こす自分勝手なジミーだが
それすらも魅力的に感じられるカーライルの演技。

冷静に客観的に見れば、ジミーなんかと復縁しちゃダメと思うのだが
頭では分かっていても、でもあぁ〜と揺れてしまう魅力のジミー(笑)

カーライルの演技とエヴァンスの演技
この2つがうまく絡み合うことで互いに魅力が増している
どちらか1人ではなく、このバランスがGOOD


残念なのは、こんな2人に想われるシャーリーが
今ひとつパッとしないルックスだということ。
それが狙いなのかもしれないが、
こんな素敵な2人に思われるなら、
それなりの美人であって欲しいと
個人的にやっかみ気分で思った蛍風。

私だったらどっちを選ぼうかしら〜ん・・・(笑)

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